JP2003131619A - 自己発光型表示装置 - Google Patents

自己発光型表示装置

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JP2003131619A
JP2003131619A JP2001328058A JP2001328058A JP2003131619A JP 2003131619 A JP2003131619 A JP 2003131619A JP 2001328058 A JP2001328058 A JP 2001328058A JP 2001328058 A JP2001328058 A JP 2001328058A JP 2003131619 A JP2003131619 A JP 2003131619A
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brightness adjustment
display
luminous
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Atsushi Hanari
淳 羽成
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Abstract

(57)【要約】 【課題】階調制御に関係なく輝度および色度を調整可能
にする。 【解決手段】自己発光型表示装置は表示画面を構成する
複数の表示画素PXと、複数の表示画素PXの行に沿っ
た複数の走査線Yと、複数の表示画素の列に沿った複数
の信号線Xと、前記複数の表示画素PXに電源電圧を供
給するEL電源14とを備える。特に各表示画素PXは
赤、緑、青の発光色のいずれかで発光する有機EL素子
16、対応走査線Yからの走査信号に応答して対応信号
線Xからの映像信号を取り込む画素スイッチ18、並び
に有機EL素子16およびEL電源14間に接続され画
素スイッチ18からの映像信号に対応する駆動電流を有
機EL素子16に供給する駆動素子17を含み、各有機
EL素子16はさらに発光色毎に独立した輝度調整スイ
ッチ20R,20G,20Bを介してEL電源14に接
続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば有機EL(E
lectro Luminescence)素子のような自己発光素子が表示
画面を構成する複数の表示画素に設けられる自己発光型
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、有機EL表示装置が軽量、薄
型、高輝度という特徴を持つことから携帯用情報機器の
モニタディスプレイとして注目されている。典型的な有
機EL表示装置はマトリクス状に配置される複数の表示
画素に自己発光素子として有機EL素子を設け、これら
表示画素で構成される表示画面に画像を表示する。この
表示装置では、複数の走査線がこれら表示画素の行に沿
ってそれぞれ配置され、複数の信号線がこれら表示画素
の列に沿ってそれぞれ配置され、複数の画素スイッチが
これら走査線および信号線の交差位置近傍に配置され
る。
【0003】各表示画素は画素スイッチ、駆動素子、お
よび有機EL素子を含む。画素スイッチは対応走査線か
らの走査信号に応答して対応信号線からの映像信号を取
込むように接続される。駆動素子は画素スイッチからの
映像信号に対応する駆動電流を供給するように有機EL
素子および駆動電源線間に接続される。駆動素子および
画素スイッチはガラスや合成樹脂などから成る基板、導
電性を有する基板、あるいは半導体等の基板上にSiO
2やSiNなどの絶縁膜を形成した基板上に形成される
薄膜トランジスタで構成される。
【0004】有機EL素子は赤、緑、または青の蛍光性
有機化合物を含む薄膜である発光層をカソード電極およ
びアノード電極間に挟持した構造を有し、発光層に電子
および正孔を注入しこれらを再結合させることにより励
起子を生成させ、この励起子の失活時に生じる光放出に
より発光する。アノード電極はITO等で構成される透
明電極であり、カソード電極はアルミニウム等の金属で
構成される反射電極である。この構成により、有機EL
素子は10V以下の印加電圧でも100〜100000
cd/m程度の輝度を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の液晶
表示装置では、一般にバックライトの輝度が使用環境に
依存した画像の見やすさや消費電力を最適化するために
調整される。例えば携帯情報端末を電池駆動にして持ち
歩くような場合、ユーザがバックライトを暗くする低消
費電力動作を選択したり、電池駆動時にこの動作への自
動切替をしたりして電池を節約している。このバックラ
イトの輝度は外部から供給される電源電圧を低下させる
ことにより暗くすることができる。
【0006】これに対して、有機EL素子は輝度が電流
駆動に依存する自己発光素子である。このため、電源電
圧を変化させることにより有機EL素子の輝度を調整す
ることはできない。
【0007】従来、駆動用薄膜トランジスタを非飽和領
域でオンオフする階調表示方式が知られる。この場合、
薄膜トランジスタのオン時間が所望の輝度あるいは階調
を得るために調整されるが、この時間調整だけで輝度お
よび階調を変化させようとすると、極めて僅かな間隔の
時間調整が必要となり、結果として輝度か階調のいずれ
かの設定が困難となる。
【0008】本発明の目的はこのような問題を解消し、
階調制御に関係なく輝度および色度を調整可能な自己発
光型表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表示画
面を構成する複数の表示画素と、複数の表示画素の行に
沿った複数の走査線と、複数の表示画素の列に沿った複
数の信号線と、前記複数の表示画素に電源電圧を供給す
る電源部とを備え、各表示画素は複数種の発光色のいず
れかで発光する自己発光素子、対応走査線からの走査信
号に応答して対応信号線からの映像信号を取り込む画素
スイッチ、並びに前記自己発光素子および電源部間に接
続され画素スイッチからの映像信号に対応する駆動電流
を自己発光素子に供給する駆動素子を含み、各自己発光
素子はさらに発光色毎に独立した輝度調整スイッチ部を
介して電源部に接続される自己発光型表示装置が提供さ
れる。
【0010】この自己発光型表示装置では、自己発光素
子が駆動素子から独立な輝度調整スイッチ部を介して電
源部に接続される。このため、輝度調整スイッチ部が例
えば所定周期の1/2の割合で導通すれば、自己発光素
子の輝度を等価的に1/2にすることができる。すなわ
ち、輝度調整スイッチ部のオン時間により単位時間あた
りの自己発光素子の発光割合を調整して階調制御に関係
なく自己発光素子を所望の輝度(最大階調時の明るさ)
に設定することが可能である。また、輝度調整スイッチ
は発光色毎に独立しているため、複数種の発光色を適切
バランスさせる色度調整も可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
る有機EL表示装置について図面を参照して説明する。
【0012】図1は有機EL表示装置の全体的回路構成
を示し、図2はこの有機EL表示装置のELモジュール
の回路構成を示す。この有機EL表示装置は、画像を表
示するELモジュール12、ELモジュール12の駆動
回路用電源電圧を発生する駆動回路電源13、ELモジ
ュール12のEL用電源電圧を発生するEL電源14、
ELモジュール12の動作を制御する制御装置15を備
える。ELモジュール12は表示画面となるEL表示部
DSを構成する複数の表示画素PX、これら表示画素P
Xの行に沿って配置される複数の走査線Y、これら表示
画素PXの列に沿って配置される複数の信号線X、表示
部DSの外側に配置され複数の走査線Yを駆動する走査
線ドライバYD、および表示部DSの外側に配置され複
数の信号線Xを駆動する信号線ドライバXDを備える。
各表示画素PXは、有機EL素子16、および駆動素子
17、および画素スイッチ18を含む。画素スイッチ1
8は走査線Yおよび信号線Xの交差位置近傍に配置さ
れ、走査線Yからの走査信号に応答して信号線Xからの
映像信号を取込むように接続される。駆動素子17は画
素スイッチ18からの映像信号に対応する駆動電流を有
機EL素子16に供給するように駆動電源線Vddおよび
基準電源線Vss間でこの有機EL素子16に直列に接続
される。有機EL素子16は赤色(R)、緑色(G)、
および青色(B)という3種の発光色のいずれかで発光
するように構成される。これら発光色は複数列の有機E
L素子16に所定順序で割り当てられる。画素スイッチ
18は例えばNチャネル薄膜トランジスタにより構成さ
れ、駆動素子17はPチャネル薄膜トランジスタにより
構成される。走査線ドライバYDおよび信号線ドライバ
XDは、画素スイッチ18および駆動素子17と同一工
程で形成されるNチャネル薄膜トランジスタおよびPチ
ャネル薄膜トランジスタにより構成され、同一絶縁基板
上に一体的に形成される。
【0013】走査線ドライバYDはシフトレジスタおよ
び出力バッファ回路を有し、制御装置15の制御により
1フレーム期間(1F)において順次複数の走査線Yに
走査信号を供給する。すなわち、各走査線Yは互いに異
なる1水平走査期間において走査信号により駆動され
る。信号線ドライバXDはシフトレジスタおよび出力バ
ッファ回路を有し、制御装置15の制御により各水平走
査期間においてデジタル映像信号を順次階調電圧に変換
し、これら階調電圧を複数の信号線Xにアナログ映像信
号として出力する。
【0014】各行の画素スイッチ18は対応走査線Yか
ら供給される走査信号により1水平走査期間に導通し、
走査信号が再び1フレーム期間後に供給されるまで非導
通となる。駆動素子17はこれら画素スイッチ18を介
して素子容量に保持されたアナログ映像信号に対応した
駆動電流を有機EL素子16にそれぞれ供給する。
【0015】走査線ドライバYDおよび信号線ドライバ
XDは電源電圧を受け取るために駆動回路電源13に接
続され、表示画素PXは電源電圧を受け取るために駆動
電源線Vdd,Vssを介してEL電源14に接続される。
【0016】上述の有機EL表示装置はさらに表示画素
PXおよびEL電源14間に接続される複数組の輝度調
整スイッチ20R,20G,20Bを備える。複数組の
輝度調整スイッチ20R,20G,20Bは、例えばE
Lモジュール12を構成するガラス板上でEL表示部D
Sの外側に画素スイッチ18等と同一工程で一体的に配
置され、複数の表示画素PXの行にそれぞれ割り当てら
れる。
【0017】各組の輝度スイッチ20Rは、対応行に設
けられた全ての赤用表示画素PXとEL電源14とを結
ぶ第1の駆動電源線Vddに挿入され、各組の輝度スイッ
チ20Rは対応行に設けられた全ての緑用表示画素PX
とEL電源14とを結ぶ第2の駆動電源線Vddに挿入さ
れ、各組の輝度スイッチ20Bは対応行に設けられた全
ての青用表示画素PXとEL電源14とを結ぶ第3の駆
動電源線Vddに挿入される。これら輝度調整スイッチ2
0R,20G,20Bは制御装置15からの輝度調整信
号BC−R,BC−G,BC−Gによってそれぞれ制御
され、一定の周期あるいは疑似ランダムでオン・オフす
る。尚、輝度調整スイッチ20R,20G,20Bはオ
ン・オフのディジタル的な駆動に限定されるものではな
く、アナログ的、例えば多段の電流供給状態を実現する
ものであってもかまわない。また、ここで、疑似ランダ
ムとは、オン時間が一定時間において等価的に所定割合
になるような状態をさす。
【0018】これら輝度調整スイッチ20R,20G,
20Bのうちの1つとして、例えば輝度調整スイッチ2
0Rがオンしたときに発光する有機EL素子16を所定
時間にわたって観察すると、輝度調整スイッチ20Rの
オン時間が例えば通算で所定時間の1/2である場合
に、等価的に有機EL素子16の輝度が所定時間にわた
って輝度調整スイッチ20Rをオンさせたときに得られ
る最大値の1/2となる。
【0019】本実施形態の有機EL表示装置では、有機
EL素子16が駆動素子17から独立な輝度調整スイッ
チ20R,20G,または20Bを介してEL電源14
に接続される。このため、輝度調整スイッチ20R,2
0G,または20Bが例えば所定周期毎にこの所定周期
の1/2の期間だけ導通すれば、有機EL素子16の輝
度を等価的に1/2にすることができる。すなわち、輝
度調整スイッチ20R,20G,または20Bのオン時
間により単位時間あたりの発光割合を調整して階調制御
とは関係なく所望輝度に有機EL素子16を設定するこ
とが可能である。さらに、輝度調整スイッチ20R,2
0G,および20Bが赤色、緑色、および青色という有
機EL素子16の発光色について独立に設けられるた
め、これら発光色を適切バランスさせる色度調整も可能
である。すなわち、赤色、緑色、および青色という有機
EL素子16の発光特性の特性が同一であれば、それぞ
れ一律に輝度調整スイッチ20R,20G,および20
Bを調整すれば良いが、これら特性が一律でない場合
は、最適なホワイトバランスが維持されるように個別に
発光割合が調整される。尚、本実施形態では、輝度調整
スイッチ20R,20G,および20BがELモジュー
ル12を構成するガラス板上でEL表示部DSの外側に
配置されるが、ELモジュール15の外部に個別のチッ
プとして配置されてもよい。
【0020】次に、本発明の第2実施形態に係る有機E
L表示装置について説明する。
【0021】図3はこの有機EL表示装置のELモジュ
ールの回路構成を示す。尚、図1に示す有機EL表示装
置と同様な部分が図3において同一参照符号で示され
る。図1に示す輝度調整スイッチSWはこの実施形態で
削除されるが、これを除く全体の構成は図1の構成と同
様である。この有機EL表示装置では、第1実施形態で
用いられた輝度調整スイッチ20R,20G,20Bが
省略され、この代わりに赤用,緑用,および青用表示画
素PXが図3に示すような輝度調整スイッチ21R,2
1G,および21Bをそれぞれ有する。これら輝度調整
スイッチ21R,21G,および21Bの各々は有機E
L素子16および駆動素子17の間に直列に接続され、
制御装置15からの輝度調整信号BC−R,BC−G,
およびBC−Bによりそれぞれ制御される。輝度調整ス
イッチ21R,21G,および21Bの各々は例えば駆
動素子17と同様にPチャネル薄膜トランジスタにより
構成される。例えば輝度調整スイッチ21Rに注目した
場合、輝度調整信号BC−Rが低レベルであるときに輝
度調整スイッチ19がオンし、有機EL素子16を発光
させる。このオン時間が図4に示すように例えば所定周
期の1/4,1/2,5/8,3/4期間のように変更
されると、この有機EL素子16の輝度もこの変更に伴
って最大値の1/4,1/2,5/8,3/4に設定さ
れる。尚、先にも述べたように、この実施形態において
はディジタル的なオン・オフの2値制御としたが、アナ
ログ的な例えば多値制御であてってもかまわない。本実
施形態でも、第1実施形態と同様に輝度調整スイッチ2
1R,21G,または21Bのオン時間により単位時間
あたりの発光割合を調整して階調制御に関係なく有機E
L素子16を所望の輝度に設定することが可能である。
さらに、輝度調整スイッチ21R,21G,および20
Bが赤色、緑色、および青色という有機EL素子16の
発光色について独立に設けられるため、これら発光色を
適切バランスさせる色度調整も可能である。
【0022】次に、本発明の第3実施形態に係る有機E
L表示装置について説明する。
【0023】図5はこの有機EL表示装置の全体的な回
路構成を示し、図6はこの有機EL表示装置のELモジ
ュールの回路構成を示す。尚、第1実施形態の有機EL
表示装置と同様な部分が図5および図6において同一参
照符号で示される。この有機EL表示装置では、複数の
表示画素PXが図5に示すように表示画面の上部および
下部でEL表示部1およびEL表示部2を構成する2ブ
ロックに区分されている。
【0024】この場合、複数組の輝度調整スイッチ22
R,22G,22Bが複数組の輝度調整スイッチ20
R,20G,20Bの他に設けられる。図6に示すよう
に、輝度調整スイッチ20R,20G,20BはEL表
示部1に割り当てられ、制御装置15から供給される輝
度調整信号BC1−R,BC1−G,BC1−Bにより
それぞれ制御される。また、輝度調整スイッチ22R,
22G,22BはEL表示部2に割り当てられ、制御装
置15から供給される輝度調整信号BC2−R,BC2
−G,BC2−Bによりそれぞれ制御される。輝度調整
信号BC1−R,BC1−G,BC1−Bおよび輝度制
御信号BC2−R,BC2−G,BC2−Bは第1実施
形態で用いられた輝度調整信号BC−R,BC−G,B
C−Bと同等のものである。尚、複数の表示画素PXは
上述したように2ブロックに区分するだけでなく、2以
上のブロックに区分されてもよい。これらブロックは必
ずしも同じサイズである必要はない。また、これらブロ
ックは表示画素PXの列方向だけでなく、列方向に並ん
で配置されてもよい。この場合、電源線Vddもこれらブ
ロックに対応して区分される。
【0025】EL電源14はEL表示部1およびEL表
示部2に対応して区分された電源線Vddにそれぞれ挿入
される複数の輝度調整スイッチ20R,20G,20B
および輝度調整スイッチ22R,22G,22BにEL
用電源電圧を供給する。これら輝度調整スイッチ20
R,20G,20Bおよび輝度調整スイッチ22R,2
2G,22Bはブロックサイズに見合う電流供給能力を
持つ必要があるため、薄膜トランジスタがこれら輝度調
整スイッチとして形成される場合にはチャネル寸法が必
要とされる電流供給能力に対応して決定される。
【0026】このような輝度調整スイッチ20R,20
G,20Bおよび輝度調整スイッチ22R,22G,2
2Bは制御装置15からの輝度調整信号BC1−R,B
C1−G,BC1−Bおよび輝度調整信号BC2−R,
BC2−G,BC2−Bによりそれぞれ制御され、一定
の周期あるいは疑似ランダムでオン・オフする。輝度調
整スイッチ20R,20G,20Bまたは輝度調整スイ
ッチ22R,22G,22Bはそれぞれの発光色に対応
する電源線Vddに接続される1ブロック分の表示画素P
Xの有機EL素子16に流れる駆動電流をそれぞれスイ
ッチングする。各輝度調整スイッチのオン時間が例えば
通算で所定時間の1/2である場合に、等価的に有機E
L素子16の輝度が所定時間にわたって輝度調整スイッ
チSWをオンさせたときに得られる最大値の1/2とな
る。
【0027】本実施形態の有機EL表示装置では、有機
EL素子16がブロック毎に共通な輝度調整スイッチ2
0R,20G,20Bまたは輝度調整スイッチ22R,
22G,22Bを介してEL電源14に接続される。こ
のため、各輝度調整スイッチが例えば所定周期毎にこの
所定周期の1/2の期間だけ導通すれば、有機EL素子
16の輝度を等価的に1/2にすることができる。すな
わち、輝度調整スイッチSWのオン時間により単位時間
あたりの発光割合を調整して階調制御とは関係なく所望
輝度に有機EL素子16を設定することが可能であり、
EL表示部1およびEL表示部2を異なる輝度に設定す
ることもできる。また、輝度調整スイッチ20R,20
G,20Bおよび輝度調整スイッチ22R,22G,2
2Bが赤色、緑色、および青色という有機EL素子16
の発光色について独立に設けられるため、これら発光色
を適切バランスさせる色度調整も可能である。
【0028】尚、上述の実施形態では、輝度調整信号B
C−R,BC−G,BC−B,輝度調整信号BC1−
R,BC1−G,BC1−B,または輝度調整信号BC
2−R,BC2−G,BC2−Bが制御装置15で発生
され、輝度調整スイッチ20R,20G,20B,輝度
調整スイッチ21R,21G,21B,または輝度調整
スイッチ22R,22G,22Bに供給されるが、例え
ば有機EL表示装置の外部のホスト処理ユニット等から
これら輝度調整スイッチに供給されるようにしてもよ
い。また、制御装置15は外光を検知するために設けら
れるセンサの出力信号を参照し、有機EL素子16の輝
度を暗い場所で低下させるような輝度調整信号を発生し
てもよい。また、制御装置15は電池残量を検知するた
めに設けられるセンサの出力信号を参照し、有機機EL
素子16の輝度を電池残量の減少に伴って低下させるよ
うな輝度調整信号を発生してもよい。
【0029】また、赤用、緑用、および青用表示画素P
Xの配列は列方向において共通化されているが、行方向
において共通化されてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、階調制御
に関係なく輝度および色度を調整可能な自己発光型表示
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る有機EL表示装置
の全体的な回路構成を示す図である。
【図2】図1に示すELモジュールの回路構成を示す図
である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る有機EL表示装置
のELモジュールの回路構成を示す図である。
【図4】図3に示す表示画素の輝度調整スイッチのオン
オフ状態と有機EL素子の輝度との関係を示すタイムチ
ャートである。
【図5】本発明の第3実施形態に係る有機EL表示装置
の全体的な回路構成を示す図である。
【図6】図5に示すELモジュールの回路構成を示す図
である。
【符号の説明】
Y…走査線 X…信号線 14…EL電源 16…有機EL素子 17…駆動素子 18…画素スイッチ 20R,20G,20B…輝度調整スイッチ 21R,21G,21B…輝度調整スイッチ 22R,22B,22B…輝度調整スイッチ PX…表示画素 Vss…基準電源線 Vdd…駆動電源線

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面を構成する複数の表示画素と、
    前記複数の表示画素の行に沿った複数の走査線と、前記
    複数の表示画素の列に沿った複数の信号線と、前記複数
    の表示画素に電源電圧を供給する電源部とを備え、各表
    示画素は複数種の発光色のいずれかで発光する自己発光
    素子、対応走査線からの走査信号に応答して対応信号線
    からの映像信号を取り込む画素スイッチ、並びに前記自
    己発光素子および前記電源部間に接続され前記画素スイ
    ッチからの映像信号に対応する駆動電流を前記自己発光
    素子に供給する駆動素子を含み、各自己発光素子はさら
    に発光色毎に独立した輝度調整スイッチ部を介して前記
    電源部に接続されることを特徴とする自己発光型表示装
    置。
  2. 【請求項2】 前記輝度調整スイッチ部は前記表示画面
    の外部に設けられる少なくとも1個のスイッチ素子およ
    びこのスイッチ素子の電流供給能を制御する制御回路を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の自己発光型表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記輝度調整スイッチ部は特定色で発光
    する複数の表示画素にそれぞれ設けられる複数のスイッ
    チ素子およびこれらスイッチ素子の電流供給能を制御す
    る制御回路を含むことを特徴とする請求項1に記載の自
    己発光型表示装置。
  4. 【請求項4】 前記輝度調整スイッチ部は前記表示画面
    内で各々一方向に並ぶ所定数の表示画素に割り当てられ
    る複数のスイッチ素子および前記複数のスイッチ素子の
    電流供給能を制御する制御回路を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の自己発光型表示装置。
  5. 【請求項5】 前記輝度調整スイッチ部は前記表示画面
    を区分するような複数ブロックの表示画素にそれぞれ割
    り当てられる複数のスイッチ素子および前記複数のスイ
    ッチ素子の電流供給能を制御する制御回路を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の自己発光型表示装置。
  6. 【請求項6】 前記制御回路は外部信号を参照するよう
    に構成されることを特徴とする請求項1乃至5に記載の
    自己発光型表示装置。
  7. 【請求項7】 前記スイッチ素子の電流供給能は、導通
    期間の制御により成されることを特徴とする請求項2乃
    至5に記載の自己発光型表示装置。
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