JP2003076324A - 有機elディスプレイ装置及びその駆動方法 - Google Patents

有機elディスプレイ装置及びその駆動方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフレッシュのための特別な制御をせずに、
有機EL素子の発光、消灯の制御を行う有機ELディス
プレイ装置を提供する。 【解決手段】 複数の有機EL素子と、複数のデータ線
と複数の走査線のそれぞれが直交するように配線された
パッシブマトリクスと、前記複数のデータ線及び前記複
数の走査線のそれぞれに接続された複数のスイッチ手段
と、前記複数のスイッチ手段を制御して前記有機EL素
子に供給する電流の方向を切り替える制御手段とを有す
る有機ELディスプレイ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リフレッシュのた
めの特別な制御をしなくても画質が向上した有機ELデ
ィスプレイ装置及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自発光素子として、素子を流れる
電流により発光する有機エレクトロルミネッセンス(以
下、有機EL素子)が知られており、有機EL素子を複
数個並べて画像情報を表示するテレビや携帯電話等の有
機ELディスプレイ装置に利用されている。
【0003】図6は、有機EL素子の模式図である。有
機EL素子1は、酸化インジウム等の透明導電材料から
なる透明電極10、薄膜の有機化合物の単層または複数
層で形成された有機層11、アルミニウム等の金属材料
からなる金属電極12を有し、ガラス基板13上に形成
される。
【0004】有機EL素子1の発光は、有機EL素子1
の透明電極10(陽極)、金属電極12(陰極)と、電
源20とを接続し、駆動信号Sに応じてスイッチ手段5
をONして電源20から有機EL素子1に電流を供給す
る。供給された電流は、有機EL素子1の陽極から陰極
の方向に電流が流れる順バイアス電流となる。有機EL
素子1は、順バイアス電流が供給されると電流量に応じ
た発光強度で有機層11が発光する。有機層11の発光
は、透明電極10、ガラス基板13を通して確認され
る。
【0005】ここで、有機EL素子1の陽極を金属材料
からなる金属電極、陰極を透明導電材料からなる透明電
極で用いても良い。有機EL素子1の電極は、電流が供
給されて発光したとき、電位が高い方が陽極、電位が低
い方が陰極である。
【0006】このような有機EL素子1を複数配置した
有機ELディスプレイ装置は、順次走査により複数の中
から順に有機EL素子を選択し、画像情報に応じて電流
を供給して発光を行い、ドットイメージによって画像を
表示する。
【0007】図7は、有機EL素子を電気的な等価回路
図で示すものある。即ち有機EL素子1は、容量特性C
とダイオード特性Dとの並列回路として表すことができ
る。有機EL素子1は、ダイオード特性Dの陽極から陰
極に順バイアス電流が供給されると発光する。しかし、
有機EL素子1の容量特性Cは、電源20から供給され
た電流が長時間、同一方向に流れると分極が発生する。
このため、有機EL素子1の発光輝度が低下したり、寿
命が短くなることが知られている。
【0008】また、発光した有機EL素子と発光してい
ない有機EL素子を、次の順次走査で同時に発光させる
とき、発光した有機EL素子は容量特性Cに電荷が既に
蓄積されているため、充電時間を必要とする発光してい
ない有機EL素子とで発光の立ち上がり時間が揃わず画
質が低下する。
【0009】このような問題を解決するために従来の有
機ELディスプレイ装置では、発光した有機EL素子の
消灯後、容量特性Cに蓄積された電荷の放電を行い有機
EL素子をリフレッシュしている。
【0010】図8は、リフレッシュを行う有機EL素子
の駆動回路である。図6と同様に駆動信号Sによりスイ
ッチ手段5がONすると、電源20から有機EL素子1
に順バイアス電流が供給されて有機EL素子1が発光す
る。駆動信号Sが終了してスイッチ手段5がOFFする
と、電源20から供給された電流が遮断されて有機EL
素子1が消灯する。
【0011】消灯してからt秒後、信号Rによりリフレ
ッシュスイッチ7がONされる。リフレッシュスイッチ
7がONすると、電源22から発光したときの電流方向
と逆方向の電流である逆バイアス電流が有機EL素子1
に供給される。この逆バイアス電流により、有機EL素
子1の容量特性Cに蓄積された電荷が放電される。
【0012】また、他のリフレッシュの方法として、消
灯した後、有機EL素子1の両端をショートして放電を
行う方法もある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の有機EL素子のリフレッシュは、消灯後に所定のタイ
ミングでリフレッシュのための信号を送り行っている。
しかしながら、有機EL素子を高速に点灯させて発光強
度(階調)を制御するディスプレイ装置では、リフレッ
シュ信号の制御も高速に行う必要があり制御が困難にな
る。
【0014】また、発光毎の消灯後に所定のタイミング
でリフレッシュを行うと、有機EL素子の発光時間が制
限される。
【0015】本発明は、上記課題を鑑みて、リフレッシ
ュのための特別な制御をせずに、有機EL素子の発光、
消灯の制御を行う有機ELディスプレイ装置を提供する
ことを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は 1) 複数の有機EL素子と、複数のデータ線と複数の
走査線のそれぞれが直交するように配線されたパッシブ
マトリクスと、前記複数のデータ線及び前記複数の走査
線のそれぞれに接続された複数のスイッチ手段と、前記
複数のスイッチ手段を制御して前記有機EL素子に供給
する電流の方向を切り替える制御手段とを有する有機E
Lディスプレイ装置、 2) 複数の有機EL素子と、複数のデータ線と複数の
走査線のそれぞれが直交するように配線されたパッシブ
マトリクスと、前記複数のデータ線及び前記複数の走査
線のそれぞれに接続された複数のスイッチ手段と、それ
ぞれのデータ線から電流を供給する第1電源と、該第1
電源と異なる電位でそれぞれの走査線から電流を供給す
る第2電源と、前記複数のスイッチ手段を制御して、前
記第1電源または前記第2電源から前記有機EL素子に
供給される電流の方向を切り替える制御手段とを有する
有機ELディスプレイ装置、1)、2)において、スイ
ッチ手段は、データ線及び走査線のそれぞれに2個ずつ
接続されたトランジスタであること、制御手段は異なる
一対の駆動信号により前記スイッチ手段を制御するこ
と、 3) 発光した有機EL素子に供給する電流方向を切り
替えて逆バイアス電流を供給して消灯させ、次の発光が
行われるまで該逆バイアス電流の供給を維持する有機E
Lディスプレイ装置の駆動方法、 4) 順次走査により複数の有機EL素子から発光させ
る有機EL素子を選択し、選択されていない有機EL素
子に逆バイアス電流を供給する有機ELディスプレイ装
置の駆動方法、により達成される。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下、図面
に基づいて説明するが、これに限定されるものではな
い。
【0018】図1は、複数の有機EL素子の発光により
画像を表示する有機ELディスプレイ装置の一例である
携帯電話の模式図である。
【0019】携帯電話Kは、有機ELディスプレイ(以
下表示部ともいう)A、有機EL素子に電流を供給する
不図示の電源、装置全体の制御を行うCPU(中央演算
プロセッサ)等を備えている。
【0020】有機ELディスプレイ装置の駆動方式とし
ては、有機EL素子それぞれを独立に駆動するアクティ
ブマトリクス駆動方式と、順次走査により走査線及びデ
ータ線を時分割で駆動するパッシブマトリクス駆動方式
とがある。このうちパッシブマトリクス駆動方式は、走
査及びデータ線を直交させた構造が単純な配線のため携
帯電話等の小型の有機ELディスプレイ装置においてコ
スト的に優位である。
【0021】本発明に係る有機ELディスプレイ装置
の、駆動方式の形態は小型化に有利なパッシブマトリク
ス駆動方式である。
【0022】図2は、有機ELディスプレイAを駆動す
る回路のブロック図である。表示部Aは、複数の有機E
L素子1、配線部B、複数のスイッチ手段5、制御手段
6等を有する。
【0023】配線部Bは、走査線L1〜Lnとデータ線K
1〜Knを有し、走査線とデータ線それぞれが直交するよ
うにマトリクス状に配線されたパッシブマトリクスであ
る。
【0024】走査線L1からLn、データ線K1からKn
それぞれに1個または2個のスイッチ手段5が接続さ
れ、制御手段6からの駆動信号によりスイッチ手段5の
切り替えが行われる。
【0025】有機EL素子1は、走査線とデータ線が直
交する付近に配置され、陽極がデータ線K1からKnのい
ずれか1つに接続され、陰極が走査線L1からLnのいず
れか1つに接続されている。
【0026】次に、制御手段6の有機ELディスプレイ
Aの駆動方法を以下に説明する。制御手段6は、走査線
1からLnのスイッチ手段5を切り替えてL1からLn
1つの走査線を選択する。
【0027】一方、制御手段6は、本体のCPU100
から送られた画像情報に基づいてデータ線のスイッチ手
段5の切り替えを行う。
【0028】したがって、制御手段6は、走査線、デー
タ線のスイッチの切り替えにより、選択した走査線に接
続されている有機EL素子のなかから、発光させるもの
の陽極から電流を供給して発光を行う。
【0029】そして、制御手段6は、走査線L1からLn
を1つずつ順番に周期的に選択して、有機ELディスプ
レイ装置の複数の有機EL素子1の発光、消灯の制御を
行い、画像情報を表示する。
【0030】次に、制御手段6による有機EL素子1の
発光、消灯の制御方法を以下に説明する。
【0031】図3は、有機ELディスプレイ装置の表示
部の駆動回路を示す図である。図3の実施の形態は、図
2の有機ELディスプレイAにおいて、説明を容易にす
るために3×3個の有機EL素子1からなる構成として
ある。もちろん、本発明に係る有機ELディスプレイ装
置はこの規模に限定されるものではない。
【0032】図において、有機EL素子はダイオード特
性Dの記号で表し、容量特性Cの記号は省略する。
【0033】制御手段6は、順次走査により選択された
走査線L1のスイッチ手段5と、発光させる有機EL素
子D12が接続されたデータ線K2のスイッチ手段5に
駆動信号Sを送る。
【0034】順次走査により選択されていない走査線L
2、L3のスイッチ手段5は電源20側に切り替わってい
る。また、走査線L1において、発光させない有機EL
素子D11、D13が接続するデータ線K1、K3のスイ
ッチ手段5は接地側に切り替わっている。
【0035】制御手段6から送られた駆動信号Sによ
り、走査線L1のスイッチ手段5は接地側に切り替わ
り、データ線K2のスイッチ手段5は電源20側に切り
替わる。したがって、有機EL素子D12は、電源20
から供給された電流が陽極から陰極に流れる順バイアス
電流が供給されて発光する。
【0036】駆動信号Sが終了して走査線L1の順次走
査が終わると、走査線L1のスイッチ手段5は電源20
側に切り替わり、データ線K2のスイッチ手段5は接地
側に切り替わる。したがって、有機EL素子D12は、
電源20から供給された電流が陰極から陽極に流れる逆
バイアス電流となり消灯するとともに、発光時に蓄積さ
れた電荷が放電される。
【0037】すなわち、制御手段6は、スイッチ手段5
を制御して発光した有機EL素子の電流方向を切り替え
て、消灯を行うとともに蓄積された電荷を放電するの
で、消灯後にリフレッシュのために特別な制御を行う必
要はない。
【0038】図4は、図3と異なる実施の形態の有機E
Lディスプレイの駆動回路を示す図である。
【0039】実施の形態において、図3と同様に3×3
の規模の有機ELディスプレイ装置で説明を行い、図3
と同じ機能を有するものは、同じ参照番号を付して説明
は省略する。
【0040】図において、データ線K1からK3のそれぞ
れにトランジスタTr1、Tr2のソース(S)とドレ
イン(D)よりなるチャンネルの一端部が接続され、走
査線L1からL3のそれぞれにトランジスタTr3、Tr
4のチャンネルの一端部が接続されている。
【0041】一方、トランジスタTr1のチャンネルの
他端部は電源21に接続され、トランジスタTr4のチ
ャンネルの他端部は電源30に接続されている。トラン
ジスタTr2とトランジスタTr4のチャンネルの他端
部は接地されている。
【0042】ここで、トランジスタのソースとドレイン
は特に区別するものではなく、逆でも良い。
【0043】電源21は、データ線から電流を供給する
第1電源である。電源30は、走査線から電流を供給す
る第2電源で、電源21と異なる電位である。
【0044】電源21、電源30は電流源または電圧源
であって、スイッチ手段(ここでは各トランジスタ)の
切り替えにより有機EL素子に対して互いに対向して接
続されたとき、電源30の電位が電源21の電位より高
くなるように設けられている。このため、有機EL素子
に対して互いに対向して接続されると、電源30から有
機EL素子に電流が供給される。
【0045】次に、有機EL素子D12を発光させると
きの制御方法を説明する。制御手段6は、順次走査によ
り走査線L1を選択し、有機EL素子D12が接続され
ているデータ線K2を選択する。
【0046】制御手段6は、選択したデータ線K2のト
ランジスタTr1、Tr2に駆動信号Sを送り、トラン
ジスタTr3、Tr4に制御手段6の反転手段(図示せ
ず)により極性を反転させた駆動信号Sを送る。
【0047】駆動信号Sが送られたトランジスタTr
1、Tr3のゲート(G)は、駆動信号Sの立ち上がり
でONし、トランジスタTr2、Tr4は否定回路40
により極性が反転した駆動信号Sの立ち下がりでOFF
する。
【0048】トランジスタTr1、Tr3のONによ
り、電源21から供給された電流が有機EL素子D12
の陽極から陰極に流れる順バイアス電流となり有機EL
素子D12が発光する。
【0049】走査線L1の選択が終了し駆動信号Sが終
わると、立ち下がりでトランジスタTr1、Tr3がO
FFし、否定回路40により極性が反転した駆動信号S
の立ち上がりでトランジスタTr2、Tr4はONす
る。トランジスタTr2、Tr4のONにより、電圧源
30から供給された電流が有機EL素子D12の陰極か
ら陽極に流れる逆バイアス電流となり、有機EL素子D
12は消灯する。
【0050】すなわち、極性の異なる一対の駆動信号S
により有機EL素子に対して4つのトランジスタのON
/OFFを制御して有機EL素子の電流方向の切り替え
て、発光、消灯を行うとともに、発光で蓄積された電荷
を放電している。
【0051】また、制御手段6は、走査線L1が選択さ
れているとき、非選択の走査線L2、L3に接続されてい
る有機EL素子D21、D22、D23、D31、D3
2、D33は、走査線L2、L3のトランジスタTr3は
OFF、Tr4はONしているので、陰極から電源30
の逆バイアス電流が供給されて消灯している。
【0052】ここで、非選択で消灯している有機EL素
子のうち有機EL素子D22、D32は、陽極に電源2
1、陰極に電源30が互いに対向して接続されるが、電
源30の電位のほうが高いので、逆バイアス電流が供給
される。
【0053】すなわち、順次走査により選択されていな
い走査線の有機EL素子には、逆バイアス電流を供給し
て消灯させ、次の順次走査で発光が行われるまで逆バイ
アス電流の供給が維持される。
【0054】図5は、制御手段により図4の有機EL素
子D12、D22、D32を発光、消灯させるときの電
流のタイミングチャートである。
【0055】図において、Tは順次走査の1周期の時
間、Sは1つの走査線を走査するときの走査時間であ
る。また、タイミングチャートの縦軸は、順バイアス電
流により有機EL素子が発光したときの順バイアス電流
の方向を正とし、逆バイアス電流を負としている。有機
EL素子は、発光しているときは順バイアス電流、消灯
しているときは逆バイアス電流が供給されている。
【0056】図からわかるように、順バイアス電流を供
給して発光した有機EL素子は、電流方向を切り替えて
逆バイアス電流が供給された消灯する。そして、消灯し
た有機EL素子は、順次走査により接続している走査線
が選択され、次の発光が行われるまで逆バイアス電流の
供給が維持される。
【0057】すなわち、消灯している有機EL素子に
は、逆バイアス電流の供給が維持されるので、発光時に
蓄積された電荷が放電されるとともに、順バイアス電流
がリークして誤って発光することがない。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、有機EL素子のリフレ
ッシュのために特別な制御を行うことなく、有機ELデ
ィスプレイ装置の画質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】有機ELディスプレイ装置の一例である携帯電
話の模式図である。
【図2】有機ELディスプレイを駆動する回路のブロッ
ク図である。
【図3】有機ELディスプレイ装置の表示部の駆動回路
を示す図である。
【図4】図3と異なる実施の形態の有機ELディスプレ
イの駆動回路を示す図である。
【図5】図4の有機EL素子D12、D22、D32
の、発光、消灯の電流のタイミングチャートである。
【図6】有機EL素子の模式図である。
【図7】有機EL素子を電気的な等価回路図で示すも
の。
【図8】リフレッシュを行う有機EL素子の駆動回路を
示す図である。
【符号の説明】
1 有機EL素子 5 スイッチ手段 6 制御手段 7 リフレッシュスイッチ 10 陽極 11 有機層 12 陰極 13 ガラス基板 20 電源 21 第1電源 30 第2電源 40 否定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/14 H05B 33/14 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の有機EL素子と、複数のデータ線
    と複数の走査線のそれぞれが直交するように配線された
    パッシブマトリクスと、前記複数のデータ線及び前記複
    数の走査線のそれぞれに接続された複数のスイッチ手段
    と、前記複数のスイッチ手段を制御して前記有機EL素
    子に供給する電流の方向を切り替える制御手段とを有す
    ることを特徴とする有機ELディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 複数の有機EL素子と、複数のデータ線
    と複数の走査線のそれぞれが直交するように配線された
    パッシブマトリクスと、前記複数のデータ線及び前記複
    数の走査線のそれぞれに接続された複数のスイッチ手段
    と、それぞれのデータ線から電流を供給する第1電源
    と、該第1電源と異なる電位でそれぞれの走査線から電
    流を供給する第2電源と、前記複数のスイッチ手段を制
    御して、前記第1電源または前記第2電源から前記有機
    EL素子に供給される電流の方向を切り替える制御手段
    とを有することを特徴とする有機ELディスプレイ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段は、前記データ線及び
    前記走査線のそれぞれに2個ずつ接続されたトランジス
    タであることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機
    ELディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、異なる一対の駆動信号
    により前記スイッチ手段を制御することを特徴とする請
    求項1又は2に記載の有機ELディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 発光した有機EL素子に供給する電流方
    向を切り替えて逆バイアス電流を供給して消灯させ、次
    の発光が行われるまで該逆バイアス電流の供給を維持す
    ることを特徴とする有機ELディスプレイ装置の駆動方
    法。
  6. 【請求項6】 順次走査により複数の有機EL素子から
    発光させる有機EL素子を選択し、選択されていない有
    機EL素子に逆バイアス電流を供給することを特徴とす
    る有機ELディスプレイ装置の駆動方法。
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