JP2003081544A - エレベータ籠内物体認識装置 - Google Patents

エレベータ籠内物体認識装置

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JP2003081544A JP2001277796A JP2001277796A JP2003081544A JP 2003081544 A JP2003081544 A JP 2003081544A JP 2001277796 A JP2001277796 A JP 2001277796A JP 2001277796 A JP2001277796 A JP 2001277796A JP 2003081544 A JP2003081544 A JP 2003081544A
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國克 高瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エレベータ籠内部の人間あるいは物体の有無の
検出およびエレベータ籠内での無人走行台車の安定かつ
正確な位置計測、誘導を1台の監視カメラで行い、無人
走行台車とエレベータ籠を効率的かつ安全に連携動作さ
せることが可能なエレベータ籠内物体認識装置を提供す
る。 【解決手段】エレベータ籠内物体認識装置において、無
人走行台車101に搭載される特定波長発光装置109
と、監視カメラの撮像領域にそれぞれ設けた特定波長発
光装置109の波長域付近のみ透過する特定波長光透過
フィルタ110および全波長域の光を透過する全透過フ
ィルタ112を設け、各フィルタには、エレベータ扉1
06が開いている場合に監視カメラ107の撮像領域を
特定波長光透過フィルタ110で覆い、エレベータ扉1
06が閉じている場合に全透過フィルタで覆うように各
フィルタの動作を切り替えるフィルタ制御装置を接続し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無人走行台車の建
物内における階層間移動を支援するエレベータ籠内物体
認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】(第1の従来技術)従来、エレベータシ
ステムを利用して、無人搬送台車が建物内での階層間の
移動を行う方法は図7のようになっている。図7は第1
の従来技術を示す無人搬送台車の階層間移動方法を示す
図、図8は第1の従来技術の無人搬送台車の階層間移動
方法の問題点を示す図であって、(A)はエレベータ籠
内に人間のみが搭乗した状態、(B)はエレベータ籠内
に人間と無人走行台車が搭乗した状態を示したものであ
る。図7において、701は無人走行台車、702は建
物などの階層間に無人走行台車701を乗せて移動させ
るエレベータ籠、703はエレベータ籠702を各階に
移動させる巻上げ部、704は巻上げ部703を制御す
るエレベータ籠制御部、705は全てのエレベータホー
ルに設置されたエレベータ籠呼び部、706はエレベー
タ籠702内に設置されたエレベータ籠行先指令部、7
07は無人走行台車701に設けられた送信部、708
は無人走行台車701に搭載された超音波センサ、70
9は超音波センサ708の検出範囲、710はエレベー
タ扉、711は人間である。このような構成において、
無人走行台車701は、建物の各階のエレベータホール
に設置してあるエレベータ籠呼び部705の前まで来る
と、エレベータ籠702を呼びだす呼出指令を送信部7
07から赤外線で出力する。エレベータ籠呼び部705
がこれを受信し、エレベータ籠制御部704にエレベー
タ呼出指令を送信すると、エレベータ籠制御部704は
巻上げ部703を動作させ、エレベータ籠702を無人
走行台車701の待つ階まで昇降させる。エレベータ籠
702が到着すると、無人走行台車701はエレベータ
籠702内に進入する。無人走行台車701がエレベー
タ籠行先指令部706の前まで来ると、行先階の指令信
号を送信部707から赤外線で出力する。エレベータ籠
行先指令部706はこれを受信し、エレベータ籠制御部
704にエレベータ移動指令を送信すると、エレベータ
籠制御部704は巻上げ部703を動作させ、エレベー
タ籠702を無人走行台車701の目的とする階まで昇
降させる。上記のような方法によって、無人走行台車7
01はエレベータ籠702を呼び出して乗込み、目的と
する階に移動できるようになっている。なお、無人走行
台車701は、エレベータ籠702が到着し、エレベー
タ扉710が開いた段階で超音波センサ708を用いて
エレベータ籠702内に人間711あるいは物体が無い
かどうか探索するようになっている(例えば、特開平5
−210414号公報)。
【0003】(第2の従来技術)次に、通常防犯を目的
として設置されている監視カメラの画像情報を用いて、
エレベータ籠内の乗客の有無を検出する方法が図9のよ
うに従来から提案されている。図9は第2の従来技術に
おけるエレベータ篭内の乗客の有無を検出する方法を示
した図である。901はエレベータ籠、902はエレベ
ータ籠901の天井に設置された監視カメラ、903は
同じく天井に配置された照明装置である。904はエレ
ベータ籠901に設置されたエレベータ扉、905は各
階に設置されているエレベータ籠呼び部、906はエレ
ベータ籠901内にいる人間である。このような構成に
おいて、監視カメラ902の画像情報を図示しない画像
処理部に送信し、画像処理部は画像情報を人間906が
存在しない場合の画像と比較することで、エレベータ籠
901内の人間906の有無を判断し、人間がいないと
判断した場合には、照明装置903を消灯してエネルギ
ーの節約を図る(例えば、特開平5−155562号公
報)。
【0004】(第3の従来技術)また、無人走行台車上
のマーキングを赤外線LEDのような特定波長発光装置
とし、監視カメラ上にはこの特定波長域付近のみ透過す
るフィルタを設置する方法は図10のようになってい
る。図10は第3の従来技術における無人走行台車の位
置検出方法を示す図であって、(A)は監視カメラに撮
像されたエレベータ籠内の全景、(B)は(A)に特定
波長光を透過するフィルタを被せた状態における監視カ
メラ画像を示したものとなっている。図10(A)にお
いて、1001は監視カメラに撮像されたエレベータ籠
内の全景であり、1002は床面、1003は開いたた
エレベータ扉を示している。1004は天井から見た無
人走行台車であり、1005〜1007は無人走行台車
1004上の既知の場所に設置された特定波長発光装置
である。また、図10(B)に示すカメラ画像内のマー
キング1005〜1007の位置関係を調べることで、
水平面内における無人走行台車の位置および姿勢を算出
することができる。この方法によれば、フィルタにより
無人走行台車上のマーキングのみを透過させることで、
周囲外乱光や反射光の影響を排除し、安定で正確な位置
計測結果を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は以下の問題があった。 (1)第1の従来技術においては、エレベータ籠702
に乗る前にはエレベータ扉710を通した狭い範囲しか
検出することができないため、内部に人間711が存在
するかどうかを確実に認識できない。従って無人走行台
車701は、エレベータ籠702内に何も無い場合に
も、万一人間711が出てきた場合に備えて速度を落と
して進入する必要があり、作業効率が悪い。また、乗車
前にエレベータ籠702内に進入可能かどうか情報が充
分与えられていないため、無人走行台車701のエレベ
ータ籠内進路が塞がれている場合にも進入を開始してし
まい、エレベータ扉710付近でデッドロックを起こし
たり、図8(B)のように中に入れたとしても入り口付
近を塞いでしまい、別の階で人間が降りる妨げになって
しまい、安全性に欠けていた。
【0006】(2)第2の従来技術においては、無人走
行台車がエレベータ籠を利用する場合を想定しておら
ず、エレベータ籠901内での無人走行台車の位置を認
識したり、また誘導したり、あるいは人間と無人走行台
車がエレベータ籠という空間を共有する場合の安全性確
保に監視カメラ902の画像情報を活用するという観点
が欠落していた。また、無人走行台車を天井に取付けら
れた監視カメラ902で撮像し、その位置を計測して所
望の位置に誘導する手法に関しては、無人走行台車上に
図形等のマーキングを施し、これをパターンマッチング
により抽出する方法が提案されているが、周囲外乱光や
反射光の影響を受けやすく、安定で正確な位置計測結果
は得られにくい。
【0007】(3)第3の従来技術においては、監視カ
メラの撮像領域を特定波長域付近のみ透過するフィルタ
で覆うことになるため、当然ながら監視カメラ画像には
無人走行台車上のマーキングしか表示されず、従来のエ
レベータ籠内監視や、エレベータ籠内の乗客数検出に上
記監視カメラが使用できない。また、他方で無人走行台
車の検出専用にカメラを増設することは、設置にかかる
コストの面からも問題がある。また従来はエレベータ画
像の解析結果を無人走行台車の動作に反映させる手法が
提案されていなかった。本発明は、上記課題を解決する
ためになされたものであり、エレベータ籠内部の人間あ
るいは物体の有無の検出およびエレベータ籠内での無人
走行台車の安定かつ正確な位置計測・誘導を1台の監視
カメラで行うことができるとともに、無人走行台車とエ
レベータ籠を効率的かつ安全に連携動作させることがで
きるエレベータ籠内物体認識装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の本発明は、建物などの階層間に無人走行
台車などを乗せて移動させるエレベータ籠と、前記エレ
ベータ籠を制御するエレベータ籠制御部と、前記エレベ
ータ籠制御部に呼び出し指令を送信するエレベータ籠呼
び部と、前記エレベータ籠制御部によって開閉制御され
るエレベータ扉と、前記エレベータ籠内を撮像する監視
カメラと、前記監視カメラからの画像信号を処理する画
像処理部と、を備えたエレベータ籠内物体認識装置にお
いて、前記無人走行台車に搭載される特定波長発光装置
と、前記監視カメラの撮像領域となる視野前方にそれぞ
れ設けられると共に、前記特定波長発光装置の波長域付
近のみ透過する特定波長光透過フィルタおよび全波長域
の光を透過する全透過フィルタと、前記エレベータ扉の
開閉動作に応じて、前記エレベータ扉が開いている場合
に前記監視カメラの撮像領域を前記特定波長光透過フィ
ルタで覆い、前記エレベータ扉が閉じている場合に前記
全透過フィルタで覆うように各々のフィルタの動作を切
り替えるための制御信号を各フィルタに出力するフィル
タ制御装置と、を有し、前記画像処理部の処理結果に基
づき、前記エレベータ籠内の物体を認識するようにした
ものである。
【0009】請求項2の本発明は、請求項1記載のエレ
ベータ籠内物体認識装置において、建物内に敷設され、
前記無人走行台車、前記エレベータ籠呼び部、および前
記画像処理部を互いに接続する建物内ネットワークと、
前記建物内ネットワークおよび前記無人走行台車の間を
無線により中継する無線通信手段と、前記建物内ネット
ワークに接続されるシステム制御部とを有し、前記シス
テム制御部は、無人走行台車の走行計画および前記画像
処理部の画像処理結果に基いて、各階にある前記エレベ
ータ籠呼び部にエレベータ呼出指令を送信するととも
に、前記無人走行台車に無線通信手段を介して走行指令
を送信するようにしたものである。
【0010】請求項3の本発明は、請求項2記載のエレ
ベータ籠内物体認識装置において、前記システム制御部
は、前記画像処理部によって、前記エレベータ籠内が無
人であると判断した場合には、前記エレベータ籠内への
進入速度を上げるように前記無人走行台車への走行指令
を送信するようにしたものである。
【0011】請求項4の本発明は、請求項2記載のエレ
ベータ籠内物体認識装置において、前記システム制御部
は、前記画像処理部によって、前記エレベータ籠内に前
記無人走行台車が進入可能であると判断するまで、前記
エレベータ籠呼び部への呼出指令を送信しないようにし
たものである。
【0012】請求項5の本発明は、請求項2記載のエレ
ベータ籠内物体認識装置において、前記システム制御部
は、前記無人走行台車が前記エレベータ籠に進入中に、
前記特定波長発光装置が乗客の影に隠れて検出不能にな
った場合には、検出可能となるまでその場で旋回するよ
うに、前記無人走行台車への走行指令を送信するように
したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すエレ
ベータ籠内物体認識層のブロック図である。なお、本発
明の構成要素のうち、無人走行台車101、エレベータ
籠102、巻上げ部103、エレベータ籠制御部10
4、エレベータ籠呼び部105、エレベータ扉106に
ついては第1の従来技術に示したものと基本的に同じで
あるため説明を省略する。
【0014】本発明が従来技術と異なる点は以下のとお
りである。図において、107はエレベータ籠102内
の天井に取り付けられると共に、エレベータ籠102内
全体を撮像する監視カメラであり、広角レンズあるいは
魚眼レンズを用いたものである。監視カメラ107から
の出力(画像信号)は、画像処理部108に取りこまれ
て画像処理された後、図示しない集中管理室の監視モニ
タに表示され、監視員によりエレベータ籠102内の物
体の状態を認識するようになっている。また、109は
赤外線LEDなどの特定波長発光装置であり、無人走行
台車101上の複数箇所に搭載される。110は特定波
長発光装置109の波長域付近のみを透過する特定波長
光通過フィルタである。
【0015】図2はフィルタおよびそれに制御指令を出
すフィルタ制御装置の構成をブロック図にして説明した
図である。図2において、112は全波長域の光を透過
する全透過フィルタ、113は特定波長洸通過フィルタ
110と全透過フィルタ112を180度ずつ回転する
モータ、114はモータ113を介して各フィルタを制
御するフィルタ制御装置、115はフィルタ制御装置1
14に接続されると共に、エレベータ扉106の開閉を
検出する扉開閉検出スイッチであり、近接スイッチ等を
用いている。
【0016】図2に示すように、扉開閉検出スイッチ1
15は、エレベータ扉106が閉状態になったことを検
出すると、フィルタ制御装置114に動作信号を送る。
フィルタ制御装置114は、モータ113の出力軸に接
続された全透過フィルタ112が監視カメラ107の視
野を覆うように各フィルタの動作を切り替えるための制
御信号を各フィルタに出力し、モータ113を回転制御
する。逆に、扉開閉検出スイッチ115は、エレベータ
扉106が開状態になったことを検出すると、フィルタ
制御装置114は、同様にモータ113の出力軸に接続
された特定波長光透過フィルタ110が監視カメラ10
7の視野を覆うように各フィルタの動作を切り替えるた
めの制御信号を各フィルタに出力し、モータ113を回
転制御する。
【0017】したがって、第1の実施例は、エレベータ
籠内物体認識装置において、無人走行台車101に搭載
される特定波長発光装置109と、監視カメラの撮像領
域となる視野前方にそれぞれ設けられると共に、特定波
長発光装置109の波長域付近のみ透過する特定波長光
透過フィルタ110および全波長域の光を透過する全透
過フィルタ112と、エレベータ扉106の開閉動作に
応じて、エレベータ扉106が開いている場合に監視カ
メラ107の撮像領域を特定波長光透過フィルタ110
で覆い、エレベータ扉106が閉じている場合に全透過
フィルタで覆うように各フィルタの動作を切り替えるた
めの制御信号を各フィルタに出力するフィルタ制御装置
と、を有する構成にしたので、エレベータ籠102が昇
降している状態では、エレベータ扉106が閉じている
のと連動して、監視カメラ107の視野は全透過フィル
タ201で覆われることから、監視カメラ107は光を
遮られることなく、カメラ画像の監視や画像処理部10
8によるエレベータ籠102内の乗客数検出を行うこと
ができる。また、エレベータ籠102が任意の階に到達
すると、エレベータ扉106が開くのと連動して、監視
カメラ107の視野は特定波長光透過フィルタ110で
覆われることから、画像処理部108は、周囲外乱光や
反射光の影響を排除し、無人走行台車101の安定で正
確な位置計測結果を得ることができる。
【0018】本発明の第2の実施例について説明する。
図3は第2の実施例を示すエレベータ籠内物体認識装置
のブロック図である。図3において、301は建物内ネ
ットワーク、302は無線通信手段、303はシステム
制御部である。第2の実施例が第1の実施例と異なる点
は、建物内に敷設され、無人走行台車101、エレベー
タ籠呼び部105、および画像処理部108を互いに接
続する建物内ネットワーク301と、建物内ネットワー
ク301および無人走行台車101の間を無線により中
継する無線通信手段302と、建物内ネットワーク30
1に接続されるシステム制御部303とを有したもので
あって、システム制御部303が、無人走行台車101
の走行計画および画像処理部108の画像処理結果に基
いて、各階にあるエレベータ籠呼び部105にエレベー
タ呼出指令を送信するとともに、無人走行台車101に
無線通信手段302を介して走行指令を送信するように
した点である。
【0019】次に、一例としてA階からB階に無人走行
台車101が移動する場合のシステム動作について説明
する。システム制御部303の指令により、無人走行台
車101がA階のエレベータ籠呼び部105の前まで来
ると、システム制御部303は施設内ネットワーク30
1を介して、A階のエレベータ籠呼び部105に対して
エレベータ籠102を呼ぶための呼出指令を送信する。
A階のエレベータ籠呼び部105がこれを受信し、エレ
ベータ籠制御部104にエレベータ呼出指令を送信する
と、エレベータ籠制御部104は巻上げ部103を動作
させ、エレベータ籠102をA階まで昇降させる。この
間に画像処理部108は、エレベータ籠102内を監視
するとともに、エレベータ籠102内の乗客数検出を行
う。エレベータ籠102がA階に到着すると、エレベー
タ扉106が開き、無人走行台車101はエレベータ籠
102内に進入する。この間に画像処理部108は、エ
レベータ籠102内における無人走行台車101の位置
計測を行い、結果をシステム制御部303に送信する。
システム制御部303はこの位置計測結果に基づき、無
人走行台車101に送信する走行指令を修正し、無人走
行台車101を正確にエレベータ籠内の所定位置へと誘
導する。誘導が完了すると、システム制御部303から
A階のエレベータ籠呼び部に送られていた呼出指令が停
止され、代わりにB階のエレベータ籠呼び部に呼出指令
が送信される。B階のエレベータ籠呼び部105がこれ
を受信し、エレベータ籠制御部104にエレベータ呼出
指令を送信すると、エレベータ籠制御部104は巻上げ
部103を動作させ、エレベータ籠102をB階まで昇
降させる。
【0020】したがって。第2の実施例は施設内に敷設
される建物内ネットワークと、無線通信手段302と、
システム制御部303を有し、システム制御部303が
無人走行台車101の走行計画および画像処理部108
の画像処理結果に基いて、各階にあるエレベータ籠呼び
部105にエレベータ呼出指令を送信するとともに、無
人走行台車101に無線通信手段302を介して走行指
令を送信する構成を有しているので、従来のような赤外
線通信装置が不要となり、付近に人など遮蔽物の多い環
境でも確実にエレベータ籠を呼び出すことができる。ま
た、エレベータ籠102内のエレベータ籠行先指令部へ
のアクセスも不要となる。さらに、無人走行台車101
がエレベータ籠呼び部105の前に到達する前からあら
かじめエレベータ籠呼び部105に対し呼出指令を送信
することができるため、無人走行台車101とエレベー
タ籠102を連携して効率的に動作させることができ
る。
【0021】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図4は監視カメラによりエレベータ籠内の天井か
ら床方向を撮像した全景であり、(A)は無人の場合、
(B)は人間が存在する場合を説明した図である。図4
(A)において、401は監視カメラ107によりエレ
ベータ籠102内の天井から床方向を撮像した全景であ
り、402は床面、403は閉じたエレベータ扉を示し
ている。画像処理部108は、あらかじめ無人のエレベ
ータ籠内部を撮像しており、404の点線で示される床
面全体の画像を記憶している。エレベータ籠102がエ
レベータ扉106を閉じて昇降中に、画像処理部108
は監視カメラ107からの画像を取得する。取得した画
像の一例を図4(B)に示す。図4(B)において、4
05は床面全体の画像、406は撮像された人間を示し
ている。
【0022】第3の実施例においては第2の実施例に加
えて、システム制御部303が、画像処理部108によ
り、エレベータ床面の画像405をあらかじめ記憶した
無人時の画像404と比較し、相関が一定の閾値を越え
る場合にはエレベータ籠102内には人間あるいは物体
が存在しないと判断するようにしてあり、画像処理部1
08からこの判断結果を受取ったシステム制御部303
は、エレベータ到着後、無人走行台車101に対してエ
レベータ籠102への進入速度を大きくするように走行
指令を送信するようにしてある。
【0023】したがって、第3の実施例によるシステム
制御部303においては、画像処理部108によって、
エレベータ籠102内が無人であると判断した場合に
は、エレベータ籠102内への進入速度を上げるように
無人走行台車101に走行指令を送信して時間短縮を図
り、逆にエレベータ籠102内に人間や物体がある場合
には安全確保のため通常の速度で進入する構成にしたこ
とで、安全性と効率性の両立を図ることができる。
【0024】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図5は本発明の第4の実施例を示す監視カメラに
よりエレベータ籠内の天井から床方向を撮像した全景で
あり、(A)は無人の場合、(B)は人間が存在する場
合を説明した図である。図5(A)において、501は
監視カメラ107に撮像されたエレベータ籠102内の
全景であり、502は床面、503は閉じたエレベータ
扉を示している。画像処理部108は、あらかじめ無人
のエレベータ籠内部を撮像しており、504の点線で示
される無人走行台車101の予定進路の画像を記憶して
いる。エレベータ籠102がエレベータ扉106を閉じ
て昇降中に、画像処理部108は監視カメラ107から
の画像を取得する。取得した画像の一例を図5(B)に
示す。図5(B)において、505は無人走行台車10
1の予定進路の画像、506は撮像された人間を示して
いる。
【0025】第4の実施例においては第2の実施例に加
えて、システム制御部303が画像処理部108によ
り、無人走行台車101の予定進路の画像505をあら
かじめ記憶した無人時の画像504と比較し、相関が一
定の閾値を越えなかった場合には、画像処理部108
は、予定進路に人間あるいは物体が存在しているものと
判断するようにしてあり、また、画像処理部108から
この判断結果を受取ったシステム制御部303は、予定
進路に人間あるいは物体が存在しなくなるまで、エレベ
ータ籠呼び部105に呼出指令を送信しないようにして
ある。
【0026】したがって、第4の実施例によるシステム
制御部303においては、画像処理部108によって、
エレベータ籠102内に無人走行台車101が進入可能
であると判断するまで、エレベータ籠呼び部105への
呼出指令を送信しないようにしたので、エレベータ籠1
02内の進入予定領域がふさがれているかどうかを進入
前に判断することができ、もし籠内が満員などで進入す
る空間が無い場合には呼出しを行わずに次のエレベータ
を待つようにして、エレベータを共用する人間の妨げに
なることを無くし、作業効率や安全性も向上することが
できる。
【0027】本発明の第5の実施例について説明する。
図6は本発明の第5の実施例を示す監視カメラによりエ
レベータ籠内の天井から床方向を撮像した全景であり、
(A)は無人走行台車と人間が搭乗し、かつ、特定波長
発光装置の1つが隠れた場合、(B)は無人走行台車が
旋回した場合を説明した図である。
【0028】図6(A)において、601は監視カメラ
107に撮像されたエレベータ籠102内の全景であ
り、602は床面、603は開いたエレベータ扉、60
4は無人走行台車、605は人間、606および607
は特定波長発光装置を示している。図6(A)では、エ
レベータ昇降中には予定進路が空いていたためシステム
制御部303からの指令により無人走行台車604が進
入を開始したが、その後の人間605の動きにより、特
定波長発光装置の1つが隠れてしまい、特定波長発光装
置606および607の2個しか見えていない。この状
態では、画像処理部108は無人走行台車の位置姿勢を
一意に決定することができない。
【0029】そこで、第5の実施例においては第2の実
施例に加えて、図6(B)に示すように、システム制御
部303が無人走行台車101により、エレベータ籠1
02に進入中に、特定波長発光装置109が乗客の影に
隠れて検出不能になった場合には、検出可能となるまで
その場で旋回するように、無人走行台車101への走行
指令を送信するようにしてある。
【0030】したがって、第5の実施例によるシステム
制御部303においては、システム制御部303からの
指令により無人走行台車604にその場で旋回するよう
に動作させるようにしたので、特定波長発光装置608
を人間605の陰から出すことができ、監視カメラでと
らえることができる。これより、特定波長発光装置60
8によるマーキングが人間などの物体の陰に隠れる場合
でも、これを回避し、検出可能な位置まで旋回するた
め、より安定に無人走行台車の位置検出・誘導を行うこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の実施例によ
れば、エレベータ籠内物体認識装置において、無人走行
台車に搭載される特定波長発光装置と、監視カメラの撮
像領域となる視野前方にそれぞれ設けられると共に、特
定波長発光装置の波長域付近のみ透過する特定波長光透
過フィルタおよび全波長域の光を透過する全透過フィル
タと、エレベータ扉の開閉動作に応じて、エレベータ扉
が開いている場合に監視カメラの撮像領域を特定波長光
透過フィルタで覆い、エレベータ扉が閉じている場合に
全透過フィルタで覆うように各フィルタの動作を切り替
えるフィルタ制御装置と、を有する構成にしたので、画
像処理部の処理結果に基づき、エレベータ籠内の物体を
認識するようにした エレベータ扉の開閉動作と連動し
て、監視カメラを覆う各フィルタを切り換える構成にし
たため、エレベータ籠102が昇降している状態では、
エレベータ扉106が閉じているのと連動して、監視カ
メラ107の視野は全透過フィルタ201で覆われるこ
とから、監視カメラ107は光を遮られることなく、カ
メラ画像の監視や画像処理部108によるエレベータ籠
102内の乗客数検出を行うことができる。また、エレ
ベータ籠102が任意の階に到達すると、エレベータ扉
106が開くのと連動して、監視カメラ107の視野は
特定波長光透過フィルタ110で覆われることから、画
像処理部108は、周囲外乱光や反射光の影響を排除
し、無人走行台車101の安定で正確な位置計測結果を
得ることができる。
【0032】第2の実施例によれば、施設内に敷設され
る建物内ネットワークと、無線通信手段と、システム制
御部を有し、システム制御部が無人走行台車の走行計画
および画像処理部の画像処理結果に基いて、各階にある
エレベータ籠呼び部にエレベータ呼出指令を送信すると
ともに、無人走行台車に無線通信手段を介して走行指令
を送信する構成にしたため、従来のような赤外線通信装
置が不要となり、付近に人など遮蔽物の多い環境でも確
実にエレベータ籠を呼び出すことができる。また、エレ
ベータ籠内のエレベータ籠行先指令部へのアクセスも不
要となる。さらに、無人走行台車がエレベータ籠呼び部
の前に到達する前からあらかじめエレベータ籠呼び部に
対し呼出指令を送信することができるため、無人走行台
車とエレベータ籠を連携して効率的に動作させることが
できる。
【0033】第3の実施例によれば、システム制御部に
おいては、画像処理部によって、エレベータ籠内が無人
であると判断した場合には、エレベータ籠内への進入速
度を上げるように無人走行台車に走行指令を送信して時
間短縮を図り、逆にエレベータ籠102内に人間や物体
がある場合には安全確保のため通常の速度で進入する構
成にしたため、安全性と効率性の両立を図ることができ
る。
【0034】第4の実施例によれば、システム制御部に
おいては、画像処理部によって、エレベータ籠内に無人
走行台車が進入可能であると判断するまで、エレベータ
籠呼び部への呼出指令を送信しないようにしたため、エ
レベータ籠内の進入予定領域がふさがれているかどうか
を進入前に判断することができ、もし籠内が満員などで
進入する空間が無い場合には呼出しを行わずに次のエレ
ベータを待つようにして、エレベータを共用する人間の
妨げになることを無くし、作業効率や安全性も向上する
ことができる。
【0035】第5の実施例によれば、システム制御部3
03が、システム制御部303からの指令により無人走
行台車にその場で旋回するように動作させるようにした
ため、特定波長発光装置を人間の陰から出すことがで
き、監視カメラでとらえることができる。これより、特
定波長発光装置によるマーキングが人間などの物体の陰
に隠れる場合でも、これを回避し、検出可能な位置まで
旋回するため、より安定に無人走行台車の位置検出・誘
導を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すエレベータ籠内物
体認識装置のブロック図である。
【図2】フィルタおよびそれに制御指令を出すフィルタ
制御装置の構成をブロック図にして説明した図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示すエレベータ籠内物
体認識装置のブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す監視カメラにより
エレベータ籠内の天井から床方向を撮像した全景であ
り、(A)は無人の場合、(B)は人間が存在する場合
を説明した図である。
【図5】本発明の第4の実施例を示す監視カメラにより
エレベータ籠内の天井から床方向を撮像した全景であ
り、(A)は無人の場合、(B)は人間が存在する場合
を説明した図である。
【図6】本発明の第5の実施例を示す監視カメラにより
エレベータ籠内の天井から床方向を撮像した全景であ
り、(A)は無人走行台車と人間が搭乗し、かつ、特定
波長発光装置の1つが隠れた場合、(B)は無人走行台
車が旋回した場合を説明した図である。
【図7】第1の従来技術を示す無人搬送台車の階層間移
動方法を示す図である。
【図8】第1の従来技術の無人搬送台車の階層間移動方
法の問題点を示す図であって、(A)はエレベータ籠内
に人間のみが搭乗した状態、(B)はエレベータ籠内に
人間と無人走行台車が搭乗した状態を示したものであ
る。
【図9】第2の従来技術におけるエレベータ篭内の乗客
の有無を検出する方法を示した図である。
【図10】第3の従来技術における無人走行台車の位置
検出方法を示す図であって、(A)は監視カメラに撮像
されたエレベータ籠内の全景、(B)は(A)に特定波
長光透過フィルタを被せた状態における監視カメラ画像
を示したものとなっている。
【符号の説明】
101 無人走行台車 102 エレベータ籠 103 巻上げ部 104 エレベータ籠制御部 105 エレベータ籠呼び部 106 エレベータ扉 107 監視カメラ 108 画像処理部 109 特定波長発光装置 110 特定波長洸透過フィルタ 112 全透過フィルタ 113 モータ 114 フィルタ制御装置 115 扉開閉検出スイッチ 301 建物内ネットワーク 302 無線通信手段 303 システム制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 D 5C054 Fターム(参考) 3F002 FA01 FA03 GB02 3F303 CB24 CB31 FA05 FA14 3F306 AA11 CB02 CB34 5B047 AA13 BB04 BC07 BC23 CA17 CB18 5B057 AA19 BA02 DA11 DB02 DC34 5C054 CA01 CA04 CC03 CE16 CH01 EA01 EJ00 FC01 HA19 HA29

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物などの階層間に無人走行台車(10
    1)を乗せて移動させるエレベータ籠(102)と、前
    記エレベータ籠(102)を制御するエレベータ籠制御
    部(104)と、前記エレベータ籠制御部(104)に
    呼び出し指令を送信するエレベータ籠呼び部(105)
    と、前記エレベータ籠制御部(104)によって開閉制
    御されるエレベータ扉(106)と、前記エレベータ籠
    (102)内を撮像する監視カメラ(107)と、前記
    監視カメラ(107)からの画像信号を処理する画像処
    理部(108)と、を備えたエレベータ籠内物体認識装
    置において、 前記無人走行台車(101)に搭載される特定波長発光
    装置(109)と、 前記監視カメラ(107)の撮像領域となる視野前方に
    それぞれ設けられると共に、前記特定波長発光装置(1
    09)の波長域付近のみ透過する特定波長光透過フィル
    タ(110)および全波長域の光を透過する全透過フィ
    ルタ(112)と、 前記エレベータ扉(102)の開閉動作に応じて、前記
    エレベータ扉(106)が開いている場合に前記監視カ
    メラ(107)の撮像領域を前記特定波長光透過フィル
    タ(110)で覆い、前記エレベータ扉(106)が閉
    じている場合に前記全透過フィルタ(112)で覆うよ
    うに各々のフィルタの動作を切り替えるための制御信号
    を各々のフィルタに出力するフィルタ制御装置(11
    4)と、を有し、 前記画像処理部(108)の処理結果に基づき、前記エ
    レベータ籠(102)内の物体を認識するようにしたこ
    とを特徴とするエレベータ籠内物体認識装置。
  2. 【請求項2】建物内に敷設され、前記無人走行台車(1
    01)、前記エレベータ籠呼び部(105)、および前
    記画像処理部(108)を互いに接続する建物内ネット
    ワーク(301)と、前記建物内ネットワーク(30
    1)および前記無人走行台車(101)の間を無線によ
    り中継する無線通信手段(302)と、前記建物内ネッ
    トワーク(301)に接続されるシステム制御部(30
    3)とを有し、前記システム制御部(303)は、無人
    走行台車(101)の走行計画および前記画像処理部
    (108)の画像処理結果に基いて、各階にある前記エ
    レベータ籠呼び部(105)にエレベータ呼出指令を送
    信するとともに、前記無人走行台車(101)に無線通
    信手段(302)を介して走行指令を送信することを特
    徴とする請求項1に記載のエレベータ籠内物体認識装
    置。
  3. 【請求項3】前記システム制御部(303)は、前記画
    像処理部(108)によって、前記エレベータ籠(10
    2)内が無人であると判断した場合には、前記エレベー
    タ籠(102)内への進入速度を上げるように前記無人
    走行台車(101)への走行指令を送信することを特徴
    とする請求項2に記載のエレベータ籠内物体認識装置。
  4. 【請求項4】前記システム制御部(303)は、前記画
    像処理部(108)によって、前記エレベータ籠(10
    2)内に前記無人走行台車(101)が進入可能である
    と判断するまで、前記エレベータ籠呼び部(105)へ
    の呼出指令を送信しないことを特徴とする、請求項2に
    記載のエレベータ籠内物体認識装置。
  5. 【請求項5】前記システム制御部(303)は、前記無
    人走行台車(101)が前記エレベータ籠(102)に
    進入中に、前記特定波長発光装置(109)が乗客の影
    に隠れて検出不能になった場合には、検出可能となるま
    でその場で旋回するように、前記無人走行台車(10
    1)への走行指令を送信することを特徴とする請求項2
    に記載のエレベータ籠内物体認識装置。
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