JP2003082152A - ナマコ類あるいはヒトデ類コラーゲンからなるスポンジ及びその製造方法 - Google Patents

ナマコ類あるいはヒトデ類コラーゲンからなるスポンジ及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ほ乳類動物からのコラーゲンに代えて無脊椎動
物で棘皮動物に属するナマコ類あるいはヒトデ類のコラ
ーゲンを得る。 【構成】ナマコ類あるいはヒトデ類に含有されている可
溶成分を除去して得られた不溶性コラーゲンスポンジ、
及び、ナマコ類あるいはヒトデ類に機械的粉砕を行った
後、還元剤と塩を含んだ中性溶液で処理し、しかる後、
この処理によって可溶化された成分を除去した後、得ら
れた不溶性成分を精製、凍結、乾燥することを特徴とす
るナマコ類あるいはヒトデ類コラーゲンからなるスポン
ジの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無脊椎動物で棘皮動
物に属するナマコ類あるいはヒトデ類のコラーゲン、さ
らには具体的にはナマコ類あるいはヒトデ類体内の分子
間架橋を保ったままの高分子量コラーゲンからなるスポ
ンジ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】棘皮動物の一属であるナマコ類としては約
1100種が知られており、そのうち例えばマナマコ、
クロナマコはそのまま、素干品あるいは煮干品食用に利
用されるが、他のナマコ類、例えばキンコ等は食用とし
ての価値が乏しいために採集されることも無く、ほぼ無
尽蔵な資源ということができる。また同様に棘皮動物の
一種類であるヒトデ類は食用にされないだけでなく、更
に貝に被害を与えるために水産業者にとってはやっかい
な存在である。近年、細胞外マトリックスであるコラー
ゲンを化粧品原料、培養用基材、治療用埋植材として用
いることが行われているが、通常は多量に製造すること
が可能で、かつ変性温度が高いことから哺乳動物のコラ
ーゲン、特にウシ、ブタが使われている。しかし最近は
哺乳動物以外に魚類(例えば特願平05−50201
3、特願2000−148523等)、鳥類(例えば特
願平11−202660)のコラーゲンを利用すること
も試みられている。棘皮動物であるナマコ類あるいはヒ
トデ類においても体壁に多量のコラーゲンが含まれてい
ることが知られており、このコラーゲンの抽出に関する
研究もなされている。しかしナマコ類あるいはヒトデ類
のコラーゲンは多くの天然の分子間架橋が形成されてい
るために高度に不溶化しており、コラーゲンの単離・精
製には多くの手間と時間がかかり、このことが利用する
場合の問題となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、ナマコ
類あるいはヒトデ類のコラーゲンの利用について鋭意検
討した結果、ナマコ類あるいはヒトデ類に含まれる高度
に不溶化したコラーゲンを可溶化すること無く精製し、
それをスポンジとして利用することを見出して本発明を
完成したもので、本発明の目的はナマコ類あるいはヒト
デ類より得られるコラーゲンスポンジ及びその製造方法
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨はナマコ類
あるいはヒトデ類に含有されている可溶成分を除去して
得られた不溶性コラーゲンのスポンジであり、ナマコ類
あるいはヒトデ類を機械的粉砕した後、還元剤と塩を含
んだ中性溶液で処理し、しかる後、この処理によって可
溶化された成分を除去し、不溶性成分を精製、冷凍、乾
燥することを特徴とするナマコ類あるいはヒトデ類コラ
ーゲンからなるスポンジの製造方法である。また、不溶
性成分を精製するに当たり、アルカリ溶液により処理す
ることが好ましい。そして、前記の中性溶液に更にキレ
ート剤を加えることもできる。すなわち、本発明はナマ
コ類あるいはヒトデ類に含まれる高度に不溶化したコラ
ーゲンを可溶化すること無く精製し、それを冷凍、乾燥
することによってスポンジとして利用するものであっ
て、このスポンジを更に可溶化して、抽出されたコラー
ゲン(分子状に単分散コラーゲン)からなるスポンジ、
あるいはそれを後処理によって分子間架橋を導入したス
ポンジに比べ、機械的強度、熱的安定性、水分保持能に
優れ、水分を素早く吸収し、感触の良いスポンジを得る
ことができたのである。
【0005】以下に本発明を詳細に説明する。原料とし
て用いるナマコ類は棘皮動物門、ナマコ綱に属するナマ
コ類であれば制限はない。具体的には楯手目、板足目、
樹手目、隠足目、無足目に含まれるナマコ類で食用とな
るマナマコ、クロナマコ、ジャノメナマコ、アカミシキ
リ、フジナマコ、トラフナマコ、ハナジナマコ、バイカ
ナマコ、オキナマコ等、及び食用としてあまり利用され
ることのないニセクロナマコ、ユメナマコ、キンコ(フ
ジコとも呼ばれる)、イシコ、グミ、ゴカクキンコ、シ
ロナマコ、シリブトイモナマコ、オオイカリナマコ、ホ
ソイカリナマコ、ムラサキクルマナマコ等をあげること
ができる。またヒトデ類は、ヒトデ綱に属するヒトデ類
であれば制限はない。具体的にはモミジガイ科のヒラモ
ミジガイ、モミジガイ、トゲモミジガイ、スナヒトデ科
のスナヒトデ、アカヒトデ科のアカヒトデ、トゲヒトデ
科のヌノメイトマキ、イトマキヒトデ、ヌメハダヒメヒ
トデ、キヒトデ科のキヒトデ、エゾヒトデ、イトマキヒ
トデ科のイトマキヒトデ、ホウキボシ科のアカヒトデ等
をあげることができる。使用する部位としては消化管な
ど内臓を取り除いた、残りの部位である体壁部を用い
る。
【0006】本発明にかかるコラーゲンスポンジはナマ
コ類、ヒトデ類の体内に含有されている可溶性成分を除
去したものであって、コラーゲンを主成分としたスポン
ジで、このコラーゲンはナマコ類、ヒトデ類の体内で存
在する分子間架橋を残したことを特徴とするスポンジで
ある。そして、このコラーゲンスポンジの製造方法につ
いて具体的に述べる。まず最初に原料とする使用部位を
機械的に粉砕、切断しミンチ状、小片状にする。例えば
内臓を取り除いたナマコ類あるいはヒトデ類の体壁をホ
モジナイザー、カッター等を用いてミンチ状、小片等に
する。ミンチ、小片化の程度として、あまり十分でない
場合には、次の中性溶液の処理で単離・精製することが
出来ない。またこの処理をしすぎた場合には、出来たス
ポンジの強度が落ちてしまう。具体的に望ましいミン
チ、小片化の状態としては水を加えずに粉砕した結果、
挽肉状となる程度が望ましい。次にこのミンチ、小片化
物に還元剤と塩を含んだ中性溶液、具体的には還元剤と
してメルカプトトエタノールまたはチオグリコール酸、
塩としてNaCl等を加えてpHを6〜9とし、それを0
〜40℃で1日以上放置する。なおこの処理時間は温
度、ミンチ、小片化の状態によって異なるが、1日以上
は処理することは必要である。またこの中性溶液にキレ
ート剤を加えることによってCa等の無機物を除去する
ことができる。キレート剤としてEDTA(ethylenediamin
etetraacetic acid)、NTA(nitrilotriaceteic acid)、
HIDA(hydroyethyliminodiacetic acid)、HEDTA(hydroxy
ethylene ethylenediaminetriacetic acid)、DTRP(diet
hylene triamine pentaacetic acid)、TTHA(triethylen
e tetraminehexaacetic acid)、GLDA(dicarboxymethyle
glutamic acid tetrasodium salt)、DHEG(dihydroxyeth
yl glycine)、PDTA(1.3-propane diaminetetraacetic a
cid)、DPTA-OH(1,3-Diamino-2-hydroxypropane tetraac
etic acid)、HEDP(hydroxyethylidene diphosphonicaci
d)、NTMP(nitrilotris(methylene phosphonic acid)、P
BTC(phosphonobutane tricaroxylic Acid)等を用いる
ことができる。特にヒトデ類の場合にはナマコ類の場合
に比べ高い濃度でCaが体壁に含まれるため、中性溶液
にキレート剤を加えることが望ましい。この中性溶液で
の処理によってコラーゲン以外のタンパク質、多糖類を
遊離の状態に溶液に抽出することができ、同時にナマコ
類あるいはヒトデ類の体壁の色もこの処理により大部分
は取り除くことができる。この処理液より遠心分離、あ
るいはデカンテーションにより精製された不溶化コラー
ゲンを0.5%〜2%程度の濃度で得ることができる
が、遠心分離により単離する方が濃度を高く、更に確実
に集めることができる。
【0007】更にこの処理の後に、酢酸等酸性の溶液を
加え、pHを2〜5にすることにより、より濃度の高い
精製された不溶化コラーゲンを得ることができる。これ
はこの処理によって不溶性コラーゲンが凝集するためで
ある。このように中性の条件下、還元剤と塩或いはキレ
ート剤による処理によって遊離したコラーゲン以外のタ
ンパク質、多糖類は沈殿することなく、高度に不溶化し
たコラーゲンのみを沈殿させ得ることができる。この得
られた沈殿をSDS-PAGEにより分子量の測定を行うことを
試みたが、ゲル濃度3%のアッパーゲルにも入る成分は
無く、このことからこの沈殿として得られた高度に不溶
化したコラーゲンは多数のコラーゲン分子(分子量:約
30万)が結合していると考えられる。なおこのSDS-PA
GEはコラーゲンを熱変性後に電気泳動させるもので、コ
ラーゲン分子の構成成分である分子量10万のα鎖を観
察できるが、今回の発明によるコラーゲンは高度に不溶
化して、構成成分も大きな分子量を持つために変性後で
あってもゲル内に入ることがなかった。またコラーゲン
以外のタンパク質はこのSDS-PAGEで観察されることはな
く、不溶性コラーゲンは十分に精製されていることが確
認された。また以上の処理によって得られた沈殿を、更
に高いpHで処理することにより柔らかいスポンジが得ら
れることを見いだした。すなわち先の沈殿を0.1Na
OH溶液に冷蔵条件下、3日間入れた後に遠心分離、あ
るいはデカンテーションで再度沈殿を集めた後に、水で
十分に沈殿を洗うことで柔らかいスポンジの原料となる
ことを見いだした。
【0008】以上の処理によって得られた沈殿を水にて
洗浄後、凍結乾燥させることによってスポンジを得るこ
とができる。またこの沈殿を凍結乾燥の際に必要に応じ
て水で希釈することによって、できあがるスポンジの密
度を調整することができる。得られたスポンジは原料と
なっている高度に不溶化したコラーゲンがナマコ類ある
いはヒトデ類体内の天然の分子間架橋に由来しているた
め、高い機械的強度を持つスポンジである。また一般に
哺乳類のコラーゲンに比べ、それ以外のコラーゲンは熱
変性温度が低く、そのことはアミノ酸分析によるコラー
ゲン特有のアミノ酸であるハイドリキシプロリンの含量
の低さからも予想されるが、この発明になるスポンジは
高度に形成された天然の分子間架橋によって高い変性温
度を持っており、得られたスポンジの変性温度は52℃
であった。このスポンジは、パック用スポンジ、フェー
シャルマスク等の化粧用途、細胞培養用担体等の研究用
途、創傷カバー剤等の医療用途等、このスポンジの特長
を生かした利用が可能である。
【0009】
【実施例】以下の実施例を示し本発明を具体的に示すが
これによって本発明が限定されるものではない。 実施例1 キンコの体壁を開き内蔵を取り除き5mm角程度に切断
した後に、この体壁を主成分とした切断片(50g)
を、中性溶液(NaCl 29.22g)、2−メルカ
プトエタノール(15.63g)、トリス(ヒドロキシ
メチル)アミノメタン(12.12g)を水に溶かし、
全量を1Lとする)1Lに加え、スターラーにて、冷蔵
庫中3日間の攪拌による処理を行った。この処理により
得られたドロドロの乳濁液を、遠心分離(10000回
転、30分)することによって不溶性コラーゲン100
0gを沈殿として回収した。なおこの沈殿のコラーゲン
の濃度は約0.5%であった。この沈殿をトレーに移
し、凍結乾燥することによりナマコのコラーゲンからな
るスポンジ5gを得た。得られたスポンジの変性温度を
測定した。スポンジを十分吸水させた後にDSCにより
変性温度を測定したところ52℃にビークが認められ
た。またこのスポンジに水を垂らしたところ、スポンジ
上の水滴は直ちにスポンジに吸収された。以上のことか
らこのスポンジは高い熱安定性、高い吸水性を持つこと
が分かった。 実施例2 実施例1の中性溶液にEDTA・2Na(18.61g)を加
え、同様の処理の後に、凍結乾燥することによりナマコ
のコラーゲンからなるスポンジを得た。 実施例3 実施例1の処理によって得られたコラーゲン濃度が約
0.5%の不溶性コラーゲン500gを0.1M Na
OH溶液5Lにて4℃にて3日間攪拌処理を行った。こ
のアルカリ溶液より遠心分離により不溶性コラーゲンを
沈殿として回収した。この沈殿を水にて十分洗浄した後
に、この洗浄の済んだ沈殿をトレーに移し、凍結乾燥す
ることによりナマコのコラーゲンからなるスポンジを得
た。ここで得られたスポンジは、実施例1あるいは2で
得られたスポンジに比べて、より白くまた柔軟性に富む
ものであった。 実施例4 イトマキヒトデを原料(体壁として50gを使用)とし
て実施例2と同様の処理によってヒトデのコラーゲンか
らなるスポンジ4.5gを得た。
【0010】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は従来利用価
値に乏しい棘皮動物に属するナマコ類あるいはヒトデ類
のコラーゲンを可溶成分を除去するという簡単な操作に
よって、ナマコ類あるいはヒトデ類体内の分子間架橋を
保ったままの高分子量コラーゲンスポンジを得ることが
でき、得られたコラーゲンスポンジはナマコ類あるいは
ヒトデ類体内の天然の分子間架橋に由来しているため高
い機械的強度、高い吸水能、高い熱変性温度を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 15/16 A61L 15/01 (72)発明者 阿蘇 雄 東京都北区浮間2−13−10 (株)高研研 究所内 Fターム(参考) 4C081 AA01 AA12 CD12 4C083 AA071 AD43 CC07 FF01 4C087 AA03 BB24 BB26 CA11 CA16 CA34 MA63 ZA89 4F074 AA04 AD13 AD14 CB31 DA53

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナマコ類あるいはヒトデ類に含有されてい
    る可溶成分を除去して得られた不溶性コラーゲンスポン
    ジ。
  2. 【請求項2】ナマコ類あるいはヒトデ類に機械的粉砕を
    行った後、還元剤と塩を含んだ中性溶液で処理し、しか
    る後、この処理によって可溶化された成分を除去した
    後、得られた不溶性成分を精製、凍結、乾燥することを
    特徴とするナマコ類あるいはヒトデ類コラーゲンからな
    るスポンジの製造方法。
  3. 【請求項3】前記中性溶液に更にキレート剤を加えるこ
    とを特徴とする請求項2記載のナマコ類あるいはヒトデ
    類コラーゲンからなるスポンジの製造方法。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3のいずれかの項記
    載の製造方法において、得られた不溶性成分をpH13
    のアルカリ溶液で洗浄することを特徴とするナマコ類あ
    るいはヒトデ類コラーゲンからなるスポンジの製造方
    法。
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