JP2003083341A - 転がり軸受 - Google Patents
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- JP2003083341A JP2003083341A JP2001276649A JP2001276649A JP2003083341A JP 2003083341 A JP2003083341 A JP 2003083341A JP 2001276649 A JP2001276649 A JP 2001276649A JP 2001276649 A JP2001276649 A JP 2001276649A JP 2003083341 A JP2003083341 A JP 2003083341A
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- grease
- bearing
- rolling bearing
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- mass
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6603—Special parts or details in view of lubrication with grease as lubricant
- F16C33/6633—Grease properties or compositions, e.g. rheological properties
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/14—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
- F16C19/16—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls
- F16C19/163—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls with angular contact
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高速回転に充分に対応でき、工作機械のコン
パクト化や運転経費の削減を可能にする転がり軸受を提
供する。 【解決手段】 内輪12と外輪11との間に、複数のセ
ラミック転動体13を保持器14により転動自在に保持
してなり、かつ40℃における動粘度が15〜40mm
2/sである基油に、ウレア化合物を増ちょう剤として
配合してなるグリースを封入したことを特徴とする転が
り軸受10。
パクト化や運転経費の削減を可能にする転がり軸受を提
供する。 【解決手段】 内輪12と外輪11との間に、複数のセ
ラミック転動体13を保持器14により転動自在に保持
してなり、かつ40℃における動粘度が15〜40mm
2/sである基油に、ウレア化合物を増ちょう剤として
配合してなるグリースを封入したことを特徴とする転が
り軸受10。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は転がり軸受に関し、
より詳細には、例えば旋盤、ボール盤、中ぐり盤、フラ
イス盤、研削盤、ホーニング盤、超仕上盤、ラップ盤等
で代表される、高速で摺動、回転する工作機械の主軸支
持部等に好適に組み込まれる転がり軸受に関する。
より詳細には、例えば旋盤、ボール盤、中ぐり盤、フラ
イス盤、研削盤、ホーニング盤、超仕上盤、ラップ盤等
で代表される、高速で摺動、回転する工作機械の主軸支
持部等に好適に組み込まれる転がり軸受に関する。
【0002】
【従来の技術】上記に挙げたような工作機械のスピンド
ルには、主軸支持用に通常転がり軸受が組み込まれてお
り、一般にアンギュラ玉軸受や円筒ころ軸受等が組み合
わされて使用されている。工作機械の加工精度や生産性
は主軸の回転速度に依存するところが大きく、生産性を
高めるためには主軸の回転速度の高速化を図らなければ
ならない。しかし、転がり軸受を高速回転下で使用する
と、軸受の発熱が顕著化したり、遠心力により転動体と
内外輪との間の接触面圧が増大するため、スピンドルの
使用条件は著しく悪化し、結果として、摩耗や焼付き等
に代表される軸受損傷の危険性が高まる。また、高速回
転により発熱も大きくなることから、工作機械の熱変形
が起こる危険性もあり、加工精度への影響もある。
ルには、主軸支持用に通常転がり軸受が組み込まれてお
り、一般にアンギュラ玉軸受や円筒ころ軸受等が組み合
わされて使用されている。工作機械の加工精度や生産性
は主軸の回転速度に依存するところが大きく、生産性を
高めるためには主軸の回転速度の高速化を図らなければ
ならない。しかし、転がり軸受を高速回転下で使用する
と、軸受の発熱が顕著化したり、遠心力により転動体と
内外輪との間の接触面圧が増大するため、スピンドルの
使用条件は著しく悪化し、結果として、摩耗や焼付き等
に代表される軸受損傷の危険性が高まる。また、高速回
転により発熱も大きくなることから、工作機械の熱変形
が起こる危険性もあり、加工精度への影響もある。
【0003】このような軸受システムに致命的な事態を
発生させないため、また工作機械全体の熱変形による加
工精度の低下を避けるためにも、高速回転下においては
適切な潤滑方式を選択して主軸支持用転がり軸受におけ
る発熱を極力抑えなければならない。従来では、高速回
転する工作機械の主軸支持用転がり軸受の潤滑には、潤
滑油供給に伴う冷却効果が得られることから、オイルエ
ア潤滑法、ノズルジェット潤滑法、アンダーレース潤滑
法が採用されている。しかし、これらの潤滑方式では、
潤滑油供給装置の導入が不可欠であるため、必然的にそ
のための設置面積が確保されなければならず、工作機械
全体のコンパクト化を妨げてしまう。また、これらの潤
滑方式では、潤滑油を継続的に消費し、しかも潤滑油供
給装置の運転経費も必要であるため、工作機械全体とし
ての運転経費が大きくなる。運転経費の削減のために種
々の対策が講じられているが、ほぼ限界に達している状
況にある。
発生させないため、また工作機械全体の熱変形による加
工精度の低下を避けるためにも、高速回転下においては
適切な潤滑方式を選択して主軸支持用転がり軸受におけ
る発熱を極力抑えなければならない。従来では、高速回
転する工作機械の主軸支持用転がり軸受の潤滑には、潤
滑油供給に伴う冷却効果が得られることから、オイルエ
ア潤滑法、ノズルジェット潤滑法、アンダーレース潤滑
法が採用されている。しかし、これらの潤滑方式では、
潤滑油供給装置の導入が不可欠であるため、必然的にそ
のための設置面積が確保されなければならず、工作機械
全体のコンパクト化を妨げてしまう。また、これらの潤
滑方式では、潤滑油を継続的に消費し、しかも潤滑油供
給装置の運転経費も必要であるため、工作機械全体とし
ての運転経費が大きくなる。運転経費の削減のために種
々の対策が講じられているが、ほぼ限界に達している状
況にある。
【0004】軸受の潤滑方式としてグリースを封入する
方式も一般的であるが、グリースの剪断に起因する軸受
発熱が大きく、上記オイルエア潤滑法等に比べて軸受耐
久性に対する信頼性も低いことから、高速回転を伴う工
作機械の主軸支持用転がり軸受には本質的に不向きの潤
滑方式である。しかしながら、グリース潤滑が実現でき
れば、潤滑油を継続供給する上記各潤滑方式では対応で
きない工作機械のコンパクト化や運転経費の削減等のメ
リットを享受することができる。また、グリース潤滑
は、オイルエア潤滑方式等と異なり、多量に潤滑油を消
費しないため、環境保全に寄与するという利点も有す
る。
方式も一般的であるが、グリースの剪断に起因する軸受
発熱が大きく、上記オイルエア潤滑法等に比べて軸受耐
久性に対する信頼性も低いことから、高速回転を伴う工
作機械の主軸支持用転がり軸受には本質的に不向きの潤
滑方式である。しかしながら、グリース潤滑が実現でき
れば、潤滑油を継続供給する上記各潤滑方式では対応で
きない工作機械のコンパクト化や運転経費の削減等のメ
リットを享受することができる。また、グリース潤滑
は、オイルエア潤滑方式等と異なり、多量に潤滑油を消
費しないため、環境保全に寄与するという利点も有す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような状
況に鑑みてなされたものであり、例えばdmn100万
以上という高速回転に充分に対応でき、工作機械のコン
パクト化や運転経費の削減を可能にする転がり軸受を提
供することを目的とする。
況に鑑みてなされたものであり、例えばdmn100万
以上という高速回転に充分に対応でき、工作機械のコン
パクト化や運転経費の削減を可能にする転がり軸受を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】転がり軸受では、封入グ
リースの大部分は転動耐や保持器の運動により摩擦部分
から押し出されてしまう。一般的な軸受の場合、この所
謂“余分なグリース”は、回転条件によっては軸受内部
をある程度還流して再び潤滑に寄与することもあるが、
高速で回転する工作機械の回転軸支持用転がり軸受で
は、軸受内部に発生する風圧がこの還流を妨げるため、
潤滑不良を起こす。
リースの大部分は転動耐や保持器の運動により摩擦部分
から押し出されてしまう。一般的な軸受の場合、この所
謂“余分なグリース”は、回転条件によっては軸受内部
をある程度還流して再び潤滑に寄与することもあるが、
高速で回転する工作機械の回転軸支持用転がり軸受で
は、軸受内部に発生する風圧がこの還流を妨げるため、
潤滑不良を起こす。
【0007】このように、高速で回転する転がり軸受で
は、僅かな量のグリースしか潤滑に寄与しておらず、グ
リースの性状は特に重要である。そこで、本発明では、
特定の動粘度の基油に、増ちょう剤として好ましくはウ
レア結合数が2〜5のウレア化合物を配合したグリース
を封入することにより、潤滑性能が大きく向上するkと
を見出した。
は、僅かな量のグリースしか潤滑に寄与しておらず、グ
リースの性状は特に重要である。そこで、本発明では、
特定の動粘度の基油に、増ちょう剤として好ましくはウ
レア結合数が2〜5のウレア化合物を配合したグリース
を封入することにより、潤滑性能が大きく向上するkと
を見出した。
【0008】即ち、本発明は、上記目的を達成するため
に、内輪と外輪との間に、複数の転動体を保持器により
転動自在に保持してなり、かつ40℃における動粘度が
15〜40mm2/sである基油に、ウレア化合物を増
ちょう剤として配合してなるグリースを封入したことを
特徴とする転がり軸受を提供する。
に、内輪と外輪との間に、複数の転動体を保持器により
転動自在に保持してなり、かつ40℃における動粘度が
15〜40mm2/sである基油に、ウレア化合物を増
ちょう剤として配合してなるグリースを封入したことを
特徴とする転がり軸受を提供する。
【0009】特に、上記転がり軸受において、ウレア化
合物が1分子中のウレア結合数が2〜5であり、グリー
ス全量に対して9〜18.5質量%の割合で配合される
こと、並びにグリースが更にアミン系酸化防止剤及びフ
ェノール系酸化防止剤の少なくとも1種を0.05〜4
質量%の割合で含有することが好ましい。
合物が1分子中のウレア結合数が2〜5であり、グリー
ス全量に対して9〜18.5質量%の割合で配合される
こと、並びにグリースが更にアミン系酸化防止剤及びフ
ェノール系酸化防止剤の少なくとも1種を0.05〜4
質量%の割合で含有することが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関して詳細に説明
する。
する。
【0011】本発明の転がり軸受は、構造的には特に制
限されるものではなく、例えば図1に示されるアンギュ
ラ玉軸受10を例示することができる。図示されるアン
ギュラ玉軸受10は、外輪11と内輪12との間に、複
数の玉13を保持器14により転動自在に保持して構成
される。また、玉13は、窒化珪素や炭化珪素等のセラ
ミック製とすることもできる。
限されるものではなく、例えば図1に示されるアンギュ
ラ玉軸受10を例示することができる。図示されるアン
ギュラ玉軸受10は、外輪11と内輪12との間に、複
数の玉13を保持器14により転動自在に保持して構成
される。また、玉13は、窒化珪素や炭化珪素等のセラ
ミック製とすることもできる。
【0012】本発明においては、外輪11、内輪12及
び玉13で形成される軸受空間に、下記に示す特定のグ
リースが封入される。
び玉13で形成される軸受空間に、下記に示す特定のグ
リースが封入される。
【0013】グリースの基油として、40℃における動
粘度(以下、単に動粘度という)が15〜40mm2/
sの潤滑油を用いる。特に、動粘度が20〜30mm2
/sの潤滑油が好ましい。動粘度が15mm2/s未満
の基油の場合、粘度が低すぎて十分な耐荷重性が得られ
ない。また、動粘度が40mm2/sを超える基油で
は、高速回転に伴う発熱が大きく、早期に軸受寿命に至
るようになる。
粘度(以下、単に動粘度という)が15〜40mm2/
sの潤滑油を用いる。特に、動粘度が20〜30mm2
/sの潤滑油が好ましい。動粘度が15mm2/s未満
の基油の場合、粘度が低すぎて十分な耐荷重性が得られ
ない。また、動粘度が40mm2/sを超える基油で
は、高速回転に伴う発熱が大きく、早期に軸受寿命に至
るようになる。
【0014】潤滑油の種類は、動粘度がこの範囲を満足
する限り制限されるものではないが、高速回転での潤滑
性や耐熱性等を考慮すると、エステル油や炭化水素油、
あるいはこれらの混合油が好ましい。炭化水素系油とし
ては、例えばノルマルパラフィン、イソパラフィン、ポ
リブテン、ポリイソブチレン、1−デセンオリゴマー、
1−デセンとエチレンコオリゴマー等のポリ−α−オレ
フィン等が挙げられる。エステル油としては、例えばジ
ブチルセバケート、ジ−2−エチルヘキシルセバケー
ト、ジオクチルアジペート、ジイソデシルアジペート、
ジトリデシルアジペート、ジトリデシルタレート、メチ
ル・アセチルシノレート等のジエステル油、トリオクチ
ルトリメリテート、トリデシルトリメリテート、テトラ
オクチルピロメリテート等の芳香族エステル油、トリメ
チロールプロパンカプリレート、トリメチロールプロパ
ンベラルゴネート、ペンタエリスリトール−2−エチル
ヘキサノエート、ペンタエリスリトールベラルゴネート
等のポリオールエステル油、炭酸エステル油等が挙げら
れる。
する限り制限されるものではないが、高速回転での潤滑
性や耐熱性等を考慮すると、エステル油や炭化水素油、
あるいはこれらの混合油が好ましい。炭化水素系油とし
ては、例えばノルマルパラフィン、イソパラフィン、ポ
リブテン、ポリイソブチレン、1−デセンオリゴマー、
1−デセンとエチレンコオリゴマー等のポリ−α−オレ
フィン等が挙げられる。エステル油としては、例えばジ
ブチルセバケート、ジ−2−エチルヘキシルセバケー
ト、ジオクチルアジペート、ジイソデシルアジペート、
ジトリデシルアジペート、ジトリデシルタレート、メチ
ル・アセチルシノレート等のジエステル油、トリオクチ
ルトリメリテート、トリデシルトリメリテート、テトラ
オクチルピロメリテート等の芳香族エステル油、トリメ
チロールプロパンカプリレート、トリメチロールプロパ
ンベラルゴネート、ペンタエリスリトール−2−エチル
ヘキサノエート、ペンタエリスリトールベラルゴネート
等のポリオールエステル油、炭酸エステル油等が挙げら
れる。
【0015】その他、必要に応じて、芳香族基油やエー
テル系油等を混合することができる。芳香族系油として
は、例えばモノアルキルナフタレン、ジアルキルナフタ
レン、ポリアルキルナフタレン等のアルキルナフタレン
油等が挙げられる。エーテル系油としては、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコールモノエーテル、ポリプロピレングリコール
モノエーテル等のポリグリコール、あるいはモノアルキ
ルトリフェニルエーテル、アルキルジフェニルエーテ
ル、ジアルキルジフェニルエーテル、ペンタフェニルエ
ーテル、テトラフェニルエーテル、モノアルキルテトラ
フェニルエーテル、ジアルキルテトラフェニルエーテル
等のフェニルエーテル油等が挙げられる。また、鉱油も
使用可能であり、減圧蒸留、油剤脱れき、溶剤抽出、水
素化分解、溶剤脱ろう、硫酸洗浄、白土精製、水素化精
製等の精製を行ったものを用いることができる。
テル系油等を混合することができる。芳香族系油として
は、例えばモノアルキルナフタレン、ジアルキルナフタ
レン、ポリアルキルナフタレン等のアルキルナフタレン
油等が挙げられる。エーテル系油としては、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレ
ングリコールモノエーテル、ポリプロピレングリコール
モノエーテル等のポリグリコール、あるいはモノアルキ
ルトリフェニルエーテル、アルキルジフェニルエーテ
ル、ジアルキルジフェニルエーテル、ペンタフェニルエ
ーテル、テトラフェニルエーテル、モノアルキルテトラ
フェニルエーテル、ジアルキルテトラフェニルエーテル
等のフェニルエーテル油等が挙げられる。また、鉱油も
使用可能であり、減圧蒸留、油剤脱れき、溶剤抽出、水
素化分解、溶剤脱ろう、硫酸洗浄、白土精製、水素化精
製等の精製を行ったものを用いることができる。
【0016】また、増ちょう剤はウレア化合物であり、
特に1分子中のウレア結合数が2〜5のウレア化合物
(ジウレア、トリウレア、テトラウレア、ペンタウレ
ア)が好ましい。1分子中のウレア結合数が増すのに伴
って耐熱性が高まり、軸受耐久寿命が長期化する傾向に
ある。但し、1分子中のウレア結合数が6以上になる
と、グリースが固化し易くなり、好ましくない。
特に1分子中のウレア結合数が2〜5のウレア化合物
(ジウレア、トリウレア、テトラウレア、ペンタウレ
ア)が好ましい。1分子中のウレア結合数が増すのに伴
って耐熱性が高まり、軸受耐久寿命が長期化する傾向に
ある。但し、1分子中のウレア結合数が6以上になる
と、グリースが固化し易くなり、好ましくない。
【0017】増ちょう剤、即ち上記ウレア化合物は、グ
リース全量に対して9〜18.5質量%の割合で配合す
ることが好ましい。特に、10〜15質量%の配合量と
することが好ましい。配合量が9質量%未満では基油保
持能力が十分ではなく、特に回転初期に一時に大量の油
分が分離してグリースの漏洩が起こり、軸受耐久寿命が
短くなる。また、配合量が18.5質量%を超えると、
相対的に基油の量が少なくなり、早期に潤滑不足に陥っ
て同様に軸受耐久寿命が短くなる。
リース全量に対して9〜18.5質量%の割合で配合す
ることが好ましい。特に、10〜15質量%の配合量と
することが好ましい。配合量が9質量%未満では基油保
持能力が十分ではなく、特に回転初期に一時に大量の油
分が分離してグリースの漏洩が起こり、軸受耐久寿命が
短くなる。また、配合量が18.5質量%を超えると、
相対的に基油の量が少なくなり、早期に潤滑不足に陥っ
て同様に軸受耐久寿命が短くなる。
【0018】また、グリースには、アミン系酸化防止剤
及びフェノール系酸化防止剤の少なくとも1種を0.0
5〜4質量%、特に0.1〜4質量%の割合で添加する
ことが好ましい。酸化防止剤の中でも、上記のウレア化
合物との親和性からアミン系酸化防止剤及びフェノール
系酸化防止剤が好ましい。また、添加量が0.05質量
%未満では十分な酸化防止性能が得られず、例えば軸受
耐久寿命については無添加の場合と大きな差が見られな
い。また、4質量%を超えて添加しても増分に見合う効
果の向上が得られず不経済となる。また、相対的に基油
や増ちょう剤の量が少なくなるため、潤滑耐久寿命に悪
影響を及ぼすおそれもある。
及びフェノール系酸化防止剤の少なくとも1種を0.0
5〜4質量%、特に0.1〜4質量%の割合で添加する
ことが好ましい。酸化防止剤の中でも、上記のウレア化
合物との親和性からアミン系酸化防止剤及びフェノール
系酸化防止剤が好ましい。また、添加量が0.05質量
%未満では十分な酸化防止性能が得られず、例えば軸受
耐久寿命については無添加の場合と大きな差が見られな
い。また、4質量%を超えて添加しても増分に見合う効
果の向上が得られず不経済となる。また、相対的に基油
や増ちょう剤の量が少なくなるため、潤滑耐久寿命に悪
影響を及ぼすおそれもある。
【0019】尚、アミン系酸化防止剤としては、例えば
チオジフェニルアミン等を例示できる。また、フェノー
ル系酸化防止剤としては、例えば2,6−ジ−t−ブチ
ル−4−メチルフェノール等を例示できる。
チオジフェニルアミン等を例示できる。また、フェノー
ル系酸化防止剤としては、例えば2,6−ジ−t−ブチ
ル−4−メチルフェノール等を例示できる。
【0020】また、上記グリースには、必要に応じて、
防錆剤、油性剤、極圧剤等を添加してもよい。これらは
何れも公知のもので構わない。これらの添加剤の含有量
は、個別にはグリース全量の0.05質量%以上、合計
量でグリース全量の0.15〜10質量%の範囲となる
ことが好ましい。特に、合計量で10質量%を越える場
合は、含有量の増加に見合う効果が期待できないばかり
か、相対的に他の成分の含有量が少なくなり、またグリ
ース中でこれら添加剤が凝集し、トルク上昇等の好まし
くない現象を招くこともある。
防錆剤、油性剤、極圧剤等を添加してもよい。これらは
何れも公知のもので構わない。これらの添加剤の含有量
は、個別にはグリース全量の0.05質量%以上、合計
量でグリース全量の0.15〜10質量%の範囲となる
ことが好ましい。特に、合計量で10質量%を越える場
合は、含有量の増加に見合う効果が期待できないばかり
か、相対的に他の成分の含有量が少なくなり、またグリ
ース中でこれら添加剤が凝集し、トルク上昇等の好まし
くない現象を招くこともある。
【0021】
【実施例】以下に試験例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
が、本発明はこれにより何ら制限されるものではない。
【0022】(試験−1:グリース組成の検証)工作機
械用アンギュラ玉軸受7918C(内径:90mm、外
径:125mm、幅:18mm、軸受ピッチ内径dm:
107.5mm)に、表1に示すグリースを軸受空間容
積の15%を占有するように封入して試験軸受を作製し
た。尚、グリースEにはアミン系酸化防止剤であるチオ
ジフェニルアミンを、グルースFにはフェノール系酸化
防止剤である2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールをそれぞれ0.5質量%の割合で添加した。ま
た、グリースGは比較用であり、増ちょう剤としてリチ
ウム石鹸を用いた。尚、何れのグリースも、混和ちょう
度が280となるように調整した。
械用アンギュラ玉軸受7918C(内径:90mm、外
径:125mm、幅:18mm、軸受ピッチ内径dm:
107.5mm)に、表1に示すグリースを軸受空間容
積の15%を占有するように封入して試験軸受を作製し
た。尚、グリースEにはアミン系酸化防止剤であるチオ
ジフェニルアミンを、グルースFにはフェノール系酸化
防止剤である2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェ
ノールをそれぞれ0.5質量%の割合で添加した。ま
た、グリースGは比較用であり、増ちょう剤としてリチ
ウム石鹸を用いた。尚、何れのグリースも、混和ちょう
度が280となるように調整した。
【0023】
【表1】
【0024】そして、各試験軸受について、図2に示す
試験装置を用い、軸受耐久試験を行った。図示される試
験装置は、背面組み合わせに配設した2つの試験軸受2
0で主軸6を支承し、主軸6が図示しないモータ及び変
速機を介して回転駆動されるスピンドル構造となってい
る。また、試験装置本体24の軸方向の略中央部であっ
て両試験軸受20の中間位置には、半径方向の潤滑剤供
給のための貫通孔が設けられており、これにオイルエア
ノズル21が挿入されている、このオイルエアノズル2
1は、グリースニップルと置き換え可能な構造となって
いる。また、試験装置本体24には、軸受20の設定空
間内の空気を排気するための排気路23が設けられてい
る。更に、試験装置本体24には、熱電対25が、その
検知部を試験軸受20の外輪20aと当接させて設置さ
れている。
試験装置を用い、軸受耐久試験を行った。図示される試
験装置は、背面組み合わせに配設した2つの試験軸受2
0で主軸6を支承し、主軸6が図示しないモータ及び変
速機を介して回転駆動されるスピンドル構造となってい
る。また、試験装置本体24の軸方向の略中央部であっ
て両試験軸受20の中間位置には、半径方向の潤滑剤供
給のための貫通孔が設けられており、これにオイルエア
ノズル21が挿入されている、このオイルエアノズル2
1は、グリースニップルと置き換え可能な構造となって
いる。また、試験装置本体24には、軸受20の設定空
間内の空気を排気するための排気路23が設けられてい
る。更に、試験装置本体24には、熱電対25が、その
検知部を試験軸受20の外輪20aと当接させて設置さ
れている。
【0025】試験は、雰囲気温度20℃、予圧200
N、dmn107.5万の条件にて、軸受が焼き付きに
至るまでの時間を測定し、軸受耐久寿命を評価した。結
果を図3に、グリースGを封入した試験軸受の寿命に対
する相対値で示す。ウレア系増ちょう剤を配合したグリ
ースを封入した各試験軸受は、何れも軸受耐久寿命が改
善されており、またウレア結合数が多くなるほど長期化
していることがわかる。また、アミン系またはフェノー
ル系の酸化防止剤を添加することにより、軸受耐久寿命
が更に改善されることがわかる。
N、dmn107.5万の条件にて、軸受が焼き付きに
至るまでの時間を測定し、軸受耐久寿命を評価した。結
果を図3に、グリースGを封入した試験軸受の寿命に対
する相対値で示す。ウレア系増ちょう剤を配合したグリ
ースを封入した各試験軸受は、何れも軸受耐久寿命が改
善されており、またウレア結合数が多くなるほど長期化
していることがわかる。また、アミン系またはフェノー
ル系の酸化防止剤を添加することにより、軸受耐久寿命
が更に改善されることがわかる。
【0026】(試験−2:基油動粘度の検証)40℃に
おける動粘度が10〜100mm2/sの範囲で異なる
エステル油にジウレア化合物を配合してグリースを調製
し(混和ちょう度:280)、上記工作機械用アンギュ
ラ玉軸受7918Cに軸受空間容積の15%を占有する
ように封入して試験軸受を作製した。そして、図2に示
した試験装置を用いて上記と同様に軸受耐久寿命を測定
した。
おける動粘度が10〜100mm2/sの範囲で異なる
エステル油にジウレア化合物を配合してグリースを調製
し(混和ちょう度:280)、上記工作機械用アンギュ
ラ玉軸受7918Cに軸受空間容積の15%を占有する
ように封入して試験軸受を作製した。そして、図2に示
した試験装置を用いて上記と同様に軸受耐久寿命を測定
した。
【0027】結果を図4に、40℃における動粘度が1
5mm2/sのエステル油を用いたグリースを封入した
試験軸受の寿命に対する相対値で示すが、40℃におけ
る動粘度が15〜40mm2/s、特に20〜30mm2
/sの範囲で優れた軸受耐久寿命が得られている。
5mm2/sのエステル油を用いたグリースを封入した
試験軸受の寿命に対する相対値で示すが、40℃におけ
る動粘度が15〜40mm2/s、特に20〜30mm2
/sの範囲で優れた軸受耐久寿命が得られている。
【0028】(試験−3:増ちょう剤配合量の検証)4
0℃における動粘度が30mm2/sのエステル油に、
配合量を変えてテトラウレア化合物を配合してグリース
を調製し、上記工作機械用アンギュラ玉軸受7918C
に軸受空間容積の15%を占有するように封入して試験
軸受を作製した。そして、図2に示した試験装置を用い
て上記と同様に軸受耐久寿命を測定した。
0℃における動粘度が30mm2/sのエステル油に、
配合量を変えてテトラウレア化合物を配合してグリース
を調製し、上記工作機械用アンギュラ玉軸受7918C
に軸受空間容積の15%を占有するように封入して試験
軸受を作製した。そして、図2に示した試験装置を用い
て上記と同様に軸受耐久寿命を測定した。
【0029】結果を図5に、増ちょう剤を9質量%配合
したグリースを封入した試験軸受の寿命に対する相対値
で示すが、増ちょう剤の配合量が9〜18.5質量%、
特に10〜15質量%の範囲で優れた軸受耐久寿命が得
られている。
したグリースを封入した試験軸受の寿命に対する相対値
で示すが、増ちょう剤の配合量が9〜18.5質量%、
特に10〜15質量%の範囲で優れた軸受耐久寿命が得
られている。
【0030】(試験−4:酸化防止剤添加量の検証)4
0℃における動粘度が20mm2/sのエステル油に、
ジウレア化合物を配合してベースグリースとし、これに
添加量を変えて酸化防止剤(チオジフェニルアミン)を
添加してグリースを調製し、上記工作機械用アンギュラ
玉軸受7918Cに軸受空間容積の15%を占有するよ
うに封入して試験軸受を作製した。そして、図2に示し
た試験装置を用いて上記と同様に軸受耐久寿命を測定し
た。
0℃における動粘度が20mm2/sのエステル油に、
ジウレア化合物を配合してベースグリースとし、これに
添加量を変えて酸化防止剤(チオジフェニルアミン)を
添加してグリースを調製し、上記工作機械用アンギュラ
玉軸受7918Cに軸受空間容積の15%を占有するよ
うに封入して試験軸受を作製した。そして、図2に示し
た試験装置を用いて上記と同様に軸受耐久寿命を測定し
た。
【0031】結果を図6に、酸化防止剤未添加のグリー
スを封入した試験軸受の寿命に対する相対値で示すが、
酸化防止剤を0.05質量以上、特に0.1質量%以上
添加することにより優れた軸受耐久寿命が得られてい
る。また、添加量の上限については、1質量%を超える
範囲ではほぼ飽和しており、増分に見合う効果の向上が
期待できない。
スを封入した試験軸受の寿命に対する相対値で示すが、
酸化防止剤を0.05質量以上、特に0.1質量%以上
添加することにより優れた軸受耐久寿命が得られてい
る。また、添加量の上限については、1質量%を超える
範囲ではほぼ飽和しており、増分に見合う効果の向上が
期待できない。
【0032】以上の各試験結果から、本発明に使用され
るグリースでは、(1)基油の40℃における動粘度が
15〜40mm2/sであること、(2)増ちょう剤と
してウレア化合物、特に1分子中のウレア結合数が2〜
5のウレア化合物を、グリース全量に対して9〜18.
5質量%の割合で配合すること、(3)アミン系酸化防
止剤及びフェノール系酸化防止剤の少なくとも1種を、
グリース全量に対して0.05〜4質量%含有するこ
と、が好ましいがわかる。
るグリースでは、(1)基油の40℃における動粘度が
15〜40mm2/sであること、(2)増ちょう剤と
してウレア化合物、特に1分子中のウレア結合数が2〜
5のウレア化合物を、グリース全量に対して9〜18.
5質量%の割合で配合すること、(3)アミン系酸化防
止剤及びフェノール系酸化防止剤の少なくとも1種を、
グリース全量に対して0.05〜4質量%含有するこ
と、が好ましいがわかる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、40℃における動
粘度が15〜40mm2/sである基油に、ウレア化合
物を増ちょう剤として配合してなるグリースを封入した
転がり軸受は、高速回転下での軸受耐久寿命が向上し、
旋盤、ボール盤、中ぐり盤、フライス盤、研削盤、ホー
ニング盤、超仕上盤、ラップ盤等の高速で摺動、回転す
る工作機械の主軸支持部に組み込まれる転がり軸受とし
て好適である。しかも、オイルエア潤滑法等のように潤
滑油を連続して供給する方式と異なり、グリースを封入
して使用できるため、運転コストの削減、省スペース化
も可能になる。
粘度が15〜40mm2/sである基油に、ウレア化合
物を増ちょう剤として配合してなるグリースを封入した
転がり軸受は、高速回転下での軸受耐久寿命が向上し、
旋盤、ボール盤、中ぐり盤、フライス盤、研削盤、ホー
ニング盤、超仕上盤、ラップ盤等の高速で摺動、回転す
る工作機械の主軸支持部に組み込まれる転がり軸受とし
て好適である。しかも、オイルエア潤滑法等のように潤
滑油を連続して供給する方式と異なり、グリースを封入
して使用できるため、運転コストの削減、省スペース化
も可能になる。
【図1】本発明に係る転がり軸受の一実施形態であるア
ンギュラ玉軸受を示す断面図である。
ンギュラ玉軸受を示す断面図である。
【図2】軸受耐久寿命の測定に用いた試験装置の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】試験−1において、グリース組成を変えて軸受
耐久寿命を測定した結果を示すグラフである。
耐久寿命を測定した結果を示すグラフである。
【図4】試験−2において、基油動粘度を変えて軸受耐
久寿命を測定した結果を示すグラフである。
久寿命を測定した結果を示すグラフである。
【図5】試験−3において、増ちょう剤配合量を変えて
軸受耐久寿命を測定した結果を示すグラフである。
軸受耐久寿命を測定した結果を示すグラフである。
【図6】試験−4において、酸化防止剤の添加量を変え
て軸受耐久寿命を測定した結果を示すグラフである。
て軸受耐久寿命を測定した結果を示すグラフである。
10 アンギュラ玉軸受
11 外輪
12 内輪
13 玉
14 保持器
Claims (4)
- 【請求項1】 内輪と外輪との間に、複数の転動体を保
持器により転動自在に保持してなり、かつ40℃におけ
る動粘度が15〜40mm2/sである基油に、ウレア
化合物を増ちょう剤として配合してなるグリースを封入
したことを特徴とする転がり軸受。 - 【請求項2】 前記ウレア化合物は、1分子中のウレア
結合数が2〜5であり、かつグリース全量に対して9〜
18.5質量%の割合で配合されることを特徴とする請
求項1記載の転がり軸受。 - 【請求項3】 前記グリースは、アミン系酸化防止剤及
びフェノール系酸化防止剤の少なくとも1種をグリース
全量に対して0.05〜4質量%含有することを特徴と
する請求項1または2に記載の転がり軸受。 - 【請求項4】 工作機械の回転軸支持用に使用されるこ
とを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の転が
り軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001276649A JP2003083341A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 転がり軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001276649A JP2003083341A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 転がり軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003083341A true JP2003083341A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19101315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001276649A Pending JP2003083341A (ja) | 2001-09-12 | 2001-09-12 | 転がり軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003083341A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008208218A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Ntn Corp | 高速軸受用グリースおよびスピンドル用転がり軸受 |
DE112008000540T5 (de) | 2007-02-26 | 2010-02-04 | Ntn Corporation | Schmierfett für Hochgeschwindigkeitslager und Wälzlager für hohe Geschwindigkeit |
DE112009001169T5 (de) | 2008-05-16 | 2011-04-28 | Kyodo Yushi Co. Ltd. | Schmierfett für Hochgeschwindigkeitslager |
WO2024095825A1 (ja) * | 2022-11-04 | 2024-05-10 | Ntn株式会社 | 転がり軸受装置 |
-
2001
- 2001-09-12 JP JP2001276649A patent/JP2003083341A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008208218A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Ntn Corp | 高速軸受用グリースおよびスピンドル用転がり軸受 |
DE112008000540T5 (de) | 2007-02-26 | 2010-02-04 | Ntn Corporation | Schmierfett für Hochgeschwindigkeitslager und Wälzlager für hohe Geschwindigkeit |
DE112009001169T5 (de) | 2008-05-16 | 2011-04-28 | Kyodo Yushi Co. Ltd. | Schmierfett für Hochgeschwindigkeitslager |
WO2024095825A1 (ja) * | 2022-11-04 | 2024-05-10 | Ntn株式会社 | 転がり軸受装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060324 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071127 |