JP2003076648A - データ伝送方法およびデータ伝送システム - Google Patents

データ伝送方法およびデータ伝送システム

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JP2003076648A
JP2003076648A JP2001268245A JP2001268245A JP2003076648A JP 2003076648 A JP2003076648 A JP 2003076648A JP 2001268245 A JP2001268245 A JP 2001268245A JP 2001268245 A JP2001268245 A JP 2001268245A JP 2003076648 A JP2003076648 A JP 2003076648A
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Yuji Funato
裕二 舟戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送路を介して接続された送信装置と受信装
置との相互間でデータの送受信を簡単かつ確実に行うこ
とのできるデータ伝送方法およびデータ伝送システムを
提供する。 【解決手段】 送信装置10および受信装置20のそれ
ぞれに、物理インターフェース11,21、プログラム
インターフェース12,22、サービスディスカバリイ
ンターフェース13,23およびドライバプログラム1
4,24を配設し、共有したドライバプログラム14,
24に基づいてデータの送受信を行うように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送路を介して接
続された送信側となる送信装置と受信側となる受信装置
との相互間でデータの送受信を行うのに好適なデータ伝
送方法およびデータ伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、伝送路を介して接続された送
信側となる送信装置と受信側となる受信装置との相互間
でデータの送受信を行うことのできるデータ伝送システ
ムが知られている。このようなデータ伝送システムとし
ては、デジタルカメラとそのデジタルカメラに接続され
るプリンタとの組み合わせ、パーソナルコンピュータと
そのコンピュータに接続されるディスプレイなどの周辺
機器との組み合わせなどがある。
【0003】前記デジタルカメラとそのデジタルカメラ
に接続されるプリンタとの組み合わせにおいては、送信
装置であるデジタルカメラと受信装置であるプリンタと
を有線あるいは無線による伝送路により接続し、デジタ
ルカメラにより撮影したデジタルデータからなる画像デ
ータをプリンタで印刷して出力することができるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のデジタルカメラとそのデジタルカメラに接続さ
れるプリンタとの組み合わせからなるデータ伝送システ
ムにおいては、使用に供するプリンタに対応したプリン
タドライバ(デバイスドライバ)をデジタルカメラにプ
リインストール、詳しくは、予め、あるいはデジタルカ
メラとプリンタとの接続を認識した時点で、使用に供す
るプリンタに対応したプリンタドライバをデジタルカメ
ラにインストールする必要があり、使用環境を整えるた
めに手間がかかるという問題点があった。
【0005】また、従来のデジタルカメラとそのデジタ
ルカメラに接続されるプリンタとの組み合わせからなる
データ伝送システムにおいては、図4に示すように、同
じメーカーのデジタルカメラとプリンタとの組み合わせ
による接続性のみが確保されており、メーカーの異なる
デジタルカメラとプリンタとを接続して用いることがで
きないという問題点があった。
【0006】すなわち、従来のプリンタは、デジタルカ
メラの専用機となっているのが実状である。このこと
は、デジタルカメラ側に次々と発売される全てのプリン
タを利用するためのプリンタドライバを記憶することは
不可能であること、デジタルカメラのメモリに多種多様
のプリンタドライバを記憶させるためにはメモリの容量
が膨大になり、コストが増加するとともに、メモリのサ
イズが大きくなり、デザインに制約が生じたり、近年の
装置に要求される小型化および軽量化の阻害要因となる
ことなどの理由によるものである。
【0007】なお、上記問題点は、パーソナルコンピュ
ータとそのパーソナルコンピュータに接続される周辺機
器との組み合わせにおいても同様である。すなわち、パ
ーソナルコンピュータのOS側で全ての周辺機器を制御
するソフトウエアを作成することは不可能であり、周辺
機器側でそれぞれのOSに対応したドライバを製品に付
属させて提供し、使用者側においてドライバをパーソナ
ルコンピュータに予めインストールしている。
【0008】そこで、伝送路を介して接続された送信装
置と受信装置との相互間でデータの送受信を簡単に行う
ことのできるデータ伝送方法およびデータ伝送システム
が求められている。
【0009】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、伝送路を介して接続された送信装置と受信措置
との相互間でデータの送受信を簡単かつ確実に行うこと
のできるデータ伝送方法およびデータ伝送システムを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため本発明に係るデータ伝送方法の特徴は、送信装置と
受信装置とをデータの送受信が可能なように接続した後
に送信装置と受信装置との接続を認識し、その後、送信
装置および受信装置の相互間において相互の機能および
能力を確認して相互間のデータ通信の規約を取り決め、
その後、送信装置および受信装置の少なくとも一方のド
ライバプログラムを送信装置と受信装置との両者で共有
し、その後共有したドライバプログラムに基づいてデー
タの送受信を行うようにした点にある。そして、このよ
うな構成を採用したことにより、送信装置および受信装
置は、接続された相手の機種にかかわりなく相手のドラ
イバプログラムを使用してデータの送受信を実行できる
ので、伝送路を介して接続された送信装置と受信装置と
の相互間でデータの送受信を簡単かつ確実に行うことが
できる。
【0011】本発明に係るデータ伝送方法においては、
共有するドライバプログラムが、受信装置のドライバプ
ログラムであることが望ましい。
【0012】本発明に係るデータ伝送方法においては、
送信装置および受信装置の相互間において相互の機能お
よび能力を確認し、相手方装置の機能を使いたい側を主
動側として、処理能力の高い方の装置により多くの処理
を行わせるように、それぞれの装置の動作および処理の
受け持ちの割合を決定することが望ましい。
【0013】本発明に係るデータ伝送システムの特徴
は、送信装置および受信装置のそれぞれに、物理インタ
ーフェース、プログラムインターフェース、サービスデ
ィスカバリインターフェースおよびドライバプログラム
を配設し、物理インターフェースは、送信装置および受
信装置の相互間の接続を認識するように形成し、プログ
ラムインターフェースは、接続された相手から受け取っ
たドライバプログラムを実行し、接続された相手の機能
と自身の機能との間を取り持つように形成し、サービス
ディスカバリインターフェースは、接続された相手の機
能および能力を確認して相互間のデータ通信の規約を取
り決めた後、送信装置および受信装置の少なくとも一方
のドライバプログラムを送信装置と受信装置との両者で
共有するように送受信可能に形成し、ドライバプログラ
ムは、分割可能、かつ接続された相手および自身のプロ
グラムインターフェース上で動作するように形成し、共
有したドライバプログラムに基づいてデータの送受信を
行うように形成した点にある。そして、このような構成
を採用したことにより、送信装置および受信装置は、接
続された相手の機能の機種にかかわりなく相手のドライ
バプログラムを使用してデータの送受信を実行できるの
で、伝送路を介して接続された送信装置と受信装置との
相互間でデータの送受信を簡単かつ確実に行うことがで
きる。
【0014】本発明に係るデータ伝送システムにおいて
は、共有するドライバプログラムが、受信装置のドライ
バプログラムであることが望ましい。
【0015】本発明に係るデータ伝送システムにおいて
は、送信装置および受信装置の相互間において、相互の
機能および能力を確認し、相手方装置の機能を使いたい
側を主動側として、処理能力の高い方の装置により多く
の処理を行わせるように、それぞれの装置の動作および
処理の受け持ちの割合を決定することが望ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。
【0017】まず、本発明に係るデータ伝送方法が適用
されるデータ伝送システムの実施形態について図1を参
照して説明する。
【0018】図1は本発明のデータ伝送方法が適用され
るデータ伝送システムの実施形態の要部を示すブロック
図である。
【0019】図1に示すように、本実施形態のデータ伝
送システム1は、送信側である送信装置10と受信側で
ある受信装置20と伝送路30とを有している。
【0020】一方の送信装置10は、データを形成して
送信するためのものであり、物理インターフェース1
1、プログラムインターフェース12、サービスディス
カバリインターフェース13およびドライバプログラム
14を有している。
【0021】他方の受信装置20は、データを受信する
ためのものであり、送信装置10と同様に、物理インタ
ーフェース21、プログラムインターフェース22、サ
ービスディスカバリインターフェース23およびドライ
バプログラム24を有している。
【0022】前記物理インターフェース11,21は、
送信装置10と受信装置20とを伝送路30を介して接
続するためのものであり、伝送路30としてケーブルな
どの有線を用いる場合には、USB、IEEE1394
などの規格による物理的なインターフェースが用いられ
る。また、伝送路30として無線を用いる場合には、I
rDA、Bluetoothなどの規格による物理的な
インターフェースが用いられる。なお、物理インターフ
ェース11に用いる規格は、送信装置10と受信装置2
0とを伝送路30を介して接続することのできるもので
あればよく、設計コンセプトなどの必要に応じて各種の
ものから選択すればよい。
【0023】前記プログラムインターフェース12,2
2は、例えば、JAVA(登録商標) VMのような機
能を有するものであり、接続された相手から受け取った
ドライバプログラム14,24を実行し、接続された相
手の機能と自身の機能との間を取り持つように形成され
ている。
【0024】すなわち、一方の送信装置10のプログラ
ムインターフェース12は、接続された相手である受信
装置20から受け取った受信装置20のドライバプログ
ラム24を実行し、接続された相手である受信装置20
の機能と自身である送信装置10の機能との間を取り持
つように形成されている。
【0025】他方の受信装置20のプログラムインター
フェース22は、接続された相手である送信装置10か
ら受け取った送信装置10のドライバプログラム14を
実行し、接続された相手である送信装置10の機能と自
身である受信装置20の機能との間を取り持つように形
成されている。
【0026】前記サービスディスカバリインターフェー
ス13,23は、接続された相手の機能および能力を確
認して相互間のデータ通信の規約である動作、処理の規
約を取り決めた後、送信装置10および受信装置20の
少なくとも一方のドライバプログラムを送信装置10と
受信装置20との両者で共有するように送受信可能に形
成されている。
【0027】すなわち、一方の送信装置10のサービス
ディスカバリインターフェース13は、接続された相手
である受信装置20の機能および能力を確認して相互間
のデータ通信の規約を取り決めた後、送信装置10のド
ライバプログラム14を受信装置20に送信するように
形成されている。
【0028】他方の受信装置20のサービスディスカバ
リインターフェース23は、接続された相手である送信
装置10の機能および能力を確認して相互間のデータ通
信の規約を取り決めた後、受信装置20のドライバプロ
グラム24を送信装置10に送信するように形成されて
いる。
【0029】これらにより、各ドライバプログラム1
4,24が、送信装置10と受信装置20との両者で共
有されることになる。
【0030】なお、送信装置10および受信装置20の
相互間において相互の機能および能力を確認する際に
は、送信装置10および受信装置20の相互の機能およ
び能力を確認し、相手方装置の機能を使いたい側の装置
を主動側とする。そして、それぞれの能力の確認に基づ
き、(処理能力の高い方の装置により多くの処理を行わ
せる方がいいので、)それぞれの装置の動作および処理
の受け持ちの割合を決定する。ここでいう処理能力の高
い方とは、例えば、メモリの空き容量が多い、処理速度
が速いなどの仕様をもつ方である。
【0031】前記ドライバプログラム14,24は、分
割可能、かつ接続された相手および自身のプログラムイ
ンターフェース12,22上で動作するように形成され
ている。
【0032】すなわち、一方の送信装置10のドライバ
プログラム14は、主として接続された相手である受信
装置20のワークメモリ25に送り込んで、受信装置2
0のプログラムインターフェース22上で動作するよう
に形成されている。さらに、受信装置20の能力が低い
場合などの場合によっては、送信装置10のドライバプ
ログラム14は分割され、一部あるいは全部が送信装置
10のプログラムインターフェース12上で動作するよ
うに形成されている。
【0033】他方の受信装置20のドライバプログラム
24は、主として接続された相手である送信装置10の
ワークメモリ15に送り込んで、送信装置10のプログ
ラムインターフェース12上で動作するように形成され
ている。さらに、送信装置10の能力が低い場合などの
場合によっては、受信装置20のドライバプログラム2
4は分割され、一部あるいは全部が受信装置20のプロ
グラムインターフェース22上で動作するように形成さ
れている。
【0034】なお、受信装置20のドライバプログラム
24を受信装置10のワークメモリ15に送り込んでダ
ウンロードさせる構成とすることが、送信装置10およ
び受信装置20のそれぞれの能力を効率よく発揮させる
うえで好ましい。
【0035】また、各部の動作制御は、図示しないCP
U、制御回路およびROMあるいはRAMなどに記憶さ
れている制御プログラムなどに基づいて行われるように
なっている。
【0036】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
のデータ伝送システム1の作用についてデータ伝送方法
とともに図2のフローチャートを参照して説明する。
【0037】本実施形態におけるデータ送受信処理は、
送信側となる送信装置10と受信側となる受信装置10
とを伝送路30を介してデータの送受信が可能なように
接続することにより開始される。
【0038】そして、送信装置10と受信装置20とが
伝送路30を介して接続されると、図示しないCPUな
どからの制御指令により、送信装置10側のステップS
T10および受信装置20側のステップST21において、
物理インターフェース11,21での接続を確認する。
【0039】ついで、送信装置10側のステップST11
および受信装置20側のステップST21において、サー
ビスディスカバリインターフェース13,23が、送信
装置10および受信装置20の相互間において相互の機
能および能力を確認する。
【0040】すなわち、ステップST11において、送信
装置10のサービスディスカバリインターフェース13
が、接続された相手である受信装置20の機能および能
力を確認する。また、ステップST11と同時に、ステッ
プST21において、受信装置20のサービスディスカバ
リインターフェース23が、送信装置10の機能および
能力を確認する。そして、相手方の機能を使いたい側の
装置を主動側、機能を使われる側の装置を受動側と位置
付ける。
【0041】そして、相互の機能および能力を確認する
と、ステップST12およびステップST22において、そ
の処理能力の高い方に、より多くの処理を行わせる方が
効率がいいので、動作および処理の受け持ちの割合を取
り決め、ステップST13およびステップST23におい
て、サービスディスカバリインターフェース13,23
がドライバプログラム14,24の送受信、詳しくは処
理能力の高い装置の方にダウンロードする送信を行う。
【0042】これにより、ドライバプログラム14,2
4は、図1に破線にて示すように、送信装置10および
受信装置20のそれぞれのワークメモリ15,25に保
存され、送信装置10および受信装置20の両者で共用
可能になる。
【0043】この時、一般的には、受信装置20のサー
ビスディスカバリインターフェース23のみが送信装置
10のワークエリア15にダウンロードされる。
【0044】なお、送信装置10の処理能力およびワー
クメモリ15の使用可能容量などに応じて、ドライバプ
ログラム24の複写容量が設定される。したがって、送
信装置10の能力が十分に大きくない場合には、機能毎
に分割可能なドライバプログラム24の一部が送信装置
10に送信され、送信装置10の能力が低い場合には、
ドライバプログラム24は送信装置10に送信されない
で、送信装置10により使用されることになる。つま
り、ドライバプログラム24の一部あるいは全部が送信
装置10のワークメモリ15にダウンロードされた場合
には、ドライバプログラム24の残りは、受信装置20
のプログラムインターフェース22上で動作することに
なる。
【0045】ついで、送信装置10側のステップST14
および受信装置20側のステップST24において、プロ
グラムインターフェース12,22が、ドライバプログ
ラム14,24を実行する。
【0046】ついで、共通のステップST30において、
ドライバプログラム14,24がお互いに通信すること
で、データの送受信を行う。
【0047】すなわち、送信装置10および受信装置2
0がともに共有したドライバプログラム24に基づいて
データの送受信を行うことで、送信装置10は、受信装
置20に向けて送信する送信データを受信装置20が利
用できるデータに変換して送信し、受信装置20は利用
できる形態のデータを受信することになる。
【0048】このように、本実施形態のデータ伝送シス
テム1によれば、送信装置10および受信装置20は、
接続された相手の機種にかかわりなく相手のドライバプ
ログラム14,24を使用してデータの送受信を実行で
きるので、伝送路30を介して接続された送信装置10
と受信装置20との相互間でデータの送受信を簡単かつ
確実に行うことができる。
【0049】本実施形態のデータ伝送システム1の具体
例としては、送信装置10をデジタルカメラとし、受信
装置20をそのデジタルカメラに接続されるプリンタと
し、伝送路30をUSB接続ケーブルとした構成を例示
することができる。
【0050】このようなデータ伝送システム1において
は、従来と異なり、デジタルカメラとプリンタとをUS
B接続ケーブルで接続した時点、あるいは接続後にプリ
ンタを使用する時点で、デジタルカメラとプリンタとが
相互に通信して、それぞれの情報、詳しくは、デジタル
カメラは接続相手が画像データを印刷することのできる
プリンタの機能、印刷が白黒あるいはフルカラーである
などを確認する。また、プリンタは、接続相手が印刷の
ための画像データを送信する機能を有する装置、すなわ
ちデジタルカメラであることなどを確認する。
【0051】そして、デジタルカメラは、接続相手に所
望の機能、例えばプリンタがフルカラー印刷を行う印刷
機能を有するプリンタで有る場合、プリンタに対してプ
リンタのドライバプログラム24であるプリンタドライ
バプログラムを要求し、プリンタは、プリンタに記憶さ
れているプリンタドライバプログラムをデジタルカメラ
に送信し、デジタルカメラはプリンタドライバプログラ
ムをダウンロードする。
【0052】ついで、デジタルカメラにダウンロードさ
れたプリンタドライバプログラムは、プリンタが利用可
能な形態に画像データを加工し、加工後のデータをプリ
ンタに送信する。そして、プリンタは、加工後のデータ
を受信した後、印刷を実行する。
【0053】このように、プリンタに搭載したプリンタ
ドライバプログラムをデジタルカメラにダウンロードす
ることができるので、デジタルカメラに予めプリンタド
ライバプログラムをインストールする必要がなく、使用
環境を容易に整えることができる。
【0054】さらに、デジタルカメラとプリンタとをU
SB接続ケーブルで接続した時点、あるいは接続後にプ
リンタを使用する時点で、プリンタドライバプログラム
をダウンロードするので、デジタルカメラに、機種毎あ
るいはメーカ毎に異なる多種多様の多数のプリンタドラ
イバプログラムを記憶するための記憶容量の大きなメモ
リを持たなくてすむ。
【0055】これにより、図3に示すように、異なるメ
ーカのデジタルカメラとプリンタとの組み合わせにおけ
る接続性の確保、および、デジタルカメラあるいはプリ
ンタが更新された場合におけるデジタルカメラと更新後
のプリンタとの接続、利用を確保できる。
【0056】また、デジタルカメラにダウンロードした
ドライバプログラム24であるプリンタドライバプログ
ラムは、デジタルカメラで撮影した画像データをプリン
タ用に加工してプリンタに送信することができる。した
がって、プリンタは、プリンタ用に加工した画像データ
を受信できるので、プリンタのCPUの負担を小さくで
きる。
【0057】さらにまた、送信プロトコルを下部通信レ
イヤのみ共通で上位レイヤは独自のものとする構成にで
きるので、送信プロトコルの自由度が高まる。
【0058】なお、本実施形態のデータ伝送システム1
の他の実施例として、送信装置10をパーソナルコンピ
ュータとし、受信装置20をそのパーソナルコンピュー
タに接続されるディスプレイなどの周辺機器とする組み
合わせを挙げることができる。
【0059】また、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、必要に応じて種々変更することができ
る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るデータ
伝送方法およびデータ伝送システムによれば、送信装置
および受信装置は、接続された相手の機種にかかわりな
く相手のドライバプログラムを使用してデータの送受信
を実行できるので、伝送路を介して接続された送信装置
と受信装置との相互間でデータの送受信を簡単かつ確実
に行うことができるなどの極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデータ伝送方法が適用されるデ
ータ伝送システムの実施形態の要部を示すブロック図
【図2】 図1のデータ伝送システムにおける動作を示
すフローチャート
【図3】 図1のデータ伝送システムを用いたデジタル
カメラとそのプリンタの組み合わせと接続性を示す説明
【図4】 従来のデータ伝送システムを用いたデジタル
カメラとそのプリンタの組み合わせと接続性を示す説明
【符号の説明】
1 データ伝送システム 10 送信装置 20 受信装置 11、21 物理インターフェース 12、22 プログラムインターフェース 13、23 サービスディスカバリインターフェース 14、24 ドライバプログラム 15、25 ワークメモリ 30 伝送路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 FA05 FA14 FB03 FB04 GD49 HC02 HC07 HC09 5B089 GA23 GB01 GB06 JA33 JB07 KA04 KA10 KB09 KC47 KE02 KE03 KF04 5K033 CB01 5K034 AA19 DD01 HH01 HH02 HH63 JJ03 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して接続された送信装置と受
    信装置との相互間でデータの送受信を行うデータ伝送方
    法であって、 前記送信装置と受信装置とをデータの送受信が可能なよ
    うに接続した後に前記送信装置と受信装置との接続を認
    識し、その後、前記送信装置および受信装置の相互間に
    おいて相互の機能および能力を確認して相互間のデータ
    通信の規約を取り決め、その後、前記送信装置および受
    信装置の少なくとも一方のドライバプログラムを前記送
    信装置と受信装置との両者で共有し、その後前記共有し
    たドライバプログラムに基づいてデータの送受信を行う
    ようにしたことを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 前記共有するドライバプログラムが、前
    記受信装置のドライバプログラムであることを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】 前記送信装置および受信装置の相互間に
    おいて相互の機能および能力を確認し、相手方装置の機
    能を使いたい側を主動側として、処理能力の高い方の装
    置により多くの処理を行わせるように、それぞれの装置
    の動作および処理の受け持ちの割合を決定するようにし
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデ
    ータ伝送方法。
  4. 【請求項4】 伝送路を介して接続された送信装置と受
    信装置との相互間でデータの送受信を行うデータ伝送シ
    ステムであって、 前記送信装置および受信装置のそれぞれに、物理インタ
    ーフェース、プログラムインターフェース、サービスデ
    ィスカバリインターフェースおよびドライバプログラム
    を配設し、 前記物理インターフェースは、前記送信装置および受信
    装置の相互間の接続を認識するように形成し、 前記プログラムインターフェースは、接続された相手か
    ら受け取ったドライバプログラムを実行し、接続された
    相手の機能と自身の機能との間を取り持つように形成
    し、 前記サービスディスカバリインターフェースは、接続さ
    れた相手の機能および能力を確認して相互間のデータ通
    信の規約を取り決めた後、前記送信装置および受信装置
    の少なくとも一方のドライバプログラムを前記送信装置
    と受信装置との両者で共有するように送受信可能に形成
    し、 前記ドライバプログラムは、分割可能、かつ接続された
    相手および自身のプログラムインターフェース上で動作
    するように形成し、 前記共有したドライバプログラムに基づいてデータの送
    受信を行うように形成したことを特徴とするデータ伝送
    システム。
  5. 【請求項5】 前記共有するドライバプログラムが、前
    記受信装置のドライバプログラムであることを特徴とす
    る請求項4に記載のデータ伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記送信装置および受信装置の相互間に
    おいて、相互の機能および能力を確認し、相手方装置の
    機能を使いたい側を主動側として、処理能力の高い方の
    装置により多くの処理を行わせるように、それぞれの装
    置の動作および処理の受け持ちの割合を決定するように
    したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の
    データ伝送システム。
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