JP2003081768A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

Info

Publication number
JP2003081768A
JP2003081768A JP2001281358A JP2001281358A JP2003081768A JP 2003081768 A JP2003081768 A JP 2003081768A JP 2001281358 A JP2001281358 A JP 2001281358A JP 2001281358 A JP2001281358 A JP 2001281358A JP 2003081768 A JP2003081768 A JP 2003081768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diamond
cosmetic
effect
powder
skin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001281358A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiko Higuchi
敏子 樋口
Koichi Miyata
攻一 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AABEN KK
Original Assignee
AABEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AABEN KK filed Critical AABEN KK
Priority to JP2001281358A priority Critical patent/JP2003081768A/ja
Publication of JP2003081768A publication Critical patent/JP2003081768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚の状態を改善し、シミ、シワ、クスミ、
ニキビなどを改善する効果のある化粧料を提供すること
である。 【解決手段】 ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆
粉体から選ばれた1種又は2種以上の粉体と白金とを含
むことを特徴とする化粧料である。ダイヤモンド粉体及
びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた1種又は2種以上
の粉体の平均粒径が0.01〜500μmである。ダイ
ヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた1
種又は2種以上の粉体の含有量が、白金を除く化粧料1
00質量%に対して0.001〜5.0質量%である。
白金の含有量が、前記白金を除く化粧料100質量部に
対して、0.00001〜1.0質量部である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、石鹸類、クレン
ジング類、洗顔料、ピーリング類、ローション類、乳液
類、美容液類、クリーム類、パック・マスク類等に用い
ることができる化粧料に関し、特に皮膚の状態を改善
し、シミ、シワ、クスミ、ニキビなどに改善効果がある
化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、ダイヤモンド粉体やダイヤモン
ドを被覆した粉体を含む化粧料は特開平6−15726
3号公報に開示されている。同公報にはダイヤモンド粉
体やダイヤモンドを被覆した粉体が赤外線カット用成分
の例として挙げられている。しかし、ダイヤモンド粉体
やダイヤモンドを被覆した粉体が皮膚のシミ、シワ、ク
スミ、ニキビなどに改善効果があることは示されていな
い。
【0003】 また、白金を含む化粧料としては、特開
平8−67610号公報に、メイクアップ化粧料中の有
色粉体の1種として白金が開示されている。しかし、白
金の皮膚に対する改善効果については何ら開示されてい
ない。また、白金コロイドを分散させた化粧品は特開2
000−122723公報に開示されており、同公報に
は、白金コロイドが皮膚の状態を改善できることを開示
しており、そのメカニズムとして、白金という物質が直
接的に作用するのではなく、白金コロイドのナノサイズ
(nm)の超微粒子がもたらす表面活性エネルギーが造
り出す電気二重層構造により、皮膚が本来持っている恒
常性維持に寄与するものと考えられると開示されてい
る。しかし、同公報には、白金そのものの効果について
は何ら開示していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は、皮膚の状
態を改善し、シミ、シワ、クスミ、ニキビなどを改善す
る効果のある化粧料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明者らが、上記目
的を達成すべく鋭意検討を行った結果、意外にも白金と
ダイヤモンド粉体の組合せにより上記目的を達成できる
ことを見出し、本発明に到達した。
【0006】 すなわち、本発明は、ダイヤモンド粉体
及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた1種又は2種以
上の粉体と白金とを含むことを特徴とする化粧料を提供
するものである。本発明において、ダイヤモンド粉体及
びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた1種又は2種以上
の粉体の平均粒径が0.01〜500μmであることが
好ましく、ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体
から選ばれた1種又は2種以上の粉体の含有量が、白金
を除く化粧料100質量%に対して0.001〜5.0
質量%であることが好ましい。更に、白金の含有量が、
前記白金を除く化粧料100質量部に対して、0.00
001〜1.0質量部であることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を詳
細に説明するが、本発明は、これらの実施の形態に限定
されるものではない。
【0008】 本発明の化粧料は精製水をベースとする
ことが好ましく、これにダイヤモンド粉体及びダイヤモ
ンド被覆粉体から選ばれた1種又は2種以上の粉体(以
下ダイヤモンド粉体類という)及び白金を分散させるこ
とが好ましい。ここで、ダイヤモンド粉体は、天然ダイ
ヤモンドでも人造ダイヤモンドでも良い。また、ダイヤ
モンド被覆粉体とは、例えば、ダイヤモンドを被覆し
た、金属粉体、セラミック粉体、雲母、セリサイト、タ
ルクなどの鉱物粉体、ナイロン、ポリエチレン、PMM
Aなどのプラスチック粉末などが挙げられる。
【0009】 ダイヤモンド粉体類の含有量に特に制限
はないが、含有量が少なすぎると本発明の効果が得られ
にくくなり、多すぎると費用対効果の点で好ましくな
い。ダイヤモンド粉体類は、白金を除いた化粧料100
質量%に対して、好ましくは0.001〜5.0質量
%、更に好ましくは0.005〜1.0質量%、最も好
ましくは0.01〜0.5質量%の範囲で含まれる。
【0010】 ダイヤモンド粉体の粒子径に特に制限は
ないが、粒子径が大きすぎると本発明の効果が得られに
くくなり、粒子径が小さすぎるものは毛穴に詰まること
も考えられ好ましくない。粒子径は、好ましくは0.0
1〜500μm、更に好ましくは0.1〜300μm、
最も好ましくは、1〜100μmの範囲である。
【0011】 白金の含有量に特に制限はないが含有量
が少なすぎると本発明の効果が得られにくくなり、多す
ぎると費用対効果の点で好ましくない。白金の含有量の
範囲は、白金を除いた化粧料100質量部に対して、好
ましくは0.00001〜1.0質量部、更に好ましく
は0.00005〜0.1質量部、最も好ましくは0.
0001〜0.01質量部の範囲である。白金の形状に
特に制限はないが、微細に分散した状態が好ましいた
め、できる限り細かい粒子状又は薄片状であることが好
ましい。薄片状の白金、すなわち白金箔は、配合時に細
かく分散していなくても撹拌混合時に細かく分散させる
ことができるため好ましい。
【0012】 本発明の効果が生じる機構については明
らかではないが、以下のようなことが考えられる。ダイ
ヤモンドは、ピーリング効果を有すると考えられ、その
硬度や形状によってこれを塗布するときに生じる優しい
研磨作用により、皮膚上に蓄積された老廃物や有害物質
の除去等が考えられる。また、ダイヤモンドは人体(皮
膚)に関し無害であり、従来のピーリング剤のように炎
症を伴うことがない。更に、化学薬品や化粧品成分等に
侵されることがないため、その形状を維持し、他の成分
によってピーリング効果を失ったり有害化することもな
い。したがって、この研磨作用により、有効成分を浸透
させやすくすると共に、角質細胞を活性化し、皮膚の新
陳代謝を正常化させ、新鮮な柔らかい皮膚を作ると考え
られる。
【0013】 この点を更に詳しく考察すると、皮膚上
には、皮膚新陳代謝の結果として生じる多数の老廃物化
した皮膚細胞や大気汚染などによって生じる様々な粉塵
・排気ガス等の有害物質、更に毛穴などから排泄される
余分な皮脂や老廃物などが蓄積される。これらの蓄積物
は新しい皮膚の層を作り出すことを阻害する。そして、
皮膚の基を乱し、肌色をくすませ不健康な肌を作り出
す。ここでダイヤモンド粉体はこれらの蓄積物を除去し
皮膚の毛孔がふさがれないように作用し、有効成分の浸
透を助長するものと考えられる。したがって、シミ、シ
ワの改善、及びニキビ跡、ニキビの予防効果があるので
はないかと考えられる。
【0014】 更に、紫外線は皮膚の老化の要因となる
が、ダイヤモンドは高い屈折率を有するため、従来の乱
反射剤よりもはるかに反射率が高く、紫外線が皮膚に到
達することを防ぐことが期待できる。このことからもシ
ミ・シワ予防、皮膚の老化予防等に効果があるものと考
えられる。
【0015】 白金は、排気ガス浄化装置などの触媒に
も用いられており、工場や自動車などから排出される排
水や排ガス等の浄化作用がある。一方、この様な排ガス
中には、皮膚に対する有害物質も含まれている。したが
って、皮膚上でこの様な有害物質の浄化作用が働き、皮
膚に対する有害物質を浄化し、皮膚の老化を防止するこ
とができるものと考えられる。
【0016】 また、白金は、人体中にあってもそれ自
身は化学変化を起こさない安定な金属であり、人体に対
して無害な金属である。また、バクテリアの再生機能を
妨害する効果も知られている。このことから、白金は皮
膚細胞又は角質層を破壊するバクテリア等から組織を防
御すると共にその再生機能を妨害し、皮膚を常に清潔に
保ち、様々な皮膚トラブルから皮膚を防御し、皮膚機能
の安定化を図ることができると考えられる。
【0017】 この様な、ダイヤモンドと白金の両者の
作用の相乗効果により、細胞を活性化させ、正常な皮膚
細胞の新陳代謝を促し、皮膚のシミ、シワ、クスミ、ニ
キビなどの改善効果が得られるものと考えられる。
【0018】 本発明の化粧料は、上記ダイヤモンド粉
体及びダイヤモンド被覆粉体から選ばれた1種又は2種
以上の粉体と白金に加えて、その他の有効成分として以
下のような成分を好適に含むことができる。デオキシリ
ボ核酸類、特にその塩、例えばデオキシリボ核酸ナトリ
ウム(DNA−Na)等は、保湿性が高く乾燥しにくい
肌を保つ働きがあるため、本発明の化粧料に好適に配合
することができる。リボ核酸類、特にその塩、例えばリ
ボ核酸ナトリウム(RNA−Na)等も、保湿効果に優
れており、被膜性、すなわち膜生成効果もあるので肌の
保護力を高めるため、本発明の化粧料に好適に配合する
ことができる。
【0019】 コンドロイチン硫酸類は、哺乳動物や魚
類の軟骨から抽出・精製して作られる多糖類であって、
保湿効果が高く、乾燥防止及び感触の改良に効果がある
ため、コンドロイチン硫酸やその塩、例えばコンドロイ
チン硫酸ナトリウム等は、本発明の化粧料に好適に配合
することができる。ヒアルロン酸類は、保湿や感触改良
に効果があり、ヒアルロン酸やその塩、例えばヒアルロ
ン酸ナトリウム等は、本発明の化粧料に好適に配合する
ことができる。
【0020】 トルマリンは、天然に産するトルマリン
鉱石から得られるものであるが、粉体として化粧料に配
合することにより、感触の改良や化粧膜の質感を改良す
る効果があり、本発明の化粧料に好適に配合することが
できる。
【0021】 シコンエキスは、ムラサキ科植物「ムラ
サキ」の根等から抽出等することにより得られるもので
あり、消炎効果などが期待できるため、本発明の化粧料
に好適に配合することができる。オウゴンエキスは、シ
ソ科植物「コガネバナ」の根などから抽出等することに
より得られるものであり、肌荒れを防ぎ、水分保持力の
高い肌に整える効果が期待できるため、本発明の化粧料
に好適に配合することができる。海藻エキスは、褐藻
類、紅藻類、緑藻類などの藻類等から得ることができる
エキスであって、保湿効果に優れており、リフトアップ
効果が期待できるため、本発明の化粧料に好適に配合す
ることができる。ハマメリスエキス等の樹脂から抽出な
どにより得られるエキスは、優れた収斂効果や消炎効果
を有するため、本発明の化粧料に好適に配合することが
できる。ソウハクヒエキス等の植物根皮から抽出される
エキス類は、フラボノイドやクマリン等の生理活性成分
を含んでおり、消炎効果、美白効果などを有するため、
本発明の化粧料に好適に配合することができる。甘草エ
キスは、強力な消炎効果があるため、本発明の化粧料に
好適に配合することができる。β−カロチンなどのカロ
テノイドは、フリーラジカルの影響を抑制し、皮膚の代
謝を正常に保つため本発明の化粧料に好適に配合するこ
とができる。また、カロットエキスなどもβ−カロチン
を含むために好ましい配合剤である。
【0022】 アラントインは、消炎効果や細胞を活性
化する効果が期待できるため、本発明の化粧料に好適に
配合することができる。グルコース(ブドウ糖)やトレ
ハロース等の糖類は、保湿効果があるため、本発明の化
粧料に好適に配合することができる。マルチトール等の
糖還元アルコール類は、感触が良く、保湿効果も高いの
で、本発明の化粧料に好適に配合することができる。レ
シチン類は、天然の界面活性剤として、薬剤成分の皮膚
への浸透性を高める効果に優れているため、本発明の化
粧料に好適に配合することができる。
【0023】 ラクトフェリン及びその誘導体や分解物
は、抗菌効果もあり、保湿効果に優れているため、本発
明の化粧料に好適に配合することができる。セラミド類
及びその誘導体、例えばセラミド−3等は、角質層が健
康な状態を維持するための保湿成分としての効果を有
し、乳化の安定化や肌へのなじみの改良などの効果も有
するため、本発明の化粧料に好適に配合することができ
る。
【0024】 ビタミン類も好適に使用することがで
き、特にビタミンCやその誘導体、特に油溶性ビタミン
C、例えばテトラ−2−ヘキシルデカン酸アスコルビル
は、代謝速度の低下及び活性酸素によるダメージを防ぐ
ため、本発明の化粧料に好適に配合することができる。
また、ビタミンEやその誘導体も同様に特に好適に本発
明の化粧料に配合することができる。また、ビタミンA
やその誘導体も血行促進効果や細胞賦活効果があり、本
発明の化粧料に好適に配合することができる。
【0025】 アミノ酸類やその誘導体も本発明の化粧
料に好適に配合することができ、例えば、D−、L−、
DL−アスパラギン酸やその誘導体、特にL−アスパラ
ギン酸やその誘導体は、保湿効果、皮膚機能の代謝を活
性化する働きがあり効果的である。また、D−、L−、
DL−アルギニンやその誘導体、特にL−アルギニンや
その誘導体は、乳化剤としての働きもあり、代謝促進効
果もあるため効果的である。更に、D−、L−、DL−
セリンやその誘導体、特にDL−セリンは、角質層に多
く含まれており、保湿効果が強く、皮膚に水分を保持し
柔軟性や弾力性を与える作用があるため、DL−セリン
やその誘導体は本発明の化粧料に好適な配合剤である。
グルタミン酸やグリシン及びこれらの誘導体も好適な配
合剤である。また、グルタチオン等のオリゴペプチド類
もメラニン色素の合成を抑制する効果があり、肌荒れ防
止効果も期待できるので本発明の化粧料に好適に使用さ
れ得る。
【0026】 ローズオイルは、バラを水蒸気蒸留など
することにより得られるオイルであり、抗ヒスタミン効
果や消毒作用を有するため、本発明の化粧料に好適に配
合することができる。水晶パウダーは、遠赤外線を放出
し、エネルギー放射率が高いことで新陳代謝を活発にす
ると考えられ本発明の化粧料に好適に配合することがで
きる。また、カッコンやアロエ等の植物抽出物も美白、
保湿効果やUV防御、収斂、美白効果を各々有し、クロ
レラ等も繊維芽細胞増殖・促進効果があるため、本発明
の化粧料に好適に配合することができる。
【0027】 加水分解コンキオリン、加水分解卵殻
膜、加水分解卵白、加水分解シルクなども保湿効果があ
り本発明の化粧料に好適に配合することができる。尿
素、サリチル酸、又はグリコール酸等のアルファヒドロ
キシ酸(AHA)等、又はこれらの誘導体も本発明の化
粧料に好適に配合することができる。マイカ、酸化チタ
ン、酸化チタン被覆マイカ等の無機物類、金属類、ヒド
ロキシアパタイト類なども本発明の化粧料に好適に配合
することができる。特に金、例えば、金箔や金コロイド
等は、化学的に安定な物質であり、又イオン効果により
体内のバランスを整え血液の循環を促し、核組織や皮膚
細胞を正常化かつ活性化することも期待できるため、本
発明の化粧料に好適に配合することができる。更に、ア
デノシン三リン酸などのアデノシンのリン酸誘導体、そ
のナトリウム塩、特にアデノシン三リン酸二ナトリウム
等、プラセンタエキス、エストラジオールなどの女性ホ
ルモンなども本発明の化粧料に好適に配合することがで
きる。
【0028】
【実施例】 以下、実施例により本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではな
い。 (実施例1) 表1に示す成分を表1に示す配合量で混
合した化粧料を常法により作成した。なお、白金は、2
mm×2mm×0.01mmの白金箔を1枚加えたが、
混合工程の最中に細かく切断され、化粧料中に微細に分
散させることができた。 (比較例1) ダイヤモンド粉体及び白金箔を除いた以
外は、実施例1と同様の化粧料を作成した。
【0029】
【表1】
【0030】 実施例1及び比較例1で得られた化粧料
を用いて、20歳代から60歳代の女性5人が各々約4
0〜50日間試用し、その結果をアンケートによりモニ
ターした。実施例1のサンプルで得られた結果を表2
に、比較例1のサンプルで得られた結果を表3に示し
た。
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】 表2及び表3の比較により明らかなよう
に、比較例1のサンプルを用いた場合と比べて、本発明
の化粧料である実施例1のサンプルを用いた場合、肌が
なめらかになり、シミ、シワ、クスミ、ニキビ等が改善
されたことがわかった。なお、本発明の化粧料は、人間
が本来有している自然治癒力や新陳代謝を活性化させる
ことにより皮膚の状態の改善に寄与していると考えられ
るため、本発明の具体的効果として得られるものは、上
記のシミ、シワ、クスミ、ニキビ等に限定されず、皮膚
の状態の改善に伴う各種の効果が得られるものである。
したがって、各個人の皮膚の状態及び症状によって、具
体的な効果としては上記のシミ、シワ、クスミ、ニキビ
等の効果ではなく、別の効果として表れうることは理解
されるべきである。
【0034】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明の化粧料
は、ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆粉体から選
ばれた1種又は2種以上の粉体と白金とを含むため、皮
膚の状態を改善し、シミ、シワ、クスミ、ニキビなどを
改善する効果を示し、石鹸類、クレンジング類、洗顔
料、ピーリング類、ローション類、乳液類、美容液類、
クリーム類、パック・マスク類等に好適に用いることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA072 AA112 AA122 AB052 AB131 AB132 AB172 AB191 AB192 AB242 AB432 AC122 AC392 AC442 AC842 AD332 AD342 AD412 AD602 AD622 AD642 AD662 CC04 DD27 EE12 EE13 EE14 EE16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆
    粉体から選ばれた1種又は2種以上の粉体と白金とを含
    むことを特徴とする化粧料。
  2. 【請求項2】 前記ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド
    被覆粉体から選ばれた1種又は2種以上の粉体の平均粒
    径が0.01〜500μmであることを特徴とする請求
    項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 ダイヤモンド粉体及びダイヤモンド被覆
    粉体から選ばれた1種又は2種以上の粉体の含有量が、
    白金を除く化粧料100質量%に対して0.001〜
    5.0質量%であることを特徴とする請求項1又は2に
    記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 白金の含有量が、前記白金を除く化粧料
    100質量部に対して、0.00001〜1.0質量部
    であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項
    に記載の化粧料。
JP2001281358A 2001-09-17 2001-09-17 化粧料 Pending JP2003081768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001281358A JP2003081768A (ja) 2001-09-17 2001-09-17 化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001281358A JP2003081768A (ja) 2001-09-17 2001-09-17 化粧料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003081768A true JP2003081768A (ja) 2003-03-19

Family

ID=19105191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001281358A Pending JP2003081768A (ja) 2001-09-17 2001-09-17 化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003081768A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005018598A1 (ja) * 2003-08-22 2005-03-03 Kose Corporation 一重項酸素消去剤、及びそれを用いた組成物
JP2006193491A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Kose Corp 美白剤、色素沈着抑制剤、α−MSH阻害剤及び皮膚外用剤
JP2006298913A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Lion Corp 歯周組織破壊の抑制・改善剤及びスクリーニング方法
WO2007027656A1 (en) * 2005-08-30 2007-03-08 International Technology Center Nanodiamond uv protectant formulations
WO2009041302A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Venex Co., Ltd. ナノサイズダイヤモンド及びプラチナナノコロイドを含有する繊維及びそれを用いた寝具
JP2009249340A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Satoshi Shinkawa 痩身用化粧品組成物
EP2020223A3 (de) * 2007-08-01 2010-12-29 Beiersdorf AG Haarbehandlungsmittel mit einem Gehalt an Diamanten
US20110286943A1 (en) * 2004-03-30 2011-11-24 Chien-Min Sung Compositions and methods for providing ultraviolet radiation protection
JP2017209209A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 東洋アルミニウム株式会社 フェイスパック、フェイスパック用美容液およびその組み合わせ構造
US9993397B2 (en) 2010-11-23 2018-06-12 Conopco Inc. Composite particles and compositions with composite particles

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143103A (ja) * 1984-08-03 1986-03-01 Sadao Kasukawa 皮膚外用剤
FR2570597A1 (fr) * 1984-09-27 1986-03-28 Roullier Anne Creme cosmetique contenant des particules de platine
JPS63112506A (ja) * 1986-10-27 1988-05-17 Piasuaraizu Kk 発塵の抑制された化粧品
JPH04295416A (ja) * 1991-03-25 1992-10-20 Pola Chem Ind Inc 化粧料
JPH0892035A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Kanebo Ltd メイクアップ化粧料
US5587168A (en) * 1994-05-16 1996-12-24 Vanonou; Ilana Cosmetic preparations
JP2001049031A (ja) * 1999-06-04 2001-02-20 Asahi Chem Ind Co Ltd 無機粒子分散組成物
JP2001122723A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 I Betsukusu:Kk 化粧品

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143103A (ja) * 1984-08-03 1986-03-01 Sadao Kasukawa 皮膚外用剤
FR2570597A1 (fr) * 1984-09-27 1986-03-28 Roullier Anne Creme cosmetique contenant des particules de platine
JPS63112506A (ja) * 1986-10-27 1988-05-17 Piasuaraizu Kk 発塵の抑制された化粧品
JPH04295416A (ja) * 1991-03-25 1992-10-20 Pola Chem Ind Inc 化粧料
US5587168A (en) * 1994-05-16 1996-12-24 Vanonou; Ilana Cosmetic preparations
JPH0892035A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Kanebo Ltd メイクアップ化粧料
JP2001049031A (ja) * 1999-06-04 2001-02-20 Asahi Chem Ind Co Ltd 無機粒子分散組成物
JP2001122723A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 I Betsukusu:Kk 化粧品

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7588747B2 (en) 2003-08-22 2009-09-15 Kose Corporation Singlet oxygen quencher and composition using the same
WO2005018598A1 (ja) * 2003-08-22 2005-03-03 Kose Corporation 一重項酸素消去剤、及びそれを用いた組成物
US20110286943A1 (en) * 2004-03-30 2011-11-24 Chien-Min Sung Compositions and methods for providing ultraviolet radiation protection
US8481007B2 (en) * 2004-03-30 2013-07-09 Chien-Min Sung Compositions and methods for providing ultraviolet radiation protection
JP2006193491A (ja) * 2005-01-17 2006-07-27 Kose Corp 美白剤、色素沈着抑制剤、α−MSH阻害剤及び皮膚外用剤
US10226406B2 (en) 2005-01-25 2019-03-12 Adámas Nanotechnologies, Inc. Light attenuating formulations
JP2006298913A (ja) * 2005-03-25 2006-11-02 Lion Corp 歯周組織破壊の抑制・改善剤及びスクリーニング方法
US8753614B2 (en) 2005-08-30 2014-06-17 International Technology Center Nanodiamond UV protectant formulations
WO2007027656A1 (en) * 2005-08-30 2007-03-08 International Technology Center Nanodiamond uv protectant formulations
US9283155B1 (en) 2005-08-30 2016-03-15 International Technology Center Nanodiamond UV protectant formulations
EP2020223A3 (de) * 2007-08-01 2010-12-29 Beiersdorf AG Haarbehandlungsmittel mit einem Gehalt an Diamanten
US9005751B2 (en) 2007-09-28 2015-04-14 Venex Co., Ltd Fibers comprising nanodiamond and platinum nanocolloid, and bedding formed thereby
WO2009041302A1 (ja) * 2007-09-28 2009-04-02 Venex Co., Ltd. ナノサイズダイヤモンド及びプラチナナノコロイドを含有する繊維及びそれを用いた寝具
JP4638963B2 (ja) * 2008-04-07 2011-02-23 敏 新川 痩身用化粧品組成物
JP2009249340A (ja) * 2008-04-07 2009-10-29 Satoshi Shinkawa 痩身用化粧品組成物
US9993397B2 (en) 2010-11-23 2018-06-12 Conopco Inc. Composite particles and compositions with composite particles
JP2017209209A (ja) * 2016-05-24 2017-11-30 東洋アルミニウム株式会社 フェイスパック、フェイスパック用美容液およびその組み合わせ構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Nafisi et al. Nanotechnology in cosmetics
JP5902810B2 (ja) 成形研磨粒子を含むパーソナルケア組成物
ES2302347T3 (es) Extracto hidro-etanolico de la planta centipeda cunninghamii.
CN102525864B (zh) 一种用于祛除青春痘的海洋生物功能化妆品
CN110074991A (zh) 一种氨基酸洗面奶以及加工工艺
US20100129465A1 (en) Methods and Compositions Related to Acne Treatment
JPH03240730A (ja) 細胞活性促進外用剤
KR101737446B1 (ko) 피부 보습용 화장료 조성물
JP3923226B2 (ja) 皮膚外用剤
Rathod et al. Cosmeceuticals and Beauty Care Products: Current trends with future prospects
JP6158471B2 (ja) 皮膚老化抑制剤
JP2003081768A (ja) 化粧料
JP4101106B2 (ja) 保湿性植物抽出物並びに該抽出物を含有する外用剤、化粧料、浴用剤及び洗浄剤
JP2015155394A (ja) 光老化抑制剤
JP2006199623A (ja) 皮膚清浄化剤及び皮膚清浄化方法
KR101717496B1 (ko) 클렌징 화장료 조성물
CN115444766B (zh) 一种具有头皮滋养功效的双组分洗发水及其制备方法
JP2006249077A (ja) リン酸化糖を含有する皮膚外用剤
CN1191047C (zh) 用于日化产品的添加剂组合物、制备方法及应用
RU2180214C1 (ru) Крем-скраб
JP2004269372A (ja) 人体に塗布、付着させる組成物
JPH1143425A (ja) 皮膚外用剤
JP2004026743A (ja) ポリリジン製剤およびこれを含有する化粧料組成物
Virmani et al. Consumer nanoproducts for cosmetics
JPH08104635A (ja) フィチン酸亜鉛を有効成分とする外用製剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080729

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110801

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110804

A521 Written amendment

Effective date: 20110830

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120717