JPH07333021A - 管内設置型流量計治具 - Google Patents

管内設置型流量計治具

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JPH07333021A
JPH07333021A JP6129955A JP12995594A JPH07333021A JP H07333021 A JPH07333021 A JP H07333021A JP 6129955 A JP6129955 A JP 6129955A JP 12995594 A JP12995594 A JP 12995594A JP H07333021 A JPH07333021 A JP H07333021A
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jig
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Yoshiki Sakurai
祥己 桜井
Masaki Nose
正樹 能勢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管路の内径の変化に対応させて超音波センサ
ーが最適な感度となるように調整する作業を容易に行う
ことのできる管内設置形流量計治具を提供する。 【構成】 管10内に挿入可能とされ、管軸方向Xに沿
って配置される平面視矩形状の枠体11と、この枠体1
1における中央寄り箇所から両端部近傍にわたって管軸
方向Xにスライド自在に配置された一対の超音波センサ
ー部12と、枠体11の略中央部において軸線Yを中心
として回転自在に配設された筒状体13と、枠体11の
両端部側に設けた折り返し部材16を通して筒状体13
と超音波センサー部12とを往復して接続するように配
設された索体としてのワイヤ14,15とを備え、筒状
体13を回転することで両超音波センサー部12をワイ
ヤ14,15で引張って互いに接近または離間する管軸
方向Xにスライドさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば上水道などの
管路に対して設置される管内設置型流量計治具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】地中に埋設された管内の流速などを測定
するための従来の流量計は、管の外面に超音波センサー
を巻き付けるなどして設置されていた。しかし、この種
の流量計によれば、管と同様に超音波センサーを地中に
埋設しなければならず、管掘り出しなどの土木工事を必
要とすることから、その設置に手間がかかるだけでな
く、管の外側に設置されるため、管壁の影響を受けて、
精度が悪くなったり、測定時の電力消費が多くなったり
するという問題があった。
【0003】これに対処するものとして、超音波センサ
ーを管内に設置することが提案されている。すなわち、
図3に示すように、消火栓や空気弁などが取り付けられ
る立ち上がり部1aから管1内に挿入可能とされ、管軸
方向Xに沿って配置できる枠体2を設け、この枠体2の
両端部にそれぞれ超音波センサー3を設置する。これら
の超音波センサー3を、管路の内径の変化に対応して最
適な感度となるように調整できるように横軸4を介して
回動自在に構成する。そして、一方の超音波センサー3
から管1内に超音波aを発信し、反射した超音波aを他
方の超音波センサー3で受信し、その信号を検出部に送
って解析することにより、管1内の流体bの流量を検知
することができる。
【0004】この管内設置型流量計治具によれば、超音
波センサー3が管1内に設置されて、超音波aで管壁を
通過させなくてもよいため、計測精度が良好となるとと
もに電力の消費が少なくて済む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
3に示す構成の管内設置型流量計治具によれば、管路の
内径の変化に対応させて最適な感度となるように、各超
音波センサー3の角度、すなわち出射角度および入射角
度を調整しなければならないが、この角度の調整作業が
容易ではなく、非常に手間がかかっていた。
【0006】本発明は上記問題を解決するもので、管路
の内径の変化に対応させて超音波センサーが最適な感度
となるように調整する作業を容易に行うことのできる管
内設置形流量計治具を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明の管内設置形流量計治具は、管内に挿入可能と
され、管軸方向に沿って配置される枠体と、この枠体に
おける中央寄り箇所から両端部側にわたって管軸方向に
スライド自在に配置されて互いに超音波を送受信する一
対の超音波センサー部と、前記枠体の略中央部において
管径方向に沿う軸線を中心として回転自在に配設された
筒状体と、前記筒状体と前記超音波センサー部とを接続
し、前記筒状体の回転により両超音波センサー部を引張
って互いに接近または離間する管軸方向にスライドさせ
る索体とを備えたものである。
【0008】
【作用】上記構成によれば、筒状体を回転させることに
より、超音波センサー部を管軸方向に沿って互いに接近
または離間させて位置調整することができるので、容易
に超音波センサー部を適切な位置に配置することができ
る。とくに、両超音波センサー部センサー取付部を管軸
方向に沿って互いに接近または離間させるため、一方の
センサー取付部だけを管軸方向に沿って位置調整するも
のに比べて、調整範囲がより広い。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1および図2はそれぞれ本発明の一実施例によ
る管内設置型流量計治具を示す側面図および正面図であ
る。
【0010】図1〜図3に示すように、管内設置形流量
計治具には、管10内に挿入可能とされ、管軸方向Xに
沿って配置される平面視矩形状の枠体11と、この枠体
11における中央寄り箇所から両端部近傍にわたって管
軸方向Xにスライド自在に配置された一対の超音波セン
サー部12と、枠体11の略中央部において管径方向に
沿う軸線Yを中心として回転自在に配設された筒状体1
3と、枠体11の両端部側に設けられた折り返し部材1
6を通して筒状体13と超音波センサー部12とを往復
して接続するように配設された索体としてのワイヤ1
4,15とを備えている。なお、10aは消火栓や空気
弁などが取り付けられる立ち上がり部、13aは筒状体
13より上方に延びる操作軸部である。
【0011】すなわち、図2に示すように、枠体11に
は中央寄り箇所から両端部近傍にわたって4箇所に長孔
11aが形成され、この長孔11aに、超音波センサー
部12から両側方に突出された横軸17が嵌入されてお
り、横軸17が枠体11の長孔11aに沿って摺動する
ことにより超音波センサー部12が管軸方向Xにスライ
ド自在とされている。なお、横軸17の長孔11aに嵌
入している箇所はたとえば矩形断面とされ、超音波セン
サー12は回転することはなく、常に所定角度の姿勢を
維持している。
【0012】各超音波センサー部12はセンサ固定部材
12aに超音波aを送受信可能な一つの超音波センサー
12bが固定された構成とされている。また、ワイヤ1
4,15はその中央部で筒状体13の上部と下部に形成
された横貫通孔13b,13cを通して筒状体13の反
対側に引き出されている。そして、一方のワイヤ14は
その両端側が折り返し金具16で折り返されて各超音波
センサー部12の外側面に接続され、また、他方のワイ
ヤ15はその両端側が各超音波センサー部12の内側面
に直接接続されている。この結果、筒状体13の操作軸
部13aをc方向に回転することにより両超音波センサ
ー部12が互いに接近する方向に移動し、また、筒状体
13の操作軸部13aをd方向に回転することにより両
超音波センサー部12が互いに離間する方向に移動す
る。
【0013】上記構成において、筒状体13を回転させ
ることによって、両超音波センサー部12を管軸方向X
に沿って互いに接近または離間させて位置調整すること
ができるので、超音波センサー部12の感度調整作業を
容易に行うことができ、手間もあまり係らず、作業能率
が向上する。
【0014】また、両方の超音波センサー部12を管軸
方向Xに沿って互いに接近または離間させるため、一方
の超音波センサーだけを管軸方向に沿って位置調整する
ものに比べて、調整範囲をより広くでき、測定対象とな
る管の管径の範囲も広くできる。
【0015】なお、上記実施例においてはセンサ固定部
材12aに送受信可能な一つの超音波センサー12bを
設けた場合を述べたが、各センサ固定部材に送信用の超
音波センサーと受信用の超音波センサーとを設け、各超
音波センサー部12間で同時に上流側および下流側に向
けて超音波を出力して流速を計測するようにしてもよ
い。また、ワイヤ14,15以外の索体として、チェン
などを用いてもよい。さらには、一方のワイヤ14また
はワイヤ15だけを設けて、他方のワイヤの代わりに、
枠体の中央側または両端部側に引っ張る引張ばねなどを
設けても同様な作用効果を得ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、筒状体を
回転することで両超音波センサー部を索体で引張って互
いに接近または離間する管軸方向にスライドさせること
により、超音波センサー部を管軸方向に沿って互いに接
近または離間させて位置調整することができ、容易に超
音波センサー部を適切な位置に配置することができる。
とくに、両超音波センサー部センサー取付部を管軸方向
に沿って互いに接近または離間させるため、一方のセン
サー取付部だけを管軸方向に沿って位置調整するものに
比べて、調整範囲がより広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる管内設置型流量計治
具の一部切欠正面図である。
【図2】同管内設置型流量計治具の平面図である。
【図3】従来の管内設置型流量計治具の一部切欠正面図
である。
【符号の説明】
10 管 11 枠体 12 超音波センサー部 13 筒状体 13a 操作軸部 14,15 ワイヤ(索体) 16 折り返し金具 a 超音波 X 管軸方向 Y 管径方向に沿う軸線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管内に挿入可能とされ、管軸方向に沿っ
    て配置される枠体と、この枠体における中央寄り箇所か
    ら両端部側にわたって管軸方向にスライド自在に配置さ
    れて互いに超音波を送受信する一対の超音波センサー部
    と、前記枠体の略中央部において管径方向に沿う軸線を
    中心として回転自在に配設された筒状体と、前記筒状体
    と前記超音波センサー部とを接続し、前記筒状体の回転
    により両超音波センサー部を引張って互いに接近または
    離間する管軸方向にスライドさせる索体とを備えたこと
    を特徴とする管内設置型流量計治具。
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