JP2003081351A - 開封性に優れる積層体および包装体 - Google Patents

開封性に優れる積層体および包装体

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JP2003081351A
JP2003081351A JP2001278520A JP2001278520A JP2003081351A JP 2003081351 A JP2003081351 A JP 2003081351A JP 2001278520 A JP2001278520 A JP 2001278520A JP 2001278520 A JP2001278520 A JP 2001278520A JP 2003081351 A JP2003081351 A JP 2003081351A
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layer
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inorganic oxide
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JP2001278520A
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English (en)
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Takashi Igawa
孝志 井川
Naonobu Oda
尚伸 小田
Naganari Matsuda
修成 松田
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスバリア性に優れ、食品、医薬品、化学薬
品、医療用機器、電子用部品など包装時には気密性が要
求され、かつ内容物取出し時には容易に開封することが
できる物品の包装に適したガスバリア性フィルム及び包
装体を提供すること。 【解決手段】 プラスチックフィルムの表面に少なくと
も、無機酸化物薄膜層、印刷層、アンカーコート剤によ
るアンカーコート層および/またはラミネート用接着剤
による接着剤層、ヒートシール性樹脂層を順次積層させ
た積層体を用いて、該積層体のヒートシール性樹脂層面
を対向させて重ね合わせ、端部をヒートシールして構成
された包装体において、該積層体の印刷部分にヒートシ
ール部を設けた包装体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスバリア性フィ
ルム及び包装体に関し、特に、ガスバリア性に優れ、食
品、医薬品、化学薬品、医療用機器、電子部品など包装
時には気密性が要求され、かつ、内容物取出し時には容
易に開封することが求められる物品の包装に用いるのに
適したガスバリア性フィルム及び包装体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、酸素や水蒸気などのガスに対し優
れたバリア性を有し、透明で、環境にやさしいフレキシ
ブルフィルムとして、プラスチックフィルム上に無機酸
化物薄膜を形成した積層フィルムが知られている。ま
た、このような積層フィルム上にさらにヒートシール性
を有する樹脂層を積層したものは、食品、医薬品、化学
薬品、医療用機器、電子部品などの気密性を要求される
物品の包装用フィルムや包装用に製袋した包装体として
用いられる。
【0003】これらの包装体の一般的な製造方法とし
て、積層体のヒートシール性樹脂を対向させ端部をヒー
トシールしてヒートシール部を設けて袋体を構成する方
法がある。この包装体には内容物の重量、袋内外からの
圧力、ストレスに耐えうる気密性が要求され、それには
ヒートシール部の強度が重要となる。また、液体充填小
袋等の用途ではヒートシール端部に切り欠きを設け、そ
こから手でカットして開封するため、易カット性も重要
な機能となる。
【0004】従来からも前述の機能特性を満足させるた
めに様々な方策がとられてきた。ヒートシール部強度に
ついては印刷インキがヒートシール部に存在すると強度
が低下するため、無地部にヒートシールされるような印
刷デザインを行い、意図的に無地部をヒートシール部に
することで対応していた。易カット性については無機酸
化物薄膜層を積層したガスバリア性フィルムやこれを用
いた包装体は、カットするときに手に感じる抵抗が大き
く、著しい場合には、不規則なひっかかりにより内容物
が飛び出すというよう問題がある。そのため包装体に物
理的な特殊加工を施し易カット性を付与していた。代表
的なものとしてリニアカット、マジックカット等が挙げ
られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
ガスバリア性フィルム及び包装体の有する問題点を解決
し、ガスバリア性に優れ、食品、医薬品、化学薬品、医
療用機器、電子用部品など包装時には気密性が要求さ
れ、かつ内容物取出し時には容易に開封することができ
る物品の包装に適したガスバリア性フィルム及び包装体
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、プラスチックフィルムの表面に少なくとも、無機酸
化物薄膜層、印刷層、アンカーコート剤によるアンカー
コート層および/またはラミネート用接着剤による接着
剤層、ヒートシール性樹脂層を順次積層させた積層体を
用いて、該積層体のヒートシール性樹脂層面を対向させ
て重ね合わせ、端部をヒートシールして構成された包装
体において、該積層体の印刷部分にヒートシール部を設
けた包装体を得る。
【0007】上記の構成からなる本発明のガスバリア性
フィルムは、プラスチックフィルムの表面に無機酸化物
薄膜層が形成されていて高度なガスバリア性を保持する
とともにヒートシール性を有し、かつ、ヒートシール部
の切り欠き部を手で引張ることによりスムーズにカット
することができる。
【0008】また、この場合において、無機酸化物薄膜
が、少なくとも酸化ケイ素、酸化アルミニウムを含む多
元系無機酸化物薄膜であることができる。
【0009】また、この場合において、プラスチックフ
ィルムが、ポリアミドフィルムであることができる。
【0010】さらにまた、この場合において、包装体
が、前記のガスバリア性フィルムを用いてなるものであ
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガスバリア性フィ
ルム及び包装体の実施の形態を説明する。
【0012】本発明において用いるプラスチックフィル
ムとは、有機高分子を溶融押出しして、必要に応じ、長
手方向及び/又は幅方向に延伸、冷却、熱固定を施した
フィルムであり、有機高分子としては、ナイロン4・
6、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン12などで
代表されるポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−
ナフタレートなどで代表されるポリエステル、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリブテンなどで代表されるポ
リオレフィンの他ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、ポリビニルアルコール、全芳香族ポリアミド、ポリ
アミドイミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリ
スルホンなどを挙げることができる。
【0013】好ましいポリアミドの具体例としては、ポ
リカプロアミド(ナイロン6)、ポリ−ε−アミノヘプ
タン酸(ナイロン7)、ポリ−ε−アミノノナン酸(ナ
イロン9)、ポリウンデカンアミド(ナイロン11)、
ポリラウリンラクタム(ナイロン12)、ポリエチレン
ジアミンアジパミド(ナイロン2・6)、ポリテトラメ
チレンアジパミド(ナイロン4・6)、ポリヘキサメチ
レンアジパミド(ナイロン6・6)、ポリヘキサメチレ
ンセバカミド(ナイロン6・10)、ポリヘキサメチレ
ンドデカミド(ナイロン6・12)、ポリオクタメチレ
ンアジパミド(ナイロン8・6)、ポリデカメチレンア
ジパミド(ナイロン10・6)、ポリデカメチレンセバ
カミド(ナイロン10・10)、ポリドデカメチレンド
デカミド(ナイロン12・12)、メタキシレンジアミ
ン−6ナイロン(MXD6)などを挙げることができ、
これらを主成分とする共重合体であってもよく、その例
としては、カプロラクタム/ラウリンラクタム共重合
体、カプロラクタム/ラウリンラクタム共重合体、カプ
ロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート
共重合体、ラウリンラクタム/ヘキサメチレンジアンモ
ニウムアジペート共重合体、ヘキサメチレンジアンモニ
ウムアジペート/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケ
ート共重合体、エチレンジアンモニウムアジペート/ヘ
キサメチレンジアンモニウムアジペート共重合体、カプ
ロラクタム/ヘキサメチレンジアンモニウムアジペート
/ヘキサメチレンジアンモニウムセバケート共重合体な
どを挙げることができる。これらのポリアミドには、フ
ィルムの柔軟性改質成分として、芳香族スルホンアミド
類、p−ヒドロキシ安息香酸、エステル類などの可塑剤
や、低弾性率のエラストマー成分やラクタム類を配合す
ることも有効である。
【0014】また、好ましいポリエステルの具体例とし
ては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレートなど
が用いられるが、これらを主成分とする共重合体であっ
てもよく、ポリエステル共重合体を用いる場合、そのジ
カルボン酸成分の主成分がテレフタル酸又は2,6−ナ
フタレンジカルボン酸である他アジピン酸、セバシン酸
などの脂肪族ジカルボン酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、フタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などの
芳香族ジカルボン酸、トリメリロット酸及びピロメリロ
ット酸などの多官能カルボン酸などが用いられる。ま
た、グリコール成分の主成分がエチレングリコール又は
1,4−ブタンジオールである他エチレングリコール、
ジエチレングリコール、プロピレングリコール、1,4
ブタンジオール及びネオペンチルグリコールなどの脂肪
族グリコール、p−キシレングリコールなどの芳香族グ
リコール、1,4−シクロヘキサンジメタノールなどの
脂環族グリコール、平均分子量が150〜20000の
ポリエチレングリコールなどが用いられる。ポリエステ
ル中の好ましい共重合成分の比率は20%以下である。
共重合成分が20%を越えるときはフィルム強度、透明
性、耐熱性などが劣る場合がある。これらの有機高分子
は、さらに他の有機高分子を少量共重合したり、ブレン
ドしてもよい。
【0015】さらにこの有機高分子には、公知の添加
物、例えば、紫外線吸収剤、帯電防止剤、可塑剤、滑
剤、着色剤などが添加されていてもよい。プラスチック
フィルムの透明度は特に限定するものではないが、透明
ガスバリアフィルムとして使用する場合には、50%以
上の光線透過率をもつものが望ましい。
【0016】本発明において用いるプラスチックフィル
ムは、本発明の目的を損なわないかぎりにおいて、無機
酸化物薄膜層を積層するに先行して、該フィルムの表面
にコロナ放電処理、グロー放電処理、火炎処理、表面粗
面化処理などの表面処理を施してもよく、また、公知の
アンカーコート処理、印刷、装飾を施してもよい。
【0017】本発明においていうプラスチックフィルム
にはシートを含み、その厚さとして3〜500μmの範
囲が望ましく、さらに好ましくは、6〜300μmの範
囲である。
【0018】本発明における、プラスチックフィルムの
少なくとも一方の面に形成する無機酸化物薄膜を形成す
る無機酸化物とは、酸化ケイ素・酸化アルミニウム、酸
化マグネシウムなど薄膜化できる無機酸化物であれば特
に制限はないが、好ましい無機酸化物は酸化アルミニウ
ム、酸化ケイ素を含む多元系無機酸化物薄膜、より好ま
しくは酸化ケイ素・酸化アルミニウム二元系無機酸化物
薄膜である。
【0019】ここでいう酸化ケイ素とは、Si、SiO
やSiO2などのケイ素や各種ケイ素酸化物の混合物か
らなり、酸化アルミニウムとは、Al、AlOやAl2
3などのアルミニウムや各種アルミニウム酸化物の混
合物からなり、各酸化物内における酸素の結合量はそれ
ぞれの製造条件によって異なってくるが、酸化ケイ素と
酸化アルミニウムとを併用する場合は無機酸化物薄膜中
に占める酸化アルミニウムの含有率は20〜99重量%
であるのが好ましく、20〜75重量%であるのがより
好ましい。また、さらに好ましくは、該酸化ケイ素・酸
化アルミニウム二元系薄膜であって、かつ、比重が下記
の条件を満たすものである。
【0020】無機酸化物薄膜の比重の値が、無機酸化物
薄膜中の酸化アルミニウムの重量%との関係を、D=
0.01A+b(D:薄膜の比重、A:薄膜中の酸化ア
ルミニウムの重量%)という関係式で示すとき、bの値
が1.6よりも小さい領域のときには、酸化アルミニウ
ム・酸化ケイ素系薄膜の構造が粗となり、また、該薄膜
の比重の値が、b値で、2.2よりも大きい領域の場
合、酸化アルミニウム・酸化ケイ素系薄膜が硬くなる傾
向にある。
【0021】このため、無機酸化物薄膜としての酸化ア
ルミニウム・酸化ケイ素系薄膜の比重は、該薄膜の比重
と薄膜内の酸化アルミニウム組成比率との関係をD=
0.01A+b(D:薄膜の比重、A:薄膜中の酸化ア
ルミニウムの重量%)という関係式であらわすとき、b
の値で1.6〜2.2であるのが好ましく、さらに好ま
しくは1.7〜2.1であるが、もちろんこの範囲に限
定されるものではない。酸化ケイ素・酸化アルミニウム
を含み、さらに他の無機酸化物を含む多元系無機酸化物
薄膜もガスバリア性積層体としての効果は大きい。
【0022】前記の場合において、酸化ケイ素・酸化ア
ルミニウム系二元系無機酸化物薄膜中の酸化アルミニウ
ムの含有量が20重量%未満になると、ガスバリア性が
必ずしも十分ではなくなり、また、酸化ケイ素・酸化ア
ルミニウム系蒸着膜中の酸化アルミニウム量が99重量
%を超えると、蒸着膜の柔軟性が低下し、ガスバリア性
積層体の曲げや寸法変化に比較的弱く、二者併用の効果
が低下するといった問題が生じることがある。
【0023】本発明において、無機酸化物薄膜の膜厚
は、通常10〜8,000Å、好ましくは50〜5,0
00Åである。膜厚が10Å未満では満足のいくガスバ
リア性が得られ難く、また8,000Åを超えて過度に
厚くしても、それに相当するガスバリア性の向上効果は
得られず、耐屈曲性や製造コストの点で却って不利とな
る。
【0024】無機酸化物薄膜を形成する典型的な製法を
酸化ケイ素・酸化アルミニウム系薄膜の形成により説明
すると、蒸着法による薄膜形成法としては真空蒸着法、
スパッタリング法、イオンプレーティング法などの物理
蒸着法、あるいはCVD法(化学蒸着法)などが適宜用
いられる。例えば真空蒸着法を採用する場合は、蒸着原
料としてSiO2とAl23の混合物、あるいはSiO2
とAlの混合物などが用いられる。加熱には、抵抗加
熱、高周波誘導加熱、電子線ビーム加熱などを採用する
ことができ、また、反応ガスとして酸素、窒素、水素、
アルゴン、炭酸ガス、水蒸気などを導入したり、オゾン
添加、イオンアシストなどの手段を用いた反応性蒸着を
採用することも可能である。さらに、プラスチックフィ
ルムにバイアスを印加したり、プラスチックフィルムを
加熱したり冷却するなど、成膜条件も任意に変更するこ
とができる。上記蒸着材料、反応ガス、基板バイアス、
加熱・冷却などは、スパッタリング法やCVD法を採用
する場合にも同様に変更可能である。
【0025】このような方法により透明で、煮沸処理や
レトルト処理、さらにはゲルボ試験(耐屈曲性試験)に
も耐えることができる優れた性能のガスバリア性フィル
ムを得ることが可能となる。かかる、プラスチックフィ
ルムの表面に無機酸化物薄膜層が形成された積層体は、
本発明のガスバリア性フィルムの少なくとも構成層の一
部とされる。
【0026】また、本発明のガスバリア性フィルムは、
プラスチックフィルムの表面に無機酸化物薄膜層が形成
されたガスバリア性積層体の最外層にヒートシール性樹
脂層が形成されたガスバリア性フィルムが基本構造であ
るが、プラスチックフィルム表面の無機酸化物薄膜層側
の最外層にヒートシール性樹脂層を形成した構造である
のが実用上好ましいが、また、ヒートシール性樹脂層/
プラスチックフィルム層/無機酸化物薄膜層の順の層構
成であることもできる。
【0027】プライマー層、印刷層を形成する方法とし
ては、一般的にはグラビアコート法を用いられることが
多いが、その他にもロールコート、ナイフコート、デッ
プコート、スプレーコートなどでも可能である。
【0028】該ヒートシール性樹脂層を形成する方法と
しては、押出しラミネート法により直接溶融押出しして
もよいし、あらかじめ、フィルム状にしたシーラントフ
ィルムを用い、ドライラミネート又は押出しラミネート
で接着してもよい。押出しラミネート法の場合、ヒート
シール性樹脂層を形成するに先立ち、アンカーコート層
を形成しても、しなくてもどちらでもよいが、本発明の
効果を容易に達成するためには、アンカーコート層を形
成する方が望ましい。アンカーコート層として、特に限
定されず、本発明ガスバリア性フィルムが使用される用
途(乾燥食品、水物食品、スープ、ボイル加工食品など
の包装)により使い分ければよい。通常使用されるの
は、イソシアネート系、ポリエチレンイミン系、チタネ
ート系、ブタジエン系などのアンカー剤である。
【0029】本発明において、上記アンカーコート層の
上面に設けるのが好ましいヒートシール性樹脂層は、低
密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエ
チレン、線状低密度ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル
共重合体、ポリプロピレン、エチレン・アクリル酸共重
合体、エチレン・メタアクリル酸共重合体、エチレン・
メチルアクリレート共重合体、エチレン・エチルアクリ
レート共重合体、エチレン・メチルメタアクリレート共
重合体、アイオノマーなど前記プラスチックフィルムを
構成する有機高分子の融点より低融点である有機高分子
により形成され、実用的には、低密度ポリエチレン、エ
チレン酢酸ビニル共重合体又は線状低密度ポリエチレン
を用いることが多い。このヒートシール性樹脂層の厚み
としては、3〜100μm程度、好ましくは5〜70μ
m程度であるのが一般的である。
【0030】なお、本発明にかかるガスバリア性フィル
ムの実用性は、プラスチックフィルムの表面に無機酸化
物薄膜層を形成した積層体の引裂き抵抗値が大きく関係
しており、引裂き抵抗値が小さいほど包装体としたとき
の実用性が向上する。そして本発明者らの検討結果によ
れば、優れたガスバリア性を有し、かつ煮沸処理やレト
ルト処理後においてもその優れた包装体としての特性を
維持させるには、上記引裂き抵抗値を1N以下にするの
が好ましい。より好ましい引裂き抵抗値は0.8N以
下、さらに好ましくは0.6N以下である。引裂き抵抗
値が1Nを越える場合は、煮沸処理やレトルト処理によ
って包装体としての特性が低下する傾向が現われてく
る。
【0031】このように、熱水処理後も優れた引裂き抵
抗値を示すものは、煮沸処理やレトルト処理後において
も前記無機酸化物薄膜とヒートシール性樹脂層間の剥離
や無機酸化物薄膜の破壊が起こらず、優れたガスバリア
性及び防湿性が維持される。この理由は、引裂き抵抗値
が小さければ、煮沸処理やレトルト処理によってヒート
シール性樹脂層に若干の収縮が起った場合でも、無機酸
化物薄膜の剥離が生じ難くなるためと考えられる。
【0032】本発明のガスバリア性フィルムは、ガスバ
リア性、耐レトルト性、耐ピンホール性などが優れてお
り食品、医薬品、医療用機器、電子部品などの物品の包
装にそのまま又は包装体として有効に使用することがで
きる。
【0033】本発明において、ガスバリア性フィルムか
らなる包装材料、包装体を食品包装について類型別に分
けると、まず、収納する食品別では、乾燥食品用、水物
食品用、冷凍食品用などに便宜的に分けることができ
る。
【0034】さらに、乾燥食品用包装材料及び包装体と
は次のような用途に使用されるものである。適用できる
内容物としては、ポテトチップス、ポップコーンなどの
スナック菓子、せんべい、おかきなどの米菓類、即席ラ
ーメンやふりかけ、削り節、海苔などの乾物品、緑茶、
コーヒー、紅茶などの嗜好品、小麦粉、米、麦などの穀
物類などがあり、また、これらに制限されるものではな
い。また、乾燥食品用包装材料としては、包装する内容
物の要求特性に応じ各種フィルムや紙を用いて本発明の
ガスバリア性フィルムにラミネートしてよく、代表的な
ラミネート構成としては、二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレート/無機酸化物薄膜層/PE、二軸延伸ポリエチ
レンテレフタレート/無機酸化物薄膜層/CPP、NY
/二軸延伸ポリエチレンテレフタレート/無機酸化物薄
膜層/PE、二軸延伸ナイロン6フィルム/無機酸化物
薄膜層/PEなどが考えられる。さらに、装飾又は内容
物の説明のための印刷を施したり、意匠用フィルムある
いは補強剤などと張り合わせてもよい。本発明における
乾燥食品用包装体としては、袋、フタ材、カップ、チュ
ーブ、スタンディングパック、トレイなどがあり、形
状、種類に対し、特に制限はなく、例えば、袋物の包装
形式としては、ピロータイプ、三方シール、四方シール
などを用いることができる。これらの包装材料及び包装
体の構成の全部あるいは一部として本発明のガスバリア
性フィルムを用いる。
【0035】また、本発明における水物食品用包装材料
及び包装体用途で適用できる内容物としては、板・糸こ
んにゃく類、たくあん漬、醤油漬、奈良漬などの各種漬
物類、各種味噌類やたれ、だしのもと、めんつゆなどと
同封された食品や醤油、ソース、ケチャップ、マヨネー
ズなどの調味料などがあり、また、これらに制限される
ものではない。水物食品用包装材料としても、包装する
内容物の要求特性に応じ各種フィルムをラミネートして
よく、代表的なラミ構成としては、二軸延伸ナイロン6
フィルム/無機酸化物薄膜層/PE、二軸延伸ナイロン
6フィルム/無機酸化物薄膜層/CPP、二軸延伸ポリ
エチレンテレフタレート/無機酸化物薄膜層/PE、二
軸延伸ポリエチレンテレフタレート/無機酸化物薄膜層
/CPPなどが考えられる。さらに、装飾又は内容物の
説明のための印刷を施したり、意匠用フィルムあるいは
補強剤などと張り合わせてもよい。本発明における水物
食品用包装体としては、袋、フタ材、カップ、チュー
ブ、スタンディングパック、トレイなどがあり、形状、
種類に対し特に制限はなく、例えば、袋物の包装形式と
しては、ピロータイプ、三方シール、四方シールなどを
用いることができ、これらの包装材料及び包装体の構成
の全部あるいは一部として本発明のガスバリア性フィル
ムを用いる。本発明のガスバリア性フィルムを構成の一
部又は全部とする包装材料及び包装体は、使用温度範囲
が広いため冷凍食品にも適用が可能である。
【0036】次に本発明における包装材料及び包装体を
形状別に分けると、ペーパーカートン、チューブ用、袋
用、カップ用、スタンディングパック用、トレイ用など
の用途に分けられる。例えば、ペーパーカートンとは、
複合紙容器のことをいい、ペーパーカートン用包装材料
としては、紙、プラスチックフィルムなどとガスバリア
性のあるフィルムとのラミネート品を用いる。形状、種
類としては屋根形(ゲーベルトップ:gable to
p)、レンガ形(ブリック形:brick typ
e)、直方体、カップ形など特に制限はない。また、内
袋、注出口などと組合わせてもよい。本発明におけるペ
ーパーカートン用途として適用できる内容物は、牛乳、
ヨーグルトジュース、炭酸飲料などの飲物、日本酒、焼
酎、ウイスキーなどのアルコール類、醤油、ソースなど
の調味料などがあり、特に、これらに制限されるもので
はない。
【0037】次に本発明における包装材料及び包装袋の
他の使用例としては、非導電性であることを利用しての
電子レンジやマイクロ殺菌用の包装材料や包装体として
も使用可能であり、また脱酸素剤入り包装用などの用途
としても使われる。これらのラミネート構成、包装体の
形状も同様に各種存在する。本発明の包装材料及び包装
体を構成するガスバリア性フィルムは透明であると共に
高度なバリア性を有するものである。すなわち、ヒート
シール層として用いるラミネートフィルムの種類、厚さ
によって異なるが、例えば、CPPフィルム50μmを
用いると、酸素透過率が3.0cc/m2・24hrs
以下で、かつ、水分透過率が3.0g/m2・24hr
s以下の優れたバリア性を有する。したがって、本発明
のガスバリア性フィルムからなる包装材料で包装した食
品は長期保存が可能である。
【0038】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限
を受けるものではなく、本発明の趣旨に適合する範囲で
適宜変更を加えて実施することももちろん可能であり、
それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。ま
た、本明細書中で採用した評価法は次の方法によった。
【0039】(1)引裂き抵抗値 カット性のメジャーとして切り欠き部から引裂いた際の
抵抗値を測定した。図1に示すように、ヒートシール性
樹脂層を有するフィルム1をヒートシール性樹脂層同士
を向かい合わせてヒートシールし、ヒートシール部分3
の端部中央に長さ4mmの切り欠き2を入れ、評価する
試料を準備した。試料の切り欠き部2の両端を引張試験
機(東洋測機社製:商品名,テンシロンUTMにより把
持して互いにフィルム面に直角方向に500mm/mi
nの速度で引張ることによりそのフィルム1をカットす
るときの抵抗値(N)を測定し、引裂き抵抗値とした。 (2)シール強度 ヒートシール性樹脂層を有するフィルム1をヒートシー
ル性樹脂層同士を向かい合わせてヒートシールし、引張
試験機(東洋測機社製:商品名,テンシロンUTM)に
より試料巾15mm,引張速度200mm/分の条件で
測定を実施した。
【0040】(実施例1)二軸延伸ナイロン6フィルム
(東洋紡績社製:商品名,N4142(厚さ15μ
m))の一方の表面上に酸化ケイ素と酸化アルミニウム
の2元系無機酸化物薄膜を蒸着したフィルムを用い、グ
ラビア印刷機(東谷鉄工所製)により速度100m/m
inでグラビア印刷を実施した。グラビア印刷用インキ
(大日精化社製:商品名 ハイラミックR630白/D
EW添加剤)を使用した。印刷されたフイルムを押出し
ラミネーター(モダンマシナリー社製)により、速度8
0m/minで、アンカー剤としてイソシアネート系ア
ンカー剤(東洋モートン社製:商品名,EL530[A
/B])0.2g/m2をボウズロールで塗布し、ドラ
イコート量を0.2g/m2とした。このアンカーコー
ト層の上にヒートシール性樹脂(低密度ポリエチレン
(住友化学社製:商品名,スミカセンL705)を押出
し部での樹脂温度315℃で押出し、ヒートシール性樹
脂層の厚みを15μmとした。そのときのチルロールと
のギャップは100mmとした。さらに、上記低密度ポ
リエチレン層を押出すと共に表面にシーラントフィルム
(40μm)(線状低密度ポリエチレン(東洋紡績社
製:商品名,L4102))をラミネートし、3層構成
の押出しラミネートを実施した。積層後巻取ったフィル
ムのエージングは、40℃×3日間実施した。
【0041】得られた積層体をヒートシール性樹脂層同
士を向かい合わせて印刷部にヒートシール(シール条
件:160℃×2kg×2秒)し、袋を製造した。かか
る状態で引裂き抵抗値を評価したところ、容易に引裂く
ことができ引裂き抵抗値は0.8Nであり、カット性は
非常に良好であった。また充分なシール強度も得られ
た。
【0042】(比較例1)実施例1において、製袋時の
ヒートシール位置を無地部に変更した以外は、同様に加
工し袋を得た。得られた積層体のシール強度は充分であ
ったが引裂き抵抗値は4(N)と高く、カット性の抵抗
感が強く、容易には切れなかった。
【0043】(実施例2)二軸延伸ナイロン6フィルム
(東洋紡績社製:商品名,N4142(厚さ15μ
m))の一方の表面上に酸化ケイ素と酸化アルミニウム
の2元系無機酸化物薄膜を蒸着したフィルムを用い、グ
ラビア印刷機(三谷鉄工所製)により速度100m/m
inでグラビア印刷を実施した。グラビア印刷用インキ
(大日精化社製:商品名 ハイラミックR630白/D
EW添加剤)を使用した。次に印刷されたフイルムをド
ライラミネートを実施した。シーラントとして、無延伸
ポリプロピレンフィルム(厚さ40μm)(東洋紡績社
製:商品名,P1153)を用い、接着剤としてはイソ
シアネート系接着剤(東洋モートン社製:商品名,TM
590)を用い、接着剤の厚みを3.0μm、圧着部の
ロール温度を60℃に設定した。
【0044】得られたラミネート積層体をヒートシール
性樹脂層同士を向かい合わせて印刷部にヒートシール
(シール条件:180℃×2kg×2秒)し、袋を製造
した。得られた積層体の引裂き抵抗値を測定したとこ
ろ、0.65Nであった。内容物として、味噌を詰め、
ヒートシール部を手でカットしたが、非常にスムーズに
切れ、カット性は良好であった。また、シール強度も充
分であった。
【0045】(比較例2)実施例2において、製袋時の
ヒートシール位置を無地部に変更した以外は、同様に加
工し袋を得た。得られた積層体シール強度は充分てあっ
たが、引裂き抵抗値を測定したところ2Nであり、内容
物を詰め手でカットしたが、カット時の抵抗感が大き
く、切りにくかった。
【0046】(実施例3)二軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルム(東洋紡績社製:商品名,E5100
(厚さ12μm))の上に酸化アルミニウム薄膜を蒸着
したフイルムを用い、グラビア印刷機(東谷鉄工所製)
により速度100m/minでグラビア印刷を実施し
た。グラビア印刷用インキ(大日精化社製:商品名 ハ
イラミックR630白/DEW添加剤/LPスーパー硬
化剤)を使用した。次に印刷されたフイルムをドライラ
ミネートを実施した。シーラントとして、無延伸ポリプ
ロピレンフィルム(厚さ40μm)(東洋紡績社製:商
品名,P1153)を用い、接着剤としてはイソシアネ
ート系接着剤(東洋モートン社製:商品名,TM59
0)を用い、接着剤の厚みを3.0μm、圧着部のロー
ル温度を60℃に設定した。
【0047】得られた積層体のヒートシール性樹脂層同
士を向かい合わせて印刷部にヒートシール(シール条
件:180℃×2kg×2秒)し、袋を製造した。この
袋を120℃×30分間レトルト処理をした。得られた
積層体の引裂き抵抗値を測定したところ、0.6Nであ
った。内容物としてカレーを詰め、同様にレトルト後に
手でカットしたが、非常にスムーズに切れ、カット性は
良好であった。また、レトルト後のシール強度も充分で
あった。
【0048】(比較例3)実施例3において、製袋時の
ヒートシール位置を無地部に変更した以外は、実施例3
と同様に加工し、袋を得た。シール強度は充分であった
が、内容物を詰め、手でカットした結果、カット時のひ
っかかりが大きくうまく切れなかった。
【0049】
【発明の効果】本発明のガスバリア性フィルム及び包装
体によれば、ガスバリア性に優れ、食品、医薬品、化学
薬品、医療用機器、電子用部品など包装時には気密性に
優れることが要求され、かつ内容物を取り出すときには
容易に開封することができる。また、積層体としての易
カット性、ヒートシール強度などの機能性だけでなく、
印刷デザインの自由度が増し、包装体としてより美麗
で、広告効果の高いものが作成可能となる。加えてヒー
トシール部への印刷が可能になったことで、印刷工程、
製袋工程での細かな調整が不要となり、作業性の向上も
期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切り欠き部を形成した本発明のガスバリア性フ
ィルムの要部を示す図である。
【符号の説明】
1 試料フィルム 2 切り欠き部 3 ヒートシール部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E067 AA04 AA11 AB01 AB41 AB81 AB83 AB96 BA12A BB14A BB25A BB26A CA04 CA24 CA30 EA06 EA11 EB07 EE02 FA01 FC01 GD07 GD08 3E086 AB01 AD01 BA04 BA15 BA24 BA40 BB01 BB51 BB90 CA01 CA27 CA28 CA29 CA31 DA01 4F100 AA19B AA20B AK01A AK01E AK06 AK46 AK63 AR00D AS00C BA05 BA07 BA10A BA10E EH23 EJ38 EJ65D GB16 HB31C JD02 JL11D JL12E JL14 JM02B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフイルムの表面に少なくと
    も、無機酸化物薄膜層、印刷層、アンカーコート剤によ
    るアンカーコート層および/またはラミネート用接着剤
    による接着剤層、ヒートシール性樹脂層を順次積層させ
    た積層体を用いて、該積層体のヒートシール性樹脂層面
    を対向させて重ね合わせ、端部をヒートシールして構成
    された包装体において、該積層体の印刷を有する位置に
    ヒートシール部を設けることを特徴とする、開封性、気
    密性に優れた包装体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の積層体の無機酸化物薄膜
    層と印刷層の間にプライマーコート層を設け同様にヒー
    トシールした、開封性、気密性に優れた包装体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無機酸化物薄膜層が、少
    なくとも酸化ケイ素、酸化アルミニウムを含む多元系無
    機酸化物薄膜であることを特徴とする積層体および包装
    体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004357645A (ja) * 2003-06-09 2004-12-24 Daisen Sangyo:Kk 包装済みコンニャク
JP2012125978A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Toyo Ink Sc Holdings Co Ltd 易引き裂き性構成物の製造方法
JP2018111242A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 凸版印刷株式会社 積層体およびパウチ
JP2022050456A (ja) * 2017-03-30 2022-03-30 東洋紡株式会社 ラミネート積層体

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