JP2003070784A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

Info

Publication number
JP2003070784A
JP2003070784A JP2001262128A JP2001262128A JP2003070784A JP 2003070784 A JP2003070784 A JP 2003070784A JP 2001262128 A JP2001262128 A JP 2001262128A JP 2001262128 A JP2001262128 A JP 2001262128A JP 2003070784 A JP2003070784 A JP 2003070784A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
total power
estimated
temperature
ultrasonic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001262128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3842089B2 (ja
Inventor
Miwa Naito
みわ 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Aloka Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aloka Co Ltd filed Critical Aloka Co Ltd
Priority to JP2001262128A priority Critical patent/JP3842089B2/ja
Publication of JP2003070784A publication Critical patent/JP2003070784A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3842089B2 publication Critical patent/JP3842089B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全規格を遵守する機能を簡易な構成により
達成する超音波診断装置を提供する。 【解決手段】 トータルパワー算出部30は、設定され
た超音波の送信条件に基づいてトータルパワーを算出す
る。係数算出部32は、設定されたプローブ10の種類
と駆動周波数に応じた温度上昇係数を求める。推定温度
上昇分演算部34は、トータルパワーと、求められた温
度上昇係数とに基づいて、超音波の送信開始から所定時
間経過後のプローブ表面の温度上昇分を演算する。判定
部44は、この温度上昇分と安全温度条件とを比較し、
安全温度条件を満たしていない場合には、駆動電圧調整
部46により駆動電圧が調整され、安全温度条件を満た
すまで繰り返し同様の演算処理が繰り返される。これに
より、温度に関する安全規格を遵守する機能を簡易な構
成で達成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波診断装置に
関し、特に、プローブ表面温度を調整する機能を有する
超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生体への超音波診断における安全規格
上、超音波の送信開始後30分経過時におけるプローブ
表面温度の温度上昇分の上限が定められている。この安
全規格を遵守するために、30分後の温度上昇分がこの
上限を下回るように超音波の送信パワーを制御する必要
がある。そこで、例えば、送信開始後に送信パワーを段
階的にダウンさせる制御をした場合には、感度やゲイン
等が段階的に変化してしまい、場合によっては計測上支
障が生じる。したがって、30分後の温度上昇分を見越
して、送信開始時点から送信パワーの制御を行う必要が
ある。
【0003】ここで、30分経過時点におけるプローブ
表面温度は、プローブの種類、フォーカス位置、診断モ
ード、ビーム走査条件、駆動周波数、バースト波数、送
信繰り返し周波数(PRF)等の極めて様々な条件に依
存し、また特に送信電圧にも依存する。送信パワーを制
限する場合には、例えば、これらのパラメータのうち送
信電圧を下げる手法が一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】送信開始時点において
送信パワーを適切に設定するために、例えば、多種のパ
ラメータの各組み合わせごとに、上記の安全温度条件を
満たす送信電圧の値をテーブル化しておき、実際に設定
された送信条件の内容に応じて、このテーブルを利用し
て送信電圧を決定することも可能である。しかしなが
ら、極めて様々なパラメータが存在するため、その組み
合わせの数は膨大な値となり、それに対応するために非
常に大きなテーブルを構成する必要があり、装置のコス
ト面での問題が生じていた。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、その目的は、非常に大きなテーブルを必要とせず
に安全性の高い超音波診断装置を実現することにある。
また、本発明の他の目的は、安全規格を遵守する機能を
簡易な構成により達成する超音波診断装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明は、設定された超音波の送信条件に基づい
て、単位時間当たりにプローブから送信される超音波パ
ワーとしてのトータルパワーを算出するトータルパワー
算出部と、超音波の送信開始から所定時間が経過した時
点における単位トータルパワー当たりのプローブ表面温
度の推定上昇分を駆動周波数ごとに温度上昇係数として
格納したテーブルを有し、設定された駆動周波数から温
度上昇係数を求める係数算出部と、前記算出されたトー
タルパワーと前記求められた温度上昇係数に基づいて、
前記トータルパワーに応じたプローブ表面温度の推定上
昇分を推定温度上昇分として演算する推定温度上昇分演
算部と、前記演算された推定温度上昇分が、プローブ表
面温度の上昇分における安全温度条件を満たしているか
否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に応じ
て、前記送信条件のうち少なくとも1つのパラメータを
再設定する送信条件可変部と、を含むことを特徴とす
る。
【0007】本発明によれば、複数のパラメータがトー
タルパワーという情報に一旦換算統合される。このトー
タルパワーと求められた温度上昇係数とに基づいて、推
定温度上昇分が演算され、安全温度条件を満たしている
かが判定される。その判定結果に応じてパラメータが再
設定される。望ましくは、推定温度上昇分が安全温度条
件を満たすまでこのパラメータの調整が繰り返され、こ
れにより、パラメータが適切な値に追い込まれる。つま
り、膨大な数のパラメータの組み合わせが一旦トータル
パワーに換算統合されて扱われ、トータルパワーを基礎
情報として推定温度上昇分の演算を行うので、複雑な演
算を必要としない。また、従来のように、あらかじめ膨
大なデータを格納するためのテーブルを必要としない。
【0008】本発明の好適な態様では、前記テーブル
は、前記駆動周波数ごとに加えて前記プローブの種類ご
とに前記温度上昇係数を格納し、前記係数算出部は、前
記設定された駆動周波数に加えて設定されたプローブの
種類に応じて前記温度上昇係数を求めることを特徴とす
る。
【0009】また、本発明の好適な態様では、前記推定
温度上昇分演算部は、複数の診断モードに対応する複数
の推定温度上昇分演算式の中から選択された診断モード
に対応する演算式を選択して、前記推定温度上昇分を演
算することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
(以下、実施形態という)について、図面を参照しなが
ら説明する。なお、本実施形態では、調整される送信条
件のパラメータが、超音波を送信するためにプローブに
供給される駆動電圧である場合を例にとって説明する。
【0011】図1は、本発明に係る超音波診断装置の概
略的な構成を示す機能ブロック図である。この超音波診
断装置は、プローブ10と、これにケーブルを介して接
続された装置本体12とから構成される。本実施形態の
超音波診断装置では、複数のプローブ10の中から診断
目的等に合わせて適宜プローブ10を選択し、交換する
ことができる。
【0012】プローブ10は、被検体に対して超音波を
送受信して超音波ビームを形成し、電気信号としての受
信信号を装置本体12に出力する。
【0013】制御部16は、超音波の送受信の際に利用
される、プローブ10の種類、プローブ10の駆動電
圧、診断モード、フォーカス位置、バースト波数、PR
F等の送信条件のパラメータを設定する。なお、ユーザ
ーが入力すべきパラメータは入力部14から入力され、
設定される。設定された送信条件に関する情報が送信部
20に入力される。
【0014】送信部20は、入力された送信条件に基づ
いて、プローブ10に送信信号を供給してプローブ10
から超音波を送信させる。
【0015】受信部22は、プローブ10から出力され
る受信信号に対して所定の信号処理を行い、画像形成部
24に出力する。画像形成部24は、信号処理後の受信
信号に基づいて、設定された診断モードの超音波画像を
形成し、表示部26に表示する。
【0016】駆動電圧調整ユニット18は、プローブ1
0の表面温度の上昇分に関する安全規格を遵守するため
に、送信条件のうちプローブ10の駆動電圧を調整す
る。本実施形態では、超音波の送信に先立ってこの調整
を行うが、超音波の送信と平行して調整されてもよい。
【0017】駆動電圧調整ユニット18の構成に関し
て、図2を参照しながら更に説明する。図2は、制御部
16と駆動電圧調整ユニット18の概略的な構成を示す
機能ブロック図であり、駆動電圧の調整動作を説明する
図である。なお、制御部16は、駆動電圧やPRF等の
送信条件28のパラメータをメモリのデータとして有し
ている。制御部16は、駆動電圧調整ユニット18にお
けるトータルパワー算出部30、係数算出部32、及び
推定温度上昇分演算部34に所定のパラメータを渡す。
【0018】トータルパワー算出部30は、トータルパ
ワーW0を算出する機能を有する。ここで、トータルパ
ワーとは、単位時間当たりにプローブ10から送信され
る超音波パワーである。トータルパワー算出部30は、
データ格納部36と、トータルパワー計算部38とから
構成されている。
【0019】データ格納部36には、トータルパワーW
0を算出するために必要なデータが格納されている。先
ず、このデータについて説明する。PRFが1kHzの
超音波が送信された場合、駆動電圧V(v)の2乗とバ
ースト波数B(n)との積をグラフの横軸にとり、その
ときのトータルパワー(1KHzトータルパワー)W1
KHz(mW)の実測値を縦軸にとると、その実測値
は、図3のようにプロットされる。ここで、図3に示さ
れる直線Lは、これらの実測値から最小二乗法によって
得られた直線である。この直線Lは、プローブ10の種
類、駆動周波数及びフォーカス位置ごとに異なる。
【0020】データ格納部36は、プローブ10の種類
ごとに、各プローブ10で利用されるそれぞれの駆動周
波数及びフォーカス位置における直線Lの傾きa(第1
定数)及び切片b(第2定数)の値を格納している。し
たがって、制御部16からデータ格納部36に、プロー
ブ10の種類、駆動周波数、及びフォーカス位置のパラ
メータが入力されると、それらに対応する第1定数a及
び第2定数bの値をトータルパワー計算部38に出力す
る。
【0021】トータルパワー計算部38は、トータルパ
ワーW0を算出する以下の演算式を格納している。トー
タルパワーW0の算出にあたっては、この演算式を利用
することが望ましいが、他の演算式を利用してもよい。
【0022】
【数1】 W0=W1KHz×PRF/1000 ={a×(V2×B)+b}×PRF/1000 (1) トータルパワー計算部38には、制御部16から駆動電
圧V、バースト波数B及びPRFが入力され、また、デ
ータ格納部36からそのときの送信条件に対応する第1
定数a及び第2定数bが入力される。トータルパワー計
算部38は、上記第(1)式からトータルパワーW0を
算出し、推定温度上昇分演算部34に出力する。
【0023】一方、係数算出部32には、テーブル格納
部40が設けられている。このテーブル格納部40に
は、上昇温度係数Δtを算出するためのテーブルが格納
されている。先ず、テーブルに格納されているデータに
ついて図4を参照しながら説明する。
【0024】単位トータルパワー1(mW)の超音波を
送信し、30分経過後のプローブ表面温度の上昇分を実
測したところ、そのときの駆動周波数f(MHz)に依
存することが実験によって確認されている。ここで、こ
の実測値は、プローブ10の種類によって異なる値をと
る。各プローブ種類ごとの駆動周波数に対する単位トー
タルパワー当たりの表面温度上昇分(温度上昇係数)Δ
tを図4に示す。
【0025】テーブル格納部40には、駆動周波数fか
ら温度上昇係数Δtを求めるテーブルがプローブ10の
種類ごとに格納されている。なお、プローブ10で利用
される駆動周波数fの値は、プローブ10ごとに数種類
に定められており、このテーブルには、その利用される
分だけの駆動周波数fに関するデータが格納されてい
る。なお、プローブ10を空中に放置している状態や生
体に接触させている状態等ごとに、さらに温度上昇係数
Δtが区分けされ、格納されていてもよい。
【0026】制御部16から係数算出部32に、プロー
ブ10の種類及び駆動周波数のパラメータが入力される
と、それらに対応する温度上昇係数Δtがテーブル格納
部40から読み出され、求められる。求められた温度上
昇係数Δtは、推定温度上昇分演算部34に出力され
る。
【0027】推定温度上昇分演算部34は、超音波の送
信開始から30分経過後のプローブ10の表面温度にお
ける推定上昇分(推定温度上昇分)estΔTを演算す
る。ここで、推定温度上昇分estΔTを算出するため
の演算式(推定温度上昇分演算式)は、超音波ビームを
走査するスキャンモード(Bモード、カラーフローマッ
ピングモード等)と、ビーム走査をしないノンスキャン
モード(Mモード、Dモード等)とで異なる。ノンスキ
ャンモードにおける演算式は、次のように示される。
【0028】
【数2】 estΔT=W0×Δt (2) また、スキャンモードにおける演算式は、実験や経験等
によって求められる。ここでは、次の式で表わす。
【0029】
【数3】 estΔT=F(W0,Δt,x,・・・) (3) 第(3)式は、トータルパワーW0及び温度上昇係数Δ
tに依存するとともに、例えば、プローブ10の最大開
口幅、超音波ビームを形成する際の開口幅、走査開口幅
等に依存する。またこの演算式には補正値等が含まれて
いる。
【0030】推定温度上昇分演算部34にはモード判別
部42が設けられており、制御部16から診断モードが
入力されると、その診断モードがスキャンモードである
かノンスキャンモードであるかを判別する。推定温度上
昇分演算部34は、モード判別部42による判別結果に
基づいて演算式を選択し、入力されたトータルパワーW
0と温度上昇係数Δtとから、推定温度上昇分(以下、
推定値という)estΔTを算出する。このとき、推定
温度上昇分演算部34には、制御部16からスキャンモ
ードの演算式を求めるのに必要なパラメータが入力さ
れ、必要に応じて利用される。なお、制御部16が、ス
キャンモードかノンスキャンモードであるかの判別を行
い、ノンスキャンモードである場合において、必要なパ
ラメータを推定温度上昇分演算部34に出力する構成で
あってもよい。算出された推定値estΔTは、判定部
44に出力される。
【0031】判定部44は、入力された推定値estΔ
Tが安全温度条件を満たしているか否かを判定する。こ
こで、上述したように、生体への安全規格上、超音波の
送信開始後30分経過後におけるプローブ10の表面温
度の上昇分の上限(制限値limΔT)が定められてい
る。安全温度条件とは、送信開始後から30分経過後の
温度上昇分が、この制限値を下回ることをいう。判定部
44には、この制限値limΔTが格納されている。な
お、この判定部44が、例えば、ユーザーによって制限
値limΔTをより厳しい値に設定することができる構
成を有していてもよい。本実施形態では、この制限値l
imΔTは、スキャンモードとノンスキャンモードの区
別によらず共通の値である。しかし、必要に応じて異な
る値を用いる構成であってもよい。判定部44は、この
制限値limΔTと、入力された推定値estΔTとを
比較し、推定値estΔTが制限値limΔTを上回っ
ているか否かを判定する。その判定結果は、送信条件可
変部としての駆動電圧調整部46に出力される。
【0032】駆動電圧調整部46は、入力された判定結
果に基づいて、駆動電圧Vの調整に関する調整信号、或
いは駆動信号Vの確定に関する確定信号を制御部16に
対して出力する。これらの信号についてさらに詳述す
る。
【0033】判定の結果、推定値estΔTが制限値l
imΔTを上回っている場合、現在の超音波の送信条件
28では、安全温度条件が満たされないことになる。こ
の場合には、駆動電圧調整部46は、駆動電圧Vを1ス
テップ下げさせる調整信号を出力する。制御部16で
は、例えば、駆動電圧Vを刻むステップ(刻み)のデフ
ォルトとして数ボルトが設定されており、制御部16に
調整信号が入力されることによって、1ステップだけ電
圧を下げた駆動電圧Vが再設定される。なお、駆動電圧
Vの刻みを変えることができる構成であってもよい。再
設定された駆動電圧Vは、トータルパワー算出部30に
出力され、上記と同様の演算処理に従って、この駆動電
圧Vにおける推定値estΔTが演算され、判定され
る。このようにして、判定結果が安全温度条件を満たす
まで、上記演算処理が繰り返し行われ、駆動電圧Vが徐
々に下げられる。
【0034】一方、判定の結果、推定値estΔTが制
限値limΔT以下の場合、このときの駆動電圧Vは温
度に関する安全規格を満たしている。したがって、駆動
電圧調整部46は、このときの駆動電圧Vを実際に超音
波を送信する際の駆動電圧として確定させる調整信号を
制御部16に出力する。制御部16は、このときの駆動
電圧Vを含む送信条件28を図1に示す送信部20に出
力する。これによって、温度に関する安全規格を満たす
送信パワーの超音波がプローブ10から送信される。
【0035】以上により、超音波の送信パワーが温度に
関する安全規格を満たすような駆動電圧Vが試行錯誤的
に調整され、最適な値に確定される。
【0036】本実施形態では、データ格納部36は、各
プローブ10の種類ごとに、第1定数a及び第2定数b
の二つのデータのみが格納されていればよいので、デー
タ容量の軽減が実現される。
【0037】また、米国においては、超音波が生体に及
ぼす発熱作用に関するサーマルインデックスTIを表示
させる必要があり、この算出にトータルパワーW0を必
要とする。したがって、サーマルインデックスTIの表
示機能を有する超音波診断装置であれば、サーマルイン
デックスTI算出用の機能を流用し、駆動電圧を調整す
ることができ、従来に比べて、送信条件の調整のための
演算量を少なくすることができ、また、装置自体の構成
を容易にすることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、非常に大きなテーブル
を必要とせずに安全性の高い超音波診断装置を実現する
ことができる。また、本発明によれば、温度に関する安
全規格を遵守する機能を簡易な構成により達成する超音
波診断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る超音波診断装置の概略的な構成
を示す機能ブロック図である。
【図2】 制御部と駆動電圧調整ユニット部の概略的な
構成を示す機能ブロック図であり、駆動電圧の調整動作
を説明する図である。
【図3】 駆動電圧の2乗とバースト波数との積と、P
RF1kHzにおけるトータルパワーとの関係を示すグ
ラフである。
【図4】 各プローブごとの駆動周波数に対する単位ト
ータルパワー当たりの表面温度上昇分を示したグラフで
ある。
【符号の説明】
10 プローブ、12 装置本体、16 制御部、18
駆動電圧調整ユニット、28 送信条件、30 トー
タルパワー算出部、32 係数算出部、34推定温度上
昇分演算部、36 データ格納部、38 トータルパワ
ー計算部、40 テーブル格納部、42 モード判別
部、44 判定部、46 駆動電圧調整部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された超音波の送信条件に基づい
    て、単位時間当たりにプローブから送信される超音波パ
    ワーとしてのトータルパワーを算出するトータルパワー
    算出部と、 超音波の送信開始から所定時間が経過した時点における
    単位トータルパワー当たりのプローブ表面温度の推定上
    昇分を駆動周波数ごとに温度上昇係数として格納したテ
    ーブルを有し、設定された駆動周波数から温度上昇係数
    を求める係数算出部と、 前記算出されたトータルパワーと前記求められた温度上
    昇係数に基づいて、前記トータルパワーに応じたプロー
    ブ表面温度の推定上昇分を推定温度上昇分として演算す
    る推定温度上昇分演算部と、 前記演算された推定温度上昇分が、プローブ表面温度の
    上昇分における安全温度条件を満たしているか否かを判
    定する判定部と、 前記判定部の判定結果に応じて、前記送信条件のうち少
    なくとも1つのパラメータを再設定する送信条件可変部
    と、 を含むことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の超音波診断装置におい
    て、 前記テーブルは、前記駆動周波数ごとに加えて前記プロ
    ーブの種類ごとに前記温度上昇係数を格納し、前記係数
    算出部は、前記設定された駆動周波数に加えて設定され
    たプローブの種類に応じて前記温度上昇係数を求めるこ
    とを特徴とする超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の超音波診断装置におい
    て、 前記推定温度上昇分演算部は、複数の診断モードに対応
    する複数の推定温度上昇分演算式の中から選択された診
    断モードに対応する演算式を選択して、前記推定温度上
    昇分を演算することを特徴とする超音波診断装置。
JP2001262128A 2001-08-30 2001-08-30 超音波診断装置 Expired - Fee Related JP3842089B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262128A JP3842089B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 超音波診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262128A JP3842089B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 超音波診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003070784A true JP2003070784A (ja) 2003-03-11
JP3842089B2 JP3842089B2 (ja) 2006-11-08

Family

ID=19089068

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001262128A Expired - Fee Related JP3842089B2 (ja) 2001-08-30 2001-08-30 超音波診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3842089B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087745A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Toshiba Corp 超音波診断装置及び画像データ生成方法
JP2008168129A (ja) * 2007-01-08 2008-07-24 Medison Co Ltd 超音波診断用プローブの表面温度予測方法
JP2011188956A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Toshiba Corp 超音波診断装置
CN102378599A (zh) * 2009-03-30 2012-03-14 松下电器产业株式会社 超声波诊断装置
JP2012055355A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Fujifilm Corp 超音波診断装置
JP5222942B2 (ja) * 2008-05-16 2013-06-26 株式会社日立メディコ 超音波診断装置
JP2018118911A (ja) * 2017-01-23 2018-08-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ヒドラゾン化合物及び電子写真感光体
JP2019205691A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置、超音波探触子温度予測システム、超音波診断装置及び超音波探触子の温度予測方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006087745A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Toshiba Corp 超音波診断装置及び画像データ生成方法
JP4607528B2 (ja) * 2004-09-24 2011-01-05 株式会社東芝 超音波診断装置及び画像データ生成方法
JP2008168129A (ja) * 2007-01-08 2008-07-24 Medison Co Ltd 超音波診断用プローブの表面温度予測方法
JP5222942B2 (ja) * 2008-05-16 2013-06-26 株式会社日立メディコ 超音波診断装置
CN102378599A (zh) * 2009-03-30 2012-03-14 松下电器产业株式会社 超声波诊断装置
US8509029B2 (en) 2009-03-30 2013-08-13 Panasonic Corporation Ultrasonic diagnostic apparatus
JP2011188956A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Toshiba Corp 超音波診断装置
US8267867B2 (en) 2010-03-12 2012-09-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Ultrasound image diagnosis apparatus and drive voltage setting method for ultrasound probe thereof
JP2012055355A (ja) * 2010-09-06 2012-03-22 Fujifilm Corp 超音波診断装置
JP2018118911A (ja) * 2017-01-23 2018-08-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ヒドラゾン化合物及び電子写真感光体
JP2019205691A (ja) * 2018-05-30 2019-12-05 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置、超音波探触子温度予測システム、超音波診断装置及び超音波探触子の温度予測方法
JP7073912B2 (ja) 2018-05-30 2022-05-24 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置、超音波探触子温度予測システム、超音波診断装置及び超音波探触子の温度予測方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3842089B2 (ja) 2006-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4474179A (en) Method and apparatus for the high frequency coagulation of protein for surgical purposes
EP0526297B1 (en) Automatic cooking apparatus and method for microwave oven
JP2003070784A (ja) 超音波診断装置
EP2353532A1 (en) Surgical system and control method
JP2023038342A (ja) 超音波システムおよび超音波システムの制御方法
JP6389963B2 (ja) 超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法
JP2005253776A (ja) 超音波診断装置
EP1138262B1 (en) Tomographic ultrasonic diagnostic apparatus
JP3655062B2 (ja) 密閉型混練装置の混練制御方法
CN101396290B (zh) 超声波诊断装置及其方法
US6714667B1 (en) User interface for imaging system
EP3795087B1 (en) Ultrasound system and control method for ultrasound system
JP5380114B2 (ja) 超音波診断装置及び超音波診断装置制御方法
US10292685B2 (en) Ultrasonic diagnostic apparatus
CN107106233A (zh) 电源装置的工作方法、电源装置以及高频处置系统
CN114074090B (zh) 一种基于制糖生产线在线监测装置的超声波清洗方法
JP3927858B2 (ja) 超音波診断装置
CN105534548B (zh) 基于温控数学模型的医用超声探头表面温度控制方法
WO2020075575A1 (ja) 超音波診断装置および超音波診断装置の制御方法
JP5711647B2 (ja) 超音波診断装置および超音波画像生成方法
JPH0856942A (ja) 超音波探触子制御方法並びに超音波探触子及び超音波診断装置
JP3705696B2 (ja) 超音波診断装置
JP3337657B2 (ja) 超音波診断装置
JP2976606B2 (ja) 自動製パン機
KR100530672B1 (ko) 집속변수 조절수단을 갖는 위상배열 초음파 검사 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060509

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060704

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110818

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130818

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees