JP2003075074A - 自走式吹き付け装置 - Google Patents
自走式吹き付け装置Info
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Abstract
さらには鉄橋脚、コンクリート脚等に薬剤の塗布、そら
らの高所へ塗装のための吹き付け剤を吹き付けることが
できる汎用性の優れた自走式吹き付け装置を提供する。 【解決手段】昇降マスト4を搭載した自走式車両2と、
昇降マストの昇降動作により上下移動する吹き付け用ア
タッチメント6を備えている。吹き付け用アタッチメン
トは、流体供給管18を備え、流体供給管の他端に吹き
付け剤供給源及び圧縮空気供給源の両者が切替え自在に
接続されている。流体供給管の一端に吹き付けノズル5
0を接続し、吹き付け剤供給源から流体供給管に吹き付
け剤を供給して自走式吹き付け装置となる。流体供給管
の一端側にエアモータと、エアモータで回転する回転体
を装着し、圧縮空気供給源から圧縮空気を流体供給管に
供給して被吹き付け面の一部の面を整える清掃・カッテ
イング装置として機能する。
Description
室における内壁の損傷を補修する際に用いる補修用充填
剤を吹き付け補修することができ、さらには鉄橋脚、コ
ンクリート脚、トンネル等の腐食、水浸入防止などの薬
剤を塗布すること、又は高所への塗装のための吹き付け
剤を吹き付けることができる汎用性の優れた自走式吹き
付け装置に関する。
の損傷を補修する技術について説明する。コークス炉の
炭化室において石炭の乾留が終了すると、乾留後の塊コ
ークスは炭化室から押し出されるが、ここで炭化室の内
壁に損傷部分があると、押し出しの障害となって、押出
機を傷めたり、最悪の場合は押し出し不能になることが
ある。従って、コークス炉の炭化室内壁に損傷が生じた
場合は、適宜補修する必要がある。特に、炭化室の窯口
(押し出し口)付近は扉開放時に外気に晒されるため、
ここに損傷が発生し易く、頻繁に補修する必要があっ
た。
上もあって、この壁面からの輻射熱を受ける炭化室の窯
口付近も高温になるため、炭化室内壁の補修を窯口から
人手によって行うことは不可能であった。そこで、補修
を自動的に行うために、例えば炭化室に沿って設置した
レール上を走行する台車に、長大な伸縮ランスを搭載
し、該ランスの先端に装着した、カメラ、距離計、温度
計および照明器具などを使用して、ランスからモルタル
などの充填材等を損傷部分に吹きつける補修を、遠隔操
作で行う装置が設置されている。
ル等の腐食、水浸入防止などの薬剤を塗布する作業、又
は高所へ塗装のための吹き付け剤を吹き付ける作業にお
いては、通常足場組みを行った後、作業者が中心となっ
て吹き付け施工している。
内壁の日常的補修は、その窯口付近の部分的損傷に対し
て行う、比較的に軽度の作業が主体であるのに反して、
上記の既存装置は、装置本体が重厚長大で、かつ多数の
付帯装備を必要とする、極めて高価なものであり、しか
も、その設置や運用に伴う費用も嵩むものであるため、
とくに炭化室内壁の一般的補修には、その規模や経済性
において不適切であった。
法として、特開平9-151379号公報には、コークス炉上か
ら人力によって容易に補修するための装置について提案
されているが、補修箇所が炭化室中央部付近に限定され
る点、また炭化室の近辺での人による作業が必須である
点において、改善が必要である。また、本出願人は先に
出願した特開2001−3060号公報においては、車両に搭載
したノズルを昇降自在、車幅方向に往復動自在、揺動及
び自転自在とし、このノズルによる充填材の吹き付け作
業を遠隔操作で行うことによって、コークス炉の炭化室
内壁の損傷を補修する装置を提案した。しかし、コーク
ス炉の炭化室内壁を補修する際には、損傷している部分
を削り取る作業、吹き付け充填材の余盛り部分を削り取
る作業等が必要であるが、特開2001−3060号公報の装置
は、炭化室内壁を削り取る作業において、人力作業が必
要とされ改善が必要である。
ート脚、トンネル等の腐食、水浸入防止などの薬剤を塗
布すること、又は高所への薬剤・塗装の吹き付けとして
は、足場を組んで作業者が中心となって吹き付け施工し
ていることが一般的であるが、対象構造物用にそれぞれ
向く専用の吹き付け装置(例えば特公平03-65237号公
報、特開平07-207920号公報)を開発して行うこともあ
る。この場合は高価な装置となり、他の用途には利用で
きないものであった。
壁の損傷を補修する他、鉄橋脚、コンクリート脚、トン
ネル、又は高所等への薬剤・塗装の吹き付け作業にも使
用できる汎用性の高い自走式吹き付け装置を提供しよう
とするものである。
る請求項1記載の自走式吹き付け装置は、前後方向に傾
動可能とされ、所定高さまで上昇する昇降マストを搭載
した自走式車両と、前記昇降マストの昇降動作とともに
上下移動し、被吹き付け面への吹き付け剤の吹き付けを
行う吹き付け用アタッチメントとを備え、前記吹き付け
用アタッチメントは、車幅方向に旋回自在とした長尺ア
ーム部材であり、前記被吹き付け面に吹き付け剤を吹き
付ける吹き付け装置、或いは前記被吹き付け面の一部の
面を整える清掃・カッティング装置の一方の装置として
機能することを特徴とする装置である。
載の自走式吹き付け装置において、前記吹き付け用アタ
ッチメントは、一端が前記先端部近くまで延在する流体
供給管を備えており、当該流体供給管の他端に、前記自
走式車両に搭載した吹き付け剤供給源及び圧縮空気供給
源の両者が切替え自在に接続されており、前記流体供給
管の一端に吹き付けノズルを接続し、前記吹き付け剤供
給源から前記流体供給管に吹き付け剤を供給することで
前記吹き付け剤吹き付け装置として機能する一方、前記
流体供給管の一端側に圧縮空気で駆動するエアモータ
と、このエアモータで回転する清掃・カッティング用回
転体を装着し、前記圧縮空気供給源から前記流体供給管
に圧縮空気を供給することで前記清掃・カッティング装
置として機能することを特徴とする装置である。
は2記載の自走式吹き付け装置において、前記吹き付け
用アタッチメントは、アーム長が可変となる伸縮機構を
備えていることを特徴とする装置である。また、請求項
4記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の自走
式吹き付け装置において、前記吹き付け用アタッチメン
トは、長手方向に沿う軸線回りに回転する自転機構を備
えていることを特徴とする装置である。
記載の自走式吹き付け装置において、前記昇降マストの
昇降及び傾動操作と、前記吹き付け剤吹き付け装置或い
は前記清掃・カッティング装置の切替え操作と、前記吹
き付け用アタッチメントの伸縮操作と、前記吹き付け用
アタッチメントの自転操作を遠隔で行うことが可能な操
作盤を、前記自走式車両から離れた位置まで移動可能に
設置したことを特徴とする装置である。
るコークス炉炭化室内壁の補修に適した自走式吹き付け
装置の一実施形態について説明する。本実施形態では、
被吹き付け面への吹き付け剤の吹き付けを行う吹き付け
用アタッチメントを、コークス炉炭化室の内壁の補修を
行う補修用アタッチメントとし、また、被吹き付け面に
吹き付け剤を吹き付ける吹き付け装置を、コークス炉炭
化室の内壁に補修用充填材を吹き付ける充填材吹き付け
装置として表し、被吹き付け面の一部の面を整える清掃
・カッティング装置を、コークス炉炭化室の内壁の一部
の面を整えるために削り取るカッティング装置として説
明する。
図3は平面図を示すものである。本実施形態の補修装置
は、フォークリフトからなる自走式車両2の昇降マスト
4に長尺な補修用アタッチメント6が配置され、自走式
車両2の前部に、昇降マスト4の昇降動作、補修用アタ
ッチメント6の伸縮・回転、或いは補修作業の選択を遠
隔操作する操作盤8が配置されているとともに、自走式
車両2の後部に、補修用供給源7が配置されている。
スト4b及び上段マスト4cとを備え、中段、上段マス
ト4b,4cが油圧駆動によって順に所定高さまで上昇
する3段式のマストであり、上段マスト4cに、アタッ
チメント回転部10が配置されている。このアタッチメ
ント回転部10に、ブラケット12を介して補修用アタ
ッチメント6の基端部が連結されている。すなわち、ブ
ラケット12は、図4及び図5に示すように、ベース部
12a及びフランジ部12bが直交してなる外観L字状
の部材であり、ベース部12aがアタッチメント回転部
10に固定されている。
14と、1段目アーム14に対して伸縮自在に配置した
2段目アーム16と、2段目アーム16に対して伸縮自
在に配置した流体供給管18と、流体供給管18の先端
に着脱自在に接続した後述する補修器具と、伸縮機構
と、アタッチメント自転機構24とで構成されている。
1段目アーム14は、凹部を互いに対向させて平行に配
置した2本のチャネル材14a,14bを備え、それら
チャネル材14a,14bの一端を支持円盤14cに固
定した部材である。
2本のチャネル材14a,14bの間に入り込む間隔を
あけ、凹部を互いに対向させて平行に配置した2本のチ
ャネル材16a,16bで構成されており、外周に前記
チャネル材14a,14bの凹部内で転動する複数のロ
ーラ16cを配置し、これらローラ16cにガイドされ
ながら1段目アーム14に対して伸縮するようになって
いる。
a,16bの凹部内で転動する複数のローラ18aを配
置した移動台18b上に固定され、ローラ18aにガイ
ドされながら2段目アーム16に対して伸縮するように
なっている。図4及び図6に示すように、2段目アーム
16の先端にはスプロケット20が配置され、このスプ
ロケット20にチェーン22が掛け合わされている。こ
のチェーン22の両端は、移動台18bの先端部及び1
段目アーム14の先端側に位置する固定部材23に結合
されている。また、図4及び図5に示すように、2段目
アーム16の後端にもスプロケット26が配置され、こ
のスプロケット26にチェーン28が掛け合わされてい
る。このチェーン28の両端は、移動台18bの後端
(図4の符号30で示す部分)と、1段目アーム14の
先端側に位置する固定部材32に結合されている。
34が固定されており、このナット34にねじ軸36が
螺合している。このねじ軸36は支持円盤14cに回転
自在に支持されており、このねじ軸36に、フランジ部
12bに固定した伸縮用油圧モータ38が回転力を伝達
する。そして、伸縮用油圧モータ38の正回転によりね
じ軸36が正回転すると、ねじ軸26に螺合しているナ
ット34が図4及び図5の左側に移動することで、2段
目アーム16が伸長していき、2段目アーム16が伸長
すると、スプロケット20と移動台18bの先端部との
間のチェーン22の長さが徐々に短くなっていき、この
チェーン22の張力により移動台18bが図4及び図5
の左側に移動することで流体供給管18が伸長してい
く。また、伸縮用油圧モータ38の逆回転によりねじ軸
36が逆回転すると、ねじ軸26に螺合しているナット
34が図4及び図5の右側に移動することで、2段目ア
ーム16が縮退していき、2段目アーム16が縮退する
と、スプロケット26と移動台18bの後端部との間の
チェーン28の長さが徐々に短くなっていき、このチェ
ーン28の張力により移動台18bが図4及び図5の右
側に移動することで流体供給管18も縮退していく。
ケット20,26、チェーン22、28、ナット34、
伸縮用油圧モータ38で構成されている。また、アタッ
チメント自転機構24は、支持円盤14cと同軸に一体
化されながら前記フランジ部12bに回転自在に支持さ
れている回転用ギヤ40と、この回転用ギヤ40に回転
力を伝達する自転用油圧モータ42とで構成されてお
り、自転用油圧モータ42が正方向、或いは逆方向に回
転することで、補修用アタッチメント6が長手方向に沿
う軸線回りに自転するようになっている。
に接続した補修器具は、図4及び図5に示す吹き付けノ
ズル50、若しくは、図7に示すカッティング器具52
である。カッティング器具52は、流体供給管18に接
続する圧縮空気供給管52aと、エアモータ52bと、
エアモータ52bの回転駆動力で回転する回転切削刃5
2cとで構成されている。流体供給管18の後端には耐
圧ホース54の一端が接続されており、この耐圧ホース
54の他端は、自走式車両2の後部配置した補修用供給
源7に接続されている。補修用供給源7は、充填材供給
源としての充填材タンク7a及びポンプ(図示せず)
と、圧縮空気発生装置7bとを備えており、操作盤8の
切替えスイッチを操作することで、図示しない供給路切
替え装置の制御により充填材、或いは圧縮空気の一方が
補修用供給源7から耐圧ホース54を介して流体供給管
18に向けて供給されるようになっている。
に向けて移動可能に配設されており、前述した充填材の
供給或いは圧縮空気の切替えスイッチ、昇降マスト4の
昇降動作及び傾動動作を行うスイッチ、補修用アタッチ
メント6の伸縮を行うスイッチ、補修用アタッチメント
の自転を行うスイッチ、補修作業の開始(充填材の供給
開始や圧縮空気の供給開始)の選択を行うスイッチが備
えられている。
内壁の補修作業について説明する。なお、補修の初期段
階は、炭化室内壁の損傷している部分を削り取る作業を
行い、次いで、充填材を吹き付ける作業を行うものとす
る。先ず、補修用アタッチメント6の流体供給管18の
先端にカッティング器具52を接続する。そして、補修
対象となる炭化室内壁まで自走式車両2を自走させ、停
車後に、操作しやすい位置まで操作盤8を前方に向けて
移動する。そして、圧縮空気が供給されるように切替え
スイッチを入れた後、昇降マスト4の昇降動作・傾動動
作スイッチ、補修用アタッチメント6の伸縮スイッチ、
補修用アタッチメントの自転スイッチを操作すること
で、昇降マスト4を所定高さまで昇降、所定角度まで傾
動、所定長さまで補修用アタッチメント6の伸縮動作、
自転動作を行って、カッティング器具52の回転切削刃
52cを、炭化室内壁の損傷している部分に位置させ
る。そして、補修作業の開始スイッチを入れると、圧縮
空気発生装置7bから耐圧ホース54を介して流体供給
管18に送られてきた圧縮空気によってエアモータ52
bが回転駆動し、この駆動力によって回転切削刃52c
が回転して炭化室内壁の損傷している部分を削り取って
いく。
作業が完了した後、操作盤8の操作により流体供給管1
8の先端に吹き付けノズル50が接続できる位置まで補
修用アタッチメント6を移動させる。そして、補修用ア
タッチメント6の流体供給管18の先端に吹き付けノズ
ル50を接続する。そして、再度、操作盤8の操作によ
り補修用アタッチメント6を移動し、充填材が供給され
るように切替えスイッチを入れた後、補修作業の開始ス
イッチを入れる。この動作で、充填材タンク7aからポ
ンプの圧送により耐圧ホース54を介して流体供給管1
8に送られてきた充填材が吹き付けノズル50から噴射
され、吹き付け作業を開始することができる。
アタッチメント6の昇降動作、傾動動作、伸縮動作、自
転動作を行うことができるので、コークス炉の炭化室内
壁の損傷部分の補修を、容易に且つ確実に行うことがで
きる。また、充填材の吹き付け作業及びカッティング作
業を遠隔操作で行うことができるので、従来の装置と比
較して作業効率を大幅に向上させることができる。
補修する際に用いる補修用充填材を吹き付け補修するこ
とができる自走式吹き付け装置は以上の構成であるが、
本発明の装置を、鉄橋脚、コンクリート脚、トンネル等
の腐食、水浸入防止などの薬剤を塗布する作業、又は高
所へ塗装のために使用する場合は、回転切削刃52c
を、回転ブラシに代えて吹き付け面の清掃等を行うこと
ができる様にすればよい。コンクリート脚、トンネル等
の場合は、回転切削刃52cを用いることにより劣化部
分の除去を行うことができる。すなわち、必要に応じ
て、清掃、劣化部分の除去を行うなどの作業ができ、そ
の後、吹き付け剤の吹き付け処理を行えば良い。作業性
は良く、吹き付け面への移動は自走式であり、何等問題
なく行うことができる。
と、炭化室内壁の損傷部分に対して充填材の吹き付け作
業及びカッティング作業を遠隔操作で行うことができる
ので、作業効率を大幅に向上させて補修作業を行うこと
ができる。また、この発明の装置を、鉄橋脚、コンクリ
ート脚、トンネル等の腐食、水浸入防止などの薬剤を塗
布する作業、又は高所へ塗装のために使用すると、足場
の組み立てが不要となり、作業性が大きく向上する。ま
た、対象箇所に使用する吹き付け剤に応じて、自走式吹
き付け装置に搭載している吹き付け剤タンクを取り替
え、また、吹き付け装置の吹き付け用アタッチメントに
使用しているノズル部分を使用する吹き付け剤に応じて
交換することにより、何等問題無く、対象箇所に適用で
きることになり、汎用性が高く、作業性が良い有用な自
走式吹き付け装置となる。
る。
ントを示す図である。
示した図である。
示す図である。
一端に接続したエアモータ及び回転切削刃を示す図であ
る。
ト) 7 補修用供給源 7a 充填材タンク(充填材供給源) 7b 圧縮空気発生装置(圧縮空気供給源) 8 操作盤 10 アタッチメント回転部 12 ブラケット 12a ベース部 12b フランジ部 14 1段目アーム 14a,14b チャネル材 14c 支持円盤 16 2段目アーム 16a,16b チャネル材 16c,18a ローラ 18 流体供給管 18b 移動台 20,26 スプロケット 22,28 チェーン 24 アタッチメント自転機構 26 ねじ軸 38 伸縮用油圧モータ 40 回転用ギヤ 42 自転用油圧モータ 50 吹き付けノズル 52b エアモータ 52 カッティング器具 52c 回転切削刃(清掃・カッテイング用回転体) 54 耐圧ホース
Claims (5)
- 【請求項1】 前後方向に傾動可能とされ、所定高さま
で上昇する昇降マストを搭載した自走式車両と、前記昇
降マストの昇降動作とともに上下移動し、被吹き付け面
への吹き付け剤の吹き付けを行う吹き付け用アタッチメ
ントとを備え、 前記吹き付け用アタッチメントは、車幅方向に旋回自在
とした長尺アーム部材であり、前記被吹き付け面に吹き
付け剤を吹き付ける吹き付け装置、或いは前記被吹き付
け面の一部の面を整える清掃・カッティング装置の一方
の装置として機能することを特徴とする自走式吹き付け
装置。 - 【請求項2】 前記吹き付け用アタッチメントは、一端
が前記先端部近くまで延在する流体供給管を備えてお
り、当該流体供給管の他端に、前記自走式車両に搭載し
た吹き付け剤供給源及び圧縮空気供給源の両者が切替え
自在に接続されており、 前記流体供給管の一端に吹き付けノズルを接続し、前記
吹き付け剤供給源から前記流体供給管に吹き付け剤を供
給することで前記吹き付け剤吹き付け装置として機能す
る一方、前記流体供給管の一端側に圧縮空気で駆動する
エアモータと、このエアモータで回転する清掃・カッテ
ィング用回転体を装着し、前記圧縮空気供給源から前記
流体供給管に圧縮空気を供給することで前記清掃・カッ
ティング装置として機能することを特徴とする請求項1
記載の自走式吹き付け装置。 - 【請求項3】 前記吹き付け用アタッチメントは、アー
ム長が可変となる伸縮機構を備えていることを特徴とす
る請求項1又は2記載の自走式吹き付け装置。 - 【請求項4】 前記吹き付け用アタッチメントは、長手
方向に沿う軸線回りに回転する自転機構を備えているこ
とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の自走式
吹き付け装置。 - 【請求項5】 前記昇降マストの昇降及び傾動操作と、
前記吹き付け剤吹き付け装置或いは前記清掃・カッティ
ング装置の切替え操作と、前記吹き付け用アタッチメン
トの伸縮操作と、前記吹き付け用アタッチメントの自転
操作を遠隔で行うことが可能な操作盤を、前記自走式車
両から離れた位置まで移動可能に設置したことを特徴と
する請求項4記載の自走式吹き付け装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001258724A JP3700626B2 (ja) | 2001-08-28 | 2001-08-28 | 自走式吹き付け装置 |
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CN111676842B (zh) * | 2020-06-24 | 2024-05-31 | 浙江数智交院科技股份有限公司 | 一种桥墩腐蚀防护喷漆施工结构及其施工方法 |
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