JP2690274B2 - すのこ - Google Patents

すのこ

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JP2690274B2
JP2690274B2 JP6233898A JP23389894A JP2690274B2 JP 2690274 B2 JP2690274 B2 JP 2690274B2 JP 6233898 A JP6233898 A JP 6233898A JP 23389894 A JP23389894 A JP 23389894A JP 2690274 B2 JP2690274 B2 JP 2690274B2
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隆 門永
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森六株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロッカールーム,工場
や倉庫,ベランダ,浴室などの床面(設置面)上に載置
されるすのこに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロッカールーム,工場や倉庫,ベラン
ダ,浴室などの床面(設置面)上に載置されるすのこに
おいては、木材に代わってポリ塩化ビニルやポリプロピ
レン,ポリエチレンなどの合成樹脂材料などの長尺材料
を組み合わせて製造されてなるものも既に知られてい
る。このすのこは、前記合成樹脂材料からなる長尺で矩
形状に形成されたすのこ本体を、ジョイント用の連結部
材によりスペーサーを介して所定間隔毎に隙間を開けた
状態で幅方向に複数連結して構成してなり、たとえば前
記スペーサーに、すのこが載置される床面に設置させる
設置接触部を一体的に下方に突出して形成している。前
記スペーサーや連結部材は半硬質のポリ塩化ビニルから
製造されている。
【0003】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のすのこによれば、すのこ本体が前記合成樹脂材
料にて一体に形成されているため、すのこに対して、こ
のすのこ上に載置する物品やすのこ上を歩く人などが滑
ってしまうことがあり、これに起因して人が転んだり、
すのこ上に載置していた荷が崩れたりするおそれがあっ
た。
【0005】本発明は上記問題を解決するもので、危険
を生じたりすることのないすのこを提供することを目的
とするものである。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明のすのこは、すのこ本体の上面部に、その周囲
の複数点箇所間をつなぐ橋絡部を有する複数の孔部を形
成し、この橋絡部を周囲より覆うように軟質材よりなる
突起部を設け、隣接する突起部同士を接続部を介して接
続された状態で一体成形させているものである。
【0008】
【0009】
【作用】上記構成により、すのこ本体の上面部に軟質材
よりなる複数の突起部を設けたため、すのこに対して、
このすのこ上に載置する物品やすのこ上を歩く人などが
滑ることがなくなり、これに起因して、人が転んだり、
すのこ上に載置していた荷が崩れたりすることが防止さ
れる。
【0010】さらに、橋絡部を周囲より覆うように軟質
材よりなる突起部を設け、隣接する突起部同士を接続部
を介して接続された状態で一体成形させているので、突
起部をすのこ本体の上面部により確実に固定できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜図4に示すように、本発明に係るすのこ1
は、互いに着脱自在とされた略正方形状のすのこユニッ
ト2が複数連結されて構成される。すのこユニット2
は、一方向に長尺である長尺部(すのこ本体)3がスペ
ーサー部4を介して所定間隔毎に隙間を開けて3本ずつ
並列された姿勢で一体成形されている。
【0012】長尺部3の底面四隅部にはそれぞれ設置接
触部5が設けられており、この設置接触部5を介してす
のこユニット2が設置面である床面上に設置されるよう
になっている。設置接触部5はその硬度(ショア硬度)
が60〜80でかつ床面に対する常温時の滑り摩擦係数
が1.0〜2.0(例えば鋼板に対して1.42、また
その材料同士では1.62)の塩素化エチレンコポリマ
ー架橋体アロイによる熱可塑性エラストマーであるアル
クリン(ALCRYN:米国デュポン社の登録商標)に
て形成されている。なお、この設置接触部5の材料とし
て、アルクリンの代わりに、硬度が40〜80でかつ床
面に対する常温時の摩擦係数が1.5〜2.0である塩
化ビニルでもよく、また、ポリオレフィン系エラストマ
ーやスチレン系エラストマーまたはウレタン系エラスト
マーでもよい。図5に示すように、この設置接触部5は
略三角形状とされ、長尺部3の底面四隅部に設けられた
くぼみ3aに三角柱状部5aが挿入されて取り付けられ
ている。
【0013】また、図5,図7,図8などに示すよう
に、すのこユニット2の互いに隣り合う2辺にはすのこ
ユニット2同士を互いに連結するための凸部6および凹
部7がそれぞれ3箇所ずつ形成され、凸部6にはスペー
サーの機能を有するスペーサー部分6aも形成され、隣
接するすのこユニット2の長尺部3同士も同様な隙間を
開けて配置される。そして凸部6の各突条6bが凹部7
の溝7aに嵌入されるようになっている。
【0014】また、図6〜図9などに示すように、長尺
部3の上面部には前述の設置接触部5と同質の材料から
なる突起部8が4箇所ずつ交互に設けられている。つま
り、すのこ本体である長尺部3の上面部には複数の丸孔
9が形成され、この丸孔9には、その周囲の4箇所間を
つなぐ十字状の橋絡部9aが一体形成されている。そし
て、橋絡部9aを周囲より覆うようにして突起部8の形
成材料が丸孔9にインジェクション成形されて長尺部3
の上面部から少し盛り上がった状態で固定されている。
ここで、隣接する突起部8同士は接続部8aを介して長
尺部3の上面部裏面側で一体的に接続されて突起部8が
確実に長尺部3に固定されるようになっている。
【0015】なお、すのこユニット2における設置接触
部5および突起部8以外の箇所はポリオレフィン系樹脂
例えばポリプロピレンで一体形成されている。また、図
4,図5,図7,図9における10は長尺部3の裏面に
形成されている補強用リブである。
【0016】上記構成により、床面上に設置される設置
接触部5の硬度が40〜80の範囲内でかつ床面に対す
る摩擦係数が1.0〜2.0であるため、すのこ1の接
地性能が向上して床面に対して滑ることがなくなり、従
来のようにすのこ1の移動に伴ってすのこ1上で人が転
んだり、すのこ1上に載置していた荷が崩れたりするこ
とを防止できる。
【0017】また、すのこ1の上面部にも複数の突起部
8を設け、この突起部8もその硬度が40〜80の範囲
内でかつ床面に対する摩擦係数が1.0〜2.0である
ため、すのこ1に対して人や荷などが滑ることも防止で
きる。
【0018】なお、このすのこ1においては、図10に
示すように、長尺部3が連続するようにすのこユニット
2を接続することができるが、図11に示すように、隣
り合うすのこユニット2の長尺部3同士が直交するよう
に接続することも可能で、このように配置した場合には
長尺部3間の溝に沿って滑ることを防止できる。
【0019】ここで、設置接触部5および突起部8は、
その硬度が40より小さい場合は柔らか過ぎてすのこ1
が微動し易く、また80より大きい場合は硬過ぎて床面
からの振動などをすのこ1を介して伝達しやすくなり、
すのことしては不適である。また、摩擦係数が1.0よ
り小さい場合は滑り易く、摩擦係数が2.0より大きい
場合は接する箇所に引っ掛かる場合が極めて大きくなり
不適である。
【0020】また、十字状の橋絡部9aを周囲より覆う
ように突起部8を設け、隣接する突起部8同士が接続部
8aを介して接続された状態で一体成形させているの
で、突起部8が長尺部3より離脱することを確実に防止
できて長尺部3の上面部に確実に固定される。そして、
このように突起部8を長尺部3の上面部に確実に固定で
きながら、長尺部3の孔部を丸孔9aの形状とするとと
もに、長尺部3の丸孔9a間に溝部などを形成すること
なく突起部8を接続しているので、長尺部3の孔部を角
孔形状としたり、長尺部3の丸孔9a間に溝部などを形
成した場合に比べて構造的な強度を確保でき、大きな荷
重が負荷される場合における信頼性が向上する。
【0021】さらに、突起部8の形成箇所を型で覆った
状態でインジェクション成形することにより、少ない工
程で突起部8を形成でき、かつ突起部8の形状を自由に
変更することも可能であるため、意匠性の高いすのこを
得ることもできる。
【0022】また、突起部8が軟質材料であるため、単
に孔部を設けて突起部8を挿入した場合には、ある程度
大きな重量が負荷されると、この突起部8の箇所が弾性
により窪んでしまい、滑り止めの効果が低減してしまう
こととなるが、上述のように丸孔9には、その周囲の4
箇所間をつなぐ十字状の橋絡部9aが一体形成されてい
るため、突起部8上の負荷が橋絡部9aにて支持され、
滑り止めの効果が低減してしまうことも防止される。
【0023】また、すのこの上面に滑り止めの部分を設
ける別途方法としては、すのこ本体の上面部に溝部を設
け、この溝部に滑り止めのテープを接着材を用いて接着
することが考えられるが、この場合には滑り止めのテー
プを人手などで貼り付ける工程などが必要となって手数
がかかってしまうとともに、接着材の劣化などにより経
年変化により滑り止めのテープが離反してしまう。これ
に比べて、本願発明によれば、少ない工程で、かつ接着
材などを用いることなく確実に滑り止めのための突起部
8を確実に固定することができる。
【0024】また、上記実施例においては、設置接触部
5を長尺部3の底面四隅部に設けた場合を説明したが、
これに限るものではなく、床面に接触設置する箇所であ
ればいずれの箇所でもよい。また、突起部8も長尺部3
の上面から露出する箇所にあればよい。さらに、上記実
施例においては長尺部3の突起部8を4箇所ずつ千鳥状
に配置した場合について図示したが、図3において仮想
線で示す位置にも設けてもよい。
【0025】
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、すのこ本
体の上面部に軟質材よりなる複数の突起部を設けたた
め、すのこに対して、このすのこ上に載置する物品やす
のこ上を歩く人などが滑ることがなくなり、これに起因
して、人が転んだり、すのこ上に載置していた荷が崩れ
たりすることが防止される。
【0027】さらに、橋絡部を周囲より覆うように軟質
材よりなる突起部を設け、隣接する突起部同士を接続部
を介して接続された状態で一体成形させることにより、
突起部をすのこ本体の上面部により確実に固定できると
ともに、接着剤を用いて固定した場合などのように、経
年変化により滑り止めのための部材が離反したりするこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るすのこの正面図であ
る。
【図2】同すのこの側面図である。
【図3】同すのこの平面図である。
【図4】同すのこの底面図である。
【図5】同すのこの要部を斜め下方より見た斜視図であ
る。
【図6】同すのこの長尺部の要部の斜視図である。
【図7】同すのこの要部の断面図である。
【図8】同すのこの要部の平面図である。
【図9】同すのこの要部の底面図である。
【図10】同すのこの平面図である。
【図11】同すのこの平面図である。
【符号の説明】
1 すのこ 2 すのこユニット 3 長尺部 4 スペーサー部 5 設置接触部 6 凸部 7 凹部 8 突起部 8a 接続部 9 孔部 9a 橋絡部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すのこ本体の上面部に、その周囲の複数
    点箇所間をつなぐ橋絡部を有する複数の孔部を形成し、
    この橋絡部を周囲より覆うように軟質材よりなる突起部
    を設け、隣接する突起部同士を接続部を介して接続され
    た状態で一体成形させていることを特徴とするすのこ。
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