JP2003084161A - 波長多重伝送用低非線形光ファイバ - Google Patents

波長多重伝送用低非線形光ファイバ

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JP2003084161A
JP2003084161A JP2001274967A JP2001274967A JP2003084161A JP 2003084161 A JP2003084161 A JP 2003084161A JP 2001274967 A JP2001274967 A JP 2001274967A JP 2001274967 A JP2001274967 A JP 2001274967A JP 2003084161 A JP2003084161 A JP 2003084161A
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center core
transmission
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Taichi Oka
太一 岡
Kengo Kotani
賢吾 小谷
Hideki Shimane
英樹 島根
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WDM伝送において伝送容量、伝送距離の制
限要因となる非線形効果を抑制するために、光ファイバ
の実効断面積を大きくし、光ファイバ内の信号光パワー
密度を低下させた波長多重伝送用低非線形光ファイバを
提供することにある。 【解決手段】 センタコア1の外周に、センタコア1よ
りも屈折率が小さいサイドコア2が形成され、サイドコ
ア2の外周に、センタコア1よりも屈折率が小さくサイ
ドコア2よりも屈折率が大きいクラッド3が形成された
W型の屈折率分布構造を備え、実効断面積が160μm
2 から180μm2 であり、クラッド3に対するセンタ
コア1の比屈折率差Δn1 を0.16%以上且つ0.1
85%以下の範囲としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの実効
断面積とクラッドに対するセンタコアの比屈折率差とを
工夫して非線形効果の抑制を図った波長多重伝送用低非
線形光ファイバに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等の急速な普及に
伴い情報容量が増大し、情報の伝送媒体に対する大容量
化の要求が高まってきている。大容量化に対応する技術
の中で最も有望視されているのが波長多重(WDM:Wa
velength Division Multiplexing)伝送方式である。W
DM方式は、1本の光ファイバで複数の信号光を伝送で
きるので、伝送容量を一気に100倍程度増大させるこ
とが可能である。そこで、大陸間を結ぶ光海底ケーブル
システムのような長距離大容量伝送路へ導入が進められ
ており、実用化段階を迎えている。
【0003】WDM技術が急速に立ち上がってきた技術
的背景の一つに、光増幅技術の向上が挙げられる。光増
幅技術の一つであるエルビウムドープ光ファイバ増幅器
(EDFA:Erbium-doped Fiber Amplifier)は、減衰
した波長1.55μm帯の光を1000倍程度まで増幅
することができるので、中継器などに組み込まれて光フ
ァイバ伝送路での損失を補償する働きをする。
【0004】EDFAが組み込まれていない中継器で
は、光増幅と同時に、光を電気信号に変換(O/E変
換)し、さらに同期再生、波形修正後、再び電気信号を
光に変換(E/O変換)して光ファイバ中に戻す処理を
行っている。
【0005】一方、EDFA内中継器では、光のまま増
幅できるので、E/O、O/E変換や再生/修正処理が
ない。そのため、理屈の上では、信号光パルス幅を狭く
すればいくらでも高速化が可能であり、伝送速度制限が
ない伝送システムの構築が可能になっている。
【0006】EDFAを用いた太平洋横断光海底ケーブ
ルシステム(例えばTPC−5CN、China−US
等)は既に実用化されており、WDM技術を用いて10
0Gbit/sという大容量伝送を実現している。
【0007】従来の光ファイバとして、例えば、SM
(Single Mode)ファイバがあり、近年の光海底ケーブ
ルシステムに使用されている。SMファイバの実効断面
積(Aeff)は80μm2 程度である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大容量
化のために、WDM伝送の波長多重数を増加させると、
光ファイバに入る信号パワーが大きくなるので、光ファ
イバの実効断面積(Aeff)が80μm2 程度である
従来のSMファイバでは、光ファイバ内の信号光パワー
密度が大きくなる。そのため、非線形現象が発生すると
いう問題がある。例えば、四光波混合によるノイズの増
大と信号光の減少を引き起こすことが報告されている。
【0009】そこで、本発明の目的は、WDM伝送にお
いて伝送容量、伝送距離の制限要因となる非線形効果を
抑制するために、光ファイバの実効断面積を大きくし、
光ファイバ内の信号光パワー密度を低下させた波長多重
伝送用低非線形光ファイバを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために創案されたものであり、請求項1の発明は、
センタコアの外周に、センタコアよりも屈折率が小さい
サイドコアが形成され、サイドコアの外周に、センタコ
アよりも屈折率が小さくサイドコアよりも屈折率が大き
いクラッドが形成されたW型の屈折率分布構造を備え、
実効断面積が160μm2 から180μm2 であり、ク
ラッドに対するセンタコアの比屈折率差を0.16%以
上且つ0.185%以下の範囲とした波長多重伝送用低
非線形光ファイバである。
【0011】請求項2の発明は、クラッドに対するサイ
ドコアの比屈折率差が−0.01%以下且つ−0.1%
以上である請求項1記載の波長多重伝送用低非線形光フ
ァイバである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施の形態を
添付図面にしたがって説明する。
【0013】図1は、本発明の好適実施の形態である波
長多重伝送用低非線形光ファイバの屈折率分布を示す図
である。
【0014】図1に示すように、本発明に係る波長多重
伝送用低非線形光ファイバは、主として、大陸間を結ぶ
光海底ケーブルシステムのような長距離大容量伝送路に
用いられるものであり、特に、波長多重(WDM)伝送
方式が導入される長距離大容量伝送路に使用されるもの
である。
【0015】波長多重伝送用低非線形光ファイバは、W
型の屈折率分布構造のプロファイルを備えている。すな
わち、中心に形成されるセンタコア1の外周に、センタ
コア1よりも屈折率が小さいサイドコア2が形成され、
サイドコア2の外周に、センタコア1よりも屈折率が小
さくサイドコア2よりも屈折率が大きいクラッド3が形
成された3層構造である。サイドコア半径r2 は、セン
タコア半径r1 よりも大きくなるようにしており、クラ
ッド半径は、サイドコア半径r2 よりも大きくなるよう
にしている。
【0016】この波長多重伝送用低非線形光ファイバ
は、実効断面積、すなわちセンタコア1の断面積が16
0μm2 から180μm2 であり、クラッド3に対する
センタコア1の比屈折率差Δn1 を0.16%以上且つ
0.185%以下の範囲としている。クラッド3に対す
るサイドコア2の比屈折率差Δn2 は、負の値であり、
−0.01%以下且つ−0.1%以上としている。セン
タコア半径r1 は、約7.14μmから約7.57μm
である。
【0017】本発明に係る波長多重伝送用低非線形光フ
ァイバは、コア半径r1 が約7.14μmから約7.5
7μmと小さいので、言い換えれば、低非線形単一モー
ド光ファイバであると言える。
【0018】センタコア1は、純シリカ(SiO2 :純
粋石英)に屈折率を高めるゲルマニウム(Ge)をドー
プした層(GeO2 −SiO2 )によって形成されてい
る。サイドコア2は、純シリカ(純粋石英)に屈折率を
低下させるフッ素(F)をドープした層(F−SiO
2 )によって形成されている。クラッド3は、純シリカ
または塩素が添加された石英によって形成されている。
【0019】図2は、本実施の形態における実効断面積
が160μm2 以上で180μm2以下である光ファイ
バのクラッドに対するセンタコアの比屈折率差と、曲げ
損失、ケーブルカットオフ波長の関係をコンピュータに
よりシミュレーションを行って理論検証した結果を示す
図である。図2では、横軸をクラッドに対するセンタコ
アの比屈折率差(%)にとり、左縦軸を曲げ径20mm
時の曲げ損失(dB/m)にとり、右縦軸をケーブルカ
ットオフ波長(μm)にとっている。
【0020】また、実効断面積(Aeff)が160μ
2 時の比屈折率差と曲げ損失の関係を、実線(黒丸プ
ロット)の特性曲線aで、実効断面積が180μm2
の比屈折率差と曲げ損失の関係を、点線(灰色丸プロッ
ト)の特性曲線bで、それぞれ表している。一方、実効
断面積が160μm2 時の比屈折率差とケーブルカット
オフ波長の関係を、実線(黒四角プロット)の特性曲線
cで、実効断面積が180μm2 時の比屈折率差とケー
ブルカットオフ波長の関係を、点線(灰色四角プロッ
ト)の特性曲線dで、それぞれ表している。さらに、図
3で後述するように、実際に製造した実効断面積171
μm2 の光ファイバの比屈折率差と曲げ損失の関係を、
網がけ丸プロットで表している。
【0021】ここで、実効断面積を160μm2 に設定
したのは、従来の2倍の波長数の伝送を行う場合、光フ
ァイバに入力する信号光パワーは、2倍となるので、非
線形現象を緩和させるために必要な実効断面積は、従来
のSMファイバ(Aeff=80μm2 )の2倍以上必
要となるからである。
【0022】また、実効断面積180μm2 以下とする
のは、後述するが、想定するケーブル構造における実用
的な曲げ特性を備えることから制限される値であるから
である。
【0023】図2に示すように、実効断面積が160μ
2 の光ファイバにおいて、φ20mmの曲げ径に対す
る曲げ損失の値が60dB/m以下となるのは、特性曲
線aより、クラッドに対するセンタコアの比屈折率差が
0.16%のときである。また、カットオフ波長が1.
50μm以下となるのは、特性曲線cより、クラッドに
対するセンタコアの比屈折率差が0.21%のときであ
る。
【0024】一方、実効断面積が180μm2 の光ファ
イバにおいて、φ20mmの曲げ径に対する曲げ損失の
値が60dB/m以下となるのは、特性曲線bより、ク
ラッドに対するセンタコアの比屈折率差が0.152%
のときである。また、カットオフ波長が1.50μm以
下となるのは、特性曲線dより、センタコアの比屈折率
差が0.185%のときである。
【0025】本発明はこの点に着目し、ルースケーブル
化を行う実効断面積拡大ファイバにおいて、曲げ損失、
カットオフ波長を満たし、実効断面積が160μm2
上で180μm2 以下となるのは、光ファイバのクラッ
ドに対するセンタコアの比屈折率差が0.16%以上
0.185%以下としたことを特徴とする。
【0026】ここで、φ20mmに対する曲げ損失が6
0dB/m以下となるようにしたのは、ルースケーブル
化を行った際、曲げ損失が60dB/m以下であると曲
げ損失による伝送損失が実用上問題ないためである。ま
た、カットオフ波長を1.50μm以下としたのは、こ
れ以上の波長では、WDM実用信号波長領域である、C
バンド帯、Lバンド帯を超えてしまい伝送路として使用
が不可能となるためである。
【0027】クラッドに対するサイドコアの比屈折率差
が−0.01%以下且つ−0.1%以上としたのは、実
用信号波長領域において、カットオフ波長を長波長側に
シフトさせるにはサイドコアの比屈折率差を−0.01
%以下にする必要があるためである。また、後述するよ
うに、VAD法による製造方法において、純粋石英にフ
ッ素をドープしてクラッドに対するサイドコアの比屈折
率差を下げることのできる限界値は−0.1%であるた
めである。
【0028】次に、波長多重伝送用低非線形光ファイバ
の製造方法を説明する。
【0029】図3は、本実施の形態における波長多重伝
送用低非線形光ファイバの製造方法の一例を示す概略図
である。図3に示した製造方法は、VAD法(Vapor Ph
aseAxial Deposition:気相軸付け法)による製造方法
である。
【0030】図3に示すように、石英などからなるター
ゲット棒30は、回転引き上げ装置31につり下げられ
ており、一定速度で回転しながら上方Uへ引き上げられ
ている。ターゲット棒30の下部には、コア用バーナ3
2,33,34,35が配置されている。コア用バーナ
32は、バーナからの炎がターゲット棒30の外周面に
接触するようになっている。コア用バーナ33は、コア
用バーナ32よりやや上方で、ターゲット棒30の外周
面からやや離れた位置に配置されている。コア用バーナ
34,35も同様にして配置されている。
【0031】コア用バーナ32では、屈折率を上げるド
ーパント材(四塩化ゲルマニウム)を含んだガラス微粒
子が生成され、ターゲット棒30の下端に堆積して円柱
状のセンターコアスート36が形成される。コア用バー
ナ33では、ドーパント材が含まれないガラス微粒子が
生成されてセンターコアスート36の外周に堆積すると
共に、センターコアスート36が焼き締められる。コア
用バーナ34,35では、屈折率を下げるドーパント材
(四フッ化ケイ素)を含んだガラス微粒子が生成され、
焼き締められたセンターコアスート36の周囲に付着
し、堆積コアスート母材37が形成される。
【0032】図3で説明したVAD法による製造方法に
基づき、本実施の形態における波長多重伝送用低非線形
光ファイバの製造手順を詳述する。
【0033】コア用バーナ32に、四塩化ケイ素0.9
g/min、四塩化ゲルマニウムを36cc/minで
添加させ、ガラス微粒子を堆積させてターゲット棒30
にセンターコアスート36を形成させた。コア用バーナ
33に、四塩化ケイ素0.5g/minで添加させ、セ
ンターコアスート36の外周にガラス微粒子を堆積させ
ると共に、センターコアスート36を焼き締めた。コア
用バーナ34には、四塩化ケイ素4.0g/min、四
フッ化ケイ素を30cc/minで添加し、コア用バー
ナ35には、四塩化ケイ素12.0g/min、四フッ
化ケイ素を70cc/minで添加しながら、焼き締め
られたセンターコアスート36にガラスの微粒子を堆積
させて堆積コアスート母材37を形成した。
【0034】このときの堆積コアスート母材37の寸法
は、長さが1200mm、コアスート全体の外径φcが
128mmであった。
【0035】次に、得られた堆積コアスート母材37を
電気炉にて、温度=900℃、He=20l/min、
Cl2 =100cc/min、送り速度=3mm/mi
nで脱水処理を行った。さらに、温度=1500℃、H
e=20l/min、送り速度=2mm/minで透明
ガラス化を行ってガラス母材を形成した。
【0036】以上によって得られたガラス母材を所定の
径に延伸し、VAD法により外付け、所望の石英クラッ
ド層を形成し、その後電気炉で透明ガラス化を行った。
ガラス化母材を延伸し、直径φpが60mm、長さが1
500mmのプリフォームを得た。その後、得られたプ
リフォームを通常の線引き手法によりファイバ化する
と、長さ220kmの波長多重伝送用低非線形光ファイ
バが完成する。
【0037】製造した光ファイバのコア半径r1 は約
7.38μm、サイドコア半径r2 は31.0μmであ
った。この時、ボビン状態での波長1.55μmにおけ
る伝送損失は0.428dB/kmであった。
【0038】プリフォームを通常の線引き手法によりフ
ァイバ化した後に引き続き、光ファイバのルースケーブ
ル化を行い、光ファイバの特性を評価した。
【0039】得られた光ファイバの特性は、センタコア
の比屈折率差0.17%、サイドコアの比屈折率差−
0.03%、波長1.55μmにおいて、伝送損失0.
182dB/km、分散21.4ps/nm/km、実
効断面積171μm2 、カットオフ波長1.35μm、
波長分散の傾き0.064ps/nm2 /km(波長
1.55μmと1.56μmの分散値から求めた)と、
低非線形を実現する大有効断面積を持ち、且つ低損失な
ファイバが得られた。
【0040】このように、本実施の形態における波長多
重伝送用低非線形光ファイバは、φ20mmに対する曲
げ損失が60dB/m以下となるようにして光ファイバ
をルースケーブル化する条件を満たし、しかも、カット
オフ波長が1.50μm以下となるようにしている。
【0041】すなわち、光ファイバの実効断面積を16
0μm2 から180μm2 と大きくして光ファイバ内の
信号光パワー密度を低下させ、クラッドに対するセンタ
コアの比屈折率差を0.16%以上且つ0.185%以
下の範囲としているので、WDM伝送において波長多重
数を増加させても、非線形効果を抑制することができ
る。これにより、ルースケーブル化が可能となる。
【0042】また、耐応力特性を考慮しているため、ル
ースケーブル化しても損失増加がなく、総合歩留まりが
向上するという利点がある。本発明は、実用化可能な光
ファイバで、最大の実効断面積(Aeff)を達成する
ものである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のごとき優れた効果を発揮する。
【0044】(1)光ファイバをルースケーブル化する
条件のもと、非線形効果を抑制した実効断面積拡大ファ
イバを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態である波長多重伝送用
低非線形光ファイバの屈折率分布を示す図である。
【図2】本発明の好適実施の形態におけるクラッドに対
するセンタコアの比屈折率差と曲げ損失およびケーブル
カットオフ波長の関係を示す図である。
【図3】波長多重伝送用低非線形光ファイバの製造方法
の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 センタコア 2 サイドコア 3 クラッド Δn1 クラッドに対するセンタコアの比屈折率差 Δn2 クラッドに対するサイドコアの比屈折率差 r1 センタコア半径 r2 サイドコア半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島根 英樹 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内 Fターム(参考) 2H050 AA01 AB03Z AC14 AC38 AD01 AD16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタコアの外周に、センタコアよりも
    屈折率が小さいサイドコアが形成され、サイドコアの外
    周に、センタコアよりも屈折率が小さくサイドコアより
    も屈折率が大きいクラッドが形成されたW型の屈折率分
    布構造を備え、実効断面積が160μm2 から180μ
    2 であり、クラッドに対するセンタコアの比屈折率差
    を0.16%以上且つ0.185%以下の範囲としたこ
    とを特徴とする波長多重伝送用低非線形光ファイバ。
  2. 【請求項2】 クラッドに対するサイドコアの比屈折率
    差が−0.01%以下且つ−0.1%以上である請求項
    1記載の波長多重伝送用低非線形光ファイバ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007139857A (ja) * 2005-11-15 2007-06-07 Fujikura Ltd シングルモード光ファイバ及びファイバレーザ
JP2010243998A (ja) * 2009-03-16 2010-10-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ファイバ

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