JP2003074791A - 交差部の斜め長手方向立体角を備えた防水性で断熱性のタンク - Google Patents

交差部の斜め長手方向立体角を備えた防水性で断熱性のタンク

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 欠点を軽減できるようにする交差部の斜め配
向立体角を備えた支持構造に組み込んだタンクを提供す
ることにある。 【解決手段】 本発明は、特に船の支持構造(1)に組
み込まれる防水性で断熱性のタンクを提供し、該支持構
造は、多角形断面であり、それらの長手方向縁部に隣接
した、多くの事実上平らな剛性壁(2〜9)を含み、該
壁の少なくとも1個(2、3)は、該壁の長さの少なく
とも一部にわたって変わる幅を有し、該可変幅壁および
該隣接壁により形成された該支持構造の交差部(10、
11)の立体角は、斜めに配向され、このタンクは、2
個の連続防水障壁を含み、その一方は、該タンク内に含
まれる製品と接触している主要防水障壁であり、そして
他方は、該主要防水障壁と該支持構造との間に配列され
た二次防水障壁である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、液化ガス
(例えば、高メタン含量の液化天然ガス)を約−160
℃の温度で貯蔵するための防水性で断熱性のタンクに関
し、このタンクは、船の支持構造(特に、液化ガスを海
上輸送する船の船体)に組み込まれている。
【0002】本発明は、さらに特定すると、船の支持構
造に組み込んだ防水性で断熱性のタンクに関し、この支
持構造は、多角形断面であり、それらの長手方向縁部に
隣接した多数の事実上平らな剛性壁を含み、この壁の少
なくとも1個は、この壁の長さの少なくとも一部にわた
って、可変幅を有し、この可変幅壁およびこの隣接壁に
より形成される支持構造の交差部の立体角は、斜めに配
向されている。
【0003】
【従来の技術】2個の連続防水障壁を含むタンクは、特
に、フランス特許出願第2,724,623号から公知
であり、それらの一方である主要障壁は、タンク内に含
まれる製品と接触しており、そして他方である二次障壁
は、主要障壁と支持構造の間に配列され、2個の防水障
壁は、2個の断熱障壁と交互になっている。
【0004】上記用途では、二次障壁および主要断熱障
壁は、本質的に、事実上平行六面体の組立式パネルの集
合からなり、このパネルは、支持構造の壁に機械的に固
定されており、各パネルは、第一に、第一剛性プレート
から形成され、第二に、二次断熱障壁要素の断熱層の事
実上全面に固着された可撓性シートから形成され、そし
て第三に、第二断熱層から形成され、第二剛性プレート
から形成され、第一剛性プレートは、断熱層を備え、そ
れと共に、二次断熱障壁要素を構成し、シートは、二次
の防水障壁要素を形成する少なくとも1枚の連続金属箔
を含み、第二断熱層は、シートに付着しており、そして
第二剛性プレートは、第二断熱層を覆い、それと共に、
主要断熱障壁要素を構成する。主要防水障壁は、金属条
板からなり、これは、例えば、Invarから作製さ
れ、それらの折り返し縁部によって、主要断熱障壁の剛
性プレート上を滑るように、機械的に保持されている。
【0005】各組立式パネルは、矩形平行六面体の全体
形状を有し、二次断熱障壁要素および主要断熱障壁要素
は、それぞれ、平面図で見ると、第一矩形および第二矩
形の形状を有し、それらの側面は、事実上、平行であ
り、第二矩形の長さおよび/または幅は、周辺リムを形
成するために、第一矩形のものよりも短い。
【0006】隣接パネルの周辺リムおよび主要断熱障壁
要素の側壁は、接合領域を規定し、これらは、断熱タイ
ルで満たされ、各タイルは、断熱層からなり、剛性プレ
ートで覆われ、断熱タイルの剛性プレートおよびパネル
の第二剛性プレートは、事実上連続した壁を構成し、こ
れは、主要防水障壁を支持でき、二次断熱障壁要素が合
流する領域は、断熱材料からなるコネクタで満たされ
る。2枚のパネル間の接合部で二次防水障壁の防水性の
連続性を確保するために、リムは、接合タイルを取り付
ける前に、可撓性シートのバンドで覆われ、このシート
は、少なくとも、薄い連続金属箔を含み、バンドは、隣
接側方リムに付着している。
【0007】上記タンクを冷却すると、主要および二次
防水障壁において、引張り応力が発生し、これは、船が
満載状態で移動しているときに船を構成する梁の変形に
よりこれらの防水障壁で発生する引張り応力に加わるこ
とが知られている。事実上平らなInvarプレート条
板を使用するとき、熱収縮運動は、規模が限られている
が、それにもかかわらず、残る。公知の様式で、金属条
板は、組立式パネルに滑り可能に取り付けられ、そして
剛性コーナー構造(例えば、フランス特許第2,70
9,725号および第2,780,942号で記述され
たもの)により、それらの末端で船の支持構造に固定さ
れ、その結果、条板の長手方向方向での張力は、支持構
造に伝達される。
【0008】パネルが固定される支持構造は、船の二重
船体の壁から形成される。二重船体の壁は、隔室を形成
し、各隔室は、多数の事実上平らな長手方向壁により規
定され、長手方向壁は、それらの長手方向縁部により隣
接され、そして多面体(特に、不規則な八面体)の形状
で多角形断面を有し、その2個の隣接した長手方向壁の
交差部の立体角(solid angles of i
ntersection)の角度は、一般に、90°ま
たは135°となり、隔室の長手方向末端における2個
の横区画は、互いに平行しており、そして長手方向壁と
垂直である。隔室の長手方向壁および横区画は、タンク
の支持構造を構成する。一般に、長手方向壁は、船の船
首部では、また、その船尾では、大体、多角形の準線曲
線(directrix curve)を備えた円錐で
配列され、また、船の残り部分では、多角形の準線曲線
を備えた円筒として配列される。
【0009】矩形の長手方向壁だけを含む一定断面積の
隔室に組み込まれるタンクを製造するために、組立式パ
ネルは、タンクの軸と平行に並んで配列され、条板は、
パネル上で長手方向方向に配列される。船の前部に組み
込む目的のタンクの場合、隔室は、一般に、少なくとも
1個の底壁および台形形状の天井壁を有し、その断面積
は、船の前部に向かって小さくなっている。これらの台
形形状の壁上では、組立式パネルはまた、タンクの軸に
平行に配列され、そして交差部の斜め立体角に合うよう
に切断され、条板は、長手方向軸に平行に保持され、そ
して末端で斜めに切断されて、交差部の斜め立体角に仕
立てる。各条板の末端は、垂直支柱に対して一定の角度
で固定され、それ自体、交差部の斜め立体角で支持構造
に固定される。この固定を可能にするために、支柱は、
2本のステンレス鋼ポストから形成され、これらは、1
本ずつ、条板が溶接されたInvar取付プレートの各
側面に溶接され、二次防水障壁もまた、取付プレートに
固定される。
【0010】このような固定により、主要障壁と支持構
造との間で、直接的な熱ブリッジが確立され、これは、
断熱性能の点から不利である。さらに、このような構造
は、非常に多くの欠点がある。支柱を作製することに
は、必然的に、不均一な溶接を伴い、これは、実行し難
い。支柱へのアクセスは、比較的に困難であり、条板を
取付プレートに溶接する作業は、骨が折れる。支柱のサ
イズにより、交差部の立体角でコーナー構造を断熱タイ
ルで満たすことが困難となる。それに加えて、条板が一
定角度で固定されるので、支柱は、捻れる傾向にある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
欠点を軽減できるようにする交差部の斜め配向立体角を
備えた支持構造に組み込んだタンクを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に船の支持
構造(1)に組み込まれる防水性で断熱性のタンクを提
供し、該支持構造は、多角形断面であり、それらの長手
方向縁部に隣接した、多くの事実上平らな剛性壁(2〜
9)を含み、該壁の少なくとも1個(2、3)は、該壁
の長さの少なくとも一部にわたって変わる幅を有し、該
可変幅壁および該隣接壁により形成された該支持構造の
交差部(10、11)の立体角は、斜めに配向されてお
り、該タンクは、2個の連続防水障壁を含み、その一方
は、該タンク内に含まれる製品と接触している主要防水
障壁であり、そして他方は、該主要防水障壁と該支持構
造との間に配列された二次防水障壁であり、主要断熱障
壁がこれら2つの防水障壁の間に配置され、そして二次
断熱障壁が、該二次防水障壁と該支持構造との間に配置
され、該二次断熱障壁および該二次防水障壁および該主
要断熱障壁は、事実上その全内面にわたって該支持構造
の該壁に固定された並置パネルの集合から形成され、該
パネルは、該主要防水障壁を支持し保持でき、該主要防
水障壁は、事実上平らなランニング金属条板を含み、該
金属条板は、低膨張係数の薄板から作製され、それらの
該長手方向縁部は、該タンクの内側に向かって上に折り
返され、各ランニング条板は、少なくとも1枚の長手方
向に隣接して延びている条板と共に、防水様式で組み立
てられ、該ランニング条板の該隣接折り返し縁部は、溶
接支持体の2面に溶接されており、該溶接支持体は、パ
ネル上で機械的に保持され、そして滑り接合部を構成
し、ここで、該主要防水障壁は、さらに、各可変幅壁
(2、3)にて1個またはそれ以上の事実上平らな中心
条板(63)、ランニング条板(66)を含み、該中心
条板は、低膨張係数の薄板から作製され、長手方向方向
に配列され、それらの各々は、基底パネル(12)に固
定され、該ランニング条板は、該基底パネル上で、該可
変幅壁(2、3)の該交差部(10、11)の斜め立体
角に対して平行に保持され、そして該中心条板の末端に
て防水様式で固定され、その結果、該ランニング条板に
よりそれらの長手方向寸法で遭遇する張力(F)は、該
タンク内に含まれる該製品の熱収縮および/または静圧
または動圧により発生するが、該中心条板を介して、該
支持構造に少なくとも部分的に伝達される。
【0013】好適な実施形態において、上記可変幅壁
(2、3)が、この壁の長手方向軸を通りかつこの壁の
平面に垂直な対称面(P)を有する。
【0014】好適な実施形態において、上記可変幅壁
(2、3)が、この壁の全長に沿って単調に変わる幅を
有する。
【0015】好適な実施形態において、上記1個または
それ以上の末端中心条板(63)が、剛性コーナー構造
により、支持構造(1)に固定されている。
【0016】好適な実施形態において、上記パネルが、
上記可変幅壁の上記対称面(P)に沿って長手方向方向
に並置された中心パネル(12)および側方パネル(1
4、15)を含み、この中心パネル(12)は、少なく
とも1列(13)を形成し、この列には、上記中心条板
が固定され、その結果、上記ランニング条板によりそれ
らの長手方向寸法で遭遇する張力の横成分(F)が、
少なくとも部分的に互いに相殺され、そして該側方パネ
ルが、その上に該ランニング条板(66)を保持した該
中心パネル(12)の各側面に配列されている。
【0017】好適な実施形態において、数枚の中心条板
(63)を含み、この中心条板の隣接横縁部が、上記中
心パネル(12)に機械的に支持された溶接支持体(4
9)に溶接され、この中心パネル(12)が、第一に、
第一剛性プレート(16)から形成され、第二に、二次
断熱障壁要素の断熱層(17)の事実上全領域に固着さ
れたシート(18)から形成され、そして第三に、第二
断熱層(19)から形成され、この第一剛性プレート
が、該断熱層(17)を備え、それと共に、該二次断熱
障壁要素を構成し、このシート(18)が、二次防水障
壁要素を形成する少なくとも1枚の連続金属箔を含み、
そしてこの第二断熱層が、第二剛性プレート(20)お
よび並置された剛性層で覆われ、該剛性層および該第二
剛性プレートが、少なくとも部分的に、このシート(1
8)を覆い、そこに付着して、主要断熱障壁要素を構成
し、この中心パネルが、この第二断熱層および該剛性層
が長手方向方向に交互になるような様式で配列され、こ
の中心条板(63)が、少なくとも、この中心パネルの
この剛性層(21)に固定されている。
【0018】好適な実施形態において、2枚の隣接中心
金属条板(63)に付随した上記溶接支持体(49)
が、上記中心パネル(12)の上記剛性層(21)上に
機械的に保持され、ブラケット形状の断面を備えたセク
ションピースであり、このブラケットのフランジ(5
0)の1個が、この中心パネルの上記第二断熱層(1
9)に面しているこの剛性層の側方面(52)に対して
固定されているのに対して、他のフランジ(51)が、
その面の一面で、上記中実層の上面(53)に対して固
定され、その他の面で、この2枚の中心条板の上記隣接
横縁部に溶接されている。
【0019】好適な実施形態において、上記ランニング
条板(66)の末端が、部分的に、上記中心条板(6
3)を覆い、そして上記対称面(P)に事実上平行な斜
め縁部(69)を有し、それに沿って、この中心条板
(63)に溶接される。
【0020】好適な実施形態において、各中心パネル
(12)が、矩形平行六面体の全体形状を有し、上記二
次断熱障壁要素(16、17)および上記主要断熱障壁
要素(19、20、21)が、それぞれ、平面図で見る
と、第一矩形および第二矩形の形状を有し、それらの側
面が、事実上、平行であり、該第一矩形の長さおよび/
または幅が、好ましくは、一定幅の周辺側方リム(2
2)を形成するために、該第二矩形のものよりも短い。
【0021】好適な実施形態において、上記側方パネル
(14、15)が、第一に、第一剛性プレートから形成
され、第二に、上記二次断熱障壁要素の上記断熱層の事
実上全面に固着された可撓性シートから形成され、第三
に、第二断熱層から形成され、そして第四に、第二剛性
プレート(28、33)から形成され、該第一剛性プレ
ートが、断熱層を備え、それと共に、二次断熱障壁要素
を構成し、このシートが、二次防水障壁要素を形成する
少なくとも1枚の連続金属箔を含み、この第二断熱層
が、このシートを少なくとも部分的に覆い、そこに付着
しており、そしてこの第二剛性プレートが、この第二断
熱層を覆い、それと共に、主要断熱障壁要素(27、3
1)を構成し、ここで、該タンクが、第一側方パネル
(14)、二次断熱障壁要素(26)、主要断熱障壁要
素(27)、周辺リム(29)、第二側方パネルおよび
周辺リム(32)を含み、この第一側方パネルが、矩形
平行六面体の全体形状を有し、この二次断熱障壁要素
が、平面図で見ると、第一矩形の形状を有し、この主要
断熱障壁要素が、平面図で見ると、第二矩形の形状を有
し、この2個の矩形が、事実上平行な側面を有し、この
第二矩形の長さおよび幅が、それぞれ、この第一矩形の
長さおよび幅よりも短く、この周辺リム(32)が、好
ましくは、一定の幅を有し、それゆえ、この第一側方パ
ネルの主要断熱障壁要素の周りで、各第一側方パネル
(14)上で形成され、第一側方パネルが、1列または
それ以上の列で配列され、それらの長手方向軸(L1)
が、交差部(10、11)の斜め立体角に平行であり、
そして第二側方パネルが、断面で、矩形台形形状を有
し、二次断熱障壁要素(30)が、平面図で見ると、第
一矩形台形形状を有し、そしてフェイス(30a)を有
し、フェイス(30a)が、第二側方パネルの長手方向
軸(L2)に対して斜めであり、主要断熱障壁要素(3
1)が、平面図で見ると、第二矩形台形形状を有し、そ
してフェイス(31a)を有し、該フェイス(31a)
が、第二側方パネルの長手方向軸(L2)に対して斜め
であり、2個の矩形台形が、事実上平行な側面を有し、
第二矩形台形の長さおよび幅が、それぞれ、第一矩形台
形の長さおよび幅よりも短く、周辺リム(32)が、好
ましくは、一定の幅を有し、それゆえ、主要断熱障壁要
素の周りで、各第二側方パネル(15)上で形成され、
第二側方パネルが、第一側方パネル(14)と該中心パ
ネル(12)との間で配列され、それらの長手方向軸
(L2)が、交差部の斜め立体角に平行であり、それら
の斜めフェイス(30a、31a)が、中心パネルの該
長手方向軸に平行である。
【0022】好適な実施形態において、上記周辺領域
が、2枚の隣接中心パネル(12)の主要断熱障壁要素
間で、また、2枚の隣接側方パネル(14、15)また
は隣接中心パネルおよび第二側方パネル(15)の主要
断熱障壁要素間で、中心パネルおよび側方パネルからな
る上記一次断熱障壁の連続性を確保するように、断熱タ
イル(41a、41b、44)を使用して満たされ、こ
のタイルの各々が、剛性プレート(43、46)で覆わ
れた断熱層(42、45)からなり、各タイルが、一次
断熱障壁の厚さを有し、その結果、組立後、断熱タイル
の剛性プレートが、側方パネルおよび中心パネルの第二
剛性プレート(19、28、33)および中心パネルの
剛性層(21)の上面と共に、主要防水障壁を支持でき
る事実上連続した壁を形成する。
【0023】好適な実施形態において、上中心条板(6
3)が、第一長手方向セットバック(47)で配列さ
れ、該第一長手方向セットバックが、各中心パネル(1
2)の上記剛性層(21)および上記第二剛性プレート
(19)上で存在し、また、2枚の中心パネル間で接合
部を形成する上記タイル(41a、41b)の上記剛性
プレート(43)上で存在し、各中心パネルの上記溶接
支持体(49)の上記フランジ(50、51)が、この
剛性層の横セットバック(54、55)で収容され、こ
の中心条板が、この2枚の剛性プレート(19)および
中心パネルの剛性層の上記上面と共に、事実上連続した
面を形成するようにされる。
【0024】好適な実施形態において、2本の熱保護長
手方向バンド(62)が、第二長手方向セットバック
(61)にて、上記対称面(P)の各側面上で、上記中
心条板(63)の下に配列され、この第二長手方向セッ
トバックが、各中心パネル(12)の上記剛性層(2
1)および上記第二剛性プレート(19)上で存在し、
また、2枚の中心パネル間で接合部を形成する上記タイ
ル(41a、41b)の上記剛性プレート(43)上で
存在し、上記ランニング条板(66)をこの中心条板に
溶接する操作中にて、下にある領域を熱的に保護するよ
うにされる。
【0025】好適な実施形態において、上記中心条板
(63)の上記長手方向縁部が、ネジ手段(64)によ
り、上記剛性層(21)、上記中心条板の上記第二剛性
プレート(19)および上記接合タイル(41a、41
b)の上記プレート(43)にネジで取り付けられ、こ
のネジのヘッドが、この中心条板の上面と同一平面上に
位置し、そして上記ランニング条板(66)の末端で覆
われ、この末端の斜め縁部が、このネジを超えて溶接さ
れる。
【0026】好適な実施形態において、上記中心条板
(63)が、穴および第三セットバック(65)を含
み、この穴が、取付ネジ(64)を通すために、そして
このネジの上記ヘッドを陥凹部に収容するために、打ち
抜きにより得られ、この第三セットバックが、各中心パ
ネル(12)の上記剛性層(21)および上記第二剛性
プレート(19)上で存在し、また、2枚の中心パネル
間で接合部を形成する上記タイル(41a、41b)の
上記剛性プレート(43)上で存在し、この中心パネル
が、この打ち抜き操作中にひっくり返った材料を収容す
るように設計されており、この陥凹部に対応している。
【0027】好適な実施形態において、上記剛性層(2
1)が、貼り合わせたプライのプレートの少なくとも1
個のブロック(21a、21b)からなる。
【0028】好適な実施形態において、上記主要防水障
壁の上記ランニング条板(66)に付随した溶接支持体
(68)が、ブラケット形状の断面を備えたセクション
ピースであり、このブラケットのフランジの1個が、こ
の主要防水障壁の2枚の隣接条板の折り返し縁部(66
a)に溶接されているのに対して、他のフランジが、ス
ロット(67a〜c)で係合され、交差部(11,1
2)の斜め立体角に平行であり、この交差部が、それら
の長手方向軸(L1)に平行な第一側方パネル(14)
の上記第二剛性プレート(28)の厚さで、それらの長
手方向軸(L2)に垂直な第二側方パネル(15)の第
二剛性プレート(33)の厚さで、そして接合タイル
(41a、41b、44)の剛性プレート(42、4
6)の厚さで作製され、このタイルが、周辺領域を満た
し、この周辺領域が、2枚の隣接側方パネル(14、1
5)の主要断熱障壁要素間に、また、中心パネル(1
2)および第二側方パネル(15)の主要断熱障壁要素
間にある。
【0029】好適な実施形態において、上記中心パネル
(12)の上記二次断熱障壁要素の前記断熱層(17)
が、圧縮性発泡プラスチックからなり、それらの大きな
面に平行に、事実上平行なリーフレットを形成する多数
の繊維ガラスを有し得、上記ランニング条板の前記張力
(F)が、一部は、上記支持構造の前記コーナー構造に
より、また、一部は、この支持構造の上記可変幅壁
(2、3)により反動され、このコーナー構造には、上
記末端中心条板が固定され、そしてこの可変幅壁には、
この中心パネルが固定され、この張力の分布が、使用す
る発泡プラスチックの可撓性に依存している。
【0030】好適な実施形態において、このタンクは、
船の前部または後部に組み込まれる。
【0031】
【発明の実施の形態】これを達成するために、本発明
は、特に船の支持構造に組み込まれる防水性で断熱性の
タンクを提案し、この支持構造は、多角形断面であり、
それらの長手方向縁部に隣接した多数の事実上平らな剛
性壁を含み、この壁の少なくとも1個は、この壁の長さ
の少なくとも一部の長さにわたって変わる幅を有し、可
変幅壁および隣接壁により形成された支持構造の交差部
の立体角は、斜めに配向されており、タンクは、2個の
連続防水障壁を含み、その一方は、タンク内に含まれる
製品と接触している主要防水障壁であり、そして他方
は、主要防水障壁と支持構造との間に配列された二次防
水障壁であり、主要断熱障壁は、これら2つの防水障壁
の間に配置され、そして二次断熱障壁が二次防水障壁と
支持構造との間に配置され、二次断熱防水障壁および主
要断熱障壁は、事実上その全内面にわたって支持構造の
壁に固定された並置パネルの集合から形成され、パネル
は、主要防水障壁を支持し保持でき、主要防水障壁は、
事実上平らなランニング金属条板を含み、この金属条板
は、低膨張係数の薄板から作製され、それらの長手方向
縁部は、タンクの内側に向かって上に折り返され、各ラ
ンニング条板は、少なくとも1枚の長手方向に隣接して
延びている条板と共に、防水様式で組み立てられ、ラン
ニング条板の隣接折り返し縁部は、溶接支持体の2面に
溶接されており、この溶接支持体は、パネル上で機械的
に保持され、そして滑り接合部を構成し、ここで、主要
防水障壁は、さらに、各可変幅壁にて1個またはそれ以
上の事実上平らな中心条板、ランニング条板を含み、中
心条板は、低膨張係数の薄板から作製され、長手方向方
向に配列され、それらの各々は、基底パネルに固定さ
れ、ランニング条板は、基底パネル上で、可変幅壁の交
差部の斜め立体角に対して平行に保持され、そして中心
条板の末端にて防水様式で固定され、その結果、ランニ
ング条板によりそれらの長手方向寸法で遭遇する張力
は、タンク内に含まれる製品の熱収縮および/または静
圧または動圧により発生するが、中心条板を介して、支
持構造に少なくとも部分的に伝達される。
【0032】1実施形態によれば、可変幅壁は、壁の長
手方向軸を通りかつ壁の平面に垂直な対称面を有する。
【0033】特に、可変幅壁は、壁の全長に沿って単調
に変わる幅を有する。
【0034】特定の1特徴によれば、1個またはそれ以
上の末端中心条板は、剛性コーナー構造により、支持構
造に固定されている。
【0035】1実施形態によれば、上記パネルは、可変
幅壁の対称面に沿って長手方向方向に並置された中心パ
ネルおよび側方パネルを含み、中心パネルは、少なくと
も1列を形成し、この列には、中心条板が固定され、そ
の結果、ランニング条板によりそれらの長手方向寸法で
遭遇する張力の横成分は、少なくとも部分的に互いに相
殺され、そして側方パネルは、ランニング条板を保持し
た中心パネルの各側面に配列されている。
【0036】他の特定の特徴によれば、タンクは、数枚
の中心条板を含み、中心条板の隣接横縁部は、中心パネ
ルに機械的に支持された溶接支持体に溶接されている。
【0037】1実施形態によれば、中心パネルは、第一
に、第一剛性プレートから形成され、第二に、二次断熱
障壁要素の断熱層の事実上全領域に固着されたシートか
ら形成され、そして第三に、第二断熱層から形成され、
第一剛性プレートは、断熱層を備え、それと共に、二次
断熱障壁要素を構成し、シートは、二次防水障壁要素を
形成する少なくとも1枚の連続金属箔を含み、そして第
二断熱層は、第二剛性プレートおよび並置された剛性層
で覆われ、剛性層および第二断熱プレートは、少なくと
も部分的に、シートを覆い、そこに付着して、主要断熱
障壁要素を構成し、中心パネルは、第二断熱層および剛
性層が長手方向方向に交互になるような様式で配列さ
れ、中心条板は、少なくとも、中心パネルの剛性層に固
定されている。
【0038】有利には、2枚の隣接中心金属条板に付随
した溶接支持体は、中心パネルの剛性層上に機械的に保
持され、ブラケット形状の断面を備えたセクションピー
スであり、ブラケットのフランジの1個は、中心パネル
の第二断熱層に面している剛性層の側方面に接して固定
されているのに対して、他のフランジは、その面の一面
で、中実層の上面に接して固定され、その他の面で、2
枚の中心条板の隣接横縁部に溶接されている。
【0039】特定の特徴によれば、ランニング条板の末
端は、部分的に、中心条板を覆い、そして対称面に事実
上平行な斜め縁部を有し、それに沿って、中心条板に溶
接される。
【0040】1実施形態によれば、各中心パネルは、矩
形平行六面体の全体形状を有し、二次断熱障壁要素およ
び主要断熱障壁要素は、それぞれ、平面図で見ると、第
一矩形および第二矩形の形状を有し、それらの側面は、
事実上、平行であり、第一矩形の長さおよび/または幅
は、好ましくは、一定幅の周辺側方リムを形成するため
に、第二矩形のものよりも短い。
【0041】1実施形態によれば、側方パネルは、第一
に、第一剛性プレートから形成され、第二に、二次断熱
障壁要素の断熱層の事実上全面に固着された可撓性シー
トから形成され、第三に、第二断熱層から形成され、そ
して第四に、第二剛性プレートから形成され、第一剛性
プレートは、断熱層を備え、それと共に、二次断熱障壁
要素を構成し、シートは、二次防水障壁要素を形成する
少なくとも1枚の連続金属箔を含み、第二断熱層は、シ
ートを少なくとも部分的に覆い、そこに付着しており、
そして第二剛性プレートは、第二断熱層を覆い、それと
共に、主要断熱障壁要素を構成する。
【0042】1実施形態によれば、タンクは、第一側方
パネル、二次断熱障壁要素、主要断熱障壁要素、周辺リ
ム、第二側方パネルおよび周辺リムを含み、第一側方パ
ネルは、矩形平行六面体の全体形状を有し、二次断熱障
壁要素は、平面図で見ると、第一矩形の形状を有し、主
要断熱障壁要素は、平面図で見ると、第二矩形の形状を
有し、2個の矩形は、事実上平行な側面を有し、第二矩
形の長さおよび幅は、それぞれ、第一矩形の長さおよび
幅よりも短く、周辺リムは、好ましくは、一定の幅を有
し、それゆえ、第一側方パネルの主要断熱障壁要素の周
りで、各第一側方パネル上で形成され、第一側方パネル
は、1列またはそれ以上の列で配列され、それらの長手
方向軸は、交差部の斜め立体角に平行であり、そして第
二側方パネルは、断面で、矩形台形形状を有し、二次断
熱障壁要素は、平面図で見ると、第一矩形台形形状を有
し、そしてフェイスを有し、このフェイスは、第二側方
パネルの長手方向軸に対して斜めであり、主要断熱障壁
要素は、平面図で見ると、第二矩形台形形状を有し、そ
してフェイスを有し、このフェイスは、第二側方パネル
の長手方向軸に対して斜めであり、2個の矩形台形は、
事実上平行な側面を有し、第二矩形台形の長さおよび幅
は、それぞれ、第一矩形台形の長さおよび幅よりも短
く、周辺リムは、好ましくは、一定の幅を有し、それゆ
え、主要断熱障壁要素の周りで、各第二側方パネル上で
形成され、第二側方パネルは、第一側方パネルと中心パ
ネルとの間で配列され、それらの長手方向軸は、交差部
の斜め立体角に平行であり、それらの斜めフェイスは、
中心パネルの長手方向軸に平行である。
【0043】有利には、前記周辺領域は、2枚の隣接中
心パネルの主要断熱障壁要素間で、また、2枚の隣接側
方パネルまたは隣接中心パネルおよび第二側方パネルの
主要断熱障壁要素間で、該中心パネルおよび該側方パネ
ルからなる前記一次断熱障壁の連続性を確保するよう
に、断熱タイルを使用して満たされ、該タイルの各々
は、剛性プレートで覆われた断熱層からなり、各タイル
は、該一次断熱障壁の厚さを有し、その結果、組立後、
該断熱タイルの該剛性プレートは、該側方パネルおよび
該中心パネルの第二剛性プレートおよび該中心パネルの
該剛性層の上面と共に、該主要防水障壁を支持できる事
実上連続した壁を形成する。
【0044】特定の1特徴によれば、前記中心条板は、
第一長手方向セットバックで配列され、該第一長手方向
セットバックは、各中心パネルの前記剛性層および前記
第二剛性プレート上で存在し、また、2枚の中心パネル
間で接合部を形成する前記タイルの前記剛性プレート上
で存在し、各中心パネルの前記溶接支持体の前記フラン
ジは、該剛性層の横セットバックで収容され、該中心条
板は、該2枚の剛性プレートおよび該中心パネルの該剛
性層の前記上面と共に、事実上連続した面を形成するよ
うにされる。
【0045】有利には、2本の熱保護長手方向バンド
は、第二長手方向セットバックにて、前記対称面の各側
面上で、前記中心条板の下に配列され、該第二長手方向
セットバックは、各中心パネルの前記剛性層および前記
第二剛性プレート上で存在し、また、2枚の中心パネル
間で接合部を形成する前記タイルの前記剛性プレート上
で存在し、前記ランニング条板を該中心条板に溶接する
操作中にて、該下にある領域を熱的に保護するようにさ
れる。
【0046】他の特定の特徴によれば、前記中心条板の
前記長手方向縁部は、ネジ手段により、前記剛性層、前
記中心条板の前記第二剛性プレートおよび前記接合タイ
ルの前記プレートにネジで取り付けられ、該ネジのヘッ
ドは、該中心条板の上面と同一平面上に位置し、そして
前記ランニング条板の末端で覆われ、該末端の斜め縁部
は、該ネジを超えて溶接される。
【0047】有利には、前記中心条板は、穴および第三
セットバックを備え、該穴は、取付ネジを通すために、
そして該ネジの前記ヘッドを陥凹部に収容するために、
打ち抜きにより得られ、該第三セットバックは、各中心
パネルの前記剛性層および前記第二剛性プレート上で存
在し、また、2枚の中心パネル間で接合部を形成する前
記タイルの前記剛性プレート上で存在し、該中心パネル
は、該打ち抜き操作中にひっくり返った材料を収容する
ように設計されており、該陥凹部に対応している。
【0048】1実施形態によれば、前記剛性層は、貼り
合わせたプライのプレートの少なくとも1個のブロック
からなる。
【0049】特定の1特徴によれば、前記主要防水障壁
の前記ランニング条板に付随した溶接支持体は、ブラケ
ット形状の断面を備えたセクションピースであり、該ブ
ラケットのフランジの1個は、該主要防水障壁の2枚の
隣接条板の折り返し縁部に溶接されているのに対して、
他方のフランジは、スロットで係合され、交差部の斜め
立体角に平行であり、該交差部は、それらの長手方向軸
に平行な第一側方パネルの前記第二剛性プレートの厚さ
で、それらの長手方向軸に垂直な第二側方パネルの該第
二剛性プレートの厚さで、そして接合タイルの剛性プレ
ートの厚さで作製され、該タイルは、周辺領域を満た
し、該周辺領域は、2枚の隣接側方パネルの主要断熱障
壁要素間に、また、中心パネルおよび第二側方パネルの
主要断熱障壁要素間にある。
【0050】有利には、前記中心パネルおよび前記側方
パネルは、組立式パネルからなり、前記第二側方パネル
は、前記可変幅壁の領域で前記第二障壁および前記主要
断熱障壁を取り付ける時点で一定サイズに切断された組
立式パネルからなる。
【0051】特定の1特徴によれば、前記中心パネルの
前記二次断熱障壁要素の前記断熱層は、圧縮性発泡プラ
スチックからなり、それらの大きな面に平行に、事実上
平行なリーフレットを形成する多数の繊維ガラスを有し
得、前記ランニング条板の前記張力は、一部は、前記支
持構造の前記コーナー構造により、また、一部は、該支
持構造の前記可変幅壁により反動され、該コーナー構造
には、前記末端中心条板が固定され、そして該可変幅壁
には、該中心パネルが固定され、該張力の分布は、使用
する発泡プラスチックの可撓性に依存している。
【0052】1実施形態では、前記タンクは、船の前部
または後部に組み込まれる。特に、前記支持構造は、少
なくとも2個の相互に平行な台形長手方向壁を含み、該
長手方向壁は、該タンクの底部および天井部を形成す
る。
【0053】添付の図面を参照して、本発明の特に好ま
しい現在の1実施形態に従った詳細な説明を行っている
間に、本発明は、さらによく理解でき、また、他の目
的、詳細、特徴および利点が明らかとなる。
【0054】図1は、船の船首部分にある隔室を示し、
そこには、本発明のタンクの組み込みが意図される。こ
の隔室は、八角形の断面を有し、この船の二重船体の8
個の長手方向壁2〜9により規定され、これらは、事実
上平らであり、それらの長手方向縁部および2個の横区
画(描写せず;これらは、相互に平行であり、そして長
手方向壁に垂直である)を介して、それぞれ、後部およ
び前部で隣接している。このタンク隔室は、二等辺台形
の形状の2個の長手方向壁2、3を含み、このタンクの
底部および天井部を形成する。これらの2個の壁2、3
は、台形壁として公知であるが、相互に平行であり、こ
の隔室の長手方向軸Aを通る共通の長手方向対称面Pを
有する。これらの台形壁は、この船の後部から前部へ向
かって狭くなっている。他の長手方向壁4〜9は、側方
壁として公知であるが、矩形形状を有する。各台形壁
2、3は、隣接側方壁と共に、交差部の斜め立体角1
0、11を規定する。同じ幅の側方壁4、5は、底壁2
に隣接しており、他の4個の側方壁6〜9のうち、2個
の壁6、7は、この天井壁に隣接しており、同じ幅を有
し、先の2個の壁4、5の幅よりも大きい。それゆえ、
この底部を形成する台形壁2は、大きい基部および短い
基部(これらは、それぞれ、その天井部をなす台形壁3
の長い基部および短い基部よりも長い)を有する。
【0055】これらの側壁にある2個の防水断熱障壁
は、平面図では、矩形形状を有し、前記フランス特許出
願第2,724,623号で記述されているように、交
差部の立体角(これは、側方壁およびランニング条板の
各対により規定される)に平行に長手方向方向に配列さ
れた平行六面体の組立式パネルによって、公知の様式
で、作成される。
【0056】この底部を形成する台形壁2における2個
の防水断熱障壁の作製は、今ここで描写するが、台形壁
3に位置しているものは、同じ様式で作製した天井部を
形成する。
【0057】図2を参照すると、これらの2個の二次障
壁および主要断熱障壁は、一方では、中心パネル(これ
は、それらの全体で12により表示されている)から作
製され、整列されて列14(これは、この壁上の対称面
Pに中心がある)を形成し、他方では、2種類の側方パ
ネル(これらは、それらの全体で、14および15で表
示され、中心パネルの列の各側面に配列されている)か
ら作製される。
【0058】図4〜7によれば、各中心パネル12は、
事実上、矩形平行六面体の形状を有する;それは、第一
断熱層17(それ自体の上には、剛性シート18が置か
れている)を上に置いたプライ(ply)の第一プレー
ト16からなる;シート18上には、一方では、第二断
熱層19(これは、プライの第二プレート20で覆われ
ている)であり、他方では、剛性層21である。サブア
センブリ19、20、21は、平面図で見ると、矩形形
状を有し、その側面は、サブアセンブリ16、17のも
のに平行である;これらの2個のサブアセンブリは、平
面図で見ると、同じ中心を有する2個の矩形の形状を有
し、第二サブアセンブリ16、17の境界からなるサブ
アセンブリ19、20、21の全ての周りで、一定の周
辺リム22が存在している。サブアセンブリ19、2
0、21は、第一サブアセンブリとして公知であるが、
主要断熱障壁要素を構成し、サブアセンブリ16、17
は、第二サブアセンブリとして公知であるが、第二断熱
障壁要素を構成する。シート18は、第一サブアセンブ
リ16、17を覆うが、第二防水障壁要素を構成する。
【0059】たった今記述した中心パネル12は、予め
組み立てて、アセンブリを形成でき、それらの種々の構
成部品は、この上で述べた配列で共に結合される;この
アセンブリは、従って、二次障壁要素および主要断熱障
壁要素を形成する。
【0060】剛性層21は、例えば、プライの結合プレ
ートから形成した2個の平行六面体ブロック21a、2
1b(これらは、以下、プライブロックと言う)からな
る。これらのプライブロックは、横方向に縁を合わせて
設置され、それらの間で緩和間隙23を残す。第二断熱
層19は、発泡プラスチック(例えば、ポリエチレン発
泡体)から製造した2個のブロック19a、19bから
形成され、このプラスチックは、繊維ガラス織物をその
中に挿入することにより、良好な機械的特性を与える。
各発泡体のブロックは、事実上、プライブロック21
a、21bのサイズと類似したサイズである。これらの
発泡体ブロックは、縁部を合わせて並置され、各発泡体
ブロックは、プライブロックと接して置かれている。緩
和間隙24、25は、それぞれ、これらの発泡体ブロッ
ク間(図10)および発泡体ブロックとプライブロック
の間(図8)に残される。図9で描写しているように、
これらの発泡体ブロックは、周辺リム70を有する。第
一断熱層17は、第二断熱層のものと同じ発泡材料から
なり得る。剛性シート18は、これらの第一および第二
断熱障壁要素間に「挟まれている」が、3層から構成さ
れた複合材料からなる;その2層の外層は、繊維ガラス
織物であり、その内層は、金属箔である。
【0061】中心パネル12は、この台形壁に並んで固
定され、接合領域34が残り、これは、隣接中心パネル
の第二サブアセンブリを分離する。これらの中心パネル
は、平面Pで中心になった列13を形成し、この列で
は、これらの発泡体ブロックおよびプライブロックは、
その長手方向方向に交互になっており、パネルの2個の
プライブロック21a、21bは、この隔室の前部横区
画に対して、同じパネルの発泡体19a、19bの2個
のブロックの下流に設置される。
【0062】列13のいずれかの側面上または中心パネ
ルと一直線になって、第一側方パネル14および第二側
方パネル15が配列される。第一側方パネルは、標準パ
ネルとして知られているが、組立式パネル(例えば、前
記フランス特許出願で記述されたもの)からなる。図1
5を参照すると、各標準パネル14は、事実上、矩形平
行六面体の形状である;それは、第一サブアセンブリ2
6(これは、第一断熱層を上に置いた第一プライプレー
トから形成される)、可撓性または剛性シートおよび第
二サブアセンブリ27(これは、第二プライプレート2
8で覆った第二断熱層から形成される)からなり、該第
二層は、前記シート上に配列される。第二サブアセンブ
リ27は、主要断熱障壁要素を構成し、平面図で見る
と、矩形形状を有し、その両側は、このサブアセンブリ
の両側と平行である;これらの2個のサブアセンブリ
は、平面図で見ると、同じ中心の2個の矩形の形状を有
し、第一サブアセンブリの境界からなる第二サブアセン
ブリの全ての周りには、一定幅の周辺リム29がある。
第一サブアセンブリ26は、第二断熱障壁要素を構成
し、そして第一サブアセンブリを覆うシートは、第二防
水障壁要素を構成する。
【0063】これらの標準パネル14は、剛性層21を
有しないという点で、中心パネル12とは異なる。主要
断熱障壁要素は、発泡体(これは、プライプレートで覆
われている)から作製した第二断熱層だけからなる。さ
らに、これらの主要および二次断熱障壁要素間にあるシ
ートは、3層から構成した複合材料からなる可撓性シー
トであり得;2層の外層は、繊維ガラス織物であり、そ
の内層は、薄い金属箔(例えば、約0.1mm厚のアル
ミニウム箔)である。この金属箔は、この二次防水障壁
を構成し、この断熱層に結合される。これらの標準パネ
ル14の断熱層は、中心パネルを形成するのに使用した
ものと同じ発泡材料からなり得る。
【0064】これらの標準パネル14は、数列で配列さ
れ、交差部10、11の斜め立体角に平行な長手方向軸
L1を有する。一例として、交差部の斜め立体角は、平
面Pと15〜16°のオーダーの角度をなす。各列を作
成するために、これらの標準パネルは、その後方横区画
から始めて次々に配列され、この列は、中心パネルの列
13の近くに残っている空間が標準パネルを完全に嵌め
るのに十分に大きくなくなったとき、終わる。1つの同
じ列の2枚の隣接標準パネルは、接合領域35で間隔を
おいて配置された第一サブアセンブリを有し、2つの異
なる列の2枚の隣接パネルは、縁部を合わせた第一サブ
アセンブリを有する。これらの標準パネルは、交差部の
斜め立体角で、もちろん、この台形壁で形成されたもの
に適した角度で留め継ぎされ(mitred)、その隣
接側方壁は、この交差部の立体角で、留め継ぎされる。
【0065】特殊パネル15として知られている第二側
方パネルは、2個の二次障壁およびそれらの間の主要断
熱障壁の連続性を確保するために、中心パネル12およ
び標準パネル14(これらは、各列の標準パネルの末端
にある)の列13の間に挿入される。これらの特殊パネ
ル15は、標準パネルと類似の構造であり、第一サブア
センブリ30および第二サブアセンブリ31を含むが、
断面が矩形台形の形状であり、並んで配列されて、2個
の隣接第二サブアセンブリ間で接合領域36を残し、そ
れらの長手方向軸L2は、交差部の斜め立体角と垂直で
ある。各特殊パネル15の2個のサブアセンブリ30、
31は、平面図で見ると、同じ中心および平行側面を有
する2個の矩形台形の形状を有し、第二アセンブリ31
の全ての周りでは、一定幅の周辺リム32が存在してお
り、これは、第一アセンブリ30の境界からなる。各矩
形台形は、長手方向軸L2に対して斜めの側面を有し、
第一サブアセンブリおよび第二サブアセンブリの斜めフ
ェイス30a、31aとして公知のフェイスに対応して
いる。これらの特殊パネルの第一サブアセンブリの斜め
フェイス30aは、中心パネル12の第一サブアセンブ
リ16、17の長手方向フェイスに接して置かれ、ま
た、それらの横フェイスは、それらの斜めフェイスに対
向していて長手方向軸L2と垂直であるが、標準パネル
14の長手方向フェイスに接して置かれている。
【0066】これらの特殊パネル15は、標準パネルか
ら構成されるが断熱時に適切なサイズに切断したものと
類似した組立式パネルから作製され得る。さらに、これ
らの特殊パネルを作製するのに使用される組立式パネル
の幅および長さは、設置が簡単な並置を行うために、こ
れらの標準パネルのものに合うように仕立てられる。図
2で図示しているように、この標準パネルの長さは、事
実上、特殊パネルの幅の3倍+特殊パネルを分ける2個
の接合領域36に等しい。
【0067】公知の様式で、これらの中心パネルを台形
壁に固定するために、図11で見えるように、ウェル3
7(これは、シート18および断熱層17を通ってプラ
イプレート16へと下方に作製された円筒形陥凹部であ
る)が設けられ、これらの中心パネルの全周に沿って均
一に分布されている;ウェルの底部は、従って、この中
心パネルの第一剛性プレート16からなる;このウェル
の底部は、穿孔されて、オリフィス38を形成する。こ
の台形壁は、スタッドを備えており、これらは、そこに
直角で溶接され、それらの遊離末端は、ネジ筋を付けら
れている。これらのスタッドおよびオリフィス14(こ
れらは、スタッドを通すのに十分に直径が大きい)は、
もし、中心パネルが台形壁と対向して提供されるなら、
スタッドが各オリフィスに面するような様式で、該パネ
ルがこの壁に対して位置できるように、配列される。
【0068】船の壁は、単に製造時の不正確の結果とし
て、その支持構造に向けた理論面から逸脱することが知
られている。公知様式では、これらの逸脱は、これらの
中心パネルを硬化可能樹脂の詰め物を介して支持構造の
上に載せることにより補償され、これにより、支持構造
の不完全な面から始めて、第二プレートおよびプライパ
ネルを示す隣接要素からなる被覆を得ることが可能とな
り、これらは、所望理論面からの逸脱を事実上示さない
表面を規定する。中心パネル12を、このようにして、
樹脂の詰め物を差し挟んで、この支持構造に接して提供
するとき、これらのスタッドは、オリフィス38に入
り、これらのスタッドのネジ切り末端に上には、ベアリ
ングワッシャーおよび締め付けナットが配置される。こ
のワッシャーは、ウェル37の底部で、パネル12の第
一剛性プレート16に接して、このナットにより押し付
けられる。それゆえ、各パネル5は、このパネルの全周
にわたって分布された多数の点により、この台形壁に接
して固定され、これは、機械的な見地から、良好であ
る。
【0069】側方パネル14、15は、その台形壁上に
存在しているスタッドおよびそれらの周囲リム29、3
2上に存在しているウェル39を介して、同じ様式で固
定される。
【0070】このような固定が公知の様式で実行される
とき、パネル12、14、15にあるウェルは、その中
に断熱プラグを挿入することにより塞がれ、これらのプ
ラグは、種々のパネルの第一断熱層と同一平面に位置し
ている。さらに、接合部40を形成する断熱材料は、例
えば、22kg/mの密度のガラスウールからなる
が、接合領域34(これらは、2枚の隣接中心パネルの
第一サブアセンブリを分離する)および接合領域35、
36(これらは、2個の標準要素および/または特殊要
素の2個の第一サブアセンブリの交差部の斜め立体角に
対して垂直である)に固定される。
【0071】それにもかかわらず、二次断熱障壁の連続
性は、このようにして再構成されるものの、この障壁が
各壁37、40で穿孔されているので、同じことは、種
々のパネルの第一サブアセンブリを覆うシートにより形
成される二次防水障壁の連続性には当てはまらない。こ
の二次防水障壁の連続性を再構成するために、バンド
(これは、見えないが、可撓性シートから形成され、例
えば、これらの側方パネルの可撓性シートと同じであ
る)は、周辺リム22、29、32上に取り付けられ、
これらは、2枚の隣接パネルの2個の第一サブアセンブ
リ間にあり、このバンドは、これらのパネル間の各ウェ
ル37、39および接合部40と一直線をなしている穿
孔を閉じるような様式で、これらの周辺リムに結合さ
れ、これは、この第二防水障壁の連続性を再構成し得
る。
【0072】図2で図示しているように、2枚の隣接パ
ネル5のサブアセンブリ間では、継いで、外周リム2
2、29、32と一直線をなして位置しているセットバ
ック領域が残り、このセットバック領域は、事実上、深
さとして、この主要断熱障壁の厚さを有する。2枚の中
心パネル間のセットバック領域は、断熱タイル41a、
42aを設置することにより満たされ、例えば、これら
のうちの2枚は、それぞれ、断熱層42および剛性プラ
イプレート43からなる。同様に、側方パネル14、1
5の間および標準パネルと特殊パネルとの間にあるセッ
トバック領域は、タイル14で満たされ、これらもま
た、断熱層45およびプライプレート46からなる。断
熱タイル41、44は、2枚の隣接パネルの周辺リムの
上に位置している領域を完全に満たすような寸法を有
し、これらの断熱タイルは、一旦、設置されると、それ
らのプレート43、46が、これらの側方パネルおよび
中心パネルの第二剛性プレートおよび中心パネルのプラ
イブロック21a、21bの上面と共に、この主要防水
障壁を支持できる事実上連続した表面を有するように、
前記バンドに結合される。
【0073】次いで、この主要防水障壁が取り付けら
れ、この事実上連続した面で組み立てられる。これを行
うために、中心パネル22の製造時点で、第一長手方向
セットバック47(これは、剛性プレート43、20の
プライブロック21a、21bの上面53の全長で伸長
しており、これらの剛性プレートは、発泡体の第二断熱
層19を覆う)およびタイル41a、41b(これら
は、2枚の隣接中心パネル12間でそれらの幅の殆どを
覆う接合部を形成し、2個のリム48を形成し、これら
は、対称面Pに対して対称である)が設けられる。各中
心パネルのプライブロックの交差部の横上部立体角に、
溶接支持体49が固定され、これは、発泡体のブロック
の側面に位置している。図15で図示しているように、
溶接支持体49は、Lまたは角ブラケットの形状のセク
ションピースから形成され、2個のステンレス鋼または
Invar(好ましくは、Invar)フランジ50、
51からなり、これらは、互いに直角で溶接されてい
る。図8および13によれば、第一フランジ50は、こ
のパネルの第二断熱層19に面しているプラスブロック
の側面52に接して固定され、そして第二フランジ51
は、これらのプライブロックの上面53に接して固定さ
れる。以上の上面53および横面52は、それぞれ、横
セットバック54、55を有し、ここで、これらのフラ
ンジの1個は、第一フランジ50がその上面を介して第
一長手方向セットバック47の底部で連続面を形成する
ように、収容される。さらに、この角ブラケットの2個
のフランジを共に接合する溶接部57を収容するのに十
分に大きい空間を残すために、交差部の該立体角では、
面取部56が形成される。この角ブラケットは、ネジ6
0で固定され、これらのプライブロックにネジで取り付
けられる。これらのフランジは、ネジを通す穴58の集
合を有し、これらは、一様に分布しており、各穴は、そ
のネジヘッドを収容する円錐状に張り出した部分を有す
る。この実施形態では、これらの横セットバックに収容
された角ブラケットは、第一セットバック47を超え
て、横に延びている。
【0074】図12によれば、第一セットバック61に
は、2個の第二長手方向セットバック61が設けられ
る。これらの第二セットバックは、第一セットバックに
より形成されたリム48から一定距離で、対称面Pに対
して対称的に配列される。これらの第二セットバック内
には、熱保護バンドが収容され、これらは、以下で記述
するように、これらのランニング条板を溶接したとき、
下にある要素を保護する目的である。図5で見えるよう
に、バンド62は、横セットバック35を覆わない。
【0075】図4によれば、1.5mmのオーダーの厚
さを備えた矩形Invarプレートから作製された中心
条板63は、角条板の横縁部を2枚の隣接中心パネルの
角ブラケット49に溶接することにより、角ブラケット
49に固定される。これらの条板は、第一長手方向セッ
トバック47に完全に収容されており、このことは、こ
のタンクの内側に面している上面がリム48のフェイス
と同一平面上に位置していることを意味する。この末端
条板として知られている中心条板は、列13の前端で配
列されているが、その横縁部の1個により、列13の最
後の中心パネルの角ブラケットに固定され、その他の横
縁部により、この台形壁および前部横区画により形成さ
れた交差部の立体角で、この支持構造に固定される。使
用するコーナー構造は、フランス特許第2,709,7
25号および第2,780,942号で記述された種類
であり得る。中心条板63の長手方向縁部もまた、各条
板に間隔を置いて均一に配置された穴を通って、ネジ6
4を介して、これらのパネルおよびその下にあるブロッ
クにネジで取り付けられる。これらのネジを通す穴は、
ネジ64のヘッドが突出しないように、これらのヘッド
を収容できる陥凹部を形成するように、打ち抜きにより
作製される。2個の第三長手方向セットバック65は、
面Pに対して対称に配列されているが、これらの穴を打
ち抜くことによりひっくり返った材料を収容するよう
に、第二長手方向セットバック61で設けられ、これら
は、前記陥凹部に対応している。ネジ64は、面Pに対
して、保護バンド62を超えて配列され、各第三セット
バック65は、保護バンドと第二セットバック(そこで
は、該バンドが位置している)の外側長手方向縁部との
間で、横に延びている。
【0076】これらの中心条板の各側面には、標準パネ
ル14および特殊パネル15上で、ランニング側方条板
66が組み立てられる。これらの標準パネルをそれらの
プレート28で製造する時点で、公知の様式で、形成す
る準備がなされ、このパネルの長手方向軸L1に平行
に、スロット67aが配列され、これは、T形断面を有
し、そのTのウェブは、このプレートのうちタンクの内
側に面しているフェイスに垂直であり、そしてTの2個
のフランジは、該フェイスに平行である。
【0077】これらの特殊パネルは、これらの標準パネ
ルのものと同じ形状のスロット67bを含むが、それら
の長手方向軸L2に直角に配列される。これらのスロッ
トは、これらの標準パネルのスロット67a間の間隔に
等しい距離だけ間隔を置いて配置され、これらの標準パ
ネルのスロット67aと連続して配列される。同様に、
スロット67cは、これらの側方パネルおよび中心パネ
ルおよび特殊側方要素を接合するある種のタイル44の
プレート46上に設けられる。図16は、これらの特殊
パネルと中心パネルとの間で接合部を形成するタイルに
沿って延びているスロット67cの一例を描写する。
【0078】スロット67a〜cでは、溶接支持体68
が配置され、これは、公知の様式で、ブラケット形状の
断面を有するセクションピースからなり、このブラケッ
トのフランジの1個は、2個の隣接ランニング条板の折
り返し縁部66aに溶接されるのに対して、他のフラン
ジは、プレート28、33、46の中間平面と平行なス
ロットの一部で係合される。公知の様式で、これらの条
板は、例えば、1mm厚のInvarプレートからな
る。この溶接支持体は、このスロットの内側を滑ること
ができ、このことは、それにより、滑り接合部が出来
て、これが、これらのランニング条板の剛性プレート2
8、33、46(これらは、それらを支持する)に対す
る相対的な位置ずれを可能にすることを意味する。
【0079】標準パネル14の各プレートは、2個の平
行スロット67aを含み、これらは、ランニング条板の
幅で間隔を置いて配置され、このパネルの長手方向軸4
1に対して対称的に配列されている。これらのパネル
は、2枚の隣接パネルに取り付けられた2個の隣接溶接
フランジ間の距離が条板の幅と等しくなるような大きさ
にされる;それゆえ、各プレートの中心領域および2枚
の条板間で条板を位置付けることが可能となり、これら
は、2枚の隣接パネルの中心領域を覆う。
【0080】ランニング条板66の末端は、それゆえ、
交差部の斜め立体角に平行なスライドに取り付けられる
が、切断されて、斜め縁部69が現れ、これは、対称面
Pと平行である。これらのランニング条板は、中心条板
63を部分的に覆い、このことは、それらの斜め縁部6
9が、これらの中心条板を固定するネジ64を超えて配
列されることを意味し、斜め縁部69は、これらの中心
条板の上面に溶接され、これは、面Pに平行な溶接線に
沿って、このタンクの内側に面している。2枚の隣接側
方ランニング条板の折り返し縁部66aは、これらのラ
ンニング条板の末端部分(これは、接合タイル44を超
えて伸長し、これらの中心条板およびリム48の全部を
覆う)で、互いに対して直接溶接される。図17の実施
形態によれば、2枚の隣接ランニング条板66の斜め縁
部69は、それらの隣接長手方向折り返し縁部66aが
斜め縁部69と合流する領域で切断され、この領域にあ
る溶接線がノコギリ刃の形状を有するようにされ、その
一部69aは、事実上、隣接条板66aの折り返し縁部
と垂直である。
【0081】この溶接作業中にて、これらの中心条板の
下に配列されたバンド62は、種々の下にある要素に対
して熱保護を与える。リム48および固定ネジ64を覆
うランニング条板66は、この主要障壁の連続性を保証
する。このInvar角ブラケットの第二フランジ51
によっても、2枚の隣接中心条板の横縁部間における主
要防水障壁の連続性を保証することが可能となる。
【0082】このタンクを満たした際の台形壁での主要
防水障壁の挙動は、今ここで、図4を参照して説明す
る。本明細書のタンクの壁を構成する上で記述した種々
の要素は、一般に、5℃と25℃の間の室温および大気
圧で、空の支持構造に取り付けられる。このタンクを約
−160℃の温度で液化メタンで満たしたとき、これら
のランニング条板は、非常に低い収縮係数を有するもの
の、この液化ガスと接触すると、はっきりと収縮する。
これらのランニング条板は、これらの側方パネルの表面
に固定することなく取り付けられるので、各ランニング
条板における長手方向方向熱張力Fは、それらが溶接さ
れる中心条板63に伝達される。これらの中心条板は、
これらの中心パネルに固定されるが、これらの力の長手
方向方向成分Fの一部が中心パネルを固定した台形壁
により吸収できるようになる。さらに、これらの中心パ
ネルの断熱層が圧縮性であると仮定すると、この長手方
向方向成分の一部は、この列の末端にある中心条板が剛
性コーナー構造で固定される隔室の前部区画に伝達され
る。この台形壁と横区画との間の力の長手方向方向成分
の反作用の分布は、これらの断熱層を作製するのに
使用する発泡材料の可撓性に従って、調節できる。
【0083】これらのランニング条板が対称面Pに対し
て対称的に配列されるので、該張力の横成分Fは、完
全にまたは大幅に、互いに相殺される。
【0084】各中心条板が2個の角ブラケットに固定さ
れることは注目すべきであり、各々は、中心パネルの剛
性層に固定され、これにより、これらの中心条板の強力
な確保および支持構造の張力の良好な分布を保証する。
さらに、船の軸に沿って、特に、この船を繋ぐときにド
ックまたは船架に入れるために、一般に、剛性のさらに
高い構造が設けられる。この目的のための船は、その二
重船体と「バラスト」できない船体との間で、強化中心
部を有する。これらの中心パネルの列は、この船の軸に
沿って配列するので、前記張力は、有利なことに、この
強化中心部で吸収される。
【0085】さらに、本発明による台形壁のランニング
条板は、この交差部の斜め立体角に平行に配列されるの
で、次いで、該交差部の立体角では、コーナー条板(こ
れは、いくつかの波動を有し、コーナー構造(例えば、
本出願人である企業が2000年8月に出願したフラン
ス特許出願第0010704号で記述されたもの)に固
定される)の列を設けることが可能である。
【0086】本発明は、多数の好ましい実施形態に関連
して記述しているものの、いずれの様式でも、それらに
限定されないことは極めて明らかであり、本発明は、記
述した手段の全ての技術上の等価物(もし、これらが本
発明の範囲内に入るなら)を包含する。
【0087】本発明は、支持構造に組み込まれた防水性
で断熱性のタンクに関し、該支持構造は、少なくとも1
個の壁を含み、該壁は、可変幅を有し、そして隣接壁と
交差部の斜め立体角を形成し、該タンクは、二次断熱防
水障壁および主要断熱障壁を含み、これらは、パネルに
より形成され、該パネルは、該壁に固定されており、そ
して主要防水障壁を保持でき、該主要防水障壁は、各可
変幅壁にて、1枚またはそれ以上の中心条板(63)お
よびランニング条板(66)を含み、該中心条板は、長
手方向方向に配列され、それぞれ、下にあるパネル(1
2)に固定され、該ランニング条板は、滑り接合部によ
り機械的に保持され、該交差部の斜め立体角に平行であ
り、下にあるパネル上にあり、その末端で該中心条板に
固定され、その結果、該ランニング条板がそれらの長手
方向の寸法で遭遇する張力(F)は、該中心条板を介し
て、該支持構造に伝達される。
【0088】
【発明の効果】本発明により、上記欠点を軽減できるよ
うにする交差部の斜め配向立体角を備えた支持構造に組
み込んだタンクが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、船の船首部分の支持構造の概略斜視図
を描写する。
【図2】図2は、接合タイルおよび側方条板および中心
条板を取り付ける前の、図1の支持構造の底部を形成す
る台形壁上に配列された中心パネルおよび側方パネルの
上から見た部分を描写する。
【図3】図3は、これらの接合タイルを取り付けた後
の、図2の部分拡大図を描写する。
【図4】図4は、2枚の中心パネルの部分斜視図を描写
し、これは、これらの中心パネルの構造と側方条板およ
び中心条板の組立とを図示している。
【図5】図5は、中心パネルを上から見た図である。
【図6】図6は、図5の中心パネルの側面図である。
【図7】図7は、図5の中心パネルのVII〜VIIで
の断面図を描写する。
【図8】図8は、図5の中心パネルのVIII〜VII
Iでの部分長手方向断面図を描写し、これは、2枚の隣
接中心条板を角ブラケットに固定することを図示してい
る。
【図9】図9は、囲みIXで境界を定めた図6の詳細の
部分拡大図であり、これは、二次断熱要素上の主要断熱
障壁のレイアウトを示す。
【図10】図10は、囲みXで境界を定めた図7の詳細
の部分拡大図であり、これは、主要断熱要素を構成する
2個の発泡体ブロック間にある緩和間隙を示す。
【図11】図11は、囲みXIで境界を定めた図6の詳
細の部分拡大図であり、これは、ウェルを固定すること
を図示している。
【図12】図12は、囲みXIIで境界を定めた図7の
詳細の部分拡大図であり、これは、第二剛性プレート上
の種々のセットバックを示す。
【図13】図13は、図5の中心パネルのXIII〜X
IIIでの部分長手方向断面図を描写し、これは、その
角ブラケットを固定する目的のセットバックを図示して
いる。
【図14】図14は、囲みXIVで境界を定めた図7の
詳細の部分拡大図であり、これは、プライブロック上の
種々のセットバックを示す。
【図15】図15は、角ブラケットの斜視図である。
【図16】図16は、これらの中心パネルと側方パネル
との間に配列される3枚の接合タイルの斜視図であり、
これは、T形スロットの位置を示す。
【図17】図17は、図4の部分拡大図であり、これ
は、中心条板に溶接された隣接側方ランニング条板の末
端を示す。
【符号の説明】
1 支持構造 2〜9 剛性壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デレーム, ジャック フランス国 78000 ベルサイユ, リュ デ ブルドネ, 41 Fターム(参考) 3E070 AA09 AB32 DA01 LA07 NA01 3E073 AA10 AB06 CA01 CB01 CC02 CD08

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に船の支持構造(1)に組み込まれる
    防水性で断熱性のタンクであって、該支持構造は、多角
    形断面であり、それらの長手方向縁部に隣接した、多く
    の事実上平らな剛性壁(2〜9)を含み、該壁の少なく
    とも1個(2、3)は、該壁の長さの少なくとも一部に
    わたって変わる幅を有し、該可変幅壁および該隣接壁に
    より形成された該支持構造の交差部(10、11)の立
    体角は、斜めに配向されており、該タンクは、2個の連
    続防水障壁を含み、その一方は、該タンク内に含まれる
    製品と接触している主要防水障壁であり、そして他方
    は、該主要防水障壁と該支持構造との間に配列された二
    次防水障壁であり、主要断熱障壁がこれら2つの防水障
    壁の間に配置され、そして二次断熱障壁が、該二次防水
    障壁と該支持構造との間に配置され、該二次断熱障壁お
    よび該二次防水障壁および該主要断熱障壁は、事実上そ
    の全内面にわたって該支持構造の該壁に固定された並置
    パネルの集合から形成され、該パネルは、該主要防水障
    壁を支持し保持でき、該主要防水障壁は、事実上平らな
    ランニング金属条板を含み、該金属条板は、低膨張係数
    の薄板から作製され、それらの該長手方向縁部は、該タ
    ンクの内側に向かって上に折り返され、各ランニング条
    板は、少なくとも1枚の長手方向に隣接して延びている
    条板と共に、防水様式で組み立てられ、該ランニング条
    板の該隣接折り返し縁部は、溶接支持体の2面に溶接さ
    れており、該溶接支持体は、パネル上で機械的に保持さ
    れ、そして滑り接合部を構成し、ここで、該主要防水障
    壁は、さらに、各可変幅壁(2、3)にて1個またはそ
    れ以上の事実上平らな中心条板(63)、ランニング条
    板(66)を含み、該中心条板は、低膨張係数の薄板か
    ら作製され、長手方向方向に配列され、それらの各々
    は、基底パネル(12)に固定され、該ランニング条板
    は、該基底パネル上で、該可変幅壁(2、3)の該交差
    部(10、11)の斜め立体角に対して平行に保持さ
    れ、そして該中心条板の末端にて防水様式で固定され、
    その結果、該ランニング条板によりそれらの長手方向寸
    法で遭遇する張力(F)は、該タンク内に含まれる該製
    品の熱収縮および/または静圧または動圧により発生す
    るが、該中心条板を介して、該支持構造に少なくとも部
    分的に伝達される、タンク。
  2. 【請求項2】 前記可変幅壁(2、3)が、該壁の長手
    方向軸を通りかつ該壁の平面に垂直な対称面(P)を有
    する、請求項1に記載のタンク。
  3. 【請求項3】 前記可変幅壁(2、3)が、該壁の全長
    に沿って単調に変わる幅を有する、請求項2に記載のタ
    ンク。
  4. 【請求項4】 前記1個またはそれ以上の末端中心条板
    (63)が、剛性コーナー構造により、支持構造(1)
    に固定されている、請求項3に記載のタンク。
  5. 【請求項5】 前記パネルが、前記可変幅壁の前記対称
    面(P)に沿って長手方向方向に並置された中心パネル
    (12)および側方パネル(14、15)を含み、該中
    心パネル(12)は、少なくとも1列(13)を形成
    し、該列には、前記中心条板が固定され、その結果、前
    記ランニング条板によりそれらの長手方向寸法で遭遇す
    る張力の横成分(F)が、少なくとも部分的に互いに
    相殺され、そして該側方パネルが、その上に該ランニン
    グ条板(66)を保持した該中心パネル(12)の各側
    面に配列されている、請求項2〜4の1項に記載のタン
    ク。
  6. 【請求項6】 数枚の中心条板(63)を含み、該中心
    条板の隣接横縁部が、前記中心パネル(12)に機械的
    に支持された溶接支持体(49)に溶接され、該中心パ
    ネル(12)が、第一に、第一剛性プレート(16)か
    ら形成され、第二に、二次断熱障壁要素の断熱層(1
    7)の事実上全領域に固着されたシート(18)から形
    成され、そして第三に、第二断熱層(19)から形成さ
    れ、該第一剛性プレートが、該断熱層(17)を備え、
    それと共に、該二次断熱障壁要素を構成し、該シート
    (18)が、二次防水障壁要素を形成する少なくとも1
    枚の連続金属箔を含み、そして該第二断熱層が、第二剛
    性プレート(20)および並置された剛性層で覆われ、
    該剛性層および該第二剛性プレートが、少なくとも部分
    的に、該シート(18)を覆い、そこに付着して、主要
    断熱障壁要素を構成し、該中心パネルが、該第二断熱層
    および該剛性層が長手方向方向に交互になるような様式
    で配列され、該中心条板(63)が、少なくとも、該中
    心パネルの該剛性層(21)に固定されている、請求項
    1〜5の1項に記載のタンク。
  7. 【請求項7】 2枚の隣接中心金属条板(63)に付随
    した前記溶接支持体(49)が、前記中心パネル(1
    2)の前記剛性層(21)上に機械的に保持され、ブラ
    ケット形状の断面を備えたセクションピースであり、該
    ブラケットのフランジ(50)の1個が、該中心パネル
    の前記第二断熱層(19)に面している該剛性層の側方
    面(52)に対して固定されているのに対して、他のフ
    ランジ(51)が、その面の一面で、前記中実層の上面
    (53)に対して固定され、その他の面で、該2枚の中
    心条板の前記隣接横縁部に溶接されている、請求項6に
    記載のタンク。
  8. 【請求項8】 前記ランニング条板(66)の末端が、
    部分的に、前記中心条板(63)を覆い、そして前記対
    称面(P)に事実上平行な斜め縁部(69)を有し、そ
    れに沿って、該中心条板(63)に溶接される、請求項
    1〜7の1項に記載のタンク。
  9. 【請求項9】 各中心パネル(12)が、矩形平行六面
    体の全体形状を有し、前記二次断熱障壁要素(16、1
    7)および前記主要断熱障壁要素(19、20、21)
    が、それぞれ、平面図で見ると、第一矩形および第二矩
    形の形状を有し、それらの側面が、事実上、平行であ
    り、該第一矩形の長さおよび/または幅が、好ましく
    は、一定幅の周辺側方リム(22)を形成するために、
    該第二矩形のものよりも短い、請求項5〜8の1項に記
    載のタンク。
  10. 【請求項10】 前記側方パネル(14、15)が、第
    一に、第一剛性プレートから形成され、第二に、前記二
    次断熱障壁要素の前記断熱層の事実上全面に固着された
    可撓性シートから形成され、第三に、第二断熱層から形
    成され、そして第四に、第二剛性プレート(28、3
    3)から形成され、該第一剛性プレートが、断熱層を備
    え、それと共に、二次断熱障壁要素を構成し、該シート
    が、二次防水障壁要素を形成する少なくとも1枚の連続
    金属箔を含み、該第二断熱層が、該シートを少なくとも
    部分的に覆い、そこに付着しており、そして該第二剛性
    プレートが、該第二断熱層を覆い、それと共に、主要断
    熱障壁要素(27、31)を構成し、ここで、該タンク
    が、第一側方パネル(14)、二次断熱障壁要素(2
    6)、主要断熱障壁要素(27)、周辺リム(29)、
    第二側方パネルおよび周辺リム(32)を含み、該第一
    側方パネルが、矩形平行六面体の全体形状を有し、該二
    次断熱障壁要素が、平面図で見ると、第一矩形の形状を
    有し、該主要断熱障壁要素が、平面図で見ると、第二矩
    形の形状を有し、該2個の矩形が、事実上平行な側面を
    有し、該第二矩形の長さおよび幅が、それぞれ、該第一
    矩形の長さおよび幅よりも短く、該周辺リム(32)
    が、好ましくは、一定の幅を有し、それゆえ、該第一側
    方パネルの該主要断熱障壁要素の周りで、各第一側方パ
    ネル(14)上で形成され、該第一側方パネルが、1列
    またはそれ以上の列で配列され、それらの長手方向軸
    (L1)が、交差部(10、11)の斜め立体角に平行
    であり、そして該第二側方パネルが、断面で、矩形台形
    形状を有し、該二次断熱障壁要素(30)が、平面図で
    見ると、第一矩形台形形状を有し、そしてフェイス(3
    0a)を有し、該フェイス(30a)が、該第二側方パ
    ネルの長手方向軸(L2)に対して斜めであり、該主要
    断熱障壁要素(31)が、平面図で見ると、第二矩形台
    形形状を有し、そしてフェイス(31a)を有し、該フ
    ェイス(31a)が、該第二側方パネルの長手方向軸
    (L2)に対して斜めであり、該2個の矩形台形が、事
    実上平行な側面を有し、該第二矩形台形の長さおよび幅
    が、それぞれ、該第一矩形台形の長さおよび幅よりも短
    く、該周辺リム(32)が、好ましくは、一定の幅を有
    し、それゆえ、該主要断熱障壁要素の周りで、各第二側
    方パネル(15)上で形成され、該第二側方パネルが、
    該第一側方パネル(14)と該中心パネル(12)との
    間で配列され、それらの長手方向軸(L2)が、交差部
    の斜め立体角に平行であり、それらの斜めフェイス(3
    0a、31a)が、該中心パネルの該長手方向軸に平行
    である、請求項5〜9の1項に記載のタンク。
  11. 【請求項11】 前記周辺領域が、2枚の隣接中心パネ
    ル(12)の主要断熱障壁要素間で、また、2枚の隣接
    側方パネル(14、15)または隣接中心パネルおよび
    第二側方パネル(15)の主要断熱障壁要素間で、該中
    心パネルおよび該側方パネルからなる前記一次断熱障壁
    の連続性を確保するように、断熱タイル(41a、41
    b、44)を使用して満たされ、該タイルの各々が、剛
    性プレート(43、46)で覆われた断熱層(42、4
    5)からなり、各タイルが、該一次断熱障壁の厚さを有
    し、その結果、組立後、該断熱タイルの該剛性プレート
    が、該側方パネルおよび該中心パネルの第二剛性プレー
    ト(19、28、33)および該中心パネルの該剛性層
    (21)の上面と共に、該主要防水障壁を支持できる事
    実上連続した壁を形成する、請求項10に記載のタン
    ク。
  12. 【請求項12】 前記中心条板(63)が、第一長手方
    向セットバック(47)で配列され、該第一長手方向セ
    ットバックが、各中心パネル(12)の前記剛性層(2
    1)および前記第二剛性プレート(19)上で存在し、
    また、2枚の中心パネル間で接合部を形成する前記タイ
    ル(41a、41b)の前記剛性プレート(43)上で
    存在し、各中心パネルの前記溶接支持体(49)の前記
    フランジ(50、51)が、該剛性層の横セットバック
    (54、55)で収容され、該中心条板が、該2枚の剛
    性プレート(19)および該中心パネルの該剛性層の前
    記上面と共に、事実上連続した面を形成するようにされ
    る、請求項11に記載のタンク。
  13. 【請求項13】 2本の熱保護長手方向バンド(62)
    が、第二長手方向セットバック(61)にて、前記対称
    面(P)の各側面上で、前記中心条板(63)の下に配
    列され、該第二長手方向セットバックが、各中心パネル
    (12)の前記剛性層(21)および前記第二剛性プレ
    ート(19)上で存在し、また、2枚の中心パネル間で
    接合部を形成する前記タイル(41a、41b)の前記
    剛性プレート(43)上で存在し、前記ランニング条板
    (66)を該中心条板に溶接する操作中にて、該下にあ
    る領域を熱的に保護するようにされる、請求項12に記
    載のタンク。
  14. 【請求項14】 前記中心条板(63)の前記長手方向
    縁部が、ネジ手段(64)により、前記剛性層(2
    1)、前記中心条板の前記第二剛性プレート(19)お
    よび前記接合タイル(41a、41b)の前記プレート
    (43)にネジで取り付けられ、該ネジのヘッドが、該
    中心条板の上面と同一平面上に位置し、そして前記ラン
    ニング条板(66)の末端で覆われ、該末端の斜め縁部
    が、該ネジを超えて溶接される、請求項12または13
    に記載のタンク。
  15. 【請求項15】 前記中心条板(63)が、穴および第
    三セットバック(65)を含み、該穴が、取付ネジ(6
    4)を通すために、そして該ネジの前記ヘッドを陥凹部
    に収容するために、打ち抜きにより得られ、該第三セッ
    トバックが、各中心パネル(12)の前記剛性層(2
    1)および前記第二剛性プレート(19)上で存在し、
    また、2枚の中心パネル間で接合部を形成する前記タイ
    ル(41a、41b)の前記剛性プレート(43)上で
    存在し、該中心パネルが、該打ち抜き操作中にひっくり
    返った材料を収容するように設計されており、該陥凹部
    に対応している、請求項14に記載のタンク。
  16. 【請求項16】 前記剛性層(21)が、貼り合わせた
    プライのプレートの少なくとも1個のブロック(21
    a、21b)からなる、請求項6〜15の1項に記載の
    タンク。
  17. 【請求項17】 前記主要防水障壁の前記ランニング条
    板(66)に付随した溶接支持体(68)が、ブラケッ
    ト形状の断面を備えたセクションピースであり、該ブラ
    ケットのフランジの1個が、該主要防水障壁の2枚の隣
    接条板の折り返し縁部(66a)に溶接されているのに
    対して、他のフランジが、スロット(67a〜c)で係
    合され、交差部(11,12)の斜め立体角に平行であ
    り、該交差部が、それらの長手方向軸(L1)に平行な
    第一側方パネル(14)の前記第二剛性プレート(2
    8)の厚さで、それらの長手方向軸(L2)に垂直な第
    二側方パネル(15)の該第二剛性プレート(33)の
    厚さで、そして接合タイル(41a、41b、44)の
    剛性プレート(42、46)の厚さで作製され、該タイ
    ルが、周辺領域を満たし、該周辺領域が、2枚の隣接側
    方パネル(14、15)の主要断熱障壁要素間に、ま
    た、中心パネル(12)および第二側方パネル(15)
    の主要断熱障壁要素間にある、請求項6〜16の1項に
    記載のタンク。
  18. 【請求項18】 前記中心パネル(12)の前記二次断
    熱障壁要素の前記断熱層(17)が、圧縮性発泡プラス
    チックからなり、それらの大きな面に平行に、事実上平
    行なリーフレットを形成する多数の繊維ガラスを有し
    得、前記ランニング条板の前記張力(F)が、一部は、
    前記支持構造の前記コーナー構造により、また、一部
    は、該支持構造の前記可変幅壁(2、3)により反動さ
    れ、該コーナー構造には、前記末端中心条板が固定さ
    れ、そして該可変幅壁には、該中心パネルが固定され、
    該張力の分布が、使用する発泡プラスチックの可撓性に
    依存している、請求項4および6に組み合わせて記載の
    タンク。
  19. 【請求項19】 船の前部または後部に組み込まれる、
    請求項1〜18の1項に記載のタンク。
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