JP2003081909A - アクロレインの安定化方法 - Google Patents

アクロレインの安定化方法

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JP2003081909A
JP2003081909A JP2002253693A JP2002253693A JP2003081909A JP 2003081909 A JP2003081909 A JP 2003081909A JP 2002253693 A JP2002253693 A JP 2002253693A JP 2002253693 A JP2002253693 A JP 2002253693A JP 2003081909 A JP2003081909 A JP 2003081909A
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acrolein
nitroxide
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JP2002253693A
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Stephane Lepizzera
ルピゼラ ステファン
Michel Fauconet
フォコネ ミシェル
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Arkema France SA
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Atofina SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/78Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
    • C07C45/86Use of additives, e.g. for stabilisation

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基本的に嫌気性の雰囲気と接触する純粋なア
クロレインまたはその高濃度溶液(アクロレイン含有率
≧90重量%)の安定化。 【解決手段】 少なくとも1種のニトロキシド誘導体の
使用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はアクリルモノマーに
関するものであり、特にアクロレインを安定化して精製
中、貯蔵中または移送中の自己重合を防ぐ方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最も一般的に用いられているアクロレイ
ン製造方法は空気中の酸素を用いてプロピレンを気相触
媒酸化する反応部と主として一酸化炭素、アクリル酸、
酢酸およびアセトアルデヒドからなる反応副成物を除去
する精製部とからなる。
【0003】従来の精製方法は「基本的に水溶性の区
域」とよばれる区域を有し、この区域では下記操作が順
次行われる: (1) 水溶性反応流の冷却(急冷) (2) 第1カラムでの有機酸(アクリル酸および酢
酸)の水による吸収 (3) 第2カラムでのアクロレインの冷水による吸収
と、頂部での非縮合ガス(未変換プロピレン、窒素、酸
素および酸化炭素)の除去と、カラム底部での低濃度ア
クロレイン水溶液の回収 (4) 第3カラム底部での水の除去と、第3カラム頂
部でのアクロレインの回収。
【0004】アクロレインの用途によっては「基本的に
有機性の区域」とよばれる第2の精製区域でさらに精製
する必要がある。この区域は軽質化合物(特にアセトア
ルデヒド)を除去する第4カラムと重質化合物を除去す
る最終カラムとを有している。
【0005】アクロレインの精製で問題になるのは、反
応区域で得られる粗溶液中に含まれるこのモノマーおよ
びアクリル酸がフリーラジカル反応によって容易に自己
重合反応することである。この反応は温度で促進され
る。従って、高温で実施する精製段階(特に蒸留塔)での
流体はこの現象に対して非常に敏感である。アクロレイ
ンの重合に寄与する第2のファクターは過酸化水素の生
成にある。この過酸化水素はモノマーに対する酸素の作
用で簡単に発生し、重合を迅速に開始させることが知ら
れている。この問題を解決するために一般的には媒体中
の酸素を少なくする方法が求められるが、酸素を少なく
するとプロセスに加えた所定の重合抑制剤の効果に悪影
響を与えることになる。
【0006】発生したポリマーはモノマー中、精製すべ
きモノマーを含む粗媒体中およびモノマーと精製行程で
用いる溶媒との混合物中に不溶、特に水性媒体に不溶で
あるという特徴がある。こうした不溶性ポリマーが工業
的な蒸留装置中で生じると、設備の停止が必要になり、
頻繁でコストがかかる困難な清掃作業をしなければなら
なくなる。
【0007】この欠点を克服するために、アクロレイン
流中に単数または複数の安定化分子、例えばフェノール
化合物(例えばハイドロキノン、ハイドロキノンメチル
エーテル、2,6−ジ(t−ブチル)−1−ヒドロキシ
トルエン等)、アミン誘導体(例えばヒドロキシルアミ
ン、ヒドロキシジフェニルアミン、ピペラジン等)、置
換p−フェニレンジアミンまたは遷移金属塩、例えば酢
酸銅(II)、酢酸マンガン(II)または銅ジブチル
ジチオカルバメートを導入することが知られている。
【0008】ハイドロキノンはアクロレイン精製方法の
抑制剤として挙げられてはいるが、アクロレイン精製段
階でのポリマー形成を効果的に減少させることはできな
い。この抑制剤および一般的フェノール抑制剤の効果が
良くも悪くもない理由は、モノマーの安定性に不可欠な
過酸化水素の形成に有害な酸素を抑制剤の作用機構上必
要とする点にある。他の抑制剤はハイドロキノンより効
果的であるが、アクロレインの工業的精製プラントを信
頼性をもって問題無しに運転させるには効果がまだ不十
分である。
【発明が解決しようとする課題】
【0009】本発明の目的は、アクロレイン濃度の高い
流体、特にアクロレインの精製プロセスの「基本的に有
機性区域」とよばれる区域でのアクロレイン濃度の高い
流体の安定成を増加させる方法を提供することにある。
この目的は少なくとも1種のニトロキシド誘導体をアク
ロレイン流に加えることによって達成でき、酸素または
酸素含有ガス流をさらに導入する必要はない。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、基本的
に嫌気性の雰囲気すなわち酸素を1%以下の濃度で含む
気体雰囲気と接触する純粋なアクロレインまたはその高
濃度溶液(アクロレイン含有率≧90重量%)を少なく
とも1種のニトロキシド誘導体を用いて安定させるその
使用にある。ニトロキシド誘導体の使用はアクロレイン
の精製段階の主として有機性区域での使用に関するもの
であるが、不活性雰囲気下でのその貯蔵または輸送にも
関するものでもある。本発明の他の対象は、少なくとも
1種のニトロキシド誘導体を加えることを特徴とするア
クロレインまたはアクロレインの高濃度流体を安定化方
法に関するものである。添加するニトロキシド誘導体の
量は広範囲で変えることができるが、一般的には安定化
するアクロレインまたはアクロレイン流の重量に対して
10〜10,000ppm、好ましくは50〜5000
ppmである。
【0011】
【実施の形態】本発明で用いるニトロキシド誘導体の中
では特に下記一般式で表されるものを挙げることができ
る:
【式4】 (ここで、R1、R2、R3およびR4は互いに同一でも、
異なっていてもよく、置換していてもよい直鎖または分
岐鎖のアルキル基を表し、R3とR4は互いに結合してい
てもよく、R5は水素原子か、置換されていてもよい直
鎖または分岐鎖のアルキル基を表し、R6は置換されて
いてもよい直鎖または分岐鎖のアルキル基、アリール基
またはジアルコキシホスホリル基を表す)
【0012】特に好ましい化合物は下記である: 1) 下記一般式の環状ニトロキシド:
【式5】 (ここで、R7は水素原子か、ヒドロキシ基、アクロキ
シ基またはアミノ基を表し、R8は水素原子を表すか、
7と一緒にオキソ基を形成する)
【0013】2) 下記一般式のアクリルニトロキシ
ド:
【式6】 (ここで、R9は分岐鎖のアルキル基を表し、R10はフ
ェニール基またはジアルコキシホスホリル基を表す)
【0014】好ましいニトロキシドの例としては2,
2,6,6−テトラメチル−1−オキシルピペリジン
(TEMPO)および4位が置換されたその誘導体、例
えば4−ヒドロキシ−TEMPO、4−オキソ−TEM
POおよび4−アミノ−TEMPO、N−tert−ブチル
−1−フェニル−2−メチルプロピルニトロキシドおよ
びN−tert−ブチル−1−ジエチルホスホノ−2,2−
ジメチルプロピルニトロキシド(以下、SG1)(この
例の構造式および製造方法は国際特許第WO96/24
620号に記載されている)が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
【0015】本発明のニトロキシド誘導体は水溶液また
は固体であり、安定化すべきアクロレインまたはアクロ
レイン流と混合され、得られた混合溶液をプロセス中、
好ましくは供給流中および/または蒸留塔の頂部に注入
する。この溶液をカラム頂部に導入する場合には、カラ
ムの1番高い段または最後の段よりわずかに下側に位置
する段またはカラム頂部のコンデンサ入口から成る1つ
または複数の位置で導入する。以下、本発明の実施例を
説明するが、本発明が下記実施例に限定されるものでは
ない。特に記載の無い限り、部および比率は重量ベース
で表す。
【0016】
【実施例】実施例1(静的テスト) 蒸留することによって予め不安定にした後、研究のため
に10ppmの安定化剤で再度安定化した粗アクロレイ
ン(約97%のアクロレインと3%の水との混合物)を
ガラス管内に入れる。このガラス管にコンデンサを取付
ける。このコンデンサ自体はステンレス鋼の通路を通す
孔が明いた栓で密閉されている。このステンレス鋼の通
路はアクロレイン試料を窒素で連続的にパージするため
のものである。室温で20分間パージした後、ガラス管
をサーモスタットで80℃に維持した浴中に入れると重
合の開始が視覚的に検出される。テスト条件下での各被
試験安定化剤のアクロレイン安定化時間を求める。
【0017】下記表は本発明の2種類の安定化剤(4−
ヒドロキシ−TEMPOとSG1)と、比較のためにハ
イドロキノン、銅ジブチルジチオカーバメート(以下、
CB)およびフェノチアジンを用いて得られた結果とを
まとめて示したものである。
【表1】
【0018】実施例2〜4(動的テスト) 安定化剤の効果を比較するための動的テストをアクロレ
イン精製プロセスの蒸留塔を模擬した実験設備で実施し
た。この蒸留塔は流体中のモノマー濃度がこのプロセス
での最も高い高感度のカラムの中から選択され、軽質不
純物、特にアセトアルデヒドを分離するためのカラムで
ある。実験設備は下記1)〜3)で構成される: 1)ステンレス鋼のマルチニット型充填材を収容した高
さ14cmの区域を2つ有する内径36mmのガラスの
カラム、 2)電気抵抗加熱されたカラム底部の熱サイホンボイラ
ー、 3)カラム頂部の12℃の水が循環されるコンデンサ。
【0019】原料混合物はアクロレイン(93%)、ア
セトアルデヒド(4%)および水(3)から成り、この
混合物に試験すべき0.1%の重合抑制剤を加える。カ
ラムの上記2つの区域の間に上記混合物を185g/時
の速度で導入する。ボイラーを用いて同じ流量のカラム
底部流を連続的に除去し、ボイラー内の液体レベルを一
定水準に維持する。ボイラー内のカラム底部流の滞留時
間は1時間である。ボイラーに加える加熱量を調整して
カラム頂部のコンデンサで十分な流量の還流が得られる
ようにする。試験は大気圧で実施する。測定した温度は
ボイラーで53℃、フィードで50℃、カラム頂部で1
9℃である。設備内の沈着物を観察することでポリマー
の形成状態を比較し、評価した。
【0020】実施例2 試験した重合抑制剤は4−ヒドロキシ−TEMPOで、
0.1重量%の濃度になるように原料混合物中に溶解し
た。ボイラーから分離したカラム底部流はクリアーな透
明である。3時間運転後でも設備に固体沈着物は全く見
られない。
【0021】実施例3(比較例) 試験した重合抑制剤はハイドロキノンで、0.1重量%
の濃度になるように原料混合物中に溶解した。試験中に
カラム底部から抽出した液体流は混濁しており、媒体中
に微細な不溶なポリマーが懸濁していることを示す。3
時間運転後にボイラー内壁面積の約半分を被う細かな白
色固体沈着物層と、ボイラー低部を被う粒状の白色固体
沈着物とが見られた。
【0022】実施例4(比較例) 0.1%の濃度になるように原料混合物中に溶解したハ
イドロキノンメチルエーテルを用いて上記と同じ試験を
繰り返した。テスト中に取出したカラム底部流は混濁し
ていた。3時間の運転後にボイラー内壁の面積の約3分
の1を被う微細な白色固体沈着物層と、ボイラー低部を
被う粒状の白色固体沈着物とが見られた。
【0023】実施例5 実施例2〜4と同様に運転したが、上記試験と同じ組成
の被試験混合物を導入せず、連続的に抜き出した。カラ
ム底部流を200g/時間の流速で連続的にカラムの2
つの区域の間のフィード点へ戻した。この第2の動的試
験の継続運転時間は24時間にした。原料混合物中に抑
制剤の4−OH−TEMPOを0.1%の比率となるよ
うに溶解した。24時間運転後、カラム中には固体沈着
物は全く無く、ボイラー内壁にも沈殿物はほとんど見ら
れなかった。
【0024】実施例6 実施例5の試験を繰り返したが、4−OH−TEMPO
の代わりに原料流に0.1%の比率でハイドロキノンを
添加した。16時間運転後に供給パイプが閉塞したため
試験を停止しなければならなかった。カラム底部流には
ポリマー懸濁物が含まれる。ボイラー内壁の約2/3が
白色固体の薄層で被われ、ボイラー底部には粘着性ポリ
マーの厚い沈殿物が見られた。ボイラー下部は粒状固体
で被われていた。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精製中、貯蔵中または移送中に少なくと
    も90重量%のアクロレインモノマーを含むアクロレイ
    ン流中での、アクロレインを安定化させるための少なく
    とも1種のニトロキシド誘導体の使用。
  2. 【請求項2】 高濃度のアクロレイン流が酸素を1%以
    下の濃度で含む気体の雰囲気と接触する請求項1に記載
    の使用。
  3. 【請求項3】 ニトロキシド誘導体が下記一般式に対応
    する請求項1または2に記載の使用: 【式1】 (ここで、R1、R2、R3およびR4は置換されていても
    よい直鎖または分岐鎖のアルキル基を示し、互いに同一
    でも異なっていてもよく、R3とR4は互いに結合してい
    てもよく、R5は水素原子または置換されていてもよい
    直鎖または分岐鎖のアルキル基を示し、R6は置換され
    ていてもよい直鎖または分岐鎖のアルキル基、アリール
    基またはジアルコキシホスホリル基を表す)
  4. 【請求項4】 ニトロキシド誘導体が下記一般式の環状
    ニトロキシドである請求項1または2に記載の使用: 【式2】 (ここで、R7は水素原子か、ヒドロキシ基、アクロキ
    シ基またはアミノ基を表し、R8は水素原子を表すか、
    7と一緒にオキソ基を形成する)
  5. 【請求項5】 ニトロキシド誘導体が2,2,6,6−
    テトラメチル−1−オキシルピペリジン(TEMP
    O)、4−ヒドロキシ−TEMPO、4−オキソ−TE
    MPOまたは4−アミノ−TEMPOである請求項4に
    記載の使用。
  6. 【請求項6】 ニトロキシド誘導体が下記一般式のアク
    リルニトロキシドである請求項1または2に記載の使
    用: 【式3】 (ここで、R9は分岐鎖のアルキル基を表し、R10はフ
    ェニール基またはジアルコキシホスホリル基を表す)
  7. 【請求項7】 ニトロキシド誘導体がN−tert−ブチル
    −1−ジエチルホスホノ−2,2−ジメチルプロピルニ
    トロキシドまたはN−tert−ブチル−1−フェニル−2
    −メチルプロピルニトロキシドである請求項6に記載の
    使用。
  8. 【請求項8】 液体のアクロレイン流中のニトロキシド
    誘導体の全濃度がアクロレインに対して10ppm〜1
    0,000ppmである請求項1〜7のいずれか一項に
    記載の使用。
  9. 【請求項9】 アクロレインの精製プロセスの基本的に
    有機性区域の安定化でニトロキシド誘導体を用いる請求
    項1〜8のいずれか一項に記載の使用。
JP2002253693A 2001-08-30 2002-08-30 アクロレインの安定化方法 Pending JP2003081909A (ja)

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EP (1) EP1288185A3 (ja)
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KR (1) KR20030019202A (ja)
CN (1) CN1403432A (ja)
BR (1) BR0203423A (ja)
FR (1) FR2829130A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511714A (ja) * 2004-09-03 2008-04-17 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 缶内安定剤

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