JP2003076447A - 電源管理装置及び電源管理システム - Google Patents

電源管理装置及び電源管理システム

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JP2003076447A
JP2003076447A JP2001266774A JP2001266774A JP2003076447A JP 2003076447 A JP2003076447 A JP 2003076447A JP 2001266774 A JP2001266774 A JP 2001266774A JP 2001266774 A JP2001266774 A JP 2001266774A JP 2003076447 A JP2003076447 A JP 2003076447A
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昭典 宮崎
Fujitaka Togashi
藤貴 冨樫
Kazuhiko Takano
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源保護が必要な端末とそうでない端末が混
在する場合にも複数の端末の電源を一括して遠隔管理す
ること。 【解決手段】 インテリジェントマルチタップ7が、遠
隔の管理端末5との間で通信を行うとともに、UPS2
及びコンピュータ端末3との間で通信を行う通信処理機
能部71と、UPS2からの入力系統Aとコンピュータ
端末3への出力系統Aとの間に設けられたスイッチ72
Aと、商用電源1Bからの入力系統Bとプリンタ4への
出力系統Bとの間に設けられたスイッチ72Bと、管理
端末5からの指令に基づいてスイッチ72A,72Bを
連動してオン・オフ制御してコンピュータ端末3及びプ
リンタ4への電力供給を管理するとともに、通信処理機
能部71を制御して管理端末5からの指令またはその指
令に対応する指令をコンピュータ端末3などへ供給する
集中制御部74及び出力制御機能部73を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遠隔地点におけ
る複数端末の電源を管理する電源管理装置及び電源管理
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンという)、サーバなどのコンピュータ端末は、商用電
源から電源の供給を受けて動作するが、停電などの電源
障害が発生した場合、コンピュータ端末の内部データが
破壊されてしまうおそれがある。これを防止するため、
一般に、コンピュータ端末では、UPS(Uninterrupti
ble Power Supply;無停電電源装置)で電源保護が行わ
れている。
【0003】図5は、従来の電源管理システムの構成を
示すシステム構成図である。図5において、商用電源1
A,1Bは、電力会社が供給している100Vの交流電
圧の電源である。なお、説明の都合上、商用電源1A,
1Bを別々に記載しているが、これらは同一の配電盤な
どから得られる同一の電源から分岐しているものであ
る。UPS2は、商用電源において一時的な電圧低下や
突然の停電が発生しても負荷側のコンピュータ端末3へ
良好な電力を供給する無停電電源装置である。
【0004】コンピュータ端末3は、所定業務の各種処
理を実行するパソコンなどといったコンピュータ内蔵の
端末であって、UPS2を介して商用電源1Aからの電
力供給を受けて動作するものである。このコンピュータ
端末3には、停電時(UPS2のバッテリ稼動時)など
に自動的に内部データを保存してシャットダウンする制
御や、予め設定されたスケジュールに従って指定時刻に
電源をオン・オフさせるスケジュール管理などを行う電
源管理ソフトウェアがインストールされている。プリン
タ4は、コンピュータ端末3で作成された文書などのテ
キストデータや図形などグラフィックデータを印刷する
装置である。
【0005】図5に示すように、商用電源1AとUPS
2とが、電源供給ケーブル10で接続され、UPS2と
コンピュータ端末3とが、電源供給ケーブル11で接続
されている。したがって、コンピュータ端末3は、電源
供給ケーブル10,11からなる電源供給路を通じて商
用電源1Aからの電力が供給される。また、UPS2と
コンピュータ端末3とは、両者の間でデータのやり取り
を行うために、例えばRS−232Cなどのインターフ
ェースを介してデータ通信線13で接続されている。
【0006】プリンタ4は、電源供給ケーブル12で商
用電源1Bと接続されて、商用電源1Bから直接電力の
供給を受けている。このように、プリンタ4は、コンピ
ュータ端末3とは別の系統の商用電源1Bから電力供給
を受けている。これは、プリンタ4に対しては、一般的
に、UPS2によって停電などの電源障害に対する保護
を行う必要がなく、また、プリンタ4(特に、レーザプ
リンタなど)は電力容量が大きいので、コンピュータ端
末3とともにプリンタ4をUPS2に接続すると、電源
障害時にUPS2がコンピュータ端末3及びプリンタ4
に十分な電力を供給できず、コンピュータ端末3の電源
保護が不十分となってしまう(UPS2がコンピュータ
端末3への電力の供給が停止してしまう)からである。
【0007】なお、コンピュータ端末3とプリンタ4と
は、パラレルポートのインターフェースを介してデータ
通信線14で接続されており、プリンタ4は、コンピュ
ータ端末3からデータ通信線14を介して送信されたデ
ータを受信し、コンピュータ端末3からの制御信号に基
づいて受信データを印刷する。
【0008】また、管理端末105は、インターネッ
ト、専用回線、一般電話回線などのネットワーク6を介
して通信を行い、UPS2やコンピュータ端末3を遠隔
制御する端末装置である。
【0009】次に、従来の電源管理システムの動作につ
いて図5に基づいて説明する。
【0010】商用電源1Aに障害が発生していない場合
においては、UPS2は、商用電源1Aから電源供給ケ
ーブル10を介して送られた電力を電源供給ケーブル1
1を介してコンピュータ端末3に送る。コンピュータ端
末3は、UPS2を通じて商用電源1Aから送られた電
力の供給を受けて動作する。また、プリンタ4は、商用
電源1Bから電源供給ケーブル12を介して送られた電
力の供給を受けて動作する。
【0011】コンピュータ端末3内のデータを印刷する
場合には、コンピュータ端末3内のデータがデータ通信
線14を介してプリンタ4に送信され、プリンタ4で印
刷される。なお、コンピュータ端末3は、UPS2に対
してデータ通信線13を介して所定データを送信するこ
とにより、UPS2の動作設定、状態管理、動作制御な
どを行うことも可能である。
【0012】商用電源1Aに停電などの障害が発生した
場合には、UPS2は、商用電源1Aから内部のバッテ
リ(図示せず)に切り替えて良好な電力をコンピュータ
端末3に供給する。このとき、UPS2は、電圧・電流
の変動を最小限に抑えるように電源の切り替えを行う。
なお、商用電源1Aに電源障害が発生している場合は、
商用電源1Bにも電源障害が発生しており、商用電源1
Bからの電力の供給が途切れた場合には、プリンタ4
は、電源がオフとなって動作を停止する。
【0013】UPS2は、内部のバッテリで所定時間し
か電力をコンピュータ端末3に供給できない。したがっ
て、コンピュータ端末3では、電源管理ソフトウェア
が、UPS2からデータ通信線13を介して送信される
信号を受信してUPS2が動作していること(電源を切
り替えたこと)を検知すると、自動的にメモリ上のデー
タをハードディスクなどに保存し、その後、自動的にシ
ャットダウンして動作を停止させる。UPS2は、コン
ピュータ端末3がシャットダウンすると、コンピュータ
端末3への電力の供給を停止する。
【0014】また、UPS2は、スケジュール管理機能
も備えている。UPS2は、予め設定された指定時刻に
なると、コンピュータ端末3への電力供給をオンにして
コンピュータ端末3を起動させたり、予め設定された指
定時刻になると、シャットダウンさせる指令を供給した
後、コンピュータ端末3への電力供給をオフにしたりす
る。
【0015】また、図5に示した従来の電源管理システ
ムとして、顧客に対して各種サービスを提供するために
無人で運転しているコンピュータ端末とその周辺機器
(プリンタ)で構成されるシステム環境(例えば、キヨ
スクやコンビニエンスストアに設置されたATM端末、
郊外に設置されたクレジットカード契約のための無人契
約機など)を想定した場合、システムの起動時にコンピ
ュータ端末3及びプリンタ4のいずれも起動していなけ
れば、顧客に対して良好なサービスを提供することがで
きないことが多い。したがって、コンピュータ端末3の
運転時には、プリンタ4も運転している必要がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
電源管理システムでは、遠隔地にあるコンピュータ端末
3などの特定の端末は上記したように電源保護を行う必
要があるため、商用電源1AからUPS2を介して電力
の供給を受けているのに対し、プリンタ4は、商用電源
1Aとは別系統の商用電源1Bから直接電力の供給を受
けている。したがって、コンピュータ端末3は、UPS
2と連携して自動シャットダウン機能やスケジュール管
理機能などの電源の管理を行うが、プリンタ4に対して
は、そのような電源管理が行われないため、常に商用電
源1Bからプリンタ4に電力が供給されることになる。
【0017】このように常にプリンタ4をオン状態にし
ておいて電力を供給すると、消費電力も大きくなってし
まい、コスト面でも不利である。さらに、上記したよう
な無人で運転しているコンピュータ端末と周辺機器から
なるシステムなどでは、管理端末105を使用して遠隔
からシステムのそれぞれの端末の電源を管理する必要が
ある。その際、各端末毎に、管理端末105との間の通
信を行う通信手段を設け、個別的に遠隔地の各端末を制
御することも考えられるが、そのような通信手段などを
設けることで、各装置及びシステム全体のコストが増加
してしまう。
【0018】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、電源保護が必要な端末とそ
うでない端末が混在する場合にも複数の端末の電源を一
括して遠隔管理することができる電源管理装置及び電源
管理システムを得ることを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の電源管理装置は、ネットワークを介して遠
隔の管理端末との間で通信を行うとともに、無停電電源
装置及び一の端末の少なくとも一方との間で通信を行う
通信処理機能部と、無停電電源装置からの一の入力系統
と、一の端末への出力系統との間に設けられた一のスイ
ッチと、商用電源からの他の入力系統と、他の端末への
出力系統との間に設けられた他のスイッチと、通信処理
機能部により受信される遠隔の管理端末からの指令に基
づいて一のスイッチ及び他のスイッチを連動してオン・
オフ制御して一の端末及び他の端末への電力供給を管理
するとともに、通信処理機能部を制御して遠隔の管理端
末からの指令またはその指令に対応する指令を無停電電
源装置及び一の端末の少なくとも一方へ供給する制御部
とを備える。
【0020】これにより、電源保護が必要な端末とそう
でない端末が混在する場合にも複数の端末の電源を一括
して遠隔管理することができる。また、管理端末からの
指令を一括して通信処理機能部が受信するので、無停電
電源装置や一の端末には管理端末との間の通信手段やI
Pアドレスといったネットワークアドレスが特に必要な
くなり、各装置の回路規模を小さくすることができると
ともに、管理端末による遠隔管理も簡単になる。
【0021】さらに、本発明の電源管理装置は、上記発
明の電源管理装置に加え、制御部が、予め設定された指
定時刻に、一のスイッチと他のスイッチとをオン・オフ
制御するようにしたものである。
【0022】これにより、管理者が一のスイッチ及び他
のスイッチのオン・オフ制御を行うために操作をする必
要がなくなり、管理者の作業負担が軽減される。
【0023】さらに、本発明の電源管理装置は、上記各
発明の電源管理装置に加え、通信処理機能部が、管理端
末からスケジューリングデータを受信し、制御部が、通
信処理機能部により受信されたスケジューリングデータ
に基づく指定時刻に、一のスイッチと他のスイッチとを
オン・オフ制御するようにしたものである。
【0024】これにより、管理者は、一の端末及び他の
端末の電源を一括管理するために管理端末を常に操作す
る必要がなくなり、管理者の作業負担が軽減される。
【0025】さらに、本発明の電源管理装置は、上記各
発明の電源管理装置に加え、制御部が、一のスイッチと
他のスイッチとを所定の時間差をもってオンまたはオフ
するようにしたものである。
【0026】これにより、各端末の起動時の安定性を確
保することができる。
【0027】さらに、本発明の電源管理装置は、上記各
発明の電源管理装置に加え、一の端末としてコンピュー
タ端末と、他の端末としてそのコンピュータ端末の周辺
機器の電源管理を行うものである。
【0028】これにより、遠隔地において顧客に対して
各種サービスを提供するシステムを無人でも良好に運転
することができる。
【0029】本発明の電源管理システムは、ネットワー
クを通じて遠隔から指令を送信する管理端末と、所定の
地点に設置された無停電電源装置と、所定の地点におい
て管理端末との間で通信を行うとともに、無停電電源装
置及び一の端末の少なくとも一方との間で通信を行う通
信処理機能部と、所定の地点において無停電電源装置か
らの一の入力系統と一の端末への出力系統との間に設け
られた一のスイッチと、所定の地点において商用電源か
らの他の入力系統と他の端末への出力系統との間に設け
られた他のスイッチと、所定の地点において通信処理機
能部により受信される遠隔の管理端末からの指令に基づ
いて一のスイッチ及び他のスイッチを連動してオン・オ
フ制御して一の端末及び他の端末への電力供給を管理す
るとともに、通信処理機能部を制御して管理端末からの
指令またはその指令に対応する指令を無停電電源装置及
び一の端末の少なくとも一方へ供給する制御部とを備え
る。
【0030】これにより、電源保護が必要な端末とそう
でない端末が混在する場合にも複数の端末の電源を一括
して遠隔管理することができる。また、管理端末からの
指令を一括して通信処理機能部が受信するので、無停電
電源装置や一の端末には管理端末との間の通信手段やI
Pアドレスといったネットワークアドレスは特に必要な
くなり、各装置の回路規模を小さくすることができると
ともに、管理端末による遠隔管理も簡単になる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を説
明する。
【0032】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1に係る電源管理システムの構成を示すブロック図で
ある。図1において、本実施の形態1に係る電源管理シ
ステムは、図5に示したシステムと同様に、UPS2を
有し、コンピュータ端末3及びプリンタ4の電源管理を
行う。なお、コンピュータ端末3とともに電源管理の対
象となる端末については、プリンタ4に特に限定される
ものではない。
【0033】また、本実施の形態1に係る電源管理シス
テムは、コンピュータ端末3及びプリンタ4の電源管理
を行う電源管理装置としてのインテリジェントマルチタ
ップ7、及びそのインテリジェントマルチタップ7との
間でネットワーク6を介して通信を行う管理端末5を有
している。
【0034】ここで、商用電源1A,1Bは、電力会社
などが供給している例えば交流100Vといった電源で
ある。なお、説明の都合上、商用電源1A,1Bを別々
に記載しているが、これらは同一の配電盤などから得ら
れる同一の電源から分岐しているものである。UPS2
は、商用電源において一時的な電圧低下や突然の停電が
発生しても負荷側のコンピュータ端末3へ良好な電力を
供給する無停電電源装置である。コンピュータ端末3
は、所定業務の各種処理を実行するパソコンなどといっ
たコンピュータ内蔵の端末であって、UPS2を介して
商用電源1Aからの電力供給を受けて動作する。このコ
ンピュータ端末3には、各種サービスを提供するための
ソフトウェアの他、上記したような自動シャットダウン
機能などを備えた電源管理ソフトウェアがインストール
されている。プリンタ4は、コンピュータ端末3で作成
された文書などのテキストデータや図形などグラフィッ
クデータを印刷する端末である。
【0035】図1に示すように、商用電源1AとUPS
2とが、電源供給ケーブル10で接続され、UPS2と
インテリジェントマルチタップ7とが、電源供給ケーブ
ル15Aで接続され、インテリジェントマルチタップ7
とコンピュータ端末3とが、電源供給ケーブル16Aで
接続されている。したがって、コンピュータ端末3は、
電源供給ケーブル10,15A,16Aからなる電源供
給路を通じて商用電源1Aからの電力が供給される。な
お、以下、電源供給ケーブル15Aは、インテリジェン
トマルチタップ7側から見た入力系統Aといい、電源供
給ケーブル16Aは、インテリジェントマルチタップ7
側から見た出力系統Aという。
【0036】UPS2とインテリジェントマルチタップ
7とは、データ通信線17で接続され、インテリジェン
トマルチタップ7とコンピュータ端末3とは、データ通
信線18で接続されている。したがって、UPS2とイ
ンテリジェントマルチタップ7は、両者の間でデータを
やり取りすることができ、また、インテリジェントマル
チタップ7とコンピュータ端末3も、両者の間でデータ
をやり取りすることができる。さらに、UPS2とコン
ピュータ端末3も、インテリジェントマルチタップ7を
通じてデータをやり取りすることができる。
【0037】また、図1に示すように、商用電源1Bと
インテリジェントマルチタップ7とが、電源供給ケーブ
ル15Bで接続され、インテリジェントマルチタップ7
とプリンタ4とが、電源供給ケーブル16Bで接続され
ている。したがって、プリンタ4は、電源供給ケーブル
15B,16Bからなる電源供給路を通じて商用電源1
Bからの電力が供給される。なお、以下、電源供給ケー
ブル15Bは、インテリジェントマルチタップ7側から
見た入力系統Bといい、電源供給ケーブル16Bは、イ
ンテリジェントマルチタップ7側から見た出力系統Bと
いう。
【0038】コンピュータ端末3とプリンタ4とは、パ
ラレルポートなどのインターフェースを介してデータ通
信線14で接続されており、プリンタ4は、コンピュー
タ端末3からデータ通信線14を介して送信されたデー
タを受信し、コンピュータ端末3からの制御信号に基づ
いて受信データを印刷する。
【0039】管理端末5は、所定のセンタなどに設置さ
れ、管理者による遠隔操作によりコンピュータ端末3及
びプリンタ4の電源(電力供給)を一括管理するパソコ
ンなどの端末である。この管理端末5は、図1に示すよ
うに、インターネットなどのネットワーク6と接続され
ており、このネットワーク6を通じてインテリジェント
マルチタップ7にアクセスすることが可能である。ま
た、この管理端末5には、コンピュータ端末3及びプリ
ンタ4の電源(電力供給)を一括管理するために、イン
テリジェントマルチタップ7内の2つのスイッチ72
A,72Bをオン・オフさせたり、コンピュータ端末3
を起動及びシャットダウンさせたりする指令を発信する
電源管理ソフトウェアがインストールされている。
【0040】インテリジェントマルチタップ7は、コン
ピュータ端末3及びプリンタ4への電力の供給を管理
(制御)する装置であって、上記したように、コンピュ
ータ端末3及びプリンタ4のそれぞれの電源系統A,B
(すなわち、電源供給路10,15A,16A及び電源
供給路15B,16B)の途中に設けられている。すな
わち、インテリジェントマルチタップ7には、UPS2
からの入力系統Aと、商用電源1Bからの入力系統Bの
2入力系統が接続される。
【0041】このインテリジェントマルチタップ7にお
いて、通信処理機能部71は、ネットワーク6及びデー
タ通信線17,18とそれぞれ接続され、管理端末5、
UPS2及びコンピュータ端末3それぞれとの間でデー
タの送受信を行う回路である。スイッチ72Aは、供給
される制御信号に応じて、電源供給ケーブル15Aと電
源供給ケーブル16Aとを電気的に接続・切断するスイ
ッチであり、スイッチ72Bは、供給される制御信号に
応じて、電源供給ケーブル15Bと電源供給ケーブル1
6Bとを電気的に接続・切断するスイッチである。な
お、スイッチ72A,72Bとしては、リレーや電力用
半導体素子などを使用することができる。
【0042】出力制御機能部73は、制御信号を供給し
て、2つのスイッチ72A,72Bをオン・オフ制御す
る回路である。集中制御部74は、インテリジェントマ
ルチタップ7の各部、すなわち、通信処理機能部71及
び出力制御機能部73の全体制御を司る回路である。な
お、この出力制御機能部73及び集中制御部74が、通
信処理機能部71により受信される遠隔の管理端末5か
らの指令に基づいてスイッチ72A及びスイッチ72B
を連動してオン・オフ制御してコンピュータ端末3(一
の端末)及びプリンタ4(他の端末)への電力供給を管
理するとともに、通信処理機能部71を制御して遠隔の
管理端末5からの指令またはその指令に対応する指令
を、UPS2やコンピュータ端末3へ供給する制御部と
して機能する。
【0043】次に、上記電源管理システムの動作につい
て説明する。
【0044】まず、インテリジェントタップ7及びUP
S2の基本的な動作について説明する。
【0045】インテリジェントタップ7は、コンピュー
タ端末3及びその周辺装置であるプリンタ4の運転期間
においては、スイッチ72A及びスイッチ72Bをオン
とし、運休期間においては、スイッチ72A及びスイッ
チ72Bをオフとする。その際、運転期間及び運休期間
の開始及び終了時において、集中制御部74が出力制御
機能部73を制御してスイッチ72A及びスイッチ72
Bを、連動してオン・オフ制御する。
【0046】そして、運転期間において、商用電源1
A,1Bに障害が発生すると、UPS2は電源保護動作
を開始する。UPS2の電源保護動作については、上記
従来技術で説明したものと同様である。すなわち、商用
電源1Aに停電などの障害が発生した場合、UPS2
は、電源を商用電源1Aから内部のバッテリ(図示せ
ず)に切り替えて良好な電力を出力する。これにより、
商用電源1A,1Bに障害が発生しても一定期間、イン
テリジェントタップ7のスイッチ72Aを介して、電源
保護の必要なコンピュータ端末3には、UPS2から良
好な電力が供給される。
【0047】そして、UPS2からの電源障害発生の通
知をインテリジェントマルチタップ7及びデータ通信線
17,18を介して受け取ると、コンピュータ端末3で
は、電源管理ソフトウェアが、自動的にメモリ上のデー
タをハードディスクなどに保存し、自動的にシャットダ
ウンしてコンピュータ端末3の動作を停止させる。UP
S2は、コンピュータ端末3がシャットダウンした後
に、電力の供給を停止する。
【0048】その一方で、プリンタ4には、障害が発生
している商用電源1Bによる電力供給が、インテリジェ
ントタップ7のスイッチ72Bを介して継続する。ただ
し、集中制御部74が、商用電源1A,1Bの障害発生
を検知した際に、スイッチ72Bを制御して商用電源1
Bからプリンタ4への電力供給を遮断するようにしても
よい。その場合、商用電源1A,1Bの障害が解消され
たときに、スイッチ72Bをスイッチ72Aと同様のオ
ン・オフ状態に復帰させる。
【0049】なお、インテリジェントマルチタップ7
は、UPS2からの所定の信号に基づいて、集中制御部
74がUPS2の動作していることを検知すると、その
UPS2の動作している(すなわち、その後、コンピュ
ータ端末3が自動的にシャットダウンする)旨の通知を
管理端末5に対してネットワーク6を介して送信するよ
うに構成してもよい。
【0050】次に、管理端末5による遠隔操作に基づく
電源管理システムの動作について説明する。図2は、本
実施の形態1に係る電源管理システムの動作を説明する
ためのシーケンス図である。
【0051】まず、管理者は、コンピュータ端末3及び
プリンタ4の電源をオンにしようとする場合(コンピュ
ータ端末3及びプリンタ4に電力を供給し、コンピュー
タ端末3を起動させようとする場合)、管理端末5を操
作してコンピュータ端末3を起動させる指令を含む起動
信号をネットワーク6を通じてインテリジェントマルチ
タップ7に送信する(ステップS1)。なお、このよう
な起動信号の送信の処理は、電源管理ソフトウェアで制
御されている。
【0052】インテリジェントマルチタップ7では、通
信処理機能部71が、管理端末5からネットワーク6を
通じて送信された起動信号を受信すると(ステップS
2)、集中制御部74は、出力制御機能部73を制御す
ることによって、2つのスイッチ72A,72Bを連動
してオンにする(ステップS3)。2つのスイッチ72
A,72Bがオンとなると、コンピュータ端末3及びプ
リンタ4に対する2つの電源供給路、すなわち、入力系
統Aと出力系統A(電源供給ケーブル15Aと電源供給
ケーブル16A)、及び入力系統Bと出力系統B(電源
供給ケーブル15Bと電源供給ケーブル16B)がそれ
ぞれ接続され、商用電源1A,1Bからの電力がコンピ
ュータ端末3及びプリンタ4にそれぞれ供給される。
【0053】なお、出力制御機能部73が2つのスイッ
チ72A,72Bを連動してオンにするタイミングは、
同時である場合に限られず、タイムラグ(時間差)を設
けてもよい。例えば、出力制御機能部73が、まず、ス
イッチ72Bをオンにして商用電源1Bからの電力をプ
リンタ4に供給させ、大容量のプリンタ4への電力供給
の過渡状態が終わってから、スイッチ72Aをオンにし
て商用電源1Aからの電力をコンピュータ端末3に供給
させるようにしてもよい。
【0054】コンピュータ端末3及びプリンタ4は、ス
イッチ72A,72Bがオンとなって商用電源1A,1
Bからの電力が供給されることにより、自動的に起動し
て動作を開始する。
【0055】そして、コンピュータ端末3は、システム
が起動すると、起動完了信号をデータ通信線18を介し
てインテリジェントマルチタップ7に送信する(ステッ
プS4)。
【0056】インテリジェントマルチタップ7では、通
信処理機能部71が起動完了信号を受信すると、集中制
御部74がコンピュータ端末3の起動完了を確認し、起
動完了信号を通信処理機能部71からネットワーク6を
通じて管理端末5に送信する(ステップS5)。管理端
末5は、インテリジェントマルチタップ7からネットワ
ーク6を通じて送信された起動完了信号を受信すると、
コンピュータ端末3の起動完了を確認し、その旨を図示
せぬディスプレイなどに表示して管理者に知らせる(ス
テップS6)。
【0057】その後、管理者は、コンピュータ端末3及
びプリンタ4の電源をオフにしようとする場合(コンピ
ュータ端末3をシャットダウンさせ、コンピュータ端末
3及びプリンタ4への電力の供給を停止させようとする
場合)、管理端末5を操作してコンピュータ端末3をシ
ャットダウンさせるシャットダウン信号(制御信号)を
ネットワーク6を通じてインテリジェントマルチタップ
7に送信する(ステップS7)。なお、このようなシャ
ットダウン信号の送信の処理も、電源管理ソフトウェア
で制御されている。
【0058】インテリジェントマルチタップ7では、通
信処理機能部71が、管理端末5からネットワーク6を
通じて送信されたシャットダウン信号を受信すると、集
中制御部74は、そのシャットダウン信号を通信処理機
能部71からコンピュータ端末3に転送する(ステップ
S8)。
【0059】コンピュータ端末3では、電源管理ソフト
ウェアが、シャットダウン信号を監視しており、インテ
リジェントマルチタップ7からデータ通信線18を介し
て送信されたシャットダウン信号を受信すると(ステッ
プS9)、シャットダウン完了信号を送信するとともに
システムを自動的にシャットダウンさせる(ステップS
10)。
【0060】インテリジェントマルチタップ7では、通
信処理機能部71がシャットダウン完了信号を受信する
と、集中制御部74がコンピュータ端末3のシャットダ
ウンを確認し、そのシャットダウン完了信号を通信処理
機能部71からネットワーク6を通じて管理端末5に送
信する(ステップS11)。管理端末5は、インテリジ
ェントマルチタップ7からネットワーク6を通じて送信
されたシャットダウン完了信号を受信すると、コンピュ
ータ端末3のシャットダウンを確認し、その旨を図示せ
ぬディスプレイなどに表示して管理者に知らせる(ステ
ップS12)。
【0061】また、インテリジェントマルチタップ7で
は、集中制御部74が、コンピュータ端末3のシャット
ダウンを確認すると、出力制御機能部73を制御するこ
とによって、2つのスイッチ72A,72Bを連動して
オフにする(ステップS13)。2つのスイッチ72
A,72Bがオフとなると、コンピュータ端末3及びプ
リンタ4に対する2つの電源供給路、すなわち、入力系
統Aと出力系統A、及び入力系統Bと出力系統Bがそれ
ぞれ切断され、コンピュータ端末3及びプリンタ4に対
する商用電源1A,1Bからの電力の供給が停止され
る。
【0062】このとき、プリンタ4は、スイッチ72B
がオフとなって商用電源1Bからの電力の供給が停止さ
れることにより、自動的に動作を停止する。また、コン
ピュータ端末3においては、シャットダウン処理が終わ
っているので、内蔵のデータやプログラムなどは、特に
影響を受けない。
【0063】なお、上記実施の形態1では、コンピュー
タ端末3に接続される周辺機器としてプリンタ4を例と
して説明したが、これに限られるものではなく、ディス
プレイ、スキャナ、その他の周辺機器であってもよい。
また、コンピュータ端末3とともに使用される周辺機器
の数も1つに限られず、複数であってもよい。
【0064】なお、上記実施の形態1では、管理端末5
は、コンピュータ端末3及びプリンタ4の電源を遠隔操
作で管理するものであったが、UPS2の動作(運転状
態)も遠隔操作で管理するように構成してもよい。すな
わち、UPS2は、運転状態(内部バッテリにより電力
供給を行っているか否か)をインテリジェントマルチタ
ップ7及びネットワーク6を通じて管理端末5に通知
し、管理端末5は、UPS2の運転状態に応じて、コン
ピュータ端末3及びプリンタ4の電源のオン・オフを制
御するように構成してもよい。また、管理端末5は、U
PS2に対してネットワーク6及びインテリジェントマ
ルチタップ7を通じて所定データを送信することによ
り、UPS2の動作設定、動作制御などを行うように構
成してもよい。
【0065】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、電源管理装置としてのインテリジェントマルチタッ
プ7に、ネットワーク6を介して遠隔の管理端末5との
間で通信を行うとともに、UPS2及びコンピュータ端
末3との間で通信を行う通信処理機能部71と、UPS
2からの入力系統Aとコンピュータ端末3への出力系統
Aとの間に設けられたスイッチ72Aと、商用電源1B
からの入力系統Bとプリンタ4への出力系統Bとの間に
設けられたスイッチ72Bと、通信処理機能部71によ
り受信される遠隔の管理端末5からの指令に基づいてス
イッチ72A,72Bを連動してオン・オフ制御してコ
ンピュータ端末3及びプリンタ4への電力供給を管理す
るとともに、通信処理機能部71を制御して遠隔の管理
端末5からの指令またはその指令に対応する指令をUP
S2やコンピュータ端末3へ供給する制御部(集中制御
部74及び出力制御機能部73)とを備える。これによ
り、電源保護が必要な端末(ここでは、コンピュータ端
末3)とそうでない端末(ここでは、プリンタ4)が混
在する場合にも複数の端末の電源を一括して遠隔管理す
ることができる。また、管理端末5からの指令を一括し
て通信処理機能部71が受信するので、UPS2やコン
ピュータ端末3には管理端末5との間の通信手段やIP
アドレスといったネットワークアドレスは特に必要なく
なり、各装置の回路規模を小さくすることができるとと
もに、管理端末5による遠隔管理も簡単になる。
【0066】また、上記実施の形態1によれば、集中制
御部74及び出力制御機能部73が、予め設定された指
定時刻に、スイッチ72A,72Bをオン・オフ制御す
るようにしたので、管理者がスイッチ72A,72Bの
オン・オフ制御を行うために操作をする必要がなくな
り、管理者の作業負担が軽減される。
【0067】さらに、上記実施の形態1によれば、集中
制御部74及び出力制御機能部73が、スイッチ72A
とスイッチ72Bとを所定の時間差をもってオンまたは
オフするようにしたので、コンピュータ端末3の起動時
の安定性を確保することができる。
【0068】さらに、上記実施の形態1によれば、遠隔
地のコンピュータ端末3とそのコンピュータ端末3の周
辺機器であるプリンタ4の電源管理を行うので、遠隔地
において顧客に対して各種サービスを提供するシステム
を無人でも良好に運転することができる。
【0069】実施の形態2.図3は、本発明の実施の形
態2の電源管理システムの構成を示すブロック図であ
る。図1に示したインテリジェントマルチタップ7は、
遠隔の管理端末5からの起動信号及びシャットダウン信
号に従って、スイッチ72A,72Bのオン・オフ制御
するとともに、コンピュータ端末3の起動及びシャット
ダウンを制御していた。これに対して、図3に示すイン
テリジェントマルチタップ8は、スケジュール記憶部8
5に記憶されたスケジューリングデータに従って、スイ
ッチ82A,82Bのオン・オフ制御するとともに、コ
ンピュータ端末3の起動及びシャットダウンを制御する
ものである。
【0070】ここで、スケジュール記憶部85は、スケ
ジューリングデータを記憶(格納)する記憶部である。
スケジューリングデータとは、コンピュータ端末3及び
プリンタ4に電力を供給してコンピュータ端末3を起動
させる1または複数の指定時刻、及び、コンピュータ端
末3をシャットダウンさせてコンピュータ端末3及びプ
リンタ4への電力の供給を停止させる1または複数の指
定時刻を有するデータである。なお、このスケジューリ
ングデータは、管理端末5からネットワーク6を介して
送信されるものである。
【0071】なお、通信処置機能部81、スイッチ82
A,82B、出力制御機能部83及び集中制御部84
は、図1に示した通信処理機能部71、スイッチ72
A,72B、出力制御機能部73及び集中制御部74の
構成と同様であるため、重複する説明を省略する。ま
た、その他の構成については、図1に示したものと同様
であるため、同一符号を付すことにより重複する説明を
省略する。
【0072】次に、上記電源管理システムの動作につい
て説明する。
【0073】なお、インテリジェントマルチタップ8及
びUPS2の基本的な動作については、実施の形態1に
おけるインテリジェントマルチタップ7及びUPS2と
同様であるため、重複する説明を省略する。
【0074】図4は、本発明の実施の形態2の電源管理
システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
管理端末5の管理者は、電源管理ソフトウェアでコンピ
ュータ端末3及びプリンタ4の電源をスケジュール管理
するためのスケジューリングデータを作成し、その作成
したスケジューリングデータをネットワーク6を介して
インテリジェントマルチタップ8に送信する(ステップ
S21)。
【0075】インテリジェントマルチタップ8では、通
信処置機能部81が、管理端末5から送信されたスケジ
ューリングデータを受信すると、集中制御部84は、そ
の受信したスケジューリングデータをスケジュール記憶
部85に格納する(ステップS22)。集中制御部84
は、スケジューリングデータをスケジュール記憶部85
に格納すると、そのスケジューリングデータに従ってス
ケジュール管理機能の実行処理を開始する(ステップS
23)。
【0076】その後、集中制御部84は、図示せぬ内蔵
のタイマにより常に時間を計時しており、スケジューリ
ングデータで予め指定された指定時刻になると、出力制
御機能部83を制御することによって、2つのスイッチ
82A,82Bを連動してオンにする(ステップS2
4)。2つのスイッチ82A,82Bがオンとなると、
コンピュータ端末3及びプリンタ4に対する2つの電源
供給路、すなわち、入力系統Aと出力系統A、及び入力
系統Bと出力系統Bがそれぞれ接続され、商用電源1
A,1Bからの電力がコンピュータ端末3及びプリンタ
4にそれぞれ供給される。
【0077】コンピュータ端末3及びプリンタ4は、ス
イッチ82A,82Bがオンとなって商用電源1A,1
Bからの電力が供給されることにより、自動的に起動し
て動作を開始する。
【0078】そして、コンピュータ端末3は、システム
が起動すると、起動完了信号をデータ通信線18を介し
てインテリジェントマルチタップ8に送信する(ステッ
プS25)。
【0079】インテリジェントマルチタップ8では、通
信処理機能部81が起動完了信号を受信すると、集中制
御部84がコンピュータ端末3の起動完了を確認する
(ステップS26)。なお、コンピュータ端末3から起
動完了信号が所定時間送信されない場合には、起動エラ
ーが発生したものと判断して、その旨をネットワーク6
を介して管理端末5に通知する。
【0080】その後、集中制御部84は、スケジューリ
ングデータで予め指定された指定時刻になると、スケジ
ューリングデータに基づき、シャットダウン信号を通信
処理機能部81からコンピュータ端末3に送信する(ス
テップS27)。コンピュータ端末3の電源管理ソフト
ウェアは、シャットダウン信号を監視しており、インテ
リジェントマルチタップ8からデータ通信線18を介し
て送信されたシャットダウン信号を受信すると(ステッ
プS28)、シャットダウン完了信号を送信するととも
にシステムを自動的にシャットダウンさせる(ステップ
S29)。
【0081】インテリジェントマルチタップ8では、通
信処理機能部81がシャットダウン完了信号を受信する
と、集中制御部84がコンピュータ端末3のシャットダ
ウンを確認する(ステップS30)。なお、コンピュー
タ端末3からシャットダウン完了信号が所定時間送信さ
れない場合には、シャットダウンエラーが発生したもの
と判断して、その旨をネットワーク6を介して管理端末
5に通知する。
【0082】インテリジェントマルチタップ8では、集
中制御部84が、コンピュータ端末3のシャットダウン
を確認すると、出力制御機能部83を制御することによ
って、2つのスイッチ82A,82Bを連動してオフに
する(ステップS31)。2つのスイッチ82A,82
Bがオフとなると、コンピュータ端末3及びプリンタ4
に対する2つの電源供給路、すなわち、入力系統Aと出
力系統A、及び入力系統Bと出力系統Bがそれぞれ切断
され、コンピュータ端末3及びプリンタ4に対する商用
電源1A,1Bからの電力の供給が停止される。
【0083】このとき、プリンタ4は、スイッチ82B
がオフとなって商用電源1Bからの電力の供給が停止さ
れることにより、自動的に動作を停止する。また、コン
ピュータ端末3においては、シャットダウン処理が終わ
っているので、内蔵のデータやプログラムなどは、特に
影響を受けない。
【0084】以降、スケジュールデータに従って、同様
にして、コンピュータ端末3及びプリンタ4の起動・停
止が行われる。
【0085】なお、スケジュール記憶部85内のスケジ
ューリングデータの変更は、上記したように、管理端末
5から変更されたスケジューリングデータをインテリジ
ェントマルチタップ8に送信することにより行うことが
できる。
【0086】なお、上記実施の形態2では、コンピュー
タ端末3に接続される周辺機器としてプリンタ4を例と
して説明したが、これに限られるものではなく、ディス
プレイ、スキャナ、その他の周辺機器であってもよい。
また、コンピュータ端末3とともに使用される周辺機器
の数も1つに限られず、複数であってもよい。
【0087】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、予め設定された指定時刻にコンピュータ端末3及び
プリンタ4の電源をオン・オフさせるスケジューリング
データをスケジュール記憶部85に格納することによ
り、インテリジェントマルチタップ8にスケジュール管
理機能を持たせるように構成したので、管理者は、コン
ピュータ端末3及びプリンタ4の電源を一括管理するた
めに、管理端末5を常に操作する必要がなくなり、管理
者の作業負担が軽減される。
【0088】なお、上記実施の形態2では、管理端末5
からスケジューリングデータをネットワーク6を介して
送信し、インテリジェントマルチタップ8でそのスケジ
ューリングデータをスケジュール記憶部85に格納する
ように構成されていたが、これに限るものではなく、管
理者がインテリジェントマルチタップ8内にスケジュー
リングデータを直接入力し、そのスケジューリングデー
タをスケジュール記憶部85に格納するように構成され
ていてもよい。
【0089】なお、上記実施の形態1,2においてはイ
ンテリジェントマルチタップ7,8をUPS2とは独立
の装置として設けているが、インテリジェントマルチタ
ップ7,8の各構成要素をUPS2に内蔵させて電源管
理装置としてもよい。
【0090】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電源保
護が必要な端末とそうでない端末が混在する場合にも複
数の端末の電源を一括して遠隔管理することができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る電源管理システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態1に係る電源管理システムの動
作を説明するためのシーケンス図である。
【図3】 本発明の実施の形態2の電源管理システムの
構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態2の電源管理システムの
動作を説明するためのシーケンス図である。
【図5】 従来の電源管理システムの構成を示すシステ
ム構成図である。
【符号の説明】
1A,1B 商用電源 2 UPS(無停電電源装置) 3 コンピュータ端末(一の端末) 4 プリンタ(他の端末) 5 管理端末 6 ネットワーク 7,8 インテリジェントマルチタップ(電源管理装
置) 10,15A,15B,16A,16B 電源供給ケー
ブル(電源供給路) 71,81 通信処理機能部 72A,72B,82A,82B スイッチ 73,83 出力制御機能部(制御部) 74,84 集中制御部(制御部) 85 スケジュール記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨樫 藤貴 茨城県稲敷郡阿見町香澄の里36−1 デン セイ・ラムダ株式会社筑波事業所内 (72)発明者 高野 和彦 茨城県稲敷郡阿見町香澄の里36−1 デン セイ・ラムダ株式会社筑波事業所内 Fターム(参考) 5B011 DA01 EA02 EB08 FF03 JB06 LL10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無停電電源装置により電源保護する一の
    端末、及び電源保護しない他の端末を接続される電源管
    理装置において、 ネットワークを介して遠隔の管理端末との間で通信を行
    うとともに、上記無停電電源装置及び上記一の端末の少
    なくとも一方との間で通信を行う通信処理機能部と、 上記無停電電源装置からの一の入力系統と、上記一の端
    末への出力系統との間に設けられた一のスイッチと、 商用電源からの他の入力系統と、上記他の端末への出力
    系統との間に設けられた他のスイッチと、 上記通信処理機能部により受信される上記遠隔の管理端
    末からの指令に基づいて上記一のスイッチ及び上記他の
    スイッチを連動してオン・オフ制御し、上記一の端末及
    び上記他の端末への電力供給を管理するとともに、上記
    通信処理機能部を制御して上記遠隔の管理端末からの指
    令またはその指令に対応する指令を、上記無停電電源装
    置及び上記一の端末の少なくとも一方へ供給する制御部
    と、 を備えることを特徴とする電源管理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、予め設定された指定時刻
    に、前記一のスイッチと前記他のスイッチとをオン・オ
    フ制御することを特徴とする請求項1記載の電源管理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記通信処理機能部は、前記管理端末か
    らスケジューリングデータを受信し、 前記制御部は、前記通信処理機能部により受信された上
    記スケジューリングデータに基づく前記指定時刻に、前
    記一のスイッチと前記他のスイッチとをオン・オフ制御
    すること、 を特徴とする請求項2記載の電源管理システム。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記一のスイッチと前記
    他のスイッチとを所定の時間差をもってオンまたはオフ
    することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのい
    ずれか1項記載の電源管理装置。
  5. 【請求項5】 前記一の端末は、コンピュータ端末であ
    り、 前記他の端末は、上記コンピュータ端末の周辺機器であ
    ること、 を特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1
    項記載の電源管理装置。
  6. 【請求項6】 所定の地点に設置された、電源保護する
    一の端末及び電源保護しない他の端末に対する電源を遠
    隔から管理する電源管理システムにおいて、 ネットワークを通じて遠隔から指令を送信する管理端末
    と、 上記所定の地点に設置された無停電電源装置と、 上記所定の地点において、上記管理端末との間で通信を
    行うとともに、上記無停電電源装置及び上記一の端末の
    少なくとも一方との間で通信を行う通信処理機能部と、 上記所定の地点において、上記無停電電源装置からの一
    の入力系統と、上記一の端末への出力系統との間に設け
    られた一のスイッチと、 上記所定の地点において、商用電源からの他の入力系統
    と、上記他の端末への出力系統との間に設けられた他の
    スイッチと、 上記所定の地点において、上記通信処理機能部により受
    信される上記遠隔の管理端末からの指令に基づいて上記
    一のスイッチ及び上記他のスイッチを連動してオン・オ
    フ制御し、上記一の端末及び上記他の端末への電力供給
    を管理するとともに、上記通信処理機能部を制御して上
    記管理端末からの指令またはその指令に対応する指令
    を、上記無停電電源装置及び上記一の端末の少なくとも
    一方へ供給する制御部と、 を備えることを特徴とする電源管理システム。
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