JP5200313B2 - 有機elディスプレイ装置及びその駆動方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、有機ELディスプレイ装置及びその駆動方法に関し、詳しくはパルス数駆動における有機EL素子のリフレッシュ法の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自発光素子として、素子を流れる電流により発光する有機エレクトロルミネッセンス(以下、有機EL素子)が知られており、有機EL素子を複数個マトリクス状に並べて画像情報を表示するテレビや携帯電話等の有機ELディスプレイ装置に利用されている。
【0003】
図6は、有機EL素子の模式図である。
有機EL素子1は、酸化インジウム等の透明導電材料からなる陽極10(透明電極)、薄膜の有機化合物の単層または複数層で形成された有機層11、アルミニウム等の金属材料からなる陰極12(金属電極)を有し、ガラス基板13上に形成される。
【0004】
有機EL素子1の透明電極10、金属電極12と電源20とを接続し、スイッチ手段5をオンして電源20から有機EL素子1に電流を供給する。供給された電流が、有機EL素子1の陽極から陰極の方向に電流が流れる順方向電流のとき、有機EL素子1は供給された電流量に応じて有機層11が発光する。有機層11の発光は、透明電極10、ガラス基板13を通して確認される。
【0005】
有機EL素子1の陽極は、仕事関数の大きい(4eV以上)金属、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが好ましく用いられる。このような電極物質の具体例としてはAuなどの金属、CuI、インジウムチンオキシド(ITO)、SnO2、ZnOなどの導電性透明材料が挙げられる。この陽極より発光した光を取り出す場合には、陽極の透過率を10%より大きくする。
【0006】
有機EL素子1の陰極は、仕事関数の小さい(4eV以下)金属、合金、電気伝導性化合物及びこれらの混合物を電極物質とするものが用いられる。このような電極物質の具体例としては、ナトリウム、ナトリウム−カリウム合金、マグネシウム、リチウム、マグネシウム/銅混合物、マグネシウム/銀混合物、マグネシウム/アルミニウム混合物、マグネシウム/インジウム混合物、アルミニウム/酸化アルミニウム(Al2O3)混合物、インジウム、リチウム/アルミニウム混合物、希土類金属などが挙げられる。
【0007】
そして、電流が供給されて発光したとき電位が高い方が陽極、電位が低い方が陰極となる。また、発光した光を陰極のほうから取り出すときは陰極の透過率を大きくする。
【0008】
このような有機EL素子1を複数配置した有機ELディスプレイ装置は、複数の走査線毎に有機EL素子を接続し、順次走査により1つの走査線の有機EL素子を選択し、画像情報に応じて選択した有機EL素子に電流を供給して発光をさせて、ドットイメージによって画像を表示する。
【0009】
また、R(赤)、G(緑)、B(青)によるカラー画像を表示するときは、R、G、Bそれぞれで発光する有機EL素子を1画素として、順次走査により選択した画素に電流を供給して画像を表示する。
【0010】
次に、有機ELディスプレイ装置における有機EL素子の輝度(階調)の制御方法を以下に説明する。
【0011】
有機EL素子は電流駆動素子であるため、駆動電圧や駆動電流の大きさにより発光強度を変えて輝度の制御を行うことができる。しかし、有機ELディスプレイ装置では、複数の有機EL素子の低輝度の特性が高輝度に比べてバラツキが大きい。このため、駆動電圧や駆動電流による輝度の制御は、特に低輝度の画像情報を表示するときにチラツキが生じ易くなり画質が低下する。
【0012】
そこで、上記の問題を解決する手段の1つに、一定の駆動電圧や駆動電流により、単位時間あたりの発光時間を変化させて輝度の制御を行う方法がある。単位時間あたりの発光時間の制御方法として、パルス幅駆動とパルス数駆動の2つがある。
【0013】
図7は、有機EL素子の駆動波形の模式図で、(A)はパルス幅駆動、(B)はパルス数駆動である。
【0014】
パルス幅駆動は、パルスの幅の時間sだけ一定の駆動電圧または駆動電流を有機EL素子に供給する輝度制御の方法である。
【0015】
パルス数駆動は、一定の時間tのパルスの数だけ有機EL素子に駆動電圧または駆動電流を供給する輝度制御の方法である。
【0016】
ここで、特にパルス幅駆動において、高輝度にするときはパルス幅を拡げて一定の駆動電圧または駆動電流を長時間供給する。しかしながら、有機EL素子は図8に示すように、容量特性Cとダイオード特性Dとの並列回路の電気的な等価回路として表すことができ、順方向電流が長時間供給されると容量特性Cに分極が発生し易くなり、発光輝度の低下や寿命が短くなることが知られている。
【0017】
また、有機ELディスプレイ装置の順次走査において、長時間発光した有機EL素子と発光していない有機EL素子では、発光した有機EL素子は容量特性Cに電荷が十分に蓄積されており、発光していない有機EL素子は電荷が蓄積されていない。このため、次の順次走査で上述した2つの有機EL素子を同時に発光させると、容量特性Cに電荷が蓄積されていない有機EL素子は充電時間を必要とする。このため、2つの有機EL素子の発光の立ち上がりが揃わず画質が低下する。
【0018】
したがって、従来のパルス幅駆動では、有機EL素子のリフレッシュを順次走査毎に行っている。
【0019】
図9は、リフレッシュを行う有機EL素子の駆動回路である。
図6と同様にスイッチ手段5がオンすると、電源20から有機EL素子1に順方向電流が供給されて有機EL素子1が発光する。パルス幅駆動によりスイッチ手段5のオン時間により有機EL素子の輝度が制御される。発光が終了し、スイッチ手段5がオフすると電源20から供給された電流が遮断されて消灯する。
【0020】
これにより発光時の電流方向と逆方向の電流が有機EL素子1に供給される。この逆方向電流により、有機EL素子1の容量特性Cに蓄積された電荷が放電される。電荷の放電量は、発光した時間に応じてリフレッシュスイッチ40のオン時間により制御される。
【0021】
パルス数駆動においては、時間幅tによるパルス数で有機EL素子の輝度が制御されるため、パルス幅駆動に比較して有機EL素子の分極の発生がしにくい。
【0022】
更に、階調数や順次走査する走査線の数が増すと、パルス数駆動の時間幅tが狭くなるため、リフレッシュのタイミングの制御が困難になる。このため、パルス数駆動において、有機EL素子の順方向電流の供給時間に対する正確なリフレッシュは行われていなかった。
【0023】
また、パルス数駆動の時間幅tは、有機EL素子の数(画素数)、順次走査時間、階調数等に応じて、表示する画像にチラツキが生じない程度に決められている。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、有機ELディスプレイ装置は更なる高輝度化が望まれており、高輝度化に伴う駆動電圧や駆動電流の増加によって、パルス数駆動においても有機EL素子の分極化や発光の立ち上がりの不揃いが問題となる。
【0025】
ところで、有機ELディスプレイ装置の有機EL素子の配線手段として、有機EL素子それぞれに駆動電圧値または駆動電流値を保持するコンデンサ等の保持機構を備え、順次走査の駆動パルスが通過しても発光が維持されるアクティブマトリクスと、保持機構がなく順次走査の駆動パルスが加えられたときに発光するパッシブマトリクスとがある。
【0026】
パッシブマトリクスは、構造が単純なため携帯電話等の小型の有機ディスプレイ装置においてコスト的に優位であるが、保持機構が無いため、アクティブマトリクスに比べ有機EL素子の発光時間が短くなる。このため、パッシブマトリクスのパルス数駆動において、駆動電圧や駆動電流の増加による高輝度化の要望が特に高い。
【0027】
本発明は、上記課題を鑑みて、パルス数駆動における有機EL素子の適切なリフレッシュを行う有機ELディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、
1) 1つの走査線を走査する期間当たりの発光回数により有機EL素子の輝度を制御する有機ELディスプレイ装置であって、複数のデータ線と複数の走査線のそれぞれが直交するように配線され、該有機EL素子は陽極が該データ線に、陰極が該走査線に接続するものであり、電源からの電流を前記有機EL素子へ供給するパッシブマトリクスである配線手段と、前記複数のデータ線と前記複数の走査線それぞれに接続して、前記有機EL素子に供給する電流の方向を切り替えるスイッチ手段と、前記スイッチ手段の切り替えにより、順方向電流と逆方向電流を所定周期で交互に供給した後、逆方向電流を供給するように前記有機EL素子の発光を制御する制御手段と、を有する有機ELディスプレイ装置、
2) 1)の前記所定周期の順方向電流の供給時間の割合が70%以上であること、
3) 1)又は2)の前記スイッチ手段はデータ線と走査線に接続するそれぞれ2つのトランジスタからなること、
4) 電源からの電流を有機EL素子へ供給するパッシブマトリクスである配線手段の複数のデータ線と複数の走査線が直交するように配線され、該有機EL素子は陽極が該データ線に、陰極が該走査線に接続するものであり、1つの走査線を走査する期間当たりの発光回数により前記有機EL素子の輝度を制御する有機ELディスプレイ装置の駆動方法において、所定周期で前記有機EL素子に順方向の電流と逆方向の電流を交互に印加することにより前記所定周期で前記有機EL素子を点滅発光させた後、逆方向電流を供給して前記有機EL素子を消灯させる有機ELディスプレイ装置の駆動方法、
5) 電源からの電流を有機EL素子へ供給するパッシブマトリクスである配線手段の複数のデータ線と複数の走査線が直交するように配線され、該有機EL素子は陽極が該データ線に、陰極が該走査線に接続するものであり、1つの走査線を走査する期間当たりの発光回数により前記有機EL素子の輝度を制御する有機ELディスプレイ装置の駆動方法において、1つの走査線の走査期間で、順方向電流と逆方向電流を所定周期で交互に前記有機EL素子に供給するステップと、逆方向電流を前記有機EL素子に供給するステップと、を有する有機ELディスプレイ装置の駆動方法、
6) 5)の前記所定周期の順方向電流の供給時間の割合が70%以上であること、により達成される。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明に係る実施の形態の一例を以下、図面に基づいて説明する。
【0030】
図1は、複数の有機EL素子の発光により画像を表示する有機ELディスプレイ装置の一例である携帯電話の模式図である。
【0031】
携帯電話である有機ELディスプレイ装置Aは、複数の有機EL素子を並べて、画像情報を表示する表示部K、表示部Kの有機EL素子や各部に電流を供給する不図示の電源、不図示の電話通信機能を備えた通信部、装置全体の制御を行うCPU(中央演算プロセッサ)等を有する。
【0032】
本発明の有機ELディスプレイ装置は、携帯電話に限らず、ラップトップコンピュータ、テレビ、デジタルカメラ、カーナビ等、画像情報を視覚的に表示する装置である。
【0033】
図2は、有機ELディスプレイ装置Aの画像情報を表示する表示部Kのブロック図である。
【0034】
表示部Kは、複数の有機EL素子1、配線手段B、複数のスイッチ手段5、制御手段6等を有する。
【0035】
配線手段Bは、走査線L1〜Lnとデータ線K1〜Knを有し、走査線とデータ線それぞれが直交するようにマトリクス状に配線され、電源20、電源30からの電流を有機EL素子へ供給する。
【0036】
本実施の形態の配線手段は、駆動電圧値あるいは駆動電流値が比較的大きくなる保持機構を持たないパッシブマトリクスであるが、保持機構を持つアクティブマトリクスでも良い。
【0037】
スイッチ手段5は、走査線L1〜Ln、データ線K1〜Knそれぞれに接続し、制御手段6からの駆動パルスによりパッシブマトリクスを介して有機EL素子に供給される電流の方向を切り替える。
【0038】
有機EL素子1は、走査線とデータ線が直交する付近に配置され、陽極がデータ線K1〜Knのいずれか1つに接続され、陰極が走査線L1〜Lnのいずれか1つに接続されている。
【0039】
制御手段6は、走査線L1〜Lnのうち、選択した1つの走査線のスイッチ手段に駆動パルスを送る。
【0040】
一方、制御手段6は、本体のCPU100から送られた画像情報に基づいて、選択した走査線に接続された有機EL素子それぞれに対応するデータ線のスイッチ手段5に駆動パルスを送る。
【0041】
電源20、電源30は、パッシブマトリクスを介して有機EL素子に電流を供給する電圧源または電流源である。また、電源20と電源30は、共通の電源でも良い。
【0042】
次に、制御手段6の有機ELディスプレイ装置Aの具体的な駆動方法を以下に説明する。
【0043】
図3は、有機ELディスプレイ装置Aの表示部Kの駆動回路である。
図3の実施の形態においては、表示部Kは説明を容易にするために有機EL素子を3×3マトリクス状に配置した規模とした。もちろん、本発明の有機ELディスプレイ装置の表示部Kをこの規模に限定するものではない。
【0044】
図において、有機EL素子はダイオード特性Dの記号で表し、容量特性Cの記号は省略する。
【0045】
また、駆動パルスS1、S2は2値(以下、ハイとロー)のデジタル信号で、本体CPU100からの画像情報情報に基づいて制御手段6が作成する。
【0046】
走査線L1、L2、L3それぞれのスイッチ手段5は、駆動パルスS2がハイのとき電源30側、駆動パルスがローのとき接地側に切り替わり、有機EL素子の陽極と電源30を接続する。
【0047】
データ線K1、K2、K3各々のスイッチ手段5は、駆動パルスS1がハイで電源20側、駆動パルスがローで接地側に切り替わり、有機EL素子の陰極と電源20との接続が行われる。
【0048】
ここで、走査線L1に接続する有機EL素子のうち、有機EL素子D12を発光するときの輝度の制御方法を以下に説明する。
【0049】
制御手段6は、順次走査により複数の走査線から走査線L1を選択する。選択した走査線L1のスイッチ手段5に駆動パルスS2を送信する。
【0050】
一方、制御手段6は、画像情報に基づいて、有機EL素子D12に接続するデータ線K2のスイッチ手段5に駆動パルスS1を送る。
【0051】
制御手段6は、順次走査により選択されていない走査線L2、L3のスイッチ手段5は電源30側に切り替える。また、走査線L1において、消灯させる有機EL素子D11、D13が接続するデータ線K1、K3のスイッチ手段5は接地側に切り替える。
【0052】
順次走査において、駆動パルスS1、S2は極性が反転した相似の駆動パルスで、駆動パルスS1がハイ(駆動パルスS2がロー)のとき、データ線K1のスイッチ手段5が電源20側に切り替えられるとともに、走査線L1のスイッチ手段5が接地側に切り替えられる。したがって、電源20から有機EL素子D12の陰極に順方向電流が供給されて発光する。
【0053】
そして、駆動パルスS1がロー(駆動パルスS2がハイ)のとき、データ線K1のスイッチ手段5が接地側に切り替えられるとともに、走査線L1のスイッチ手段5が電源側に切り替えられる。したがって、電源30から有機EL素子D12の陽極に逆方向の電流が供給されて消灯し、発光時に蓄積された有機EL素子D12の容量特性の電荷が放電される。
【0054】
図4は、有機EL素子を駆動させる駆動パルスのタイミングチャートで、駆動パルスS1、駆動パルスS2、有機EL素子に流れる電流波形を示す。
【0055】
順次走査による1つの走査線を走査する期間は、期間C1と期間C2に分かれている。
【0056】
期間C1(発光時間)は、順方向電流と逆方向電流を所定周期で交互に前記有機EL素子に供給するステップである。
【0057】
期間C1では、駆動パルスS1、S2によるスイッチ手段5の切り替えにより、駆動パルスS1の立ち上がり(駆動パルスS2の立ち下がり)で有機EL素子には順方向電流に切り替わり、駆動パルスS1の立ち下がり(駆動パルスS2の立ち上がり)で有機EL素子には逆方向電流に切り替わる。
【0058】
順方向電流と逆方向電流の切り替えは所定の周期Tで行われ、有機EL素子は順方向電流と逆方向電流が交互に供給されて点滅発光する。この点滅発光の回数により単位時間当たりの有機EL素子の輝度の制御が行われる。
【0059】
期間C2(消灯時間)は、逆方向電流を前記有機EL素子に供給するステップである。
【0060】
期間C2では、駆動パルスS1の立ち下がり(駆動パルスS2の立ち上がり)により有機EL素子に逆方向電流を一定時間供給して消灯させる。
【0061】
すなわち、制御手段6はスイッチ手段5の切り替えにより、順方向電流と逆方向電流を所定周期で交互に供給した後、逆方向電流を供給するように有機EL素子の発光を制御する。
【0062】
なお図においては、説明のため期間C1の全期間で点滅発光させているが、輝度が低いときは、期間C1においても、所定周期で有機EL素子を点滅発光させた後、逆方向電流を供給して前記有機EL素子を消灯させる。
【0063】
また、期間C1における駆動パルスS1の周期Tのデューティ比、すなわち所定周期における順方向電流の供給時間の割合は、70%以上とすると発光で充電された電荷に対する効率の良い放電が行われる。
【0064】
さらに、C1とC2の走査期間における期間C1の割合を80%以上にすると電荷に対するより良い効率の放電が行える。
【0065】
図5は、図3と異なる実施の形態の有機ELディスプレイ装置の駆動回路である。
【0066】
図5の実施の形態においては、図3のデータ線のスイッチ手段5をトランジスタTr1とTr2、走査線のスイッチ手段5をトランジスタTr3とTr4に置き換えている。
【0067】
反転手段50は、駆動パルスS1を極性反転させた駆動パルスを作成する。
なお図3と同じ機能を有するものは、同じ参照番号を付して説明は省略する。
【0068】
駆動パルスS1がハイのとき、Tr1はオン、Tr2がオフしてデータ線K2は電源20側に接続するとともに、トランジスタTr3オン、Tr4がオフして走査線L1は接地側に接続する。このため、有機EL素子D12に順方向電流が供給される。
【0069】
駆動パルスS1がローのとき、Tr1はオフ、Tr2がオンしてデータ線K2は接地側に接続するとともに、トランジスタTr3オフ、Tr4がオンして走査線L1は電源30側に接続する。このため、有機EL素子D12に逆方向電流が供給される
スイッチ手段5としてをトランジスタを用いることにより、より短い周期の駆動パルスで駆動させる大画面の有機ディスプレイ装置の駆動にも対応できる。
【0070】
また、トランジスタは、バイポーラやユニポーラどちらでも良く、有機材料からなるトランジスタであれば製造コスト的に有利である。
【0071】
【発明の効果】
本発明の有機ELディスプレイ装置とその駆動方法によれば、パルス数駆動における有機EL素子の適切なリフレッシュが行われ、チラツキの少ない有機ELディスプレイ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】有機ELディスプレイ装置の一例である携帯電話の模式図である。
【図2】有機ELディスプレイ装置の画像情報を表示する表示部のブロック図である。
【図3】有機ELディスプレイ装置の表示部の駆動回路である。
【図4】有機EL素子を駆動させる駆動パルスのタイミングチャートを示す図である。
【図5】図3と異なる実施の形態の有機ELディスプレイ装置の駆動回路である。
【図6】有機EL素子の模式図である。
【図7】有機EL素子の駆動波形の模式図である。
【図8】有機EL素子を電気的な等価回路として表す図である。
【図9】リフレッシュを行う有機EL素子の駆動回路を示す図である。
【符号の説明】
1 有機EL素子
5 スイッチ手段
6 制御手段
10 陽極
11 有機層
12 陰極
13 ガラス基板
20、30 電源
40 リフレッシュスイッチ
50 反転手段
100 CPU
Claims (6)
- 1つの走査線を走査する期間当たりの発光回数により有機EL素子の輝度を制御する有機ELディスプレイ装置であって、複数のデータ線と複数の走査線のそれぞれが直交するように配線され、該有機EL素子は陽極が該データ線に、陰極が該走査線に接続するものであり、電源からの電流を前記有機EL素子へ供給するパッシブマトリクスである配線手段と、前記複数のデータ線と前記複数の走査線それぞれに接続して、前記有機EL素子に供給する電流の方向を切り替えるスイッチ手段と、前記スイッチ手段の切り替えにより、順方向電流と逆方向電流を所定周期で交互に供給した後、逆方向電流を供給するように前記有機EL素子の発光を制御する制御手段と、を有することを特徴とする有機ELディスプレイ装置。
- 前記所定周期の順方向電流の供給時間の割合が70%以上であることを特徴とする請求項1に記載の有機ELディスプレイ装置。
- 前記スイッチ手段はデータ線と走査線に接続するそれぞれ2つのトランジスタからなることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機ELディスプレイ装置。
- 電源からの電流を有機EL素子へ供給するパッシブマトリクスである配線手段の複数のデータ線と複数の走査線が直交するように配線され、該有機EL素子は陽極が該データ線に、陰極が該走査線に接続するものであり、1つの走査線を走査する期間当たりの発光回数により前記有機EL素子の輝度を制御する有機ELディスプレイ装置の駆動方法において、所定周期で前記有機EL素子に順方向の電流と逆方向の電流を交互に印加することにより前記所定周期で前記有機EL素子を点滅発光させた後、逆方向電流を供給して前記有機EL素子を消灯させることを特徴とする有機ELディスプレイ装置の駆動方法。
- 電源からの電流を有機EL素子へ供給するパッシブマトリクスである配線手段の複数のデータ線と複数の走査線が直交するように配線され、該有機EL素子は陽極が該データ線に、陰極が該走査線に接続するものであり、1つの走査線を走査する期間当たりの発光回数により前記有機EL素子の輝度を制御する有機ELディスプレイ装置の駆動方法において、1つの走査線の走査期間で、順方向電流と逆方向電流を所定周期で交互に前記有機EL素子に供給するステップと、逆方向電流を前記有機EL素子に供給するステップと、を有することを特徴とする有機ELディスプレイ装置の駆動方法。
- 前記所定周期の順方向電流の供給時間の割合が70%以上であることを特徴とする請求項5に記載の有機ELディスプレイ装置の駆動方法。
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