JP2005240461A - 浴室用フロア材 - Google Patents

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Abstract

【課題】剛性が大きくて入浴者に不安定感を与えることがなく、組立施工が極めて簡単であり、裏側の清掃もし易い、高さ調節の自在な浴室用フロア材を提供する。
【解決手段】格子構造のパネル状基材1に支持脚3が高さ調節自在に取付けられ、パネル状基材1の表面に表面板2が被着された構成の浴室用フロア材とする。格子構造のパネル状基材1は剛性が大きく、入浴者の荷重によって上下に撓むことがないので、入浴者に不安定感を与えたり、ガタツキを生じることがない。組立施工は、パネル状基材1の表面に表面板2を被着して支持脚3で高さを調節することにより極く簡単に行える。パネル状基材1の裏側は清掃し易く、特に底板を形成したものは裏面の掃除が極めて容易である。
【選択図】図1

Description

本発明は、剛性が大きく、施工が容易で、清掃もし易い、高さ調節の自在な浴室用フロア材に関する。
従来のユニット型の浴室は、水漏れを防止するために、その床を合成樹脂製の防水パンで形成している。このような浴室は、床面よりも出入口の下端の方が高くなっているため、かなりの段差が存在し、老人等がつまずいて転倒する危険性があった。
そこで、本出願人は、浴室の出入口部分の段差をなくすための浴室用フロア材を既に提案した。この浴室用フロア材は、複数の高さ調節用の脚を備えた支持基材を間隔をあけて複数配置すると共に、各支持基材の両側へ突き出した受部に支持材の端部を係着して支持基材間に支持材を架け渡し、その上に表面材を被着して組立てられるものである(特許文献1参照)。
上記の浴室用フロア材は、高さ調節用の脚を操作することにより、表面材が出入口の下端と略同じ高さとなるように高さ調整をして段差をなくすことができ、組立ても比較的簡単に行うことができるものであるが、まだ、以下のような改良すべき点が残されていた。
即ち、この浴室用フロア材のように各支持基材間に支持材を架け渡して表面材を被着する構造では、支持基材と支持材とで構成される基礎部分の剛性が大きくないため、例えば浴室の床面に若干の起伏があると、入浴者の荷重が作用したときに浴室用フロア材が上下に少し撓んで入浴者に不安定な感じを与えたり、ガタツキを生じたりする問題があった。
また、この浴室用フロア材のように、表面材を支える基礎部分が支持基材と該支持基材間に横架された支持材とで構成されていると、基礎部分が凸凹の形状であるため、浴室用フロア材の裏側の清掃がし辛いという問題もあった。
特開平11−131754号公報
本発明は上記問題に対処すべくなされたものであって、剛性が大きくて入浴者に不安定感を与えることがなく、組立施工が極めて簡単であり、裏側の清掃もし易い、高さ調節の自在な浴室用フロア材を提供することを解決課題とする。
上記課題を解決するため、第一の発明に係る浴室用フロア材は、格子構造のパネル状基材に支持脚が高さ調節自在に取付けられ、パネル状基材の表面に表面板が被着されて成ることを特徴とする。そして、第二の発明に係る浴室用フロア材は、格子構造のパネル状基材が所望の長さとなるように切断され、パネル状基材の切断端に端部基材が固定されると共に、パネル状基材と端部基材に支持脚が高さ調節自在に取付けられ、パネル状基材と端部基材の表面に表面板が被着されて成ることを特徴とする。
第一の発明に係る浴室用フロア材においては、支持脚が少なくとも上部の外周面に雄ネジを形成したものであって、内周面に雌ネジが形成されたパネル状基材の支持脚取付孔に下方から螺入されて取付けられており、回り止め手段によって支持脚の回転が阻止されていることが望ましい。同様に、第二の発明に係る浴室用フロア材においても、支持脚が少なくとも上部の外周面に雄ネジを形成したものであって、内周面に雌ネジが形成されたパネル状基材の支持脚取付孔と端部基材の支持脚取付孔に下方から螺入されて取付けられており、回り止め手段によって支持脚の回転が阻止されていることが望ましい。
また、これらの浴室用フロアにおいては、支持脚が、外周面に雄ネジを形成し内周面に雌ネジを形成した上部筒状脚と、この上部筒状脚の下端開口から雄ネジを形成した上部をねじ込んで継ぎ足した筒状継ぎ脚とからなるものであって、この支持脚の上部筒状脚が支持脚取付孔に下方から螺入されて取付けられており、回り止め手段は、正多角形の軸部と正多角形の頭部を有する回り止めピンであって、この回り止めピンの正多角形の軸部が上部筒状脚の上端閉塞部に形成された正多角形のピン挿通孔に回転不能に挿入されると共に、正多角形の頭部が支持脚取付孔の上端開口縁に形成された正多角形の座繰部に回転不能に嵌め込まれていることが望ましい。そして、上部筒状脚の周壁に小孔が形成され、筒状継ぎ脚の上端開口縁から上方に突き出した突片の先端の外向き凸子が上記小孔に内側から嵌め込まれていることが望ましい。
また、上記の浴室用フロアにおいては、格子構造のパネル状基材の底に底板が一体形成され、格子の各目ごとに水抜き孔が底板に開設されていることが望ましい。そして、格子構造のパネル状基材の中心線上に凹条が形成され、表面板の裏面の中心線上に形成された凸条が上記凹条に嵌め込まれていることが望ましく、更に、表面板の幅方向両端縁から下方に突設された側板がパネル状基材の幅方向両側面に固定されていることが望ましい。また、パネル状基材の幅方向両側面に沿って外側に水抜き用の凹部が連なって形成されていることも望ましい。
第一の発明に係る浴室用フロア材は、パネル状基材が格子構造であるため剛性が大きく、入浴者の荷重によって上下に撓むことが皆無に等しいので、入浴者に不安定感を与えたり、ガタツキを生じることがない。しかも、この浴室用フロア材は、パネル状基材に支持脚を高さ調節自在に取付け、表面板をパネル状基材の表面に被着するだけで極く簡単に組立てることができ、このように組立てた浴室用フロア材を浴室の床面に敷設して、表面板が浴室の出入口の下端と同じ高さとなるように支持脚で高さ調節を行うことにより、簡単に施工することができる。特に、格子構造のパネル状基材の底に底板が一体形成され、格子の各目ごとに水抜き孔が底板に開設された浴室用フロア材は、底板によって剛性が更に向上し、底面が平坦となるため清掃がし易く、水抜き孔があるためパネル状基材の格子の各目に水が溜まることもない。
第二の発明に係る浴室用フロア材は、上記の効果に加えて、浴室の床寸法に応じて浴室用フロア材の長さ寸法を自由に調節できるという効果があり、パネル状基材の切断と端部基材の取付けのみで寸法調節ができるため、寸法調節作業も比較的簡単である。
また、支持脚がパネル状基材や端部基材の支持脚取付孔に下方から螺入され、回り止め手段で回転が阻止されている浴室用フロア材は、支持脚が勝手に回転して高さが変化する心配がない。支持脚としては、既述したように上部筒状脚の下端開口から筒状継ぎ脚をねじ込んで継ぎ足したものが好ましく使用されるが、特に、筒状継ぎ脚の上端開口縁から上方に突き出した突片の先端の外向き凸子を、上部筒状脚の周壁の小孔に内側から嵌め込んだ支持脚は、筒状継ぎ脚が回転不能に固定されるため、筒状継ぎ脚の回転により支持脚の高さ寸法が変化するのを阻止することができる。そして、回り止め手段として前述の回り止めピンを採用したものは、回り止めピンの正多角形の軸部を支持脚の上部筒状脚の正多角形のピン挿通孔に挿入して、回り止めピンの正多角形の頭部を支持脚取付孔の上端開口縁の正多角形の座繰部に嵌め込むだけで、簡単かつ確実に支持脚の回転を阻止することができ、この回り止めピンを外せば、正多角形レンチなどの回転工具を上方から支持脚の上部筒状脚のピン挿通孔に挿入して該上部筒状脚を回転させることにより、簡単に高さ調節をすることもできる。
更に、格子構造のパネル状基材の中心線上に凹条が形成され、表面板の裏面の中心線上に形成された凸条が上記凹条に嵌め込まれている浴室用フロア材は、表面板が位置ずれしないように位置決めすることができ、また、表面板の幅方向両端縁から下方に突設された側板がパネル状基材の幅方向両側面に固定されている浴室用フロア材は、固定用の止具が表面板の上面に露出しないので安全であり、体裁も良好である。そして、パネル状基材の幅方向両側面に沿って外側に水抜き用の凹部が連なって形成されている浴室用フロア材は、幅方向に数枚並べて敷設したときに、水抜き用の凹部によって表面板相互の間隙や表面板と浴室壁面との間隙が確保され、表面板の上面の水がこれらの間隙から水抜き用の凹部を経て確実に排水することができる。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施例を詳述する。
図1は本発明の一実施例に係る浴室用フロア材の分解斜視図、図2は表面板を被着した状態の同浴室用フロア材を図1のA−A線に沿って切断した断面図、図3は格子構造のパネル状基材の部分平面図、図4はパネル状基材の支持脚を取付けたコーナー部分の拡大断面図、図5は同コーナー部分の拡大分解断面図、図6は同コーナー部分の拡大分解斜視図、図7は同浴室用フロア材の使用状態を示す断面図である。
この浴室用フロア材は、図1に示すような格子構造の合成樹脂製のパネル状基材1と、このパネル状基材1の表面に被着される合成樹脂製の表面板2と、このパネル状基材1に高さ調節自在に取付けられた合成樹脂製の支持脚3とで構成されている。
パネル状基材1は、図1、図3に示すように、多数の仕切り板1aを縦横にクロスさせて一体形成することにより格子構造とした剛性の大きい基材であり、図2に示すように平坦な底板1bを一体形成することによって、剛性を更に高めると共に裏面の清掃を容易に行えるようにしている。そして、図2、図3に示すように、底板1bには格子の各目ごとに水抜き孔1cが形成されており、格子の各目に水が溜まらないようになっている。
また、図1、図2に示すように、パネル状基材1の中心線上には凹条1dが基材全長に亘って形成されており、各表面板2の裏面の中心線上に形成された凸条2aが上記の凹条1dに嵌め込まれて位置決めされている。この表面板2は、幅方向両端縁から下方に側板2b,2b突設されており、図2に示すように表面板2をパネル状基材1に被着すると、側板2b,2bがパネル状基材1の幅方向両側面に重なるようになっている。そして、この側板2b,2bを外側からビスなどの止具(不図示)でパネル状基材1の側面に固定することによって、表面板2が剥がれないようにパネル状基材1に取付けられている。このようにすると、止具の頭部が表面板2の上面に露出しないので安全であり、体裁も良好となる。
また、図1〜図3に示すように、パネル状基材1の幅方向両側面に沿って外側には水抜き用の凹部1eが連なって形成されており、各凹部1eの底には水抜き孔1cが形成されている。このような凹部1eが形成されていると、浴室用フロア材を幅方向に数枚並べて浴室の床面に敷設したときに、水抜き用の凹部1eによって互いに隣接する表面板2相互の間隙や表面板2と浴室壁面との間隙が確保され、表面板2の上面の水が上記の間隙から水抜き用の凹部1eを経て速やかにかつ確実に排水できるようになる。
図1に示すように、格子構造のパネル状基材1の四隅のコーナー部と長辺の中間部には、内周面に雌ネジを形成した支持脚取付孔1fが設けられており、それぞれの支持脚取付孔1fには、図2、図4に示すように支持脚3が下方から螺入されて高さ調節自在に取付けられている。
この支持脚3は、図4〜図6に示すように、上部筒状脚3aと筒状継ぎ脚3bとからなるもので、筒状継ぎ脚3bの下端には脚座3cが取付けられている。上部筒状脚3aは、外周面に雄ネジ31aを形成すると共に、内周面に雌ネジ32aを形成したものであって、この上部筒状脚3aの上端閉塞部には正六角形のピン挿通孔33aが開設されており、また、周壁には一対の小孔34a,34aが相対向して形成されている。
筒状継ぎ脚3bは、小径の上部外周面に雄ネジ31bを形成すると共に、大径の下部内周面に雌ネジ32bを形成したものであって、この筒状継ぎ脚3bの上端開口縁から上方に突設された左右一対の突片33b,33bの先端には、上部筒状脚3aの小孔34a,34aに内側から嵌め込まれる外向き凸子34b,34bが形成されており、また、大径下部の周壁には上記の小孔34a,34aと同様の小孔35b,35bが形成されている。
脚座3cは滑り難い合成ゴムからなるもので、座板31cの上面のリング部32cの外周面に環状凸部33cが形成されたものである。
上記の支持脚3は、上部筒状脚3aの下端開口から筒状継ぎ脚3bの小径の上部外周面の雄ネジ31bを上部筒状脚3aの内周面の雌ネジ32aにねじ込んで上部筒状脚3aに筒状継ぎ脚3bを継ぎ足すと共に、この筒状継ぎ脚34bの下端開口から脚座3cのリング32cを圧入して筒状継ぎ脚3bの下端に脚座3cを取付けたものであり、筒状継ぎ脚3bの突片33b,33bの外向き凸子34b,34bが上部筒状脚3aの小孔34a,34aに内側から嵌まり込んで、上部筒状脚3aと筒状継ぎ脚3bが互いに回転不能となっている。尚、上部筒状脚3aと筒状継ぎ脚3bを分離する場合は、外向き凸子34bを外側から押し込むことにより外向き凸子34bと小孔34aとの係合を解除して筒状付継ぎ脚3bを回せば簡単に分離することができる。
この支持脚3は、前記の内周面に雌ネジを形成した支持脚取付孔1fに、下方から上部筒状脚3aの雄ネジ31aをねじ込むことによって、パネル状基材1の支持脚取付孔1fに高さ調節自在に取付けられているが、上記のように上部筒状脚3aと筒状継ぎ脚3bが互いに回転不能であるため、後述するように上方から支持脚3の上部筒状脚3aを回転工具で回転させて高さ調節を行うときに、支持脚3全体を回転させることができ、上部筒状脚3aのみが回転するのを防止することができる。
支持脚3の回り止め手段として採用されている回り止めピン4は、図5、図6に示すように正六角形の軸部4aと正六角形の頭部4bを有するもので、図4に示すように、正六角形の軸部4aが支持脚3の上部筒状脚3aの正六角形のピン挿通孔33aに回転不能に挿通されており、正六角形の頭部4bは、支持脚取付孔1fの上端開口縁に形成された正六角形の座繰部1gに回転不能に嵌め込まれている。従って、回り止めピン4は支持脚3に対して回転不能の関係にあると同時に、支持脚取付孔1fに対しても回転不能の関係にあるため、支持脚3はこの回り止めピン4を介して支持脚取付孔1fと回転不能の関係にあり、この回り止めピン4を抜き出さない限り支持脚3は回転することがない。
この支持脚3の高さ調節は、回り止めピン4を抜き出し、六角レンチなどの回転工具を支持脚3の上部筒状脚3aの正六角形のピン挿通孔33aに上方から挿入して上部筒状脚3aを回転させることにより、容易に行うことができる。この場合、既述したように上部筒状脚3aと筒状継ぎ脚3bが回転不能の関係となっているため、上部筒状脚3aを回すだけで支持脚3全体を回転させて確実に高さ調節を行うことができ、上部筒状脚3aのみを空転させるような心配はない。
なお、この実施例1の浴室用フロア材では、回り止めピンの軸4a、頭部4b、上部筒状脚3aのピン挿通孔33aをいずれも正六角形としているが、正三角形でも正四角形でも正五角形でも正七角形以上でもよく、要するに互いに回転不能となる正多角形であればよい。また、浴室用フロア材を更に高く調節する必要がある場合は、筒状継ぎ脚3bの下端開口からもう一つの筒状継ぎ脚3bをねじ込むことによって、二つの筒状継ぎ脚3bを継ぎ足した長い支持脚3を組立てればよい。この場合も、下側の筒状継ぎ脚3bの突片34bの外向き凸子34b,34bが上側の筒状継ぎ脚3bの小孔35b,35bに内側から嵌まり込んで上下の筒状継ぎ脚3b,3bを互いに回転不能に継ぎ足すことができるので、既述したように上方から回転工具を挿入して確実に高さ調節を行うことができる。
以上のような構成の浴室用フロア材は、図7に示すようにユニットバスなどの浴室10の床面10aに敷設され、表面材2が浴室の出入口10bの下端と同じ高さとなるように既述した要領で支持脚3を回転させることによって高さ調節が行われる。そして、高さ調節後に回り止めピン4を挿入して支持脚3の回転を止めることにより、その調節した高さを維持することができる。このように高さ調節して浴室用フロア材を浴室10の床面10aに敷設すると、パネル状基材1が格子構造で剛性が大きいため、入浴者の荷重によって上下に撓むことが皆無に等しく、それゆえ入浴者に不安定感を与えたり、ガタツキを生じたりする心配はない。また、この浴室用フロア材は、支持脚3を取付けたパネル状基材1に表面板2を被着して側板2b,2bをパネル状基材1の側面にビス止めするだけで何人でも極く簡単に組立てることができ、パネル状基材1に平坦な底板1bが設けられているため、裏面の清掃作業も容易に行うことができる。
図8は本発明の他の実施例に係る浴室用フロア材の分解斜視図である。
この浴室用フロア材は、前述した格子構造のパネル状基材1が所望の長さとなるように切断され、このパネル状基材1の切断端にパネル状基材1と同じ合成樹脂製の端部基材5が固定されている。
この端部基材5は、基本的にはパネル状基材1の反対側端部と線対称形の構造を有するもので、その両端部にはパネル状基材1の支持脚取付孔1fと同じ内周面に雌ネジを形成した支持脚取付孔5aが設けられている。そして、この支持脚取付孔5aとパネル状基材の支持脚取付孔1fに支持脚3が下方からねじ込まれて高さ調節自在に取付けられており、これらの支持脚3は上方から挿入された回り止めピン4によって回転不能とされている。
この端部基材5の下端には、パネル状基材1の切断端を支える水平な基材支持板5bが一体に形成されており、この基材支持板5bの上にパネル状基材1の切断端を載置して下方から止具で固定することにより、端部基材5がパネル状基材1の切断端に取付固定されている。そして、この基材支持板5bの上面には一対の位置決め凸部5c,5cが形成され、この位置決め凸部5c,5cをパネル状基材1の裏面に形成された凹部1hに嵌め込むことで、端部基材5がパネル状基材1に位置ずれなく取付けられるようになっている。また、この端部基材5とパネル状基材1の表面には表面板2が被着され、表面板2の両側の側板2b,2bが外側から止具で端部基材5とパネル状基材1の側面に固定されている。
なお、パネル状基材1、表面板2、支持脚3、回り止めピン4等の構成は、前述した通りであるから説明を省略する。
上記のような構成の浴室用フロア材は、実施例1の浴室用フロア材と同様の作用効果を奏することに加えて、浴室10の床面10aの寸法に応じて浴室用フロア材の長さ寸法を自由に調節できるという効果があり、パネル状基材1の切断と端部基材5の取付けのみで寸法調節ができるため、寸法調節作業も比較的簡単である。
本発明の一実施例に係る浴室用フロア材の分解斜視図である。 表面板を被着した状態の同浴室用フロア材を図1のA−A線に沿って切断した断面図である。 格子構造のパネル状基材の部分平面図である。 パネル状基材の支持脚を取付けたコーナー部分の拡大断面図である。 同コーナー部分の拡大分解断面図である。 同コーナー部分の拡大分解斜視図である。 同浴室用フロア材の使用状態を示す断面図である。 本発明の他の実施例に係る浴室用フロア材の分解斜視図である。
符号の説明
1 パネル状基材
1d 凹条
1f 支持脚取付孔
1g 正多角形の座繰部
2 表面板
2a 凸条
3 支持脚
3a 上部筒状脚
31a 雄ネジ
32a 雌ネジ
33a ピン挿通孔
34a 小孔
3b 筒状継ぎ脚
31b 雄ネジ
32b 雌ネジ
33b 突片
34b 外向き凸子
4 回り止めピン
4a 正多角形の軸部
4b 正多角形の頭部
5 端部基材
5a 支持脚取付孔
5b 基材支持板

Claims (10)

  1. 格子構造のパネル状基材に支持脚が高さ調節自在に取付けられ、パネル状基材の表面に表面板が被着されて成る浴室用フロア材。
  2. 格子構造のパネル状基材が所望の長さとなるように切断され、パネル状基材の切断端に端部基材が固定されると共に、パネル状基材と端部基材に支持脚が高さ調節自在に取付けられ、パネル状基材と端部基材の表面に表面板が被着されて成る浴室用フロア材。
  3. 支持脚が少なくとも上部の外周面に雄ネジを形成したものであって、内周面に雌ネジが形成されたパネル状基材の支持脚取付孔に下方から螺入されて取付けられており、回り止め手段によって支持脚の回転が阻止されている請求項1に記載の浴室用フロア材。
  4. 支持脚が少なくとも上部の外周面に雄ネジを形成したものであって、内周面に雌ネジが形成されたパネル状基材の支持脚取付孔と端部基材の支持脚取付孔に下方から螺入されて取付けられており、回り止め手段によって支持脚の回転が阻止されている請求項2に記載の浴室用フロア材。
  5. 支持脚が、外周面に雄ネジを形成し内周面に雌ネジを形成した上部筒状脚と、この上部筒状脚の下端開口から雄ネジを形成した上部をねじ込んで継ぎ足した筒状継ぎ脚とからなるものであって、この支持脚の上部筒状脚が支持脚取付孔に下方から螺入されて取付けられており、回り止め手段は、正多角形の軸部と正多角形の頭部を有する回り止めピンであって、この回り止めピンの正多角形の軸部が上部筒状脚の上端閉塞部に形成された正多角形のピン挿通孔に回転不能に挿入されると共に、正多角形の頭部が支持脚取付孔の上端開口縁に形成された正多角形の座繰部に回転不能に嵌め込まれている、請求項3又は請求項4に記載の浴室用フロア材。
  6. 上部筒状脚の周壁に小孔が形成され、筒状継ぎ脚の上端開口縁から上方に突き出した突片の先端の外向き凸子が上記小孔に内側から嵌め込まれている、請求項5に記載の浴室用フロア材。
  7. 格子構造のパネル状基材の底に底板が一体形成され、格子の各目ごとに水抜き孔が底板に開設されている、請求項1又は請求項2に記載の浴室用フロア材。
  8. 格子構造のパネル状基材の中心線上に凹条が形成され、表面板の裏面の中心線上に形成された凸条が上記凹条に嵌め込まれている、請求項1又は2に記載の浴室用フロア材。
  9. 表面板の幅方向両端縁から下方に突設された側板がパネル状基材の幅方向両側面に固定されている、請求項1,2,8のいずれかに記載の浴室用フロア材。
  10. パネル状基材の幅方向両側面に沿って外側に水抜き用の凹部が連なって形成されている、請求項1,2,8,9のいずれかに記載の浴室用フロア材。
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