JP2003073072A - 円型水路ブロックの吊り下げ用治具 - Google Patents
円型水路ブロックの吊り下げ用治具Info
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- JP2003073072A JP2003073072A JP2001267669A JP2001267669A JP2003073072A JP 2003073072 A JP2003073072 A JP 2003073072A JP 2001267669 A JP2001267669 A JP 2001267669A JP 2001267669 A JP2001267669 A JP 2001267669A JP 2003073072 A JP2003073072 A JP 2003073072A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 円型水路ブロックに対する着脱を容易かつ迅
速に行うことができる円型水路ブロックの吊り下げ用治
具を提供する。 【解決手段】 本発明の吊り下げ用治具は、両端面間を
貫通する断面略円形の水路120と、該水路120上部
に沿って形成され、該水路120を外部と連通させる取
水溝110とを有する円型水路ブロック100の吊り下
げ用治具であって、吊り下げ用のワイヤロープ130に
取り付けられ、上記水路120内に配置された後、該ワ
イヤロープ130を引き上げることにより、上記水路1
20の内周面に当接して、円型水路ブロック100を吊
り下げ支持する係止部材20を備える。この係止部材2
0は、上記取水溝110の幅寸法Aよりも短い幅寸法a
を有し、かつ上記取水溝110の幅寸法Aよりも長く、
上記水路120の内径寸法Bよりも短い長さ寸法bを有
する形状に形成されている。従って、円型水路ブロック
100に対する着脱を容易かつ迅速に行うことができ
る。
速に行うことができる円型水路ブロックの吊り下げ用治
具を提供する。 【解決手段】 本発明の吊り下げ用治具は、両端面間を
貫通する断面略円形の水路120と、該水路120上部
に沿って形成され、該水路120を外部と連通させる取
水溝110とを有する円型水路ブロック100の吊り下
げ用治具であって、吊り下げ用のワイヤロープ130に
取り付けられ、上記水路120内に配置された後、該ワ
イヤロープ130を引き上げることにより、上記水路1
20の内周面に当接して、円型水路ブロック100を吊
り下げ支持する係止部材20を備える。この係止部材2
0は、上記取水溝110の幅寸法Aよりも短い幅寸法a
を有し、かつ上記取水溝110の幅寸法Aよりも長く、
上記水路120の内径寸法Bよりも短い長さ寸法bを有
する形状に形成されている。従って、円型水路ブロック
100に対する着脱を容易かつ迅速に行うことができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円型水路ブロックの吊
り下げ用治具に関する。
り下げ用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路、一般道路、公園道路等には、
雨水などを排水するため円型水路と呼ばれる排水路が道
路の両側や中央部に設置されている。この円型水路は、
両端面間を貫通する断面略円形の水路と、該水路上部に
沿って形成され、該水路を外部と連通させる取水溝とを
有するコンクリート製のブロック(以下、円型水路ブロ
ックという。)を複数連結して構成されたものである。
雨水などを排水するため円型水路と呼ばれる排水路が道
路の両側や中央部に設置されている。この円型水路は、
両端面間を貫通する断面略円形の水路と、該水路上部に
沿って形成され、該水路を外部と連通させる取水溝とを
有するコンクリート製のブロック(以下、円型水路ブロ
ックという。)を複数連結して構成されたものである。
【0003】かかる円型水路ブロックの設置にあたって
は、円型水路ブロックをクレーンにより吊り上げ、移動
させて、所定の位置に設置するのが一般であり、円型水
路ブロックの吊り下げ用治具としては、従来、図4に示
したように、吊り下げ用のワイヤロープ200の両端末
にそれぞれ取り付けられる角木210が用いられてい
る。この角木210は、円型水路ブロック220の取水
溝221の幅寸法A’よりも長い幅寸法a’を有すると
共に、取水溝221の幅寸法A’よりも長く、円型水路
ブロック220の水路222の内径寸法よりも短い長さ
寸法b’を有する形状に形成されており、図5に示した
ように、円型水路ブロック220の水路222内に配置
された後、クレーンにより、そのフック230に掛けら
れたワイヤロープ200を引き上げることによって、水
路222の内周面に当接して、円型水路ブロック220
を吊り下げ支持するものである。
は、円型水路ブロックをクレーンにより吊り上げ、移動
させて、所定の位置に設置するのが一般であり、円型水
路ブロックの吊り下げ用治具としては、従来、図4に示
したように、吊り下げ用のワイヤロープ200の両端末
にそれぞれ取り付けられる角木210が用いられてい
る。この角木210は、円型水路ブロック220の取水
溝221の幅寸法A’よりも長い幅寸法a’を有すると
共に、取水溝221の幅寸法A’よりも長く、円型水路
ブロック220の水路222の内径寸法よりも短い長さ
寸法b’を有する形状に形成されており、図5に示した
ように、円型水路ブロック220の水路222内に配置
された後、クレーンにより、そのフック230に掛けら
れたワイヤロープ200を引き上げることによって、水
路222の内周面に当接して、円型水路ブロック220
を吊り下げ支持するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
吊り下げ方法では、その幅寸法a’および長さ寸法b’
が共に円型水路ブロック220の取水溝221の幅寸法
A’よりも長い角木210を吊り下げ用治具として用い
ているため、円型水路ブロック220を吊り下げる際に
は、各角木210を円型水路ブロック220の両端面側
からそれぞれ水路222内に入れて所定の位置に配置し
なければならない。また、円型水路ブロック220を所
定の位置に設置した後、各角木210を円型水路ブロッ
ク220の水路222内から脱する際には、該円型水路
ブロック220の一方の端面側に他の円型水路ブロック
が隣接しているので、各角木210を円型水路ブロック
220の他方の端面側へ移動させて水路222内から脱
しなければならず、そのような各角木210の着脱作業
が面倒であった。
吊り下げ方法では、その幅寸法a’および長さ寸法b’
が共に円型水路ブロック220の取水溝221の幅寸法
A’よりも長い角木210を吊り下げ用治具として用い
ているため、円型水路ブロック220を吊り下げる際に
は、各角木210を円型水路ブロック220の両端面側
からそれぞれ水路222内に入れて所定の位置に配置し
なければならない。また、円型水路ブロック220を所
定の位置に設置した後、各角木210を円型水路ブロッ
ク220の水路222内から脱する際には、該円型水路
ブロック220の一方の端面側に他の円型水路ブロック
が隣接しているので、各角木210を円型水路ブロック
220の他方の端面側へ移動させて水路222内から脱
しなければならず、そのような各角木210の着脱作業
が面倒であった。
【0005】また、各角木210は、クレーンのフック
230に掛けられた部位を支点として、そこから二方向
に延びるワイヤロープ200の各端末に取り付けられて
いるだけであるため、図5に示したように、吊り下げ時
において、ワイヤロープ200を引き上げることによっ
て、各角木210がそれぞれ互いに近接する方向へずれ
てしまい、その結果、水平な姿勢で吊り下げられるべき
円型水路ブロック220がバランスを崩して傾斜姿勢と
なったり、さらには落下してしまうことがあり、安全性
の点で問題があった。
230に掛けられた部位を支点として、そこから二方向
に延びるワイヤロープ200の各端末に取り付けられて
いるだけであるため、図5に示したように、吊り下げ時
において、ワイヤロープ200を引き上げることによっ
て、各角木210がそれぞれ互いに近接する方向へずれ
てしまい、その結果、水平な姿勢で吊り下げられるべき
円型水路ブロック220がバランスを崩して傾斜姿勢と
なったり、さらには落下してしまうことがあり、安全性
の点で問題があった。
【0006】本発明は、上記した問題点に鑑みなされた
ものであり、円型水路ブロックに対する着脱を容易かつ
迅速に行うことができる円型水路ブロックの吊り下げ用
治具を提供することを課題とする。また、円型水路ブロ
ックを安全に吊り下げることができる円型水路ブロック
の吊り下げ用治具を提供することを課題とする。
ものであり、円型水路ブロックに対する着脱を容易かつ
迅速に行うことができる円型水路ブロックの吊り下げ用
治具を提供することを課題とする。また、円型水路ブロ
ックを安全に吊り下げることができる円型水路ブロック
の吊り下げ用治具を提供することを課題とする。
【0007】上記課題を解決するため、請求項1に記載
の本発明は、両端面間を貫通する断面略円形の水路と、
該水路上部に沿って形成され、該水路を外部と連通させ
る取水溝とを有する円型水路ブロックの吊り下げ用治具
であって、吊り下げ用のワイヤロープに取り付けられ、
前記水路内に配置された後、該ワイヤロープを引き上げ
ることにより、前記水路の内周面に当接して、前記円型
水路ブロックを吊り下げ支持する係止部材を備えると共
に、該係止部材が、前記取水溝の幅寸法よりも短い幅寸
法を有し、かつ前記取水溝の幅寸法よりも長く、前記水
路の内径寸法よりも短い長さ寸法を有する形状に形成さ
れていることを特徴とする円型水路ブロックの吊り下げ
用治具を提供する。請求項2に記載の本発明は、前記係
止部材が、吊り下げ時において支点となる部位から二方
向に延びる前記ワイヤロープの各端末に、それぞれ、前
記取水溝の幅寸法よりも小さい外径寸法を有し、前記係
止部材と共に回動し得るように配設されるロッドを介し
て取り付けられていると共に、前記各ロッドが所定の間
隔をおいてそれぞれ回動自由に挿通される孔部を有する
間隔保持部材を備えることを特徴とする請求項1記載の
円型水路ブロックの吊り下げ用治具を提供する。請求項
3に記載の本発明は、前記係止部材の回動を規制する回
り止め機構を備えることを特徴とする請求項1又は2記
載の円型水路ブロックの吊り下げ用治具を提供する。請
求項4に記載の本発明は、前記係止部材の、前記水路の
内周面に当接する部位が、該水路の内周面にほぼ合致す
る断面略円弧状に形成されていることを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1に記載の円型水路ブロックの吊り
下げ用治具を提供する。請求項5に記載の本発明は、前
記係止部材の、前記水路の内周面に当接する部位に、緩
衝材が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の
いずれか1に記載の円型水路ブロックの吊り下げ用治具
を提供する。請求項6に記載の本発明は、前記ロッドの
外周に、緩衝材が設けられていることを特徴とする請求
項2〜5のいずれか1に記載の円型水路ブロックの吊り
下げ用治具を提供する。
の本発明は、両端面間を貫通する断面略円形の水路と、
該水路上部に沿って形成され、該水路を外部と連通させ
る取水溝とを有する円型水路ブロックの吊り下げ用治具
であって、吊り下げ用のワイヤロープに取り付けられ、
前記水路内に配置された後、該ワイヤロープを引き上げ
ることにより、前記水路の内周面に当接して、前記円型
水路ブロックを吊り下げ支持する係止部材を備えると共
に、該係止部材が、前記取水溝の幅寸法よりも短い幅寸
法を有し、かつ前記取水溝の幅寸法よりも長く、前記水
路の内径寸法よりも短い長さ寸法を有する形状に形成さ
れていることを特徴とする円型水路ブロックの吊り下げ
用治具を提供する。請求項2に記載の本発明は、前記係
止部材が、吊り下げ時において支点となる部位から二方
向に延びる前記ワイヤロープの各端末に、それぞれ、前
記取水溝の幅寸法よりも小さい外径寸法を有し、前記係
止部材と共に回動し得るように配設されるロッドを介し
て取り付けられていると共に、前記各ロッドが所定の間
隔をおいてそれぞれ回動自由に挿通される孔部を有する
間隔保持部材を備えることを特徴とする請求項1記載の
円型水路ブロックの吊り下げ用治具を提供する。請求項
3に記載の本発明は、前記係止部材の回動を規制する回
り止め機構を備えることを特徴とする請求項1又は2記
載の円型水路ブロックの吊り下げ用治具を提供する。請
求項4に記載の本発明は、前記係止部材の、前記水路の
内周面に当接する部位が、該水路の内周面にほぼ合致す
る断面略円弧状に形成されていることを特徴とする請求
項1〜3のいずれか1に記載の円型水路ブロックの吊り
下げ用治具を提供する。請求項5に記載の本発明は、前
記係止部材の、前記水路の内周面に当接する部位に、緩
衝材が設けられていることを特徴とする請求項1〜4の
いずれか1に記載の円型水路ブロックの吊り下げ用治具
を提供する。請求項6に記載の本発明は、前記ロッドの
外周に、緩衝材が設けられていることを特徴とする請求
項2〜5のいずれか1に記載の円型水路ブロックの吊り
下げ用治具を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて更に詳しく説明する。図1は、本発明の一の
実施形態に係る円型水路ブロックの吊り下げ用治具(以
下、吊り下げ用治具という。)を示す概略斜視図であ
る。この図に示したように、本実施形態に係る吊り下げ
用治具10は、係止部材20、ロッド30、間隔保持部
材40及び回り止め機構50を有して構成される。
に基づいて更に詳しく説明する。図1は、本発明の一の
実施形態に係る円型水路ブロックの吊り下げ用治具(以
下、吊り下げ用治具という。)を示す概略斜視図であ
る。この図に示したように、本実施形態に係る吊り下げ
用治具10は、係止部材20、ロッド30、間隔保持部
材40及び回り止め機構50を有して構成される。
【0009】係止部材20は、円型水路ブロック100
の取水溝110の幅寸法Aよりも短い幅寸法aを有する
と共に、取水溝110の幅寸法Aよりも長く、円型水路
ブロック20の水路120の内径寸法よりも短い長さ寸
法bを有する形状に形成されている。また、本実施形態
における係止部材20は、円型水路ブロック100の水
路120の内周面に当接する部位が、該水路120の内
周面にほぼ合致する断面略円弧状に形成されている。よ
り詳細には、図2に示したように、円型水路ブロック1
00の水路120の内周面に当接する部位が、断面略円
弧状に形成された曲面ではなく、本実施形態では、角度
を付けた平坦な面を連続して形成することにより、当該
部位が断面略円弧状に形成されている。但し、当該部位
が断面略円弧状の曲面に形成されたものであっても良
い。
の取水溝110の幅寸法Aよりも短い幅寸法aを有する
と共に、取水溝110の幅寸法Aよりも長く、円型水路
ブロック20の水路120の内径寸法よりも短い長さ寸
法bを有する形状に形成されている。また、本実施形態
における係止部材20は、円型水路ブロック100の水
路120の内周面に当接する部位が、該水路120の内
周面にほぼ合致する断面略円弧状に形成されている。よ
り詳細には、図2に示したように、円型水路ブロック1
00の水路120の内周面に当接する部位が、断面略円
弧状に形成された曲面ではなく、本実施形態では、角度
を付けた平坦な面を連続して形成することにより、当該
部位が断面略円弧状に形成されている。但し、当該部位
が断面略円弧状の曲面に形成されたものであっても良
い。
【0010】係止部材20の材質は、限定されるもので
はなく、木材、樹脂材料、金属材料などから構成するこ
とができる。もっとも、木材や樹脂材料からなるもの
は、変形などを生じやすいという欠点がある。他方、金
属製のものは、変形が生じ難く、長期間の使用に耐え得
る反面、円型水路ブロック100の水路120の内周面
に直接当接した場合には、該水路120の内周面に割れ
や欠け等の損傷を及ぼすおそれがある。そこで、本実施
形態では、そのような材質による問題点を解消するた
め、さらに、係止部材20の、水路120の内周面に当
接する部位に、緩衝材60Aが設けられている。かかる
緩衝材60Aとしては、ゴム製のシート材からなるもの
を用いることが好ましい。
はなく、木材、樹脂材料、金属材料などから構成するこ
とができる。もっとも、木材や樹脂材料からなるもの
は、変形などを生じやすいという欠点がある。他方、金
属製のものは、変形が生じ難く、長期間の使用に耐え得
る反面、円型水路ブロック100の水路120の内周面
に直接当接した場合には、該水路120の内周面に割れ
や欠け等の損傷を及ぼすおそれがある。そこで、本実施
形態では、そのような材質による問題点を解消するた
め、さらに、係止部材20の、水路120の内周面に当
接する部位に、緩衝材60Aが設けられている。かかる
緩衝材60Aとしては、ゴム製のシート材からなるもの
を用いることが好ましい。
【0011】上記した係止部材20は、吊り下げ用のワ
イヤロープ130に直接取り付けられても良いが、本実
施形態では、図1に示したように、吊り下げ時において
支点となる部位、すなわち、ワイヤロープ130を引き
上げるクレーンのフック140が掛けられた部位から二
方向に延びるワイヤロープ130の各端末に、それぞれ
次述するロッド30を介して取り付けられている。
イヤロープ130に直接取り付けられても良いが、本実
施形態では、図1に示したように、吊り下げ時において
支点となる部位、すなわち、ワイヤロープ130を引き
上げるクレーンのフック140が掛けられた部位から二
方向に延びるワイヤロープ130の各端末に、それぞれ
次述するロッド30を介して取り付けられている。
【0012】各ロッド30は、それぞれ、所定の長さを
有すると共に、円型水路ブロック100の取水溝110
の幅寸法Aよりも小さい外径寸法を有する。各ロッド3
0の下端部には、それぞれ、上記した係止部材20が該
ロッド30と共に回動し得るように固定されている。ま
た、各ロッド30の上端部には、それぞれ、吊り下げ用
のワイヤロープ130が取り付けられるロープ取付部7
0が設けられている。このロープ取付部70は、図3に
示したように、吊り下げ時におけるワイヤロープ130
の動きに追随して上下方向に回動し得るように各ロッド
30に取り付けられている。
有すると共に、円型水路ブロック100の取水溝110
の幅寸法Aよりも小さい外径寸法を有する。各ロッド3
0の下端部には、それぞれ、上記した係止部材20が該
ロッド30と共に回動し得るように固定されている。ま
た、各ロッド30の上端部には、それぞれ、吊り下げ用
のワイヤロープ130が取り付けられるロープ取付部7
0が設けられている。このロープ取付部70は、図3に
示したように、吊り下げ時におけるワイヤロープ130
の動きに追随して上下方向に回動し得るように各ロッド
30に取り付けられている。
【0013】また、各ロッド30の外周には、それぞれ
緩衝材60Bが設けられている。この緩衝材60Bは、
各ロッド30と円型水路ブロック100の取水溝110
の内面との間に介在して、各ロッド30が取水溝110
の内面に当接することによる該取水溝110内面の割れ
や欠けなどを防止する働きをするものであり、このよう
な機能を果たすものであれば、その形状及び材質は何ら
限定されるものではない。本実施形態においては、かか
る緩衝材60Bとして、樹脂からなる略筒状に形成され
たものを採用している。なお、図2に示したように、緩
衝材60Bの外径寸法を円型水路ブロック100の取水
溝110の幅寸法よりも僅かに小さいものとすることに
より、緩衝材60Bがガイドとして機能し、各ロッド3
0を常に取水溝110の幅方向中心に沿って配置するこ
とができるため、円型水路ブロック100の水路120
の内周面に対して、各係止部材20を図2において左右
いずれかの方向へ偏らせることなく当接させることがで
きる。また、緩衝材60Bの下端部側にテーパ部を形成
することにより、円型水路ブロック100の取水溝11
0に各ロッド30を挿通させ易くすることができる。
緩衝材60Bが設けられている。この緩衝材60Bは、
各ロッド30と円型水路ブロック100の取水溝110
の内面との間に介在して、各ロッド30が取水溝110
の内面に当接することによる該取水溝110内面の割れ
や欠けなどを防止する働きをするものであり、このよう
な機能を果たすものであれば、その形状及び材質は何ら
限定されるものではない。本実施形態においては、かか
る緩衝材60Bとして、樹脂からなる略筒状に形成され
たものを採用している。なお、図2に示したように、緩
衝材60Bの外径寸法を円型水路ブロック100の取水
溝110の幅寸法よりも僅かに小さいものとすることに
より、緩衝材60Bがガイドとして機能し、各ロッド3
0を常に取水溝110の幅方向中心に沿って配置するこ
とができるため、円型水路ブロック100の水路120
の内周面に対して、各係止部材20を図2において左右
いずれかの方向へ偏らせることなく当接させることがで
きる。また、緩衝材60Bの下端部側にテーパ部を形成
することにより、円型水路ブロック100の取水溝11
0に各ロッド30を挿通させ易くすることができる。
【0014】各ロッド30の外周には、また、それぞ
れ、後述する間隔保持部材40と円型水路ブロック10
0の上面との間に介在して、間隔保持部材40が円型水
路ブロック100の上面に当接することによる円型水路
ブロック100上面の割れや欠けなどを防止する働きを
する緩衝材60Cが設けられている。かかる緩衝材60
Cも、上記した緩衝材60Bと同様に、上記した機能を
果たすものであれば、その形状及び材質は何ら限定され
るものではない。本実施形態では、緩衝材60Cとし
て、樹脂からなり、縦横の長さ寸法がいずれも円型水路
ブロック100の取水溝110の幅寸法よりも長い平面
視で略四角形の板状に形成されたものを採用している。
なお、本実施形態では、板状の緩衝材60Cが略筒状の
緩衝材60Bとは別体に形成されているが、両者を一体
成形したものを用いてもよいことはもちろんである。
れ、後述する間隔保持部材40と円型水路ブロック10
0の上面との間に介在して、間隔保持部材40が円型水
路ブロック100の上面に当接することによる円型水路
ブロック100上面の割れや欠けなどを防止する働きを
する緩衝材60Cが設けられている。かかる緩衝材60
Cも、上記した緩衝材60Bと同様に、上記した機能を
果たすものであれば、その形状及び材質は何ら限定され
るものではない。本実施形態では、緩衝材60Cとし
て、樹脂からなり、縦横の長さ寸法がいずれも円型水路
ブロック100の取水溝110の幅寸法よりも長い平面
視で略四角形の板状に形成されたものを採用している。
なお、本実施形態では、板状の緩衝材60Cが略筒状の
緩衝材60Bとは別体に形成されているが、両者を一体
成形したものを用いてもよいことはもちろんである。
【0015】間隔保持部材40は、所定長さを有する中
空の角材からなり、その両端部側に、上記した各ロッド
30が所定の間隔をおいてそれぞれ回動自由に挿通され
る孔部41を有する。かかる孔部41は、各ロッド30
を略垂直な姿勢で保持しうるように形成されることが好
ましい。
空の角材からなり、その両端部側に、上記した各ロッド
30が所定の間隔をおいてそれぞれ回動自由に挿通され
る孔部41を有する。かかる孔部41は、各ロッド30
を略垂直な姿勢で保持しうるように形成されることが好
ましい。
【0016】回り止め機構50は、被係合部材51と係
合部材52とを有して構成される。被係合部材51は、
平面視で略四角形に形成された板状の部位(板状部51
a)を有して構成され、各ロッド30に、該ロッド30
と共に回動し得るように固定されている。他方、係合部
材52は、一端が上記した間隔保持部材40に回動可能
に支持されていると共に、他端が自由端とされ、伏せた
姿勢のときに、該他端が被係合部材51の板状部51a
の側面に当接可能な長さを有する棒状体からなる。
合部材52とを有して構成される。被係合部材51は、
平面視で略四角形に形成された板状の部位(板状部51
a)を有して構成され、各ロッド30に、該ロッド30
と共に回動し得るように固定されている。他方、係合部
材52は、一端が上記した間隔保持部材40に回動可能
に支持されていると共に、他端が自由端とされ、伏せた
姿勢のときに、該他端が被係合部材51の板状部51a
の側面に当接可能な長さを有する棒状体からなる。
【0017】上記した構成の吊り下げ用治具10は、以
下のように使用される。すなわち、円型水路ブロック1
00を吊り下げる場合には、まず、図1に示したよう
に、吊り下げ用治具10をクレーンにより吊り上げて、
円型水路ブロック100の上方に位置させる。この際、
各係止部材20の長手方向が円型水路ブロック100の
取水溝110に沿うように、各係止部材20の向きを予
めセットしておく。
下のように使用される。すなわち、円型水路ブロック1
00を吊り下げる場合には、まず、図1に示したよう
に、吊り下げ用治具10をクレーンにより吊り上げて、
円型水路ブロック100の上方に位置させる。この際、
各係止部材20の長手方向が円型水路ブロック100の
取水溝110に沿うように、各係止部材20の向きを予
めセットしておく。
【0018】次に、吊り下げ用治具10を降下させて、
各係止部材20をそれぞれ円型水路ブロック100の水
路120内に入れる。ここで、各係止部材20は、上記
したように、円型水路ブロック100の取水溝110の
幅寸法Aよりも短い幅寸法aを有する形状に形成されて
いるため、従来のように、円型水路ブロック100の両
端面側からそれぞれ水路120内に入れる必要がなく、
取水溝100の上方から垂直に降下させるだけで、該取
水溝110を通して水路120内に入れることができ
る。
各係止部材20をそれぞれ円型水路ブロック100の水
路120内に入れる。ここで、各係止部材20は、上記
したように、円型水路ブロック100の取水溝110の
幅寸法Aよりも短い幅寸法aを有する形状に形成されて
いるため、従来のように、円型水路ブロック100の両
端面側からそれぞれ水路120内に入れる必要がなく、
取水溝100の上方から垂直に降下させるだけで、該取
水溝110を通して水路120内に入れることができ
る。
【0019】次に、回り止め機構50を構成する被係合
部材51と係合部材52との係合状態を解除して、各ロ
ッド30を略90度回動させる。ここで、本実施形態の
回り止め機構50によれば、各ロッド30を簡単に略9
0度回動させることができる。すなわち、回り止め機構
50を構成する被係合部材51は、平面視で略四角形に
形成された板状部51aを有しているため、図3に示し
たように、係合部材52の他端を上方へ引き上げること
により該板状部51aと係合部材52との係合状態を解
除した後、各ロッド30を一方向へ回動させ、次に係合
部材52の前方に現れる板状部51aの側面に、係合部
材52の他端を下方へ押し下げて、係合部材52を係合
させるだけで、各ロッド30を略90度回動させること
ができる。また、被係合部材51は、各ロッド30に、
該ロッド30と共に回動し得るように固定されているた
め、被係合部材51の板状部51aに係合部材52が係
合することにより、各ロッド30が回動不能となる。
部材51と係合部材52との係合状態を解除して、各ロ
ッド30を略90度回動させる。ここで、本実施形態の
回り止め機構50によれば、各ロッド30を簡単に略9
0度回動させることができる。すなわち、回り止め機構
50を構成する被係合部材51は、平面視で略四角形に
形成された板状部51aを有しているため、図3に示し
たように、係合部材52の他端を上方へ引き上げること
により該板状部51aと係合部材52との係合状態を解
除した後、各ロッド30を一方向へ回動させ、次に係合
部材52の前方に現れる板状部51aの側面に、係合部
材52の他端を下方へ押し下げて、係合部材52を係合
させるだけで、各ロッド30を略90度回動させること
ができる。また、被係合部材51は、各ロッド30に、
該ロッド30と共に回動し得るように固定されているた
め、被係合部材51の板状部51aに係合部材52が係
合することにより、各ロッド30が回動不能となる。
【0020】各係止部材20は、各ロッド30の下端部
に、該ロッド30と共に回動し得るように固定されてい
るため、上記のように各ロッド30が略90度回動する
と、それに伴って、略90度回動する。これにより、図
2に示したように、水路120内において、各係止部材
20の長手方向と取水溝110の長手方向とが互いに直
交するように、各係止部材20が配置される。
に、該ロッド30と共に回動し得るように固定されてい
るため、上記のように各ロッド30が略90度回動する
と、それに伴って、略90度回動する。これにより、図
2に示したように、水路120内において、各係止部材
20の長手方向と取水溝110の長手方向とが互いに直
交するように、各係止部材20が配置される。
【0021】次に、クレーンによりワイヤロープ130
をゆっくりとした速度で引き上げる。ここで、各係止部
材20は、取水溝110の幅寸法Aよりも長く、円型水
路ブロック20の水路120の内径寸法よりも短い長さ
寸法bを有する形状に形成されているため、上記のよう
にワイヤロープ130が引き上げられることにより、水
路120の内周面に当接する。この際、各係止部材20
は、上記したように、取水溝110の上方から垂直に降
下させるだけで水路120内に入れることができるた
め、各係止部材20を所望の支持位置に配置することが
容易である。
をゆっくりとした速度で引き上げる。ここで、各係止部
材20は、取水溝110の幅寸法Aよりも長く、円型水
路ブロック20の水路120の内径寸法よりも短い長さ
寸法bを有する形状に形成されているため、上記のよう
にワイヤロープ130が引き上げられることにより、水
路120の内周面に当接する。この際、各係止部材20
は、上記したように、取水溝110の上方から垂直に降
下させるだけで水路120内に入れることができるた
め、各係止部材20を所望の支持位置に配置することが
容易である。
【0022】そして、各係止部材20を水路120の内
周面に当接させた状態で、ワイヤロープ130をさらに
引き上げることにより、円型水路ブロック100は、各
係止部材20によって吊り下げ支持されて、上方に吊り
上げられる。この際、本実施形態に係る吊り下げ用治具
10によれば、各係止部材20の、水路120の内周面
に当接する部位が、該水路120の内周面にほぼ合致す
る断面略円弧状に形成されているため、円型水路ブロッ
ク100を安定して吊り下げ支持することができる。ま
た、クレーンにより円型水路ブロック100を吊り上げ
た場合、各係止部材20には、それぞれ互いに近接する
方向へ引き寄せる力が働くが、上記した間隔保持部材4
0を有して構成されるため、該間隔保持部材40によっ
て、各ロッド30同士の間隔を常に一定に保つことがで
きるので、各係止部材20がそれぞれ互いに近接する方
向へずれることを防止できる。また、回り止め機構50
を備えているため、ワイヤロープ130にねじれが生じ
た場合でも、各係止部材20が回動することがない。従
って、円型水路ブロック100を、バランスを崩すこと
なく、水平な姿勢を維持した状態で、安全に吊り下げる
ことができる。
周面に当接させた状態で、ワイヤロープ130をさらに
引き上げることにより、円型水路ブロック100は、各
係止部材20によって吊り下げ支持されて、上方に吊り
上げられる。この際、本実施形態に係る吊り下げ用治具
10によれば、各係止部材20の、水路120の内周面
に当接する部位が、該水路120の内周面にほぼ合致す
る断面略円弧状に形成されているため、円型水路ブロッ
ク100を安定して吊り下げ支持することができる。ま
た、クレーンにより円型水路ブロック100を吊り上げ
た場合、各係止部材20には、それぞれ互いに近接する
方向へ引き寄せる力が働くが、上記した間隔保持部材4
0を有して構成されるため、該間隔保持部材40によっ
て、各ロッド30同士の間隔を常に一定に保つことがで
きるので、各係止部材20がそれぞれ互いに近接する方
向へずれることを防止できる。また、回り止め機構50
を備えているため、ワイヤロープ130にねじれが生じ
た場合でも、各係止部材20が回動することがない。従
って、円型水路ブロック100を、バランスを崩すこと
なく、水平な姿勢を維持した状態で、安全に吊り下げる
ことができる。
【0023】また、この吊り下げ用治具10によれば、
各係止部材20の、水路120の内周面に当接する部位
には、緩衝材60Aが設けられていると共に、各ロッド
30の外周には、緩衝材60B及び60Cが設けられて
いるため、円型水路ブロック100に割れや欠けなどの
損傷を及ぼすことなく、該円型水路ブロック100を吊
り下げることができる。なお、各係止部材20に設けら
れる緩衝材60Aとして、ゴム製のシート材からなるも
のを用いることにより、該緩衝材60Aが各係止部材2
0の横滑りを防止する滑り止めとしても機能するため、
円型水路ブロック100をより安全に吊り下げることが
できる。
各係止部材20の、水路120の内周面に当接する部位
には、緩衝材60Aが設けられていると共に、各ロッド
30の外周には、緩衝材60B及び60Cが設けられて
いるため、円型水路ブロック100に割れや欠けなどの
損傷を及ぼすことなく、該円型水路ブロック100を吊
り下げることができる。なお、各係止部材20に設けら
れる緩衝材60Aとして、ゴム製のシート材からなるも
のを用いることにより、該緩衝材60Aが各係止部材2
0の横滑りを防止する滑り止めとしても機能するため、
円型水路ブロック100をより安全に吊り下げることが
できる。
【0024】一方、円型水路ブロック100を所定の位
置に設置した後、各係止部材20を水路120内から脱
する際には、まず、回り止め機構50を構成する被係合
部材51の板状部51aと係合部材52との係合状態を
解除して、各ロッド30を略90度回動させる。それに
より、各係止部材20が略90度回動して、その長手方
向が取水溝110に沿うように向きを変えて配置され
る。次に、各係止部材20を水路120内から脱する
が、上記したように、各係止部材20は、円型水路ブロ
ック100の取水溝110の幅寸法Aよりも短い幅寸法
aを有する形状に形成されているため、その後、ワイヤ
ロープ130を引き上げるだけで、垂直に上昇し、取水
溝110を通過して外部に脱する。このように本実施形
態に係る吊り下げ用治具10によれば、円型水路ブロッ
ク100に対する着脱が容易であり、また、その作業を
従来よりも迅速に行うことができる。
置に設置した後、各係止部材20を水路120内から脱
する際には、まず、回り止め機構50を構成する被係合
部材51の板状部51aと係合部材52との係合状態を
解除して、各ロッド30を略90度回動させる。それに
より、各係止部材20が略90度回動して、その長手方
向が取水溝110に沿うように向きを変えて配置され
る。次に、各係止部材20を水路120内から脱する
が、上記したように、各係止部材20は、円型水路ブロ
ック100の取水溝110の幅寸法Aよりも短い幅寸法
aを有する形状に形成されているため、その後、ワイヤ
ロープ130を引き上げるだけで、垂直に上昇し、取水
溝110を通過して外部に脱する。このように本実施形
態に係る吊り下げ用治具10によれば、円型水路ブロッ
ク100に対する着脱が容易であり、また、その作業を
従来よりも迅速に行うことができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
円型水路ブロックに対する着脱を容易かつ迅速に行うこ
とができる。また、円型水路ブロックを安全に吊り下げ
ることが可能である。
円型水路ブロックに対する着脱を容易かつ迅速に行うこ
とができる。また、円型水路ブロックを安全に吊り下げ
ることが可能である。
【図1】図1は、本発明の一の実施形態に係る円型水路
ブロックの吊り下げ用治具を示す概略斜視図である。
ブロックの吊り下げ用治具を示す概略斜視図である。
【図2】図2は、上記実施形態に係る吊り下げ用治具を
示す部分正面図である。
示す部分正面図である。
【図3】図3は、上記実施形態に係る吊り下げ用治具を
示す部分右側面図である。
示す部分右側面図である。
【図4】図4は、従来の吊り下げ用治具を示す概略斜視
図である。
図である。
【図5】図5は、従来の吊り下げ用治具により円型水路
ブロックを吊り下げた状態を示す図である。
ブロックを吊り下げた状態を示す図である。
10 円型水路ブロックの吊り下げ用治具
20 係止部材
30 ロッド
40 間隔保持部材
50 回り止め機構
51 被係合部材
52 係合部材
60A〜60C 緩衝材
70 ロープ取付部
100 円型水路ブロック
110 取水溝
120 水路
130 ワイヤロープ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 古橋 誠
静岡県浜松市古川町500番地 株式会社ソ
ミック石川浜松工場内
(72)発明者 鈴木 央
愛知県名古屋市天白区鴻の巣二丁目1701番
地 株式会社セフティックス内
Fターム(参考) 2D063 CA09 CA46
3F004 EA11 KA01 LC06 LC08
Claims (6)
- 【請求項1】 両端面間を貫通する断面略円形の水路
と、該水路上部に沿って形成され、該水路を外部と連通
させる取水溝とを有する円型水路ブロックの吊り下げ用
治具であって、 吊り下げ用のワイヤロープに取り付けられ、前記水路内
に配置された後、該ワイヤロープを引き上げることによ
り、前記水路の内周面に当接して、前記円型水路ブロッ
クを吊り下げ支持する係止部材を備えると共に、該係止
部材が、前記取水溝の幅寸法よりも短い幅寸法を有し、
かつ前記取水溝の幅寸法よりも長く、前記水路の内径寸
法よりも短い長さ寸法を有する形状に形成されているこ
とを特徴とする円型水路ブロックの吊り下げ用治具。 - 【請求項2】 前記係止部材が、吊り下げ時において支
点となる部位から二方向に延びる前記ワイヤロープの各
端末に、それぞれ、前記取水溝の幅寸法よりも小さい外
径寸法を有し、前記係止部材と共に回動し得るように配
設されるロッドを介して取り付けられていると共に、前
記各ロッドが所定の間隔をおいてそれぞれ回動自由に挿
通される孔部を有する間隔保持部材を備えることを特徴
とする請求項1記載の円型水路ブロックの吊り下げ用治
具。 - 【請求項3】 前記係止部材の回動を規制する回り止め
機構を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の円
型水路ブロックの吊り下げ用治具。 - 【請求項4】 前記係止部材の、前記水路の内周面に当
接する部位が、該水路の内周面にほぼ合致する断面略円
弧状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の
いずれか1に記載の円型水路ブロックの吊り下げ用治
具。 - 【請求項5】 前記係止部材の、前記水路の内周面に当
接する部位に、緩衝材が設けられていることを特徴とす
る請求項1〜4のいずれか1に記載の円型水路ブロック
の吊り下げ用治具。 - 【請求項6】 前記ロッドの外周に、緩衝材が設けられ
ていることを特徴とする請求項2〜5のいずれか1に記
載の円型水路ブロックの吊り下げ用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001267669A JP2003073072A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 円型水路ブロックの吊り下げ用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001267669A JP2003073072A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 円型水路ブロックの吊り下げ用治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003073072A true JP2003073072A (ja) | 2003-03-12 |
Family
ID=19093772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001267669A Pending JP2003073072A (ja) | 2001-09-04 | 2001-09-04 | 円型水路ブロックの吊り下げ用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003073072A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012181038A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 使用済燃料貯蔵ラックの吊具、使用済燃料貯蔵ラックの吊り上げ方法、及びリラッキング方法 |
JP2012207639A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのスロットル制御装置 |
CN103552904A (zh) * | 2013-11-11 | 2014-02-05 | 太原重工股份有限公司 | 挤压工具起吊结构 |
JP2019214904A (ja) * | 2018-06-14 | 2019-12-19 | 鹿島建設株式会社 | 型枠の構築方法、型枠ブロック、及びアタッチメント |
-
2001
- 2001-09-04 JP JP2001267669A patent/JP2003073072A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012181038A (ja) * | 2011-02-28 | 2012-09-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 使用済燃料貯蔵ラックの吊具、使用済燃料貯蔵ラックの吊り上げ方法、及びリラッキング方法 |
JP2012207639A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Honda Motor Co Ltd | エンジンのスロットル制御装置 |
CN103552904A (zh) * | 2013-11-11 | 2014-02-05 | 太原重工股份有限公司 | 挤压工具起吊结构 |
JP2019214904A (ja) * | 2018-06-14 | 2019-12-19 | 鹿島建設株式会社 | 型枠の構築方法、型枠ブロック、及びアタッチメント |
JP7091160B2 (ja) | 2018-06-14 | 2022-06-27 | 鹿島建設株式会社 | 構造物構築方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070312 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20070314 |