JP2003078125A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2003078125A
JP2003078125A JP2001265937A JP2001265937A JP2003078125A JP 2003078125 A JP2003078125 A JP 2003078125A JP 2001265937 A JP2001265937 A JP 2001265937A JP 2001265937 A JP2001265937 A JP 2001265937A JP 2003078125 A JP2003078125 A JP 2003078125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】斜め光が入射する撮像部の周辺部においてもス
ミアの発生を抑制して、感度を向上させることができる
固体撮像装置を提供する。 【解決手段】光を受光して信号電荷を発生する受光部5
が基板10に複数形成されている固体撮像装置であっ
て、受光部5は、基板面内における当該各受光部5の位
置に応じて、基板10の深さ方向のポテンシャルプロフ
ァイルが異なるように形成されている。例えば、撮像部
の周辺部においては、基板10の内側から外側、あるい
は基板10の外側から内側にかけて進行する斜め光が入
射してくることから、基板10の周辺部に形成された受
光部5のポテンシャルプロファイルを、受光部5内にお
ける斜め光の進行方向へ向けて傾けた構造とすることに
より、斜め光が受光部5内で有効に光電変換されて信号
電荷として蓄積される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、入射光を
有効に光電変換するため受光部を基板深く形成している
固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、CCD固体撮像素子は、画質の向
上が非常に強く要請されている。その要請に応えるため
には、画素数を増やして解像度を高くすることと、感度
の向上を行うことが必要であり、そのため、画素の配列
密度を高くしつつ、さらに画素を小型化する必要があ
る。
【0003】ところが、画素サイズを縮小した場合、単
位画素に入射する光量は減少し、各画素の受光部の感度
特性が低下するという不具合が生じてしまう。ここで、
感度向上目的で受光部の開口を大きくする、すなわち、
遮光膜の開口部を大きくすると、電荷転送部への光の混
入によるスミアが発生しやすくなるので、受光部の開口
を大きくするのには限界がある。
【0004】この観点から、受光部上方に設けたオンチ
ップカラーフィルタ上にオンチップレンズを設け、受光
部への集光効率を高める工夫がなされている。
【0005】一方、CCD固体撮像素子では、スミアの
抑制技術が必須である。これまでは、スミアの抑制技術
として、遮光膜の材質や、遮光膜のカバレージ向上によ
る直接透過光の抑制や、シリコン基板表面側で発生する
シリコン基板表面と遮光膜裏面の多重反射によるスミア
防止のための遮光膜のセンサー領域への張り出し量の増
加、および遮光膜の張り出し部下における酸化膜の薄膜
化等が行われてきた。
【0006】近年、上述した画素サイズの縮小および使
用するレンズの小型化による短射出瞳レンズが使用され
ることにより、各種スミア発生モードのうち比較的深い
シリコン基板バルク中で光電変換された電荷が垂直転送
部に流れ込むモードのスミアが無視できなくなってき
た。
【0007】特に、有効画素周辺部では、短射出瞳距離
レンズの効果で斜め光成分が入射しやすくなるため、有
効画素周辺部でスミアが急激に悪化するスミアシェーデ
ィングの発生が顕著になってきている。
【0008】このスミアシェーディング対策の一つとし
て、CCD上に形成されるオンチップマイクロレンズ形
成用フォトマスクにマスク描画時の倍率補正を行うこと
で、微小サイジングを施し、有効画素領域周辺において
センサー開口部に対してオンチップマイクロレンズが光
学中心方向にオフセットすることで斜め光に対しても有
効にセンサー開口中心に集光する構造にすることが行わ
れている。
【0009】このように、セルの微細化に伴う感度の減
少およびスミアの抑制のため、従来では、オンチップレ
ンズ等のような上層膜の構造を工夫することにより、有
効に光を受光部に取り込むようにしていたが、例えば4
×4μm以下の画素サイズを有するCCD固体撮像素子
では、オンチップレンズ単独で集光効率を高めること
は、ほぼ限界に近づいている。
【0010】従って、近年、シリコン基板の深くで光電
変換される電荷をも有効に信号電荷として取り出せるよ
う、受光部を従来のものよりも深く形成する動きにあ
る。
【0011】図11および図12に、上記のオンチップ
レンズを有し、かつ、受光部を深く形成している固体撮
像素子の断面図を示す。なお、図11は、撮像部の中央
部における画素の一断面図に対応しており、図12は、
撮像部の周辺部における画素の一断面図に対応してい
る。
【0012】図11および図12に示すように、n型の
シリコン基板10に、信号電荷を発生し一定期間当該信
号電荷を蓄積する受光部5’が基板深くにまで形成され
ており、当該受光部5’下には余分な電荷を掃き捨てる
ためのオーバーフローバリアを形成するp型不純物領域
11が形成されている。
【0013】また、基板10には、p型ウェル12が形
成され、当該p型ウェル内には、n型不純物領域からな
り電荷を転送する電荷転送部13が形成されている。受
光部5’と一方の電荷転送部13との間には、可変ポテ
ンシャル領域を形成するp型不純物領域からなる読み出
しゲート部6が形成され、受光部5’と他方の電荷転送
部13との間には、高濃度のp型不純物領域からなるチ
ャネルストッパ9が基板深部にまで形成されている。
【0014】基板10上には、酸化シリコン等の絶縁膜
14を介して転送電極16が形成されており、当該転送
電極16を被覆するようにして、絶縁膜14を介して遮
光膜17が形成されており、遮光膜17には、受光部
5’の上方に開口部が形成されている。また、遮光膜1
7は、受光部5’内に若干張り出すように形成されてい
る。
【0015】遮光膜17を被覆して全面に、例えば、酸
化シリコン等からなる平坦化膜20が形成されており、
平坦化膜20上には、例えば、窒化シリコン等からなる
パッシベーション膜30が形成されている。
【0016】パッシベーション膜30上に、オンチップ
カラーフィルタ(OCCF)40が形成されており、オ
ンチップカラーフィルタ40上には、光透過材料からな
るオンチップレンズ(OCL)50が形成されている。
【0017】ここで、図11に示すように、撮像部の中
央部においては、オンチップレンズ50の光軸が受光部
5’のほぼ中心にくるように形成されており、図12に
示すように、撮像部の周辺部においては、オンチップレ
ンズ50の光軸が受光部5’に対して光の入射方向にシ
フトして形成されており、これにより撮像部の周辺部に
おいて斜め光をも有効に受光部5’に集光できる構造と
なっている。
【0018】図13に、上記の受光部5’の構造および
それに伴うポテンシャルプロファイルを示す。なお、図
13(a)は、従来の受光部のポテンシャルプロファイ
ルであり、図13(b)は近年の受光部5’を基板深く
まで形成している場合のポテンシャルプロファイルであ
る。
【0019】従来、図13(a)に示すように、受光部
は、入射光が光電変換された後、電荷の蓄積を行うn型
不純物領域と、n型不純物領域の基板表面部分に形成さ
れ、界面準位によって発生する電荷の湧き出し(暗電
流)を抑制するための高濃度にp型不純物を含有するp
+ 不純物領域とを有し、受光部下にはオーバーフローバ
リアOFBを形成するp型不純物領域が形成されてい
る。
【0020】それに比して、近年では、図13(b)に
示すように、さらにオーバーフローバリアを形成するp
型不純物領域を基板深くに形成しておき、入射光が光電
変換された後、電荷の蓄積を行う高濃度にn型不純物を
含有するn+ 不純物領域と上記のp型不純物領域との間
を繋ぐように、低濃度にn型不純物を含有するn- 不純
物領域が形成されており、これにより、受光部の空乏層
を滑らかに伸ばすようにしている。この構造において
は、n- 不純物領域は注入エネルギーを変えて多段階で
イオン注入して形成する。
【0021】図11に示すように、上記の固体撮像素子
では、入射した光L1は、オンチップレンズ50により
受光部5’に集光され、受光部5’で光電変換され、入
射光量に応じた量の信号電荷が発生する。この電荷は、
受光部5’内のn+ 不純物領域内で一定期間蓄積され、
後に信号電荷として読み出されることとなる。ここで、
受光部5’を深く形成していることから、基板深くにお
いて光電変換した光によって発生した信号電荷を基板1
0側に捨てずに有効に、n+ 不純物領域において蓄積す
ることができ、感度を向上させることができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】一方、図12に示すよ
うに、撮像部の周辺部に配された画素においては、オン
チップレンズ50の光軸が光の入射方向にシフトしてい
ることから、斜め光L2がオンチップレンズ50により
有効に受光部5’に集光されることとなる。しかしなが
ら、受光部5’を深さ方向において深く形成している場
合であっても、斜めから入ってくる光は、受光部5’の
形成領域とははずれた位置において光電変換されて、当
該光電変換された信号電荷が受光部5’に有効に蓄積さ
れずに、電荷転送部13へ漏れこんでしまう場合があっ
た。
【0023】すなわち、電荷を基板側にできるだけ捨て
ずに有効に取り込むため受光部を基板深くにまで形成す
る手法は、特に撮像部の周辺部において、先に述べたシ
リコンバルク中で光電変換された電荷が垂直転送部に流
れ込むスミア発生モードについての有効な対策とはなら
ず、光電変換された電子の一部は電荷転送部13に漏れ
込んでしまい、スミアシェーディングが発生してしまう
という問題があった。
【0024】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、斜め光が入射する撮像部の周辺部
においてもスミアの発生を抑制して、感度を向上させる
ことができる固体撮像装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の固体撮像装置は、光を受光して信号電荷を
発生する受光部が基板に複数形成されている固体撮像装
置であって、前記受光部は、前記基板面内における当該
各受光部の位置に応じて、前記基板の深さ方向のポテン
シャルプロファイルが異なるように形成されている。
【0026】前記受光部は、所定の深さにまで形成さ
れ、信号電荷が主に蓄積される第1の受光部と、前記第
1の受光部下に形成され、光を受光して信号電荷を発生
する第2の受光部とを有し、前記第1の受光部に対する
前記第2の受光部の位置が、前記基板面内における当該
各受光部の位置に応じて、異なるように形成されてい
る。
【0027】前記基板面内における中央部から周辺部へ
いくに従って、前記第1の受光部に対する前記第2の受
光部の位置のずれが大きくなるように形成されている。
【0028】前記基板および前記受光部は第1導電型で
あり、前記受光部下に形成され、オーバーフローバリア
となる第2導電型領域をさらに有する。
【0029】前記受光部の上方に形成され、前記受光部
へ向けて光を集光するオンチップレンズをさらに有す
る。各受光部に対応する前記オンチップレンズの光軸中
心が、前記基板面内における当該各受光部の位置に応じ
て異なるように形成されている。前記基板面内における
中央部から周辺部へいくに従って、前記受光部に対する
前記オンチップレンズの光軸中心の位置のずれが大きく
なるように形成されている。
【0030】前記受光部の上方に形成され、前記受光部
へ向けて光を集光するオンチップレンズをさらに有し、
各受光部に対応する前記オンチップレンズの光軸中心
が、前記基板面内における当該各受光部の位置に応じて
ずれて形成され、前記第1の受光部に対する前記第2の
受光部の位置が、前記オンチップレンズのずれている方
向とは逆の方向にずれている。
【0031】上記の本発明の固体撮像装置では、受光部
は、基板面内における当該各受光部の位置に応じて、基
板の深さ方向のポテンシャルプロファイルが異なるよう
に形成されている。従って、入射光を受光部において受
光する際に、基板の特に周辺部においては、基板の内側
から外側、あるいは基板の外側から内側にかけて進行す
る斜め光が入射してくることから、基板の周辺部に形成
された受光部のポテンシャルプロファイルを、受光部内
における斜め光の進行方向へ向けて傾けた構造とするこ
とにより、斜め光が受光部内で有効に光電変換されて信
号電荷として蓄積される。また、基板の中央部において
は、周辺部に比してそれほど斜め光が入射されないこと
から、基板に垂直方向に伸ばしたポテンシャルプロファ
イルとすることで、基板深くで光電変換された電荷をも
信号電荷として蓄積されるようになる。このとき、基板
の中央部から周辺部にいくに従って、基板面の法線に対
する入射光の角度が大きくなって斜め光が入射しやすく
なることから、上記の傾き具合も、基板の中央部から周
辺部にいくに従って連続的に大きくなるように形成され
ていることが好ましい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の固体撮像装置の
実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0033】図1は本実施形態に係る固体撮像装置の主
要な構成を示す図である。本実施形態に係る固体撮像装
置1は、撮像部2、水平転送部3、出力部4を有する。
出力部4は、例えば、フローティングゲートにて構成さ
れた電荷−電圧変換部4aを有する。
【0034】撮像部2は、受光部5、読み出しゲート部
6および垂直転送部7からなる画素8を、平面マトリッ
クス状に多数配置させて構成されている。各画素8間
は、不図示のチャネルストッパで電気的に干渉しないよ
うに分離されている。
【0035】垂直転送部7は、受光部5の列ごとに共通
化され所定の本数、配置されている。撮像部2に、垂直
転送部7を駆動する4相のクロック信号φV1,φV
2,φV3,φV4が入力される。水平転送部3に、こ
れを駆動する2相のクロック信号φH1,φH2が入力
される。
【0036】上記の水平転送部3および垂直転送部7
は、半導体基板の表面側に不純物が導入されて形成され
たマイノリティ・キャリアの電位井戸と、絶縁膜を介在
させた基板上に互いに絶縁分離して繰り返し形成された
複数の電極(転送電極)とから構成されている。これら
の転送部3,7には、その転送電極に対して上記したク
ロック信号φV1,φV2,φV3,φV4,φH1,
φH2がそれぞれ周期的に位相をずらして印加される。
これら転送部3,7は、転送電極に印加されるクロック
信号に制御されて上述した電位井戸のポテンシャル分布
が順次変化し、この電位井戸内の電荷をクロック信号の
位相ずれ方向に転送する、いわゆるシフトレジスタとし
て機能する。
【0037】図2は、図1に示す撮像部2における要部
拡大平面図である。図2に示すように、矩形形状の受光
部5が、水平および垂直方向にマトリックス状に複数配
置されている。
【0038】マトリックス状に配置された受光部5間に
おいて、第1層目のポリシリコンからなる第1転送電極
15が水平方向に延伸して形成されている。第1転送電
極15は、受光部5の両側部において、垂直方向に若干
延びた矩形形状を有している。
【0039】また、第1転送電極15上には、第2層目
のポリシリコンからなる第2転送電極16が延伸して形
成されている。第2転送電極16は、受光部5の両側部
において、垂直方向に隣接した第1転送電極15と重な
るように延びた矩形形状を有している。
【0040】図3に、撮像部2の中央部における図2の
A−A’線に対応する断面図を示し、図4に撮像部2の
周辺部における図2のA−A’線に対応する断面図を示
す。
【0041】図3および図4に示すように、n型のシリ
コン基板10に、信号電荷を発生し一定期間当該信号電
荷を蓄積する受光部5が基板深くにまで形成されてお
り、当該受光部5下には余分な電荷を掃き捨てるための
オーバーフローバリアを形成するp型不純物領域11が
形成されている。p型不純物領域11は、例えば、基板
面から4μm程度の深さの位置に形成されている。
【0042】受光部5は、入射光が光電変換された後、
電荷の蓄積を行う高濃度にn型不純物を含有するn+
純物領域5aと、n+ 型不純物領域5aとp型不純物領
域11との間を繋ぐように形成された、低濃度にn型不
純物を含有するn- 不純物領域5bとを有し、これによ
り、受光部の空乏層を滑らかに伸ばすようにしている。
また、n+ 不純物領域5aの基板表面部分に形成され、
界面準位によって発生する電荷の湧き出し(暗電流)を
抑制するための高濃度にp型不純物を含有するp+ 不純
物領域5cが形成されている。なお、n+ 不純物領域5
aは、例えば、基板面から0.5μm程度の深さにまで
形成されており、n- 不純物領域5bは、例えば、基板
面から0.5μm程度の深さから4μm程度の深さにま
で形成されている。
【0043】図3および図4に示すように、撮像部2の
中央部においては、n+ 型不純物領域5aの直下にn-
不純物領域5bが形成されており、撮像部2の周辺部に
おいては、n+ 不純物領域5aに対して所定量だけ平面
方向にシフトして、n- 不純物領域5bが形成されてい
る。
【0044】このn- 不純物領域5bは、使用するカメ
ラレンズの射出瞳距離がマイナスの場合は、撮像部2の
周辺部において、撮像部の中央から周辺に向かう光が入
射することから、受光部5のn- 不純物領域5bが撮像
部の中央部から周辺部に行くに従い、n+ 不純物領域5
aに対して周辺方向へのオフセット量が連続的に増える
ように形成されている。反対に、射出瞳距離がプラスの
場合は、撮像部2の周辺部において、撮像部の周辺から
中央に向かう光が入射することから、受光部5のn-
純物領域5bが撮像部の中央部から周辺部に行くに従
い、n+ 不純物領域5aに対して中央方向へのオフセッ
ト量が連続的に増えるように形成されている。
【0045】また、基板10には、p型ウェル12が形
成され、当該p型ウェル12内には、n型不純物領域か
らなり電荷を転送する電荷転送部13が形成されてい
る。電荷転送部13は、例えば、基板面から0.2μm
程度の深さにまで形成されている。受光部5と一方の電
荷転送部13との間には、可変ポテンシャル領域を形成
するp型不純物領域からなる読み出しゲート部6が形成
され、受光部5と他方の電荷転送部13との間には、高
濃度のp型不純物領域からなるチャネルストッパ9が基
板深部にまで形成されている。
【0046】基板10上には、酸化シリコンなどの絶縁
膜14aが形成され、電荷転送部13上には絶縁膜14
aを介して、図示しない領域において、図2に示した第
1層目のポリシリコンなどからなる第1転送電極15が
形成されている。また、第1転送電極15と一部が重な
り合う状態で、絶縁膜14a上には、第2転送電極16
が形成されている。
【0047】第2転送電極16の表面を被覆して、酸化
シリコンなどの絶縁膜14bが形成されており、図示は
しないが、第1の転送電極15の表面にも同様な絶縁膜
が形成されている。また、絶縁膜に被覆された第1およ
び第2の転送電極15,16を被覆して、遮光膜との耐
圧性確保および寄生容量低減のために、さらに、酸化シ
リコンからなる絶縁膜14cが全面に形成されている。
【0048】このように、第1および第2転送電極1
5,16は、絶縁膜14a,14b,14cからなる絶
縁膜14に埋め込まれて形成されている。なお、図3お
よび図4に示す電荷転送部13と転送電極15,16
が、図1に示す垂直転送部7に相当する。
【0049】絶縁膜14上には、転送電極15,16を
被覆するように、例えば、タングステン(W)などの高
融点金属からなる遮光膜17が形成されており、当該遮
光膜17には、受光部5の上方に開口部17aが形成さ
れている。また、遮光膜17は、受光部5内に若干張り
出すように形成されている。このように、遮光膜17が
転送電極15,16を被覆し、かつ、受光部5内に若干
張り出すように形成されているのは、遮光膜17の電荷
転送部13に対する遮光性を高めてスミアを抑えるため
である。
【0050】遮光膜17を被覆して全面に、例えば、酸
化シリコンなどからなる平坦化膜20が形成されてお
り、平坦化された平坦化膜20の表面を被覆して全面
に、例えば、窒化シリコンからなるパッシベーション膜
30が形成されている。
【0051】パッシベーション膜30上に、オンチップ
カラーフィルタ(OCCF)40が形成されている。オ
ンチップカラーフィルタ40は、原色系のカラーコーデ
ィング方式では赤(R)、緑(G)、青(B)のいずれ
かに着色され、補色系では、例えば、シアン(Cy)、
マゼンタ(Mg)、イエロー(Ye)、緑(G)などの
いずれかに着色されている。
【0052】オンチップカラーフィルタ40上に、ネガ
型感光樹脂などの光透過材料からなるオンチップレンズ
(OCL)50が形成されている。オンチップレンズ5
0は遮光膜上方の光も有効利用して受光部5内に入射さ
せるため、無効領域となる隙間をできるだけ少なくする
ように形成されている。図3および図4に示すように、
撮像部2の中央部においては、受光部5の直上にオンチ
ップレンズ50が形成されており、撮像部2の周辺部に
おいては、受光部5に対して所定量だけ平面方向にシフ
トして、オンチップレンズ50が形成されている。
【0053】すなわち、オンチップレンズ50は、使用
するカメラの射出瞳距離に合わせて位置補正を行ってお
り、例えば、射出瞳距離がマイナスの場合は、撮像部2
の周辺部において、撮像部の中央から周辺に向かう光が
入射することから、受光部5に対するオンチップレンズ
50の位置が、撮像部の中央部から周辺部に行くに従
い、中央方向へのオフセット量が連続的に増えるように
形成されている。反対に、射出瞳距離がプラスの場合
は、撮像部2の周辺部において、撮像部の周辺から中央
に向かう光が入射することから、受光部5に対するオン
チップレンズ50の位置が、撮像部の中央部から周辺部
に行くに従い、周辺方向へのオフセット量が連続的に増
えるように形成されている。
【0054】上記構成の本実施形態に係る固体撮像装置
の動作について説明する。図5に、撮像部の周辺部にお
ける光の光電変換作用を説明するための断面図を示す。
【0055】入射した光は、オンチップレンズ50によ
り受光部5に集光され、受光部5に入射光が入ると、基
板10に対して逆バイアスされたフォトダイオード(受
光部5)で光電変換され、入射光量に応じた量の電荷が
発生する。この電荷は、受光部5内のn+ 不純物領域5
a内で一定期間蓄積される。
【0056】この光電変換の際に、図3に示す撮像部2
の中央部においては、受光部5の上に形成されたオンチ
ップレンズ50から集光される光のほとんどは基板深く
まで形成した受光部5内において光電変換されて、受光
部5の主にn+ 不純物領域5a内で一定期間蓄積され
る。
【0057】一方、撮像部2の周辺部においては、図5
に示すように、斜め光L2を有効に取り込むためにオン
チップレンズ50の光軸は、受光部5に対して光の入射
方向にシフトして形成されており、このオンチップレン
ズ50により導かれる光も受光部5に対して斜めに入射
することとなる。
【0058】このとき、本実施形態では、基板10の比
較的深い領域に形成されるn- 不純物領域5bが、基板
内において斜め光L2が進行する方向にシフトして形成
されていることから、当該斜め光L2を光電変換させる
ための領域の長さが実質的に長くなり、斜め光L2をも
有効に信号電荷として取り出せることとなる。このこと
は、斜め光L2が受光部5からはずれた位置で光電変換
されるのを防止でき、その結果、当該電荷が電荷転送部
13へ漏れこんでスミアが発生することを防止すること
ができる。
【0059】以降の動作としては、第2転送電極16に
読み出し電圧が印加されて、電荷が電荷転送部13へ転
送され、さらに、転送電極15,16に対してそれぞれ
周期的に位相をずらして転送電圧が印加され、電荷が垂
直方向に転送されて、水平転送部3に送られていく。そ
して、水平転送部3に送られた電荷は水平方向に転送さ
れ、出力部4から時系列な画像信号として取り出される
ことになる。
【0060】以上のように、本実施形態に係る固体撮像
装置によれば、撮像部2の中央部においては、とくに構
造的な変化はないが、撮像部の周辺部においては、図4
に示すように、受光部5のポテンシャルプロファイルが
中心あるいは周辺方向に向かって傾いた構造となってい
ることから、斜め光が入射する撮像部の周辺部において
も、基板深くで光電変換された電荷が効果的に受光部5
のn+ 不純物領域5a内に蓄積されるため、有効に信号
電荷を取り出すことができ、かつ、スミア成分の発生を
抑制することができる。また、上述した構造では、比較
的、基板表面側の受光部5のプロファイルには影響がな
いため、読み出し電圧やブルーミング特性に対しての影
響もなく、受光部5を2次元的に全体的に広げてしまう
構造に比べても、隣接する画素どうしの混色も起きにく
く、スミア以外の他の特性への影響は少ないと考えられ
る。
【0061】次に、上記の本実施形態に係る固体撮像装
置の製造方法について、図6(a)〜図10(j)を用
いて説明する。なお、図6(a)〜図10(j)は、撮
像部2の周辺部における工程断面図を示しており、図4
に対応するものである。
【0062】まず、図6(a)に示すように、n型のシ
リコン基板10に、例えば、イオン注入法により、p型
不純物としてボロン(B)を、3〜10MeV程度の注
入エネルギーで注入して、基板面から4μm程度の深さ
の部分に、オーバーフローバリアとなるp型不純物領域
11を形成する。
【0063】次に、図6(b)に示すように、n型のシ
リコン基板10に、例えば、イオン注入法により、砒素
(As)やリン(P)等のn型不純物を2×1011〜1
×1012atoms/cm2 程度の濃度で注入して、n
- 不純物領域5bを形成する。このn- 不純物領域5b
は、基板面から約0.5μm程度の深さから約4μm程
度の深さに渡って形成する必要があることから、注入エ
ネルギーを変えて複数回イオン注入することにより形成
する。
【0064】このn- 不純物領域5bを形成する際に、
使用するカメラレンズの射出瞳距離に合わせて、撮像部
の周辺部にいくに従い、後に形成するn+ 不純物領域5
aに対して、連続的にオフセット量が増えるようにシフ
トさせて形成する必要がある。従って、n- 不純物領域
形成のためのイオン注入マスク描画用の基準のCADデ
ータにプラスあるいはマイナスのスケーリングをかけ
て、イオン注入用マスクを製造することで、製造される
フォトマスクは、撮像部の周辺部に向かうに従って、イ
オン注入パターンが撮像部の周辺方向あるいは中央方向
にずれていくイオン注入パターンとなる。例えば、4×
4μmの画素サイズで、水平方向画素数が760ビット
の場合は、スケーリング倍率を1.0007倍とするこ
とで撮像部の周辺部では、イオン注入パターンが後に形
成するn+ 不純物領域5aに対して約1μmずれること
となる。このようにして作製されたイオン注入用マスク
を用いて形成されたn- 不純物領域5bは、撮像部の周
辺部において、図4に示すように画素中心から大きくず
れた構造を有することとなる。
【0065】次に、図7(c)に示すように、基板10
の全面にp型不純物を所定条件でイオン注入して、後に
読み出しゲート部となる読み出しゲート部用領域6aを
形成する。
【0066】次に、図7(d)に示すように、電荷転送
部形成領域に所定の条件で、p型不純物をイオン注入し
て電荷転送部用のp型ウェル12を形成し、n型不純物
をイオン注入して電荷転送部13を形成する。続いて、
チャネルストッパ形成領域に、p型不純物を高濃度にイ
オン注入してチャネルストッパ9を形成する。
【0067】次に、図8(e)に示すように、基板10
上に、例えば、熱酸化法により、酸化シリコン膜などを
堆積させ絶縁膜14aを形成し、絶縁膜14a上に、不
図示の領域において第1転送電極をパターニング形成
し、絶縁膜を介して第1転送電極上に一部が重なるよう
に、第2転送電極16をパターニング形成する。続い
て、当該第1および第2転送電極15,16をマスクと
して、例えば、イオン注入法により、砒素(As)やリ
ン(P)等のn型不純物を1×1012〜2×1012at
oms/cm2 程度の濃度で注入して、第1および第2
転送電極15,16に対して自己整合的にn+ 不純物領
域5aを形成する。
【0068】次に、図8(f)に示すように、熱酸化法
により第2転送電極16を被覆する絶縁膜14bを形成
した後、後に形成する遮光膜17との耐圧確保および寄
生容量低減のために、例えば、CVD法により、全面に
酸化シリコンを堆積させ絶縁膜14cを形成する。そし
てさらに、絶縁膜14cで覆われた第1および第2転送
電極15,16をマスクとして、所定条件で高濃度にp
型不純物をイオン注入して、絶縁膜14cに被覆された
第1および第2転送電極15,16に対して、自己整合
的にp+ 不純物領域5cを形成する。このとき、図7
(c)に示す工程で形成した読み出しゲート部用領域6
aのうち、上記の各種の不純物領域形成後に残った領域
が読み出しゲート部6として、受光部5と電荷転送部1
3との間に形成されることとなる。なお、以降の工程に
おいて、絶縁膜14a,14b,14cを絶縁膜14と
称する。
【0069】次に、図9(g)に示すように、転送電極
15,16を被覆するように、絶縁膜14上にタングス
テン(W)などの高融点金属をCVD法により堆積さ
せ、当該高融点金属膜を受光部5の上方で開口部17a
を有するようにパターニングして遮光膜17を形成す
る。
【0070】次に、図9(h)に示すように、遮光膜1
7およびその開口部17a内を被覆して全面に、CVD
法により、例えば、酸化シリコンを堆積させて、平坦化
膜20を形成する。続いて、平坦化膜20の上にレジス
トを塗布した全面エッチバック法、あるいは、CMP
(Chemical Mechanical Polishing)法により、平坦化膜
20の表面を平坦化する。
【0071】次に、図10(i)に示すように、平坦化
膜23を被覆して全面に、プラズマCVD法により窒化
シリコンを堆積させて、パッシベーション膜30を形成
する。
【0072】次に、図10(j)に示すように、パッシ
ベーション膜30上に、例えば、染色法によりオンチッ
プカラーフィルタ40を形成する。染色法では、カゼイ
ンなどの高分子に感光剤を添加して塗布し、露光、現
像、染色および定着を色ごとに繰り返す。その他、分散
法、印刷法または電着法等を用いてオンチップカラーフ
ィルタ40を形成してもよい。
【0073】そして、最後に、例えば、所定の曲率を有
するレンズ形状のレジストパターンをマスクとしたエッ
チングにより、ネガ型感光性樹脂などの光透過性樹脂を
加工してオンチップレンズ50を形成する。なお、この
オンチップレンズ50の形成の際にも、公知の手法によ
って、撮像部の中央部から周辺部にいくに従い、オンチ
ップレンズ50の光軸が受光部5に対して、光の入射方
向へ連続的にオフセット量が増えるようにシフトさせて
形成する。以上により、上述した効果を有する固体撮像
装置が製造される。
【0074】上記の本実施形態に係る固体撮像装置の製
造方法によれば、基板深くで光電変換された電荷をも有
効に受光部に蓄積させるために、注入エネルギーを複数
回変えて、多段階でイオン注入して受光部を形成させる
場合に、このイオン注入の際のn- 不純物領域5bの形
成のためのイオン注入マスクの注入パターンを変えるの
みで、製造工程を増加させることなく、上述した効果を
奏する固体撮像装置を製造することができる。
【0075】本発明の固体撮像装置は、上記の実施形態
の説明に限定されない。例えば、本実施形態において
は、n- 不純物領域5bの形成工程において、注入エネ
ルギーを複数回変えてイオン注入するとしたが、これに
限られるものでなく、例えば、注入エネルギーの他に、
不純物濃度を変化させることも有効である。また、例え
ば、基板の上層構造については特に制限はなく、例え
ば、オンチップレンズ50と受光部5との間に層内レン
ズを設けてもよい。また、本実施形態においては、イン
ターライン転送方式の固体撮像装置について説明した
が、これに限られるものでなく、他の転送方式の固体撮
像装置にも適用できる。その他、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で、種々の変更が可能である。
【0076】
【発明の効果】本発明の固体撮像装置によれば、斜め光
が入射する撮像部の周辺部においてもスミアの発生を抑
制して、感度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る固体撮像装置の概略構成部で
ある。
【図2】本実施形態に係る固体撮像装置の撮像部におけ
る要部拡大平面図である。
【図3】撮像部の中央部における図2のA−A’線に沿
った断面図である。
【図4】撮像部の周辺部における図2のA−A’線に沿
った断面図である。
【図5】本実施形態に係る固体撮像装置の効果を説明す
るための図である。
【図6】本実施形態に係る固体撮像装置の製造におい
て、n- 不純物領域の形成工程までを示す断面図であ
る。
【図7】図6に続く、電荷転送部およびチャネルストッ
パの形成工程までを示す断面図である。
【図8】図7に続く、受光部の形成工程までを示す断面
図である。
【図9】図8に続く、平坦化膜の形成工程までを示す断
面図である。
【図10】図9に続く、オンチップカラーフィルタの形
成工程までを示す断面図である。
【図11】従来例に係る固体撮像装置の撮像部の中央部
における断面図である。
【図12】従来例に係る固体撮像装置の撮像部の周辺部
における断面図である。
【図13】従来例に係る固体撮像装置の受光部のプロフ
ァイルを示す図である。
【符号の説明】
1…固体撮像装置、2…撮像部、3…水平転送部、4…
出力部、4a…電荷−電圧変換部、5,5’…受光部、
5a…n+ 不純物領域、5b…n- 不純物領域、5c…
+ 不純物領域、6…読み出しゲート部、6a…読み出
しゲート部用領域、7…垂直転送部、8…画素、9…チ
ャネルストッパ、10…基板、11…p型不純物領域、
12…p型ウェル、13…電荷転送部、14,14a,
14b,14c…絶縁膜、15…第1転送電極、16…
第2転送電極、17…遮光膜、17a…開口部、20…
平坦化膜、30…パッシベーション膜、40…オンチッ
プカラーフィルタ、50…オンチップレンズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA05 AA10 AB01 BA10 CA04 CA26 CA34 CA40 CB14 DA03 DA18 DB06 DB08 EA01 EA07 EA15 EA16 FA06 FA13 FA26 FA35 GB11 GC08 GC09 GD04 5C024 CX13 EX43 GY01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光を受光して信号電荷を発生する受光部が
    基板に複数形成されている固体撮像装置であって、 前記受光部は、前記基板面内における当該各受光部の位
    置に応じて、前記基板の深さ方向のポテンシャルプロフ
    ァイルが異なるように形成されている固体撮像装置。
  2. 【請求項2】前記受光部は、所定の深さにまで形成さ
    れ、信号電荷が主に蓄積される第1の受光部と、前記第
    1の受光部下に形成され、光を受光して信号電荷を発生
    する第2の受光部とを有し、 前記第1の受光部に対する前記第2の受光部の位置が、
    前記基板面内における当該各受光部の位置に応じて、異
    なるように形成されている請求項1記載の固体撮像装
    置。
  3. 【請求項3】前記基板面内における中央部から周辺部へ
    いくに従って、前記第1の受光部に対する前記第2の受
    光部の位置のずれが大きくなるように形成されている請
    求項2記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】前記基板および前記受光部は第1導電型で
    あり、 前記受光部下に形成され、オーバーフローバリアとなる
    第2導電型領域をさらに有する請求項1記載の固体撮像
    装置。
  5. 【請求項5】前記受光部の上方に形成され、前記受光部
    へ向けて光を集光するオンチップレンズをさらに有する
    請求項1記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】各受光部に対応する前記オンチップレンズ
    の光軸中心が、前記基板面内における当該各受光部の位
    置に応じて異なるように形成されている請求項5記載の
    固体撮像装置。
  7. 【請求項7】前記基板面内における中央部から周辺部へ
    いくに従って、前記受光部に対する前記オンチップレン
    ズの光軸中心の位置のずれが大きくなるように形成され
    ている請求項6記載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】前記受光部の上方に形成され、前記受光部
    へ向けて光を集光するオンチップレンズをさらに有し、
    各受光部に対応する前記オンチップレンズの光軸中心
    が、前記基板面内における当該各受光部の位置に応じて
    ずれて形成され、 前記第1の受光部に対する前記第2の受光部の位置が、
    前記オンチップレンズのずれている方向とは逆の方向に
    ずれている請求項3記載の固体撮像装置。
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