JP2003070730A - 電子内視鏡装置および電子内視鏡システム - Google Patents

電子内視鏡装置および電子内視鏡システム

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JP2003070730A JP2001265305A JP2001265305A JP2003070730A JP 2003070730 A JP2003070730 A JP 2003070730A JP 2001265305 A JP2001265305 A JP 2001265305A JP 2001265305 A JP2001265305 A JP 2001265305A JP 2003070730 A JP2003070730 A JP 2003070730A
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    • H04N7/00Television systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡操作に支障をきたすことなく送水処理
を効果的に行う。 【解決手段】 信号ケーブル104を介して送水装置2
0をプロセッサ100と接続させる。ビデオレコーダ1
60に画像を記録させるスイッチとともに送水を実行す
るためのスイッチを兼用するVTR/送水制御スイッチ
ボタン16A(第1スイッチボタン)をビデオエンドス
コープ10に設ける。第1スイッチボタン16Aが押下
された場合、第1スイッチボタン16Aが操作されたこ
とを知らせる制御信号をプロセッサ100から送水装置
20へ信号ケーブル104経由で伝送する。送水装置2
0は、制御信号を受信することにより回転ポンプ21を
作動させ、タンク40内の液体をビデオエンドスコープ
10のウォータジェット用送水チャンネル13へ送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像素子を有する
ビデオエンドスコープ(電子内視鏡)と、ビデオエンド
スコープが接続されるとともに撮像素子から読み出され
る画像信号を処理するプロセッサとを備え、特に、ビデ
オエンドスコープの先端にウォータジェットノズルが形
成された電子内視鏡装置に、内視鏡用送水装置を併用し
た電子内視鏡システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオエンドスコープの先端及び
内部には、患部洗浄用水専用のウォータジェットノズル
及びその送水チャンネルが先端部から操作部に渡って形
成されており、操作部側に設けられた注入口から洗浄用
圧縮水が注入されると、その水が該送水チャンネルを介
してウォータジェットノズルから噴出する。注入口には
チューブなどを介して様々な送水器具が接続可能であ
り、患部に付着した粘液、血液を取り除く場合、送水器
具が使用される。
【0003】送水器具としては、生理食塩水などを入れ
た注射器のほかに、水などの液体が入った送水用タンク
を備えた送水装置が接続可能である。送水装置には、タ
ンク内の液体をウォータジェットノズルへ送るポンプが
設けられており、送水を実行するためのスイッチが操作
されると、ポンプが作動することによってタンク内の液
体が注入口へ運ばれる。送水実行用のスイッチは、通
常、送水装置のフロントパネルに設けられるか、あるい
はフットスイッチとして送水装置に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】医師などのオペレータ
が処置、検査などを行っている最中に送水を実行しよう
とすると、内視鏡操作を中断してパネルに設けられた送
水スイッチを操作する必要がある。また、フットスイッ
チを使用する場合においても、足元をその都度確認して
送水しなければならず、内視鏡操作に支障をきたす。ま
た、足によるスイッチ操作の場合、体内へ注入させる液
量を微妙に調整することが難しい。
【0005】そこで、本発明では、内視鏡操作に支障を
きたすことなく送水処理を効果的に行うことができる電
子内視鏡装置および電子内視鏡システムを得ることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子内視鏡シス
テムは、撮像素子を有し、所定の部位に液体を噴出する
ための輸送管路が形成されたビデオエンドスコープと、
ビデオエンドスコープおよび観察部位を表示するモニタ
が接続されるとともに撮像素子から読み出される画像信
号を処理するプロセッサとを備えた電子内視鏡装置に、
輸送管路へ水など液体を送るための内視鏡用送水装置が
併用して使用される。液体を貯留するタンクを備えた送
水装置は、ビデオエンドスコープの輸送管路へ接続され
るとともに、送水装置がプロセッサと信号伝送可能とな
るよう電気的に接続される。送水装置とビデオエンドス
コープの輸送管路との間は、例えば接続用チューブを介
して空間的に接続される(連通する)。一方、送水装置
とプロセッサとの間は、例えば信号ケーブルを用いて電
気的に接続すればよい。電子内視鏡装置と接続されて使
用される送水装置は、例えば、液体を貯留するためのタ
ンクと、タンクを輸送管路と連通させる接続管路と、接
続管路を介してタンク内の液体を輸送管路へ送るポンプ
と、ポンプを作動させるアクチュエータ(例えば、モー
タなど)とを備える。
【0007】ビデオエンドスコープには、送水装置によ
る送水を実行開始および終了するための送水制御スイッ
チが設けられる。それとともに、電子内視鏡システム
は、送水制御スイッチが操作されたか否かを検出する送
水スイッチ操作検出手段と、送水制御スイッチが操作さ
れたと判断された場合、送水制御スイッチの操作を知ら
せる制御信号を送水装置へ送る制御信号伝達手段と、プ
ロセッサからの制御信号に基いて、送水が実行されるよ
うにポンプの作動を制御するポンプ作動制御手段とを備
える。送水制御スイッチがオペレータによって操作され
ると、送水制御スイッチ操作検出手段が該スイッチの操
作を検出する。そして、制御信号伝達手段が、信号ケー
ブルなどを介して送水制御スイッチの操作がされたこと
を知らせる制御信号を送水装置へ出力する。ポンプ作動
制御手段は、送られてきた制御信号に基いてポンプを作
動あるいは停止させる。例えばポンプ作動制御手段は、
送水制御スイッチONの操作に対応した制御信号が伝達
されるとポンプを作動させ、送水制御スイッチOFFの
操作に対応した制御信号が伝達されるとポンプを作動停
止させる。その結果、タンク内の液体が輸送管路へ送ら
れ、水などの液体がビデオエンドスコープの先端部から
所定量だけ噴出する。
【0008】送水を実行する場合にビデオエンドスコー
プに設けられたスイッチを操作すればよいので、送水制
御スイッチの操作が内視鏡操作の障害となることがな
く、処置、手術等を集中して行うことができる。送水制
御スイッチは、例えば、スイッチボタン、ダイヤルスイ
ッチ、スライドスイッチ、スイッチレバーなどによって
構成すればよい。
【0009】送水装置には、体内へ注入される液体の流
量速度、すなわち単位時間当たり体内へ注入される流量
を設定可能な送水装置がある。液体の注入流量速度の設
定、変更を内視鏡操作の障害となることなく実行できる
ようにするため、体内へ注入される液体の流量速度を変
更するための注入流量速度変更スイッチがビデオエンド
スコープに設けられることが好ましい。この場合、電子
内視鏡システムは、注入流量速度変更スイッチが操作さ
れたか否かを検出する注入流量速度変更スイッチ操作検
出手段と、注入流量速度変更スイッチが操作されたと判
断された場合、注入流量速度変更スイッチに対する操作
を知らせる制御信号を送水装置へ送る注入流量速度変更
伝達手段とを有する。送水装置では、送られてきた制御
信号に基いて注入流量速度が変更される。
【0010】ビデオエンドスコープには、通常、ビデオ
レコーダに観察画像を記録するためビデオエンドスコー
プに設けられたVTRスイッチ(ボタン)と、ビデオプ
リンタに観察画像を印刷するためビデオエンドスコープ
に設けられたコピースイッチ(ボタン)と、モニタに静
止観察画像を表示するためにビデオエンドスコープに設
けられた画像静止スイッチ(ボタン)がスコープ操作部
に設けられている。スイッチ操作のし易さ、あるいは従
来のビデオエンドスコープの構成をできるだけ利用する
ことを考慮して、送水スイッチは、VTRスイッチ、コ
ピースイッチおよび画像静止スイッチのいずれかのスイ
ッチと兼用されるのが望ましい。信号ケーブルによって
送水装置とプロセッサを電気的に接続する場合、電子内
視鏡システムは、信号ケーブルがプロセッサに接続され
ているか否かを検出するケーブル接続検出手段と、信号
ケーブルが接続されていると判断された場合、ビデオス
イッチ、コピースイッチおよび画像静止スイッチのうち
兼用されたスイッチを送水制御スイッチとして設定する
送水スイッチ設定手段を有する。
【0011】通常、オペレータは、右手でスコープ先端
部を湾曲させるレバーを操作し、左手でスコープ操作部
を保持する。従来のビデオエンドスコープでは、VTR
スイッチは、左手の親指で押下できる位置に配置されて
おり、コピースイッチ、画像静止スイッチはそれぞれ左
手の人差し指、中指によって押下される。例えば、内視
鏡操作の障害とならずに送水スイッチを容易に押下でき
るように、送水スイッチを親指で押せるVTRスイッチ
と兼用させる。
【0012】送水装置が注入流量速度を設定変更できる
ように構成されているのであれば、注入流量速度変更ス
イッチも、従来のビデオエンドスコープに設けられたス
イッチと兼用させるのが好ましい。例えば、注入流量速
度変更スイッチを、注入流量速度を増加させる増加スイ
ッチと、減少させる減少スイッチによって構成し、増加
スイッチが、VTRスイッチ、コピースイッチおよび画
像静止スイッチのうち送水スイッチと兼用されていない
スイッチと兼用され、減少スイッチが、VTRスイッ
チ、コピースイッチおよび画像静止スイッチのうち送水
および増加スイッチと兼用されていない残りのスイッチ
と兼用されるのが好ましい。送水スイッチがVTRスイ
ッチと兼用されている場合、増加スイッチをコピースイ
ッチ、減少スイッチを画像静止スイッチと兼用させれば
よい。この場合、電子内視鏡システム、信号ケーブルが
接続されていると判断された場合、ビデオスイッチ、コ
ピースイッチおよび画像静止スイッチのうち増加スイッ
チとして兼用されたスイッチを(VTRなどの電気関連
用スイッチとしてでなく)増加スイッチとして設定し、
ビデオスイッチ、コピースイッチおよび画像静止スイッ
チのうち減少スイッチとして兼用されたスイッチを減少
スイッチとして設定する増加、減少スイッチ設定手段を
有する。
【0013】注入流量速度を変更したときにモニタ上で
その変更した注入流量速度を確認できるようにするた
め、電子内視鏡システムは、変更された注入流量速度を
モニタに表示する注入流量速度表示手段をさらに有する
ことが望ましい。例えば、増加スイッチと減少スイッチ
がスコープに設けられている場合、増加された注入流量
速度をモニタに表示する増加注入流量速度表示手段と、
減少された注入流量速度をモニタに表示する減少注入流
量速度表示手段とを有する。
【0014】本発明の電子内視鏡装置は、撮像素子を有
し、所定の部位に液体を噴出するための輸送管路が形成
されたビデオエンドスコープと、ビデオエンドスコープ
および観察部位を表示するモニタが接続されるとともに
撮像素子から読み出される画像信号を処理するプロセッ
サとを備えた電子内視鏡装置である。液体を貯留するタ
ンクを有する内視鏡用送水装置が、ビデオエンドスコー
プの輸送管路へ接続されるとともに、プロセッサと信号
伝送可能となるよう電気的に接続される。電子内視鏡装
置は、ビデオエンドスコープに設けられ、送水装置によ
る送水を実行開始および終了するための送水スイッチ
と、送水スイッチが操作されたか否かを検出する送水ス
イッチ操作検出手段と、送水スイッチが操作されたと判
断された場合、送水スイッチの操作を知らせる制御信号
を送水装置へ送る送水伝達手段とを備えたことを特徴と
する。また、この電子内視鏡装置に接続される送水装置
は、タンクとともに、前記タンクを前記輸送管路と連通
させる接続管路と、前記接続管路を介して前記タンク内
の液体を前記輸送管路へ送るポンプと、前記ポンプを作
動させるアクチュエータと、プロセッサからの制御信号
に基いて、送水が実行されるようにポンプの作動を制御
するポンプ作動制御手段とを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下では、図面を参照して、本発
明の実施形態である電子内視鏡装置について説明する。
【0016】図1は、電子内視鏡装置に内視鏡用送水装
置が併用して使用される電子内視鏡システムを示した平
面図である。
【0017】図1には、電子内視鏡装置を構成するビデ
オエンドスコープ10とプロセッサ100が示されてお
り、プロセッサ100に対してモニタ150が接続され
る。また、プロセッサ100には、モニタ150に加
え、観察部位の映像をビデオテープなどの記録媒体へ記
録するビデオレコーダ160と、観察部位の画像を印刷
するビデオプリンタ170と、文字情報などを入力する
キーボード134が接続される。
【0018】ビデオエンドスコープ10は、先端部14
を含む硬性の湾曲部18と、可撓性のある挿入部17
と、湾曲部18を操作する操作レバー16Dなどが設け
られた操作部16と、プロセッサ100と接続するため
の接続管12およびコネクタ部15とによって構成され
る。ビデオエンドスコープ10は、接続管12およびコ
ネクタ部15を介してプロセッサ100へ着脱自在に接
続され、コネクタ部15がプロセッサ100の接続部1
02に差し込まれる。送水装置20は、スコープ接続チ
ューブ52を介してビデオエンドスコープ10に接続可
能であり、スコープ接続チューブ52はビデオエンドス
コープ10の送水口11へ接続される。また、送水装置
20は、信号ケーブル104を介してプロセッサ100
と電気的に接続される。処置、検査等が開始されると、
オペレータによってビデオエンドスコープ10の操作部
16が把持され、挿入部17が体内へ挿入される。
【0019】ビデオエンドスコープ10には、水などの
液体を通すためのウォータジェット用送水チャンネル1
3が操作部16の送水口11から先端部14に渡って形
成されており、送水口11から入った水などは、ウォー
タジェット用送水チャンネル13を通り、送水チャンネ
ル13の先端(出口)となるウォータジェットノズルか
ら噴出する。ウォータジェット用送水チャンネル13
は、先端部14に設けられた対物レンズ(図示せず)に
付着するものを除去するなどの目的でスコープ内に設け
られた送気、送水チャンネル(図示せず)や鉗子など処
置器具を挿通させる鉗子チャンネル(図示せず)とは別
の管路であり、スコープ内に独自に設けられている。
【0020】操作部16には、操作レバー16Dに加
え、VTR/送水制御スイッチボタン(以下では、第1
スイッチボタンという)16A、コピー/注入量アップ
スイッチボタン(以下では、第2スイッチボタンとい
う)16B、画像静止/注入量ダウンスイッチボタン
(以下では、第3スイッチボタンという)16Cが設け
られている。第1スイッチボタン16Aは、ビデオレコ
ーダ160において観察部位画像を記録するためのスイ
ッチであるとともに、送水を実行するためのスイッチと
して兼用されるスイッチボタンである。第2スイッチボ
タン16Bは、ビデオプリンタ170への観察部位画像
の印刷を実行するためのスイッチであるとともに、ウォ
ータジェット用送水チャンネル13へ注入される水など
の注入流量速度を増加させるためのスイッチとして兼用
されるスイッチである。第3スイッチボタン16Cは、
モニタ150に観察部位の静止画像を表示させるスイッ
チであるとともに、ウォータジェット用送水チャンネル
13へ注入される水などの注入流量速度を減少させるた
めのスイッチとして兼用されるスイッチである。第1、
第2、第3ボタン16A、16B、16Cは、それぞれ
オペレータの左手の親指、人差し指、中指によって通常
操作される。
【0021】スコープ接続チューブ52は可撓性のある
チューブであり、送水用口金52Aおよび装置用口金5
2Bをそれぞれチューブ両端に備えている。送水用口金
52Aはビデオエンドスコープ10の送水口11に取り
付けられ、送水用口金52Bは送水装置20の流出口2
3Bに取り付けられる。送水装置20にはタンク40が
備えられており、所定の部位を洗浄するための水や洗浄
液などが貯留される。タンク40には、タンク用チュー
ブ50が挿入されており、タンク40内の液体はタンク
用チューブ50を介して送水装置20へ送られる。タン
ク用チューブ50は、送水装置20の流入口23Aと接
続される。
【0022】送水装置20内には、タンク40内の液体
をビデオエンドスコープ10へ送る回転ポンプ21が設
けられており、モータ(ここでは図示せず)の駆動によ
って回転ポンプ21が作動する。また、送水装置20内
部には流入口23Aと流出口23Bを繋ぐ接続チューブ
25が設けられており、タンク40は、タンク用チュー
ブ50、接続チューブ25、スコープ接続チューブ52
を介してウォータジェット用送水チャンネル13と連通
する。回転ポンプ21の構成は、従来から使用されてい
る薬液などを供給するロータリ式チューブポンプと実質
的に等しい構成であり、円盤状の回転ポンプ21の周り
に接続チューブ25が密着して配置されるとともに、回
転ポンプ21の外周には、等間隔で押圧部材(図示せ
ず)が設けられている。接続チューブ25がポンプ21
の径方向外側へ押し付けられるため、回転ポンプ21が
図1の時計方向に回転すると、タンク40内の液体がタ
ンク用チューブ50、接続チューブ25、スコープ接続
チューブ52を流れ、ウォータジェット用送水チャンネ
ル13へ送られる。
【0023】送水装置20の正面パネルには、注入流量
速度設定スイッチ27と、液晶の表示部26と、送水装
置の主電源をON/OFFにする主電源スイッチ31が
設けられており、また、フットスイッチ22を接続する
ためのスイッチ接続口28が設けられている。注入流量
速度設定スイッチ27は、体内へ注入される液体の注入
速度、すなわち単位時間当たり体内へ注入される液量を
段階的に設定するためのスイッチであり、ツマミを回す
操作によって5段階に分けて注入速度を設定することが
できる。注入流量速度設定スイッチ27の操作によって
注入流量速度が設定・変更されている間、表示部26に
注入流量速度が表示される。
【0024】図2は、電子内視鏡システムのブロック図
である。
【0025】プロセッサ100においてランプ112か
ら放射された光は、絞り116を介してビデオエンドス
コープ10内に設けられた光ファイバー束(図示せず)
の入射端に入射する。光ファイバー束は、ランプ112
から放射される光をビデオエンドスコープ10の先端側
まで光を伝達する光ファイバー束であり、光ファイバー
束を通った光は光ファイバー束の出射端から出射する。
これにより、観察部位に光が照射される。
【0026】観察部位において反射した光は、ビデオエ
ンドスコープ10の先端部14にある対物レンズ(図示
せず)を通ってCCDなどの撮像素子19の受光面に到
達する。その結果、観察部位の被写体像が撮像素子19
の受光面に形成される。本実施形態では、カラー撮像方
式として単板同時式が適用されており、撮像素子の受光
面上にはイエロー(Ye)、シアン(Cy)、マゼンタ
(Mg)、グリーン(G)の色要素が市松状に並べられ
た補色カラーフィルタ(図示せず)が受光面の各画素に
対応するよう配置されている。撮像素子19では、補色
カラーフィルタを通る色に応じた被写体像の画像信号が
光電変換により発生し、所定時間間隔ごとに1フレーム
(もしくは1フィールド分)の画像信号が、色差線順次
方式に従って順次読み出される。本実施形態では、カラ
ーテレビジョン方式としてNTSC方式が適用されてお
り、1/30(1/60)秒間隔ごとに1フレーム(1
フィールド)分の画像信号が順次読み出され、初期信号
処理回路55へ送られる。
【0027】初期信号処理回路55では、カラー画像信
号に対して増幅処理を含む様々な処理が施され、輝度信
号および色差信号が映像信号として生成される。生成さ
れた映像信号はプロセッサ100のプロセッサ信号処理
回路128へ送られるとともに、輝度信号はシステムコ
ントロール回路122へ送られる。プロセッサ信号処理
回路128には、初期信号処理回路55から送られる1
フレーム分の映像信号を一時的に格納するフレームメモ
リ(図示せず)が設けられており、映像信号はフレーム
メモリに一度格納され、その後、映像信号に対して所定
の処理が施される。処理された映像信号は、NTSCコ
ンポジット信号、Y/C分離信号(いわゆるSビデオ信
号)、RGB分離信号などのビデオ信号としてモニタ1
50などへ出力され、これにより被写体像がモニタ15
0に表示される。
【0028】システムコントロール回路122はプロセ
ッサ100の動作を制御する回路であり、ランプ制御部
111、プロセッサ信号処理回路128などの各回路に
制御信号を出力する。タイミングコントロール回路13
0では、信号の処理タイミングを調整するクロックパル
スがプロセッサ100内の各回路に出力され、また、ビ
デオ信号に付随される同期信号がプロセッサ信号処理回
路128に送られる。観察部位へ照射される光の光量を
調整する絞り116は、絞り用モータ(図示せず)の駆
動によって開閉する。システムコントロール回路122
では、順次送られてくる輝度信号に基き、ペリフェラル
ドライバ129を介してモータへ制御信号を出力する。
これにより、絞り116は、観察部位に照射される光の
光量が適正となるように開閉する。
【0029】ビデオエンドスコープ10内には、ビデオ
エンドスコープ10の動作を制御するスコープ制御部5
6が設けられており、スコープ制御部56は、初期信号
処理回路55を制御するとともに、スコープデータなど
が格納されたEEPROM(図示せず)からデータを読
み出す。ビデオエンドスコープ10がプロセッサ100
に接続されると、スコープ制御部56とシステムコント
ロール回路122との間でデータが送受信され、スコー
プ特性に関するデータがスコープ制御部56からプロセ
ッサ100のシステムコントロール回路122へ送られ
る。
【0030】フロントパネル123には、自動調光にお
いて基準となる参照輝度値の設定をするための設定スイ
ッチ(図示せず)などが設けらており、オペレータが設
定スイッチを操作することによって設定された値に応じ
た信号がシステムコントロール回路122へ送られる。
参照輝度値のデータは、システムコントロール回路12
2内のRAM(図示せず)へ一時的に格納される。
【0031】システムコントロール回路122には、信
号ケーブル104を介して送水装置20が接続されると
もに、キーボード134が接続される。また、ビデオエ
ンドスコープ10の第1スイッチボタン16A、第2ス
イッチボタン16B、第3スイッチボタン16Cが、ス
コープ制御部56を介してシステムコントロール回路1
22と接続される。送水装置20がプロセッサ100に
接続されてない場合、第1スイッチボタン16A、第2
スイッチボタン16B、第3スイッチボタン16Cは、
それぞれ、ビデオレコーダ160への記録、ビデオプリ
ンタ170による印刷、モニタ150の静止画像表示を
実行するためのスイッチとして機能する。
【0032】第1スイッチボタン16Aが押下された場
合、該スイッチONの信号がシステムコントロール回路
122に入力される。システムコントロール回路122
では、NTSC信号がプロセッサ信号処理回路128か
らビデオレコーダ160へ出力されるように、プロセッ
サ信号処理回路128へ制御信号が出力される。これに
より、ビデオレコーダ160において観察部位の映像が
ビデオテープなどに記録される。
【0033】第2スイッチボタン16Bが押下された場
合、該スイッチのON信号がシステムコントロール回路
122に入力される。システムコントロール回路122
では、RGB信号がプロセッサ信号処理回路128から
ビデオプリンタ170へ出力されるように、プロセッサ
信号処理回路128へ制御信号が出力される。これによ
り、ビデオプリンタ170において観察部位の画像が印
刷される。
【0034】第3スイッチボタン16Cが押下された場
合、該スイッチONの信号がシステムコントロール回路
122に入力される。システムコントロール回路122
では、プロセッサ信号処理回路128内のフレームメモ
リに格納された特定の1フレーム分の観察部位画像が映
像信号として連続的にモニタ150へ出力されるよう
に、プロセッサ信号処理回路128へ制御信号が出力さ
れる。これにより、モニタ150において観察部位の静
止画像が表示される。
【0035】一方、送水装置20がプロセッサ100に
接続されている場合、第1スイッチボタン16A、第2
スイッチボタン16B、第3スイッチボタン16Cは、
それぞれ送水制御、注入流量速度増加の設定、注入流量
速度減少の設定を実行するためのスイッチとして機能す
る。第1スイッチボタン16A、第2スイッチボタン1
6B、あるいは第3スイッチボタン16Cが押下される
と、システムコントロール回路122から送水装置へ制
御信号が送られる。
【0036】図3は、送水装置20のブロック図であ
る。送水装置20内の各回路に対し、電源回路38から
電源が供給される。
【0037】送水装置20の動作は送水制御回路35に
よって制御される。送水制御回路35には、フットスイ
ッチ22と、注入流量速度設定スイッチ27と、表示部
26が接続されており、それぞれのスイッチ信号が送水
制御回路35へ送られる。注入流量速度設定スイッチ2
7が操作されると、設定された注入流量速度がデータと
して一時的にRAM39に格納される。表示部26に
は、LCD(液晶パネル)とLCDドライバと、バック
ライト(いずれも図示せず)が設けられており、RAM
39のデータに基いて送水制御回路35から制御信号が
出力され、その制御信号に基いてLCDドライバがLC
Dを駆動する。バックライトが点灯されることによっ
て、設定される注入流量速度が表示される。
【0038】フットスイッチ22が押下されると、送水
制御回路35では、設定された注入流量速度に従ってモ
ータ41が回転するように制御信号がモータ駆動回路3
7へ出力される。フットスイッチ22が押下されている
間、タンク40内の水はビデオエンドスコープ10のウ
ォータジェット用送水チャンネル13へ向けて流れ続け
る。フットスイッチ22が押下されなくなると(フット
スイッチ22から足が離されると)、送水動作は停止す
る。ビデオエンドスコープ10の第1スイッチボタン1
6Aが送水実行のために操作される場合、フットスイッ
チ22と同様に、第1スイッチボタン16Aが押下され
ている間だけ送水される。
【0039】モータ41は、PWM(Pulse Width Modu
lation)制御に従って駆動される直流型モータであり、
モータ41の回転に従って回転ポンプ21が回転する。
モータ駆動回路37では、送水制御回路35から送られ
てくる制御信号に基いて駆動信号がモータ41へ出力さ
れる。モータ41の回転速度は、注入流量速度設定スイ
ッチ27によって設定された注入流量速度に従う。
【0040】本実施形態では、次の表1に示すように、
注入流量速度設定スイッチ27、あるいは第2スイッチ
ボタン16B、第3スイッチボタン16Cにより設定さ
れる注入流量速度(単位時間当たり体内へ注入される液
量)Liと、モータ41の回転速度との対応関係が、テ
ーブルとしてあらかじめROM36に格納されている。
また、このテーブルは、後述するモニタ表示のため、プ
ロセッサ100のシステムコントロール回路122内の
ROM(図示せず)にもあらかじめ格納されている。
【0041】
【表1】
【0042】表1には、注入流量速度設定スイッチ2
7、あるいは第2スイッチボタン16B、第3スイッチ
ボタン16Cにより設定可能な5つの注入流量速度Li
と、注入流量速度Liに応じたモータ41の回転速度お
よびモータ41の出力割合との関係が示されている。モ
ータ41の回転速度は表1に基いて設定され、例えば、
注入流量速度がL1=10.0mlに設定された場合、
モータ41は出力100%となるように駆動される。す
なわち、最大の回転速度V1でモータ41が駆動され
る。
【0043】注入流量速度設定スイッチ27では、ダイ
ヤル式であるスイッチを一段ずつ回すことにより、設定
される注入流量速度が段階的に増加、あるいは減少す
る。一方、第2スイッチボタン16B、第3スイッチボ
タン16Cは、1回ずつ押下さする度に注入流量速度が
一段ずつ増加、あるいは減少する。
【0044】モータ41が回転すると、エンコーダ42
においてモータ41の回転速度が検出される。そして、
モータ41の回転速度に応じた電圧値がエンコーダ42
から送水制御回路35へ送られる。送水制御回路35で
は、モータ41の回転をフィードバック制御するため、
検出された回転速度と設定された回転速度との差が算出
され、その差に基いた制御信号がモータ駆動回路37へ
送られる。
【0045】図4は、プロセッサ100内のシステムコ
ントロール回路122において実行される送水関連処理
動作のフローチャートを示した図である。プロセッサ1
00の電源がONにされると、送水関連処理が実行開始
される。
【0046】ステップS101では、信号ケーブル10
4がプロセッサ100に接続されているか否かが判定さ
れる。信号ケーブル104がプロセッサ100に接続さ
れていると判断されると、ステップS102に移る。ス
テップS102では、第1、第2、第3スイッチボタン
16A、16B、16Cが、それぞれ送水装置20によ
る送水、注入流量速度増加の設定、設定される注入流量
速度減少の設定を実行するためのスイッチとして設定さ
れる。また、ステップS102では、送水装置20にお
いて設定されている注入流量速度の設定値がデータとし
てシステムコントロール回路122へ送られる。ステッ
プS102が実行されると、ステップS103へ進む。
ステップS103では、第1スイッチボタン16Aが押
下されたか否かが判断される。すなわち、送水を実行開
始するために第1スイッチボタン16Aが押下されたか
否かが判断される。
【0047】ステップS103において、第1スイッチ
ボタン16AのスイッチONの信号が検出され、送水を
実行するため第1スイッチボタン16Aが押下されたと
判断された場合、ステップS104へ進む。ステップS
104では、第1スイッチボタン16Aが押下されたこ
とを知らせる制御信号がシステムコントロール回路12
2から送水装置20の送水制御回路35へ送られる。ス
テップS104が実行されると、ステップS105へ進
む。ステップS105では、第1スイッチボタン16A
が押下されなくなったか否かが判断される。すなわち、
送水を停止(終了)するスイッチ操作がオペレータによ
って実行されたか否かが判断される。
【0048】ステップS105において、第1スイッチ
ボタン16AのスイッチOFFの信号が検出され、送水
停止のために第1スイッチボタン16Aから親指が離さ
れたと判断された場合、ステップS106に進み、第1
スイッチボタン16Aが押下されていないことを知らせ
る制御信号がシステムコントロール回路122から送水
制御回路35へ送られる。一方、第1スイッチボタン1
6AのスイッチOFF信号が検出されない、すなわち第
1スイッチボタン16Aが押下され続けていると判断さ
れた場合、スイッチのOFF信号が検出されるまでステ
ップS105が繰り返し実行される。ステップS106
が実行されると、ステップS101へ戻る。
【0049】一方、ステップS103において、第1ス
イッチボタン16Aが押下されていないと判断された場
合、ステップS107へ進む。ステップS107では、
注入流量速度の設定値を増加させるために第2スイッチ
ボタン16Bが押下されたか否かが判断される。
【0050】ステップS107において、第2スイッチ
ボタン16Bが押下されたと判断された場合、ステップ
S108に進む。ステップS108では、第2スイッチ
ボタン16Bの押下を知らせる制御信号がシステムコン
トロール回路122から送水装置20の送水制御回路3
5へ送られる。ステップS108が実行されると、ステ
ップS109に進む。
【0051】ステップS109では、設定変更された注
入流量速度をモニタ150に表示する処理が実行され
る。すなわち、システムコントロール回路122内で
は、送られてきた注入流量速度の設定値およびROMに
格納された表1のデータに基いて、第2スイッチボタン
16Bの押下によって変更された注入流量速度の値に応
じたキャラクタ信号が生成される。生成されたキャラク
タ信号は、所定のタイミングでプロセッサ信号処理回路
128に送られ、キャラクタ信号は映像信号にスーパー
インポーズされる。その結果、モニタ150において、
観察部位の映像とともに設定変更された注入流量速度が
所定の位置に表示される。ステップS109が実行され
ると、ステップS101に戻る。
【0052】一方、ステップS107において、第2ス
イッチボタン16Bが押下されていないと判断された場
合、ステップS110に進む。ステップS110では、
注入流量速度の設定値を減少させるために第3スイッチ
ボタン16Cが押下されたか否かが判断される。ステッ
プS110において第3スイッチボタン16Cが押下さ
れていないと判断された場合、ステップS101に戻
る。一方、ステップS110において第3スイッチボタ
ン16Cが押下されたと判断された場合、ステップS1
11に進む。
【0053】ステップS111では、第3スイッチボタ
ン16Cの押下を知らせる制御信号がシステムコントロ
ール回路122から送水装置20の送水制御回路35へ
送られる。ステップS111が実行されると、ステップ
S112に進む。ステップS112では、ステップS1
09と同様に、変更された注入流量速度を表示するため
の処理が実行される。ステップS112が実行される
と、ステップS101に戻る。
【0054】一方、ステップS101において、信号ケ
ーブル104がプロセッサ100に接続されていないと
判断された場合、ステップS113に進む。ステップS
113では、第1、第2、第3スイッチボタン16A、
16B、16Cが、それぞれ観察部位の映像記録、観察
部位の印刷、観察部位の静止画像表示を実行するスイッ
チとして設定される。ステップS114では、各スイッ
チの押下に対応する処理がそれぞれ実行される。
【0055】図5は、送水装置20の送水制御回路35
において実行される送水処理動作のフローチャートを示
した図である。送水装置20の電源がONになると、送
水処理動作が開始される。
【0056】ステップS201では、送水装置20が信
号ケーブル104を介してプロセッサ100と接続され
ているか否かが判断される。送水装置20がプロセッサ
100と接続されていると判断された場合、ステップS
202へ進む。一方、送水装置20がプロセッサ100
と接続されていないと判断された場合、ステップS21
3へ進み、ビデオエンドスコープ10におけるスイッチ
操作と関係のなく実行される送水装置20自身の送水処
理動作が実行される。
【0057】ステップS202では、設定されている注
入流量速度の値がデータとしてプロセッサ100のシス
テムコントロール回路122へ送られる。ここでは、送
水装置20の電源投入時における注入流量速度の初期値
は7.0mlに設定されている。ステップS202が実
行されると、ステップS203へ進む。ステップS20
3では、第1スイッチボタン16Aの押下を知らせる制
御信号(以下では第1スイッチON伝達信号という)が
システムコントロール回路122から送られてきたか否
かが判断される。
【0058】ステップS203において、第1スイッチ
ON伝達信号が送られてきたと判断されると、ステップ
204へ進む。ステップS204では、設定された注入
流量速度に基き、モータ41を回転させる制御信号が送
水制御回路35からモータ駆動回路37へ出力される。
これにより、タンク40内の水等の液体がウォータジェ
ットノズル13を通って先端部14から噴出する。ステ
ップS204が実行されると、ステップS205へ進
む。
【0059】ステップS205では、第1スイッチボタ
ン16Aが送水処理停止のためOFFにされたことを知
らせる制御信号(以下では、第1スイッチOFF伝達信
号という)が送られてきたか否かが判断される。ステッ
プS205において第1スイッチOFF伝達信号が送ら
れてきたと判断された場合、ステップS206に進み、
モータ41の回転を停止させる制御信号が送水制御回路
35からモータ駆動回路37へ出力される。これによ
り、回転ポンプ21が停止し、送水が終了する。ステッ
プS206が実行されると、ステップS201に戻る。
一方、第1スイッチOFF伝達信号が送られてきていな
いと判断された場合、ステップS205が繰り返し実行
される。
【0060】ステップS203において、第1スイッチ
ON伝達信号が送られてきていないと判断された場合、
ステップS207へ移る。ステップS207では、第2
スイッチボタン16Bの押下を知らせる制御信号(以下
では、第2スイッチON伝達信号という)が送られてき
たか否かが判断される。
【0061】ステップS207において、第2スイッチ
ON伝達信号が送られてきたと判断された場合、ステッ
プS208に進み、表1に基いて注入流量速度が1段上
の値に設定変更される。そして、ステップS209で
は、変更された注入流量速度が表示部26に表示され
る。ステップS209が実行されると、ステップS20
1へ戻る。
【0062】一方、ステップS207において、第2ス
イッチON伝達信号が送られてきていないと判断された
場合、ステップS210に進む。ステップS210で
は、第3スイッチボタン16Cの押下を知らせる制御信
号(以下では、第3スイッチON伝達信号)が送られて
きたか否かが判断される。ステップS210において、
第3スイッチON伝達信号が送られてきたと判断された
場合、ステップS211に進む。ステップS211で
は、表1に基いて注入流量速度が1段下の値に設定変更
される。そして、ステップS212では、変更された注
入流量速度が表示部26に表示される。ステップS21
2が実行されると、ステップS201へ戻る。一方、ス
テップS210において第3スイッチON伝達信号が送
られてこないと判断された場合、ステップS201へ戻
る。
【0063】このように本実施形態によれば、ビデオエ
ンドスコープ10に送水、注入流量速度変更を実行する
ための第1、第2、第3スイッチボタン16A、16
B、16Cが設けられている。第1スイッチボタン16
Aが操作されると、信号ケーブル104を介して送水に
関する制御信号が送水装置20へ送られる。これによ
り、回転ポンプ21を作動させるモータ41が作動す
る。また、第2スイッチボタン、第3スイッチボタン1
6B、16Cが操作されると、注入流量速度に関する制
御信号が送水装置20へ送られる。送水装置20では、
制御信号に基いて注入流量速度が変更される。変更され
た注入流量速度は、モニタ150に表示される。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内視鏡操
作に支障をきたすことなく送水処理を効果的に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態である電子内視鏡システムを示した
平面図である。
【図2】電子内視鏡システムのブロック図である。
【図3】送水装置のブロック図である。
【図4】プロセッサにおいて実行される送水関連処理動
作のフローチャートを示した図である。
【図5】送水装置において実行される送水処理動作のフ
ローチャートを示した図である。
【符号の説明】
10 ビデオエンドスコープ 13 ウォータジェット用送水チャンネル(輸送管
路) 16A 第1スイッチボタン、VTR/送水制御スイッ
チボタン(送水スイッチ) 16B 第2スイッチボタン、コピー/注入量アップス
イッチボタン(増加スイッチ) 16C 第3スイッチボタン、画像静止/注入量ダウン
スイッチボタン(減少スイッチ) 19 撮像素子 20 送水装置 21 回転ポンプ 35 送水制御回路 40 タンク 41 モータ(アクチュエータ) 100 プロセッサ 104 信号ケーブル 122 システムコントロール回路 150 モニタ
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月2日(2002.9.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】ビデオエンドスコープには、送水装置によ
る送水を実行開始および終了するための送水制御スイッ
チが設けられる。それとともに、電子内視鏡システム
は、送水制御スイッチが操作されたか否かを検出する送
水スイッチ操作検出手段と、送水制御スイッチが操作さ
れたと判断された場合、送水制御スイッチの操作を知ら
せる制御信号を送水装置へ送る送水制御信号伝達手段
と、プロセッサからの制御信号に基いて、送水が実行開
始または終了されるように送水装置の作動を制御する
水装置作動制御手段とを備える。送水制御スイッチがオ
ペレータによって操作されると、送水制御スイッチ操作
検出手段が該スイッチの操作を検出する。そして、送水
制御信号伝達手段が、信号ケーブルなどを介して送水制
御スイッチの操作がされたことを知らせる制御信号を送
水装置へ出力する。送水装置作動制御手段は、送られて
きた制御信号に基いて送水装置を作動あるいは停止させ
る。例えば送水装置作動制御手段は、送水制御スイッチ
ONの操作に対応した制御信号が伝達されるとポンプを
作動させ、送水制御スイッチOFFの操作に対応した制
御信号が伝達されるとポンプを作動停止させる。その結
果、タンク内の液体が輸送管路へ送られ、水などの液体
がビデオエンドスコープの先端部から所定量だけ噴出す
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明の電子内視鏡装置は、撮像素子を有
し、所定の部位に液体を噴出するための輸送管路が形成
されたビデオエンドスコープと、ビデオエンドスコープ
および観察部位を表示するモニタが接続されるとともに
撮像素子から読み出される画像信号を処理するプロセッ
サとを備えた電子内視鏡装置である。液体を貯留するタ
ンクを有する内視鏡用送水装置が、ビデオエンドスコー
プの輸送管路へ接続されるとともに、プロセッサと信号
伝送可能となるよう電気的に接続される。電子内視鏡装
置は、ビデオエンドスコープに設けられ、送水装置によ
る送水を実行開始および終了するための送水制御スイッ
チと、送水制御スイッチが操作されたか否かを検出する
送水制御スイッチ操作検出手段と、送水制御スイッチが
操作されたと判断された場合、送水制御スイッチの操作
を知らせる制御信号を送水装置へ送る送水制御信号伝達
手段とを備えたことを特徴とする。また、この電子内視
鏡装置に接続される送水装置は、タンクとともに、前記
タンクを前記輸送管路と連通させる接続管路と、前記接
続管路を介して前記タンク内の液体を前記輸送管路へ送
るポンプと、前記ポンプを作動させるアクチュエータ
と、プロセッサからの制御信号に基いて、送水が実行さ
れるようにポンプの作動を制御するポンプ作動制御手段
とを備える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 充 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA00 BB02 BB10 CC06 DD00 FF11 FF39 FF42 HH04 JJ17 NN05 NN07 WW01 XX01 YY12 YY18 5C054 AA01 CC07 CD03 HA12

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を有し、所定の部位に液体を噴
    出するための輸送管路が形成されたビデオエンドスコー
    プと、前記ビデオエンドスコープおよび観察部位を表示
    するモニタが接続されるとともに前記撮像素子から読み
    出される画像信号を処理するプロセッサと、液体を貯留
    するタンクを有し、前記ビデオエンドスコープの前記輸
    送管路に前記タンクが接続されると共に、前記プロセッ
    サとの間で信号伝送可能となるよう電気的に接続される
    内視鏡用送水装置とを備えた電子内視鏡システムであっ
    て、 前記ビデオエンドスコープに設けられ、前記送水装置に
    よる前記輸送管路への送水を実行開始および終了するた
    めの送水制御スイッチと、 前記送水制御スイッチが操作されたか否かを検出する送
    水制御スイッチ操作検出手段と、 前記送水制御スイッチが操作されたと判断された場合、
    前記送水制御スイッチの操作を知らせる制御信号を前記
    送水装置へ送る送水制御信号伝達手段と、 前記プロセッサからの制御信号に基いて、前記ポンプの
    作動を制御するポンプ作動制御手段とを備えたことを特
    徴とする電子内視鏡システム。
  2. 【請求項2】 前記ビデオエンドスコープに設けられ、
    前記輸送管路へ注入される液体の流量速度を変更するた
    めの注入流量速度変更スイッチと、 前記注入流量速度変更スイッチが操作されたか否かを検
    出する注入流量速度変更スイッチ操作検出手段と、 前記注入流量速度変更スイッチが操作されたと判断され
    た場合、注入流量速度変更スイッチに対する操作を知ら
    せる制御信号を前記送水装置へ送る注入流量速度変更制
    御信号伝達手段とを備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の電子内視鏡システム。
  3. 【請求項3】 前記プロセッサが、信号ケーブルを介し
    て前記送水装置と接続され、 前記送水制御スイッチが、ビデオレコーダに観察画像を
    記録するため前記ビデオエンドスコープに設けられたV
    TRスイッチと、ビデオプリンタに観察画像を印刷する
    ため前記ビデオエンドスコープに設けられたコピースイ
    ッチと、前記モニタに静止観察画像を表示するために前
    記ビデオエンドスコープに設けられた画像静止スイッチ
    のいずれかのスイッチと兼用されており、 前記信号ケーブルが前記プロセッサに接続されているか
    否かを検出するケーブル接続検出手段と、 前記信号ケーブルが接続されていると判断された場合、
    前記ビデオスイッチ、コピースイッチおよび画像静止ス
    イッチのうち兼用されたスイッチを前記送水スイッチと
    して設定する送水制御スイッチ設定手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1および請求項2のいずれかに記載
    の電子内視鏡システム。
  4. 【請求項4】 前記注入流量速度変更スイッチが、注入
    流量速度を増加させる増加スイッチと、減少させる減少
    スイッチからなり、 前記増加スイッチが、前記VTRスイッチ、コピースイ
    ッチおよび画像静止スイッチのうち前記送水スイッチと
    兼用されていないスイッチと兼用され、 前記減少スイッチが、前記VTRスイッチ、コピースイ
    ッチおよび画像静止スイッチのうち前記送水および増加
    スイッチと兼用されていない残りのスイッチと兼用さ
    れ、 前記ケーブル接続検出手段により前記信号ケーブルが接
    続されていると判断された場合、前記ビデオスイッチ、
    コピースイッチおよび画像静止スイッチのうち前記増加
    スイッチと兼用されたスイッチを前記増加スイッチとし
    て設定し、前記ビデオスイッチ、コピースイッチおよび
    画像静止スイッチのうち前記減少スイッチと兼用された
    スイッチを前記減少スイッチとして設定する増加、減少
    スイッチ設定手段とをさらに有することを特徴とする請
    求項3に記載の電子内視鏡システム。
  5. 【請求項5】 前記注入流量速度変更スイッチに対する
    操作によって注入流量速度が変更された場合、変更され
    た注入流量速度を前記モニタに表示する注入流量速度表
    示手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載
    の電子内視鏡システム。
  6. 【請求項6】 前記増加スイッチに対する操作によって
    注入流量速度が増加された場合、増加された注入流量速
    度を前記モニタに表示する増加注入流量速度表示手段
    と、 前記減少スイッチに対する操作によって注入流量速度が
    減少された場合、減少された注入流量速度を前記モニタ
    に表示する減少注入流量速度表示手段とさらに有するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の電子内視鏡システム。
  7. 【請求項7】 撮像素子を有し、所定の部位に液体を噴
    出するための輸送管路が形成されたビデオエンドスコー
    プと、前記ビデオエンドスコープおよび観察部位を表示
    するモニタが接続されるとともに前記撮像素子から読み
    出される画像信号を処理するプロセッサとを備えた電子
    内視鏡装置であって、液体を貯留するタンクを有する内
    視鏡用の送水装置が、前記ビデオエンドスコープの前記
    輸送管路へ接続されるとともに、前記送水装置が前記プ
    ロセッサと信号伝送可能となるように電気的に接続さ
    れ、前記ビデオエンドスコープに設けられ、前記送水装
    置による前記輸送管路への送水を実行開始および終了す
    るための送水制御スイッチと、 前記送水制御スイッチが操作されたか否かを検出する送
    水制御スイッチ操作検出手段と、 前記送水制御スイッチが操作されたと判断された場合、
    前記送水制御スイッチの操作を知らせる制御信号を前記
    送水装置へ送る送水制御信号伝達手段とを備えたことを
    特徴とする電子内視鏡装置。
  8. 【請求項8】 請求項7の輸送管路が形成されたビデオ
    エンドスコープとプロセッサとを備えた電子内視鏡装置
    に接続される送水装置であって、前記ビデオエンドスコ
    ープの前記輸送管路へ接続されるとともに、前記送水装
    置が前記プロセッサと信号伝送可能となるように電気的
    に接続され、 液体を貯留するためのタンクと、 前記タンクを前記輸送管路と連通させる接続管路と、 前記接続管路を介して前記タンク内の液体を前記輸送管
    路へ送るポンプと、 前記ポンプを作動させるアクチュエータと、 前記プロセッサからの制御信号に基いて、前記ポンプの
    作動を制御するポンプ作動制御手段とを備えたことを特
    徴とする内視鏡用送水装置。
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