JP3700626B2 - 自走式吹き付け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コークス炉の炭化室における内壁の損傷を補修する際に用いる補修用充填剤を吹き付け補修することができ、さらには鉄橋脚、コンクリート脚、トンネル等の腐食、水浸入防止などの薬剤を塗布すること、又は高所への塗装のための吹き付け剤を吹き付けることができる汎用性の優れた自走式吹き付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
先ず、コークス炉の炭化室における内壁の損傷を補修する技術について説明する。
コークス炉の炭化室において石炭の乾留が終了すると、乾留後の塊コークスは炭化室から押し出されるが、ここで炭化室の内壁に損傷部分があると、押し出しの障害となって、押出機を傷めたり、最悪の場合は押し出し不能になることがある。従って、コークス炉の炭化室内壁に損傷が生じた場合は、適宜補修する必要がある。特に、炭化室の窯口(押し出し口)付近は扉開放時に外気に晒されるため、ここに損傷が発生し易く、頻繁に補修する必要があった。
【0003】
ところが、炭化室の内壁面温度は1000℃以上もあって、この壁面からの輻射熱を受ける炭化室の窯口付近も高温になるため、炭化室内壁の補修を窯口から人手によって行うことは不可能であった。そこで、補修を自動的に行うために、例えば炭化室に沿って設置したレール上を走行する台車に、長大な伸縮ランスを搭載し、該ランスの先端に装着した、カメラ、距離計、温度計および照明器具などを使用して、ランスからモルタルなどの充填材等を損傷部分に吹きつける補修を、遠隔操作で行う装置が設置されている。
【0004】
さらに、鉄橋脚、コンクリート脚、トンネル等の腐食、水浸入防止などの薬剤を塗布する作業、又は高所へ塗装のための吹き付け剤を吹き付ける作業においては、通常足場組みを行った後、作業者が中心となって吹き付け施工している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、炭化室内壁の日常的補修は、その窯口付近の部分的損傷に対して行う、比較的に軽度の作業が主体であるのに反して、上記の既存装置は、装置本体が重厚長大で、かつ多数の付帯装備を必要とする、極めて高価なものであり、しかも、その設置や運用に伴う費用も嵩むものであるため、とくに炭化室内壁の一般的補修には、その規模や経済性において不適切であった。
【0006】
そこで、炭化室内壁の補修を簡便に行う手法として、特開平9-151379号公報には、コークス炉上から人力によって容易に補修するための装置について提案されているが、補修箇所が炭化室中央部付近に限定される点、また炭化室の近辺での人による作業が必須である点において、改善が必要である。
また、本出願人は先に出願した特開2001−3060号公報においては、車両に搭載したノズルを昇降自在、車幅方向に往復動自在、揺動及び自転自在とし、このノズルによる充填材の吹き付け作業を遠隔操作で行うことによって、コークス炉の炭化室内壁の損傷を補修する装置を提案した。しかし、コークス炉の炭化室内壁を補修する際には、損傷している部分を削り取る作業、吹き付け充填材の余盛り部分を削り取る作業等が必要であるが、特開2001−3060号公報の装置は、炭化室内壁を削り取る作業において、人力作業が必要とされ改善が必要である。
【0007】
また、前記したように、鉄橋脚、コンクリート脚、トンネル等の腐食、水浸入防止などの薬剤を塗布すること、又は高所への薬剤・塗装の吹き付けとしては、足場を組んで作業者が中心となって吹き付け施工していることが一般的であるが、対象構造物用にそれぞれ向く専用の吹き付け装置(例えば特公平03-65237号公報、特開平07-207920号公報)を開発して行うこともある。この場合は高価な装置となり、他の用途には利用できないものであった。
【0008】
本発明は、コークス炉の炭化室における内壁の損傷を補修する他、鉄橋脚、コンクリート脚、トンネル、又は高所等への薬剤・塗装の吹き付け作業にも使用できる汎用性の高い自走式吹き付け装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明に係る請求項1記載の自走式吹き付け装置は、前後方向に傾動可能とされ、所定高さまで上昇する昇降マストを搭載した自走式車両と、前記昇降マストの昇降動作とともに上下移動し、被吹き付け面への吹き付け剤の吹き付けを行う吹き付け用アタッチメントとを備え、前記吹き付け用アタッチメントは、車幅方向に旋回自在とした長尺アーム部材であり、前記被吹き付け面に吹き付け剤を吹き付ける吹き付け装置、或いは前記被吹き付け面の一部の面を整える清掃・カッティング装置の一方の装置として機能することを特徴とする装置である。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の自走式吹き付け装置において、前記吹き付け用アタッチメントは、一端が前記先端部近くまで延在する流体供給管を備えており、当該流体供給管の他端に、前記自走式車両に搭載した吹き付け剤供給源及び圧縮空気供給源の両者が切替え自在に接続されており、前記流体供給管の一端に吹き付けノズルを接続し、前記吹き付け剤供給源から前記流体供給管に吹き付け剤を供給することで前記吹き付け剤吹き付け装置として機能する一方、前記流体供給管の一端側に圧縮空気で駆動するエアモータと、このエアモータで回転する清掃・カッティング用回転体を装着し、前記圧縮空気供給源から前記流体供給管に圧縮空気を供給することで前記清掃・カッティング装置として機能することを特徴とする装置である。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の自走式吹き付け装置において、前記吹き付け用アタッチメントは、アーム長が可変となる伸縮機構を備えていることを特徴とする装置である。
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の自走式吹き付け装置において、前記吹き付け用アタッチメントは、長手方向に沿う軸線回りに回転する自転機構を備えていることを特徴とする装置である。
【0012】
さらに、請求項5記載の発明は、請求項4記載の自走式吹き付け装置において、前記昇降マストの昇降及び傾動操作と、前記吹き付け剤吹き付け装置或いは前記清掃・カッティング装置の切替え操作と、前記吹き付け用アタッチメントの伸縮操作と、前記吹き付け用アタッチメントの自転操作を遠隔で行うことが可能な操作盤を、前記自走式車両から離れた位置まで移動可能に設置したことを特徴とする装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明に係るコークス炉炭化室内壁の補修に適した自走式吹き付け装置の一実施形態について説明する。
本実施形態では、被吹き付け面への吹き付け剤の吹き付けを行う吹き付け用アタッチメントを、コークス炉炭化室の内壁の補修を行う補修用アタッチメントとし、また、被吹き付け面に吹き付け剤を吹き付ける吹き付け装置を、コークス炉炭化室の内壁に補修用充填材を吹き付ける充填材吹き付け装置として表し、被吹き付け面の一部の面を整える清掃・カッティング装置を、コークス炉炭化室の内壁の一部の面を整えるために削り取るカッティング装置として説明する。
【0014】
図1は補修装置の側面図、図2は側面図、図3は平面図を示すものである。
本実施形態の補修装置は、フォークリフトからなる自走式車両2の昇降マスト4に長尺な補修用アタッチメント6が配置され、自走式車両2の前部に、昇降マスト4の昇降動作、補修用アタッチメント6の伸縮・回転、或いは補修作業の選択を遠隔操作する操作盤8が配置されているとともに、自走式車両2の後部に、補修用供給源7が配置されている。
【0015】
昇降マスト4は、下段マスト4a、中段マスト4b及び上段マスト4cとを備え、中段、上段マスト4b,4cが油圧駆動によって順に所定高さまで上昇する3段式のマストであり、上段マスト4cに、アタッチメント回転部10が配置されている。このアタッチメント回転部10に、ブラケット12を介して補修用アタッチメント6の基端部が連結されている。すなわち、ブラケット12は、図4及び図5に示すように、ベース部12a及びフランジ部12bが直交してなる外観L字状の部材であり、ベース部12aがアタッチメント回転部10に固定されている。
【0016】
補修用アタッチメント6は、1段目アーム14と、1段目アーム14に対して伸縮自在に配置した2段目アーム16と、2段目アーム16に対して伸縮自在に配置した流体供給管18と、流体供給管18の先端に着脱自在に接続した後述する補修器具と、伸縮機構と、アタッチメント自転機構24とで構成されている。1段目アーム14は、凹部を互いに対向させて平行に配置した2本のチャネル材14a,14bを備え、それらチャネル材14a,14bの一端を支持円盤14cに固定した部材である。
【0017】
2段目アーム16は、1段目アーム14の2本のチャネル材14a,14bの間に入り込む間隔をあけ、凹部を互いに対向させて平行に配置した2本のチャネル材16a,16bで構成されており、外周に前記チャネル材14a,14bの凹部内で転動する複数のローラ16cを配置し、これらローラ16cにガイドされながら1段目アーム14に対して伸縮するようになっている。
【0018】
流体供給管18は、前記チャネル材16a,16bの凹部内で転動する複数のローラ18aを配置した移動台18b上に固定され、ローラ18aにガイドされながら2段目アーム16に対して伸縮するようになっている。
図4及び図6に示すように、2段目アーム16の先端にはスプロケット20が配置され、このスプロケット20にチェーン22が掛け合わされている。このチェーン22の両端は、移動台18bの先端部及び1段目アーム14の先端側に位置する固定部材23に結合されている。また、図4及び図5に示すように、2段目アーム16の後端にもスプロケット26が配置され、このスプロケット26にチェーン28が掛け合わされている。このチェーン28の両端は、移動台18bの後端(図4の符号30で示す部分)と、1段目アーム14の先端側に位置する固定部材32に結合されている。
【0019】
また、2段目アーム16の基端側にナット34が固定されており、このナット34にねじ軸36が螺合している。このねじ軸36は支持円盤14cに回転自在に支持されており、このねじ軸36に、フランジ部12bに固定した伸縮用油圧モータ38が回転力を伝達する。
そして、伸縮用油圧モータ38の正回転によりねじ軸36が正回転すると、ねじ軸26に螺合しているナット34が図4及び図5の左側に移動することで、2段目アーム16が伸長していき、2段目アーム16が伸長すると、スプロケット20と移動台18bの先端部との間のチェーン22の長さが徐々に短くなっていき、このチェーン22の張力により移動台18bが図4及び図5の左側に移動することで流体供給管18が伸長していく。また、伸縮用油圧モータ38の逆回転によりねじ軸36が逆回転すると、ねじ軸26に螺合しているナット34が図4及び図5の右側に移動することで、2段目アーム16が縮退していき、2段目アーム16が縮退すると、スプロケット26と移動台18bの後端部との間のチェーン28の長さが徐々に短くなっていき、このチェーン28の張力により移動台18bが図4及び図5の右側に移動することで流体供給管18も縮退していく。
【0020】
したがって、前述した伸縮機構は、スプロケット20,26、チェーン22、28、ナット34、伸縮用油圧モータ38で構成されている。
また、アタッチメント自転機構24は、支持円盤14cと同軸に一体化されながら前記フランジ部12bに回転自在に支持されている回転用ギヤ40と、この回転用ギヤ40に回転力を伝達する自転用油圧モータ42とで構成されており、自転用油圧モータ42が正方向、或いは逆方向に回転することで、補修用アタッチメント6が長手方向に沿う軸線回りに自転するようになっている。
【0021】
さらに、流体供給管18の先端に着脱自在に接続した補修器具は、図4及び図5に示す吹き付けノズル50、若しくは、図7に示すカッティング器具52である。カッティング器具52は、流体供給管18に接続する圧縮空気供給管52aと、エアモータ52bと、エアモータ52bの回転駆動力で回転する回転切削刃52cとで構成されている。流体供給管18の後端には耐圧ホース54の一端が接続されており、この耐圧ホース54の他端は、自走式車両2の後部配置した補修用供給源7に接続されている。補修用供給源7は、充填材供給源としての充填材タンク7a及びポンプ(図示せず)と、圧縮空気発生装置7bとを備えており、操作盤8の切替えスイッチを操作することで、図示しない供給路切替え装置の制御により充填材、或いは圧縮空気の一方が補修用供給源7から耐圧ホース54を介して流体供給管18に向けて供給されるようになっている。
【0022】
さらに、操作盤8は、自走式車両2の前方に向けて移動可能に配設されており、前述した充填材の供給或いは圧縮空気の切替えスイッチ、昇降マスト4の昇降動作及び傾動動作を行うスイッチ、補修用アタッチメント6の伸縮を行うスイッチ、補修用アタッチメントの自転を行うスイッチ、補修作業の開始(充填材の供給開始や圧縮空気の供給開始)の選択を行うスイッチが備えられている。
【0023】
次に、この発明の補修装置を用いた炭化室内壁の補修作業について説明する。なお、補修の初期段階は、炭化室内壁の損傷している部分を削り取る作業を行い、次いで、充填材を吹き付ける作業を行うものとする。
先ず、補修用アタッチメント6の流体供給管18の先端にカッティング器具52を接続する。そして、補修対象となる炭化室内壁まで自走式車両2を自走させ、停車後に、操作しやすい位置まで操作盤8を前方に向けて移動する。そして、圧縮空気が供給されるように切替えスイッチを入れた後、昇降マスト4の昇降動作・傾動動作スイッチ、補修用アタッチメント6の伸縮スイッチ、補修用アタッチメントの自転スイッチを操作することで、昇降マスト4を所定高さまで昇降、所定角度まで傾動、所定長さまで補修用アタッチメント6の伸縮動作、自転動作を行って、カッティング器具52の回転切削刃52cを、炭化室内壁の損傷している部分に位置させる。そして、補修作業の開始スイッチを入れると、圧縮空気発生装置7bから耐圧ホース54を介して流体供給管18に送られてきた圧縮空気によってエアモータ52bが回転駆動し、この駆動力によって回転切削刃52cが回転して炭化室内壁の損傷している部分を削り取っていく。
【0024】
炭化室内壁の損傷している部分を削り取る作業が完了した後、操作盤8の操作により流体供給管18の先端に吹き付けノズル50が接続できる位置まで補修用アタッチメント6を移動させる。そして、補修用アタッチメント6の流体供給管18の先端に吹き付けノズル50を接続する。そして、再度、操作盤8の操作により補修用アタッチメント6を移動し、充填材が供給されるように切替えスイッチを入れた後、補修作業の開始スイッチを入れる。この動作で、充填材タンク7aからポンプの圧送により耐圧ホース54を介して流体供給管18に送られてきた充填材が吹き付けノズル50から噴射され、吹き付け作業を開始することができる。
【0025】
このように、操作盤8を操作して、補修用アタッチメント6の昇降動作、傾動動作、伸縮動作、自転動作を行うことができるので、コークス炉の炭化室内壁の損傷部分の補修を、容易に且つ確実に行うことができる。
また、充填材の吹き付け作業及びカッティング作業を遠隔操作で行うことができるので、従来の装置と比較して作業効率を大幅に向上させることができる。
【0026】
コークス炉の炭化室における内壁の損傷を補修する際に用いる補修用充填材を吹き付け補修することができる自走式吹き付け装置は以上の構成であるが、本発明の装置を、鉄橋脚、コンクリート脚、トンネル等の腐食、水浸入防止などの薬剤を塗布する作業、又は高所へ塗装のために使用する場合は、回転切削刃52cを、回転ブラシに代えて吹き付け面の清掃等を行うことができる様にすればよい。コンクリート脚、トンネル等の場合は、回転切削刃52cを用いることにより劣化部分の除去を行うことができる。すなわち、必要に応じて、清掃、劣化部分の除去を行うなどの作業ができ、その後、吹き付け剤の吹き付け処理を行えば良い。作業性は良く、吹き付け面への移動は自走式であり、何等問題なく行うことができる。
【0027】
【発明の効果】
この発明の自走式吹き付け装置によると、炭化室内壁の損傷部分に対して充填材の吹き付け作業及びカッティング作業を遠隔操作で行うことができるので、作業効率を大幅に向上させて補修作業を行うことができる。
また、この発明の装置を、鉄橋脚、コンクリート脚、トンネル等の腐食、水浸入防止などの薬剤を塗布する作業、又は高所へ塗装のために使用すると、足場の組み立てが不要となり、作業性が大きく向上する。また、対象箇所に使用する吹き付け剤に応じて、自走式吹き付け装置に搭載している吹き付け剤タンクを取り替え、また、吹き付け装置の吹き付け用アタッチメントに使用しているノズル部分を使用する吹き付け剤に応じて交換することにより、何等問題無く、対象箇所に適用できることになり、汎用性が高く、作業性が良い有用な自走式吹き付け装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自走式吹き付け装置の正面図である。
【図2】本発明に係る装置の側面図である。
【図3】本発明に係る装置の平面図である。
【図4】本発明に係る装置を構成する補修用アタッチメントを示す図である。
【図5】図4に示した補修用アタッチメントを下側から示した図である。
【図6】本発明に係る装置を構成する伸縮機構の一部を示す図である。
【図7】本発明に係る装置を構成している流体供給管の一端に接続したエアモータ及び回転切削刃を示す図である。
【符号の説明】
2 自走式車両
4 昇降マスト
6 補修用アタッチメント(吹き付け用アタッチメント)
7 補修用供給源
7a 充填材タンク(充填材供給源)
7b 圧縮空気発生装置(圧縮空気供給源)
8 操作盤
10 アタッチメント回転部
12 ブラケット
12a ベース部
12b フランジ部
14 1段目アーム
14a,14b チャネル材
14c 支持円盤
16 2段目アーム
16a,16b チャネル材
16c,18a ローラ
18 流体供給管
18b 移動台
20,26 スプロケット
22,28 チェーン
24 アタッチメント自転機構
26 ねじ軸
38 伸縮用油圧モータ
40 回転用ギヤ
42 自転用油圧モータ
50 吹き付けノズル
52b エアモータ
52 カッティング器具
52c 回転切削刃(清掃・カッテイング用回転体)
54 耐圧ホース

Claims (5)

  1. 前後方向に傾動可能とされ、所定高さまで上昇する昇降マストを搭載した自走式車両と、前記昇降マストの昇降動作とともに上下移動し、被吹き付け面への吹き付け剤の吹き付けを行う吹き付け用アタッチメントとを備え、
    前記吹き付け用アタッチメントは、車幅方向に旋回自在とした長尺アーム部材であり、前記被吹き付け面に吹き付け剤を吹き付ける吹き付け装置、或いは前記被吹き付け面の一部の面を整える清掃・カッティング装置の一方の装置として機能することを特徴とする自走式吹き付け装置。
  2. 前記吹き付け用アタッチメントは、一端が前記先端部近くまで延在する流体供給管を備えており、当該流体供給管の他端に、前記自走式車両に搭載した吹き付け剤供給源及び圧縮空気供給源の両者が切替え自在に接続されており、
    前記流体供給管の一端に吹き付けノズルを接続し、前記吹き付け剤供給源から前記流体供給管に吹き付け剤を供給することで前記吹き付け剤吹き付け装置として機能する一方、前記流体供給管の一端側に圧縮空気で駆動するエアモータと、このエアモータで回転する清掃・カッティング用回転体を装着し、前記圧縮空気供給源から前記流体供給管に圧縮空気を供給することで前記清掃・カッティング装置として機能することを特徴とする請求項1記載の自走式吹き付け装置。
  3. 前記吹き付け用アタッチメントは、アーム長が可変となる伸縮機構を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の自走式吹き付け装置。
  4. 前記吹き付け用アタッチメントは、長手方向に沿う軸線回りに回転する自転機構を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の自走式吹き付け装置。
  5. 前記昇降マストの昇降及び傾動操作と、前記吹き付け剤吹き付け装置或いは前記清掃・カッティング装置の切替え操作と、前記吹き付け用アタッチメントの伸縮操作と、前記吹き付け用アタッチメントの自転操作を遠隔で行うことが可能な操作盤を、前記自走式車両から離れた位置まで移動可能に設置したことを特徴とする請求項4記載の自走式吹き付け装置。
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