JP2003079374A - プロテオグリカンのコアタンパク質のポリペプチド、それをコードするdnaおよびそのプロモーターdna - Google Patents
プロテオグリカンのコアタンパク質のポリペプチド、それをコードするdnaおよびそのプロモーターdnaInfo
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- JP2003079374A JP2003079374A JP2001272774A JP2001272774A JP2003079374A JP 2003079374 A JP2003079374 A JP 2003079374A JP 2001272774 A JP2001272774 A JP 2001272774A JP 2001272774 A JP2001272774 A JP 2001272774A JP 2003079374 A JP2003079374 A JP 2003079374A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 プロテオグリカンのコアタンパク質の新規な
ポリペプチド、それをコードするDNAおよびそのプロ
モーターDNA等を提供する。 【解決手段】 ヒト由来プロテオグリカンの新規なアミ
ノ酸配列を有するポリペプチドおよびこれらのポリペプ
チドをコードするDNA、これらのプロモーター領域の
塩基配列を含むDNAを見出した。さらに、プロテオグ
リカンのコアタンパク質の特定のポリペプチド、それを
認識する抗体、および神経組織における該ペプチドのア
ミノ酸配列を検出することを含む軸策の染色方法を提供
する。
ポリペプチド、それをコードするDNAおよびそのプロ
モーターDNA等を提供する。 【解決手段】 ヒト由来プロテオグリカンの新規なアミ
ノ酸配列を有するポリペプチドおよびこれらのポリペプ
チドをコードするDNA、これらのプロモーター領域の
塩基配列を含むDNAを見出した。さらに、プロテオグ
リカンのコアタンパク質の特定のポリペプチド、それを
認識する抗体、および神経組織における該ペプチドのア
ミノ酸配列を検出することを含む軸策の染色方法を提供
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プロテオグリカン
のコアタンパク質のポリペプチド、それをコードするD
NAおよびそのプロモーターDNAに関する。また本発
明は、プロテオグリカンのコアタンパク質の特定のポリ
ペプチドに含まれる特定のアミノ酸配列からなるペプチ
ド、それを認識する抗体、および神経組織における当該
ペプチドのアミノ酸配列を検出する工程を少なくとも含
む軸索の染色方法に関する。
のコアタンパク質のポリペプチド、それをコードするD
NAおよびそのプロモーターDNAに関する。また本発
明は、プロテオグリカンのコアタンパク質の特定のポリ
ペプチドに含まれる特定のアミノ酸配列からなるペプチ
ド、それを認識する抗体、および神経組織における当該
ペプチドのアミノ酸配列を検出する工程を少なくとも含
む軸索の染色方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プロテオグリカンは、グリコサミノグリ
カンが共有結合的にタンパク質(コアタンパク質)に結
合した化合物の総称である。近年、哺乳動物の脳の発生
過程で様々なプロテオグリカンが正確に調節されて発現
することが明らかにされるなど、プロテオグリカンが脳
中のいくつかの複雑な構造形成に関与していることが示
されている。
カンが共有結合的にタンパク質(コアタンパク質)に結
合した化合物の総称である。近年、哺乳動物の脳の発生
過程で様々なプロテオグリカンが正確に調節されて発現
することが明らかにされるなど、プロテオグリカンが脳
中のいくつかの複雑な構造形成に関与していることが示
されている。
【0003】特開平9−194502や特開2000−
95795には、ラットやヒトの脳に存在するプロテオ
グリカン(ニューログリカン C;NGC)が開示され
ている。またJ. Biol. Chem., 275(1), 337-342(2000)
には、マウスのNGCについて、3つのアイソフォーム
(NGC-I、-II、-III)が開示されている。
95795には、ラットやヒトの脳に存在するプロテオ
グリカン(ニューログリカン C;NGC)が開示され
ている。またJ. Biol. Chem., 275(1), 337-342(2000)
には、マウスのNGCについて、3つのアイソフォーム
(NGC-I、-II、-III)が開示されている。
【0004】またJ. Biol. Chem., 276(10), 7337-7345
(2001)には、ニワトリ、マウスおよびラットのNGC
(CALEB)のアイソフォーム(aおよびb)が開示されて
いる。しかし、ヒトのNGCのアイソフォーム、それを
コードするDNAおよびそのプロモーターDNA等につ
いては知られていなかった。またそのアイソフォームの
特性等についても調べられていなかった。
(2001)には、ニワトリ、マウスおよびラットのNGC
(CALEB)のアイソフォーム(aおよびb)が開示されて
いる。しかし、ヒトのNGCのアイソフォーム、それを
コードするDNAおよびそのプロモーターDNA等につ
いては知られていなかった。またそのアイソフォームの
特性等についても調べられていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来技術から
みて、ヒト由来のNGCのアイソフォーム、それをコー
ドするDNAおよびそのプロモーターDNAや、前記ア
イソフォームの特性等が明らかになれば、特にヒトにお
ける脳研究の進展をもたらし、脳疾患の新規な診断方法
の確立、脳疾患の新規な治療方法・予防方法の開発等が
期待される。
みて、ヒト由来のNGCのアイソフォーム、それをコー
ドするDNAおよびそのプロモーターDNAや、前記ア
イソフォームの特性等が明らかになれば、特にヒトにお
ける脳研究の進展をもたらし、脳疾患の新規な診断方法
の確立、脳疾患の新規な治療方法・予防方法の開発等が
期待される。
【0006】従って本発明が解決しようとする課題は、
ヒト由来のNGCのアイソフォーム、それをコードする
DNAおよびそのプロモーターDNA並びにこれらの応
用技術や用途を提供することである。
ヒト由来のNGCのアイソフォーム、それをコードする
DNAおよびそのプロモーターDNA並びにこれらの応
用技術や用途を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために鋭意検討を行った結果、ヒト由来のプ
ロテオグリカンのコアタンパク質の新規なポリペプチ
ド、それをコードするDNAおよびそのプロモーターD
NAを見い出した。さらに本発明者らは、プロテオグリ
カンのコアタンパク質の特定のポリペプチドに含まれる
特定のアミノ酸配列からなるペプチド、それを認識する
抗体、および神経組織における当該ペプチドのアミノ酸
配列を検出する工程を少なくとも含む軸索の染色方法を
も見い出し、これらを提供するに至り、本発明を完成し
た。
を解決するために鋭意検討を行った結果、ヒト由来のプ
ロテオグリカンのコアタンパク質の新規なポリペプチ
ド、それをコードするDNAおよびそのプロモーターD
NAを見い出した。さらに本発明者らは、プロテオグリ
カンのコアタンパク質の特定のポリペプチドに含まれる
特定のアミノ酸配列からなるペプチド、それを認識する
抗体、および神経組織における当該ペプチドのアミノ酸
配列を検出する工程を少なくとも含む軸索の染色方法を
も見い出し、これらを提供するに至り、本発明を完成し
た。
【0008】すなわち本発明は、配列番号4のアミノ酸
番号1〜401で示されるアミノ酸配列を含むポリペプ
チド(以下、本発明ポリペプチド1という)、および、
配列番号6のアミノ酸番号1〜566で示されるアミノ
酸配列を含むポリペプチド(以下、本発明ポリペプチド
2という)を提供する。また本発明は、本発明ポリペプ
チド1をコードするDNA(以下、本発明DNA1とい
う)、および、本発明ポリペプチド2をコードするDN
A(以下、本発明DNA2という)を提供する。
番号1〜401で示されるアミノ酸配列を含むポリペプ
チド(以下、本発明ポリペプチド1という)、および、
配列番号6のアミノ酸番号1〜566で示されるアミノ
酸配列を含むポリペプチド(以下、本発明ポリペプチド
2という)を提供する。また本発明は、本発明ポリペプ
チド1をコードするDNA(以下、本発明DNA1とい
う)、および、本発明ポリペプチド2をコードするDN
A(以下、本発明DNA2という)を提供する。
【0009】また本発明は、配列番号1の塩基番号1〜
1239で示される塩基配列を含むDNA(以下、本発
明プロモーター1という)、および、配列番号3の塩基
番号1〜463で示される塩基配列を含むDNA(以
下、本発明プロモーター2という)を提供する。
1239で示される塩基配列を含むDNA(以下、本発
明プロモーター1という)、および、配列番号3の塩基
番号1〜463で示される塩基配列を含むDNA(以
下、本発明プロモーター2という)を提供する。
【0010】また本発明は、本発明プロモーター1の塩
基配列と配列番号1の塩基番号3339〜4958で示
される塩基配列の両方を含むDNA(以下、NGC-I遺
伝子という)、本発明プロモーター2の塩基配列と本発
明DNA1の塩基配列の両方を含むDNA(以下、NG
C-II遺伝子という)、および、本発明プロモーター1
の塩基配列と本発明DNA2の塩基配列の両方を含むD
NA(以下、NGC-III遺伝子という)を提供する。な
お本明細書において「遺伝子」とは、タンパク質の一次
構造を規定している構造遺伝子のみならず、プロモータ
ー等の特定の制御機能をもつ核酸上の領域をも含む意味
で用いる。
基配列と配列番号1の塩基番号3339〜4958で示
される塩基配列の両方を含むDNA(以下、NGC-I遺
伝子という)、本発明プロモーター2の塩基配列と本発
明DNA1の塩基配列の両方を含むDNA(以下、NG
C-II遺伝子という)、および、本発明プロモーター1
の塩基配列と本発明DNA2の塩基配列の両方を含むD
NA(以下、NGC-III遺伝子という)を提供する。な
お本明細書において「遺伝子」とは、タンパク質の一次
構造を規定している構造遺伝子のみならず、プロモータ
ー等の特定の制御機能をもつ核酸上の領域をも含む意味
で用いる。
【0011】NGC-I遺伝子としては配列番号1の塩基
配列で示されるDNAが好ましく、NGC-II遺伝子と
しては配列番号3の塩基配列で示されるDNAが好まし
く、NGC-III遺伝子としては配列番号5の塩基配列で
示されるDNAが好ましい。
配列で示されるDNAが好ましく、NGC-II遺伝子と
しては配列番号3の塩基配列で示されるDNAが好まし
く、NGC-III遺伝子としては配列番号5の塩基配列で
示されるDNAが好ましい。
【0012】また本発明は、配列番号6のアミノ酸48
7〜513で示されるアミノ酸配列からなるペプチド
(以下、本発明ペプチドという)、本発明ペプチドを認
識する抗体(以下、本発明抗体という)、および、神経
組織において本発明ペプチドのアミノ酸配列を検出する
工程を少なくとも含む軸索の染色方法(以下、本発明染
色方法という)を、提供する。本発明染色方法の「本発
明ペプチドのアミノ酸配列を検出する工程」において
は、本発明抗体を用いることが好ましい。
7〜513で示されるアミノ酸配列からなるペプチド
(以下、本発明ペプチドという)、本発明ペプチドを認
識する抗体(以下、本発明抗体という)、および、神経
組織において本発明ペプチドのアミノ酸配列を検出する
工程を少なくとも含む軸索の染色方法(以下、本発明染
色方法という)を、提供する。本発明染色方法の「本発
明ペプチドのアミノ酸配列を検出する工程」において
は、本発明抗体を用いることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について具体的に説
明する。 1.本発明ポリペプチド 本発明ポリペプチド1は、配列番号4のアミノ酸番号1
〜401で示されるアミノ酸配列を含むポリペプチドで
ある。また本発明ポリペプチド2は、配列番号6のアミ
ノ酸番号1〜566で示されるアミノ酸配列を含むポリ
ペプチドである。両ポリペプチドともに、それぞれ所定
のアミノ酸配列を含む限りにおいて特に限定されず、他
のペプチドやポリペプチドが付加されているもの(本発
明ポリペプチドと他のペプチド等との融合ポリペプチ
ド)等も包含される。これらの中でも、本発明ポリペプ
チド1としては配列番号4のアミノ酸番号1〜401で
示されるアミノ酸配列からなるポリペプチドが好まし
く、本発明ポリペプチド2としては配列番号6のアミノ
酸番号1〜566で示されるアミノ酸配列からなるポリ
ペプチドが好ましい。
明する。 1.本発明ポリペプチド 本発明ポリペプチド1は、配列番号4のアミノ酸番号1
〜401で示されるアミノ酸配列を含むポリペプチドで
ある。また本発明ポリペプチド2は、配列番号6のアミ
ノ酸番号1〜566で示されるアミノ酸配列を含むポリ
ペプチドである。両ポリペプチドともに、それぞれ所定
のアミノ酸配列を含む限りにおいて特に限定されず、他
のペプチドやポリペプチドが付加されているもの(本発
明ポリペプチドと他のペプチド等との融合ポリペプチ
ド)等も包含される。これらの中でも、本発明ポリペプ
チド1としては配列番号4のアミノ酸番号1〜401で
示されるアミノ酸配列からなるポリペプチドが好まし
く、本発明ポリペプチド2としては配列番号6のアミノ
酸番号1〜566で示されるアミノ酸配列からなるポリ
ペプチドが好ましい。
【0014】本発明ポリペプチド1および2ともに、そ
のアミノ酸配列が本発明によって開示されたので、その
配列に基づいてペプチド合成等の化学的手法によって製
造することも可能である。また、後述の本発明DNA1
または2を用いて遺伝子工学的手法により製造すること
も可能である。さらに本発明ポリペプチド1または2を
コアタンパク質として有するプロテオグリカンを単離
し、このプロテオグリカンに結合している糖鎖を除去す
ることによって製造することもできる。
のアミノ酸配列が本発明によって開示されたので、その
配列に基づいてペプチド合成等の化学的手法によって製
造することも可能である。また、後述の本発明DNA1
または2を用いて遺伝子工学的手法により製造すること
も可能である。さらに本発明ポリペプチド1または2を
コアタンパク質として有するプロテオグリカンを単離
し、このプロテオグリカンに結合している糖鎖を除去す
ることによって製造することもできる。
【0015】これらのなかでも、本発明DNA1または
2を用いた遺伝子工学的手法により製造する方法は、大
量生産が可能であるという点からも好ましい。なお本発
明ポリペプチド1および2は、もともとはヒト由来のも
のであるが、その由来は限定されず化学的手法や遺伝子
工学的手法により製造されたポリペプチドも当然に包含
される。
2を用いた遺伝子工学的手法により製造する方法は、大
量生産が可能であるという点からも好ましい。なお本発
明ポリペプチド1および2は、もともとはヒト由来のも
のであるが、その由来は限定されず化学的手法や遺伝子
工学的手法により製造されたポリペプチドも当然に包含
される。
【0016】本発明ポリペプチドの製造方法の一例とし
て、遺伝子工学的手法により製造する方法および、本発
明ポリペプチドをコアタンパク質として有するプロテオ
グリカンから製造する方法について説明する。 遺伝子工学的手法により製造する方法:本発明DN
A1または2を移入した細胞を、好適な培地で培養し、
本発明ポリペプチド1または2を培養物中に生成蓄積さ
せ、その培養物から本発明ポリペプチドを採取すること
によって、本発明ポリペプチドを製造することができ
る。
て、遺伝子工学的手法により製造する方法および、本発
明ポリペプチドをコアタンパク質として有するプロテオ
グリカンから製造する方法について説明する。 遺伝子工学的手法により製造する方法:本発明DN
A1または2を移入した細胞を、好適な培地で培養し、
本発明ポリペプチド1または2を培養物中に生成蓄積さ
せ、その培養物から本発明ポリペプチドを採取すること
によって、本発明ポリペプチドを製造することができ
る。
【0017】本発明DNAを移入した細胞は、公知の発
現ベクターに本発明DNAを挿入して組換えプラスミド
を構築し、この組換えプラスミドを細胞に移入すること
によって得ることができる。細胞としては大腸菌等の原
核細胞や、哺乳類細胞等の真核細胞が例示される。この
製造方法においては、タンパク質の製造に通常用いられ
る宿主−ベクター系を使用することができる。培地や培
養条件は、用いる宿主すなわち細胞に合わせて適宜選択
される。
現ベクターに本発明DNAを挿入して組換えプラスミド
を構築し、この組換えプラスミドを細胞に移入すること
によって得ることができる。細胞としては大腸菌等の原
核細胞や、哺乳類細胞等の真核細胞が例示される。この
製造方法においては、タンパク質の製造に通常用いられ
る宿主−ベクター系を使用することができる。培地や培
養条件は、用いる宿主すなわち細胞に合わせて適宜選択
される。
【0018】ここで本発明DNAは直接発現させてもよ
いし、他のペプチドやポリペプチドとの融合ポリペプチ
ドとして発現させてもよい。また本発明DNAは全長を
発現させてもよいし、一部を部分ペプチドとして発現さ
せてもよい。培養物からの本発明ポリペプチドの採取
は、公知のポリペプチドの抽出、精製方法によって行う
ことができる。なお培養物には、培地および当該培地中
の細胞が包含される。
いし、他のペプチドやポリペプチドとの融合ポリペプチ
ドとして発現させてもよい。また本発明DNAは全長を
発現させてもよいし、一部を部分ペプチドとして発現さ
せてもよい。培養物からの本発明ポリペプチドの採取
は、公知のポリペプチドの抽出、精製方法によって行う
ことができる。なお培養物には、培地および当該培地中
の細胞が包含される。
【0019】本発明ポリペプチドの抽出方法として具体
的には、ホモジナイズ、ガラスビーズミル法、音波処
理、浸透ショック法、凍結融解法等の細胞破砕による抽
出、あるいは界面活性剤抽出、またはこれらの組合わせ
等の処理操作が挙げられる。
的には、ホモジナイズ、ガラスビーズミル法、音波処
理、浸透ショック法、凍結融解法等の細胞破砕による抽
出、あるいは界面活性剤抽出、またはこれらの組合わせ
等の処理操作が挙げられる。
【0020】抽出液からの本発明ポリペプチドの精製方
法も特に限定されず、例えば硫酸アンモニウム(硫安)
や硫酸ナトリウム等による塩析、遠心分離、透析、限外
濾過法、吸着クロマトグラフィー、イオン交換クロマト
グラフィー、疎水性クロマトグラフィー、逆相クロマト
グラフィー、ゲル濾過法、ゲル浸透クロマトグラフィ
ー、アフィニティークロマトグラフィー若しくは電気泳
動法又はこれらの組み合わせ等の処理操作が例示され
る。
法も特に限定されず、例えば硫酸アンモニウム(硫安)
や硫酸ナトリウム等による塩析、遠心分離、透析、限外
濾過法、吸着クロマトグラフィー、イオン交換クロマト
グラフィー、疎水性クロマトグラフィー、逆相クロマト
グラフィー、ゲル濾過法、ゲル浸透クロマトグラフィ
ー、アフィニティークロマトグラフィー若しくは電気泳
動法又はこれらの組み合わせ等の処理操作が例示され
る。
【0021】 本発明ポリペプチドをコアタンパク質
として有するプロテオグリカンから製造する方法:本発
明ポリペプチド1または2をコアタンパク質として有す
るプロテオグリカンに結合している糖鎖を除去すること
により、本発明ポリペプチドを製造することも可能であ
る。
として有するプロテオグリカンから製造する方法:本発
明ポリペプチド1または2をコアタンパク質として有す
るプロテオグリカンに結合している糖鎖を除去すること
により、本発明ポリペプチドを製造することも可能であ
る。
【0022】具体的には、本発明ポリペプチドをコアタ
ンパク質として有するプロテオグリカンを調製し、これ
にコンドロイチナーゼを作用させることによって、本発
明ポリペプチドを製造することができる。用いるコンド
ロイチナーゼは特に限定されず、コンドロイチナーゼA
BC、コンドロイチナーゼACI、コンドロイチナーゼ
ACII若しくはコンドロイチナーゼB又はこれらの組合
わせ等が例示されるが、コンドロイチナーゼABCを用
いることが好ましい。
ンパク質として有するプロテオグリカンを調製し、これ
にコンドロイチナーゼを作用させることによって、本発
明ポリペプチドを製造することができる。用いるコンド
ロイチナーゼは特に限定されず、コンドロイチナーゼA
BC、コンドロイチナーゼACI、コンドロイチナーゼ
ACII若しくはコンドロイチナーゼB又はこれらの組合
わせ等が例示されるが、コンドロイチナーゼABCを用
いることが好ましい。
【0023】なお、糖鎖の除去をより完全にするため、
コンドロイチナーゼを作用させることにより得られる本
発明ポリペプチドに、さらにヘパリチナーゼを作用させ
ることが好ましい。また、糖鎖の除去をさらに完全にす
るため、コンドロイチナーゼおよびヘパリチナーゼを作
用させることにより得られる本発明ポリペプチドに、さ
らにノイラミニダーゼ、N−グリコシダーゼ及びO−グ
リコシダーゼを作用させることが好ましい。
コンドロイチナーゼを作用させることにより得られる本
発明ポリペプチドに、さらにヘパリチナーゼを作用させ
ることが好ましい。また、糖鎖の除去をさらに完全にす
るため、コンドロイチナーゼおよびヘパリチナーゼを作
用させることにより得られる本発明ポリペプチドに、さ
らにノイラミニダーゼ、N−グリコシダーゼ及びO−グ
リコシダーゼを作用させることが好ましい。
【0024】これらの酵素を本発明プロテオグリカンに
作用させる際の条件は特に限定されず、当業者が適宜決
定することができるが、用いる酵素の至適pH及び至適
温度条件であることが好ましい。
作用させる際の条件は特に限定されず、当業者が適宜決
定することができるが、用いる酵素の至適pH及び至適
温度条件であることが好ましい。
【0025】このようにして得られた本発明ポリペプチ
ドの精製方法も特に限定されず、例えば硫酸アンモニウ
ム(硫安)や硫酸ナトリウム等による塩析、遠心分離、
透析、限外濾過法、吸着クロマトグラフィー、イオン交
換クロマトグラフィー、疎水性クロマトグラフィー、逆
相クロマトグラフィー、ゲル濾過法、ゲル浸透クロマト
グラフィー、アフィニティークロマトグラフィー若しく
は電気泳動法又はこれらの組み合わせ等の処理操作が例
示される。
ドの精製方法も特に限定されず、例えば硫酸アンモニウ
ム(硫安)や硫酸ナトリウム等による塩析、遠心分離、
透析、限外濾過法、吸着クロマトグラフィー、イオン交
換クロマトグラフィー、疎水性クロマトグラフィー、逆
相クロマトグラフィー、ゲル濾過法、ゲル浸透クロマト
グラフィー、アフィニティークロマトグラフィー若しく
は電気泳動法又はこれらの組み合わせ等の処理操作が例
示される。
【0026】2.本発明DNA
本発明DNA1は、本発明ポリペプチド1をコードする
DNAである。また本発明DNA2は、本発明ポリペプ
チド2をコードするDNAである。両DNAともに、そ
れぞれの本発明ポリペプチドをコードしている限りにお
いて特に限定されない。例えば本発明DNA1には、後
述の「NGC-II遺伝子」や、当該遺伝子の好ましい態
様である「配列番号3の塩基配列で示されるDNA」等
も包含される。また本発明DNA2には、後述の「NG
C-III遺伝子」や、当該遺伝子の好ましい態様である
「配列番号5の塩基配列で示されるDNA」等も包含さ
れる。
DNAである。また本発明DNA2は、本発明ポリペプ
チド2をコードするDNAである。両DNAともに、そ
れぞれの本発明ポリペプチドをコードしている限りにお
いて特に限定されない。例えば本発明DNA1には、後
述の「NGC-II遺伝子」や、当該遺伝子の好ましい態
様である「配列番号3の塩基配列で示されるDNA」等
も包含される。また本発明DNA2には、後述の「NG
C-III遺伝子」や、当該遺伝子の好ましい態様である
「配列番号5の塩基配列で示されるDNA」等も包含さ
れる。
【0027】これらの中でも、本発明DNA1として
は、配列番号4のアミノ酸番号1〜401で示されるア
ミノ酸配列からなるポリペプチドをコードするDNAが
好ましく、特に配列番号3の塩基番号986〜2191
で示される塩基配列からなるDNAが好ましい。また本
発明DNA2としては、配列番号6のアミノ酸番号1〜
566で示されるアミノ酸配列からなるポリペプチドを
コードするDNAが好ましく、特に配列番号5の塩基番
号3339〜5039で示される塩基配列からなるDN
Aが好ましい。
は、配列番号4のアミノ酸番号1〜401で示されるア
ミノ酸配列からなるポリペプチドをコードするDNAが
好ましく、特に配列番号3の塩基番号986〜2191
で示される塩基配列からなるDNAが好ましい。また本
発明DNA2としては、配列番号6のアミノ酸番号1〜
566で示されるアミノ酸配列からなるポリペプチドを
コードするDNAが好ましく、特に配列番号5の塩基番
号3339〜5039で示される塩基配列からなるDN
Aが好ましい。
【0028】本発明DNAは、その塩基配列が本発明に
より開示されたので、その配列に基づいてDNAを合成
し、あるいはその配列に基づいて作成したオリゴヌクレ
オチドプライマーを用いるPCR法(ポリメラーゼ・チ
ェイン・リアクション法)によって染色体DNAから、
あるいはRT−PCR法(リバース・トランスクリプシ
ョン−PCR法)によってmRNAから本発明DNAを
増幅することによって取得することも可能である。ま
た、以下の各工程からなるcDNAクローニングによっ
て製造することも可能である。
より開示されたので、その配列に基づいてDNAを合成
し、あるいはその配列に基づいて作成したオリゴヌクレ
オチドプライマーを用いるPCR法(ポリメラーゼ・チ
ェイン・リアクション法)によって染色体DNAから、
あるいはRT−PCR法(リバース・トランスクリプシ
ョン−PCR法)によってmRNAから本発明DNAを
増幅することによって取得することも可能である。ま
た、以下の各工程からなるcDNAクローニングによっ
て製造することも可能である。
【0029】マウスまたはラット由来のNGC-Iをコ
ードするDNAをプローブとして、ヒト脳cDNAライ
ブラリーから本発明DNAをスクリーニングすることに
よって本発明DNA1および2を取得する。
ードするDNAをプローブとして、ヒト脳cDNAライ
ブラリーから本発明DNAをスクリーニングすることに
よって本発明DNA1および2を取得する。
【0030】得られた本発明DNA1および2の塩基
配列を解析する。
配列を解析する。
【0031】なお本発明DNAは、もともとはヒト由来
であるが、その由来は限定されず、化学合成や遺伝子工
学的手法により製造されたDNAも当然に包含される。
であるが、その由来は限定されず、化学合成や遺伝子工
学的手法により製造されたDNAも当然に包含される。
【0032】なお、遺伝暗号の縮重による異なった塩基
配列を有するDNAも本発明DNAに包含されること
は、当業者であれば容易に理解されるところである。ま
た本発明DNAには、本発明DNAに相補的なDNA又
はRNAも包含される。さらに本発明DNAは、本発明
ポリペプチドをコードするコード鎖のみの一本鎖であっ
てもよく、この一本鎖およびこれと相補的な塩基配列を
有するDNA鎖またはRNA鎖からなる二本鎖であって
もよい。
配列を有するDNAも本発明DNAに包含されること
は、当業者であれば容易に理解されるところである。ま
た本発明DNAには、本発明DNAに相補的なDNA又
はRNAも包含される。さらに本発明DNAは、本発明
ポリペプチドをコードするコード鎖のみの一本鎖であっ
てもよく、この一本鎖およびこれと相補的な塩基配列を
有するDNA鎖またはRNA鎖からなる二本鎖であって
もよい。
【0033】3.本発明プロモーター
本発明プロモーター1は、配列番号1の塩基番号1〜1
239で示される塩基配列を含むDNAである。また本
発明プロモーター2は、配列番号3の塩基番号1〜46
3で示される塩基配列を含むDNAである。両DNAと
もに、それぞれの所定の塩基配列を含む限りにおいて特
に限定されない。例えば本発明プロモーター1には、後
述の「NGC-I遺伝子」や当該遺伝子の好ましい態様で
ある「配列番号1の塩基配列で示されるDNA」、およ
び、後述の「NGC-III遺伝子」や当該遺伝子の好まし
い態様である「配列番号5の塩基配列で示されるDN
A」等も包含される。また、例えば本発明プロモーター
2には、後述の「NGC-II遺伝子」や当該遺伝子の好
ましい態様である「配列番号3の塩基配列で示されるD
NA」等も包含される。
239で示される塩基配列を含むDNAである。また本
発明プロモーター2は、配列番号3の塩基番号1〜46
3で示される塩基配列を含むDNAである。両DNAと
もに、それぞれの所定の塩基配列を含む限りにおいて特
に限定されない。例えば本発明プロモーター1には、後
述の「NGC-I遺伝子」や当該遺伝子の好ましい態様で
ある「配列番号1の塩基配列で示されるDNA」、およ
び、後述の「NGC-III遺伝子」や当該遺伝子の好まし
い態様である「配列番号5の塩基配列で示されるDN
A」等も包含される。また、例えば本発明プロモーター
2には、後述の「NGC-II遺伝子」や当該遺伝子の好
ましい態様である「配列番号3の塩基配列で示されるD
NA」等も包含される。
【0034】これらの中でも、本発明プロモーター1と
しては、配列番号1の塩基番号1〜1239で示される
塩基配列(または配列番号5の塩基番号1〜1239で
示される塩基配列)からなるDNAが好ましい。また本
発明プロモーター2としては、配列番号3の塩基番号1
〜463で示される塩基配列からなるDNAが好まし
い。
しては、配列番号1の塩基番号1〜1239で示される
塩基配列(または配列番号5の塩基番号1〜1239で
示される塩基配列)からなるDNAが好ましい。また本
発明プロモーター2としては、配列番号3の塩基番号1
〜463で示される塩基配列からなるDNAが好まし
い。
【0035】本発明プロモーターは、その塩基配列が本
発明により開示されたので、その配列に基づいてDNA
を合成し、あるいはその配列に基づいて作成したオリゴ
ヌクレオチドプライマーを用いるPCR法(ポリメラー
ゼ・チェイン・リアクション法)によって染色体DNA
から増幅することによって取得することも可能である。
発明により開示されたので、その配列に基づいてDNA
を合成し、あるいはその配列に基づいて作成したオリゴ
ヌクレオチドプライマーを用いるPCR法(ポリメラー
ゼ・チェイン・リアクション法)によって染色体DNA
から増幅することによって取得することも可能である。
【0036】なお、配列番号1の塩基番号1〜1239
で示される塩基配列(本発明プロモーター1)や、配列
番号3の塩基番号1〜463で示される塩基配列(本発
明プロモーター2)のうち、全ての領域がプロモーター
活性に必要ではなく、その一部であってもプロモーター
活性を示しうることは、当業者に容易に理解されるであ
ろう。
で示される塩基配列(本発明プロモーター1)や、配列
番号3の塩基番号1〜463で示される塩基配列(本発
明プロモーター2)のうち、全ての領域がプロモーター
活性に必要ではなく、その一部であってもプロモーター
活性を示しうることは、当業者に容易に理解されるであ
ろう。
【0037】またプロモーターとして機能するDNA
は、1又は2以上の塩基の置換、欠失、挿入等が生じて
も、その活性が維持されることが多いことが知られてい
る。配列番号1の塩基番号1〜1239で示される塩基
配列を含むDNA(本発明プロモーター1)や、配列番
号3の塩基番号1〜463で示される塩基配列を含むD
NA(本発明プロモーター2)は、このような置換、欠
失、挿入等を含んでいても、プロモーター活性を有する
限り、本発明プロモーターに含まれる。このような置
換、欠失、挿入等を含むDNAは、配列番号1の塩基番
号1〜1239で示される塩基配列からなるDNA(本
発明プロモーター1)、配列番号3の塩基番号1〜46
3で示される塩基配列からなるDNA(本発明プロモー
ター2)またはこれらを含む細胞を変異処理し、該DN
Aまたは細胞から配列番号1の塩基番号1〜1239で
示される塩基配列からなるDNA(本発明プロモーター
1)、配列番号3の塩基番号1〜463で示される塩基
配列からなるDNA(本発明プロモーター2)にストリ
ンジェントな条件でハイブリダイズし、かつプロモータ
ー活性を有するDNAとして選択されうる。なお、本明
細書において「プロモーター活性」とは、プロモーター
が本質的に有する機能をいい、具体的には、プロモータ
ーの下流にあるDNA配列を鋳型としてRNAポリメラ
ーゼがmRNAを合成(転写)するのを開始させる機能
をいう。
は、1又は2以上の塩基の置換、欠失、挿入等が生じて
も、その活性が維持されることが多いことが知られてい
る。配列番号1の塩基番号1〜1239で示される塩基
配列を含むDNA(本発明プロモーター1)や、配列番
号3の塩基番号1〜463で示される塩基配列を含むD
NA(本発明プロモーター2)は、このような置換、欠
失、挿入等を含んでいても、プロモーター活性を有する
限り、本発明プロモーターに含まれる。このような置
換、欠失、挿入等を含むDNAは、配列番号1の塩基番
号1〜1239で示される塩基配列からなるDNA(本
発明プロモーター1)、配列番号3の塩基番号1〜46
3で示される塩基配列からなるDNA(本発明プロモー
ター2)またはこれらを含む細胞を変異処理し、該DN
Aまたは細胞から配列番号1の塩基番号1〜1239で
示される塩基配列からなるDNA(本発明プロモーター
1)、配列番号3の塩基番号1〜463で示される塩基
配列からなるDNA(本発明プロモーター2)にストリ
ンジェントな条件でハイブリダイズし、かつプロモータ
ー活性を有するDNAとして選択されうる。なお、本明
細書において「プロモーター活性」とは、プロモーター
が本質的に有する機能をいい、具体的には、プロモータ
ーの下流にあるDNA配列を鋳型としてRNAポリメラ
ーゼがmRNAを合成(転写)するのを開始させる機能
をいう。
【0038】4.本発明NGC遺伝子
本発明NGC-I遺伝子は、本発明プロモーター1の塩基
配列と配列番号1の塩基番号3339〜4958で示さ
れる塩基配列の両方を含むDNAである。また本発明N
GC-II遺伝子は、本発明プロモーター2の塩基配列と
本発明DNA1の塩基配列の両方を含むDNAである。
また本発明NGC-III遺伝子は、本発明プロモーター1
の塩基配列と本発明DNA2の塩基配列の両方を含むD
NAである。
配列と配列番号1の塩基番号3339〜4958で示さ
れる塩基配列の両方を含むDNAである。また本発明N
GC-II遺伝子は、本発明プロモーター2の塩基配列と
本発明DNA1の塩基配列の両方を含むDNAである。
また本発明NGC-III遺伝子は、本発明プロモーター1
の塩基配列と本発明DNA2の塩基配列の両方を含むD
NAである。
【0039】いずれのNGC遺伝子も、それぞれ所定の
塩基配列の双方を含んでいる限りにおいて特に限定され
ないが、本発明プロモーターの塩基配列の方が上流側
(5'-側)に存在することが好ましい。
塩基配列の双方を含んでいる限りにおいて特に限定され
ないが、本発明プロモーターの塩基配列の方が上流側
(5'-側)に存在することが好ましい。
【0040】本発明NGC-I遺伝子には、当該遺伝子の
好ましい態様である配列番号1の塩基配列で示されるD
NAが包含される。本発明NGC-II遺伝子には、当該
遺伝子の好ましい態様である配列番号3の塩基配列で示
されるDNAが包含される。また本発明NGC-III遺伝
子には、当該遺伝子の好ましい態様である配列番号5の
塩基配列で示されるDNAが包含される。
好ましい態様である配列番号1の塩基配列で示されるD
NAが包含される。本発明NGC-II遺伝子には、当該
遺伝子の好ましい態様である配列番号3の塩基配列で示
されるDNAが包含される。また本発明NGC-III遺伝
子には、当該遺伝子の好ましい態様である配列番号5の
塩基配列で示されるDNAが包含される。
【0041】本発明NGC遺伝子は、その塩基配列が本
発明により開示されたので、その配列に基づいてDNA
を合成し、あるいはその配列に基づいて作成したオリゴ
ヌクレオチドプライマーを用いるPCR法(ポリメラー
ゼ・チェイン・リアクション法)によって染色体DNA
から増幅することによって取得することも可能である。
発明により開示されたので、その配列に基づいてDNA
を合成し、あるいはその配列に基づいて作成したオリゴ
ヌクレオチドプライマーを用いるPCR法(ポリメラー
ゼ・チェイン・リアクション法)によって染色体DNA
から増幅することによって取得することも可能である。
【0042】5.本発明ペプチド
本発明ペプチドは、配列番号6のアミノ酸487〜51
3で示されるアミノ酸配列からなるペプチドである。
3で示されるアミノ酸配列からなるペプチドである。
【0043】本発明ペプチドは、本発明ポリペプチド2
に含まれる部分アミノ酸配列からなるペプチドであり、
当該部分アミノ酸配列は、本発明ポリペプチド2に含ま
れている特徴的な配列である。したがって、本発明ペプ
チドは本発明DNA2の部分塩基配列によってコードさ
れており、本発明NGC-III遺伝子の部分塩基配列によ
ってもコードされている。
に含まれる部分アミノ酸配列からなるペプチドであり、
当該部分アミノ酸配列は、本発明ポリペプチド2に含ま
れている特徴的な配列である。したがって、本発明ペプ
チドは本発明DNA2の部分塩基配列によってコードさ
れており、本発明NGC-III遺伝子の部分塩基配列によ
ってもコードされている。
【0044】本発明ペプチドは、そのアミノ酸配列が本
発明によって開示されたので、その配列に基づいてペプ
チド合成等の化学的手法によって製造することも可能で
ある。また、本発明DNA2のうち、本発明ペプチドを
コードしている部分(例えば、配列番号5における塩基
番号4797〜4877に相当する部分)を用いて遺伝
子工学的手法により製造することも可能である。さらに
本発明ポリペプチド2をコアタンパク質として有するプ
ロテオグリカンを単離し、このプロテオグリカンに結合
している糖鎖を除去し、ポリペプチドを適宜分解するこ
とによって製造することもできる。
発明によって開示されたので、その配列に基づいてペプ
チド合成等の化学的手法によって製造することも可能で
ある。また、本発明DNA2のうち、本発明ペプチドを
コードしている部分(例えば、配列番号5における塩基
番号4797〜4877に相当する部分)を用いて遺伝
子工学的手法により製造することも可能である。さらに
本発明ポリペプチド2をコアタンパク質として有するプ
ロテオグリカンを単離し、このプロテオグリカンに結合
している糖鎖を除去し、ポリペプチドを適宜分解するこ
とによって製造することもできる。
【0045】なお本発明ペプチドは、もともとはヒト由
来のものであるが、その由来は限定されず化学的手法や
遺伝子工学的手法により製造されたペプチドも当然に包
含される。本発明ペプチドを遺伝子工学的手法により製
造する方法、および、本発明ポリペプチド2をコアタン
パク質として有するプロテオグリカンから製造する方法
については、前記の「本発明ポリペプチド」の説明を参
照されたい。
来のものであるが、その由来は限定されず化学的手法や
遺伝子工学的手法により製造されたペプチドも当然に包
含される。本発明ペプチドを遺伝子工学的手法により製
造する方法、および、本発明ポリペプチド2をコアタン
パク質として有するプロテオグリカンから製造する方法
については、前記の「本発明ポリペプチド」の説明を参
照されたい。
【0046】本発明ペプチドは、本発明ポリペプチド2
に特徴的なアミノ酸配列から構成されていることから、
本発明ペプチドのアミノ酸配列を指標として本発明ポリ
ペプチド2を特異的に検出することができる。
に特徴的なアミノ酸配列から構成されていることから、
本発明ペプチドのアミノ酸配列を指標として本発明ポリ
ペプチド2を特異的に検出することができる。
【0047】6.本発明抗体
本発明抗体は、本発明ペプチドを認識する抗体である。
【0048】本発明抗体は、本発明ペプチドを認識する
限りにおいて特に限定されないが、本発明ポリペプチド
2に特異的に結合する抗体であることがより好ましい。
本発明ペプチドは、そのアミノ酸配列に特徴がある新規
な物質である。本発明抗体は、本発明ペプチドやそれに
極めて類似するペプチドを抗原として用い、通常の抗体
の製法に従って製造することができる。本発明抗体はポ
リクローナル、モノクローナルのいずれであってもよ
い。
限りにおいて特に限定されないが、本発明ポリペプチド
2に特異的に結合する抗体であることがより好ましい。
本発明ペプチドは、そのアミノ酸配列に特徴がある新規
な物質である。本発明抗体は、本発明ペプチドやそれに
極めて類似するペプチドを抗原として用い、通常の抗体
の製法に従って製造することができる。本発明抗体はポ
リクローナル、モノクローナルのいずれであってもよ
い。
【0049】以下にポリクローナルな本発明抗体及びモ
ノクローナルな本発明抗体の製造方法について説明す
る。
ノクローナルな本発明抗体の製造方法について説明す
る。
【0050】 ポリクローナルな本発明抗体の製造方
法:本発明ペプチドやそれに極めて類似するペプチド
を、マウス、ラット、モルモット、ウサギ、ヤギ、ヒツ
ジ等の被免疫動物の皮下または腹腔内に投与する。被免
疫動物を免疫する際に、補助剤(アジュバント)を併用
することは、抗体産生細胞を賦活するので望ましい。ま
た初回免疫後、2〜3週目に常法によって追加免疫を行
うと力価の高い抗血清が得られる。最終免疫から約1週
間後に血液を採取し、血清を分離する。この血清を熱処
理して補体を失活させた後、通常の抗体の精製方法によ
ってイムノグロブリン画分を精製してもよい。
法:本発明ペプチドやそれに極めて類似するペプチド
を、マウス、ラット、モルモット、ウサギ、ヤギ、ヒツ
ジ等の被免疫動物の皮下または腹腔内に投与する。被免
疫動物を免疫する際に、補助剤(アジュバント)を併用
することは、抗体産生細胞を賦活するので望ましい。ま
た初回免疫後、2〜3週目に常法によって追加免疫を行
うと力価の高い抗血清が得られる。最終免疫から約1週
間後に血液を採取し、血清を分離する。この血清を熱処
理して補体を失活させた後、通常の抗体の精製方法によ
ってイムノグロブリン画分を精製してもよい。
【0051】 モノクローナルな本発明抗体の製造方
法:モノクローナルな本発明抗体は、KohlerとMilstein
の方法(Nature 256,495-497(1975))によって行うこと
ができる。
法:モノクローナルな本発明抗体は、KohlerとMilstein
の方法(Nature 256,495-497(1975))によって行うこと
ができる。
【0052】例えば本発明ペプチドやそれに極めて類似
するペプチドを、マウス、ラット、モルモット、ウサ
ギ、ヤギ、ヒツジ等の被免疫動物の腹腔内、皮下、足蹠
(footpad)等に投与する。被免疫動物から脾臓細胞、リ
ンパ細胞、末梢血液等を採取し、これらと腫瘍細胞株で
あるミエローマ細胞とを細胞融合させてハイブリドーマ
を調製する。なお細胞融合に用いるミエローマ細胞は、
種々の哺乳動物の細胞株を利用することができるが、被
免疫動物と同種の動物の細胞株を用いることが好まし
い。またミエローマ細胞は、細胞融合の後に未融合細胞
と融合細胞とを区別できるようにするために、未融合の
ミエローマ細胞が生存できずハイブリドーマだけが増殖
できるように、マーカーを有するものを用いることが好
ましい。またミエローマ細胞は、固有のイムノグロブリ
ンを分泌しない株を使用することが、ハイブリドーマの
培養上清から目的の抗体を取得することが容易となる点
で好ましい。
するペプチドを、マウス、ラット、モルモット、ウサ
ギ、ヤギ、ヒツジ等の被免疫動物の腹腔内、皮下、足蹠
(footpad)等に投与する。被免疫動物から脾臓細胞、リ
ンパ細胞、末梢血液等を採取し、これらと腫瘍細胞株で
あるミエローマ細胞とを細胞融合させてハイブリドーマ
を調製する。なお細胞融合に用いるミエローマ細胞は、
種々の哺乳動物の細胞株を利用することができるが、被
免疫動物と同種の動物の細胞株を用いることが好まし
い。またミエローマ細胞は、細胞融合の後に未融合細胞
と融合細胞とを区別できるようにするために、未融合の
ミエローマ細胞が生存できずハイブリドーマだけが増殖
できるように、マーカーを有するものを用いることが好
ましい。またミエローマ細胞は、固有のイムノグロブリ
ンを分泌しない株を使用することが、ハイブリドーマの
培養上清から目的の抗体を取得することが容易となる点
で好ましい。
【0053】得られたハイブリドーマを連続増殖させ、
本発明ペプチドを認識する抗体を継続的に産生するハイ
ブリドーマ株を選別する。こうして選別されたハイブリ
ドーマ株を好適な培地で培養することによって、培地中
にモノクローナルな本発明抗体が得られる。なお、マウ
スの腹腔などの生体内にて前記ハイブリドーマ株を培養
することによって、モノクローナルな本発明抗体を大量
に製造することもできる。このようにして得られたモノ
クローナルな本発明抗体は、通常の抗体の精製方法によ
って精製してもよい。
本発明ペプチドを認識する抗体を継続的に産生するハイ
ブリドーマ株を選別する。こうして選別されたハイブリ
ドーマ株を好適な培地で培養することによって、培地中
にモノクローナルな本発明抗体が得られる。なお、マウ
スの腹腔などの生体内にて前記ハイブリドーマ株を培養
することによって、モノクローナルな本発明抗体を大量
に製造することもできる。このようにして得られたモノ
クローナルな本発明抗体は、通常の抗体の精製方法によ
って精製してもよい。
【0054】抗体の精製法としては、硫酸ナトリウム、
硫酸アンモニウム等による塩析、低温アルコール沈殿、
およびポリエチレングリコールまたは等電点による選択
的沈殿分別法、電気泳動法、DEAE (ジエチルアミノエチ
ル)誘導体、CM (カルボキシメチル)誘導体等のイオン
交換体を用いたイオン交換クロマトグラフィー、プロテ
インAまたはプロテインGを用いたアフィニティークロ
マトグラフィー、ハイドロキシアパタイトクロマトグラ
フィー、抗原を固定化した免疫吸着クロマトグラフィ
ー、ゲル濾過法および超遠心法等を挙げることができ
る。
硫酸アンモニウム等による塩析、低温アルコール沈殿、
およびポリエチレングリコールまたは等電点による選択
的沈殿分別法、電気泳動法、DEAE (ジエチルアミノエチ
ル)誘導体、CM (カルボキシメチル)誘導体等のイオン
交換体を用いたイオン交換クロマトグラフィー、プロテ
インAまたはプロテインGを用いたアフィニティークロ
マトグラフィー、ハイドロキシアパタイトクロマトグラ
フィー、抗原を固定化した免疫吸着クロマトグラフィ
ー、ゲル濾過法および超遠心法等を挙げることができ
る。
【0055】なお本発明抗体を、抗原結合部位(Fab) を
分解しないプロテアーゼ(例えばプラスミン、ペプシ
ン、パパイン等)で処理して、Fab を含むフラグメント
としても良い。
分解しないプロテアーゼ(例えばプラスミン、ペプシ
ン、パパイン等)で処理して、Fab を含むフラグメント
としても良い。
【0056】また本発明抗体をコードする遺伝子の塩基
配列もしくは本発明抗体のアミノ酸配列が決定されれ
ば、遺伝子工学的に本発明抗体のFab を含むフラグメン
トやキメラ抗体(例えば本発明抗体のFab 部分を含むキ
メラ抗体等)を作製することもできる。このような本発
明抗体のFab を含むフラグメントやキメラ抗体も、本発
明抗体に包含される。本発明抗体は、本発明ペプチド
や、本発明ペプチドのアミノ酸配列を有している「本発
明ポリペプチド2」の検出に利用することができる。
配列もしくは本発明抗体のアミノ酸配列が決定されれ
ば、遺伝子工学的に本発明抗体のFab を含むフラグメン
トやキメラ抗体(例えば本発明抗体のFab 部分を含むキ
メラ抗体等)を作製することもできる。このような本発
明抗体のFab を含むフラグメントやキメラ抗体も、本発
明抗体に包含される。本発明抗体は、本発明ペプチド
や、本発明ペプチドのアミノ酸配列を有している「本発
明ポリペプチド2」の検出に利用することができる。
【0057】7.本発明染色方法
本発明染色方法は、神経組織において配列番号6のアミ
ノ酸487〜513で示されるアミノ酸配列を検出する
工程を少なくとも含む、軸索の染色方法である。本発明
染色方法は、神経組織の軸索ではプロテオグリカンのコ
アタンパク質として本発明ポリペプチド2(配列番号6
のアミノ酸487〜513で示されるアミノ酸配列を含
んでいる)が特異的に発現しているという、本発明者ら
による新たな知見を、軸索の特異的染色方法として応用
したものである。
ノ酸487〜513で示されるアミノ酸配列を検出する
工程を少なくとも含む、軸索の染色方法である。本発明
染色方法は、神経組織の軸索ではプロテオグリカンのコ
アタンパク質として本発明ポリペプチド2(配列番号6
のアミノ酸487〜513で示されるアミノ酸配列を含
んでいる)が特異的に発現しているという、本発明者ら
による新たな知見を、軸索の特異的染色方法として応用
したものである。
【0058】本発明染色方法に付される神経組織は特に
限定されないが、再生した神経組織が好ましい。配列番
号6のアミノ酸487〜513で示されるアミノ酸配列
を検出する方法は、当該アミノ酸配列を特異的に検出で
きる限りにおいて特に限定されないが、当該アミノ酸配
列を認識して結合する物質が好ましい。このような物質
として抗体が例示され、特に本発明抗体を用いることが
好ましい。
限定されないが、再生した神経組織が好ましい。配列番
号6のアミノ酸487〜513で示されるアミノ酸配列
を検出する方法は、当該アミノ酸配列を特異的に検出で
きる限りにおいて特に限定されないが、当該アミノ酸配
列を認識して結合する物質が好ましい。このような物質
として抗体が例示され、特に本発明抗体を用いることが
好ましい。
【0059】例えば本発明染色方法において本発明抗体
を用いる場合において、当該抗体自体を予め標識物質で
標識しておけば、神経組織と本発明抗体とを接触させた
後、染色された軸索を直ちに観察することができる。ま
た本発明抗体自体を予め標識しない場合には、標識した
二次抗体等を用いて、通常の免疫組織学的手法により軸
索を染色することができる。本発明染色方法によれば、
神経組織における軸索、特に神経組織における再生した
軸索を特異的に染色することができる。
を用いる場合において、当該抗体自体を予め標識物質で
標識しておけば、神経組織と本発明抗体とを接触させた
後、染色された軸索を直ちに観察することができる。ま
た本発明抗体自体を予め標識しない場合には、標識した
二次抗体等を用いて、通常の免疫組織学的手法により軸
索を染色することができる。本発明染色方法によれば、
神経組織における軸索、特に神経組織における再生した
軸索を特異的に染色することができる。
【0060】また本発明染色方法を応用して、神経組織
における軸索の染色試薬や染色キットを提供することも
できる。すなわち、配列番号6のアミノ酸487〜51
3で示されるアミノ酸配列を検出するための物質(例え
ば、本発明抗体)を、神経組織における軸索の染色試薬
とすることもでき、二次抗体や発色試薬等と併せて染色
キットの構成試薬とすることもできる。
における軸索の染色試薬や染色キットを提供することも
できる。すなわち、配列番号6のアミノ酸487〜51
3で示されるアミノ酸配列を検出するための物質(例え
ば、本発明抗体)を、神経組織における軸索の染色試薬
とすることもでき、二次抗体や発色試薬等と併せて染色
キットの構成試薬とすることもできる。
【0061】
【実施例】以下に本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明はこの実施例に何等制限されるもの
ではない。 1.本発明NGC遺伝子、本発明DNA、本発明プロモ
ーター、および本発明ポリペプチド 市販のヒト脳全RNA(Gibco BRL社)を用いてRT−
PCRを行い、マウスで発見された3種類のNGCアイ
ソフォーム(J. Biol. Chem., 275(1), 337-342(200
0))と相同性の高い塩基配列を有するPCR産物を得
た。プライマーはNGCの染色体遺伝子の塩基配列から
設計した。NGC-I及びNGC-IIIのPCRに用いたプライマ
ーを配列番号10及び11に、NGC-IIのPCRに用いた
プライマーを配列番号8及び9にそれぞれ示す。塩基配
列を決定するために、PCR産物をPGEM-T Easy Vector
(プロメガ社)に組み込んだ。5'RACE、3'RACEシステム
(Gibco BRL社)を用いて、それぞれの遺伝子について
転写開始点と転写終止点を決定した。
説明するが、本発明はこの実施例に何等制限されるもの
ではない。 1.本発明NGC遺伝子、本発明DNA、本発明プロモ
ーター、および本発明ポリペプチド 市販のヒト脳全RNA(Gibco BRL社)を用いてRT−
PCRを行い、マウスで発見された3種類のNGCアイ
ソフォーム(J. Biol. Chem., 275(1), 337-342(200
0))と相同性の高い塩基配列を有するPCR産物を得
た。プライマーはNGCの染色体遺伝子の塩基配列から
設計した。NGC-I及びNGC-IIIのPCRに用いたプライマ
ーを配列番号10及び11に、NGC-IIのPCRに用いた
プライマーを配列番号8及び9にそれぞれ示す。塩基配
列を決定するために、PCR産物をPGEM-T Easy Vector
(プロメガ社)に組み込んだ。5'RACE、3'RACEシステム
(Gibco BRL社)を用いて、それぞれの遺伝子について
転写開始点と転写終止点を決定した。
【0062】[32P]標識したヒト由来のNGCのcDN
Aをプローブとし、市販の染色体ライブラリー(Stratag
ene Cloning System社) からプラークハイブリダイゼー
ションによってNGC遺伝子を含むクローンを単離し
た。プラークハイブリダイゼーションの宿主には大腸菌
(Escherichia coli) XL-1 blue MRF'(Stratagene Clon
ing System社) を用いた。5.0 ×105 クローンの中か
ら、XbaIによる異なった切断パターンを示す7つの
クローンが単離された。
Aをプローブとし、市販の染色体ライブラリー(Stratag
ene Cloning System社) からプラークハイブリダイゼー
ションによってNGC遺伝子を含むクローンを単離し
た。プラークハイブリダイゼーションの宿主には大腸菌
(Escherichia coli) XL-1 blue MRF'(Stratagene Clon
ing System社) を用いた。5.0 ×105 クローンの中か
ら、XbaIによる異なった切断パターンを示す7つの
クローンが単離された。
【0063】これらクローンを制限酵素消化およびサザ
ンハイブリダイゼーションによってマッピングした。全
てのエクソン配列、およびイントロン/エクソンのスプ
ライシング領域を含んでいる制限酵素断片を、pBluescr
ipt phagemid(Stratagene Cloning System社) にサブク
ローンして、DNAの塩基配列を解析した。インサート
DNAの相補鎖の両方について、Cy5TM AutoReadTM シ
ークエンシングキット(Amersham Pharmacia Biotech社)
を用いて、DNAの塩基配列を決定した。
ンハイブリダイゼーションによってマッピングした。全
てのエクソン配列、およびイントロン/エクソンのスプ
ライシング領域を含んでいる制限酵素断片を、pBluescr
ipt phagemid(Stratagene Cloning System社) にサブク
ローンして、DNAの塩基配列を解析した。インサート
DNAの相補鎖の両方について、Cy5TM AutoReadTM シ
ークエンシングキット(Amersham Pharmacia Biotech社)
を用いて、DNAの塩基配列を決定した。
【0064】第1番目のPCR産物(クローン)の塩基
配列の解析結果と対応するアミノ酸配列を配列番号1
に、アミノ酸配列のみを配列番号2に示した。
配列の解析結果と対応するアミノ酸配列を配列番号1
に、アミノ酸配列のみを配列番号2に示した。
【0065】第2番目のPCR産物(クローン)の塩基
配列の解析結果と対応するアミノ酸配列を配列番号3
に、アミノ酸配列のみを配列番号4に示した。
配列の解析結果と対応するアミノ酸配列を配列番号3
に、アミノ酸配列のみを配列番号4に示した。
【0066】第3番目のPCR産物(クローン)の塩基
配列の解析結果と対応するアミノ酸配列を配列番号5
に、アミノ酸配列のみを配列番号6に示した。
配列の解析結果と対応するアミノ酸配列を配列番号5
に、アミノ酸配列のみを配列番号6に示した。
【0067】これらについて解析した結果、
(1)第1番目のPCR産物は、公知のヒト由来のNG
C(配列番号2のアミノ酸配列からなるポリペプチド;
以下、NGC-Iという)の遺伝子であり、配列番号1の
塩基番号1〜1239で示される部分がプロモーター
(本発明プロモーター1)に相当し、配列番号1の塩基
番号3339〜4958で示される部分がコード領域に
相当することが明らかになった。
C(配列番号2のアミノ酸配列からなるポリペプチド;
以下、NGC-Iという)の遺伝子であり、配列番号1の
塩基番号1〜1239で示される部分がプロモーター
(本発明プロモーター1)に相当し、配列番号1の塩基
番号3339〜4958で示される部分がコード領域に
相当することが明らかになった。
【0068】(2)また、第2番目のPCR産物は、N
GC-Iの新規なアイソフォーム(配列番号4のアミノ酸
配列からなるポリペプチド(本発明ポリペプチド1);
以下、NGC-IIという)の遺伝子であり、配列番号3
の塩基番号1〜463で示される部分がプロモーター
(本発明プロモーター2)に相当し、配列番号3の塩基
番号986〜2191で示される部分がコード領域(本
発明DNA1)に相当することが明らかになった。
GC-Iの新規なアイソフォーム(配列番号4のアミノ酸
配列からなるポリペプチド(本発明ポリペプチド1);
以下、NGC-IIという)の遺伝子であり、配列番号3
の塩基番号1〜463で示される部分がプロモーター
(本発明プロモーター2)に相当し、配列番号3の塩基
番号986〜2191で示される部分がコード領域(本
発明DNA1)に相当することが明らかになった。
【0069】(3)また、第3番目のPCR産物は、N
GC-Iの新規なアイソフォーム(配列番号6のアミノ酸
配列からなるポリペプチド(本発明ポリペプチド2);
以下、NGC-IIIという)の遺伝子であり、配列番号5
の塩基番号1〜1239で示される部分(配列番号1の
塩基番号1〜1239で示される部分と全く同一)がプ
ロモーター(本発明プロモーター1)に相当し、配列番
号5の塩基番号3339〜5039で示される部分がコ
ード領域(本発明DNA2)に相当することが明らかに
なった。またNGC-IIIには、他のアイソフォームには
見られない27アミノ酸残基(配列番号6のアミノ酸4
87〜513で示されるアミノ酸配列に相当)の特徴的
な挿入が見られた。
GC-Iの新規なアイソフォーム(配列番号6のアミノ酸
配列からなるポリペプチド(本発明ポリペプチド2);
以下、NGC-IIIという)の遺伝子であり、配列番号5
の塩基番号1〜1239で示される部分(配列番号1の
塩基番号1〜1239で示される部分と全く同一)がプ
ロモーター(本発明プロモーター1)に相当し、配列番
号5の塩基番号3339〜5039で示される部分がコ
ード領域(本発明DNA2)に相当することが明らかに
なった。またNGC-IIIには、他のアイソフォームには
見られない27アミノ酸残基(配列番号6のアミノ酸4
87〜513で示されるアミノ酸配列に相当)の特徴的
な挿入が見られた。
【0070】2.本発明ペプチド、本発明抗体、および
本発明染色方法 ヒト由来のNGC-IIIと同様に、マウスのNGC-IIIに
存在する特徴的なアミノ酸配列(配列番号7)からなる
ペプチドを、Posnett, D. N. and Tam, J. P.(1989) Mu
ltiple antigenic peptide method for producing anti
peptide site-specific antibodies. Methods in Enzym
ology, 178: 739-746に記載の方法に従って、マルチプ
ル・アンチジェニック・ペプチド(MAP)として化学
合成した。
本発明染色方法 ヒト由来のNGC-IIIと同様に、マウスのNGC-IIIに
存在する特徴的なアミノ酸配列(配列番号7)からなる
ペプチドを、Posnett, D. N. and Tam, J. P.(1989) Mu
ltiple antigenic peptide method for producing anti
peptide site-specific antibodies. Methods in Enzym
ology, 178: 739-746に記載の方法に従って、マルチプ
ル・アンチジェニック・ペプチド(MAP)として化学
合成した。
【0071】これによって製造したMAP−ペプチドを
抗原としてウサギに免疫し、抗血清を得た。得られた抗
血清を、配列番号7のアミノ酸配列を含むマウスNGC
-IIIの部分ペプチドとグルタチオン S−トランスフェ
ラーゼ(GST)との融合タンパク質を固相化したアフ
ィニティーカラムを用いて精製して、前記ペプチドを認
識する抗体を得た。
抗原としてウサギに免疫し、抗血清を得た。得られた抗
血清を、配列番号7のアミノ酸配列を含むマウスNGC
-IIIの部分ペプチドとグルタチオン S−トランスフェ
ラーゼ(GST)との融合タンパク質を固相化したアフ
ィニティーカラムを用いて精製して、前記ペプチドを認
識する抗体を得た。
【0072】この抗体と、二次抗体として蛍光標識され
た抗ウサギIgG抗体を用いて、ラット大脳皮質由来の
初代培養神経細胞を免疫組織染色した結果、軸索、特に
軸索先端の成長円錐が濃染された。この結果から、NG
Cのアイソフォームのうち神経組織の軸索に輸送される
のはNGC-IIIであることが明らかになった。その結
果、軸索(軸索先端)に局在するNGC-IIIの特徴的な
アミノ酸配列を認識する抗体によって、神経組織におけ
る軸索を特異的に染色できることが確認された。
た抗ウサギIgG抗体を用いて、ラット大脳皮質由来の
初代培養神経細胞を免疫組織染色した結果、軸索、特に
軸索先端の成長円錐が濃染された。この結果から、NG
Cのアイソフォームのうち神経組織の軸索に輸送される
のはNGC-IIIであることが明らかになった。その結
果、軸索(軸索先端)に局在するNGC-IIIの特徴的な
アミノ酸配列を認識する抗体によって、神経組織におけ
る軸索を特異的に染色できることが確認された。
【0073】
【発明の効果】本発明ポリペプチドは、ヒトNGC-Iの
アイソフォームとして新規なポリペプチドであり、本発
明ペプチドの製造や、脳神経系の新たな医薬としての可
能性を秘めており、極めて有用である。特に本発明ポリ
ペプチド2は軸索(軸索先端)に局在していることか
ら、これに関連した何らか生理活性を有している可能性
もある。また細胞内領域に本発明ペプチドを持ち、細胞
外領域に神経栄養因子などの活性分子を持つキメラ分子
を神経細胞に発現させることにより、その活性分子を軸
索先端へ輸送する手段に使用できる可能性がある。
アイソフォームとして新規なポリペプチドであり、本発
明ペプチドの製造や、脳神経系の新たな医薬としての可
能性を秘めており、極めて有用である。特に本発明ポリ
ペプチド2は軸索(軸索先端)に局在していることか
ら、これに関連した何らか生理活性を有している可能性
もある。また細胞内領域に本発明ペプチドを持ち、細胞
外領域に神経栄養因子などの活性分子を持つキメラ分子
を神経細胞に発現させることにより、その活性分子を軸
索先端へ輸送する手段に使用できる可能性がある。
【0074】本発明DNAは本発明ポリペプチドをコー
ドするDNAであり、本発明ポリペプチドの遺伝子工学
的な大量製造等に利用することができることから極めて
有用である。また本発明DNAは、遺伝子治療や遺伝子
診断的用途に利用できる可能性もある。
ドするDNAであり、本発明ポリペプチドの遺伝子工学
的な大量製造等に利用することができることから極めて
有用である。また本発明DNAは、遺伝子治療や遺伝子
診断的用途に利用できる可能性もある。
【0075】本発明プロモーターは、本発明ポリペプチ
ド等の発現の調節に用いることができ、極めて有用であ
る。
ド等の発現の調節に用いることができ、極めて有用であ
る。
【0076】本発明遺伝子は、プロモーター領域とコー
ド領域との両方を備えているものであり、本発明ポリペ
プチド等の遺伝子工学的な発現等に利用することがで
き、極めて有用である。
ド領域との両方を備えているものであり、本発明ポリペ
プチド等の遺伝子工学的な発現等に利用することがで
き、極めて有用である。
【0077】本発明ペプチドは、本発明ポリペプチド2
(NGC-III)に特徴的に存在するアミノ酸配列からな
るペプチドであり、本発明抗体の抗原等として極めて有
用である。
(NGC-III)に特徴的に存在するアミノ酸配列からな
るペプチドであり、本発明抗体の抗原等として極めて有
用である。
【0078】本発明抗体は、本発明ペプチドや本発明ポ
リペプチド2を認識するので、本発明ペプチドや本発明
ポリペプチドの検出に有用である。また、本発明ペプチ
ドや本発明ポリペプチドのアフィニティー精製等に用い
ることもできる。
リペプチド2を認識するので、本発明ペプチドや本発明
ポリペプチドの検出に有用である。また、本発明ペプチ
ドや本発明ポリペプチドのアフィニティー精製等に用い
ることもできる。
【0079】本発明染色方法は、神経組織における軸索
を特異的に染色することができる方法であり、極めて有
用である。
を特異的に染色することができる方法であり、極めて有
用である。
【0080】
【配列表】
SEQUENCE LISTING
<110> 生化学工業株式会社(Seikagaku Corporation)
<120> プロテオグリカンのコアタンパク質のポリペプチド、それをコードするD
NAおよびそのプロモーターDNA
<130> J200102900
<140>
<141>
<160> 11
<170> PatentIn Ver. 2.1
<210> 1
<211> 5319
<212> DNA
<213> Homo sapiens
<220>
<221> promoter
<222> (1)..(1239)
<220>
<221> CDS
<222> (3339)..(4958)
<400> 1
ggcctcagga agcttacaat cttggcggaa gacaaagggg agccagcatc acatggtgag 60
agcaggagtg agagagaaag tactaggttc atgtaaacaa ccagatctca catgaaccca 120
tgaagcaaga actcattacc tcgagcacca agccattcat ggggagtcca cccccatgac 180
ccaaacacct cacactaggc tcacgtccga cactggatgt cacatttcag catgagattt 240
ggagggaata aaacatccaa accatatcaa tgttagtggt taatactgag gacttaaagc 300
caggaatttc cagtccacac agctatgccc ccagccatgg caactggagc actcctctgg 360
actgcagccc cctggtcaag ccgggggttt ttcatgcagt cggaggctgg ctgcattcgt 420
ggcaatggac cttgagccta cctgagctct ggaggcaggc tgccaaccca gtaagaacct 480
cagaggcatg aagaaactgt tgacacataa aacatccctg atgcccaggt gcaagagaca 540
taaatacggg gacatggata taaggacgtc agtttccctt tctttcactc tgtggttcct 600
acatcttcta tctcttcttt accctaccac agtcctgtgc tcagaagaaa tactcatttg 660
actctctggt taccaagcat tttcacatat gagagacagg ttgctaactc aaagtcacgc 720
tgcagctgaa tcctgccctt cccatcacgt tccactgact gaattttccc attcatcttg 780
tggaggtgtt acccaaccaa gtgtgctatg ctcagttctc aaactgctag tgagatccac 840
tagggaagat cagaatgaaa ctgagtggca acaattgatt taaagtctca agttgggccg 900
ggcacggtgg ctcatgcctg caatcccagc actttgggag gccaaggcgg gcggatcacc 960
tgaggcctgg agttcgagac cagcctgagc caacatggag aaaccccgtc tctacaaaaa 1020
ataccaaatt agccgggcgt ggcatgcctg taatcccagc tactcgggag gctgaggcag 1080
agaatcactt gaacccagga ggcagaggtt gcagtgagtc aatatcacac cattgcactc 1140
tagtctgggt gacagagtga gactctgtct caacaaaaaa aaaaaattcc aaattgaagg 1200
aagcgttagc agacttcatc tccaggaaag ggaagaagaa gatacttaaa taattaacaa 1260
aatatattta aaatgagtgg gagaacttcc tccattaaac cctgttgaaa atgtgtgagt 1320
ggttgtcatg ccccagacat caaggaaccc atccatgagg tcttcccaca cagactggcc 1380
tcaggaaggg aaggaggagg taggccgctc tgacagccac aacccgagtt gaggaaacaa 1440
gcaaaggaac acagagagtc tacatacagt aaaaggtgac aggagttaag ctgcacacaa 1500
gggaagcaga gatgggttgg aggcagttaa gggtgcgttg ctgcctctgt ggctgaggtg 1560
agtgcaaagc cctacatggt cccctgttta gagaaggcta ttgtttcaaa catattttac 1620
ttggtccccg gaggcagcat gaaactatga aagaaagagc cttacccctt ttttcaaggc 1680
tctccagacc acagttctgg gatgggtgtg ggtggttgcc attcgttcat ttatgcctgt 1740
ctgatatgga gcctccctct gttaccagcc ctgtgcactc aagtgccttg cagtccagtg 1800
aggaataact gtagataaga tgagatgatg ggcattaagt gtaactgctg agaagccttc 1860
atagagggaa aggtgataag aactgagttt ttctggcatg aggagtttac caggcaggag 1920
aggtggagac gctaggctag gcaaataggc tgcagccata gttctgctga gaaacaggtt 1980
ttgaaccaag gcaactccat ctggagatat gtatcagaaa gattaggaga tagaatctcc 2040
atcttggtca cttatttggt cttctaagac agcaatggga ccgtctctta aatactggag 2100
ttgtcctatc tccttgggct gataccctga actgtcattt gggtgagtaa cacattaagg 2160
ggtagacggt cggtttgggg gaataaacta agtaactagg ttgcggttcc tcctgccgac 2220
taagcagacc tcctggtgcg tggtcttggg ttgccctgtg agccctgaag ctgtgaatgg 2280
gccccacaga tcactctaaa gccaagcatc catgtgtgcc cggctgggga tctagacccc 2340
cctggtctac ccaggaacct gagttttggt ggtctgagac acctggggga cgacgtatcc 2400
cggagaaggg accaggatta aaggccgctc cccaggctgc ccggagacta gaaggaaggc 2460
gaggtagccg cagtcccagg gagggtctta ccccttgctc ccgggatgcg ttatggcggg 2520
cctggctgtg cgagatctag gctagtggct ttggctgcga acggattaga tctgatccga 2580
ttagagcctg ggcggtcggc ttcgccccct tgccaggctc tgccaacgcc cgcccctccc 2640
tcgtggagac ccggagacct ccctgagagc cttcccgccc ggaacacggg attggtgcag 2700
aatccgagag gctccatgcg ccccgggcct ggcttgtttc cacagtgggg gctcgtgctt 2760
ccgccccctg cggctcttct ggaccccgcc ccgaccctgc gggtaactgg gcccgcgacg 2820
tccccgcctc cgtgcttgcc gcgtggcggg tgggttcctc cgggtcgggg ccccgtgccg 2880
cctgttcacc tggggcggga ccgtggcccc atcccacagg tctcccgccc gtgcacctgc 2940
cgcctaacgc cgcgcgccgc gccgtgcgcc tgcctcgcgc tccccgtccg cctgccccgc 3000
actccccgtc cgtgtgtctc ctagtcccca gcgaggggtc tgtctgttcc cctggcaggc 3060
tgaccaaggg gccggcgtca ccgctacgtg cggcggggcc ggcgcggcgg gcggggtgag 3120
ggcggcgctg agcgcagcgg cggcagcggc ggcgcgggag gcggggaggc gcggcgcgcc 3180
ggggacagcg gcggacggcg gcggcggcgg catgcggctc ctcgcgctgc ccatcgtggg 3240
ctgaggcggc cgcagaaccg gcgggaggcg cggcggccgg gcgagccgag ggcgcagcca 3300
gccgggcgga ccgcggacag cggtcggggc gccgcgcc atg ggg cga gcc ggg ggc 3356
Met Gly Arg Ala Gly Gly
1 5
ggg ggc ccg ggc cgg ggg ccg ccg cca ctg ctg ctg ttt ctg ggg gcc 3404
Gly Gly Pro Gly Arg Gly Pro Pro Pro Leu Leu Leu Phe Leu Gly Ala
10 15 20
gcg ctg gtc ctg gcc tct ggg gcc gtg ccg gcg cgt gag gcg ggc agc 3452
Ala Leu Val Leu Ala Ser Gly Ala Val Pro Ala Arg Glu Ala Gly Ser
25 30 35
gcg gtt gag gcc gaa gag ctg gtg aag ggc agc ccg gcg tgg gag ccg 3500
Ala Val Glu Ala Glu Glu Leu Val Lys Gly Ser Pro Ala Trp Glu Pro
40 45 50
cct gcc aac gac acg cgg gaa gaa gcc ggc cca cca gcg gct ggg gaa 3548
Pro Ala Asn Asp Thr Arg Glu Glu Ala Gly Pro Pro Ala Ala Gly Glu
55 60 65 70
gat gag gcg tcg tgg acg gcg ccc ggt ggc gag ctg gcc ggg cca gaa 3596
Asp Glu Ala Ser Trp Thr Ala Pro Gly Gly Glu Leu Ala Gly Pro Glu
75 80 85
gag gtg ctg cag gag tcg gct gcg gtg acc ggc acc gcc tgg ctg gaa 3644
Glu Val Leu Gln Glu Ser Ala Ala Val Thr Gly Thr Ala Trp Leu Glu
90 95 100
gct gac agc cca ggc ctg gga gga gtg acc gca gag gcg ggc agc ggc 3692
Ala Asp Ser Pro Gly Leu Gly Gly Val Thr Ala Glu Ala Gly Ser Gly
105 110 115
gat gcc cag gcc ctt cca gct acg ctc cag gct ccc cac gag gtc ctc 3740
Asp Ala Gln Ala Leu Pro Ala Thr Leu Gln Ala Pro His Glu Val Leu
120 125 130
ggg cag tca atc atg ccc cct gcc att cct gag gct aca gag gcc agc 3788
Gly Gln Ser Ile Met Pro Pro Ala Ile Pro Glu Ala Thr Glu Ala Ser
135 140 145 150
ggg cca ccc tcc ccc acc ccc ggc gac aag ctg agc cca gct tct gaa 3836
Gly Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Asp Lys Leu Ser Pro Ala Ser Glu
155 160 165
ctc ccc aag gag agc ccc ttg gag gtt tgg ctg aac ctg ggg ggc agc 3884
Leu Pro Lys Glu Ser Pro Leu Glu Val Trp Leu Asn Leu Gly Gly Ser
170 175 180
aca ccc gac cct caa gtg cca gag ctg act tac cca ttt cag ggc acc 3932
Thr Pro Asp Pro Gln Val Pro Glu Leu Thr Tyr Pro Phe Gln Gly Thr
185 190 195
ctg gag ccc caa ccg gca tca gat atc att gac atc gac tac ttc gaa 3980
Leu Glu Pro Gln Pro Ala Ser Asp Ile Ile Asp Ile Asp Tyr Phe Glu
200 205 210
gga ctg gat ggt gag ggt cgt ggc gca gat ctg ggg agc ttc cca ggg 4028
Gly Leu Asp Gly Glu Gly Arg Gly Ala Asp Leu Gly Ser Phe Pro Gly
215 220 225 230
tca cca gga acc tca gag aac cac cct gat act gag gga gag acc cct 4076
Ser Pro Gly Thr Ser Glu Asn His Pro Asp Thr Glu Gly Glu Thr Pro
235 240 245
tcc tgg agc ctg ctt gac tta tac gat gat ttc acc ccc ttc gat gaa 4124
Ser Trp Ser Leu Leu Asp Leu Tyr Asp Asp Phe Thr Pro Phe Asp Glu
250 255 260
tct gat ttc tac ccc acc aca tcc ttt tat gat gac ttg gat gaa gag 4172
Ser Asp Phe Tyr Pro Thr Thr Ser Phe Tyr Asp Asp Leu Asp Glu Glu
265 270 275
gag gag gaa gag gag gat gac aaa gat gca gta gga ggt gga gac cta 4220
Glu Glu Glu Glu Glu Asp Asp Lys Asp Ala Val Gly Gly Gly Asp Leu
280 285 290
gaa gat gaa aat gag ctt cta gtg ccc act ggg aag cct ggt ctg ggg 4268
Glu Asp Glu Asn Glu Leu Leu Val Pro Thr Gly Lys Pro Gly Leu Gly
295 300 305 310
ccc ggg aca ggc cag ccc acc agt cgg tgg cat gct gtc cct cca cag 4316
Pro Gly Thr Gly Gln Pro Thr Ser Arg Trp His Ala Val Pro Pro Gln
315 320 325
cac act ctg ggg tcg gtc ccc ggc agc agc atc gcc ctc agg ccc cgc 4364
His Thr Leu Gly Ser Val Pro Gly Ser Ser Ile Ala Leu Arg Pro Arg
330 335 340
cca gga gag cca ggc agg gac ttg gcc tcc agt gaa aat ggc act gag 4412
Pro Gly Glu Pro Gly Arg Asp Leu Ala Ser Ser Glu Asn Gly Thr Glu
345 350 355
tgc cgc agt ggc ttt gtg cgg cat aac ggc tcc tgc cgg tca gtg tgc 4460
Cys Arg Ser Gly Phe Val Arg His Asn Gly Ser Cys Arg Ser Val Cys
360 365 370
gac ctc ttc cca agt tac tgt cac aat ggc ggc cag tgc tac ctg gtg 4508
Asp Leu Phe Pro Ser Tyr Cys His Asn Gly Gly Gln Cys Tyr Leu Val
375 380 385 390
gag aac ata ggg gcc ttc tgc agg tgc aac acg cag gac tac atc tgg 4556
Glu Asn Ile Gly Ala Phe Cys Arg Cys Asn Thr Gln Asp Tyr Ile Trp
395 400 405
cac aag ggg atg cgc tgc gag tcc atc atc acc gac ttc cag gtg atg 4604
His Lys Gly Met Arg Cys Glu Ser Ile Ile Thr Asp Phe Gln Val Met
410 415 420
tgc gtg gcc gtg ggc tcg gct gcc ctc gtc ctg ctc ctg ctc ttc atg 4652
Cys Val Ala Val Gly Ser Ala Ala Leu Val Leu Leu Leu Leu Phe Met
425 430 435
atg acg gtg ttc ttt gcc aag aag ctc tac ctg ctc aag acg gag aat 4700
Met Thr Val Phe Phe Ala Lys Lys Leu Tyr Leu Leu Lys Thr Glu Asn
440 445 450
acc aag ctg cgt agg acc aac aaa ttc cgg acc cca tct gag ctc cac 4748
Thr Lys Leu Arg Arg Thr Asn Lys Phe Arg Thr Pro Ser Glu Leu His
455 460 465 470
aat gat aac ttc tcc ctc tcc acc att gcc gag ggc tct cac cca aat 4796
Asn Asp Asn Phe Ser Leu Ser Thr Ile Ala Glu Gly Ser His Pro Asn
475 480 485
gat gat cct agt gct ccc cac aaa atc cag gag gtt ctc aag tcc tgc 4844
Asp Asp Pro Ser Ala Pro His Lys Ile Gln Glu Val Leu Lys Ser Cys
490 495 500
ctg aaa gag gag gag tca ttt aac atc cag aac tcc atg tcg ccc aaa 4892
Leu Lys Glu Glu Glu Ser Phe Asn Ile Gln Asn Ser Met Ser Pro Lys
505 510 515
ctt gag ggt ggc aaa ggt gac cag gct gac ttg gat gtg aac tgt ctt 4940
Leu Glu Gly Gly Lys Gly Asp Gln Ala Asp Leu Asp Val Asn Cys Leu
520 525 530
cag aat aat tta acc taa agcagagcaa gaagagagga agcgggggta 4988
Gln Asn Asn Leu Thr
535 540
gtgggtgggg ggtaggggaa gaaacattat ctcctcttgt acagagtcta tttcttgtaa 5048
ccatttgtta aactcttttc tttttctgat ctcatggcat gcttttatgt attttgtaca 5108
ggaggcaaaa aaatacttaa aataagcaaa gaaactgaac agaattgcat acattgggtt 5168
gttttttctg tgctgtctgt acattgcttc tgctgctgtg atttctaaac ctgtgctgtt 5228
attcaactga cttttttttg tactttgacc cacgtttttt tgaaatacca gtaaaaaaca 5288
aagttcttga aataaaactt tttaaaaagt t 5319
<210> 2
<211> 539
<212> PRT
<213> Homo sapiens
<400> 2
Met Gly Arg Ala Gly Gly Gly Gly Pro Gly Arg Gly Pro Pro Pro Leu
1 5 10 15
Leu Leu Phe Leu Gly Ala Ala Leu Val Leu Ala Ser Gly Ala Val Pro
20 25 30
Ala Arg Glu Ala Gly Ser Ala Val Glu Ala Glu Glu Leu Val Lys Gly
35 40 45
Ser Pro Ala Trp Glu Pro Pro Ala Asn Asp Thr Arg Glu Glu Ala Gly
50 55 60
Pro Pro Ala Ala Gly Glu Asp Glu Ala Ser Trp Thr Ala Pro Gly Gly
65 70 75 80
Glu Leu Ala Gly Pro Glu Glu Val Leu Gln Glu Ser Ala Ala Val Thr
85 90 95
Gly Thr Ala Trp Leu Glu Ala Asp Ser Pro Gly Leu Gly Gly Val Thr
100 105 110
Ala Glu Ala Gly Ser Gly Asp Ala Gln Ala Leu Pro Ala Thr Leu Gln
115 120 125
Ala Pro His Glu Val Leu Gly Gln Ser Ile Met Pro Pro Ala Ile Pro
130 135 140
Glu Ala Thr Glu Ala Ser Gly Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Asp Lys
145 150 155 160
Leu Ser Pro Ala Ser Glu Leu Pro Lys Glu Ser Pro Leu Glu Val Trp
165 170 175
Leu Asn Leu Gly Gly Ser Thr Pro Asp Pro Gln Val Pro Glu Leu Thr
180 185 190
Tyr Pro Phe Gln Gly Thr Leu Glu Pro Gln Pro Ala Ser Asp Ile Ile
195 200 205
Asp Ile Asp Tyr Phe Glu Gly Leu Asp Gly Glu Gly Arg Gly Ala Asp
210 215 220
Leu Gly Ser Phe Pro Gly Ser Pro Gly Thr Ser Glu Asn His Pro Asp
225 230 235 240
Thr Glu Gly Glu Thr Pro Ser Trp Ser Leu Leu Asp Leu Tyr Asp Asp
245 250 255
Phe Thr Pro Phe Asp Glu Ser Asp Phe Tyr Pro Thr Thr Ser Phe Tyr
260 265 270
Asp Asp Leu Asp Glu Glu Glu Glu Glu Glu Glu Asp Asp Lys Asp Ala
275 280 285
Val Gly Gly Gly Asp Leu Glu Asp Glu Asn Glu Leu Leu Val Pro Thr
290 295 300
Gly Lys Pro Gly Leu Gly Pro Gly Thr Gly Gln Pro Thr Ser Arg Trp
305 310 315 320
His Ala Val Pro Pro Gln His Thr Leu Gly Ser Val Pro Gly Ser Ser
325 330 335
Ile Ala Leu Arg Pro Arg Pro Gly Glu Pro Gly Arg Asp Leu Ala Ser
340 345 350
Ser Glu Asn Gly Thr Glu Cys Arg Ser Gly Phe Val Arg His Asn Gly
355 360 365
Ser Cys Arg Ser Val Cys Asp Leu Phe Pro Ser Tyr Cys His Asn Gly
370 375 380
Gly Gln Cys Tyr Leu Val Glu Asn Ile Gly Ala Phe Cys Arg Cys Asn
385 390 395 400
Thr Gln Asp Tyr Ile Trp His Lys Gly Met Arg Cys Glu Ser Ile Ile
405 410 415
Thr Asp Phe Gln Val Met Cys Val Ala Val Gly Ser Ala Ala Leu Val
420 425 430
Leu Leu Leu Leu Phe Met Met Thr Val Phe Phe Ala Lys Lys Leu Tyr
435 440 445
Leu Leu Lys Thr Glu Asn Thr Lys Leu Arg Arg Thr Asn Lys Phe Arg
450 455 460
Thr Pro Ser Glu Leu His Asn Asp Asn Phe Ser Leu Ser Thr Ile Ala
465 470 475 480
Glu Gly Ser His Pro Asn Asp Asp Pro Ser Ala Pro His Lys Ile Gln
485 490 495
Glu Val Leu Lys Ser Cys Leu Lys Glu Glu Glu Ser Phe Asn Ile Gln
500 505 510
Asn Ser Met Ser Pro Lys Leu Glu Gly Gly Lys Gly Asp Gln Ala Asp
515 520 525
Leu Asp Val Asn Cys Leu Gln Asn Asn Leu Thr
530 535
<210> 3
<211> 2552
<212> DNA
<213> Homo sapiens
<220>
<221> promoter
<222> (1)..(463)
<220>
<221> CDS
<222> (986)..(2191)
<400> 3
gtaggtatga ctgcgcccgg gacccccgcg gccctcgtgc cccacccagg gcaggggtcc 60
cgctggcggc ggggacaggt ggagctgtga gctgtggcaa gggggcgggg caccgcctgg 120
ccgcggccgg gcggcggaat ggtcccagga ggtggtgggg gtccgggaaa ggccgacccg 180
cgtgggggcc gaccccggtt ggggtagccg ggacccaagc gcgcgggccg cggtgcggac 240
tgggggcggg gccgggggcg gggccggggc ggggccgggg cggggcctga gggtgagact 300
tcggggcggg acctggagct gagggcggga gccagtggac gcggctcagg gtgggttccc 360
gagggtgaga cttatgggtg ggccgagctg ggggccgccc tggcctggct cttcagacgg 420
cggggcaggt cgggcggggc cgagccgcga ggcgttgggc ggggtgtgat cctcgtcttg 480
ggggcagact ccgggacggg gcttagaggt accgggtggc tggggtcaca ctggggcggt 540
ggggtctgag ggtggcgagg tctgggttga ccaggtctag gcgagcgggc ctgaccgggg 600
cgggccgggg ctccagggct cctcagcgcg ccgccctgac gtcccgcccc ttgccctccc 660
gcccgcagcg cgtgaggcgg gcagcgcggt tgaggccgaa gagctggtga agggcagccc 720
ggcgtgggag ccgcctgcca acgacacgcg ggaagaagcc ggcccaccag cggctgggga 780
agatgaggcg tcgtggacgg cgcccggtgg cgagctggcc gggccagaag aggtgctgca 840
ggagtcggct gcggtgaccg gcaccgcctg gctggaagct gacagcccag gcctgggagg 900
agtgaccgca gaggcgggca gcggcgatgc ccaggccctt ccagctacgc tccaggctcc 960
ccacgaggtc ctcgggcagt caatc atg ccc cct gcc att cct gag gct aca 1012
Met Pro Pro Ala Ile Pro Glu Ala Thr
1 5
gag gcc agc ggg cca ccc tcc ccc acc ccc ggc gac aag ctg agc cca 1060
Glu Ala Ser Gly Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Asp Lys Leu Ser Pro
10 15 20 25
gct tct gaa ctc ccc aag gag agc ccc ttg gag gtt tgg ctg aac ctg 1108
Ala Ser Glu Leu Pro Lys Glu Ser Pro Leu Glu Val Trp Leu Asn Leu
30 35 40
ggg ggc agc aca ccc gac cct caa gtg cca gag ctg act tac cca ttt 1156
Gly Gly Ser Thr Pro Asp Pro Gln Val Pro Glu Leu Thr Tyr Pro Phe
45 50 55
cag ggc acc ctg gag ccc caa ccg gca tca gat atc att gac atc gac 1204
Gln Gly Thr Leu Glu Pro Gln Pro Ala Ser Asp Ile Ile Asp Ile Asp
60 65 70
tac ttc gaa gga ctg gat ggt gag ggt cgt ggc gca gat ctg ggg agc 1252
Tyr Phe Glu Gly Leu Asp Gly Glu Gly Arg Gly Ala Asp Leu Gly Ser
75 80 85
ttc cca ggg tca cca gga acc tca gag aac cac cct gat act gag gga 1300
Phe Pro Gly Ser Pro Gly Thr Ser Glu Asn His Pro Asp Thr Glu Gly
90 95 100 105
gag acc cct tcc tgg agc ctg ctt gac tta tac gat gat ttc acc ccc 1348
Glu Thr Pro Ser Trp Ser Leu Leu Asp Leu Tyr Asp Asp Phe Thr Pro
110 115 120
ttc gat gaa tct gat ttc tac ccc acc aca tcc ttt tat gat gac ttg 1396
Phe Asp Glu Ser Asp Phe Tyr Pro Thr Thr Ser Phe Tyr Asp Asp Leu
125 130 135
gat gaa gag gag gag gaa gag gag gat gac aaa gat gca gta gga ggt 1444
Asp Glu Glu Glu Glu Glu Glu Glu Asp Asp Lys Asp Ala Val Gly Gly
140 145 150
gga gac cta gaa gat gaa aat gag ctt cta gtg ccc act ggg aag cct 1492
Gly Asp Leu Glu Asp Glu Asn Glu Leu Leu Val Pro Thr Gly Lys Pro
155 160 165
ggt ctg ggg ccc ggg aca ggc cag ccc acc agt cgg tgg cat gct gtc 1540
Gly Leu Gly Pro Gly Thr Gly Gln Pro Thr Ser Arg Trp His Ala Val
170 175 180 185
cct cca cag cac act ctg ggg tcg gtc ccc ggc agc agc atc gcc ctc 1588
Pro Pro Gln His Thr Leu Gly Ser Val Pro Gly Ser Ser Ile Ala Leu
190 195 200
agg ccc cgc cca gga gag cca ggc agg gac ttg gcc tcc agt gaa aat 1636
Arg Pro Arg Pro Gly Glu Pro Gly Arg Asp Leu Ala Ser Ser Glu Asn
205 210 215
ggc act gag tgc cgc agt ggc ttt gtg cgg cat aac ggc tcc tgc cgg 1684
Gly Thr Glu Cys Arg Ser Gly Phe Val Arg His Asn Gly Ser Cys Arg
220 225 230
tca gtg tgc gac ctc ttc cca agt tac tgt cac aat ggc ggc cag tgc 1732
Ser Val Cys Asp Leu Phe Pro Ser Tyr Cys His Asn Gly Gly Gln Cys
235 240 245
tac ctg gtg gag aac ata ggg gcc ttc tgc agg tgc aac acg cag gac 1780
Tyr Leu Val Glu Asn Ile Gly Ala Phe Cys Arg Cys Asn Thr Gln Asp
250 255 260 265
tac atc tgg cac aag ggg atg cgc tgc gag tcc atc atc acc gac ttc 1828
Tyr Ile Trp His Lys Gly Met Arg Cys Glu Ser Ile Ile Thr Asp Phe
270 275 280
cag gtg atg tgc gtg gcc gtg ggc tcg gct gcc ctc gtc ctg ctc ctg 1876
Gln Val Met Cys Val Ala Val Gly Ser Ala Ala Leu Val Leu Leu Leu
285 290 295
ctc ttc atg atg acg gtg ttc ttt gcc aag aag ctc tac ctg ctc aag 1924
Leu Phe Met Met Thr Val Phe Phe Ala Lys Lys Leu Tyr Leu Leu Lys
300 305 310
acg gag aat acc aag ctg cgt agg acc aac aaa ttc cgg acc cca tct 1972
Thr Glu Asn Thr Lys Leu Arg Arg Thr Asn Lys Phe Arg Thr Pro Ser
315 320 325
gag ctc cac aat gat aac ttc tcc ctc tcc acc att gcc gag ggc tct 2020
Glu Leu His Asn Asp Asn Phe Ser Leu Ser Thr Ile Ala Glu Gly Ser
330 335 340 345
cac cca aat gat gat cct agt gct ccc cac aaa atc cag gag gtt ctc 2068
His Pro Asn Asp Asp Pro Ser Ala Pro His Lys Ile Gln Glu Val Leu
350 355 360
aag tcc tgc ctg aaa gag gag gag tca ttt aac atc cag aac tcc atg 2116
Lys Ser Cys Leu Lys Glu Glu Glu Ser Phe Asn Ile Gln Asn Ser Met
365 370 375
tcg ccc aaa ctt gag ggt ggc aaa ggt gac cag gct gac ttg gat gtg 2164
Ser Pro Lys Leu Glu Gly Gly Lys Gly Asp Gln Ala Asp Leu Asp Val
380 385 390
aac tgt ctt cag aat aat tta acc taa agcagagcaa gaagagagga 2211
Asn Cys Leu Gln Asn Asn Leu Thr
395 400
agcgggggta gtgggtgggg ggtaggggaa gaaacattat ctcctcttgt acagagtcta 2271
tttcttgtaa ccatttgtta aactcttttc tttttctgat ctcatggcat gcttttatgt 2331
attttgtaca ggaggcaaaa aaatacttaa aataagcaaa gaaactgaac agaattgcat 2391
acattgggtt gttttttctg tgctgtctgt acattgcttc tgctgctgtg atttctaaac 2451
ctgtgctgtt attcaactga cttttttttg tactttgacc cacgtttttt tgaaatacca 2511
gtaaaaaaca aagttcttga aataaaactt tttaaaaagt t 2552
<210> 4
<211> 401
<212> PRT
<213> Homo sapiens
<400> 4
Met Pro Pro Ala Ile Pro Glu Ala Thr Glu Ala Ser Gly Pro Pro Ser
1 5 10 15
Pro Thr Pro Gly Asp Lys Leu Ser Pro Ala Ser Glu Leu Pro Lys Glu
20 25 30
Ser Pro Leu Glu Val Trp Leu Asn Leu Gly Gly Ser Thr Pro Asp Pro
35 40 45
Gln Val Pro Glu Leu Thr Tyr Pro Phe Gln Gly Thr Leu Glu Pro Gln
50 55 60
Pro Ala Ser Asp Ile Ile Asp Ile Asp Tyr Phe Glu Gly Leu Asp Gly
65 70 75 80
Glu Gly Arg Gly Ala Asp Leu Gly Ser Phe Pro Gly Ser Pro Gly Thr
85 90 95
Ser Glu Asn His Pro Asp Thr Glu Gly Glu Thr Pro Ser Trp Ser Leu
100 105 110
Leu Asp Leu Tyr Asp Asp Phe Thr Pro Phe Asp Glu Ser Asp Phe Tyr
115 120 125
Pro Thr Thr Ser Phe Tyr Asp Asp Leu Asp Glu Glu Glu Glu Glu Glu
130 135 140
Glu Asp Asp Lys Asp Ala Val Gly Gly Gly Asp Leu Glu Asp Glu Asn
145 150 155 160
Glu Leu Leu Val Pro Thr Gly Lys Pro Gly Leu Gly Pro Gly Thr Gly
165 170 175
Gln Pro Thr Ser Arg Trp His Ala Val Pro Pro Gln His Thr Leu Gly
180 185 190
Ser Val Pro Gly Ser Ser Ile Ala Leu Arg Pro Arg Pro Gly Glu Pro
195 200 205
Gly Arg Asp Leu Ala Ser Ser Glu Asn Gly Thr Glu Cys Arg Ser Gly
210 215 220
Phe Val Arg His Asn Gly Ser Cys Arg Ser Val Cys Asp Leu Phe Pro
225 230 235 240
Ser Tyr Cys His Asn Gly Gly Gln Cys Tyr Leu Val Glu Asn Ile Gly
245 250 255
Ala Phe Cys Arg Cys Asn Thr Gln Asp Tyr Ile Trp His Lys Gly Met
260 265 270
Arg Cys Glu Ser Ile Ile Thr Asp Phe Gln Val Met Cys Val Ala Val
275 280 285
Gly Ser Ala Ala Leu Val Leu Leu Leu Leu Phe Met Met Thr Val Phe
290 295 300
Phe Ala Lys Lys Leu Tyr Leu Leu Lys Thr Glu Asn Thr Lys Leu Arg
305 310 315 320
Arg Thr Asn Lys Phe Arg Thr Pro Ser Glu Leu His Asn Asp Asn Phe
325 330 335
Ser Leu Ser Thr Ile Ala Glu Gly Ser His Pro Asn Asp Asp Pro Ser
340 345 350
Ala Pro His Lys Ile Gln Glu Val Leu Lys Ser Cys Leu Lys Glu Glu
355 360 365
Glu Ser Phe Asn Ile Gln Asn Ser Met Ser Pro Lys Leu Glu Gly Gly
370 375 380
Lys Gly Asp Gln Ala Asp Leu Asp Val Asn Cys Leu Gln Asn Asn Leu
385 390 395 400
Thr
<210> 5
<211> 5400
<212> DNA
<213> Homo sapiens
<220>
<221> promoter
<222> (1)..(1239)
<220>
<221> CDS
<222> (3339)..(5039)
<400> 5
ggcctcagga agcttacaat cttggcggaa gacaaagggg agccagcatc acatggtgag 60
agcaggagtg agagagaaag tactaggttc atgtaaacaa ccagatctca catgaaccca 120
tgaagcaaga actcattacc tcgagcacca agccattcat ggggagtcca cccccatgac 180
ccaaacacct cacactaggc tcacgtccga cactggatgt cacatttcag catgagattt 240
ggagggaata aaacatccaa accatatcaa tgttagtggt taatactgag gacttaaagc 300
caggaatttc cagtccacac agctatgccc ccagccatgg caactggagc actcctctgg 360
actgcagccc cctggtcaag ccgggggttt ttcatgcagt cggaggctgg ctgcattcgt 420
ggcaatggac cttgagccta cctgagctct ggaggcaggc tgccaaccca gtaagaacct 480
cagaggcatg aagaaactgt tgacacataa aacatccctg atgcccaggt gcaagagaca 540
taaatacggg gacatggata taaggacgtc agtttccctt tctttcactc tgtggttcct 600
acatcttcta tctcttcttt accctaccac agtcctgtgc tcagaagaaa tactcatttg 660
actctctggt taccaagcat tttcacatat gagagacagg ttgctaactc aaagtcacgc 720
tgcagctgaa tcctgccctt cccatcacgt tccactgact gaattttccc attcatcttg 780
tggaggtgtt acccaaccaa gtgtgctatg ctcagttctc aaactgctag tgagatccac 840
tagggaagat cagaatgaaa ctgagtggca acaattgatt taaagtctca agttgggccg 900
ggcacggtgg ctcatgcctg caatcccagc actttgggag gccaaggcgg gcggatcacc 960
tgaggcctgg agttcgagac cagcctgagc caacatggag aaaccccgtc tctacaaaaa 1020
ataccaaatt agccgggcgt ggcatgcctg taatcccagc tactcgggag gctgaggcag 1080
agaatcactt gaacccagga ggcagaggtt gcagtgagtc aatatcacac cattgcactc 1140
tagtctgggt gacagagtga gactctgtct caacaaaaaa aaaaaattcc aaattgaagg 1200
aagcgttagc agacttcatc tccaggaaag ggaagaagaa gatacttaaa taattaacaa 1260
aatatattta aaatgagtgg gagaacttcc tccattaaac cctgttgaaa atgtgtgagt 1320
ggttgtcatg ccccagacat caaggaaccc atccatgagg tcttcccaca cagactggcc 1380
tcaggaaggg aaggaggagg taggccgctc tgacagccac aacccgagtt gaggaaacaa 1440
gcaaaggaac acagagagtc tacatacagt aaaaggtgac aggagttaag ctgcacacaa 1500
gggaagcaga gatgggttgg aggcagttaa gggtgcgttg ctgcctctgt ggctgaggtg 1560
agtgcaaagc cctacatggt cccctgttta gagaaggcta ttgtttcaaa catattttac 1620
ttggtccccg gaggcagcat gaaactatga aagaaagagc cttacccctt ttttcaaggc 1680
tctccagacc acagttctgg gatgggtgtg ggtggttgcc attcgttcat ttatgcctgt 1740
ctgatatgga gcctccctct gttaccagcc ctgtgcactc aagtgccttg cagtccagtg 1800
aggaataact gtagataaga tgagatgatg ggcattaagt gtaactgctg agaagccttc 1860
atagagggaa aggtgataag aactgagttt ttctggcatg aggagtttac caggcaggag 1920
aggtggagac gctaggctag gcaaataggc tgcagccata gttctgctga gaaacaggtt 1980
ttgaaccaag gcaactccat ctggagatat gtatcagaaa gattaggaga tagaatctcc 2040
atcttggtca cttatttggt cttctaagac agcaatggga ccgtctctta aatactggag 2100
ttgtcctatc tccttgggct gataccctga actgtcattt gggtgagtaa cacattaagg 2160
ggtagacggt cggtttgggg gaataaacta agtaactagg ttgcggttcc tcctgccgac 2220
taagcagacc tcctggtgcg tggtcttggg ttgccctgtg agccctgaag ctgtgaatgg 2280
gccccacaga tcactctaaa gccaagcatc catgtgtgcc cggctgggga tctagacccc 2340
cctggtctac ccaggaacct gagttttggt ggtctgagac acctggggga cgacgtatcc 2400
cggagaaggg accaggatta aaggccgctc cccaggctgc ccggagacta gaaggaaggc 2460
gaggtagccg cagtcccagg gagggtctta ccccttgctc ccgggatgcg ttatggcggg 2520
cctggctgtg cgagatctag gctagtggct ttggctgcga acggattaga tctgatccga 2580
ttagagcctg ggcggtcggc ttcgccccct tgccaggctc tgccaacgcc cgcccctccc 2640
tcgtggagac ccggagacct ccctgagagc cttcccgccc ggaacacggg attggtgcag 2700
aatccgagag gctccatgcg ccccgggcct ggcttgtttc cacagtgggg gctcgtgctt 2760
ccgccccctg cggctcttct ggaccccgcc ccgaccctgc gggtaactgg gcccgcgacg 2820
tccccgcctc cgtgcttgcc gcgtggcggg tgggttcctc cgggtcgggg ccccgtgccg 2880
cctgttcacc tggggcggga ccgtggcccc atcccacagg tctcccgccc gtgcacctgc 2940
cgcctaacgc cgcgcgccgc gccgtgcgcc tgcctcgcgc tccccgtccg cctgccccgc 3000
actccccgtc cgtgtgtctc ctagtcccca gcgaggggtc tgtctgttcc cctggcaggc 3060
tgaccaaggg gccggcgtca ccgctacgtg cggcggggcc ggcgcggcgg gcggggtgag 3120
ggcggcgctg agcgcagcgg cggcagcggc ggcgcgggag gcggggaggc gcggcgcgcc 3180
ggggacagcg gcggacggcg gcggcggcgg catgcggctc ctcgcgctgc ccatcgtggg 3240
ctgaggcggc cgcagaaccg gcgggaggcg cggcggccgg gcgagccgag ggcgcagcca 3300
gccgggcgga ccgcggacag cggtcggggc gccgcgcc atg ggg cga gcc ggg ggc 3356
Met Gly Arg Ala Gly Gly
1 5
ggg ggc ccg ggc cgg ggg ccg ccg cca ctg ctg ctg ttt ctg ggg gcc 3404
Gly Gly Pro Gly Arg Gly Pro Pro Pro Leu Leu Leu Phe Leu Gly Ala
10 15 20
gcg ctg gtc ctg gcc tct ggg gcc gtg ccg gcg cgt gag gcg ggc agc 3452
Ala Leu Val Leu Ala Ser Gly Ala Val Pro Ala Arg Glu Ala Gly Ser
25 30 35
gcg gtt gag gcc gaa gag ctg gtg aag ggc agc ccg gcg tgg gag ccg 3500
Ala Val Glu Ala Glu Glu Leu Val Lys Gly Ser Pro Ala Trp Glu Pro
40 45 50
cct gcc aac gac acg cgg gaa gaa gcc ggc cca cca gcg gct ggg gaa 3548
Pro Ala Asn Asp Thr Arg Glu Glu Ala Gly Pro Pro Ala Ala Gly Glu
55 60 65 70
gat gag gcg tcg tgg acg gcg ccc ggt ggc gag ctg gcc ggg cca gaa 3596
Asp Glu Ala Ser Trp Thr Ala Pro Gly Gly Glu Leu Ala Gly Pro Glu
75 80 85
gag gtg ctg cag gag tcg gct gcg gtg acc ggc acc gcc tgg ctg gaa 3644
Glu Val Leu Gln Glu Ser Ala Ala Val Thr Gly Thr Ala Trp Leu Glu
90 95 100
gct gac agc cca ggc ctg gga gga gtg acc gca gag gcg ggc agc ggc 3692
Ala Asp Ser Pro Gly Leu Gly Gly Val Thr Ala Glu Ala Gly Ser Gly
105 110 115
gat gcc cag gcc ctt cca gct acg ctc cag gct ccc cac gag gtc ctc 3740
Asp Ala Gln Ala Leu Pro Ala Thr Leu Gln Ala Pro His Glu Val Leu
120 125 130
ggg cag tca atc atg ccc cct gcc att cct gag gct aca gag gcc agc 3788
Gly Gln Ser Ile Met Pro Pro Ala Ile Pro Glu Ala Thr Glu Ala Ser
135 140 145 150
ggg cca ccc tcc ccc acc ccc ggc gac aag ctg agc cca gct tct gaa 3836
Gly Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Asp Lys Leu Ser Pro Ala Ser Glu
155 160 165
ctc ccc aag gag agc ccc ttg gag gtt tgg ctg aac ctg ggg ggc agc 3884
Leu Pro Lys Glu Ser Pro Leu Glu Val Trp Leu Asn Leu Gly Gly Ser
170 175 180
aca ccc gac cct caa gtg cca gag ctg act tac cca ttt cag ggc acc 3932
Thr Pro Asp Pro Gln Val Pro Glu Leu Thr Tyr Pro Phe Gln Gly Thr
185 190 195
ctg gag ccc caa ccg gca tca gat atc att gac atc gac tac ttc gaa 3980
Leu Glu Pro Gln Pro Ala Ser Asp Ile Ile Asp Ile Asp Tyr Phe Glu
200 205 210
gga ctg gat ggt gag ggt cgt ggc gca gat ctg ggg agc ttc cca ggg 4028
Gly Leu Asp Gly Glu Gly Arg Gly Ala Asp Leu Gly Ser Phe Pro Gly
215 220 225 230
tca cca gga acc tca gag aac cac cct gat act gag gga gag acc cct 4076
Ser Pro Gly Thr Ser Glu Asn His Pro Asp Thr Glu Gly Glu Thr Pro
235 240 245
tcc tgg agc ctg ctt gac tta tac gat gat ttc acc ccc ttc gat gaa 4124
Ser Trp Ser Leu Leu Asp Leu Tyr Asp Asp Phe Thr Pro Phe Asp Glu
250 255 260
tct gat ttc tac ccc acc aca tcc ttt tat gat gac ttg gat gaa gag 4172
Ser Asp Phe Tyr Pro Thr Thr Ser Phe Tyr Asp Asp Leu Asp Glu Glu
265 270 275
gag gag gaa gag gag gat gac aaa gat gca gta gga ggt gga gac cta 4220
Glu Glu Glu Glu Glu Asp Asp Lys Asp Ala Val Gly Gly Gly Asp Leu
280 285 290
gaa gat gaa aat gag ctt cta gtg ccc act ggg aag cct ggt ctg ggg 4268
Glu Asp Glu Asn Glu Leu Leu Val Pro Thr Gly Lys Pro Gly Leu Gly
295 300 305 310
ccc ggg aca ggc cag ccc acc agt cgg tgg cat gct gtc cct cca cag 4316
Pro Gly Thr Gly Gln Pro Thr Ser Arg Trp His Ala Val Pro Pro Gln
315 320 325
cac act ctg ggg tcg gtc ccc ggc agc agc atc gcc ctc agg ccc cgc 4364
His Thr Leu Gly Ser Val Pro Gly Ser Ser Ile Ala Leu Arg Pro Arg
330 335 340
cca gga gag cca ggc agg gac ttg gcc tcc agt gaa aat ggc act gag 4412
Pro Gly Glu Pro Gly Arg Asp Leu Ala Ser Ser Glu Asn Gly Thr Glu
345 350 355
tgc cgc agt ggc ttt gtg cgg cat aac ggc tcc tgc cgg tca gtg tgc 4460
Cys Arg Ser Gly Phe Val Arg His Asn Gly Ser Cys Arg Ser Val Cys
360 365 370
gac ctc ttc cca agt tac tgt cac aat ggc ggc cag tgc tac ctg gtg 4508
Asp Leu Phe Pro Ser Tyr Cys His Asn Gly Gly Gln Cys Tyr Leu Val
375 380 385 390
gag aac ata ggg gcc ttc tgc agg tgc aac acg cag gac tac atc tgg 4556
Glu Asn Ile Gly Ala Phe Cys Arg Cys Asn Thr Gln Asp Tyr Ile Trp
395 400 405
cac aag ggg atg cgc tgc gag tcc atc atc acc gac ttc cag gtg atg 4604
His Lys Gly Met Arg Cys Glu Ser Ile Ile Thr Asp Phe Gln Val Met
410 415 420
tgc gtg gcc gtg ggc tcg gct gcc ctc gtc ctg ctc ctg ctc ttc atg 4652
Cys Val Ala Val Gly Ser Ala Ala Leu Val Leu Leu Leu Leu Phe Met
425 430 435
atg acg gtg ttc ttt gcc aag aag ctc tac ctg ctc aag acg gag aat 4700
Met Thr Val Phe Phe Ala Lys Lys Leu Tyr Leu Leu Lys Thr Glu Asn
440 445 450
acc aag ctg cgt agg acc aac aaa ttc cgg acc cca tct gag ctc cac 4748
Thr Lys Leu Arg Arg Thr Asn Lys Phe Arg Thr Pro Ser Glu Leu His
455 460 465 470
aat gat aac ttc tcc ctc tcc acc att gcc gag ggc tct cac cca aat 4796
Asn Asp Asn Phe Ser Leu Ser Thr Ile Ala Glu Gly Ser His Pro Asn
475 480 485
gta agg aaa ctt tgc aac act ccc cgt acc tcc tcc ccc cat gcc cgt 4844
Val Arg Lys Leu Cys Asn Thr Pro Arg Thr Ser Ser Pro His Ala Arg
490 495 500
gcc ttg gct cac tat gat aac gtt atc tgt cag gat gat cct agt gct 4892
Ala Leu Ala His Tyr Asp Asn Val Ile Cys Gln Asp Asp Pro Ser Ala
505 510 515
ccc cac aaa atc cag gag gtt ctc aag tcc tgc ctg aaa gag gag gag 4940
Pro His Lys Ile Gln Glu Val Leu Lys Ser Cys Leu Lys Glu Glu Glu
520 525 530
tca ttt aac atc cag aac tcc atg tcg ccc aaa ctt gag ggt ggc aaa 4988
Ser Phe Asn Ile Gln Asn Ser Met Ser Pro Lys Leu Glu Gly Gly Lys
535 540 545 550
ggt gac cag gct gac ttg gat gtg aac tgt ctt cag aat aat tta acc 5036
Gly Asp Gln Ala Asp Leu Asp Val Asn Cys Leu Gln Asn Asn Leu Thr
555 560 565
taa agcagagcaa gaagagagga agcgggggta gtgggtgggg ggtaggggaa 5089
gaaacattat ctcctcttgt acagagtcta tttcttgtaa ccatttgtta aactcttttc 5149
tttttctgat ctcatggcat gcttttatgt attttgtaca ggaggcaaaa aaatacttaa 5209
aataagcaaa gaaactgaac agaattgcat acattgggtt gttttttctg tgctgtctgt 5269
acattgcttc tgctgctgtg atttctaaac ctgtgctgtt attcaactga cttttttttg 5329
tactttgacc cacgtttttt tgaaatacca gtaaaaaaca aagttcttga aataaaactt 5389
tttaaaaagt t 5400
<210> 6
<211> 566
<212> PRT
<213> Homo sapiens
<400> 6
Met Gly Arg Ala Gly Gly Gly Gly Pro Gly Arg Gly Pro Pro Pro Leu
1 5 10 15
Leu Leu Phe Leu Gly Ala Ala Leu Val Leu Ala Ser Gly Ala Val Pro
20 25 30
Ala Arg Glu Ala Gly Ser Ala Val Glu Ala Glu Glu Leu Val Lys Gly
35 40 45
Ser Pro Ala Trp Glu Pro Pro Ala Asn Asp Thr Arg Glu Glu Ala Gly
50 55 60
Pro Pro Ala Ala Gly Glu Asp Glu Ala Ser Trp Thr Ala Pro Gly Gly
65 70 75 80
Glu Leu Ala Gly Pro Glu Glu Val Leu Gln Glu Ser Ala Ala Val Thr
85 90 95
Gly Thr Ala Trp Leu Glu Ala Asp Ser Pro Gly Leu Gly Gly Val Thr
100 105 110
Ala Glu Ala Gly Ser Gly Asp Ala Gln Ala Leu Pro Ala Thr Leu Gln
115 120 125
Ala Pro His Glu Val Leu Gly Gln Ser Ile Met Pro Pro Ala Ile Pro
130 135 140
Glu Ala Thr Glu Ala Ser Gly Pro Pro Ser Pro Thr Pro Gly Asp Lys
145 150 155 160
Leu Ser Pro Ala Ser Glu Leu Pro Lys Glu Ser Pro Leu Glu Val Trp
165 170 175
Leu Asn Leu Gly Gly Ser Thr Pro Asp Pro Gln Val Pro Glu Leu Thr
180 185 190
Tyr Pro Phe Gln Gly Thr Leu Glu Pro Gln Pro Ala Ser Asp Ile Ile
195 200 205
Asp Ile Asp Tyr Phe Glu Gly Leu Asp Gly Glu Gly Arg Gly Ala Asp
210 215 220
Leu Gly Ser Phe Pro Gly Ser Pro Gly Thr Ser Glu Asn His Pro Asp
225 230 235 240
Thr Glu Gly Glu Thr Pro Ser Trp Ser Leu Leu Asp Leu Tyr Asp Asp
245 250 255
Phe Thr Pro Phe Asp Glu Ser Asp Phe Tyr Pro Thr Thr Ser Phe Tyr
260 265 270
Asp Asp Leu Asp Glu Glu Glu Glu Glu Glu Glu Asp Asp Lys Asp Ala
275 280 285
Val Gly Gly Gly Asp Leu Glu Asp Glu Asn Glu Leu Leu Val Pro Thr
290 295 300
Gly Lys Pro Gly Leu Gly Pro Gly Thr Gly Gln Pro Thr Ser Arg Trp
305 310 315 320
His Ala Val Pro Pro Gln His Thr Leu Gly Ser Val Pro Gly Ser Ser
325 330 335
Ile Ala Leu Arg Pro Arg Pro Gly Glu Pro Gly Arg Asp Leu Ala Ser
340 345 350
Ser Glu Asn Gly Thr Glu Cys Arg Ser Gly Phe Val Arg His Asn Gly
355 360 365
Ser Cys Arg Ser Val Cys Asp Leu Phe Pro Ser Tyr Cys His Asn Gly
370 375 380
Gly Gln Cys Tyr Leu Val Glu Asn Ile Gly Ala Phe Cys Arg Cys Asn
385 390 395 400
Thr Gln Asp Tyr Ile Trp His Lys Gly Met Arg Cys Glu Ser Ile Ile
405 410 415
Thr Asp Phe Gln Val Met Cys Val Ala Val Gly Ser Ala Ala Leu Val
420 425 430
Leu Leu Leu Leu Phe Met Met Thr Val Phe Phe Ala Lys Lys Leu Tyr
435 440 445
Leu Leu Lys Thr Glu Asn Thr Lys Leu Arg Arg Thr Asn Lys Phe Arg
450 455 460
Thr Pro Ser Glu Leu His Asn Asp Asn Phe Ser Leu Ser Thr Ile Ala
465 470 475 480
Glu Gly Ser His Pro Asn Val Arg Lys Leu Cys Asn Thr Pro Arg Thr
485 490 495
Ser Ser Pro His Ala Arg Ala Leu Ala His Tyr Asp Asn Val Ile Cys
500 505 510
Gln Asp Asp Pro Ser Ala Pro His Lys Ile Gln Glu Val Leu Lys Ser
515 520 525
Cys Leu Lys Glu Glu Glu Ser Phe Asn Ile Gln Asn Ser Met Ser Pro
530 535 540
Lys Leu Glu Gly Gly Lys Gly Asp Gln Ala Asp Leu Asp Val Asn Cys
545 550 555 560
Leu Gln Asn Asn Leu Thr
565
<210> 7
<211> 27
<212> PRT
<213> Designed peptide based on polypeptide of mouse Neuroglycan C-III(N
GC-III)
<400> 7
Val Arg Lys Phe Cys Asp Thr Pro Arg Val Ser Ser Pro His Ala Arg
1 5 10 15
Ala Leu Ala His Tyr Asp Asn Ile Val Cys Gln
20 25
<210> 8
<211> 20
<212> DNA
<213> Artificial Sequence
<220>
<223> Description of Artificial Sequence:primer
<400> 8
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<210> 9
<211> 20
<212> DNA
<213> Artificial Sequence
<220>
<223> Description of Artificial Sequence:primer
<400> 9
aagctgggct cagcttgtcg 20
<210> 10
<211> 20
<212> DNA
<213> Artificial Sequence
<220>
<223> Description of Artificial Sequence:primer
<400> 10
tgcgacctct tcccaagtta 20
<210> 11
<211> 20
<212> DNA
<213> Artificial Sequence
<220>
<223> Description of Artificial Sequence:primer
<400> 11
atgactcctc ctctttcagg 20
─────────────────────────────────────────────────────
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Fターム(参考) 4B024 AA01 AA11 CA02 FA02 HA11
4H045 AA10 AA11 AA30 CA40 DA75
EA21 EA50
Claims (16)
- 【請求項1】 配列番号4のアミノ酸番号1〜401で
示されるアミノ酸配列を含むポリペプチド。 - 【請求項2】 配列番号6のアミノ酸番号1〜566で
示されるアミノ酸配列を含むポリペプチド。 - 【請求項3】 請求項1に記載のポリペプチドをコード
するDNA。 - 【請求項4】 請求項2に記載のポリペプチドをコード
するDNA。 - 【請求項5】 配列番号1の塩基番号1〜1239で示
される塩基配列を含むDNA。 - 【請求項6】 配列番号3の塩基番号1〜463で示さ
れる塩基配列を含むDNA。 - 【請求項7】 請求項5に記載のDNAの塩基配列と、
配列番号1の塩基番号3339〜4958で示される塩
基配列の両方を含むDNA。 - 【請求項8】 請求項6に記載のDNAの塩基配列と、
請求項3に記載のDNAの塩基配列の両方を含むDN
A。 - 【請求項9】 請求項5に記載のDNAの塩基配列と、
請求項4に記載のDNAの塩基配列の両方を含むDN
A。 - 【請求項10】 配列番号1の塩基配列で示されるDN
A。 - 【請求項11】 配列番号3の塩基配列で示されるDN
A。 - 【請求項12】 配列番号5の塩基配列で示されるDN
A。 - 【請求項13】 配列番号6のアミノ酸487〜513
で示されるアミノ酸配列からなるペプチド。 - 【請求項14】 配列番号6のアミノ酸487〜513
で示されるアミノ酸配列からなるペプチドを認識する抗
体。 - 【請求項15】 神経組織において、配列番号6のアミ
ノ酸487〜513で示されるアミノ酸配列を検出する
工程を少なくとも含む、軸索の染色方法。 - 【請求項16】 配列番号6のアミノ酸487〜513
で示されるアミノ酸配列を検出する工程において、請求
項14に記載の抗体を用いることを特徴とする、請求項
15に記載の染色方法。
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