JP2000199742A - 油膜検知装置 - Google Patents

油膜検知装置

Info

Publication number
JP2000199742A
JP2000199742A JP11000414A JP41499A JP2000199742A JP 2000199742 A JP2000199742 A JP 2000199742A JP 11000414 A JP11000414 A JP 11000414A JP 41499 A JP41499 A JP 41499A JP 2000199742 A JP2000199742 A JP 2000199742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
oil film
water surface
measuring
float
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11000414A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsuhisa Hiraoka
睦久 平岡
Naohiro Noda
直広 野田
Takashi Inui
貴誌 乾
Masakatsu Fukuda
政克 福田
Hiroshi Tada
弘 多田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP11000414A priority Critical patent/JP2000199742A/ja
Publication of JP2000199742A publication Critical patent/JP2000199742A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】浄水場、養殖場や工場排水施設などに流出入す
る油分を水面上の油膜で検知する油膜検知装置は、河川
など水位の変動と共に流れがある場所で使用すると、流
れ方向の力でセンサ部が水面に対して傾き、反射光の光
軸がずれるという問題がある。本発明はこの課題を解決
し、水位の変動と流れがあっても油膜の安定した連続自
動計測が可能な油膜検知装置を提供することにある。 【解決手段】1)センサ部を水面上に浮かせる浮きと、
浮きの動きを限定する筒状ガイド、2)センサ部と浮き
を水平方向に連結して水面上に吊るすアーム、3)セン
サ部用の浮きとジンバリング機構、4)投光・測定・支
持手段と投光・受光ミラー用の浮きと筒状ガイド、5)
投光・測定・支持手段と光ファイバ用の浮きと、筒状ガ
イド等を備えることで、上記の目的を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水面上の油膜を検
知する装置に関する。詳しくは、浄水場、養殖場などに
流入する油分、また、工場排水施設などから流出する油
分を、水面上の油膜として自動的に検知する油膜検知装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】浄水場においては、原水の油汚染が水質
事故の約半数を占め取水停止や浄水場の清掃が必要にな
る重大事故であるために、また、養殖場では、油の流入
によって生産物が汚染または死滅する危険があるため
に、これらの取水施設への油の流入を常時監視する方法
と装置が求められている。一方、工場排水においては、
油分の混入した排水を公共水域に排出することは水質汚
染として社会的な問題であり、排水基準を満たす必要が
あるために、処理後の排水中に油分が残っているかどう
かを連続的に監視する方法と装置が求められている。
【0003】浄水場において取水への油の流入を非接触
で連続自動検知する方法としては、反射率測定法と 偏
光解析法による油膜検知装置が知られている。反射率測
定法は、光源にレーザやLEDを用いて光線を水面上に
あて、水面から反射した反射光の光量を光検出器で測定
し、水面の反射率が油膜の存在によって増大することを
利用して油膜を検知するものである。
【0004】偏光解析法は、光源にレーザやLEDを用
いて光線を水面上にあて、水面から反射した反射光の偏
光状態を偏光解析光学系で測定し、偏光状態が油膜の存
在によって油膜のない場合に対して変化することを利用
して油膜を検知するものである。本発明者らによって特
願平9−90453号で出願中の、この偏光解析法によ
る油膜検知装置は、水面の波立ちの影響を受けにくいと
いう特徴をもつ。
【0005】偏光解析法による油膜検知装置の構成例を
図6に示す。投光手段にレーザー光源1を用い、レーザ
ー光源1からの光ビーム2を油膜3の浮遊する波立った
水面4に斜めから照射する。水面4から反射した反射光
5の偏光状態を測定手段6で測定する。測定手段6の詳
細は以下の通りで、水面の波立ちによって様々な方向へ
散乱する反射光5のうち一定の角度で反射した反射光を
ピンホール7で受光し、受光した光を偏光ビームスプリ
ッタ8で光軸と水面の法線とを含む平面に平行な偏光成
分9(以下、P偏光成分と記す)と前記平面に垂直な偏
光成分10(以下、S偏光成分と記す)に分離し、分離
したP偏光成分9とS偏光成分10をフォトダイオード
11とフォトダイオード12で各々光電変換して各々の
光量を電気信号に変換する。(投光手段であるレーザー
光源1と測定手段6を合わせてセンサ部13と呼ぶ。)
光電変換された各々の電気信号は信号処理手段14に入
力され、信号処理手段14はP偏光成分とS偏光成分の
光量比(以下、偏光比と記す)を計算し、この偏光比を
水面に油膜のない正常時の基準値と比較することによっ
て油膜の有無を判定する。 水面に油膜が存在する場合
には、油と水の屈折率の違いによって反射光強度が変化
するが、この変化をP偏光成分とS偏光成分の反射光に
分けて調べると変化の仕方が各々異なる。そこで、これ
らの比(偏光比)をとると、油膜の存在によってその値
が変わるため油膜を検知することができる。P偏光成分
とS偏光成分の比をとる利点は、水面が波立って反射光
の強度が変化しても、一定の反射角で受光しているかぎ
り偏光比は変化しにくいため、安定で高感度な測定を行
うことができることである。
【0006】一方、反射率測定法の装置は測定手段6が
フォトダイオード11のみで構成されていて、信号処理
手段14では、フォトダイオード11の光電変換信号か
ら反射率を計算し、この反射率を水面に油膜のない正常
時の基準値と比較することによって油膜の有無を判定す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
反射率測定法と偏光解析法による油膜検知装置は、水面
からの反射光を測定するので、水位の変動があると反射
光の光軸がずれて反射光が測定部に入りにくくなり、油
膜の検知がうまく行えなくなる。そこで、水位の変動が
ある場所では、投光手段と測定手段からなるセンサ部を
浮きに載せて、センサ部と水面の距離を一定に保ち、水
位の変動を受けないようにすることが必要となる。しか
し、河川などでは、水位の変動とともに流れがあるの
で、浮きが流されないようにロープ等で係留することが
さらに必要で、流れが速い場合には、流れ方向に力が掛
かり、センサ部が傾き水面に対して水平でなくなる。そ
のため、反射光の光軸がずれて油膜の検知がうまく行え
なくなるという問題が生じる。
【0008】本発明は、上述の課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、反射率測定法や偏光解
析法による油膜検知装置において、水位の変動とともに
流れがある場所でも、油膜の安定した連続自動計測が可
能な油膜検知装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明の第1の装置では、反射率測定法や偏光解析
法による油膜検知装置において、投光手段と測定手段を
含むセンサ部を水面上に浮かせる浮きと、浮きを鉛直方
向の動きのみに限定する筒状のガイドを技術的手段とし
て採用する。
【0010】この手段は、センサ部を水面上に浮かせる
浮きを設け、水位の変動があってもセンサ部と水面の距
離が一定になるようにしている。さらに、浮きを鉛直方
向の動きのみに限定する筒状のガイドを設けているの
で、流れが速い場合にもセンサ部が傾くことなく水面に
対して水平になるようにしている。そのために、水位の
変動や流れがあっても反射光の光軸がずれることがな
く、油膜の安定した連続自動計測が行える。
【0011】本発明の第2の装置では、本発明の第1の
装置において、センサ部と浮きを水平方向に連結し、セ
ンサ部を水面上に吊るすアームを技術的手段として採用
する。この手段は、第1の手段において、センサ部と浮
きを水平方向に連結しセンサ部を水面上に吊るすアーム
を設けているので、センサ部の側方に浮きと筒状のガイ
ドが配置され、センサ部と水面の間の空間には障害物が
なくなる。そのために油膜が浮きや浮きガイドに邪魔さ
れることなくスムーズにセンサ部の下を流れてくる利点
があり、油膜の正確で安定した連続自動計測が行える。
【0012】本発明の第3の装置では、反射率測定法や
偏光解析法による油膜検知装置において、センサ部を水
面上に浮かせる浮きと、センサ部を水平に保つジンバリ
ング機構を技術的手段として採用する。この手段は、セ
ンサ部を水面上に浮かせる浮きを設け、水位の変動があ
ってもセンサ部と水面の距離が一定になるようにしてい
る。さらに、センサ部を水平に保つジンバリング機構
(例えば、センサ部の筐体を半球状にして、半球状の筐
体を中空の球形ガイドに入れ自由に滑るようにする、球
形ガイドは浮きに固定する。浮きが揺れても半球状の筐
体は球形ガイドの中で自由に滑るので常に水平を保つこ
とができる。)を設けているので、流れが速い場合にも
センサ部が傾くことなく水面に対して水平になるように
している。そのために、水位の変動や流れがあっても反
射光の光軸がずれることがなく、油膜の安定した連続自
動計測が行える。
【0013】本発明の第4の装置では、偏光解析法によ
る油膜検知装置において、光源と投光ミラーを含む投光
手段と、受光ミラーと偏光測定部を含む測定手段と、光
源と偏光測定部を水面上の一定位置に固定する支持手段
と、投光ミラーと受光ミラーを水面上に浮かせる浮き
と、浮きを鉛直方向の動きのみに限定する筒状のガイド
を技術的手段として採用する。
【0014】この手段は、光源と偏光測定部は支持手段
によって水面上の一定位置に固定され、光源から鉛直下
方に出射された光ビームは投光ミラーによって反射され
て斜めから水面に照射される。投光ミラーは浮きに固定
されているので、水位の変動があっても同じ角度で水面
の同じ位置を照射できる。また、水面からの反射光は浮
きに固定された受光ミラーによって反射され上方の偏光
測定部に至るので同様に水位の変動の影響を受けない。
さらに、浮きを鉛直方向の動きのみに限定する筒状のガ
イドを設けているので、流れが速い場合にも浮きに載っ
ている投光ミラーと受光ミラーの角度は水面に対して変
わることはない。そのために、水位の変動や流れがあっ
ても反射光の光軸がずれることがなく、油膜の安定した
連続自動計測が行える。また、浮きに固定するのを投光
ミラーと受光ミラーのみにしたことで、浮きと筒状のガ
イドが小型になり設置し易いという特徴もある。
【0015】本発明の第5の装置では、偏光解析法によ
る油膜検知装置において、光源と偏光面保存光ファイバ
を含む投光手段と、偏光面保存光ファイバと偏光測定部
を含む測定手段と、光源と偏光測定部を水面上の一定位
置に固定する支持手段と、2つの偏光面保存光ファイバ
を水面上に浮かせる浮きと、浮きを鉛直方向の動きのみ
に限定する筒状のガイドを技術的手段として採用する。
【0016】この手段は、光源と偏光測定部は支持手段
によって水面上の一定位置に固定され、光源から出射さ
れた光ビームは偏光面保存光ファイバにより水面に照射
され、その出射端は浮きに固定されているので、水位の
変動があっても同じ角度で水面の同じ位置を照射でき
る。また、反射光は入射端を浮きに固定された偏光面保
存光ファイバにより偏光測定部に至るので同様に水位の
変動の影響を受けない。さらに、浮きを鉛直方向の動き
のみに限定する筒状のガイドを設けているので、流れが
速い場合にも浮きに載っている偏光面保存光ファイバの
角度は水面に対して変わることはない。そのために、水
位の変動や流れがあっても反射光の光軸がずれることが
なく、油膜の安定した連続自動計測が行える。また、浮
きに固定するのを偏光面保存光ファイバの先端のみにし
たことで、浮きと筒状のガイドが小型になり設置し易い
という特徴もある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
5つの実施例にもとづき説明する。 [実施例1]発明の第1の実施例としての油膜検知装置
を図1に示す。この図において、図6に示した符号と同
一のものは同一物を示している。
【0018】本発明の実施例が、図6に示す従来の油膜
検知装置と異なるのは、投光手段であるレーザー光源1
と測定手段6から成るセンサ部13を4つの円柱状の浮
き15(図中には2つのみ記載)の上に載せ、浮き15
とセンサ部13を鉛直方向の動きのみに限定する筒状ガ
イド16の中に配置し、筒状ガイド16を支持棒17で
岸壁18に固定したことである。筒状ガイド16は網の
目状になっているので、水面を流れてくる油膜3は、セ
ンサ部13の下を通過する。水位の変動があっても、セ
ンサ部13を水面上に浮かせる浮き15を設けているた
め、水位の変動にかかわらずセンサ部13と水面4の距
離は一定になる。さらに、流れが速い場合にも、浮き1
5は筒状ガイド16によって鉛直方向の動きのみに限定
されているので、センサ部15が傾くことなく水面4に
対して常に水平になる。ゆえに、水位の変動や流れがあ
っても反射光の光軸がずれることがないので、油膜の安
定した連続自動計測を行うことができる。 [実施例2]発明の第2の実施例としての油膜検知装置
を図2に示す。この図において、図6に示した符号と同
一のものは同一物を示している。
【0019】本発明の実施例が、図6に示す従来の油膜
検知装置と異なるのは、センサ部13をアーム19で円
柱状の浮き15に連結し水面上に吊るし、浮き15を鉛
直方向の動きのみに限定する筒状ガイド16の中に配置
し、筒状ガイド16を支持棒17で岸壁18に固定した
ことである。センサ部13と水面4の間には障害物はな
く、水面を流れてくる油膜3は、浮き15や円筒ガイド
16に邪魔されることなくスムーズにセンサ部13の下
を通過する。水位の変動があっても、センサ部13を水
面上に浮かせる浮き15を設けているため、水位の変動
にかかわらずセンサ部13と水面4の距離は一定にな
る。さらに、流れが速い場合にも、浮き15は筒状ガイ
ド16によって鉛直方向の動きのみに限定されているの
で、センサ部15が傾くことなく水面4に対して常に水
平になる。ゆえに、水位の変動や流れがあっても反射光
5の光軸がずれることがないので、油膜の安定した連続
自動計測を行うことができる。 [実施例3]発明の第3の実施例としての油膜検知装置
を図3に示す。この図において、図6に示した符号と同
一のものは同一物を示している。
【0020】本発明の実施例が、図6に示す従来の油膜
検知装置と異なるのは、センサ部13を水平に保つジン
バリング20(詳細には、センサ部13の筐体を半球状
にして、半球状のセンサ部13を中空の球形ガイド21に
入れ自由に滑るようにする。浮きが揺れても半球状のセ
ンサ部13は球形ガイド21の中で自由に滑るので常に
水平を保つことができる)を設け、ジンバリング20と
センサ部13を4つの円柱状の浮き15(図中には2つ
のみ記載)の上に載せ、ロープ22で岸壁18に固定し
たことである。水位の変動があっても、センサ部13を
水面上に浮かせる浮き15を設けているため、水位の変
動にかかわらずセンサ部13と水面4の距離は一定にな
る。さらに、流れが速い場合にも、浮き15はジンバリ
ング20によって水平を保っているので、センサ部15
が傾くことなく水面4に対して常に水平になる。ゆえ
に、水位の変動や流れがあっても反射光5の光軸がずれ
ることがないので、油膜の安定した連続自動計測を行う
ことができる。 [実施例4]発明の第4の実施例としての油膜検知装置
を図4に示す。この図において、図6に示した符号と同
一のものは同一物を示している。
【0021】レーザー光源1と偏光測定部23(測定部
6と同じ構成)は支持手段24よって水面上の一定位置
に固定されている。レーザー光源1から鉛直下方に出射
された光ビーム2は投光ミラー25よって反射されて斜
めから水面4に照射される。投光ミラー25は浮き15
に固定されているので、水位の変動があっても同じ角度
で水面4の同じ位置を照射できる。また、水面4からの
反射光5は浮き26に固定された受光ミラー27よって
反射され上方の偏光測定部23に至るので同様に水位の
変動の影響を受けない。さらに、浮き15、26を鉛直
方向の動きのみに限定する筒状ガイド16、27を設け
ているので、流れが速い場合にも浮き15、26に各々
載っている投光ミラー25と受光ミラー27の角度は水
面に対して変わることはない。それゆえに、水位の変動
や流れがあっても反射光5の光軸がずれることがなく、
油膜の安定した連続自動計測が行える。また、浮きに固
定するのを投光ミラーと受光ミラーのみにしたことで、
浮き15、26と筒状のガイド16、27が小型になり
設置し易いという特徴もある。 [実施例5]発明の第5の実施例としての油膜検知装置
を図5に示す。この図において、図6に示した符号と同
一のものは同一物を示している。
【0022】レーザー光源1と偏光測定部23は支持手
段24よって水面上の一定位置に固定されている。レー
ザー光源1から出射された光ビームは偏光面保存光ファ
イバ29により水面4に照射され、その出射端は浮き1
5に固定されているので、水位の変動があっても同じ角
度で水面の同じ位置を照射できる。また、反射光5は入
射端を浮き26に固定された偏光面保存光ファイバ30
により偏光測定部23に至るので同様に水位の変動の影
響を受けない。さらに、浮き15、26を鉛直方向の動
きのみに限定する筒状ガイド16、28を設けているの
で、流れが速い場合にも浮きに載っている偏光面保存光
ファイバ27,29の角度は水面4に対して変わること
はない。そのために、水位の変動や流れがあっても反射
光の光軸がずれることがなく、油膜の安定した連続自動
計測が行える。また、浮きに固定するのを偏光面保存光
ファイバの先端のみにしたことで、浮き15、28と筒
状ガイド16が小型になり設置し易いという特徴もあ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明の油膜検知装置は、従来の装置の
問題点である、水位の変動と流れのある場所では油膜の
検知がうまく行えなくなるという問題を解決するために
なされたものであり、センサ部を水面上に浮かせる浮き
や、筒状ガイドやジンバリングなどのセンサ部を水平に
保つ機構を備えることによって、反射光の光軸がずれる
ことがないようにしたので、水位の変動や流れがあって
も油膜の安定した連続自動計測が行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油膜検知装置の第1の発明例の模式図
【図2】油膜検知装置の第2の発明例の模式図
【図3】油膜検知装置の第3の発明例の模式図
【図4】油膜検知装置の第4の発明例の模式図
【図5】油膜検知装置の第5の発明例の模式図
【図6】従来の油膜検知装置の模式図
【符号の説明】
1: レーザー光源 2: 光ビーム 3: 油膜 4: 水面 5: 反射光 6: 測定手段 7: ピンホール 8: 偏光ビームスプリッタ 9: P偏光成分 10: S偏光成分 11: フォトダイオード 12: フォトダイオード 13: センサ部 14: 信号処理手段 15: 浮き 16: 筒状ガイド 17: 支持棒 18: 岸壁 19: アーム 20: ジンバリング 21: 球形ガイド 22: ロープ 23: 偏光測定部 24: 支持手段 25: 投光ミラー 26: 浮き 27: 受光ミラー 28: 筒状ガイド 29: 偏光面保存光ファイバ 30: 偏光面保存光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 貴誌 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 福田 政克 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 多田 弘 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 2G059 AA05 BB05 CC14 CC20 EE02 EE04 FF07 GG01 GG04 JJ13 JJ17 KK01 LL01 PP01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油膜の浮遊する水面に光ビームを照射する
    投光手段と、前記水面からの反射光の光量または偏光状
    態を測定する測定手段と、測定した反射光の光量または
    偏光状態を解析し油膜の有無を判定する信号処理手段と
    を少なくとも備える油膜検知装置において、前記投光手
    段と前記測定手段を含むセンサ部を水面上に浮かせる浮
    きと、浮きを鉛直方向の動きのみに限定する筒状のガイ
    ドを備えることを特徴とする油膜検知装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の装置において、センサ部と
    浮きを水平方向に連結しセンサ部を水面上に吊るすアー
    ムを備えることを特徴とする油膜検知装置。
  3. 【請求項3】油膜の浮遊する水面に光ビームを照射する
    投光手段と、前記水面からの反射光の光量または偏光状
    態を測定する測定手段と、測定した反射光の光量または
    偏光状態を解析し油膜の有無を判定する信号処理手段と
    を少なくとも備える油膜検知装置において、前記投光手
    段と前記測定手段を含むセンサ部を水面上に浮かせる浮
    きと、前記センサ部を水平に保つジンバリング機構を備
    えることを特徴とする油膜検知装置。
  4. 【請求項4】油膜の浮遊する水面に光ビームを照射する
    投光手段と、前記水面からの反射光の偏光状態を測定す
    る測定手段と、測定した反射光の偏光状態を解析し油膜
    の有無を判定する信号処理手段とを少なくとも備える油
    膜検知装置において、前記投光手段が光源と投光ミラー
    を含み、前記測定手段が受光ミラーと偏光測定部を含
    み、前記光源と前記偏光測定部を水面上の一定位置に固
    定する支持手段と、前記投光ミラーと前記受光ミラーを
    水面上に浮かせる浮きと、浮きを鉛直方向の動きのみに
    限定する筒状のガイドを備えることを特徴とする油膜検
    知装置。
  5. 【請求項5】油膜の浮遊する水面に光ビームを照射する
    投光手段と、前記水面からの反射光の偏光状態を測定す
    る測定手段と、測定した反射光の偏光状態を解析し油膜
    の有無を判定する信号処理手段とを少なくとも備える油
    膜検知装置において、前記投光手段が光源と偏光面保存
    光ファイバを含み、前記測定手段が偏光面保存光ファイ
    バと偏光測定部を含み、前記光源と前記偏光測定部を水
    面上の一定位置に固定する支持手段と、前記2つの偏光
    面保存光ファイバの先端を水面上に浮かせる浮きと、浮
    きを鉛直方向の動きのみに限定する筒状のガイドを備え
    ることを特徴とする油膜検知装置。
JP11000414A 1999-01-05 1999-01-05 油膜検知装置 Pending JP2000199742A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11000414A JP2000199742A (ja) 1999-01-05 1999-01-05 油膜検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11000414A JP2000199742A (ja) 1999-01-05 1999-01-05 油膜検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000199742A true JP2000199742A (ja) 2000-07-18

Family

ID=11473150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11000414A Pending JP2000199742A (ja) 1999-01-05 1999-01-05 油膜検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000199742A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1160566A2 (en) * 2000-05-31 2001-12-05 CESI Centro Elettrotecnico Sperimentale Italiano Giacinto Motta S.P.A. Apparatus for the continuous detection of oils on water surfaces by means of surface reflection
CN1325905C (zh) * 2003-07-10 2007-07-11 胡一军 油液质量分析仪
GB2436141A (en) * 2006-03-17 2007-09-19 Spectronic Devices Ltd Sensor device
JP2011075432A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dkk Toa Corp 検知器および治具
WO2021000269A1 (zh) * 2019-07-02 2021-01-07 唐山哈船科技有限公司 海洋面溢油的自动监测装置和操作方法
WO2021000266A1 (zh) * 2019-07-02 2021-01-07 唐山哈船科技有限公司 油井平台附近溢油监测装置及操作方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1160566A2 (en) * 2000-05-31 2001-12-05 CESI Centro Elettrotecnico Sperimentale Italiano Giacinto Motta S.P.A. Apparatus for the continuous detection of oils on water surfaces by means of surface reflection
EP1160566A3 (en) * 2000-05-31 2002-03-20 CESI Centro Elettrotecnico Sperimentale Italiano Giacinto Motta S.P.A. Apparatus for the continuous detection of oils on water surfaces by means of surface reflection
CN1325905C (zh) * 2003-07-10 2007-07-11 胡一军 油液质量分析仪
GB2436141A (en) * 2006-03-17 2007-09-19 Spectronic Devices Ltd Sensor device
JP2011075432A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Dkk Toa Corp 検知器および治具
WO2021000269A1 (zh) * 2019-07-02 2021-01-07 唐山哈船科技有限公司 海洋面溢油的自动监测装置和操作方法
WO2021000266A1 (zh) * 2019-07-02 2021-01-07 唐山哈船科技有限公司 油井平台附近溢油监测装置及操作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900005167A (ko) 탁도계
CN2551992Y (zh) 一种盐水浓度测量装置
US4256403A (en) Combination water contaminant and fuel density detector
JP2000199742A (ja) 油膜検知装置
JP3898580B2 (ja) 蛍光検出装置
GB2141553A (en) Scatter cells for photosensors
DE60130057D1 (de) Vorrichtung zur Abgabe eines Fluids
SE1651407A1 (en) Method and apparatus for determining a concentration of a substance in a liquid medium
RU2002118214A (ru) Устройство для непрерывного передвижения предметов с симметрией вращения, применяемое для визуального осмотра и проверки
JP2001165850A (ja) 油膜検知装置
RU2235991C1 (ru) Бесконтактный мутномер
EP1160566A2 (en) Apparatus for the continuous detection of oils on water surfaces by means of surface reflection
JP2002139423A (ja) 油膜検知装置
JP2001153800A (ja) 油膜検出装置
RU2266525C2 (ru) Сигнализатор уровня жидкости
US20190302027A1 (en) Method and apparatus for determining solids content in a liquid medium
JP3598226B2 (ja) 油膜検出装置
SU1270566A1 (ru) Измерительна головка гидростатического нивелира
JP3713879B2 (ja) 油膜検知装置
JP2973954B2 (ja) 液面上浮遊物質の光計測装置および光計測方法
SU898298A1 (ru) Устройство дл технологического контрол целлюлозной и бумажной массы
KR20240057200A (ko) 탁도 측정 장치 및 방법
JP2001033383A (ja) 油膜検知装置
JPS63205521A (ja) 液面レベル光センサ
RU1820206C (ru) Способ определени шероховатости поверхности детали