JPS63117266A - 流速センサ取付装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 第６図は流速センサが設置された開渠水路の横断面図、
第７図は超音波流速センサの平面図、第８図は同側面図
、第９図は従来の流速センサ取付装置を示す平面図、第
１０図は同正面図、第１１図は同側面図である。。

図において、１は開渠式の水路、２は横断面二等辺三角
形状に形成されたセンサ取付具、３はそのセンサ取付具
２の直角−辺の内側に着脱可能に装着された流速センサ
であり、この流速センサ３は、８０φ程度の偏平円形状
に形成された送信用と受信用の一対の超音波流速センサ
からなっている。４はその流速センサ３の一端に接続さ
れた専用ケーブル、５は上記水路１の内壁面に上記セン
サ取付具２を締着固定しているボルトである。

次に上記流速センサ３を上記水路ｌ内に設置する場合に
ついて説明する。水路ｌの内壁対称位置に送信側と受信
側のセンサ取付具２をボルト５で締着固定することによ
り、送受信用一対の流速センサ３を上記水路１内の流れ
方向（Ｘ）に対して従来の流速センサ取付装置は以上の
ように構成されているので、流速センサ３が水路１内の
測定流体で汚れたり、傷ついたりして正常な測定機能が
損なわれた際に上記流速センサ３を取り替える必要があ
るが、この時、その流速センサ３の取り外しが非常に困
難となる。

即ち、上記流速センサ３は、測定流体のない上記水路１
内に設置されるが、その設置後には上記水路１内に測定
流体が流され、その水深が漸次深くなり且つ流速も速く
、特に下水の場合は環境も悪く、また、上記測定流体の
流量を一時的に制限することも非常に困難なため、上述
の締着固定手段で上記水路１の内壁面に一旦取付けられ
た上記流速センサ３は、その取り外しや点検が殆ど行え
たもので、流速センサの取替えや点検を水路内に入るこ
となく簡単に手際よく行うことができる流速センサ取付
装置を提供することを目的とする。

ンサが着脱可能に装着されたセンサ取付具を水路の内壁
に沿って昇降可能に取付け、そのセンサ取付具を外部駆
動手段で昇降駆動する構成としたものである。

駆動手段でセンサ取付具を上昇駆動させることにより、
このセンサ取付具が水路内のセンサ設置位置から引き上
げるので、作業者が水路内に入ることなく、上記センサ
取付具に装着された流速センサの点検整備あるいは取替
え作業を簡単に手際よく行うことができ、その後、上記
外部駆動手段で上記センサ取付具を下降動作させること
により、上記流速センサが元の水路内センサ設置位置に
再び据え付けられる。

センサ取付装置の側面図、第２図は第１図のｎ−■線に
沿う拡大横断平面図、第３図は第２図の正面図、第４図
は第２図の側面図、第５図は他の実施例に係る流速セン
サ取付装置の正面図であり、第６図〜第１１図との同一
または相当部分には同一符号を付す。

図において、２ａはセンサ取付具２の両端部に設けられ
たワイヤ挿通用のガイド孔、６はそのガイド孔２ａに摺
動自在に挿通され水路ｌの内壁面に沿って垂直に張設さ
れた左右一対のガイドワイヤ、７，８はそのガイドワイ
ヤ６の上下端部を上記水路１の壁部に繋止している上下
のアンカボルト、９，１０はその上部アンカボルト７の
上方位置で上記水路１の上部壁に軸支された第１．第２
の上部滑車、１１は上記下部のアンカボルト８の下方位
置で上記水路１の下部内壁に軸支された下部滑車、１２
．１３は上記センサ取付具２を昇降駆動する外部駆動手
段として上記水路１の上端外壁面に設置され交互に起動
される第１．第２のウィンチ、１４はその第１のウィン
チ１２から繰り出され上記第１の上部滑車９を介して上
記センサ取付具２の上端に連結された第１の扛重ワイヤ
、１５は上記第２のウィンチ１３から繰り出され上記第
２の上部滑車１０と下部滑車１１のそれぞれを介して上
記センサ取付具２の下端に連結された第２の扛重ワイヤ
である。

次に動作を説明する。第１図に示すように、センサ取付
具２が水路１内の所定のセンサ設置位置に保持された状
態において、上記センサ取付具２に着脱可能に装着され
た流速センサ３の点検や取替えの際、第１のウィンチ１
２を起動させると、第１の扛重ワイヤ１４が巻き上げら
れることにより、上記センサ取付具２がガイドワイヤ６
をガイドとして上昇移動する。その上昇停止位置で、上
記センサ取付具２の流速センサ３が点検整備あるいは新
たなものと取替られる。その後、第２のウィンチ１３を
起動させると、その系統の第２の扛重ワイヤ１５が巻き
上げられることにより、上記センサ取付具２が下降動作
する。これによって、上記センサ取付具２が元のセンサ
設置位置に再び据え付けられる。

第５図には他の実施例を示す。この実施例では、前実施
例の第２の扛重ワイヤ１５に変えてセンサ取付具２の下
端部に重錘１６を吊持させている。

この実施例の場合、第１のウィンチ１２による第１の扛
重ワイヤ１４の巻き上げ駆動によってセンサ取付具２を
上昇させ、その後、このセンサ取付具２の自重と上記重
錘１６の荷重とによって下降動作させるようにしている
。従って、この実施例では、−台にウィンチ１２によっ
て、上記センサ取付具２を昇降動作させ得る。尚、上記
重錘１６は必ずしも設ける必要はなく、この場合、上記
センサ取付具２の下降時における上記ウィンチ１２のイ
ンターロックの力加減を調整することにより、その−台
のウィンチ１２のみ、で上記センサ取が着脱可能に装着
されたセンサ取付具を外部駆動手段で昇降駆動させるこ
とにより、作業者が水路内に入らずとも、上記流速セン
サの点検整備や取替え作業を、上記水路内の水深や流速
等に関係なく、簡単に手際よく行うことができるという
効果が得られる。。

取付装置の側面図、第２図は第１図のｎ−ｎ線に沿う拡
大横断平面図、第３図は第２図の正面図、第４図は第２
図の側面図、第５図は他の実施例に係る流速センサ取付
装置の正面図、第６図は流速センサが設置された開渠水
路の横断面図、第７図は超音波流速センサの平面図、第
８図は同側面図、第９図は従来の流速センサ取付装置を
示す平面図、第１０図は同正面図、第１１図は同側面図
である。

図において、１は水路、２はセンサ取付具、３は流速セ
ンサ、１２．１３は外部駆動手段として例示したウィン
チである。

なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

代理人　　　弁理士　　１）澤　　博　昭（外２名） 第２図 第６図 第７図 第８図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）水路に設置される流速センサの取付装置において
   、上記流速センサが着脱可能に装着され上記水路の内壁
   に沿って昇降可能に取付られたセンサ取付具と、上記水
   路の外部に設けられて上記センサ取付具を昇降駆動する
   外部駆動手段とを備えた流速センサ取付装置。
2. （２）上記流速センサは、上記水路の流れの方向に対し
   て４５度の角度上記センサ取付具に取付けられた超音波
   流速センサからなっていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項記載の流速 センサ取付装置。
3. （３）上記外部駆動手段はウインチからなり、このウイ
   ンチの扛重ワイヤーで上記センサ取付具が吊持されてい
   ることを特徴とする特許請求 の範囲第１項記載の流速センサ取付装置。
4. （４）上記センサ取付具は、上記水路の内壁面に設けら
   れた定置型のガイドワイヤーにガイドされて昇降動作す
   るようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第
   １項または第３項記載 の流速センサ取付装置。