JP2003073965A - スパンボンド不織布の製造方法及び装置 - Google Patents
スパンボンド不織布の製造方法及び装置Info
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- D01D5/0985—Melt spinning methods with simultaneous stretching by means of a flowing gas (e.g. melt-blowing)
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Abstract
ラメント群を空気力学的に引き出して延伸することによ
って、平行に並んで一列に配置されたフィラメント群
を、多数の紡糸ノズルからカーテン状につむぎ出し、延
伸チャンネル(12)から出てくる、又はリールから引
き出されるフィラメント群(8)が、周期的に方向が変
わる空気流によって左右横方向に動かされ、その際空気
流は水平面で見てフィラメント群(8)に対し斜め向き
であって、かつその向きを交互に変える。 【解決手段】
Description
布(スピンフリース)の製造方法及び製造装置に関す
る。スパンボンド不織布の製造については、様々な方法
とそれらに適した装置が知られている。原料としては、
溶融されて細いファイバに紡糸される熱可塑性ポリマー
が使用される。紡糸されたファイバは主として空気力学
的に延伸され、それにより所望の強さが得られる。ファ
イバの堆積は、紡糸過程の後、又は中間のリールを通過
した後、ウェブ形成ベルトの上で行われる。ファイバは
ウェブ形成ベルトの上で重ね合わせられ、スパンボンド
不織布を形成する。
くる溶融物が、高い圧力と高い温度をもつ空気流によっ
て引きさらわれ、繊度の小さな繊維が生じるメルトブロ
ー法で行うこともできる。このような繊維も同様に絡ま
せて不織布にすることができ、これは主としてウェブ形
成ドラムの上で行われる。
織布(フリース)を製造する1つの方法が知られてい
る。この方法の場合、紡糸されたフィラメントは1つの
チャネル中を導かれ、そこで空気力学的に延伸された
後、開口部を有する、移動する台構造の上で絡まり合っ
て不織布となる。統計的にランダムなフィラメントの絡
み合いが得られるように、案内チャネルの下には渦流ゾ
ーンが設けられ、これが糸の交絡を助ける。そして非常
に不規則な不織布構造が生じる。このスパンボンド不織
布の高度な均質性は、複数の空気案内チャネルを順次設
け、そこから流れ出すフィラメント群を層状に積み重ね
て絡ませ、不織布とすることによって得られる。
は横方向の強度とを規定できるようにするため、DE3
907215A1号により、スピニング・ビームをフィ
ラメント延伸装置とともに回転できるように形成するこ
とが知られている。これは、いわゆるカーテン法の際に
生じる欠点、即ち特定の領域で個々の繊維が重畳する原
因となり得る欠点をも除去しようとするものである。カ
ーテン法の場合、不織布は長手方向、即ち製造方向に好
ましい強度を持つが、横方向の強度数値はそれよりも小
さい。スピニング・ビームをウェブ形成装置と延伸装置
とともに斜め位置にすることにより、これを補おうとし
ている。
知られているのは、平行に配置された旋回装置を用い
て、引き出しチャネルの下で空気流の方向を曲げ、それ
により糸の往復運動を得るという方法である。旋回運動
は製造方向、ウェブ形成ベルトの走行方向に行われる。
特にこの場合いわゆるコアンダ・シェルも用いられ、こ
れはたとえばDE2421401C3号に記載されてい
る。しかし意図される措置は比較的緩慢なものであっ
て、フィラメント群のゆっくりした振動が可能なだけで
ある。メルトブロー法で製造される糸の均等な絡みを形
成するのは、格別に困難である。
布構造と単位面積当たり重量分布の高度な均質性をもつ
スパンボンド不織布の製造法、それにともなう装置を得
ることである。それだけでなく、不織布の長手方向ない
し横方向の強度を、所定のやり方で得ることが可能であ
るのが望ましい。横方向の強度は、たとえば、長手方向
の強度と同じ大きさであるのが望ましい。
2ならびに10および11の構成要件によって行われ
る。従属請求項3から9、および11から30は、本発
明の思想の有利な発展例である。
ャネルから出てくるフィラメント群、あるいはリールか
ら引き出されるフィラメント群、ないしはメルトブロー
法で紡糸される繊維が、空気流によって周期的に向きを
変えながら横方向に動かされ、その際空気流は水平面で
見てフィラメント群ないし繊維に対して斜め向きとな
り、且つその向きは交互に変わる。向きを変えられた空
気の衝撃があるごとに、機械方向を横切る方向にフィラ
メント群ないし繊維が往復し、これにより所望の不織布
構造、たとえば高度に均質な構造が得られる。
に向きを交代するものとすることができる。個々の空気
流の間に休止を挿入し、その際には空気の衝撃はなく、
また空気の衝撃の間にフィラメント群または繊維が垂直
方向を向くことができるようにすれば、好都合であるこ
とがわかっている。
メント群または繊維に向かう。その際水平面における噴
出角度は15°を選択する。必要に応じてそのほかの角
度を取ることも、当然のことながら可能である。垂直面
における噴出角度を、フィラメント群または繊維に対し
て斜め下向きに取ることも可能である。垂直面における
噴出角度を15°とすることができる。
維に向いていれば充分である。しかしこのことは、空気
流を背面から、または左右からフィラメント群または繊
維に向けることができる可能性を排除するものではな
い。このことはとくに、個々のフィラメントまたは繊維
の強度と、空気の衝撃に関わる当面の流れ状況とに応じ
て決まる。場合によってはウェブ形成過程を、旋回フラ
ップ、コアンダ・シェルなどのような周期的に動く空気
流誘導面によって、さらに援助することができる。これ
らは、すでに従来技術から公知となっているように、製
造方向においてフィラメント群または繊維をさらに往復
揺動もさせるように配置される。
却空気ダクトと延伸チャネルとを備える一列に並んだ多
数の紡糸ノズルを持つスピニング・ビームと、ウェブ形
成ベルトとで構成されている。本発明によれば、延伸チ
ャネルの下、かつフィラメント群の前面及び/又は背面
にジェットダクトを少なくとも1つ配置する。このダク
トは水平面で見てフィラメント群に対し、斜め方向を向
いたエアジェットノズルを持つものとする。メルトブロ
ー法の場合、ジェットダクトはエアジェットノズルとと
もに紡糸口金の下に取り付けられる。吹き込まれる空気
が結果的に繊維の冷却効果をもたらし、このことは紡糸
過程に有利に作用する。エアジェットノズルの配置は、
ノズルが空気流をさまざまに異なる方向に、とくにフィ
ラメント群または繊維に向かって左方向または右方向か
ら、交代に噴出できるように行う。この場合少なくとも
2つのたがいに平行に配置されたエアジェットノズル列
を設け、その際一方の列のノズルは他方の列のノズルと
反対方向を向くものとすると好都合である。ノズルへの
空気供給は順々に行われるので、あるときは左を向くノ
ズルに、あるときは右を向くノズルに空気が加えられる
ことになる。そのために、その都度一方の列のノズルへ
の空気供給を、1つの閉止装置によって閉じるものとす
る。ノズル自体に閉止装置を設け、その都度一方の列の
ノズルを閉じ、他方の列を開放することも可能である。
を設け、このローラーを中空に形成し、長手方向にスリ
ットを設けることができる。
斜めを向く波形をもつ波板状のインサートによって形成
し、このインサートがフィラメント群又は繊維に対面す
るノズル壁に挿入されているものとすることができる。
これらのノズルは交換可能であるのが好ましく、そうす
ればノズルを通過する容積流量あるいは流れの方向また
は角度を容易に変更することができる。
シール壁にはローラーの長手方向スリットと対応し、相
互に重なり合う長手方向スリットを設ける。シール壁と
ローラーのスリットが協働することで、ノズルに供給さ
れる空気流を好適に断続することができる。特に好まし
い実施の態様では、1つの空気だめをジェットダクトに
設け、このダクトをノズル壁と、ローラーに接触してい
るシール壁との間に配置する。これによりノズルに対す
る非常に均一なインパクトが得られる。
ャンバに区分され、これらのチャンバはそれぞれシール
壁の対応する長手スリットと、ノズル壁の対応するノズ
ルとに割り当てられている。この場合ローラーは圧縮空
気を満たされた長手方向チャネルに配置され、このチャ
ネルは圧縮空気タンクに連結されている。
ても、その製品幅全体にわたってノズルに均一な圧力が
加わるという利点がある。
くするのが好ましく、それによりフィラメント群または
繊維に対して2つの方向で等しいレイアウトが得られ
る。噴出角度は10から60°であり、好ましくは45
°である。
のとして、ジェットダクトの下に調節可能な機械的な空
気案内装置を設け、空気流の方向を制御することができ
る。この空気案内装置は旋回可能なウィング状フラッ
プ、またはコアンダ・シェルからなるものとし、これら
のものによって、フィラメント群は製造方向において往
復運動することができる。
施態様において、ジェットダクトの反対側にある、フィ
ラメント群または繊維の面に、噴出方向で位置を調節で
きる空気誘導板が取り付けられる。この空気誘導板によ
って側方の空気流の方向がサポートされる。そして空気
誘導板をジェットダクトに近づけたり、遠ざけたりする
ことによって、フィラメント群または繊維の左右の揺動
運動を強くしたり、弱くしたりすることができる。以下
では図面を用いて本発明をさらに詳しく説明する。
るフィラメント群を例にとって、本方法の個々の段階
A,B,CおよびDが示されている。垂直な線の一方
は、ジェットダクト3の前部壁面1を示す。2は空気誘
導板である。点4はフィラメント群の個々のフィラメン
トを表す。矢印5はウェブ形成ベルトの移動方向を示
す。カーブした矢印6および7は、空気流の流れの方向
を表す。
に紡糸されるフィラメント群が、その機械方向に対して
あるときは右へ(段階B)、あるときは左へ(段階D)
と移動される。これらの運動の間で空気流はストップす
るので、段階AおよびCに示すように、フィラメント群
は垂直方向を向くことができる。ジェットダクト3は機
械方向で見てフィラメント群の背後にあり、そのために
設けたノズルから周期的に、あるときは空気を右へ(段
階B)、あるときは空気を左へ(段階D)と噴出する。
フィラメント群の前面には空気誘導板2があり、これに
は調節機構が設けられており、ジェットダクト3との間
隔を調節できる。
りの略図が描かれている。フィラメント4は絡まる際
に、ほぼ8の字を描いて絡まるような運動を行うことが
見て取れる。
アジェットノズル10及び11を有するジェットダクト
3が示されている。延伸チャンネル12から出てくるフ
ィラメント群8は、ノズル10から出てくる空気流によ
り、まず右側に方向を変える。フィラメント群8の実線
はこのことを示している。空気流を停止するとフィラメ
ント群8は再び垂直方向を向き、次の段階ではエアジェ
ットノズル11からの空気流により反対方向に向きを変
える。フィラメント群8の一点鎖線はこのことを示す。
この図は本発明の方法の原理の概略のみを表すことに留
意されたい。
ズル10および11の平面図を示す。矢印6及び7は前
述のように空気流の方向を表す。ジェットダクト3は中
間プレート14(図4、図5)を備え、この中間プレー
トはノズル10および11のための各スペースを互いに
分離する。これにより、ジェットダクト3のいずれのス
ペースにも別個に圧縮空気を供給できるようになる。
ト3、及びウェブ形成ベルト13の構成を表す。ジェッ
トダクト3はノズル10及び11を有し、そこから空気
流6及び7が流れ出す。中間プレート14によって、ジ
ェットダクト3は2つのチャンバ15および16に区分
され、ここから圧縮空気がノズル10及び11に供給さ
れる。ジェットダクト3の反対側に空気誘導板2が取り
付けられ、適当な調節装置によってこれをジェットダク
ト3の方向にスライドさせることができる。矢印21は
このことを示している。空気誘導板2の下にウィング状
フラップ22を設け、矢印24で示すように、このフラ
ップは軸23を中心に旋回可能とすることができる。延
伸チャンネル12から出てくるフィラメント群8は、エ
アジェットノズル10及び11からの空気流によって、
左右に往復運動する。ウィング状フラップ22によっ
て、フィラメント群8はさらに機械方向にも往復運動す
る。ウェブ形成ベルト13上で形成される不織布は並外
れて高度な均質性を持ち、単位面積当たりの重量分布が
等しい。
向にスリット31を設けた中空のローラー30が、ジェ
ットダクト3の中で1つの別個の長手方向チャネル40
に配置されている。ジェットダクト3のノズル壁33
と、ローラー30が接触するシール壁34の間には、空
気だめ32が設けられ、この空気だめは中間プレート1
4によって2つのチャンバ15及び16に区分されてい
る。ノズル壁33にはノズル10及び11が相上下して
列をなすように配置されている。これらは図3に示した
ような平面を呈する波板状のインサート35によって形
成され、その(機械の幅に対する)長手方向に対して斜
め方向に延びる波形を持つ。図3ではこれは一連に配置
されて相互の間にノズルを画定する隆起物として表れて
いる。インサート35は交換可能である。シール壁34
は、ローラー30の長手方向スリット31と対応する、
(図4のように配置された場合に)上下して位置する一
対の長手方向スリット36を持つ。長手方向スリット3
1とスリット36は対応するので、圧縮空気は上側のチ
ャンバ15または下側のチャンバ16のいずれかにしか
供給されない。その際スリット36をローラー壁が覆う
ことによって空気流に中間休止が挿入され、そのときフ
ィラメント群8が垂直方向を向くことができる。長手方
向スリット31と、ローラー30の壁(直径、厚みな
ど)と、シール壁34のスリット36との関係に応じ
て、長手方向チャネル40からチャンバ15及び16へ
の空気流を変化させることができる。長手方向チャネル
40は、複数の接続ソケット42を介して、長手方向チ
ャネル40と平行に延びる圧縮空気タンク41と連結さ
れている。
ンド不織布の製造のための新規な方法及び装置が提供さ
れる。これによって得られる不織布は単位面積当たりの
重量分布が非常に均質であると共に、その長手方向ない
し横方向の強度を、空気流の強さ、角度などの調節によ
って所望に応じて得ることができる。
ト群とを示す模式図である。
面図である。
チャネルを示す部分斜視図である。
る。
Claims (30)
- 【請求項1】 平行に並んで一列に配置されたフィラメ
ント群を、多数の紡糸ノズルからカーテン状に紡糸し、
これらのフィラメント群を空気力学的に引き出して延伸
することによってスパンボンド不織布を製造する方法に
おいて、延伸チャンネル(12)から出てくる、又はリ
ールから引き出される前記フィラメント群(8)が、周
期的に方向が変わる空気流によって左右横方向に動かさ
れ、その際空気流が水平面で見て前記フィラメント群
(8)に対し斜めであって、その向きが交互に変わるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項2】 メルトブロー紡糸法を用い、1つの平面
で下方に向かってカーテン状に多数の紡糸ノズルから引
き出された繊維から、スパンボンド不織布を製造する方
法において、前記繊維が周期的に方向が変わる空気流に
よって左右横方向に動かされ、その際空気流が水平面で
見て前記繊維に対して斜めであって、その向きが交互に
変わることを特徴とする方法。 - 【請求項3】 空気流と空気流の間に空気流休止がある
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスパンボンド
不織布の製造方法。 - 【請求項4】 空気流の噴出方向が前記フィラメント群
(8)ないし前記繊維に対して垂直方向であることを特
徴とする請求項1から3までの何れか1に記載のスパン
ボンド不織布の製造方法。 - 【請求項5】 空気流の噴出方向が水平面において15
°であることを特徴とする請求項4に記載のスパンボン
ド不織布の製造方法。 - 【請求項6】 空気流の噴出方向が垂直面において前記
フィラメント群(8)ないし前記繊維に対して斜め下方
であることを特徴とする請求項5に記載のスパンボンド
不織布の製造方法。 - 【請求項7】 空気流の噴出角度が垂直面において15
°であることを特徴とする請求項6に記載のスパンボン
ド不織布の製造方法。 - 【請求項8】 空気流が前記フィラメント群(8)ない
し前記繊維の前面または背面から前記フィラメント群な
いし前記繊維に向かうことを特徴とする請求項1から7
までの何れか1に記載のスパンボンド不織布の製造方
法。 - 【請求項9】 前記フィラメント群(8)ないし前記繊
維が、空気流による運動後、更に旋回フラップ、コアン
ダ・シェルなどのような周期的に動く流れ誘導面によっ
て、向きを変えられることを特徴とする請求項1から8
までの何れか1に記載のスパンボンド不織布の製造方
法。 - 【請求項10】 列をなしている多数の紡糸ノズル、冷
却空気ダクト、及び延伸チャネルを備えるスピニング・
ビームと、およびウェブ形成ベルトを持ち、請求項1か
ら9までの何れか1に記載の方法を実施する装置であっ
て、延伸チャネル(12)の下側で引き出されるフィラ
メント群(8)に対して前面及び/又は背面に配置さ
れ、水平面で見てフィラメント群(8)に対して斜め方
向を向くエアジェットノズル(10,11)を持つジェ
ットダクト(3)を少なくとも1つ備えることを特徴と
する装置。 - 【請求項11】 列をなしている多数の紡糸口金を備え
るメルトブロー・スピニング・ビームと、不織布ウェブ
形成ベルトまたはウェブ形成ドラムとを持ち、請求項1
から9までの何れか1に記載の方法を実施する装置であ
って、紡糸口金の下側で引き出される繊維の前面及び/
又は背面に配置され、水平面で見て繊維に対して斜め方
向を向くエアジェットノズル(10,11)を持つジェ
ットダクト(3)を少なくとも1つ備えることを特徴と
する装置。 - 【請求項12】 少なくとも2つの互いに平行なエアジ
ェットノズル列(10,11)が設けられており、その
際一方の列のノズル(10)が他方の列のノズル(1
1)に対して反対方向を向くことを特徴とする請求項1
1に記載の装置。 - 【請求項13】 一度に片方ずつ、前記列のノズル(1
0,11)への空気供給を1つの閉止装置により閉じる
ことができることを特徴とする請求項10から12まで
の何れか1に記載の装置。 - 【請求項14】 一度に片方ずつ、前記列のノズル(1
0,11)を閉止装置で閉じることができることを特徴
とする請求項10から12までの何れか1に記載の装
置。 - 【請求項15】 前記ノズル(10,11)を回転可能
なローラー(30)で閉じることができることを特徴と
する請求項14に記載の装置。 - 【請求項16】 前記ローラー(30)は中空に形成さ
れ、長手方向にスリット(31)が設けられていること
を特徴とする請求項15に記載の装置。 - 【請求項17】 前記ジェットダクト(3)がノズル壁
(33)を有し、このノズル壁に挿入されている波板状
のインサート(35)が長手方向に対して斜めに延びる
波形を持ち、前記ノズル(10,11)がこのインサー
トによって形成されていることを特徴とする請求項15
または16に記載の装置。 - 【請求項18】 前記インサート(35)が交換可能で
あることを特徴とする請求項17に記載の装置。 - 【請求項19】 前記ジェットダクト(3)がシール壁
(34)を有し、このシール壁にはローラー(30)の
長手方向スリット(31)と対応して位置する長手方向
スリット(36)が設けられていることを特徴とする請
求項18に記載の装置。 - 【請求項20】 前記ジェットダクト(3)が1つの空
気だめ(32)を持ち、この空気だめが前記ノズル壁
(33)と、前記ローラー(30)に通じる前記シール
壁との間に位置することを特徴とする請求項15に記載
の装置。 - 【請求項21】 前記空気だめ(32)が中間プレート
(14)によって2つのチャンバ(15,16)に区分
され、これらのチャンバは対応する前記長手方向スリッ
ト(36)と前記ノズル(10,11)に割り当てられ
ていることを特徴とする請求項20に記載の装置。 - 【請求項22】 前記ローラー(30)が、圧縮空気で
満たされた長手方向チャネル(40)に配置されている
ことを特徴とする、請求項15から21までの何れか1
に記載の装置。 - 【請求項23】 前記長手方向チャネル(40)が圧縮
空気タンク(41)に連結されていることを特徴とする
請求項22に記載の装置。 - 【請求項24】 各ノズル列のノズル(10,11)の
噴出角度が等しいことを特徴とする請求項10から23
までの何れか1に記載の装置。 - 【請求項25】 前記噴出角度が10°から60°の間
にあり、好ましくは45°であることを特徴とする請求
項24に記載の装置。 - 【請求項26】 前記ジェットダクト(3)と反対側に
ある前記フィラメント群(8)の面に、前記ジェットダ
クトに向けて位置調節可能な空気誘導板(2)が取り付
けられていることを特徴とする請求項10から25まで
の何れか1に記載の装置。 - 【請求項27】 前記ジェットダクト(3)の下に、空
気流の方向を制御するための調節可能な機械的空気案内
装置を設けることを特徴とする請求項10から26まで
の何れか1に記載の装置。 - 【請求項28】 前記空気案内装置が旋回可能なウィン
グ状フラップ(22)で構成されていることを特徴とす
る請求項27に記載の装置。 - 【請求項29】 前記空気案内装置がコアンダ・シェル
で構成されていることを特徴とする請求項27に記載の
装置。 - 【請求項30】 請求項1から9までのいずれか1項に
記載の方法により製造されたスパンボンド不織布。
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