JP3151181U - 靴用滑り止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧雪した或いは凍結した路面は勿論、建築物の大理石床やタイル床に対しても確実に防滑効果を発揮でき、実用性と使い勝手に優れており、また比較的安価に製作できる靴用滑り止め具を提供する。【解決手段】靴用滑り止め具1を構成する網状体2は、ピアノ線等の高硬質の金属線材3を編成して靴底52に嵌合可能な形状に形成してある。金属線材3を交差部位で絡めることにより、網状体2には塊状の突起部4が多数形成してある。突起部4の間に位置して金属線材3には、シリコンゴムからなる防滑管5が挿嵌してある。靴用滑り止め具1を靴51に装着するため、網状体2の上端側には装着紐が設けてある。【選択図】図1

Description

本考案は、靴に装着することにより、寒冷地の冬期における圧雪路面や凍結路面上も、建築物の大理石床等の上も滑ることなく安全に、安心して歩行することができる靴用滑り止め具に関する。
寒冷地においては多くの人が凍結路面上を歩行中に滑って転倒し、負傷する事故が毎年繰り返されている。また1シーズンの間に、多くの歩行者は転倒に至らなくても転倒寸前の危険を体験しているのが現実である。そこで、冬靴に防滑機能を持たせるために、靴底面に細かいパターンと溝を形成した冬靴や、靴底に金属製のピンを植設し、或いは合成樹脂製のピンを成形した冬靴が提案されている。しかし、例えば観光客や温暖地からの旅行者のように、冬靴を用意していない人は急遽冬靴を購入しなければならず、しかも使用後は無駄になってしまうという問題がある。
そこで、ゴム又は、ゴム状の弾性体を用いて網部を有する袋状体を構成し、この袋本体の網部を靴の底面に配置するようにした靴に履かせて用いる靴カバーが提案されている(特許文献1)。
実開昭61−16001号公報
しかし、気温が緩んだ後や降雨の後の凍結路面は凹凸が殆ど無い鏡面状の平滑面になっているため、底面の全面をゴムの網状に形成してある特許文献1の靴カバーでは、凍結路面に引っ掛る部分が無いために係止することができず、滑ってしまうという欠点がある。また、靴底に金属ピンを植設した靴は、建築物の大理石床やタイル床の上では滑るという危険がある。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされたもので、圧雪した或いは凍結した路面は勿論、建築物の大理石床やタイル床に対しても確実に防滑効果を発揮できるし、夏靴に簡単に装着できるので実用性と使い勝手に優れており、また比較的安価に製作できる靴用滑り止め具を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために構成された請求項1に係る本考案の手段は、金属線材を編成して靴底に嵌合可能な形状の網状体に形成し、前記金属線材を交差部位で絡めることにより該網状体に塊状の突起部を多数形成し、かつ前記網状体の上端側に靴係着部を設けたものからなる。
そして、前記突起部間に位置して、前記金属線材に防滑管を挿装した構成にするとよい。
また、請求項3に係る本考案を構成する手段は、金属線材を編成して網状体に形成し、前記金属線材を交差部位で絡めることにより該網状体に塊状の突起部を多数形成し、靴底貼着板と前記突起部が出入する格納孔を設けた弾性底板の間に前記網状体を挟装したものからなる。
そして、前記弾性底板の接地面に複数の滑り止め突条を形成し、該各滑り止め突条と前記突起部は略同じ突出高さに設定するとよい。
本考案は上述の如く構成したから、下記の諸効果を奏する。
(1)金属線材を編成し、靴底に装着する網状体には多数の突起部を形成してあるから、凍結路面に各突起部が係止することにより確実に防滑効果を発揮することができる。
(2)突起部間に位置して金属線材に防滑管を挿装したから、複数の防滑管が凍結路面や大理石床等の滑り易い床面に線接触することで摩擦抵抗による防滑効果をより一層発揮することができる。
(3)靴用滑り止め具は、突起部を多数形成した網状体を靴底貼着板と突起部が出入する格納孔を設けた弾性底板の間に挟装して構成してあり、靴用滑り止め具を靴底に貼着することで夏靴を簡単に防滑効果に優れた冬靴にすることができる。また、磨耗して防滑機能が低下した冬靴も靴用滑り止め具を貼着することで再使用することができる。
(4)弾性底板の接地面に、突起部と略同じ高さに突出する複数の滑り止め突条を形成したから、複数の突起部と滑り止め突条とが確実に圧雪路面や凍結路面、或いは大理石床面等に係合してスリップによる転倒を防止する。
図1乃至図3は本考案の第1の実施の形態に係り、図1は靴に装着した靴用滑り止め具の底面図である。 靴に装着した靴用滑り止め具の側面図である。 靴に装着した靴用滑り止め具の中央縦断面図である。 図4乃至図7は第2の実施の形態に係り、図4は靴用滑り止め具の底面図である。 一部を破断して示す靴用滑り止め具の平面図である。 靴用滑り止め具の縦断面図である。 靴に装着して示す靴用滑り止め具の側面図である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき詳述する。図1乃至図3は第1の実施の形態を示す。図において、1は靴51の靴底52に装着する靴用滑り止め具、2は該靴用滑り止め具1を構成する網状体で、該網状体2は最低2本の高硬度の金属線材3を編成したものからなり、靴底面52Aの全面に当接する平坦部2Aから外縁側を上方に屈曲させて側枠部2Bを形成することにより、靴底52に嵌合可能な形状に形成してある。
3、3は前記網状体2を編成する2本の金属線材で、該各金属線材3には例えばピアノ線、ステンレス線等の高硬度の金属線材を用いている。そして、2本の金属線材3、3を適宜の間隔で交差させ、交差部位で両線材3、3を絡めることにより、網状体2には塊状の多数の突起部4、4、・・・を点在した状態で形成してある。なお、該各突起部4は金属線材3、3を二重に絡めて塊を大きく形成することにより、網状体2の平坦部2Aより下方に突出する状態にしてある。
5、5、・・・は前記突起部4、4の間に位置して金属線材3に挿嵌した防滑管で、該各防滑管5は金属線材3が挿通する中空部を有し、突起部4を越えない半径の中空管からなり、例えばシリコンゴム等で成形したものからなっている。
6は網状体2の上端側に設けた靴係着部としての装着紐を示す。該装着紐6は網状体2の上端側を湾曲させて形成した係合部2C、2C、・・・に通してあり、装着紐6の両端側を結ぶことにより、網状体2を靴51に締着するようにしてある。
上述の構成からなる本実施の靴用滑り止め具1は、靴51の靴底52側に嵌合して装着紐6を締めることにより、靴51に簡単に、かつ確実に装着することができる。そして、靴用滑り止め具1には、靴底面52Aの全面に分散した状態になる多数の突起部4、4、・・・と防滑管5、5、・・が設けてあり、各々の突起部4は圧雪路面や凍結路面の細かな凹凸に係止し、各々の防滑管5は圧雪路面や凍結路面に線接触することで、歩行中に滑るのを確実に防止するようにしてある。しかも、シリコンゴム製の防滑管5は建築物の大理石床、タイル床のような硬質の床面に対して滑らないので、冬期において道路面のみならず建築物の前や内も安心して歩行することができる。
また、靴51への装着が容易で、夏靴にも簡単に装着できるし、安価であるから、温暖地からの旅行者などはこの靴用滑り止め具1を使い捨て感覚で用いることで、冬靴をわざわざ購入しなくても安心して寒冷地を歩くことができる。
なお、本実施の形態において、網状体2に使用する金属線材3は直径0,2mmのもので、突起部4は2mmの大きさ形成してある。また、網状体2に形成する突起部4の数は約15〜20個であるが、この個数は例えば大人用靴と子供用靴で異なるように、数値的に特に限定するものは無い。
図4乃至図7は本考案の第2の実施の形態を示す。図において、11は靴用滑り止め具、12は該靴用滑り止め具11を構成する網状体で、該網状体11は例えばピアノ線、ステンレス線などの2本の高硬度の金属線材13、13を編成して平らな略四角形に形成してある。
そして、2本の金属線材13、13を適宜の間隔で交差させ、交差部位で両線材13、13を絡めることにより、網状体12には塊状の多数の突起部14、14、・・・を点在した状態で形成してある。なお、該各突起部14は、金属線材13、13を二重に絡めて塊を大きく形成することにより下方に突出するようにしてある。
15は靴底52の本底52Bに貼着する靴底貼着板で、該靴底貼着板15は例えば革、ゴム、合成樹脂等で本底52Bと同形に形成したものでからなり、本底52Bに接着剤により貼着するものである。16は前記靴底貼着板15と同形に形成した弾性底板で、該弾性底板16は氷面に対して防滑性に優れ、かつ荷重を受けて扁平に変形可能な生ゴム等の弾性素材で成形してある。そして、弾性底板16には、接地面16Aにジグザグ状の複数の滑り止め突条16B、16B、・・・を形成すると共に、前記突起部14が出入する多数の格納孔16C、16C、・・・を縦方向に貫通して形成してある。
ここで、該滑り止め突条16Bは略V字状に突出する形状からなり、その高さは突起部14の突出高さと略同じに設定してある。
上記靴底貼着板15と弾性底板16は接着剤により貼り合せるが、各突起部14を格納孔16Cに嵌合した状態にして、その間に網状体12を挟装してある。
本実施の形態は上述の構成からなり、夏靴や磨耗により防滑機能が低下した冬靴の靴底52に接着剤により貼着して使用する。歩行時、弾性底板16に体重等の荷重が掛ると、弾性底板16が圧縮されて突起部14が格納孔16Cから露出する状態になる。また、弾性底板16に形成してある滑り止め突条16Bも圧縮変形することで突起部14は更に突出し、凍結路面等に確実に係止することができる。また、弾性底板16は生ゴム等の防滑性のある弾性素材で成形してあるから、凍結路面や大理石の床等に圧接することで防滑効果が発揮され、歩行者のスリップを確実に防止することができる。
1、11 靴用滑り止め具
2、12 網状体
3、13 金属線材
4、14 突起部
5 防滑管
6 装着紐
15 靴底貼着板
16 弾性底板
16A 接地面
16B 滑り止め突条
16C 格納孔

Claims (4)

  1. 金属線材を編成して靴底に嵌合可能な形状の網状体に形成し、前記金属線材を交差部位で絡めることにより該網状体に塊状の突起部を多数形成し、かつ前記網状体の上端側に靴係着部を設けてなる靴用滑り止め具。
  2. 前記突起部間に位置して、前記金属線材に防滑管を挿装してあることを特徴とする請求項1記載の靴用滑り止め具。
  3. 金属線材を編成して網状体に形成し、前記金属線材を交差部位で絡めることにより該網状体に塊状の突起部を多数形成し、靴底貼着板と前記突起部が出入する格納孔を設けた弾性底板の間に前記網状体を挟装してなる靴用滑り止め具。
  4. 前記弾性底板の接地面に複数の滑り止め突条を形成し、該各滑止め突条と前記突起部は略同じ突出高さに設定してあることを特徴とする請求項3記載の靴用滑り止め具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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