JP2003074572A - 転がり軸受装置およびその圧入用治具並びに転がり軸受装置の取付け方法 - Google Patents

転がり軸受装置およびその圧入用治具並びに転がり軸受装置の取付け方法

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Kazuyoshi Kamura
和敬 加村
Teruyuki Wakizaka
照之 脇阪
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    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
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    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転がり軸受装置をナックルの挿通穴に圧入す
る際には、取付けフランジの端面を押圧すると、外輪部
材と内輪部材との間には、転動体としての玉が適度な予
圧が与えられた状態で介装されているため、玉に対する
予圧が変化してしまうのに加え、玉そのものに損傷を与
えることがある。 【解決手段】 ハブホイール7のハブフランジ10に圧
入用孔16を形成し、ナックル13の挿通穴14に転が
り軸受装置1を圧入する際に、圧入用孔16に圧入用治
具15の押圧部30を挿通して外輪部材2の一方端面に
当接させ、外輪部材2を介して転がり軸受装置1全体を
押圧することで、玉3に損傷を与えることなく、かつ容
易な作業で転がり軸受装置1をナックル13の挿通穴1
4に圧入することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車体側に組
込まれる支持部材(ナックル)に対して圧入されて使用
される転がり軸受装置、およびその圧入用治具、並びに
転がり軸受装置の取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5で示すような転がり軸受装置
50(車軸用軸受)がある。これは、車体に組込まれる
支持部材(以下「ナックル」という)51の挿通穴51
aに圧入されるもので、外輪部材53に複列の転動体と
しての玉54を介して軸心55回りに回転自在に支持さ
れる内輪部材56と、この内輪部材56の中心穴56a
に圧入されて車輪を取付けるためのハブホイール57と
を有している。
【0003】このハブホイール57の中心穴57aに
は、ハブホイール57に動力を伝達するとともにハブホ
イール57を軸心55に対して傾動自在に支持するため
の等速ジョイント58の軸部59がスプライン嵌合によ
り回転一体に組付けられている。
【0004】前記ハブホイール57の車両アウタ側に
は、外輪部材53の端面近傍位置で径方向外向きに突出
する取付けフランジ(ハブフランジ)60が形成され、
この取付けフランジ60に、図示しないブレーキディス
クロータがボルトによって固定されている。
【0005】そして上記したように、転がり軸受装置5
0(外輪部材53)はナックル51の挿通穴51aに圧
入されるもので、その後に車両インナ側から等速ジョイ
ント58の軸部59がハブホイール57の中心穴57a
に圧入され、この軸部59は、ナット62を螺着するこ
とでハブホイール57に回転一体となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
転がり軸受装置50はナックル51の挿通穴51aに圧
入されるものであるが、ハブホイール57は、外輪部材
53の端面近傍位置で径方向外向きに突出する取付けフ
ランジ60を有している。従って、外輪部材53を押圧
して圧入しようとすると、複雑な構成の圧入治具が必要
となるとともに圧入作業が難しい。
【0007】そこで、転がり軸受装置50をナックル5
1の挿通穴51aに圧入する際には、取付けフランジ6
0の端面を押圧していた。しかし、外輪部材53と内輪
部材56との間には、転動体としての玉54が適度な予
圧が与えられた状態で介装されており、このため、上記
のように取付けフランジ60の端面を押圧すると、玉5
4に対する予圧が変化してしまうばかりでなく、玉54
そのものに不要な力が働いて玉54に損傷を与えること
がある。
【0008】そこで本発明は、上記課題を解決し得る転
がり軸受装置およびその圧入用治具並びに転がり軸受装
置の取付け方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明における転がり軸受装置は、外輪部材に転動
体を介して内輪部材が軸心回りに回転自在に支持され、
前記内輪部材に、軸心回りに回転一体に組込まれた回転
部材が設けられ、この回転部材に、前記外輪部材の端面
近傍位置で径方向外向きに突出するフランジが形成さ
れ、前記フランジにおける、外輪部材端面に軸心方向で
対向する位置でかつ円周方向に沿った所定位置に、外輪
部材の端面に当接してこれを支持部材に形成した挿通穴
に圧入する治具を挿入するための圧入用孔が形成されて
いる。
【0010】上記構成のような、外輪部材と、この外輪
部材に転動体を介して軸心回りに回転自在に支持される
内輪部材と、この内輪部材に回転一体に組込まれるとと
もに前記外輪部材の端面近傍位置で径方向外向きに突出
するよう形成されたフランジを有する回転部材とを備え
た転がり軸受装置は、前記フランジにおける、外輪部材
端面に軸心方向で対向する位置でかつ円周方向に沿った
所定位置に形成した圧入用孔に、圧入用治具の押圧部を
挿入して前記外輪部材を軸心方向に押圧することで支持
部材に形成した挿通穴に圧入して取付けられる。
【0011】このように、上記構成の転がり軸受装置を
支持部材の挿通穴に圧入して取付ける際、フランジに形
成した圧入用孔に圧入用治具の押圧部を挿通して転がり
軸受装置の外輪部材を軸心方向に押圧するので、転がり
軸受装置の転動体に損傷を与えることがなく、かつ簡単
な構成の圧入用治具でもって転がり軸受装置を容易に支
持部材の挿通穴に取付けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る転がり軸受装置をナックルの挿通穴に圧入する途中の
全体構成を示す断面図、図2は同じくナックルの挿通穴
に転がり軸受装置を圧入した後の全体構成を示す断面
図、図3は転がり軸受装置をナックルの挿通穴に圧入す
る前の斜視図である。
【0013】まず、本発明の実施の形態に係る転がり軸
受装置1の構成を説明する。この転がり軸受装置1は、
筒状の外輪部材2に転動体としての複列の玉3を介して
軸心4方向に対で配置した内輪部材5がそれぞれ軸心4
回りに回転自在に支持され、図示しない車輪が取付けら
れるハブホイール(回転部材の一例)7の小径部8が前
記内輪部材5の中心穴5aに圧入されて、ハブホイール
7は内輪部材5に軸心4回りに回転一体に組込まれる。
なお、前記各列の玉3は、保持器6によって円周方向の
等配位置に複数個保持されている。
【0014】前記ハブホイール7の、内輪部材5から軸
心方向一方A(車両アウタ側)に突出した大径部9の外
周面途中には、前記外輪部材2の一方端面近傍位置で径
方向外向きに突出する環状のハブフランジ10が形成さ
れ、このハブフランジ10には円周方向に沿った等配位
置に四個のボルト挿通孔11が形成され、それぞれのボ
ルト挿通孔11にハブボルト12が圧入されている。
【0015】なお前記ハブフランジ10には、図示しな
いが、ブレーキディスクロータおよび車輪を取付けるた
めのタイヤホイール部材が重ねて取付けられ、ハブボル
ト12にナットを螺着することでこれらの部材がハブフ
ランジ10に固定される。
【0016】このハブフランジ10の、外輪部材2の一
方端面に軸心4方向で対向する位置でかつ円周方向に沿
った所定位置(ボルト挿通孔11の間に相当する)に、
外輪部材2の一方端面に当接して、外輪部材2を、予め
車体に組込まれているナックル13の中心に形成した挿
通穴14に圧入する圧入用治具15を挿入するための円
弧状の圧入用孔16が形成されている。
【0017】前記ナックル13における転がり軸受装置
取付け部の軸心方向他方Bの端部には、挿通穴14の中
心に向けて突出して、後述するように外輪部材2が当接
した際、転がり軸受装置1を軸心方向他方Bに抜止めす
るストッパ17が形成されている。またナックル13の
軸心方向一方Aの端部には、後述するように外輪部材2
がストッパ17に当接した状態で転がり軸受装置1を軸
心方向一方Aに抜止めする止め輪18を嵌着するための
装着溝19が形成されている。
【0018】前記外輪部材2と内輪部材5との間の環状
軸受空間を、軸心方向両側でシールするためのシール部
材20が設けられ、例えばこのシール部材20は、図示
しないが、外輪部材2の端部両内周面に嵌着される芯金
と、各内輪部材5の端部外周面に嵌着される金環と、前
記芯金に取付けられて金環に接触するリップを有する弾
性シール体とから構成されている。
【0019】なお、図2における符号21は、ハブホイ
ール7に駆動力を伝達するとともにハブホイール7を軸
心4に対して傾動自在に支持するための等速ジョイント
を示し、この等速ジョイント21としては、ツェッパタ
イプ(バーフィールド型)と呼ばれるものが用いられて
いる。
【0020】この等速ジョイント21では、前記ハブホ
イール7の中心穴7aにスプライン嵌合する軸部22が
一体的に形成された椀形外輪部材23が設けられ、この
椀形外輪部材23の内部に、動力伝達軸24の端部を挿
通支持した内輪部材25、前記ハブホイール7を動力伝
達軸24に対して傾動案内するための玉26およびその
保持器27を備えている。
【0021】次に、上記構成の転がり軸受装置1をナッ
クル13の挿通穴14に圧入するための前記圧入用治具
15の構成を説明する。この圧入用治具15は、図示し
ない押圧用機器の押圧力が直接働く環状の作動部28
と、この作動部28の側面から直角方向(図1および図
2では軸心方向他方B)に突出する四個の押圧部30と
から構成されている。各押圧部30は、前記外輪部材2
の一方端面に当接することで外輪部材2を介して転がり
軸受装置1全体を軸心方向他方Bに押圧するためのもの
で、前記圧入用孔16に挿入可能なようその形状と相対
形状に形成されている。
【0022】各押圧部30における接触側端面の径方向
の厚みは、外輪部材2の一方端面の厚みよりやや大きく
形成され、各押圧部30の接触側端部の外周角部は、断
面円弧状に切欠かれて凹部31が形成されている。この
凹部31は、前記ナックル13の挿通穴外周端部の挿入
を許容するものである。
【0023】次に、上記転がり軸受装置1をナックル1
3に対して取付ける方法を説明する。まず、外輪部材2
に、保持器6に保持させた玉3を介してそれぞれの内輪
部材5を組付け、内輪部材5の中心穴5aにハブホイー
ル7の小径部8を圧入して転がり軸受装置1を組立て
る。
【0024】そして、この転がり軸受装置1の中心を、
ナックル13の挿通穴14に位置合わせする。次に圧入
用治具15の各押圧部30を、ハブフランジ10の圧入
用孔16に挿入して外輪部材2の一方端面に当て、押圧
用機器で圧入用治具15の作動部28を軸心方向他方B
へ順次押圧し、外輪部材2をナックル13のストッパ1
7に当接させる。これによって転がり軸受装置1がナッ
クル13に対して軸心方向他方Bに抜止めされる。この
とき、図2に示すように、圧入用治具15の押圧部30
における凹部31にナックル13の挿通穴外周端部が入
り込み、転がり軸受装置1の軸心方向一方Aの端面が、
ナックル13の軸心方向一方端面から少しだけ軸心方向
他方Bに奥まった位置に位置することになる。
【0025】そして、圧入用治具15をハブフランジ1
0から取外し、止め輪18を装着溝19に装着する。こ
れにより転がり軸受装置1が軸心4方向他方に抜止めさ
れ、もって転がり軸受装置1が軸心4方向双方に抜止め
される。
【0026】次に、等速ジョイント21における軸部2
2を、ハブホイール7の中心穴7aにスプライン嵌合す
るようにして、転がり軸受装置1に等速ジョイント21
を組付ける。
【0027】このように、本発明の実施の形態によれ
ば、転がり軸受装置1におけるハブフランジ10に圧入
用孔16を形成し、ナックル13の挿通穴14に転がり
軸受装置1を圧入する際、圧入用孔16に圧入用治具1
5の押圧部30を挿通して外輪部材2の端面に当接させ
て、外輪部材2を介して転がり軸受装置1全体を押圧す
るので、玉3に損傷を与えることなくかつ容易な作業で
転がり軸受装置1をナックル13の挿通穴14に圧入す
ることができる。
【0028】また、ハブフランジ10に形成した圧入用
孔16に挿通する押圧部30を有した簡単な構成の圧入
用治具15でもって転がり軸受装置1を確実にナックル
13の挿通穴14に圧入することができる。
【0029】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で種々の応用や変形が
考えられる。
【0030】例えば、上記実施の形態では圧入用治具1
5の押圧部30に、ナックル13の挿通穴外周端部が入
り込む凹部31を形成したが、これに限定されるもので
はなく、図4に示すように、各押圧部30の外周面を連
続する円の径を外輪部材2の径に比べてわずかに小さく
設定し、この押圧部30をハブフランジ10の圧入用孔
16に挿通して外輪部材2の一方端面に当接させるよう
にすることで、外輪部材2を押圧するようにしてもよ
い。
【0031】このように、各押圧部30の外周面を連続
する円の径を外輪部材2の径に比べてわずかに小さく設
定することでも、転がり軸受装置1の軸心方向一方Aの
端面を、ナックル13の軸心方向一方Aの端面から少し
だけ軸心方向他方Bに奥まった位置に位置させることが
でき、止め輪18を装着溝19に装着することができ
る。他の構成および作用効果は上記実施の形態と同様で
あるので省略する。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、外輪部材に転動体を介して内輪部材が軸心回りに回
転自在に支持され、内輪部材に軸心回りに回転一体に組
込まれた回転部材に、外輪部材の端面近傍位置で径方向
外向きに突出するフランジが形成され、このフランジに
おける、外輪部材端面に軸心方向で対向する位置でかつ
円周方向に沿った所定位置に、前記外輪部材の端面に当
接してこれを支持部材に形成した挿通穴に圧入する治具
を挿入するための圧入用孔が形成されている転がり軸受
装置であり、このような構成の転がり軸受装置を支持部
材の挿通穴に取付けるのに際し、前記フランジの圧入用
孔に、圧入用治具の押圧部を挿入して外輪部材を軸心方
向に押圧することで支持部材に形成した挿通穴に圧入す
る。
【0033】このように、上記構成の転がり軸受装置を
支持部材の挿通穴に圧入して取付ける際、フランジに形
成した圧入用孔に圧入用治具の押圧部を挿通して転がり
軸受装置の外輪部材を軸心方向に押圧するので、転がり
軸受装置の転動体に損傷を与えることがなく、かつ簡単
な構成の圧入用治具でもって転がり軸受装置を容易に支
持部材の挿通穴に取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における転がり軸受装置
をナックルの挿通穴に圧入する途中の全体構成を示す断
面図である。
【図2】 同じくナックルの挿通穴に転がり軸受装置を
圧入した後の全体構成を示す断面図である。
【図3】 同じく転がり軸受装置をナックルの挿通穴に
圧入する前の斜視図である。
【図4】 本発明の別の実施の形態を示す斜視図であ
る。
【図5】 従来の転がり軸受装置をナックルの挿通穴に
圧入した後の全体構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 転がり軸受装置 2 外輪部材 4 軸心 5 内輪部材 10 ハブフランジ 13 ナックル 15 圧入用治具 16 圧入用孔 28 作動部 30 押圧部 31 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J017 AA06 BA10 CA04 CA06 DA10 DB07 3J101 AA02 AA32 AA43 AA54 AA62 BA53 BA77 FA46 GA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外輪部材に転動体を介して内輪部材が軸
    心回りに回転自在に支持され、前記内輪部材に、軸心回
    りに回転一体に組込まれた回転部材が設けられ、この回
    転部材に、前記外輪部材の端面近傍位置で径方向外向き
    に突出するフランジが形成された転がり軸受装置であっ
    て、 前記フランジにおける、外輪部材端面に軸心方向で対向
    する位置でかつ円周方向に沿った所定位置に、外輪部材
    の端面に当接してこれを支持部材に形成した挿通穴に圧
    入する治具を挿入するための圧入用孔が形成されたこと
    を特徴とする転がり軸受装置。
  2. 【請求項2】 回転部材が、車輪を取付けるためのハブ
    ホイールとされたことを特徴とする請求項1記載の転が
    り軸受装置。
  3. 【請求項3】 外輪部材と、この外輪部材に転動体を介
    して軸心回りに回転自在に支持される内輪部材と、この
    内輪部材に回転一体に組込まれるとともに前記外輪部材
    の端面近傍位置で径方向外向きに突出するよう形成され
    たフランジを有する回転部材とを備えた転がり軸受装置
    を、支持部材に形成した挿通穴に圧入するための圧入用
    治具であって、 前記フランジの外輪部材端面に軸心方向で対向する位置
    でかつ円周方向に沿った所定位置に形成した圧入用孔に
    挿通される押圧部を有したことを特徴とする転がり軸受
    装置の圧入用治具。
  4. 【請求項4】 回転部材が、車輪を取付けるためのハブ
    ホイールとされたことを特徴とする請求項3記載の転が
    り軸受装置の圧入用治具。
  5. 【請求項5】 外輪部材と、この外輪部材に転動体を介
    して軸心回りに回転自在に支持される内輪部材と、この
    内輪部材に回転一体に組込まれるとともに前記外輪部材
    の端面近傍位置で径方向外向きに突出するよう形成され
    たフランジを有する回転部材とを備えた転がり軸受装置
    を、支持部材に形成した挿通穴に圧入する際に、前記フ
    ランジにおける、外輪部材端面に軸心方向で対向する位
    置でかつ円周方向に沿った所定位置に形成した圧入用孔
    に、圧入用治具の押圧部を挿入して前記外輪部材を軸心
    方向に押圧することを特徴とする転がり軸受装置の取付
    け方法。
  6. 【請求項6】 回転部材が、車輪を取付けるためのハブ
    ホイールとされたことを特徴とする請求項5記載の転が
    り軸受装置の取付け方法。
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