JP2003081295A - 2種押出しチューブ容器 - Google Patents

2種押出しチューブ容器

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JP2003081295A
JP2003081295A JP2001276162A JP2001276162A JP2003081295A JP 2003081295 A JP2003081295 A JP 2003081295A JP 2001276162 A JP2001276162 A JP 2001276162A JP 2001276162 A JP2001276162 A JP 2001276162A JP 2003081295 A JP2003081295 A JP 2003081295A
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Takehiko Tsuchiyama
土山  武彦
Norikazu Kakigi
典一 柿木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】流通・保管中、使用中や使用終了時に2種類の
ペースト状内容物が混ざり合うことがない2種押出しチ
ューブ容器を提供する。 【解決手段】キャップ本体100 の天板110 に立設する押
出し筒130 の内側に、縦の2枚の仕切り板132,133 を設
けて3つの押出し孔134,135,136 を形成し、この3つの
押出し孔の中央の押出し孔135 の下方へ連続させてイン
ナーチューブ用係着筒140 を垂設し、このインナーチュ
ーブ用係着筒の内側に、インナーチューブ400 の口頸部
410 を係着し、押出し筒の外側位置の天板下面にアウタ
ーチューブ用係着筒150 を垂設し、このアウターチュー
ブ用係着筒の内側に、アウターチューブ300 の口頸部31
0 を係着する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、色や材質が異なっ
た2種類のペースト状内容物を収容し、使用するとき
に、2種類のペースト状内容物を混合させることなく一
緒に押し出すことが可能な2種押出しチューブ容器に関
するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、色や材質が異なった多種類のペー
スト状内容物を収容し、使用時に混合させることなく押
し出す多種(又は多色)押出しチューブ容器としては、
歯磨き用多種押出しチューブ容器がよく知られている
が、これは、内容物を充填するときに、異なった多種類
のペースト状内容物を、断面が区分された状態で縦方向
へ並列させてチューブ容器本体に充填して置くものであ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上述した多種押出しチューブ容器は、チューブ容器本体
に異なった多種類のペースト状内容物が直接に触れ合っ
て収容されているため、流通・保管時に、チューブ容器
本体に部分的に外力が加わると、チューブ容器本体に断
面が区分された状態で収容されている異なった種類のペ
ースト状内容物が、部分的に混ざり合ってしまうことが
あり、使用するときに、異なった種類の内容物が混合さ
れた状態で押し出されることがあった。また、キャップ
には分離機能がないため、キャップ内でも内容物の混合
が発生したり、特に、使用終了時に混合が発生しやす
く、また、使用中でも、胴部をスクイズして内容物を押
し出すため、その時に異なった種類の内容物の混合が発
生することもあった。 【0004】本発明は、2種類のペースト状内容物を押
し出す場合における上述した従来の多種押出しチューブ
容器の問題を解決したものであり、流通・保管中、使用
中や使用終了時に2種類のペースト状内容物が混ざり合
うことがない2種押出しチューブ容器を提供するもので
ある。 【0005】 【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、キ
ャップ本体の天板に立設する押出し筒に蓋部が開閉可能
に装着し、前記押出し筒の内側に縦の2枚の仕切り板を
平行に設けて3つの押出し孔を形成し、この3つの押出
し孔の中央の押出し孔の下方へ連続させてインナーチュ
ーブ用係着筒を垂設し、このインナーチューブ用係着筒
の内側に、口頸部と肩部と下端が開口する胴部とからな
るインナーチューブの口頸部を係着して前記インナーチ
ューブを吊着し、前記押出し筒の外側位置の天板下面に
アウターチューブ用係着筒を垂設し、このアウターチュ
ーブ用係着筒の内側に、口頸部と肩部と下端が開口する
胴部とからなるアウターチューブの口頸部を係着して、
内側に前記インナーチューブを収容して前記アウターチ
ューブを吊着し、前記アウターチューブと前記インナー
チューブに、それぞれ別個の内容物を胴部の下端開口部
より充填したのち、前記アウターチューブの胴部下端部
及び前記インナーチューブの胴部下端部を、熱融着法に
より同時に封止したことを特徴とする2種押出しチュー
ブ容器である。 【0006】 【発明の実施の形態】次に、本発明の2種押出しチュー
ブ容器の実施の形態について、図を用いて詳細に説明す
る。図1は、一実施形態の2種押出チューブ容器の要部
の構造を示す断面図であり、図2は、その押出チューブ
容器の胴部をスクイズしたときに、押出し筒より押し出
されてきた2種類の内容物の断面の3区分状態を示す説
明図である。 【0007】本実施形態の2種押出チューブ容器(1
0)は、図1に示すように、キャップ本体(100)と
蓋部(200)とアウターチューブ(300)とインナ
ーチューブ(400)とから構成されるものである。そ
の構造は、キャップ本体の天板(110)に立設する押
出し筒(130)に、キャップ本体の周壁(120)の
後方側にヒンジ部(201)を介して蓋部の周壁(22
0)の後方側を接続し、蓋部の天板(210)の前方側
に設ける開閉用突起(211)で開閉可能(矢印方向)
に装着し、押出し筒の内側に縦の2枚の仕切り板(13
2,133)を平行に設けて3つの押出し孔(134,
135,136)を形成し、この3つの押出し孔の中央
の押出し孔(135)の下方へ連続させてインナーチュ
ーブ用係着筒(140)を垂設し、このインナーチュー
ブ用係着筒の内側に、口頸部(410)と肩部(42
0)と下端が開口する胴部(430)とからなるインナ
ーチューブ(400)の口頸部(410)を、インナー
チューブ用係着筒の下方内周面に設けられる通常、咬合
による係合部(141)とインナーチューブの口頸部の
下方外周面に設けられる通常、咬合による係合部(41
1)とを係合させて係着してインナーチューブを吊着
し、また、キャップ本体の押出し筒の外側位置の天板下
面にアウターチューブ用係着筒(150)を垂設し、こ
のアウターチューブ用係着筒の内側に、口頸部(31
0)と肩部(320)と下端が開口する胴部(330)
とからなるアウターチューブ(300)の口頸部(31
0)を、アウターチューブ用係着筒の下方内周面に設け
られる通常、咬合による係合部(151)とアウターチ
ューブの口頸部の外周面に設けられる通常、咬合による
係合部(311)とを係合させて係着して、内側にイン
ナーチューブを収容してアウターチューブを吊着するも
のである。なお、アウターチューブの口頸部を完全に封
止するために、必要に応じては、キャップ本体のアウタ
ーチューブ用係着筒の内側の天板下面に、コンタクトリ
ング(アウターチューブの口頸部天面に先端を密接)又
はインナーリング(アウターチューブの口頸部内面に外
周面を密接)又はコンタクトリングとインナーリングと
を設けるものである。 【0008】上述したキャップ本体に蓋部を接続するヒ
ンジ部(201)は、図1に示すスナップヒンジ(蓋部
の位置により自動的に開閉)でも又は通常のヒンジ(蓋
部の開閉がすべて手動のもの)でもよく、また、キャッ
プ本体の押出し筒への蓋部の装着は、蓋部の天板(21
0)下面に係合筒(230)を垂設し、キャップ本体の
押出し筒の上方外周面に設けられる通常、咬合による係
合部(231)と蓋部の係合筒の下方内周面に設けられ
る通常、咬合による係合部(131)とを係合させて行
うものである。なお、キャップ本体の押出し筒は、使用
目的に応じて、別体の蓋で咬合や螺合により開閉しても
よい。 【0009】そして、上述したアウターチューブとイン
ナーチューブに、それぞれ別個の内容物を胴部の下端開
口部より充填したのち、アウターチューブの胴部下端部
及びインナーチューブの胴部下端部を、ヒートシール法
や超音波シール法などの熱融着法により同時に密封する
ものである。 【0010】本発明の2種押出チューブ容器は、容器本
体が内側のインナーチューブと外側のアウターチューブ
とからなり、また、図1に示すように、キャップ本体の
押出し筒内が2つの仕切り板で3つの押出し孔に区分さ
れ、インナーチューブは中央の押出し孔と、また、アウ
ターチューブは左右の2つの押出し孔と接続されている
ため、流通・保管中の部分的な外力や使用中の胴部のス
クイズにより、また、使用終了時のキャップ内で2種類
のペースト状内容物が混ざり合うことがなく、したがっ
て、押出し筒から押し出されてくる内容物は、胴部をス
クイズしたときに、図2に示すように、断面がはっきり
と2種類の内容物(21と22)が3区分された状態で
押し出されてくる。 【0011】 【発明の効果】本発明の2種押出しチューブ容器は、充
填された2種類のペースト状内容物がキャップ本体の押
出し筒から押し出されるまでは接触することがないの
で、流通・保管中の部分的な外力や使用中の胴部のスク
イズにより、また、使用終了時のキャップ内で2種類の
内容物が混ざり合うことがなく、混ざり合った状態で内
容物が押し出されることがない。そして、2種類の内容
物が断面がはっきりと3区分された状態で押し出されて
くる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施形態の2種押出チューブ容器の
要部の構造を示す断面図。 【図2】図1に示す本発明の2種押出チューブ容器の胴
部をスクイズしたときに、押出し筒より押し出されてき
た2種類の内容物の断面の3区分状態を示す説明図。 【符号の説明】 10……2種押出しチューブ容器 21,22……内容物 100……キャップ本体 110,210……天板 120,220……周壁 130……押出し筒 131,141,151,231,311,411……
係合部 132,133……仕切り板 134,135,136……押出し孔 140……インナーチューブ用係着筒 150……アウターチューブ用係着筒 200……蓋部 201……ヒンジ部 211……開閉用突部 230……係合筒 300……アウターチューブ 310,410……口頸部 320,420……肩部 330,430……胴部 400……インナーチューブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E065 BA11 DA08 DA14 DB01 FA20 GA01 3E084 AA03 AA12 AA23 AA24 AB06 BA01 CA01 CB02 CC03 DA01 DB13 DB17 DC03 FA03 FA09 FC04 GA08 GB06 LA18 LB03 LD01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】キャップ本体の天板に立設する押出し筒に
    蓋部が開閉可能に装着し、前記押出し筒の内側に縦の2
    枚の仕切り板を平行に設けて3つの押出し孔を形成し、
    該3つの押出し孔の中央の押出し孔の下方へ連続させて
    インナーチューブ用係着筒を垂設し、該インナーチュー
    ブ用係着筒の内側に、口頸部と肩部と下端が開口する胴
    部とからなるインナーチューブの口頸部を係着して前記
    インナーチューブを吊着し、前記押出し筒の外側位置の
    天板下面にアウターチューブ用係着筒を垂設し、該アウ
    ターチューブ用係着筒の内側に、口頸部と肩部と下端が
    開口する胴部とからなるアウターチューブの口頸部を係
    着して、内側に前記インナーチューブを収容して前記ア
    ウターチューブを吊着し、前記アウターチューブと前記
    インナーチューブに、それぞれ別個の内容物を胴部の下
    端開口部より充填したのち、前記アウターチューブの胴
    部下端部及び前記インナーチューブの胴部下端部を、熱
    融着法により同時に封止したことを特徴とする2種押出
    しチューブ容器。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63131944U (ja) * 1987-02-20 1988-08-29
JPH0618255U (ja) * 1992-08-20 1994-03-08 株式会社吉野工業所 二重チューブ容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63131944U (ja) * 1987-02-20 1988-08-29
JPH0618255U (ja) * 1992-08-20 1994-03-08 株式会社吉野工業所 二重チューブ容器

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