JP2012017630A - 浮体の水底高さ保持装置及びこれを用いた汚濁防止装置 - Google Patents

浮体の水底高さ保持装置及びこれを用いた汚濁防止装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来、計測機器などを水底から所望の高さに保持するためには、その高さ調整が難しいという欠点があった。
【解決手段】本発明の浮体の水底高さ保持装置は、水中に位置される浮体と、この浮体に接続した重垂とよりなり、上記重垂が複数の重垂素子をそれぞれ屈折自在に連結して形成され、上記重垂の下部が水底に着底して、上記浮体の浮力と上記浮体にかかる上記重垂の水底から上の部分の水中重量とが釣りあって、上記浮体が水底から所望の高さに保持されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、随時移動をともなう浮体を水底から所望の高さの水中に保持する保持装置及び、この装置を用いた汚濁防止装置に関するものである。
従来、計測機器などを海などの水底から所望の高さの水中に保持するためには、計測機器などを浮体に取り付けて、例えば、図10に示すように、上記浮体1を、水底2に沈設したコンクリートブロックなどのシンカー(重垂)3に所望の長さのワイヤー4を介して取付けていた。または、図11に示すように、支援船5に装備したウインチ6からの吊ワイヤー7で計測機器8を水中に吊り下げていた。
また、汚濁防止装置は、海などの水域でグラブ浚渫や砂撒き作業等を行う時に発生する汚濁を周辺水域に拡散するのを抑制するために必要とされるもので、図12は、従来の汚濁防止装置を示し、9は工事区域の海面部分を矩形状に囲む、海上に浮上した環状の浮体(フロート)、10は上記浮体9から垂下した汚濁防止膜、11は上記汚濁防止膜10の下端全周に渡り設けた重垂用パイプ、12は上記浮体9上に設けた複数の昇降ウインチ、13は上記汚濁防止膜10を昇降せしめるために上記汚濁防止膜10に取付けた、上記昇降ウインチ12の昇降ワイヤーであり、上記昇降ウインチ12を操作して、上記汚濁防止膜10の下端が水底2に着底するように汚濁防止装置10の長さを調整して、施工時の汚濁が周辺地域に拡散するのを抑制している。
しかしながら、上記従来のシンカー3で浮体1を保持する方法では、浮体1を移動させるためには、重量のある上記シンカー3も一緒に移動させる必要があるため、クレーン台船が必要で、作業効率及び経済性に欠けるという欠点があった。
また、上記水面上から計測機器8を吊るして保持する方法は、支援船5が必要であり、また、図11に示すように、計測機器8を水底から所望の高さを保持するためには、潮位を常時観測して潮位変動に応じてウインチ6を巻き上げ、巻き下げを繰り返す必要があり、作業効率及び経済性に問題があった。
また、汚濁防止装置を使用して行う水域の作業においては、作業中に潮位変動が生じたり、水底が傾斜していたり不陸(凹凸)であると、汚濁防止装置を着底させるのに困難を伴っていた。
また、潮位変動時に水深計測やウインチ操作を怠ると、低潮位時には、図13の(B)に示すように、汚濁防止膜10が弛んでしまい、その弛み部分に掘削装置のクラムシェル等の作業機器14が接触して、汚濁防止膜10が破損してしまう場合があり、また、高潮位時には、図13の(A)に示すように、汚濁防止膜10と水底2との間に隙間ができ、その隙間から汚濁が外部に拡散するおそれがあり、これらの欠点を解消するためには測深装置や作業員を多く配置する必要があり、経済面及び安全面から問題があった。
また、作業水底に傾斜や不陸(凹凸)がある場合にも、測深装置や作業員を多数配置する必要があり、経済面と安全性に問題があった。
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
本発明の浮体の水底高さ保持装置は、水中に位置される浮体と、この浮体に接続した重垂とよりなり、上記重垂が複数の重垂素子をそれぞれ屈折自在に連結して形成され、上記重垂の下部が水底に着底して、上記浮体の浮力と上記浮体にかかる上記重垂の水底から上の部分の水中重量とが釣りあって、上記浮体が水底から所望の高さに保持されることを特徴とする。
また、本発明の汚濁防止装置は、工事区域の海面部分を囲む上部浮体と、上記上部浮体から垂下した上部汚濁防止膜と、上記上部汚濁防止膜の下端に取付けた、水中に位置される下部浮体と、この下部浮体に接続した重垂と、上記下部浮体から垂下した所望の長さの下部汚濁防止膜とよりなり、上記重垂が複数の重垂素子をそれぞれ屈折自在に連結して形成され、上記重垂の下部が水底に着底して、上記下部浮体の浮力と上記下部浮体にかかる上記重垂の水底から上の部分の水中重量とが釣りあって、上記下部浮体が水底から所望の高さに保持されることを特徴とする。
また、上記重垂がチェーンであることを特徴とする。
また、上記複数の重垂素子がワイヤーでそれぞれ連結されていることを特徴とする。
上記複数の重垂素子がそれぞれロッドであり、上記各ロッドが屈折自在な関節部で連結されていることを特徴とする。
上記下部浮体は、上記上部浮体が囲む区域より大きい区域を囲む形状であることを特徴とする。
本発明の浮体の水底高さ保持装置によれば、浮体の浮力と、重垂の単位長さ辺りの重量を調整するだけで、特殊な制御装置や計測装置や動力などを必要とせず、浮体を水底から所望の高さの水中に保持することができるという大きな利益がある。
また、本発明の汚濁防止装置によれば、上記浮体の浮力と、重垂の単位長さ辺りの重量を調整すれば、特殊な制御装置や計測装置や動力などを必要とせず、上記下部浮体を水底から所望の高さの水中に保持することができ、これにより、高潮位時であっても、上部浮体が潮位に応じて上昇するだけで、上記下部浮体の水底からの高さは保持されているから、下部汚濁防止膜の下端と水底との間に隙間ができるようなことはなく、また、低潮位時であっても、上記下部浮体の水底からの高さは保持されているので、下部汚濁防止膜が弛むことがなく、掘削装置のクラムシェルなどの作業機器が接触して、下部汚濁防止膜を破損させるようなことがない。
また、上記下部浮体は、上部浮体により囲まれる区域より大きい区域を囲む形状であるので、掘削装置のクラムシェルなどの作業機器が接触して、下部汚濁防止膜を破損させるようなことがない。
本発明の浮体の水底高さ保持装置の正面図である。 本発明の浮体の水底高さ保持装置の他の実施例の正面図である。 本発明の浮体の水底高さ保持装置の更に他の実施例の正面図である。 本発明の浮体の水底高さ保持装置の説明用正面図である。 本発明の浮体の水底高さ保持装置の説明正面図である。 本発明の浮体の水底高さ保持装置の更に他の実施例の説明図である。 本発明の浮体の水底高さ保持装置を用いた汚濁防止装置の斜視図である。 本発明の浮体の水底高さ保持装置を用いた汚濁防止装置の説明図である。 本発明の浮体の水底高さ保持装置を用いた汚濁防止装置の説明図である。 従来の浮体の水底高さ保持装置の正面図である。 従来の計測機器の水中保持装置の正面図である。 従来の汚濁防止装置の斜視図である。 従来の汚濁防止装置の説明図である。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明の浮体の水底高さ保持装置は、図1に示すように、水中に位置する浮体15と、この浮体15に接続した、上記浮体15の浮力よりも重量が大きい重垂16とよりなり、上記重垂16は複数の重垂素子をそれぞれ屈折自在に線状に連結して形成され、上記重垂16の下部が水底に着底して、上記浮体15の浮力と上記浮体15にかかる上記重垂16の水底より上の部分の水中重量とが釣りあって、上記浮体15が水底から所望の高さの水中に保持されるようにする。
上記重垂16には、例えば、チェーン17や、図2に示すように、複数の重垂素子18をワイヤー19で数珠状に連結せしめたものや、図3に示すように、複数の定尺ロッド20を、屈折自在な関節部21で接続したロッドリンクなどがある。
本発明の浮体の水底高さ保持装置は、上記のような構成であるから、浮体15及びチェーン17を水中に投入すると、図4の(A)に示すように、浮力Fに比べて、上記浮体15にかかるチェーン17の水底より上の部分の水中重量Wの方が大きいため、チェーン17の下端を先頭にして水中を下降していく。
そして、図4の(B)に示すように、上記チェーン17の下端が着底し、チェーン17の下部が順次着底するに応じて、上記浮体15にかかるチェーン17の水底より上の部分の水中重量Wが徐々に減少して、図4の(C)に示すように、上記浮力Fと上記浮体15にかかるチェーン17の水底より上の部分の水中重量Wとが釣り合った時に、浮体15の下降が止み、上記浮体15は水底2から所望の高さで静止する。
また、なんらかの影響で浮体15が水底2から所望の高さより上昇しても、図4の(D)に示すように、着底していたチェーン部分が持ち上がるので、浮体15の浮力よりも上記浮体15にかかるチェーン17の水底より上の部分の水中重量の方が大きくなり、上記浮体15が下降して、浮体15は水底2から所望の高さに戻る。
また、浮体15が水底2から所望の高さより下降しても、図4の(E)に示すように、水底2より上のチェーン部分が順次着底するので、浮体15の浮力よりも上記浮体15にかかるチェーン17の水底より上の部分の水中重量の方が小さくなり、上記浮体15が上昇して、浮体15は水底2からの所望の高さに戻るようになる。即ち、浮体15が水底2から所望の高さより浮き沈みしても、常に浮き沈み方向と反対方向の力が働くため、水底2から所望の高さを維持することができる。
而して、上記浮体15に例えば随時移動をともなう水中の調査に供する計測機器や照明機器などの機器を取付ければ、上記機器を水底2から所望の高さに保持することができ、移動も容易である。
本発明の浮体の水底高さ保持装置によれば、浮体の浮力と、重垂の単位長さ辺りの重量を調整するだけで、特殊な制御装置や計測装置や動力などを必要とせず、浮体を水底から所望の高さの水中に保持することができるという大きな利益がある。
また、浮体の水底高さ保持装置の構造が簡単であるため、大水深や潮流条件などが厳しくても作業性が高い。
なお、浮体15を横移動する場合には、図5に示すように、水底2に着底したチェーン部分の摩擦力以上の力を働かせれば良いので、牽引力が小さくてすみ、浮体の移動が容易になる。
また、着底したチェーン部分の長さを極力短くしておけば、水底面から受ける摩擦力が小さくなるため、小さい動力で横移動を可能にすることができ、頻繁に浮体を移動しやすくなる。
なお、上記浮体15の浮力に対して、浮体15に取付ける機器の重量を無視できない場合には、上記機器の重量を加味した上記浮体15の浮力と、重垂の単位長さ辺りの水中重量を調整し、浮体15と機器とを水底2から所望の高さに保持するようにしてもよい。
本発明の第2実施例は、図6に示すように、水底2に所望の間隔をあけて、上記第1実施例の浮体の水底高さ保持装置を複数設け、この各浮体の水底高さ保持装置の浮体15に、水中バックホウや浚渫ロボットなどの水中作業機29の電源ケーブルや信号線や土砂輸送ホースなどのライン30を接続せしめ、上記ケーブルやホースなどのライン30を水底から所望の高さの水中に保持するようにする。
本発明の第2実施例によれば、上記ライン30を水面に浮上させず、水底近傍に設置できるので、船舶の運航に支障をきたす事がない。
また、上記ライン30を着底させないので、水中作業機29の移動時に水底面との摩擦でライン30が損傷するようなことがなく、また、水底面とラインとの摩擦力によりライン30にかかる牽引力が増大してライン30が切断するということがない。
また、水底に接触するのがチェーンの下部だけなので、上記ライン30の牽引に大きな動力を必要とせず、また、牽引抵抗が小さいため上記ライン30にかかる張力も小さくなり、破断などの事故を回避できる。
なお、上記ライン30にかかる牽引力が過大になると予想される場合には、各浮体2間にワイヤなどを設けて補強してもよい。
また、上記浮体15の浮力に対して、上記浮体15に取付ける上記ライン30の重量を無視できない場合には、上記ライン30の重量を加味した上記浮体15の浮力と、重垂の単位辺りの水中重量を調整し、上記浮体15と上記ライン30とを水底2から所望の高さに保持するようにしてもよい。
図7は本発明の第3実施例の浮体の水底高さ保持装置を用いた汚濁防止装置を示し、工事区域の海面部分を矩形状に囲む、海上に浮上する環状の上部浮体22と、上記上部浮体22の全周から垂下した上部汚濁防止膜23と、上記上部汚濁防止膜23の下端全周に渡って取付けた、上記上部浮体22が囲む区域よりも大きい区域を矩形状に囲む環状の水中に位置する下部浮体24と、この下部浮体24に所望の間隔を離間して接続した、上記下部浮体24の浮力よりも重量が大きい重垂25と、上記下部浮体24の全周から垂下した上下方向において所望の長さの下部汚濁防止膜26と、上記下部汚濁防止膜26の下端に設けた重垂用パイプ27とよりなり、上記重垂25は複数の重垂素子をそれぞれ屈折自在に線状に連結して形成され、上記重垂の下部が水底2に着底して、上記下部浮体24の浮力と上記下部浮体24にかかる上記重垂25の水底より上の部分の水中重量とが釣りあった時に、上記下部浮体24が水底2から所望の高さに保持されるようにする。
なお、28は上記上部汚濁防止膜23の補強用の、上部浮体22と下部浮体24間に連結せしめたチェーン又はワイヤ等の連結材である。
また、上記重垂25には、上記実施例1と同様に、例えば、チェーン17や、図2に示すように、複数の重垂素子18をワイヤー19で数珠状に連結せしめたものや、図3に示すように、複数の定尺ロッド20を、屈折自在な関節部21で接続したロッドリンクなどがある。
また、上記上部浮体22と下部浮体25間は、汚濁の漏れがないように、上部汚濁防止膜23で連続して接続されている。
また、上記上部汚濁防止膜23の上下方向における長さは、図8の(A)に示すように、最高潮位の時でも、上記下部浮体24に上向きの力を加えない程度の長さに設定され、通常の潮位においては、上記上部汚濁防止膜23は上下方向において弛んだ状態で上記下部浮体24に接続されている。
また、上記下部汚濁防止膜26の長さは、上記下部浮体24が水底2から所望の高さに保持されたときに、上記下部汚濁防止膜26の下端が着底する長さで、かつ、上記下部浮体24に下向きの力を与えない長さに設定される。
本発明の第3実施例の浮体の水底高さ保持装置を用いた汚濁防止装置によれば、上記下部浮体24の浮力と、上記重垂26の単位長さ辺りの重量を調整すれば、特殊な制御装置や計測装置や動力などを必要とせず、上記下部浮体24を水底2から所望の高さの水中に保持することができ、これにより、高潮位時であっても、図8の(A)に示すように、上部浮体22が潮位に応じて上昇するだけで、上記下部浮体24の水底2からの高さは保持されているから、下部汚濁防止膜26の下端と水底2との間に隙間ができるようなことはない。
また、図8の(B)に示すように、低潮位時であっても、上記下部浮体24の水底2からの高さは保持されているので、下部汚濁防止膜26が弛むことがなく、掘削装置のクラムシェルなどの作業機器14が下部汚濁防止膜26に接触して、破損させるようなことがない。
従って、潮位変動があっても、測深装置や作業員の配置は必要ない。
また、上記下部浮体24は、上部浮体22の囲む区域より大きい区域を囲む形状であるので、掘削装置のクラムシェルなどの作業機器14が接触して、下部汚濁防止膜を破損させるようなことがない。
また、水底2が傾斜地盤であっても、図9に示すように、傾斜地盤に追随して浮体の水底高さ保持装置を設置できるので、下部汚濁防止膜26を地盤斜面に密着して設置できる。
なお、上部浮体22及び下部浮体24をそれぞれ環状とせずに、工事区域の一部のみを囲むような形状としても良い。
1 浮体
2 水底
3 シンカー
4 ワイヤー
5 支援船
6 ウインチ
7 吊ワイヤー
8 計測機器
9 浮体
10 汚濁防止膜
11 重垂用パイプ
12 昇降ウインチ
13 昇降ワイヤー
14 作業機器
15 浮体
16 重垂
17 チェーン
18 重垂素子
19 ワイヤー
20 ロッド
21 関節部
22 上部浮体
23 上部汚濁防止膜
24 下部浮体
25 重垂
26 下部汚濁防止膜
27 重垂用パイプ
28 連結材
29 水中作業機
30 ライン

Claims (9)

  1. 水中に位置される浮体と、この浮体に接続した重垂とよりなり、上記重垂が複数の重垂素子をそれぞれ屈折自在に連結して形成され、上記重垂の下部が水底に着底して、上記浮体の浮力と上記浮体にかかる上記重垂の水底から上の部分の水中重量とが釣りあって、上記浮体が水底から所望の高さに保持されることを特徴とする浮体の水底高さ保持装置。
  2. 上記重垂がチェーンであることを特徴とする請求項1記載の浮体の水底高さ保持装置。
  3. 上記複数の重垂素子がワイヤーでそれぞれ連結されていることを特徴とする請求項1記載の浮体の水底高さ保持装置。
  4. 上記複数の重垂素子がそれぞれロッドであり、上記各ロッドが屈折自在な関節部で連結されていることを特徴とする請求項1記載の浮体の水底高さ保持装置。
  5. 工事区域の海面部分を囲む上部浮体と、上記上部浮体から垂下した上部汚濁防止膜と、上記上部汚濁防止膜の下端に取付けた、水中に位置される下部浮体と、この下部浮体に接続した重垂と、上記下部浮体から垂下した所望の長さの下部汚濁防止膜とよりなり、上記重垂が複数の重垂素子をそれぞれ屈折自在に連結して形成され、上記重垂の下部が水底に着底して、上記下部浮体の浮力と上記下部浮体にかかる上記重垂の水底から上の部分の水中重量とが釣りあって、上記下部浮体が水底から所望の高さに保持されることを特徴とする汚濁防止装置。
  6. 上記重垂がチェーンであることを特徴とする請求項5記載の汚濁防止装置。
  7. 上記複数の重垂素子がワイヤーでそれぞれ連結されていることを特徴とする請求項5記載の汚濁防止装置
  8. 上記複数の重垂素子がそれぞれロッドであり、上記各ロッドが屈折自在な関節部で連結されていることを特徴とする請求項5記載の汚濁防止装置。
  9. 上記下部浮体は、上記上部浮体が囲む区域より大きい区域を囲む形状であることを特徴とする請求項5、6、7または8記載の汚濁防止装置。
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