JP2003083838A - オリマルジョン油の漏洩検知方法及び装置 - Google Patents

オリマルジョン油の漏洩検知方法及び装置

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JP2003083838A
JP2003083838A JP2002074346A JP2002074346A JP2003083838A JP 2003083838 A JP2003083838 A JP 2003083838A JP 2002074346 A JP2002074346 A JP 2002074346A JP 2002074346 A JP2002074346 A JP 2002074346A JP 2003083838 A JP2003083838 A JP 2003083838A
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orimulsion
mesh
adhesion
brightness
basin
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JP2002074346A
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English (en)
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Akira Komatsubara
彰 小松原
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Kansai Electric Power Co Inc
Original Assignee
Kansai Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オリマルジョン油は油粒子が水分子で被われ
ているため、油検知センサに直接接触せず、また揮発性
ガスも発生しないため、オリマルジョン油がリークして
も検出が不可能であった。 【解決手段】 回動する半透明メッシュベルト6のメッ
シュ面にオリマルジョンを付着させ、照明手段9及び撮
影手段10により、メッシュ面を撮影し、撮影されたメ
ッシュ面の画像の輝度プロファイルを解析して、オリマ
ルジョンを検知することを特徴とするオリマルジョン検
知方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイラ用燃料油と
して使用されるオリマルジョン油の漏洩検知方法及び装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、オリマルジョン油はボイラ用の燃
料として使用されているが、油粒子が水分子で被われて
いるエマルジョンであるため、水分の影響を受け、ま
た、揮発性ガスも発生しないため、従来の油検知センサ
では漏洩の有無を正確に検知できず、また、ガス検知に
よっても検知できなかった。
【0003】従来より油の漏洩検知方法として、油から
発生する揮発性の可燃性ガスを検出する方法、液体に微
量の蛍光性物質を添加し、光を照射することにより液漏
を検知する方法、油の付着による検知素子の抵抗値の変
化・誘電率の変化を検出する方法、画像処理により漏油
前後の輝度差を検出する方法、あるいは水に混入した漏
洩油については、油が水面に浮く性質を利用し、水と油
の誘電率の差を検出する方法、レーザーの反射光の強度
差を利用する方法等が適用されている。
【0004】しかし、これらの油の漏洩検知方法をオリ
マルジョン油の漏洩検知に適用しても、上記した通りオ
リマルジョン油は油粒子が水分子で被われているため、
また、揮発性ガスを発生しないため、上記検知方法にて
漏洩を検知することはできなかった。
【0005】そのため、オリマルジョン油の漏洩検知装
置として、ドレン水を採取して加熱し、ドレン水中に混
入したオリマルジョン油の揮発性油分を発生させる容器
と、該容器から発生するオリマルジョン油の揮発性油分
を検出して警報信号を出力するセンサとを備えたオリマ
ルジョン油の漏洩検知装置が提案されている。しかし、
この検知装置では、ドレン水を加熱して、オリマルジョ
ン油の揮発性油分を発生する手段が必要なことから、漏
洩検査に長時間を要し、リアルタイムで検知を行うこと
はできなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、オリマ
ルジョン油は油粒子が水分子で被われていて水分の影響
を受け、また揮発性ガスも発生しないため、例えば配管
のフランジ、弁のグランド部などからオリマルジョン油
がリークしても検出が不可能であり、また、既提案のオ
リマルジョン油の漏洩検知装置では、ドレン水を加熱し
てオリマルジョン油の揮発性油分を発生する手段が必要
なことから、リアルタイムでの検知を行うことができ
ず、漏洩を迅速に検知することはできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
技術が有する課題を解決するもので、水中に浮遊してい
るオリマルジョンを半透明メッシュベルトに付着させ、
オリマルジョンの付着したベルトを、画像処理すること
によりオリマルジョンの漏洩を検知し、さらには、メッ
シュベルトに付着した異物を検知し、誤検知を防止でき
る検知方法と、さらには、オリマルジョンを付着するた
めのベルトと、ベルトを回転させ水と接触させるための
駆動機構と、オリマルジョンの付着の有無を判別するた
めの照明・撮影装置・画像処理回路部等から構成される
検知装置を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、オリマルジョンが混入した水に半透明メッシュベル
トを浸漬して、メッシュ面にオリマルジョンを付着さ
せ、メッシュ面を照明手段及び撮影手段により撮影し、
撮影されたメッシュ面の画像の輝度プロファイルを解析
して、メッシュ面に付着したオリマルジョンを検知する
ことを特徴とするもので、本発明によれば、従来の方法
では検知が困難であったオリマルジョンの検知が可能で
あり、ベルトをメッシュ構造にすることにより、さらに
は、バブルを発生させることにより、漏洩量が少ないオ
リマルジョンの漏油についても、短時間で高精度の検知
が可能である。また、ゴミや落ち葉がベルトに付着した
場合の誤検知が防止できる画像処理アルゴリズムを構築
することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、透過照明を用い
てメッシュ面を撮影し、メッシュの横1ライン毎の輝度
プロファイルにおける、背景照明部分の輝度に対するメ
ッシュ部分の輝度低下の度合を対比して、オリマルジョ
ンの付着を検知することを特徴とするもので、高精度ま
た照明輝度の変動を受けにくい高信頼度なオリマルジョ
ン検知方法を提供することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、メッシュ部分の
輝度変化の周期性を判別することにより、メッシュ部分
に付着した異物を検知することを特徴とするもので、ゴ
ミや落ち葉がベルトに付着した場合の誤検知を防止する
ことができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、メッシュ面の輝
度プロファイルの解析は、背景照明レベルにより輝度を
検知する工程と、予め設定されたオリマルジョン付着を
判定する閾値により輝度を2値化する工程と、連続する
オリマルジョン付着を示す画素に基づきオリマルジョン
付着部を検出する工程と、オリマルジョン付着部の箇数
を検知し、オリマルジョン付着ラインを判定する工程
と、オリマルジョン付着ラインの連続する存在によって
オリマルジョン付着を判定するオリマルジョン付着判定
工程により行うことを特徴とするもので請求項1〜3に
記載の発明と同じ作用を有する。
【0012】請求項5に記載の発明は、メッシュ面の輝
度プロファイルの解析は、背景照明レベルにより輝度を
検知する工程と、予め設定されたメッシュ面の汚れを判
定する閾値により輝度を2値化する工程と、メッシュ汚
れ部を検出する工程と、汚れ判定工程により汚れ付着を
判定する一次判定工程と、オリマルジョン付着を判定す
る閾値により輝度を2値化する工程と、オリマルジョン
付着部を検出する工程と、オリマルジョン付着判定工程
によりオリマルジョン付着を判定する二次判定工程から
なり、二次判定工程のオリマルジョン付着判定工程でオ
リマルジョン漏洩検知を行い、オリマルジョン漏洩が検
知されなかった場合、一定時間経過後メッシュの汚れ付
着と判断することを特徴とするもので、泥による汚れを
検知することにより、オリマルジョンの検知をより正確
に行うことができる。
【0013】請求項6に記載の発明は、水上部とオリマ
ルジョンが混入した水が貯留する溜桝を移動し、水と接
触するように設けた半透明メッシュベルトと、メッシュ
ベルトに向けて光を照射する照明手段と、照明手段に対
向して設け、解析手段を有する撮影手段を備えたオリマ
ルジョン検知装置であって、撮影されたメッシュ面の画
像の輝度プロファイルを解析して、オリマルジョンを検
知することを特徴とするもので、請求項1記載の発明が
有する作用に加えて、簡単な装置によりオリマルジョン
検知することができる作用を有する。
【0014】請求項7に記載の発明は、メッシュベルト
を駆動プーリと被動プーリ間に張設し、被動プーリを溜
桝内に設けたことを特徴とするもので、請求項6記載の
発明と同じ作用を有する。
【0015】請求項8に記載の発明は、駆動メッシュベ
ルトを円筒状回転ドラムの円筒面に張着固定し、円筒状
ドラムを円筒面の一部が溜桝内に浸漬するように設けた
ことを特徴とするもので、メッシュベルト移動時に、メ
ッシュベルト自体に直接応力が加わらないため、ベルト
の耐久性が向上し、かつベルト交換も円筒状ドラムごと
で行えるため、保守性を向上することができる。
【0016】請求項9に記載の発明は、オリマルジョン
検知装置を、オリマルジョンが混入した水が貯留する溜
桝にフロートするフロート部材上に設けたことを特徴と
するもので、請求項6記載の発明と同じ作用を有する。
【0017】請求項10に記載の発明は、フロート部材
は、間隔を設けて四角形の四隅に配設した4個のフロー
トを連結部材で連結して形成され、フロートの一側に
は、円筒状回転ドラムの駆動手段を、他側には、照明手
段及び撮影手段を有する電源手段を設けたことを特徴と
するもので、溜桝内における検知装置の揺動を防止する
ことができる。
【0018】請求項11に記載の発明は、駆動手段及び
電源手段を耐水性ケースに収納し、かつ低重心とすると
ともに、ケースの沈水部分を水上部分より大きくしたこ
とを特徴とするもので、請求項10記載のオリマルジョ
ン検知装置と同じ作用を有する。
【0019】請求項12に記載の発明は、溜桝内にバブ
ル発生装置を設け、溜桝内に貯留するオリマルジョンが
混入した水を攪拌することを特徴とするもので、短時間
でメッシュにオリマルジョンを付着させることができ、
短時間で高精度の検知が可能となる。
【0020】請求項13に記載の発明は、オリマルジョ
ン検知装置を、溜桝上に固定設置し、メッシュベルトを
溜桝に流下するオリマルジョンが混入した水と接触する
ように配設したことを特徴とするもので、請求項6記載
の発明と同じ作用を有する。 〔実施の形態1〕以下本発明の一実施の形態のオリマル
ジョン油の漏洩検知装置について、図面を参照して説明
する。
【0021】図1は本発明の一実施の形態のオリマルジ
ョン油漏洩検知装置を示す概要図、図2は溜桝の設置状
態を示す平面図、図3、図4は他の実施の形態の漏洩検
知装置を示す概要図である。
【0022】図1において、1は溜桝で、図2に示すよ
うに配管フランジ16に近接して設けられ、ピット17
を介して配管フランジ16から漏洩したオリマルジョン
が流入するように構成されている。2は溜桝上にフロー
トを介して設置された漏洩検知装置、3は溜桝の貯留水
上に浮く発泡スチロール等から形成されるフロート部
材、4は溜桝1の両側部に設けられ、漏洩検知装置2の
上下動をガイドするガイドポール、5は漏洩検知装置2
から延設され、ガイドポール4に貫挿されるガイドスラ
イダ、6は漏洩検知装置2と溜桝1の貯留水間に張設さ
れた半透明のプラスチックメッシュベルト、7は装置本
体2に設けられ、モータ(図示せず)により駆動し、メ
ッシュベルト6を回動する駆動プーリ、8は装置本体2
から、貯留水内に延設された支持部材(図示せず)に支
持され、貯留水内でメッシュベルト6を駆動プーリ7と
で張設する被動プーリ、9はメッシュベルト6の内側か
ら外側に向けて光を照射し、透過照明を行う照明手段
で、例えば青色LEDが用いられる。10は照明手段9
に対向して、メッシュベルト6の外側に設けたモノクロ
カメラ、11は溜桝1内に設けたバブル発生装置であ
る。図2において、16は配管フランジ、17は配管フ
ランジ下部に設けられ、漏洩オリマルジョンを溜桝1に
排出するピットである。
【0023】本実施の形態による漏洩検知装置2は、溜
桝1でフロートするフロート部材3上に設けられ、上下
移動はガイドポール4とスライダ5によりガイドされ
る。メッシュベルト6は検知装置2に設けられたモータ
により回動する駆動プーリ7と溜桝1内の貯留水中に設
けられた被動プーリ8間に張設されて回動し、メッシュ
ベルト6により水中に浮遊するオリマルジョンをメッシ
ュ面に付着させ、メッシュベルト6を水面上に移動させ
て、照明手段9、カメラ手段10および画像処理回路部
(図示せず)から構成される検知手段により、メッシュ
ベルト6に付着したオリマルジョンの画像解析を行うも
のである。
【0024】また、メッシュベルト6に使用される材質
としては、ゴミや土砂が付着しにくく、オリマルジョン
が付着し易い材質であるポリエチレン等が適している。
【0025】本発明では、ベルトにメッシュ構造を採用
することによって、オリマルジョンがベルトに付着し易
くなり、さらに、溜桝1内に滞留する水をバブル発生装
置11でバブルを発生することにより、オリマルジョン
の付着効果を大きくでき、低濃度のオリマルジョン(オ
リマルジョンの少量漏洩)であっても、短時間で高精度
の検知が可能となる。
【0026】また、メッシュベルト6の配置は、オリマ
ルジョンが混った水が、溜桝1内で流れとなってメッシ
ュベルト6と衝突する場合は、メッシュベルト6はメッ
シュベルト6の付着面が流れの方向に対して斜め状に配
置するのが好適であり、オリマルジョンの混った水が溜
桝1内に静的に流入する場合は、メッシュベルト6は垂
直状に配置するのが好ましい。
【0027】また、メッシュベルト6の回転速度は、オ
リマルジョンが付着するための滞留時間と画像処理の検
知精度、検知時間を考慮して決められる。
【0028】図3(a)(b)は、本発明の他の実施の
形態を示す。図1に示す実施の形態においては、メッシ
ュベルト6を駆動プーリ7、被動プーリ8間に張設し、
被動プーリ8を溜桝1内に設けた型式であるのに対し
て、この実施の形態においては、駆動メッシュベルト6
を円筒状回転ドラム18の円筒面に張着固定し、円筒状
ドラム18の一部を溜桝1内に浸漬可能に、円筒状ドラ
ム18を溜桝1上に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0029】図3(a)(b)において、円筒状ドラム
18は溜桝1上に設けられ、メッシュベルト6上にオリ
マルジジョンが付着するように、その下部が溜桝1の水
内を通るように設置されている。
【0030】図において、1は溜桝で、図2に示すよう
に配管フランジ16に近接して設けられ、ピット17を
介して配管フランジ16から漏洩したオリマルジョンが
流入するように構成されている。2は溜桝上にフロート
を介して設置された漏洩検知装置、3は溜桝の貯留水上
に浮く発泡スチロール等から形成されるフロート部材、
6は漏洩検知装置2上で回転する円筒状ドラムの円筒面
に張設されたメッシュベルト、18は装置本体2に設け
られ、モータ19により駆動し、一部が溜桝内の水に浸
されるように設置された円筒状回転ドラム、18aはメ
ッシュベルト6が張設される金属フレーム、9はメッシ
ュベルト6の外側から内側に向けて光を照射する照明手
段、10は照明手段9に対向して、メッシュベルト6の
内側に設けたモノクロカメラ、11は溜桝1内に設けた
バブル発生装置である。
【0031】この実施の形態においては、メッシュベル
ト6は、装置本体2に回転可能に軸架された円筒状回転
ドラム18の金属フレーム18aに張設・固定されてお
り、メッシュベルトの移動時には、ベルト自体に直接応
力が加わらないため、メッシュベルトの耐久性が向上
し、かつベルト交換も円筒状ドラム18毎で行えるた
め、保守性も向上するという効果を有する。
【0032】図4〜図6は、上記実施の形態をさらに改
良した実施の形態を示す。本実施の形態においても、駆
動メッシュベルト6を円筒状回転ドラム18の円筒面に
張着固定し、円筒状ドラム18を溜桝1内に浸浸し、円
筒状ドラム18の内側にカメラユニットを、カメラユニ
ットに対向して円筒状ドラム18の外側に照明ユニット
を配置した構成とした点では前記実施の形態と同じであ
る。
【0033】本実施の形態においては、漏洩検査装置が
溜桝の貯留水の揺れ等によっても溜桝内で安定した状態
で動作できるように改良した構造としたものである。
【0034】以下、図4〜図6を参照して、本実施の形
態について説明する。
【0035】図4は、本実施の形態の全体構造を示す斜
視図、図5は各ユニットの分解斜視図、図6は漏洩検査
装置からカバーを分離した状態を示す斜視図である。
【0036】図において、3a〜3dはフロートで、そ
れぞれ4個のフロート3a〜フロート3dに分割されて
おり、各フロート略八角形のフロートフレーム20によ
り連結され、フロート3a、3b間には電源ユニット1
3aが介装される間隔が、またフロート3c、3d間に
は円筒状ドラム18を駆動する駆動ユニット19aが介
装される間隔が設けられ、それぞれ四角形の四隅に配設
される。電源ユニット13aには、カメラユニット10
及びカメラユニット10に対向して設けられた照明ユニ
ット9が設けられており、電源ユニット13a自体は塗
装したアルミ製の耐水性のケースに収納されている。
【0037】また、駆動ユニット19aも電源ユニット
13aと同様に塗装したアルミ製の耐水性のケースに収
納され、モーターにはより軽量のものを用い、装置全体
の軽量化と重心位置をより下方になるように装備されて
いる。
【0038】このようにすることにより、検知装置2の
重心がより低くなり、ケースの沈水部分を水上部分より
大きくすることができ、検知装置2が溜桝1の貯留水の
揺動等により転倒し易い欠点を解消することができる。
【0039】また、カバー21にバランサー22を取り
付け、検知装置2の前後方向の重心位置を検知装置の中
心付近とすることにより、前後方向の揺れの発生を防止
し、安定した検知を行うことができる。
【0040】図7は本発明の他の実施の形態を示す。図
1に示す実施の形態においては、漏洩検知装置2は、溜
桝1上のフロートに設置される型式であるのに対して、
この実施の形態においては、漏洩検査装置2を溜桝1上
に固定設置し、メッシュベルト6にピット17から溜桝
1に流れる流下水を直接衝突する型式としたものであ
る。
【0041】図7において、被動プーリ8は、ピット1
7から溜桝1に流れる流下水がメッシュベルト6に直接
衝突できるように溜桝1上部に設けられている。
【0042】8aは装置本体2側に設けたガイドプー
リ、12は画像処理回路部、13はAC電源、14は装
置本体2が設置される構造物で、溜桝1上に設けられた
櫓、15はピット17から流入する流下水に混入するゴ
ミ等の異物の流入を防ぐ柵である。その他の構成につい
ては図1の実施の形態と同じであり、同一符号を付し
て、説明を省略する。
【0043】この実施の形態においては、メッシュベル
ト6は、装置本体2に設けられた駆動プーリ7、ガイド
プーリ8aとピット17から溜桝1に流入する流下水の
経路に設けられた被動プーリ8間に張設されている。そ
のため流下水がピット17から溜桝1に流入する場合に
必ずメッシュベルト6に衝突し、メッシュ上にオリマル
ジョンを付着する。メッシュベルト6はモータにより回
動し、装置本体に設けた照明手段からの照明により、撮
影手段であるカメラ上にメッシュに付着したオリマルジ
ョンが撮影され、画像処理回路部12で画像解析され
て、短時間でオリマルジョンの検知が行われる。 〔実施の形態2〕図8はモノクロカメラで撮影し、左半
分にオリマルジョン油が付着したメッシュの透過画像、
図9は図8の画像の中央の横1ラインの輝度プロファイ
ルで、縦軸は輝度で、上に行くほど輝度が高く、また横
軸はメッシュの横方向位置に対応した画素を表してい
る。メッシュ部分はオリマルジョン油が付着がなくても
背景照明部分に比べて輝度が低下するが、オリマルジョ
ン油が付着すると輝度はより大きく低下する。図8では
背景照明輝度を100%とすると、非オリマルジョン付
着格子の輝度は透過照明輝度の75%以下、オリマルジ
ョン付着格子の輝度は50%以下となっている。このよ
うに、背景照明部分に対して、所定割合以上に輝度が低
下した部分をオリマルジョン油付着部として検知でき
る。
【0044】またこの方法は、背景照明の輝度を基準と
して格子の輝度低下の度合いを見るので、照明変動の影
響を受けにくい。例えば、図10はメッシュの左部分に
オリマルジョン油が付着した画像の横1ラインの輝度プ
ロファイル、図11は照明輝度を50%低下させたとき
の同メッシュの横1ラインの輝度プロファイルである
が、背景照明輝度が低下した場合でも、オリマルジョン
の付着検知が可能である。
【0045】また、もう一つの検知条件として輝度変化
の周期性を判別することにより、異物(ゴミ、異物)付
着を検知し、異物が付着して連続的に輝度低下が起こっ
た場合に、オリマルジョン油の付着であると誤検知する
ことを防ぐことができる。例えば、図12はオリマルジ
ョン付着部分、非オリマルジョン付着部分に異物が付着
した場合の透過照明による画像であり、図13、図14
にはオリマルジョン付着部分、非付着部分それぞれの異
物を含む横1ラインの輝度プロファイルを示す。どちら
も異物部分では輝度変化の周期性が失われて輝度が低く
なっており、この周期性を判別することによって、オリ
マルジョンと異物を区別することができる。
【0046】以上の考え方に基づいて、作成したオリマ
ルジョン付着検知アルゴリズムの処理フローを図15に
示す。入力された画像に対して、まず、1ラインごとに
処理を行って各ラインのオリマルジョン付着の有無を判
定し、その後、最終的なオリマルジョン付着判定を行っ
ている。 (背景照明レベル検知)背景照明部分(穴の透過光)は
格子部分よりも輝度が大きく、その中でも最も明るい
点、つまり1ライン中の最大輝度値を背景照明レベルと
して検出する。(閾値決定)オリマルジョン付着を検出
するための閾値(第一閾値)を、背景照明レベルの例え
ば50%程度に設定する。またヒステリシス特性を持た
せるための第二閾値を例えば75%程度に設定する。 (2値化)決められた閾値によって2値化を行う。輝度
が小さいオリマルジョン付着格子は“0”非オリマルジ
ョン付着格子と背景照明部分は“1”となる。第二閾値
を設けることによって、閾値が一つだけの場合に比べて
誤検知を抑えながら検知感度を上げることが期待でき
る。 (オリマルジョン付着部候補検出)1ライン上でオリマ
ルジョンが付着しているメッシュの縦線の数を数えるも
ので、メッシュの縦線幅に相当する画素数の1/2〜2
倍程度“0”の画素が連続する部分をオリマルジョン付
着候補として検出し、その箇所数をカウントする。メッ
シュ縦線幅を検出条件に加えることにより、輝度変化の
周期性を条件に加えていることになり、異物が付着して
“0”の画素が連続する部分はオリマルジョン付着候補
として検出されなくなる。 (オリマルジョン付着ライン判定)検出されたオリマル
ジョン付着候補の箇所数が、1ライン中に存在するメッ
シュ縦線数の半数程度以上であるとき、そのラインをオ
リマルジョン付着ラインと判定する。 (オリマルジョン付着判定)オリマルジョン付着ライン
が数ライン連続して存在することがあった場合に、オリ
マルジョン付着を検知したと判定する。この実施の形態
によるメッシュ面の輝度プロファイルの解析は、背景照
明レベルにより輝度を検知する工程と、予め設定された
オリマルジョン付着を判定する閾値により輝度を2値化
する工程と、連続するオリマルジョン付着を示す画素に
基づきオリマルジョン付着部を検出する工程と、オリマ
ルジョン付着部の箇数を検知し、オリマルジョン付着ラ
インを判定する工程と、オリマルジョン付着ラインの連
続する存在によってオリマルジョン付着を判定するオリ
マルジョン付着判定工程により行われる。
【0047】また、この判定手続をさらに改良したもの
が図16に示すオリマルジョン付着検知アルゴリズムに
よる処理フローである。上記した処理フローは、ゴミ付
着等についてはオリマルジョン付着と見なさず、また透
過照明を用いて相対輝度を比較しているので、照明の輝
度劣化の影響を受ない特徴があった。しかし、泥水でメ
ッシュが汚れた場合にはオリマルジョン付着と誤検知す
ることがあるため、この誤検知を改善したのが図16に
示すアルゴリズムである。この実施の形態によるメッシ
ュ面の輝度プロファイルの解析は、背景照明レベルによ
り輝度を検知する工程と、予め設定されたメッシュ面の
汚れを判定する閾値により輝度を2値化する工程と、メ
ッシュ汚れ部を検出する工程と、汚れ判定工程により汚
れ付着を判定する一次判定工程と、オリマルジョン付着
を判定する閾値により輝度を2値化する工程と、オリマ
ルジョン付着部を検出する工程と、オリマルジョン付着
判定工程によりオリマルジョン付着を判定する二次判定
工程からなり、二次判定工程のオリマルジョン付着判定
工程でオリマルジョン漏洩検知を行い、オリマルジョン
漏洩が検知されなかった場合、一定時間経過後メッシュ
の汚れ付着と判断され、泥水が混ざる可能性が大きい場
合において有利である。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、従来の方法では検知が
困難であったエマルジョン化したオリマルジョンの検知
が可能であり、とくに、漏洩量が少ないオリマルジョン
の漏油についても、ベルトをメッシュ構造にすることに
より、さらに、バブルを発生させることにより、短時間
で高精度の検知が可能である。また、ベルトをメッシュ
構造にすることにより、ゴミや落ち葉がベルトに付着し
た場合の誤検知が防止でき、さらにメッシュベルトの泥
による汚れを検知することにより、オリマルジョンの検
知を正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のオリマルジョン油漏洩
検査装置を示す概要図である。
【図2】溜桝の設置状態を示す平面図である。
【図3】他の実施の形態のオリマルジョン油漏洩検知装
置を示す概要図である。(a)は正面図、(b)は側面
図である。
【図4】他の実施の形態のオリマルジョン油漏洩検知装
置を示す概要図である。
【図5】図4のユニット分解斜視図である。
【図6】図4のカバーが分離された状態を示す斜視図で
ある。
【図7】他の実施の形態のオリマルジョン油漏洩検知装
置を示す概要図である。
【図8】メッシュの透過照明画像である。
【図9】輝度プロファイルである。
【図10】輝度プロファイルである。
【図11】輝度プロファイルである。
【図12】メッシュの透過照明画像である。
【図13】輝度プロファイルである。
【図14】輝度プロファイルである。
【図15】アルゴリズムの処理フローである。
【図16】アルゴリズムの処理フローである。
【符号の説明】
1 溜桝 2 漏洩検査装置 3 フロート 3a〜3d フロート 4 ガイドポール 5 ガイドスライダ 6 半透明メッシュベルト 7 駆動プーリ 8 被動プーリ 8a ガイドプーリ 9 照明手段 10 カメラ 11 バブル発生装置 12 回路部 13 AC電源 13a 電源ユニット 14 櫓 15 柵 16 配管フランジ 17 ピット 18 円筒状ドラム 18a 金属フレーム 19 モータ 19a 駆動ユニット 20 フロートフレーム 21 カバー 22 バランサー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリマルジョンが混入した水に半透明メ
    ッシュベルトを浸漬して、メッシュ面にオリマルジョン
    を付着させ、メッシュ面を照明手段及び撮影手段により
    撮影し、撮影されたメッシュ面の画像の輝度プロファイ
    ルを解析して、メッシュ面に付着したオリマルジョンを
    検知することを特徴とするオリマルジョン検知方法。
  2. 【請求項2】 透過照明を用いてメッシュ面を撮影し、
    メッシュの横1ライン毎の輝度プロファイルにおける、
    背景照明部分の輝度に対するメッシュ部分の輝度低下の
    度合を対比して、オリマルジョンの付着を検知すること
    を特徴とする請求項1記載のオリマルジョン検知方法。
  3. 【請求項3】 メッシュ部分の輝度変化の周期性を判別
    することにより、メッシュ部分に付着した異物を検知す
    ることを特徴とする請求項2記載のオリマルジョン検知
    方法。
  4. 【請求項4】 メッシュ面の輝度プロファイルの解析
    は、背景照明レベルにより輝度を検知する工程と、予め
    設定されたオリマルジョン付着を判定する閾値により輝
    度を2値化する工程と、連続するオリマルジョン付着を
    示す画素に基づきオリマルジョン付着部を検出する工程
    と、オリマルジョン付着部の箇数を検知し、オリマルジ
    ョン付着ラインを判定する工程と、オリマルジョン付着
    ラインの連続する存在によってオリマルジョン付着を判
    定するオリマルジョン付着判定工程により行うことを特
    徴とする請求項1〜3いずれかに記載のオリマルジョン
    検知方法。
  5. 【請求項5】 メッシュ面の輝度プロファイルの解析
    は、背景照明レベルにより輝度を検知する工程と、予め
    設定されたメッシュ面の汚れを判定する閾値により輝度
    を2値化する工程と、メッシュ汚れ部を検出する工程
    と、汚れ判定工程により汚れ付着を判定する一次判定工
    程と、オリマルジョン付着を判定する閾値により輝度を
    2値化する工程と、オリマルジョン付着部を検出する工
    程と、オリマルジョン付着判定工程によりオリマルジョ
    ン付着を判定する二次判定工程からなり、二次判定工程
    のオリマルジョン付着判定工程でオリマルジョン漏洩検
    知を行い、オリマルジョン漏洩が検知されなかった場
    合、一定時間経過後メッシュの汚れ付着と判断すること
    を特徴とする請求項1〜3いずれかに記載のオリマルジ
    ョン検知方法。
  6. 【請求項6】 水上部とオリマルジョンが混入した水が
    貯留する溜桝内を移動し、水と接触するように設けた半
    透明メッシュベルトと、メッシュベルトに向けて光を照
    射する照明手段と、照明手段に対向して設け、解析手段
    を有する撮影手段を備えたオリマルジョン検知装置であ
    って、撮影されたメッシュ面の画像の輝度プロファイル
    を解析して、オリマルジョンを検知することを特徴とす
    るオリマルジョン検知装置。
  7. 【請求項7】 メッシュベルトを駆動プーリと被動プー
    リ間に張設し、被動プーリを溜桝内に設けたことを特徴
    とする請求項6記載のオリマルジョン検知装置。
  8. 【請求項8】 メッシュベルトを円筒状回転ドラムの円
    筒面に張着固定し、円筒状ドラムを円筒面の一部が溜桝
    内に浸漬するように設けたことを特徴とする請求項6記
    載のオリマルジョン検知装置。
  9. 【請求項9】 オリマルジョン検知装置を、溜桝にフロ
    ートするフロート部材上に設けたことを特徴とする請求
    項6から8いずれかに記載のオリマルジョン検知装置。
  10. 【請求項10】 フロート部材は、間隔を設けて四角形
    の四隅に配設した4個のフロートを連結部材で連結して
    形成され、フロートの一側には、円筒状回転ドラムの駆
    動手段を、他側には、照明手段及び撮影手段を有する電
    源手段を設けたことを特徴とする請求項8記載のオリマ
    ルジョン検知装置。
  11. 【請求項11】 駆動手段及び電源手段を耐水性ケース
    に収納し、かつ低重心とするとともに、ケースの沈水部
    分を水上部分より大きくしたことを特徴とする請求項1
    0記載のオリマルジョン検知装置。
  12. 【請求項12】 溜桝内にバブル発生装置を設け、溜桝
    内に貯留する水を攪拌することを特徴とする請求項6か
    ら11いずれかに記載のオリマルジョン検知装置。
  13. 【請求項13】 オリマルジョン検知装置を、溜桝上に
    固定設置し、メッシュベルトを溜桝に流下するオリマル
    ジョンが混入した水と接触するように配設したことを特
    徴とする請求項6記載のオリマルジョン検知装置。
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