JP2003070663A - 浴室用すのこ - Google Patents

浴室用すのこ

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JP2003070663A
JP2003070663A JP2001270833A JP2001270833A JP2003070663A JP 2003070663 A JP2003070663 A JP 2003070663A JP 2001270833 A JP2001270833 A JP 2001270833A JP 2001270833 A JP2001270833 A JP 2001270833A JP 2003070663 A JP2003070663 A JP 2003070663A
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JP
Japan
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bathroom
joint member
upper plate
surface material
plate portion
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Pending
Application number
JP2001270833A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Takahara
耕一 高原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに端部を突き合わせながら浴室の床面に
敷設したときに生じる隙間や段差をカバーし、入浴者が
つまずく危険性を少なくした浴室用すのこを提供する。 【解決手段】 支持基材1と支持材2とで組立てられた
表面材支持体の上に複数枚の表面材3が互いに隙間を開
けて平行に被着され、表面材3の一端に継手部材4が取
付けられた浴室用すのこであって、継手部材4はT字形
の断面形状を有し、その上板部4aの裏面に互いに平行
な一対の軟質弾性層4c,4cが上板部全長に亘って設
けられたものであり、その上板部4aの片側半分と片方
の軟質弾性層4cが表面材3の一端に上方から重ねられ
てプッシュリベット等の止具5で固定されている構成と
する。T字形の継手部材4によって、突き合わせ部分の
隙間や段差をカバーし、つまずく危険性を少なくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大型の浴室の床面に
敷設される浴室用すのこに関し、更に詳しくは、互いに
突き合わせながら敷設したときに生じるわずかな段差や
隙間をカバーすることができる浴室用すのこに関する。
【0002】
【従来の技術】病院や養護施設等における介護用の大型
の浴室では、バリヤフリーの観点から入口と床面との段
差をなくすために、浴室の床面全体に合成樹脂製の浴室
用すのこが敷設されるようになってきた。その場合、長
尺の浴室用すのこを並べて敷き詰めるのが施工上簡便で
あるが、長尺の浴室用すのこは重量が大きいため、浴室
床面の清掃時などに長尺の浴室用すのこを持ち上げるの
が大変であり、メンテナンスがし辛いという難点があ
る。
【0003】そこで、あまり長くない比較的軽量な浴室
用すのこを互いに突き合わせながら並べて敷き詰めてい
るが、その場合は、以下のような問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】即ち、浴室用すのこを
互いに突き合わせて敷設すると、突き合わせた双方の浴
室用すのこの端部間に隙間や僅かな段差が発生し、これ
を無くすことは実際には不可能である。そのため、入浴
者がつまずいたりして怪我をする危険性があり、これが
問題となっていた。
【0005】本発明は上記の問題に対処すべくなされた
もので、その目的とするところは、突き合わせて敷設し
たときに生じる隙間や段差をカバーし、入浴者がつまず
く危険性の少ない浴室用すのこを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明の浴室用すのこは、表面材支持体の上に複数
枚の表面材が互いに隙間をあけて平行に被着され、表面
材の一端に継手部材が取付けられた浴室用すのこであっ
て、継手部材はT字形の断面形状を有し、その上板部の
裏面に互いに平行な一対の軟質弾性層が上板部全長に亘
って設けられたものであり、その上板部の片側半分と片
方の軟質弾性層が表面材の一端に上方から重ねられて止
具で固定されていることを特徴とするものである。
【0007】このような浴室用すのこを互いに突き合わ
せて敷設すると、一方の浴室用すのこの表面材の一端に
固定された継手部材の上板部の反対側半分と軟質弾性層
が、他方の浴室用すのこの表面材の他端に重なり、表面
材の端部間に生じた隙間や段差が継手部材によってカバ
ーされ、軟質弾性層が表面材に密着する。そのため、入
浴者が表面材の端部間に生じた隙間や段差につまずく危
険性は少なくなる。
【0008】また、T字形の断面形状を有する上記の継
手部材は、その上板部の片側半分と片方の軟質弾性層を
表面材の一端に重ねると共に、継手部材の縦板部を表面
材支持体の端面に当てるだけで、継手部材の位置決めを
簡単に行うことができるため取付作業が容易であり、こ
のように縦板部を表面支持体の端面に当てて継手部材を
取付けると、表面材から突き出す上板部の反対側半分に
上方から荷重が作用した場合でも、縦板部が倒れ防止の
働きをするため、上板部が下方へ傾くことはない。
【0009】次に、本発明の請求項2に係る浴室用すの
こは、上記請求項1の浴室用すのこにおいて、その継手
部材の上板部の両側縁が斜め下方へ屈曲していること特
徴とするものである。
【0010】この浴室用すのこのように継手部材の上板
部の両側縁が斜め下方へ屈曲していると、足先が継手部
材の上板部に引掛かりにくいので、つまずく危険性が一
層少なくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の具
体的な実施形態を詳述する。
【0012】図1は本発明の一実施形態に係る浴室用す
のこの平面図、図2は同浴室用すのこの正面図、図3は
同浴室用すのこの分解斜視図、図4は同浴室用すのこの
拡大部分正面図、図5は同浴室用すのこの表面材支持体
を構成する支持基材の斜視図、図6(a)は同浴室用すの
この表面支持体を構成する支持材と同浴室用すのこの表
面材を分離した状態の断面図、図6(b)は同支持材に同
表面材を被着した状態の断面図、図7は同浴室用すのこ
の支持基材の受部と支持材の端部との係着状態を示す部
分断面図、図8は同浴室用すのこの継手部材の断面図、
図9は同浴室用すのこの突き合わせ状態を示す部分拡大
図である。
【0013】この浴室用すのこは、図1〜図3に示すよ
うに、支持基材1と支持材2で組立てられた表面材支持
体の上に、複数枚の表面材3が互いに隙間をあけて平行
に被着され、これらの表面材3の一端に継手部材4が止
具5で取付固定されたものである。
【0014】更に詳しく説明すると、図2,図3に示す
ように、支持基材1が両端と中間に3個配置され、これ
らの支持基材1,1,1の相互間に支持材2が3本ずつ
架け渡されて、表面材3が被着される上記の表面材支持
体が組立てられている。
【0015】支持基材1はポリプロピレン等の合成樹脂
で射出成形されたものであって、図5,図7に示すよう
に、支持基材1の下端には支持材2の端部を係着するた
めの受部1a,1aが両側へ突き出して形成されてい
る。この受部1aは三角形の隔壁1b,1bで三つに区
切られ、各区切り部分ごとに止具挿通孔1cが形成され
ている。また、この受部1aの両端には、上記隔壁1b
の略半分の厚みを有する三角壁1d,1dと端板1e,
1eが一体に形成されている。
【0016】この受部1aから支持基材1の上面までの
高さ寸法は、支持材2の高さ寸法と同一に設定され、ま
た、隔壁1b相互間の寸法、及び、隔壁1bと三角壁1
dの間の寸法は、いずれも支持材2の巾寸法と同一に設
定されている。従って、この受部1aの三つの区切り部
分には3本の支持材2の端部がガタツキなく係着され、
係着された状態では、図7に示すように支持材2の上面
と支持基材1の上面が同じ高さになっている。そして、
支持材2の端部にはビス6が止具挿通孔1cからねじ込
まれ、支持材2の端部が受部1aから外れ落ちないよう
に固定されている。
【0017】図5に示すように、支持基材1の両端部に
は縦方向の貫通孔1f,1fが形成され、この貫通孔1
fの下端部には、内面に雌ネジを切った合成樹脂製の筒
状スペーサ7が脱着可能に取付けられている。そして、
この筒状スペーサ7には、上端面に六角レンチ等の回転
具挿入用の穴(レンチ穴)を形成し且つ外周面に雄ネジ
を切った合成樹脂製の高さ調節用の脚8が下方から螺入
されている。従って、六角レンチ等の回転具を上方から
貫通孔1fを通して上記の穴(レンチ穴)に挿入し、該
回転具で高さ調節用の脚8を回転させると、支持基材1
の高さを簡単に調節できるようになっている。
【0018】前記の支持材2や表面材3はいずれも、ポ
リ塩化ビニルなどの合成樹脂を押出成形したもので、図
6に示すように、支持材2は中空構造とされ、その上面
に凹溝2aが形成されている。そして、この凹溝2aの
両側面には全長に亘って小さな凸リブ2b,2bが形成
されている。また、図5に示すように、前記支持基材1
の上面にも、上記凹溝2aに合致した形状の凹部1gが
3箇所形成されており、同様に小さな凸リブ1h,1h
が各凹部1gの両側面に形成されている。従って、支持
基材1,1間に支持材2を架け渡すと、支持材2の凹溝
2aと支持基材1の凹部1gが連続し、凸リブ2bと凸
リブ1hも連続するようになっている。
【0019】表面材3は支持材2より若干巾広の帯板状
に形成され、図6に示すように、その両側縁が下方に折
曲されている。そして、この表面材3の裏面には、互い
に平行な一対の嵌込み板3a,3aが全長に亘って突設
され、これら嵌込み板3a,3aの下端には外側へ突き
出す係合爪3b,3bが形成されている。この表面材3
の上面には、滑り止め用の小さな凹凸を形成したり、抗
菌処理コーティングを施すことが望ましい。
【0020】この表面材3は、図6(b)に示すように
裏面の嵌込み板3a,3aを支持材2の凹溝2aと支持
基材1の凹部1gに嵌め込んで、係合爪3b,3bを凹
溝2aの凸リブ2b,2bと凹部1gの凸リブ1h,1
hに下方から係合させることにより、浮き上がって外れ
ることのないように支持材2と支持基材1に被着されて
いる。このとき、表面材3の下方へ折曲された両側縁が
支持基材1の上面に当らないようにするため、図5に示
すように、支持基材1の上面には、表面材3の両側縁を
落とし込む凹部1iが形成されている。
【0021】この表面材3の一端に取付けられる前記の
継手部材4は、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂で成形され
たものであって、図8に示すように、上板部4aと縦板
部4bを備えた断面形状がT字形の継手部材とされてお
り、上板部4aの裏面には、縦板部4bを挟んで互いに
平行な左右一対の軟質弾性層4c,4cが上板部全長に
亘って設けられている。軟質弾性層4cとしては、圧縮
されやすい軟質のゴム発泡体や合成樹脂発泡体が好まし
く使用される。また、継手部材4の上板部4aは、図8
に示すように、その両側縁4d,4dを斜め下方へ屈曲
させることが好ましく、このように屈曲させると、足先
が上板部4aに引掛かりにくいので、つまずく危険性が
一層少なくなる。
【0022】この継手部材4は、図4に示すように、上
板部4aの片側半分と片方の軟質弾性層4cが表面材3
の一端に上方から重ねられて止具5で固定されている。
その場合、継手部材4の断面形状がT字形であると、そ
の縦板部4bを支持基材1の端面(端板1e)に当てる
だけで、継手部材4の位置決めを簡単に行うことができ
るため取付作業がし易くなり、このように縦板部4bを
支持基材1の端面に当てて継手部材4を取付けると、表
面材3から突き出す上板部4aの反対側半分に上方から
荷重が作用した場合でも、縦板部4bが倒れ防止の働き
をするため、上板部4aが下方へ傾くのを防止すること
が可能となる。この継手部材4を固定する止具5として
は、プラスチック製のプッシュリベットなどが好ましく
使用される。
【0023】以上のような構成の浴室用すのこは、図9
に示すように互いに突き合わされ、高さ調節用の脚8で
高さを調整して浴室の床面に敷設される。このように浴
室用すのこを突き合わせて敷設すると、一方の浴室用す
のこの表面材3の一端に取付けられた継手部材4の上板
部4aの半分(表面材3から突き出す上板部4aの半
分)とその裏面の軟質弾性層4cが、他方の浴室用すの
この表面材3の他端に重なり、表面材3,3の端部間に
生じた隙間や段差が継手部材4によってカバーされると
共に、軟質弾性層4cが他方の浴室用すのこの表面材3
の他端に密着することになる。そのため、入浴者が表面
材3,3の端部間の隙間や段差につまずく危険性は少な
くなり、特に、継手部材4の上板部4aの両側縁4d,
4dが前述したように斜め下方へ屈曲している場合は、
足先が上板部4aに引掛かりにくいので、つまずく危険
性が一層少なくなる。そして、表面材から突き出す継手
部材4の上板部4aに入浴者の荷重がかかっても、既述
したように縦板部4bが倒れ防止の働きをするため、上
板部4aが斜めに傾くこともない。
【0024】なお、上記の実施形態では、継手部材4を
最初から表面材3の一端に取付けているが、場合によっ
ては、浴室用すのこを突き合わせて敷設する際に継手部
材を取付けるようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の浴室用すのこは、互いに突き合わせて浴室床面に敷設
する場合に生じる表面材端部間の隙間や段差を継手部材
でカバーすることにより、入浴者が該隙間や段差につま
ずく危険性を少なくすることができ、しかも、継手部材
の断面形状がT字形であるため、位置決めが容易で、上
方から荷重が作用しても上板部が斜め下方に傾くことが
なく、特に、継手部材の上板部の両側縁が斜め下方へ屈
曲しているものは、つまずく危険性が一層少なくなると
いった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る浴室用すのこの平面
図である。
【図2】同浴室用すのこの正面図である。
【図3】同浴室用すのこの分解斜視図である。
【図4】同浴室用すのこの拡大部分正面図である。
【図5】同浴室用すのこの表面材支持体を構成する支持
基材の斜視図である。
【図6】(a)は同浴室用すのこの表面支持体を構成す
る支持材と同浴室用すのこの表面材を分離した状態の断
面図、図5(b)は同支持材に同表面材を被着した状態
の断面図である。
【図7】同浴室用すのこの支持基材の受部と支持材の端
部との係着状態を示す部分断面図である。
【図8】同浴室用すのこの継手部材の断面図である。
【図9】同浴室用すのこの突き合わせ状態を示す部分拡
大図である。
【符号の説明】
1 表面材支持体を構成する支持基材 2 表面材支持体を構成する支持材 3 表面材 4 継手部材 4a 上板部 4b 縦板部 4c 軟質弾性層 4d 上板部の両側縁 5 止具 8 高さ調節用の脚

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面材支持体の上に複数枚の表面材が互い
    に隙間をあけて平行に被着され、表面材の一端に継手部
    材が取付けられた浴室用すのこであって、継手部材はT
    字形の断面形状を有し、その上板部の裏面に互いに平行
    な一対の軟質弾性層が上板部全長に亘って設けられたも
    のであり、その上板部の片側半分と片方の軟質弾性層が
    表面材の一端に上方から重ねられて止具で固定されてい
    ることを特徴とする浴室用すのこ。
  2. 【請求項2】継手部材の上板部の両側縁が斜め下方へ屈
    曲していること特徴とする請求項1に記載の浴室用すの
    こ。
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