JP2003071457A - ホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法 - Google Patents

ホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法

Info

Publication number
JP2003071457A
JP2003071457A JP2001267718A JP2001267718A JP2003071457A JP 2003071457 A JP2003071457 A JP 2003071457A JP 2001267718 A JP2001267718 A JP 2001267718A JP 2001267718 A JP2001267718 A JP 2001267718A JP 2003071457 A JP2003071457 A JP 2003071457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
mineral
mixed
chamber
mineral acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001267718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4918197B2 (ja
Inventor
Akira Cho
亮 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Industries Inc
Original Assignee
Maezawa Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maezawa Industries Inc filed Critical Maezawa Industries Inc
Priority to JP2001267718A priority Critical patent/JP4918197B2/ja
Publication of JP2003071457A publication Critical patent/JP2003071457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4918197B2 publication Critical patent/JP4918197B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
  • Water Treatment By Sorption (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン交換樹脂やキレート材の再生処理で発
生する廃混酸のようなホウ酸と鉱酸との混合液中からホ
ウ酸を効率よく分離して鉱酸を回収することができる方
法を提供する。 【解決手段】 硫酸、塩酸等の鉱酸成分とホウ酸とを含
む混酸中のホウ酸を分離して鉱酸を回収する方法であっ
て、前記混酸をpH5以下とした状態で電気透析を行
い、鉱酸成分の陰イオンを陽極側に移行させる。本発明
方法は、透析槽10の内部を陰イオン交換膜11により
仕切り、一方に陽極12を設置した陽極室13を、他方
に陰極14を設置した陰極室15をそれぞれ設けるとと
もに、陰極室15に混酸流入経路16及びホウ酸精製液
流出経路17を、陽極室13にキャリア液流入経路18
及び鉱酸濃縮液流出経路19を、それぞれ設けたホウ酸
分離装置によって実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホウ酸(ホウ酸塩
を含む)と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法に関
し、特に、産業廃水、飲料水、食品加工用水等の水や、
食用油、食品加工油等の油類のような各種液体中に含ま
れるホウ素成分を吸着除去するために使用したキレート
材を再生処理する際に発生する廃混酸や、生産過程で発
生するホウ酸を含む混酸から鉱酸を回収する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ホウ素やホウ素化合物は自然界に広く分
布しており、人体にとって必須の元素であるが、反面、
摂取量が多くなり過ぎると逆に悪影響を及ぼすことも確
認されている。そして、河川や地下水中に含まれるホウ
素成分による人為的汚染と思われる事例が報告されるに
および、水を再利用する際の悪影響が懸念されている。
現在、ホウ素は有害物質として水質汚濁防止法で規制さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ホウ素を含んだ
廃水は、アルカリ側で凝集沈澱を行って除去している
が、鉱酸等が混合されている場合は、中和するためアル
カリ剤が膨大になり、処理コストが高い等の問題があ
る。また、低濃度のホウ素溶液に対しては、イオン交換
樹脂やキレート材を用いてホウ素成分を吸着し、廃水中
から除去することが行われているが、ホウ素成分を吸着
したイオン交換樹脂やキレート材をそのまま処分するこ
とは経済的な面を含めて問題が多いため、塩酸や硫酸等
の鉱酸水溶液に接触させ、イオン交換樹脂やキレート材
に吸着したホウ素成分を鉱酸水溶液中に溶解させること
によってイオン交換樹脂やキレート材を再生し、再生後
にホウ素成分の吸着除去に再利用することが行われてい
る。しかし、再生処理に使用して排出される鉱酸水溶液
(廃混酸)を処理することも同様にコストが高いという
問題がある。
【0004】これらの廃混酸中のホウ酸と鉱酸とを効率
よく分離できれば、廃混酸中の鉱酸をイオン交換樹脂や
キレート材の再生用や、生産工程に戻して再利用できる
とともに、ホウ酸を精製することにより、これをホウ
酸、ホウ素含有物の原料として利用することが容易にな
る。
【0005】そこで本発明は、ホウ酸と鉱酸とが混合し
た混酸中のホウ酸を効率よく分離して鉱酸を回収するこ
とができる方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する
方法は、第1の構成として、硫酸、塩酸等の鉱酸成分と
ホウ酸とを含む混酸中の鉱酸を回収する方法であって、
少なくとも陰イオン交換膜を有する電気透析装置を用
い、前記混酸をpH5以下とした状態で電気透析装置の
陰極側に導入し、鉱酸成分の陰イオンを陽極側に移行さ
せて鉱酸を回収することを特徴としている。
【0007】また、本発明方法の第2に構成は、硫酸、
塩酸等の鉱酸成分とホウ酸とを含む混酸中の鉱酸を回収
する方法であって、陰イオン交換膜及び陽イオン交換膜
により、陰極を有する陰イオン交換膜側の陰極室、陽極
を有する陽イオン交換膜側の陽極室及び陰イオン交換膜
と陽イオン交換膜とに挟まれた濃縮室の3室を区画形成
した電気透析装置を用い、前記混酸をpH5以下とした
状態で前記陰極室及び陽極室のいずれか一方の室内に導
入した後、続けて他方の室内に導入し、鉱酸成分の陰イ
オン及び混酸中に存在する陽イオン不純物を前記濃縮室
に移行させて鉱酸を回収することを特徴としている。
【0008】さらに、本発明方法は、前記第1、第2の
構成において、前記混酸が、ホウ素成分を吸着したキレ
ート材を、硫酸、塩酸等の鉱酸で再生したときに発生す
る廃混酸であることを特徴とし、加えて、前記廃混酸か
ら回収した鉱酸を、前記キレート材の再生に再利用する
ことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明方法によって鉱酸を
回収するための装置構成の第1形態例を示す概略図であ
る。この鉱酸回収装置は、透析槽10の内部を陰イオン
交換膜11により仕切って一方に陽極12を設置した陽
極室13を、他方に陰極14を設置した陰極室15をそ
れぞれ設けるとともに、陰極室15に混酸流入経路16
及びホウ酸精製液流出経路17を、陽極室13にキャリ
ア液流入経路18及び鉱酸濃縮液流出経路19を、それ
ぞれ設けたものである。
【0010】ホウ酸を含む混酸の水溶液は、混酸流入経
路16から陰極側の陰極室15内に流入し、陽極12及
び陰極14による電場の作用により、鉱酸成分の陰イオ
ン、例えば塩素イオン(Cl)や硫酸イオン(SO
2−)は、陰イオン交換膜11を透過して陽極室13に
移動する。陽極室13に移動した鉱酸成分の陰イオン
は、キャリア液流入経路18から導入されるキャリア液
に伴われて鉱酸濃縮液流出経路19から取り出される。
このとき、キャリア液の流量を、混酸の流量より小さく
すれば、混酸よりも濃度の高い鉱酸溶液を得ることがで
きる。具体的には、キャリア液の流量を、混酸の流量の
80%以下、特に50%以下にすることが好ましい。ホ
ウ酸分離後の鉱酸成分は、キレート材再生用や、生産工
程用等の鉱酸水溶液として再利用することができる。
【0011】一方、陰極室15内のpHをホウ酸がホウ
酸イオンに解離しないpH5以下に保つようにしておく
ことにより、ホウ酸(ホウ酸イオン)が陽極室13に移
動することが無くなるので、ホウ酸は、陰極室15内に
留まって精製され、ホウ酸精製液流出経路17から取り
出すことができる。精製したホウ酸水溶液は、鉱酸等の
不純物が少ないため、ホウ素原料としての利用が容易で
ある。
【0012】なお、キャリア液流入経路18から陽極室
13内に流入するキャリア液は、電気透析開始時におい
て所定の電気伝導度を得られる液ならばよく、通常運転
時には水であってもよく、混酸や鉱酸の水溶液を使用す
ることも可能である。
【0013】図2は本発明方法を実施するための装置構
成の第2形態例を示すホウ酸分離装置の概略図である。
このホウ酸分離装置は、透析槽20の内部をカチオン交
換膜21とアニオン交換膜22とにより、カチオン交換
膜21側で陽極23を有する陽極室24と、アニオン交
換膜22側で陰極25を有する陰極室26と、カチオン
交換膜21とアニオン交換膜22とに挟まれた濃縮室2
7との三室に区画するとともに、前記陽極室24に混酸
流入経路28を、前記陰極室26にホウ酸精製液流出経
路29を、陽極室24と陰極室26との間に連絡経路3
0を、そして、前記濃縮室27に濃縮液流出経路31及
びキャリア液流入経路32を、それぞれ設けたものであ
る。なお、本例では、キャリア液流入経路32は、混酸
流入経路28から分岐させているが、別の経路から任意
の液体を流入させることができる。
【0014】このような構成のホウ酸分離装置におい
て、混酸流入経路28から陽極室24に流入したpH5
以下の混酸水溶液中の陽イオン、例えばナトリウムイオ
ン、カルシウムイオン、マグネシウムイオンをはじめと
する各種金属イオン33は、陰極25側に引き寄せられ
ることにより、カチオン交換膜21を通過して濃縮室2
7に移動する。
【0015】陽極室24で陽イオン低減処理が行われた
陽極室処理水は、前記連絡経路30を通って陰極室26
に流入する。この陰極室26では、陽極室処理水中に存
在する塩素イオンや硫酸イオン、炭酸イオン等の陰イオ
ン34が陽極23側に引き寄せられることにより、アニ
オン交換膜22を通過して濃縮室27に移動する。
【0016】したがって、イオンに解離していないホウ
酸は、陽極室24及び陰極室26のいずれでも濃縮室2
7に移動することはなく、両室24,26で非透過液側
に残留する。すなわち、陰極室26からホウ酸精製液流
出経路29に流出する液体は、陽極室24で陽イオン3
3が除去され、陰極室26で陰イオン34が除去される
ことにより、イオンに解離していないホウ酸が精製され
た液となる。また、濃縮室27に移動した陽イオン33
及び陰イオン34は、キャリア液流入経路32から濃縮
室27に流入する混酸によって濃縮液流出経路31に押
し出される。
【0017】なお、陽極室24にはカチオン交換樹脂
を、陰極室26にはアニオン交換樹脂をそれぞれ充填し
ておくこともできる。このようなイオン交換樹脂を使用
すると、陰極室26では、廃混酸中の陰イオンがまずア
ニオン交換樹脂に捕捉される。次に、陰極25で発生す
るOHイオンによってアニオン交換樹脂に捕捉された
陰イオンが置換され、濃縮室27に移動する。陽極室2
4でも同様に、廃混酸中の陽イオンがまずカチオン交換
樹脂に捕捉され、陽極25で発生するHイオンによっ
てカチオン交換樹脂に捕捉された陽イオンが置換され、
濃縮室27に移動する。これにより、得られるホウ酸精
製液中の不純物量が著しく減少し、また電気透析の処理
速度を上げることができる。
【0018】図3は、本発明方法を、廃水中のホウ酸イ
オンをキレート材によって除去するための水処理設備に
適用した例を示す概略系統図である。この水処理設備
は、廃水流入経路51から流入する廃水と、キレート材
流入経路52から流入するキレート材とを反応槽53で
混合してキレート材にホウ酸イオンを吸着させた後、分
離槽54の固液分離手段55でキレート材を分離するこ
とによって処理水流出経路56からホウ酸イオンを除去
した廃水を得るようにしたものである。なお、キレート
材を複数用いることにより、他の金属イオン等を同時に
廃水中から除去することが可能である。
【0019】ホウ酸イオンを吸着したキレート材は、分
離槽54から再生経路57を経て再生槽58に流入し、
再生液流入経路59から流入するキレート材再生用の鉱
酸水溶液と接触することにより、吸着していたホウ酸イ
オンを鉱酸中に放出して再生される。再生後のキレート
材は、アルカリ等の洗浄液で中和処理が行われ、固液分
離手段60で洗浄液を分離した後、前記キレート材流入
経路52を通って前記反応槽53に再流入する。
【0020】再生槽58でキレート材から放出されたホ
ウ酸イオンは、鉱酸水溶液中に溶解した状態となり、こ
の鉱酸水溶液をpH5以下に調整することにより、ホウ
酸分子として液中に存在する状態となる。このようにホ
ウ酸を含んだ状態の鉱酸水溶液(廃混酸)は、廃混酸再
生経路61を通り、前記図1に示したようなホウ酸分離
装置における透析槽10の陰極室15内に流入する。
【0021】そして、前述のような陽極12及び陰極1
4による電場の作用によって廃混酸中の鉱酸イオンが陽
極室13に移動し、陰極室15にホウ酸が分離精製され
てホウ酸精製液流出経路17から取り出される。また、
廃混酸の一部は、キャリア液流入経路18に分岐して陽
極室13に流入し、陰イオン交換膜11を通過して陽極
室13に移動した鉱酸イオンを伴って前記再生液流入経
路59から再生槽58に再流入する。
【0022】このように、キレート材再生後の廃混酸か
らホウ酸を分離することにより、鉱酸成分をキレート材
の再生用として再利用することができる。また、ホウ酸
分離装置として、前記図2に示した装置を使用すること
により、キレート材に吸着されて再生時に鉱酸(混酸)
中に溶解した金属イオンをホウ酸精製液中から除去する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明方法によれ
ば、キレート材を再生するために使用した後の鉱酸水溶
液や、生産過程で発生するホウ酸を含む混酸中に溶解し
ているホウ酸を容易に分離除去することができるので、
ホウ酸分離後の鉱酸水溶液をキレート材再生用や、生産
工程に繰り返し利用することができる。また、ホウ酸精
製液中にホウ酸を純粋なかたちで取り出すことができる
ので、ホウ酸の再利用も容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法を実施するための装置構成の第1
形態例を示す概略図である。
【図2】 本発明方法を実施するための装置構成の第2
形態例を示す概略図である。
【図3】 本発明方法を、廃水中のホウ酸イオンをキレ
ート材によって除去するための水処理設備に適用した例
を示す概略系統図である。
【符号の説明】
10…透析槽、11…陰イオン交換膜、12…陽極、1
3…陽極室、14…陰極、15…陰極室、16…混酸流
入経路、17…ホウ酸精製液流出経路、18…キャリア
液流入経路、19…鉱酸濃縮液流出経路、20…透析
槽、21…カチオン交換膜、22…アニオン交換膜、2
3…陽極、24…陽極室、25…陰極、26…陰極室、
27…濃縮室、28…混酸流入経路、29…ホウ酸精製
液流出経路、30…連絡経路、31…濃縮液流出経路、
32…キャリア液流入経路、33…金属イオン(陽イオ
ン)、34…陰イオン、51…廃水流入経路、52…キ
レート材流入経路、53…反応槽、54…分離槽、55
…固液分離手段、56…処理水流出経路、57…再生経
路、58…再生槽、59…再生液流入経路、60…固液
分離手段、61…廃混酸再生経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/28 C02F 1/46 103 Fターム(参考) 4D006 GA17 KE15Q PA04 PB08 PB25 4D024 AA04 AB14 BA18 DA07 DA08 DB20 4D061 DA08 DB18 EA09 EB13 EB18 EB19 EB37 FA09 GA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫酸、塩酸等の鉱酸成分とホウ酸とを含
    む混酸中の鉱酸を回収する方法であって、少なくとも陰
    イオン交換膜を有する電気透析装置を用い、前記混酸を
    pH5以下とした状態で電気透析装置の陰極側に導入
    し、鉱酸成分の陰イオンを陽極側に移行させて鉱酸を回
    収することを特徴とする混酸からホウ酸を分離する方
    法。
  2. 【請求項2】 硫酸、塩酸等の鉱酸成分とホウ酸とを含
    む混酸中の鉱酸を回収する方法であって、陰イオン交換
    膜及び陽イオン交換膜により、陰極を有する陰イオン交
    換膜側の陰極室、陽極を有する陽イオン交換膜側の陽極
    室及び陰イオン交換膜と陽イオン交換膜とに挟まれた濃
    縮室の3室を区画形成した電気透析装置を用い、前記混
    酸をpH5以下とした状態で前記陰極室及び陽極室のい
    ずれか一方の室内に導入した後、続けて他方の室内に導
    入し、鉱酸成分の陰イオン及び混酸中に存在する陽イオ
    ン不純物を前記濃縮室に移行させて鉱酸を回収すること
    を特徴とする混酸からホウ酸を分離する方法。
  3. 【請求項3】 前記混酸は、ホウ素成分を吸着したキレ
    ート材を、硫酸、塩酸等の鉱酸で再生したときに発生す
    る廃混酸であることを特徴とする請求項1又は2記載の
    ホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法。
  4. 【請求項4】 前記廃混酸から回収した鉱酸を、前記キ
    レート材の再生に再利用することを特徴とする請求項3
    記載のホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法。
JP2001267718A 2001-09-04 2001-09-04 ホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法 Expired - Fee Related JP4918197B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001267718A JP4918197B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 ホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001267718A JP4918197B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 ホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003071457A true JP2003071457A (ja) 2003-03-11
JP4918197B2 JP4918197B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=19093816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001267718A Expired - Fee Related JP4918197B2 (ja) 2001-09-04 2001-09-04 ホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4918197B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004000919A (ja) * 2002-04-05 2004-01-08 Kurita Water Ind Ltd 脱塩水製造装置
JP2009022921A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Godo Shigen Sangyo Kk 偏光フィルム製造薬液の循環使用方法及びシステム
CN106986428A (zh) * 2017-05-31 2017-07-28 宜兴市坤佳环境科技有限公司 污水脱酸/碱装置

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51131479A (en) * 1975-05-13 1976-11-15 Nippon Kokan Kk <Nkk> A process of condensing an acidic solution containing heavy metal ions
JPS533965A (en) * 1976-06-30 1978-01-14 Kubota Ltd Recovery of acid and alkali from solution obtained in regeneration of ion exchange resin
JPS5544588A (en) * 1978-09-26 1980-03-28 Sumitomo Metal Ind Ltd Recovering method for mixture of hydrofluoric acid and nitric acid
JPS5781881A (en) * 1980-11-11 1982-05-22 Kurita Water Ind Ltd Treatment of water containing boron
JPS63252506A (ja) * 1987-04-08 1988-10-19 Showa Denko Kk 鉱酸の回収法
JPS63291608A (ja) * 1987-05-22 1988-11-29 Tokuyama Soda Co Ltd 酸廃液の再生方法
JPH01123606A (ja) * 1987-11-05 1989-05-16 Tosoh Corp フッ酸の回収方法
JPH081168A (ja) * 1994-06-17 1996-01-09 Hitachi Ltd 一価イオンの中性塩を含む排水の処理方法
JPH08144100A (ja) * 1994-11-16 1996-06-04 Asahi Glass Co Ltd アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法
JPH09176874A (ja) * 1995-12-21 1997-07-08 Shinko Pantec Co Ltd 硝フッ酸廃液等の酸混合液の再生回収処理方法
JPH11566A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Kubota Corp イオン交換樹脂再生廃液の処理方法および処理装置
JP2001104807A (ja) * 1999-10-07 2001-04-17 Nippon Rensui Co Ltd ホウ素の回収方法
JP2001247305A (ja) * 2000-03-02 2001-09-11 Nippon Rensui Co Ltd ホウ素の回収方法
JP2002066572A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 Japan Organo Co Ltd 排水処理システム
JP2002282711A (ja) * 2001-03-26 2002-10-02 Maezawa Ind Inc 粉末状キレート捕捉材を用いたイオン捕捉処理装置及び方法

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51131479A (en) * 1975-05-13 1976-11-15 Nippon Kokan Kk <Nkk> A process of condensing an acidic solution containing heavy metal ions
JPS533965A (en) * 1976-06-30 1978-01-14 Kubota Ltd Recovery of acid and alkali from solution obtained in regeneration of ion exchange resin
JPS5544588A (en) * 1978-09-26 1980-03-28 Sumitomo Metal Ind Ltd Recovering method for mixture of hydrofluoric acid and nitric acid
JPS5781881A (en) * 1980-11-11 1982-05-22 Kurita Water Ind Ltd Treatment of water containing boron
JPS63252506A (ja) * 1987-04-08 1988-10-19 Showa Denko Kk 鉱酸の回収法
JPS63291608A (ja) * 1987-05-22 1988-11-29 Tokuyama Soda Co Ltd 酸廃液の再生方法
JPH01123606A (ja) * 1987-11-05 1989-05-16 Tosoh Corp フッ酸の回収方法
JPH081168A (ja) * 1994-06-17 1996-01-09 Hitachi Ltd 一価イオンの中性塩を含む排水の処理方法
JPH08144100A (ja) * 1994-11-16 1996-06-04 Asahi Glass Co Ltd アルミニウムの酸エッチング廃液からの酸の分離濃縮回収方法
JPH09176874A (ja) * 1995-12-21 1997-07-08 Shinko Pantec Co Ltd 硝フッ酸廃液等の酸混合液の再生回収処理方法
JPH11566A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Kubota Corp イオン交換樹脂再生廃液の処理方法および処理装置
JP2001104807A (ja) * 1999-10-07 2001-04-17 Nippon Rensui Co Ltd ホウ素の回収方法
JP2001247305A (ja) * 2000-03-02 2001-09-11 Nippon Rensui Co Ltd ホウ素の回収方法
JP2002066572A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 Japan Organo Co Ltd 排水処理システム
JP2002282711A (ja) * 2001-03-26 2002-10-02 Maezawa Ind Inc 粉末状キレート捕捉材を用いたイオン捕捉処理装置及び方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004000919A (ja) * 2002-04-05 2004-01-08 Kurita Water Ind Ltd 脱塩水製造装置
JP4599803B2 (ja) * 2002-04-05 2010-12-15 栗田工業株式会社 脱塩水製造装置
JP2009022921A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Godo Shigen Sangyo Kk 偏光フィルム製造薬液の循環使用方法及びシステム
CN106986428A (zh) * 2017-05-31 2017-07-28 宜兴市坤佳环境科技有限公司 污水脱酸/碱装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4918197B2 (ja) 2012-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3909793B2 (ja) 高濃度の塩類を含有する有機性廃水の処理方法及びその装置
JP5189255B2 (ja) 偏光フィルム製造廃液からのヨウ素回収方法
KR100361799B1 (ko) 포토레지스트현상폐액의재생처리방법및장치
MXPA01003822A (es) Metodo y aparato para prevenir la formacion de incrustaciones en unidades de elelctrodesionizacion.
CN104507873B (zh) 脱盐处理装置以及脱盐处理装置的运行方法
WO2002026344A1 (en) Purification of produced water from coal seam natural gas wells using ion exchange and reverse osmosis
JP4385407B2 (ja) テトラアルキルアンモニウムイオン含有液の処理方法
JP4599803B2 (ja) 脱塩水製造装置
JPH1085743A (ja) 硼素含有水の処理装置及び方法
CA2051016A1 (en) Nickel recovery process
KR20190085936A (ko) 초순수 제조 시스템 및 초순수 제조 방법
CN112400039A (zh) 酸性液的再生装置及再生方法
CN107098526A (zh) 浓盐水零排放分质结晶的膜浓缩设备及处理工艺
CN212142639U (zh) 用于液流处理的离子交换系统
JPH0532088B2 (ja)
JP4918197B2 (ja) ホウ酸と鉱酸との混酸から鉱酸を回収する方法
JP3968678B2 (ja) テトラアルキルアンモニウムイオン含有液の処理方法
JP4543481B2 (ja) ホウ素およびフッ素含有水の処理方法
JP2008081791A (ja) リン酸イオン含有水からリン酸を回収する方法および装置
JP5986819B2 (ja) 水処理方法及び設備
CN212309615U (zh) 用于液流处理的离子交换系统
JP6924300B1 (ja) 排水処理方法、超純水製造方法及び排水処理装置
JP2923112B2 (ja) 排煙脱硫装置の排液処理方法及び装置
JPH08197049A (ja) ミネラル成分の回収方法
JPH11221579A (ja) フッ素含有水の処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120130

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4918197

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees