JP2003071566A - 溶接トーチノズルのクリーニング装置 - Google Patents

溶接トーチノズルのクリーニング装置

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JP2003071566A
JP2003071566A JP2001262900A JP2001262900A JP2003071566A JP 2003071566 A JP2003071566 A JP 2003071566A JP 2001262900 A JP2001262900 A JP 2001262900A JP 2001262900 A JP2001262900 A JP 2001262900A JP 2003071566 A JP2003071566 A JP 2003071566A
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JP
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rotary head
torch nozzle
welding torch
cleaning device
rotary
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JP2001262900A
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English (en)
Inventor
Hideki Aono
日出機 青野
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Matsumoto Kikai Co Ltd
Original Assignee
Matsumoto Kikai Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories
    • B23K9/328Cleaning of weld torches, i.e. removing weld-spatter; Preventing weld-spatter, e.g. applying anti-adhesives

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接トーチノズルのガス通路周壁や先端面に
付着したスパッタを、簡単かつ確実に除去することがで
きる溶接トーチノズルのクリーニング装置を提供する。 【解決手段】 クリーニング装置を回転駆動機構(2)で
駆動される回転ヘッド(3)と、この回転ヘッド(3)を囲
繞する筒体(4)と、この筒体(4)の内部に充填した小径
の鋼球(5)とで構成する。回転ヘッド(3)を筒体(4)の
内部で回転可能に位置させるとともに、回転ヘッド(3)
の先端部分を複数の高弾性鋼線(9)で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アーク溶接用ノズ
ルに付着したスパッタを除去するための溶接トーチノズ
ルのクリーニング装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ガスシールドアーク溶接においては、溶
接中に生じるスパッタが飛散してトーチノズルの内面や
先端面に付着する。そのスパッタを放置しておくと、シ
ールドガスの流れを乱し、溶接欠陥を発生させる要因と
なる。
【0003】そこで従来から、ブラシ、刃物、エアブロ
ワ、ショットブラスト、液中超音波等を利用して、溶接
トーチノズルから前記のスパッタを除去するクリーニン
グ装置が各種提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
クリーニング装置では、トーチノズルの先端部分あるい
は先寄り部分は比較的きれいにクリーニングできるが、
トーチノズルの内部に形成されるガス通路の周壁部分に
付着したスパッタを確実に除去することは難しいという
問題があった。この問題は、トーチノズルが先窄まりに
形成されている場合に顕著に生じる。
【0005】本発明はこのような点に着目し、溶接トー
チノズルのガス通路周壁や先端面に付着したスパッタを
容易に除去することができる溶接トーチノズルのクリー
ニング装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、回転駆動機構で駆動される回転ヘッドと、この回
転ヘッドを囲繞する筒体と、この筒体の内部に充填した
小径の鋼球とからなり、前記回転ヘッドを筒体の内部で
回転可能に位置させ、回転ヘッドの先端部分を複数の高
弾性鋼線で構成したことを特徴としている。
【0007】
【発明の作用】本発明では、回転ヘッドを囲繞している
筒体の内部に鋼球を充填するとともに回転ヘッドの先端
部分をピアノ線等の高弾性鋼線で構成していることか
ら、溶接トーチノズルを筒体に突入させることで、高弾
性鋼線で構成されている回転ヘッド先端部分がトーチノ
ズルでのガス通路部分に進入し、かつこの回転ヘッド先
端部分の進入時に高弾性鋼線とともに鋼球もガス通路部
分に進入することになる。したがって、回転ヘッドの回
転により高弾性鋼線が遠心力で広がって、先窄まりテー
パー状に形成されているガス通路内周面に接触したり、
高弾性鋼線の回転に伴い連れ動かされる鋼球がガス通路
内周面に衝突したりして、ガス通路内面に付着している
スパッタを除去することになる。
【0008】
【発明の実施の形態】図は本発明を適用した溶接トーチ
ノズルのクリーニング装置を示し、図1は一部破断した
概念斜視図、図2は縦断側面図である。このクリーニン
グ装置は、基台(1)の内部に配置した電動モータ等の回
転駆動機構(2)により駆動される回転ヘッド(3)と、こ
の回転ヘッド(3)の外周部分を囲繞する筒体(4)と、こ
の筒体(4)の内部に充填した小径の鋼球(5)とで構成し
てある。そして、筒体(4)の上端縁部に対応させて近接
スイッチ(6)が配置してあり、溶接ロボット等の自動溶
接装置での溶接トーチノズル(7)のクリーニング装置に
対する接離移動をこの近接スイッチ(6)が検出すること
に基づき、制御装置(8)を介して回転駆動機構(2)を作
動制御させるようにしてある。
【0009】回転ヘッド(3)は、その先端部分を複数の
線状突出体(9)で構成してある。この線状突出体(9)は
ピアノ線等の耐座屈性に優れた高弾性鋼線で形成してあ
る。また、鋼球(5)の直径は溶接トーチノズル(7)での
ガス通路幅よりも小寸法に形成してある。
【0010】このように構成した溶接トーチノズルのク
リーニング装置では、溶接作業でのアイドルタイム等の
タイミングで溶接トーチノズル(7)をクリーニング装置
側に移動させる。そして、溶接トーチノズル(7)が所定
位置に達したことを近接スイッチ(6)で検出すると、そ
のトーチノズル検出信号を出力し、その出力が制御装置
(8)に入力され、回転駆動機構(2)が回転を開始し、回
転ヘッド(3)で鋼球(5)を攪拌させる。この状態で溶接
トーチノズル(7)を下降移動させると、回転ヘッド(3)
の線状突出体(9)が溶接トーチノズル(7)のガス通路内
に突入する。このとき、回転ヘッド(3)の先端部分は複
数の線状突出体(9)で構成してあることから、隣合って
位置している線状突出体(9)間の隙間に鋼球(5)が嵌っ
た状態で溶接トーチノズル(7)のガス通路内に突入する
ことになる。
【0011】ガス通路内に突入した線状突出体(9)及び
鋼球(5)には回転に伴う遠心力が作用することから、ガ
ス通路を構成している周面に当接し、鋼球(5)や線状突
出体(9)とガス通路周面との摩擦により、ガス通路周面
に付着しているスパッタを除去することになる。
【0012】予め設定されている作業時間が経過する
と、溶接トーチノズル(7)が上昇移動し、回転ヘッド
(3)から溶接トーチノズル(7)が抜け出す。この時点で
も回転ヘッド(3)は回転を継続している。そして、溶接
トーチノズル(7)が所定の高さに達し、溶接作業での待
機位置に移動を開始することにより、近接スイッチ(6)
がトーチノズル検出信号の出力を停止することにより、
回転駆動機構(2)が回転を停止する。
【0013】上述の実施形態では溶接トーチのクリーニ
ング装置を単体で説明したがワイヤカッタ装置やスパッ
タ防止液容器を基台(1)に配置し、一連の動きでワイヤ
のカット、スパッタの除去、スパッタ防止液の塗布を行
うようにしても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明では、回転ヘッドの先端部分を複
数の高弾性鋼線で構成するとともに、回転ヘッドを囲繞
する筒体の内部に小径の鋼球を充填していることから、
溶接トーチノズルの昇降時に回転ヘッドの先端部分が溶
接トーチノズルのガス通路部分に座屈することなくスム
ーズに出退できる。また、ガス通路に突入した状態での
回転に伴い、高弾性鋼線に作用する遠心力で高弾性鋼線
がトーチノズルを構成している外ケース(ガスガイドパ
イプ)の内周面に当接し、付着しているスパッタに衝撃
力を作用させるとともに、内周面との摩擦でスパッタを
除去することになる。
【0015】また、回転ヘッドの先端部を構成している
複数の高弾性鋼線間に嵌り込んだ状態で鋼球もガス通路
内に入り込み、回転ヘッドの回転に伴い鋼球にも遠心力
が作用することになるから、この鋼球とガス通路の周壁
とが接触し、その摩擦力でスパッタを除去することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した溶接トーチノズルのクリーニ
ング装置を示す一部を破断した概念斜視図である。
【図2】本発明を適用した溶接トーチノズルのクリーニ
ング装置を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
2…回転駆動機構、3…回転ヘッド、4…筒体、5…鋼
球、6…近接スイッチ、9…高弾性鋼線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動機構(2)で駆動される回転ヘッ
    ド(3)と、この回転ヘッド(3)を囲繞する筒体(4)と、
    この筒体(4)の内部に充填した小径の鋼球(5)とからな
    り、前記回転ヘッド(3)を筒体(4)の内部で回転可能に
    位置させ、回転ヘッド(3)の先端部分を複数の高弾性鋼
    線(9)で構成してある溶接トーチノズルのクリーニング
    装置。
  2. 【請求項2】 筒体(4)の上端縁部に近接して配置した
    近接スイッチ(6)での溶接トーチノズル検出作動に基づ
    き、回転ヘッド(3)を駆動する回転駆動機構(2)を作動
    制御させるように構成した請求項1に記載した溶接トー
    チノズルのクリーニング装置。
JP2001262900A 2001-08-31 2001-08-31 溶接トーチノズルのクリーニング装置 Pending JP2003071566A (ja)

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