JPH0327500Y2 - - Google Patents

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JPH0327500Y2
JPH0327500Y2 JP19807486U JP19807486U JPH0327500Y2 JP H0327500 Y2 JPH0327500 Y2 JP H0327500Y2 JP 19807486 U JP19807486 U JP 19807486U JP 19807486 U JP19807486 U JP 19807486U JP H0327500 Y2 JPH0327500 Y2 JP H0327500Y2
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JP
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binder
sheet body
granules
sheet
protrusions
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JP19807486U
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Description

【考案の詳細な説明】 {産業上の利用分野} この考案は、室内外の通路、例えば別棟になつ
た建物間に設けられた通路など、または浴室その
他の室内で使用される合成樹脂製のすのこに関す
るものである。
{従来の技術} 室外または室内で使用される合成樹脂製のすの
ことして、例えば実公昭60−18506号公報に開示
されたすのこが知られている。
このすのこは、断面逆凹形に形成された踏み部
材の上面部に、その幅方向に長い長方形状の小さ
な突部が間隔をおいて多数設けられたものであつ
て、歩行者が滑ることを前記各突部で防ぐもので
ある。
{考案が解決しようとする問題点} 前記従来のすのこは、その上面に多数の突部を
設けているから、ほぼ十分な滑り止め効果を備え
ている。
しかし、踏み部材の上面部に突部が間隔をおい
て設けられているから、例えば、室内外の通路に
使用され、その上を素足で歩いたような場合に
は、足が痛くて歩きにくい問題がある。この問題
は、歩行者が幼児のように小さい場合にはより顕
著になり、かつ前記突部に足先が引つ掛かつて転
倒するなどのおそれもあるものである。
この考案は、上記のような問題を解決するもの
であつて、十分な滑り止め効果を備え、かつ安全
に歩行することができるすのこをうることを目的
とするものである。
{問題点を解決するための手段} この考案のすのこは、合成樹脂製の帯状の踏み
部材を複数並べ、かつそれらを互いに連結して構
成されたすのこにおいて、前記各踏み部材の上面
に、その長さ方向にされた複数の突条が間隔をお
いて設けられ、高分子ポリマからなるバインダと
このバインダで結合された粒状体とで構成された
滑り止め用のシート体が、前記突条間で各踏み部
材に固着されたことを特徴とするものである。
前記突条とシート体とは、ほぼ同じ高さまたは
いずれか一方をやや高くすることもできるが、突
条の方を高くする場合は、踏み部材上を歩行した
ときに、シート体がはきものの底部または足に接
する程度にする。
前記高分子ポリマとしては、ポリウレタン、軟
質塩化ビニル、エポキシ樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体(以下EVAという)その他のプラ
スチツクまたはゴムを使用する。
粒状体としては、発泡または未発泡のEVA、
ポリウレタン、軟質塩化ビニル、ポリプロピレン
その他のプラスチツク、ゴムまたは木材などで形
成されたもの、その他砂などの任意の粒状体が使
用可能である。この粒状体としては、球状、立方
体状などの表面に角部や凹凸があるものなどの任
意の形状のものが使用できる。
粒状体の大きさは、すのこの用途などの使用条
件に応じて決定するが、例えば、ほとんどはきも
ので踏まれる場合は大き目でよく、素足で踏まれ
ることがある用途の場合には小さ目にする。ちな
みに粒状体の直径は0.5〜5mmを挙げることがで
きるが、好ましくは、0.5〜3mmである。
踏み部材に対する粒状体の固着は、前記バイン
ダと粒状体とで構成されたシート体を、接着剤や
粘着剤、両面粘着シートなどを使用する。そし
て、前記シート体はバインダに粒状体をあらかじ
め混合し、それとカレンダロールや押出機などで
シートにするか、または粒状体を混入していない
前記バインダで形成したシートが硬化する前に、
その表面に対し粒状体を散布して固着するなどし
て形成される。
前記シート体は、バインダと粒状体のみで構成
したものでも、織布や不織布、ネツト、パンチン
グシートなどのベースシートにバインダと粒状体
とを塗布状態にして構成したものでもよい。織布
や不織布、ネツトパンチングシールなどのベース
シートを使用するときは、それらに対してバイン
ダのみを吹付けて、それに粒状体を付着、または
バインダと粒状体とをあらかじめ混合し、それを
スプレで吹付けて構成することも可能である。
また、バインダを踏み部材に直接に塗布または
吹付けてシート体を構成することもできる。この
場合は、バインダと粒状体とをあらかじめ混合し
て、これらを同時に踏み部材に塗布または吹付け
ても、粒状体を混合していないバインダを踏み部
材にまず塗布または吹付け、それが硬化する前に
粒状体を塗布するなどして、粒状体をシートに固
着してもよい。
バインダを踏み部材に吹付けまたは塗布すると
き、踏み部材にあらかじめネツトやパンチングシ
ートを重ねておいて、このネツトなども同時にバ
インダで固着すれば、シート体をネツトなどで補
強することができる。
{作用} このすのこは、その踏み部材の上面に固着した
シート体によつて、歩行者が滑るような危険を防
止するものである。
そして、前記シート体は、踏み部材の上面に設
けた複数の突条間において踏み部材に固着されて
おり、歩行者のはきものなどが、シート体の端縁
に直接に接することを突条が阻止する。このた
め、歩行者のはきものなどとの摩擦で、シート体
がその端縁から剥離するようなことを防止でき
る。
{実施例} この考案のすのこの実施例を第1〜4図につい
て説明する。
図において、1は合成樹脂製の踏み部材で、断
面逆凹形状に形成され、その上板2の上面幅方向
の両端部に突条3a,3bが上板2の全長にやた
つて突設されている。
4は突条3a,3b間において上板2の全長に
わたつて固着された滑り止め用のシート体で、こ
れは高分子ポリマとしてポリウレタンを使用した
バインダ5と、このバインダ5で結合された発泡
EVA製の粒状体6及び合成樹脂製の補強用ネツ
ト7とで構成され、粘着剤層8で上板2に固着さ
れている。4aは第3図に示すように、上板2の
両端面からその下面に折返して固着されたシート
体4の折返し部であつて、シート体4の剥離を防
ぐものである。
そして、前記踏み部材1の複数が平行状に並べ
られ、かつそれらが連結部材9で互いに連結され
てすのこ10が形成されている。
前記シート体4は、あらかじめ混合したバイン
ダ5と粒状体6とを、ネツト7を付着させた粘着
剤層8に吹付けて形成されたものである。
このすのこ10は、各踏み部材1の上板2に滑
り止め用のシート体4が固着されているから、上
板2の長さ方向はもちろんのこと、幅方向におい
ても歩行者が滑つて転倒するようなことを防ぐこ
とができる。
この実施例のように、バインダ5を自己粘着性
のポリウレタンで構成し、かつそれに粒状体6を
混合して、粒状体6をバインダ5で被覆した状態
にしておけば、バインダ5の前記粘着性によるも
滑り止め効果も生じるから、一層大きな滑り止め
の効果を備えたすのこにすることができる。
この実施例では、シート体4を上板2の全長に
連続して固着しているが、断続してシート体4を
固着することも可能である。シート体4を断続的
に固着する場合、その間隔は歩行者の大きさより
も小さくして、歩行者のはきものまたは足の少な
くとも一部がシート体4を踏むようにする。そし
て、シート体4の端部に折返し部4aを設けてお
けば、その剥離を防ぐことに対して適する。
しかし、シート体4を強固に固着できて、剥離
のおそれがないような場合には、折返し部4aは
設けなくてもよい。シート体4を、バインダ5を
上板2に吹付けまたは塗布して形成すると同時
に、上板2に固着すれば、シート体4を強固に固
着できるから、折返し部4aを設けなくてもよ
い。
なお、上板2の幅が広いときは、前記突条を3
本にして、それらの各間にシート体4を固着する
ことも可能である。そして、踏み部材1の断面形
状は任意である。
突条3a,3bは、第5図に示したように、上
板2の両端に設けることも可能である。
{実施例} この考案のすのこは上記のように、踏み部材の
上面に、粒状体とそのバインダとで構成したシー
ト体を固着しているから、歩行者が滑つて転倒す
るなどの問題を解決することができる。
前記シート体の表面は、粒状体のために凹凸面
になつているが、この凹凸は、粒状体の材質や大
きさ、形状、量によつて任意に調整することがで
きるから、素足で歩いた場合にも痛感を与えるこ
とがなく、適当な刺激を与えて気持ちよく歩行す
ることができる。そして、歩行者が幼児のような
場合にも、粒状体による凸部に足を引掛けるよう
な状態になるなどして転倒するようなおそれもな
く、すべての歩行者が安全に歩行することが可能
である。
シート体を構成するバインダと粒状体の材質は
任意に選択することができるから、やや柔軟性を
有する材料製の粒状体を使用すれば、滑り止めの
効果は大きくできるとともに、歩行者の足に対す
る感触をよりよくすることが可能である。
しかも、前記シート体は、踏み部材の上面に設
けた複数の突条間に固着しており、この各突条が
シート体の端面に並ぶ状態になる。したがつて、
はきものまたは足がシート体の前記端縁に接し、
両者の摩擦などによつて、シート体が、その端縁
から剥離することを突条で防ぐことができ、シー
ト体の剥離にによつて滑り止めの効果がなくなる
問題もなく、すのこが使用可能な間それに対して
滑り止め効果を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図は踏み部材の横断面図、第3図は踏み
部材の縦断面図、第4図は踏み部材の一部拡大断
面図、第5図は別実施例の正面図である。 1:踏み部材、2:上板、3a,3b:突条、
4:シート体、5:バインダ、6:粒状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の帯状の踏み部材を複数並べ、かつ
    それらを互いに連結して構成されたすのこにおい
    て、前記各踏み部材の上面に、その長さ方向にさ
    れた複数の突条が間隔をおいて設けられ、高分子
    ポリマからなるバインダとこのバインダで結合さ
    れた粒状体とで構成された滑り止め用のシート体
    が、前記突条間で各踏み部材に固着されたことを
    特徴とするすのこ。
JP19807486U 1986-12-23 1986-12-23 Expired JPH0327500Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19807486U JPH0327500Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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JP19807486U JPH0327500Y2 (ja) 1986-12-23 1986-12-23

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JP2002322798A (ja) * 2001-04-26 2002-11-08 Takiron Co Ltd 浴室用の床表面材
JP2002349050A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Takiron Co Ltd 床 材

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JPS63103386U (ja) 1988-07-05

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