JP2003069971A - 蓄積型データ放送システム - Google Patents

蓄積型データ放送システム

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JP2003069971A
JP2003069971A JP2001253057A JP2001253057A JP2003069971A JP 2003069971 A JP2003069971 A JP 2003069971A JP 2001253057 A JP2001253057 A JP 2001253057A JP 2001253057 A JP2001253057 A JP 2001253057A JP 2003069971 A JP2003069971 A JP 2003069971A
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昌一 後藤
Kyohiko Mizobata
教彦 溝端
Tomohiko Kitamura
朋彦 北村
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスポートストリームを本来の伝送速度
と異なる速度で配信しても、本来の再生時刻に正しく再
生できる蓄積型データ放送システムを提供することを目
的とする。 【解決手段】 トランスポートストリーム(TSI)を
コンテンツを再生する第1の伝送速度と異なる第2の伝
送速度で送信し、送信されたトランスポートストリーム
(TSO)からコンテンツを形成するパケットデータ
(TSO、TSO’)を抽出して蓄積する蓄積型データ
放送サービスシステム(TMR、RVR)において、送
信機(TMR)はコンテンツを形成するパケットデータ
(P)のそれぞれに第1の伝送速度で再生する際の再生
時刻情報(St)を付与して第2のトランスポートスト
リーム(TSO)を生成して送信する。受信機(TM
R)は、送信された第2のトランスポートストリーム
(TMR、TS)を受信して、再生時刻情報(St)に
基づいて再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送等に
用いられる蓄積型データ放送サービスシステムに関し、
さらに詳述すれば、作成時に設定された標準伝送速度と
異なる伝送速度で送信されたデジタル圧縮映像音声デー
タを受信側で正しく記録および復号できる蓄積型データ
放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像のデジタル圧縮符号化技術を
用いた放送コンテンツの蓄積型デジタル放送サービスが
実用化段階を迎えている。この蓄積型デジタル放送サー
ビスにおいては、放送局等のコンテンツサプライヤは、
放送コンテンツをデジタル圧縮映像音声データをユーザ
に放送配信する。ユーザ側では放送配信されるデジタル
圧縮映像音声データをデジタルストレージメディアにい
ったん蓄積しておき、後ほど同ストレージメディアから
読み出し、デジタル圧縮画像復元装置を用いてコンテン
ツを再生して視聴に供する。
【0003】以下に、図4、図5、および図6を参照し
て、従来の蓄積型データ放送システムについて説明す
る。図4に示すように、従来の蓄積型データ放送システ
ムに用いられるデータ送信装置TMcは、データエンコ
ーダ8、ビデオエンコーダ10、オーディオエンコーダ
12、トランスポートストリーム多重器14、スクラン
ブラ16、変調器18、および送信器20を含む。
【0004】データエンコーダ8は、外部のデータ信号
源(図示せず)から入力されるデータ信号SDをエンコ
ードしてデータパケットP(D)を生成する。ビデオエ
ンコーダ10は、外部のビデオ信号源(図示せず)から
入力されるビデオ信号SVをエンコードしてビデオパケ
ットP(V)を生成する。オーディオエンコーダ12
は、外部のオーディオ信号源(図示せず)から入力され
るオーディオ信号SAをエンコードして、オーディオパ
ケットP(A)を生成する。
【0005】なお、データ信号SD、ビデオ信号SV、
およびオーディオ信号SAは、1つの番組或いはチャン
ネルに、それぞれ1組ずつ入力される。1つの番組或い
はチャンネルを構成するデータ信号SD、ビデオ信号S
V、およびオーディオ信号SAをソース信号SSと総称
する。よって、複数の番組を含むトランスポートストリ
ームを構成するには、ソース信号SSも複数入力される
必要がある。また、入力されるソース信号SSの数に応
じて、データエンコーダ8、ビデオエンコーダ10、お
よびオーディオエンコーダ12も1組ずつ用意される。
なお、本明細書においては、冗長度を避けるために、1
組のソース信号SSが入力される場合の構成を示してい
る。
【0006】トランスポートストリーム多重器14は、
データエンコーダ8、ビデオエンコーダ10、およびオ
ーディオエンコーダ12からそれぞれ入力されるデータ
パケットP(D)、ビデオパケットP(V)、およびオ
ーディオパケットP(A)を多重化して、トランスポー
トストリームTSを生成する。
【0007】スクランブラ16は、トランスポートスト
リーム多重器14から入力されるトランスポートストリ
ームTSをスクランブルして、スクランブル化トランス
ポートストリームTSsを生成する。
【0008】変調器18は、スクランブラ16から入力
されるスクランブル化トランスポートストリームTSs
を伝送路に適した形態に変調して、変調トランスポート
ストリームTSmを生成する。送信器20は、変調器1
8から入力される変調トランスポートストリームTSm
を例えば無線周波数電波に変換して、トランスポートス
トリーム波TSrfを生成して送信する。
【0009】図5に、従来の蓄積型データ放送システム
に用いられるデータ受信装置RVcを示す。データ受信
装置RVcは、チューナ102、復調器104、デスク
ランブラ106、PIDフィルタ108、パーシャル処
理器110、タイムスタンプ付与器112、データ蓄積
器114、再生タイミング制御器116、PIDフィル
タ118、およびAVデコーダ120を含む。
【0010】チューナ102は、データ送信装置TMc
の送信器20から送信されたトランスポートストリーム
波TSrfを受信して、変調トランスポートストリーム
TSmを再生する。復調器104は、チューナ102か
ら入力される変調トランスポートストリームTSmを復
調して、スクランブル化トランスポートストリームTS
sを再生する。デスクランブラ106は、復調器104
から入力されるスクランブル化トランスポートストリー
ムTSsをデスクランブルして、トランスポートストリ
ームTSを再生する。
【0011】PIDフィルタ108は、デスクランブラ
106から入力されるトランスポートストリームTSを
構成するパケットの内で、特定の種類或いは番組を構成
するパケット群TSp’をパケット識別子(PID)に
基づいて抽出する。パーシャル処理器110は、PID
フィルタ108で抽出されたパケット群からパーシャル
トランスポートストリームTSpを生成する。
【0012】タイムスタンプ付与器112は、パーシャ
ル処理器110から入力されるパーシャルトランスポー
トストリームTSpを構成するパケット毎にタイムスタ
ンプStを付与して、タイムスタンプ付パーシャルトラ
ンスポートストリームTSstを生成する。
【0013】データ蓄積器114は、タイムスタンプ付
与器112から入力されるタイムスタンプ付パーシャル
トランスポートストリームTSstを、ハードディスク
等の記録媒体に格納する。データ蓄積器114は、さら
に、ユーザの要求に応じて、格納されたタイムスタンプ
付パーシャルトランスポートストリームTSstを読み
出す。
【0014】再生タイミング制御器116は、データ蓄
積器114から入力されるタイムスタンプ付パーシャル
トランスポートストリームTSstに含まれるパケット
が、それぞれに付与されたタイムスタンプStに基づい
て再生されるように制御する。結果、パーシャルトラン
スポートストリームTSpが再生される。なお、この再
生されたパーシャルトランスポートストリームTSpを
パーシャル処理器110で生成されたパーシャルトラン
スポートストリームTSpと識別するために、Tspr
と表すものとする。
【0015】PIDフィルタ118は、パケット識別子
(PID)に基づいて、パーシャルトランスポートスト
リームTSprに含まれるオーディオパケットP(A)
およびビデオパケットP(V)を抽出する。
【0016】AVデコーダ120は、PIDフィルタ1
18から入力されるオーディオパケットP(A)および
ビデオパケットP(V)をデコードして、AV信号Sa
vを生成する。
【0017】図6を参照して、上述のデータ受信装置R
Vcにおけるパーシャル処理、タイムスタンプ付与処
理、および再生タイミング制御処理について重点的に説
明する。同図において、第1段目にはデスクランブラ1
06から出力されるトランスポートストリームTSを示
し、第2段目にはパーシャル処理器110から出力され
るパーシャルトランスポートストリームTSpを示し、
第3段目にはタイムスタンプ付与器112から出力され
るタイムスタンプ付パーシャルトランスポートストリー
ムTSstを示し、そして第4段目には再生タイミング
制御器116から出力されるパーシャルトランスポート
ストリームTSprを示す。
【0018】トランスポートストリームTSは、所定の
数αの番組を構成するオーディオパケットP(A)と、
ビデオパケットP(V)と、データパケットP(D)と
を含む。なお、同図において、矩形のそれそれがパケッ
トを表し、パケット中の「A」はオーディオパケットを
表し、「V」はビデオパケットを表し、そして「D」は
データパケットを表す。
【0019】また、「A」、「V」、および「D」の後
の括弧内の数字は、それぞれのパケットが構成する番組
を表す識別子である。なお、パケットA(1)、A
(2)・・・、A(α)、V(1)、V(2)、・・
・、D(1)、D(2)、・・・、およびD(α)をそ
れぞれ、オーディオパケットP(A1)、P(A2)、
・・・P(Aα)、P(V1)、P(V2)、・・・、
P(Vα)、P(D1)、P(D2)、・・・、および
P(Dα)と表現するものとする。図6においては、認
識の便宜上、各パケットが離間しているように表現され
ているが、実際はパケットは互いに連続している。
【0020】トランスポートストリームTSにおいて、
第1の番組を構成するオーディオパケットP(A1)、
ビデオパケットP(V1)、データパケットP(D
1)、およびオーディオパケットP(A1)は、それぞ
れ時刻t1、t2、t3、およびt4に配信される。こ
のようなトランスポートストリームTSに関して、時刻
t1〜t4の期間における処理について考える。
【0021】PIDフィルタ108において、トランス
ポートストリームTSに含まれる全パケットの内で、第
1の番組を構成するパケットP(A1)、P(V1)、
P(D1)およびP(A1)がそれぞれ時刻t1、t
2、t3、およびt4に抽出される。結果、番組1を構
成するパケットのみを含むパーシャルトランスポートス
トリームTSpが生成される。
【0022】タイムスタンプ付与器112は、パケット
P(A1)、P(V1)、P(D1)およびP(A1)
のそれぞれの配信時刻t1、t2、t3、およびt4を
表すタイムスタンプStを生成する。タイムスタンプ付
与器112はさらに、生成したタイムスタンプStを対
応するパケットの先頭に付与して、タイムスタンプ付パ
ーシャルトランスポートストリームTSstを生成す
る。なお、タイムスタンプ付パーシャルトランスポート
ストリームTSstにおいては、タイムスタンプStが
付与されたパケットP(A1)、P(V1)、P(D
1)およびP(A1)は、連続して接続される。
【0023】前述のように、データ蓄積器114は、タ
イムスタンプ付パーシャルトランスポートストリームT
Sstを格納すると共に、ユーザの要求に応じて格納さ
れたタイムスタンプ付パーシャルトランスポートストリ
ームTSstを読み出す。この場合、再生タイミング制
御器116は、データ蓄積器114から読み出したタイ
ムスタンプ付パーシャルトランスポートストリームTS
stの各パケットの先頭に付与されたタイムスタンプS
tに基づいて、対応するパケットを再生すべきタイミン
グで再生する。
【0024】つまり、オーディオパケットP(A1)
は、時刻t1に対応する時刻に再生される。ビデオパケ
ットP(V1)は、時刻t2に対応する時刻に再生され
る。データパケットP(D1)は、時刻t3に対応する
時刻に再生される。そして、オーディオパケットP(A
1)は、時刻t4に対応する時刻に再生される。
【0025】このように、従来の蓄積型データ放送シス
テムにおいては、複数の番組のパケットが多重化されて
いるトランスポートストリームTSから特定の番組のパ
ケットのみを抽出して生成されたパーシャルトランスポ
ートストリームTSpを再生すべき時刻情報(タイムス
タンプ)を付してタイプスタンプ付パーシャルトランス
ストリームTSSTとして記録する。そして、記録され
たタイプスタンプ付パーシャルトランスストリームTS
STを読み出すと共に、付与されたタイムスタンプSt
に基づくことによって各パケットデータを再生する。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
蓄積型デジタル放送サービスにおいては、伝送路関連の
リソースの有効利用を図るために、伝送路の能力と使用
占有率との関係に応じてトランスポートストリームTS
が制作された時のそれぞれの番組を構成するパケット
を、本来とは異なるビットストリーム伝送速度によって
送出する必要がある。つまり、低速或いは混雑した伝送
路においては、トランスポートストリームTSを本来よ
り低いビットストリーム伝送速度で送信する。低速或い
は可占有率が低い伝送路においては、低伝送速度であっ
ても、伝送時間を長くすることによって大容量のトラン
スポートストリームTSを送受信して蓄積できる。
【0027】一方、高速或いは伝送路を全て占有できる
場合には、トランスポートストリームTSを本来よりも
高いビットストリーム伝送速度で送信することによっ
て、伝送路の使用時間を短くできる。このような蓄積型
デジタル放送サービスにおいて、パケットの配信された
時刻情報(タイムスタンプSt)は、当該パケットの正
しい再生時刻を示すものではない。
【0028】また、放送中のパケットエレメンタリース
トリームが蓄積される。そのために、蓄積するコンテン
ツがファイル形式のデータと、ストリーム形式の映音像
から構成される場合には、形式の違いにより蓄積時間の
同期や管理が複雑になる。
【0029】よって、本発明は、トランスポートストリ
ームTSを本来のビットストリーム伝送速度と異なるビ
ットストリーム伝送速度で配信しても、それに含まれる
パケットを本来の再生時刻に正しく再生できる蓄積型デ
ータ放送システムを提供することを目的とする。さら
に、本発明は、映音像およびデータから構成されるコン
テンツも蓄積時間の同期や管理が容易に行える蓄積型デ
ータ放送システムを提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段および発明の効果】本発明
は、上記のような目的を達成するために、以下に述べる
ような特徴を有している。第1の発明は、少なくとも1
つ以上のコンテンツを形成する、所定のサイズを有する
パケットデータを複数個含む第1のトランスポートスト
リームをコンテンツを再生する第1の伝送速度と異なる
第2の伝送速度で送信し、送信された第2のトランスポ
ートストリームからコンテンツを形成する複数のパケッ
トデータを抽出して蓄積する蓄積型データ放送サービス
システムであって、コンテンツを形成する複数のパケッ
トデータのそれぞれにを第1の伝送速度で再生する際の
再生時刻情報を付与して第2のトランスポートストリー
ムを生成して送信する送信機と、送信された第2のトラ
ンスポートストリームを受信して、再生時刻情報に基づ
いて、第2のトランスポートストリームを再生する受信
機とを備える蓄積型データ放送サービスシステム。
【0031】上述のように、第1の発明においては、コ
ンテンツの再生速度と異なる伝送速度で配信されるトラ
ンスポートストリームを蓄積した後に、当該コンテンツ
を正しい速度で再生できる。
【0032】第2の発明は、第1の発明において、送信
機は、第1のトランスポートストリームのパケットのそ
れぞれに、時刻情報を付与して、第3のトランスポート
ストリームを生成する時刻情報付与器と、第3のトラン
スポートストリームをフォーマットして、所定のサイズ
のパケットから構成される第2のトランスポートストリ
ームを生成するトランスポートストリーム再フォーマッ
ト器とをさらに備える。
【0033】第3の発明は、第2の発明において、トラ
ンスポートストリーム再フォーマット器は、第3のトラ
ンスポートストリームの時刻情報と時刻情報とが付与さ
れたパケットデータとを、第2のトランスポートストリ
ームのパケットデータのデータ領域に格納させるデータ
エンコード器をさらに備える。
【0034】第4の発明は、第1、第2、および第3の
発明において、トランスポートストリームのパケットデ
ータ中に、Iピクチャ、Pピクチャ、およびBピクチャ
の少なくとも1つが含まれる場合、パケットデータ毎に
付与される前記再生時刻情報にはピクチャ情報が付与さ
れる。
【0035】上述のように、第4の発明においては、受
信機側で受信したパケットデータをデコードしなくて
も、当該パケットデータに含まれているピクチャの種類
をしることができる。
【0036】第5の発明は、第4の発明において、ピク
チャ情報から、予め指定されたピクチャだけを含むパケ
ットデータをフィルタリングするピクチャフィルタをさ
らに備え、フィルタリングされたパケットデータがAV
デコーダに転送される。
【0037】上述のように、第5の発明においては、ピ
クチャ情報に基づいて特殊再生ができる。
【0038】
【発明の実施の形態】先ず本発明の実施の形態にかかる
蓄積型データ放送システムの基本的概念について説明す
る。本発明においては、従来のように受信機側で各パケ
ットの配信時刻に基づいて再生時刻を示すタイムスタン
プを付与するのではなく、送信機側で予め各パケットに
正しい再生時刻示すタイムスタンプを付与することによ
って、トランスポートストリームの伝送レートに関係な
く、受信機側で正しく再生できるようにするものであ
る。
【0039】以下に、図1、図2、および図3を参照し
て、本発明の実施の形態にかかる蓄積型データ放送シス
テムについて説明する。図1に、本実施の形態にかかる
蓄積型データ放送システムに用いられるデータ送信装置
TMRを示す。データ送信装置TMRは、図4を参照し
て説明した従来のデータ送信装置TMcに、ストリーム
リフォーマッタRFMが新たに追加された構成を有して
いる。冗長度を避けるために、以下に本発明に固有のス
トリームリフォーマッタRFMについて重点的に説明す
る。
【0040】ストリームリフォーマッタRFMは、パー
シャル処理器2、タイムスタンプ付与器4、およびデー
タエンコーダ6を含む。パーシャル処理器2は外部のト
ランスポートストリーム源(図示せず)から供給される
トランスポートストリームTSIを構成するパケット群
から特定のパケットのみを抽出してパーシャルトランス
ポートストリームTSPを生成する。
【0041】このトランスポートストリームTSIは、
前述のソース信号SSと同様に、データ送信装置TMR
で生成されるトランスポートストリームTSに多重化さ
れるコンテンツを含むものである。なお、トランスポー
トストリームTSIに含まれるパケットは、再生速度と
同一の伝送速度でストリームリフォーマッタRFMに入
力される。
【0042】タイムスタンプ付与器4は、パーシャル処
理器2から入力されるパーシャルトランスポートストリ
ームTSPを構成するパケット毎にタイムスタンプSt
を付与して、タイムスタンプ付パーシャルトランスポー
トストリームTSSTを生成する。なお、このタイムス
タンプStは、パーシャルトランスポートストリームT
SPを構成する各パケットの間隔が保たれるように再生
されるべき時刻を表す情報である。
【0043】データエンコーダ6は、タイムスタンプ付
与器4から入力されるタイムスタンプ付パーシャルトラ
ンスポートストリームTSSTを、エンコードして、ト
ランスポートストリームTSOを生成する。つまり、ス
トリームリフォーマッタRFMは、入力されるトランス
ポートストリームTSIにタイムスタンプStを付与し
た後に、再度トランスポートストリームTSOにフォー
マットし直すのである。
【0044】トランスポートストリーム多重器14は、
ストリームリフォーマッタRFMから入力されるトラン
スポートストリームTSOとデータエンコーダ8から入
力されるデータパケットP(D)、ビデオエンコーダ1
0から入力されるビデオパケットP(V)、およびオー
ディオエンコーダ12から入力されるオーディオパケッ
トP(A)を多重化してトランスポートストリームTS
を生成する。生成されたトランスポートストリームTS
は、スクランブラ16、変調器18、および送信器20
を経て、トランスポートストリーム波TSrfとして、
データ送信装置TMRから送信される。
【0045】図2に、本発明の蓄積型データ放送システ
ムに用いられるデータ受信装置RVRを示す。データ受
信装置RVRは、図5を参照して既述のデータ受信装置
RVcにおいてパーシャル処理器110とタイムスタン
プ付与器112とを、パーシャルトランスポートストリ
ーム再構成器113で置き換えた構成を有している。
【0046】データ送信装置TMRから送信されたトラ
ンスポートストリーム波TSrfは、チューナ102、
復調器104、およびデスクランブラ106を経て、ト
ランスポートストリームTSに再生される。PIDフィ
ルタ108は、デスクランブラ106から入力されるト
ランスポートストリームTSを構成するパケットの内
で、上述の特定の種類或いは番組を構成するパケット群
TSO’をパケット識別子(PID)に基づいて抽出す
る。
【0047】パーシャルトランスポートストリーム再構
成器113は、PIDフィルタ108から逐次入力され
るパケット群TSO’を保持して、パーシャルトランス
ポートストリームTSOを再構成する。
【0048】データ蓄積器114は、パーシャルトラン
スポートストリーム再構成器113から入力されるパー
シャルトランスポートストリームTSOを格納すると共
に、要求に応じて読み出す。
【0049】再生タイミング制御器116は、データ蓄
積器114から入力されるパーシャルトランスポートス
トリームTSOのパケットに含まれるタイムスタンプS
tに基づいて、前述のパーシャルトランスポートストリ
ームTSPを構成するパケットが、それぞれ本来再生さ
れるべき時刻(タイミング)に再生されるように制御す
る。結果、パーシャルトランスポートストリームTSP
が再生される。
【0050】PIDフィルタ118は、パケット識別子
(PID)に基づいて、パーシャルトランスポートスト
リームTSPに含まれるオーディオパケットP(A)お
よびビデオパケットP(V)を抽出する。
【0051】AVデコーダ120は、PIDフィルタ1
18から入力されるオーディオパケットP(A)および
ビデオパケットP(V)をデコードして、AV信号Sa
vを生成する。
【0052】図3を参照して、上述のデータ受信装置R
VRのストリームリフォーマッタRFMにおけるトラン
スポートストリームTSIの再フォーマット処理につい
て説明する。同図において、第1段目にはストリームリ
フォーマッタRFMのパーシャル処理器2に入力される
トランスポートストリームTSIを示し、第2段目には
パーシャル処理器2から出力されるパーシャルトランス
ポートストリームTSPを示し、第3段目にはタイムス
タンプ付与器4から出力されるタイムスタンプ付パーシ
ャルトランスポートストリームTSSTを示し、そして
第4段目にはデータエンコーダ6から出力されるトラン
スポートストリームTSOを示す。
【0053】トランスポートストリームTSIは、上述
のトランスポートストリームTSと同様に、所定の数β
の番組を構成するオーディオパケットP(A)と、ビデ
オパケットP(V)と、データパケットP(D)とを含
む。同図において、矩形のそれそれがパケットを表し、
パケット中の「A」はオーディオパケットを表し、
「V」はビデオパケットを表し、そして「D」はデータ
パケットを表す。
【0054】また、「A」、「V」、および「D」の後
の括弧内の数字は、それぞれのパケットが構成する番組
を表す識別子である。なお、パケットA(1)、A
(2)・・・、A(β)、V(1)、V(2)、・・
・、D(1)、D(2)、・・・、およびD(β)をそ
れぞれ、オーディオパケットP(A1)、P(A2)、
・・・P(Aβ)、ビデオパケットP(V1)、P(V
2)、・・・、P(Vβ)、データパケットP(D
1)、P(D2)、・・・、およびP(Dβ)と表現す
るものとする。なお、認識の便宜上、各パケットが離間
しているように表現されているが、実際はパケットは互
いに連続している。また、所定数βは、前記所定数αと
同じであってもよい。
【0055】パーシャルトランスポートストリームTS
Pにおいて、第1の番組を構成するオーディオパケット
P(A1)、ビデオパケットP(V1)、データパケッ
トP(D1)、およびオーディオパケットP(A1)
は、それぞれ時刻t1、t2、t3、およびt4に配信
される。つまり、時刻t1、t2、t3、およびt4
は、パケットP(A1)、P(V1)、P(D1)、お
よびP(A1)が再生されるべきタイミングを指示して
いる。この点については、上述のトランスポートストリ
ームTSにおけるのと同様である。このようなトランス
ポートストリームTSにおいて、時刻t1〜t4の期間
における処理について考える。
【0056】パーシャル処理器2において、トランスポ
ートストリームTSIに含まれる全パケットの内で、第
1の番組を構成するパケットP(A1)、P(V1)、
P(D1)およびP(A1)がそれぞれ時刻t1、t
2、t3、およびt4に抽出される。結果、番組1を構
成するパケットのみを含むパーシャルトランスポートス
トリームTSPが生成される。
【0057】タイムスタンプ付与器4は、パケットP
(A1)、P(V1)、P(D1)およびP(A1)の
それぞれの配信時刻t1、t2、t3、およびt4を表
すタイムスタンプStを生成して、対応するパケットの
先頭に付与して、タイムスタンプ付パーシャルトランス
ポートストリームTSSTを生成する。なお、タイムス
タンプ付パーシャルトランスポートストリームTSST
においては、タイムスタンプStが付与されたパケット
P(A1)、P(V1)、P(D1)およびP(A1)
は連続して接続される。
【0058】このように、タイムスタンプ付パーシャル
トランスストリームTSSTにおけるパケットには、そ
れぞれその先頭にタイムスタンプStが付与されている
ので、パケットサイズが1タイムスタンプStと1パケ
ットとの和になり、規格上定められたトランスポートス
トリームのパケットサイズと異なる。このような規格外
のデータ構造(パケットサイズ)を有するタイムスタン
プ付パーシャルトランスストリームTSSTをデータ送
信装置TMRから送信すると、データ受信装置RVR側
で受信したタイムスタンプ付パーシャルトランスストリ
ームTSSTを正しく解析できない。
【0059】そのために、データエンコーダ6によっ
て、この規格外のデータ構造を有するタイムスタンプ付
パーシャルトランスストリームTSSTをエンコードし
て、規格に従うデータ構造(パケットサイズ)を有する
ようにトランスポートストリームTSOに再フォーマッ
トする。つまり、データエンコーダ6は、タイムスタン
プ付パーシャルトランスストリームTSSTの各タイム
スタンプSt付パケットからそれぞれ2つの規格に合致
したサイズのパケットを生成する。
【0060】このような、オーディオパケットP(A
1)から生成される2つのパケットを配列される順番か
ら、オーディオパケットP(A1)aとオーディオパケ
ットP(A1)bと称する。同様に、ビデオパケットP
(V1)からはビデオパケットP(V1)aおよびビデ
オパケットP(V1)bが生成され、データパケットP
(D1)からはデータパケットP(D1)aおよびデー
タパケットP(D1)bが生成される。
【0061】本例においては、オーディオパケットP
(A1)a、ビデオパケットP(V1)a、およびデー
タパケットP(D1)aは、それぞれ、先頭からパケッ
トヘッダPH、セクションヘッダSH、およびデータ領
域DAを含む。オーディオパケットP(A1)b、ビデ
オパケットP(V1)b、およびデータパケットP(D
1)bは、それぞれ、先頭からパケットヘッダPH、デ
ータ領域DA、およびヌルデータ領域NLを含む
【0062】具体的には、データエンコーダ6は、タイ
ムスタンプSt付オーディオパケットP(A1)のタイ
ムスタンプStとオーディオパケットP(A1)の先頭
側の一部分を、トランスポートストリームTSOの最初
のオーディオパケットP(A1)aのデータ領域DAに
格納させると共に、パケットヘッダPHおよびセクショ
ンヘッダSHを生成する。そして、データエンコーダ6
は、当該オーディオパケットP(A1)の残りの部分
を、次のオーディオパケットP(A1)bのデータ領域
DAに格納させると共に、パケットヘッダPHを生成す
る。
【0063】つまり、オーディオパケットP(A1)の
再生時刻を示すタイムスタンプStは、オーディオパケ
ットP(A1)aのデータ領域DAに格納される。そし
て、オーディオパケットP(A1)aのパケットヘッダ
PHおよびセクションヘッダSHに、オーディオパケッ
トP(A)1aに関する管理情報が格納される。同様
に、オーディオパケットP(A1)bのパケットヘッダ
PHにオーディオパケットP(A1)bの管理情報が格
納される。このように、トランスポートストリームTS
Oにおいて、トランスポートストリームTSIに含まれ
るオーディオデータがファイルとして管理される。
【0064】同様に、データエンコーダ6は、タイムス
タンプSt付ビデオパケットP(V1)のタイムスタン
プStとビデオパケットP(V1)の先頭側の一部分
を、ビデオパケットP(V1)aのデータ領域DAに格
納させると共に、パケットヘッダPHおよびセクション
ヘッダSHを生成する。そして、データエンコーダ6
は、当該ビデオパケットP(V1)の残りの部分を、次
のビデオパケットP(V1)bのデータ領域DAに格納
させると共に、パケットヘッダPHを生成する。
【0065】つまり、ビデオパケットP(V1)の再生
時刻(タイミング)を示すタイムスタンプStは、ビデ
オパケットP(V1)aのデータ領域DAに格納され
る。そして、ビデオパケットP(V1)aのパケットヘ
ッダPHおよびセクションヘッダSHに、ビデオパケッ
トP(V1)aの管理情報が格納される。同様に、ビデ
オパケットP(V1)bのパケットヘッダPHに、ビデ
オパケットP(V1)bの管理情報が格納される。この
ように、トランスポートストリームTSOにおいて、ト
ランスポートストリームTSIに含まれるビデオデータ
がファィルとして管理される。
【0066】さらに同様に、データエンコーダ6は、タ
イムスタンプSt付データパケットP(D1)のタイム
スタンプStとデータパケットP(D1)の先頭側の一
部分を、データパケットP(D1)aのデータ領域DA
に格納させると共に、パケットヘッダPHおよびセクシ
ョンヘッダSHを生成する。そして、データエンコーダ
6は、当該タイムスタンプSt付データパケットP(D
1)の残りの部分を、次のデータパケットP(D1)b
のデータ領域DAに格納させると共に、パケットヘッダ
PHを生成する。
【0067】つまり、データパケットP(D1)の再生
時刻を示すタイムスタンプStは、データパケットP
(D1)aのデータ領域DAに格納される。そして、デ
ータパケットP(D1)aのパケットヘッダPHおよび
セクションヘッダSHに、データパケットP(D1)a
に関する管理情報が格納される。同様に、データパケッ
トP(D1)bのパケットヘッダPHに、データパケッ
トP(D1)bの管理情報が格納される。このように、
トランスポートストリームTSOにおいて、トランスポ
ートストリームTSIに含まれるデータがファィルとし
て管理される。
【0068】このように、トランスポートストリームT
SIを構成する全パケットデータの再生時刻情報(タイ
ムスタンプSt)を含む、規格に適合したデータ構造を
有するトランスポートストリームTSOが生成される。
ヌルデータ領域NLには、タイムスタンプ付パーシャル
トランスストリームTSSTの次のパケットを格納して
もよい。
【0069】トランスポートストリーム多重器14は、
ストリームリフォーマッタRFM、データエンコーダ
8、ビデオエンコーダ10、およびオーディオエンコー
ダ12からそれぞれ入力されるトランスポートストリー
ムTSO、データパケットP(D)、ビデオパケットP
(V)、およびオーディオパケットP(A)を多重化し
て、トランスポートストリームTSを生成する。以降、
スクランブラ16、変調器18、および送信器20を経
て、トランスポートストリーム波TSrfが送信され
る。
【0070】データ受信装置RVRにおいて、チューナ
102、復調器104、およびデスクランブラ106を
経て、トランスポートストリームTSが再生される。P
IDフィルタ108は、デスクランブラ106から入力
されるトランスポートストリームTSを構成するパケッ
トの内で、前述のトランスポートストリームTSOを構
成するパケット群TSO’(図3の例では、P(A1)
a、P(A1)b、P(V1)a、P(V1)b、P
(D1)a、P(D1)b、・・・)をパケット識別子
(PID)に基づいて抽出する。
【0071】パーシャルトランスポートストリーム再構
成器113は、PIDフィルタ108から入力されるパ
ケット群TSO’を保持して、データ領域DA部分をつ
なぎ合わすことで、トランスポートストリームTSOを
再構成する。
【0072】データ蓄積器114は、パーシャルトラン
スポートストリーム再構成器113から入力されるトラ
ンスポートストリームTSOをハードディスク等の記録
媒体に格納する。データ蓄積器114は、さらに、ユー
ザの要求に応じて、格納されたトランスポートストリー
ムTSOを読み出す。
【0073】再生タイミング制御器116は、データ蓄
積器114から入力されるトランスポートストリームT
SOのパケットのデータ領域DAに含まれる再生時刻情
報(タイムスタンプSt)に基づいて、当該パーシャル
トランスポートストリームTSPを構成するパケット
(図3の例では、P(A1)、P(V1)、P(D
1)、・・・)を送信側で設定された時刻に再生される
ように制御する。以降、PIDフィルタ118およびA
Vデコーダ120を経て、トランスポートストリームT
SOからAV信号Savが生成される。
【0074】なお、本実施の形態においては、トランス
ポートストリームTSIに含まれるパケットが再生速度
と同一の伝送速度でストリームリフォーマッタRFMに
入力される場合について述べた。しかしながら、トラン
スポートストリームTSIに含まれるパケットの再生速
度(再生時刻)が予め分かっていれば、タイムスタンプ
付与器4において、その既知の再生速度に対応してタイ
ムスタンプStを付与すればよい。この場合、トランス
ポートストリームTSIをそのパケットと再生速度と同
一の伝送速度でストリームリフォーマッタRFMに入力
する必要ない。
【0075】また、トランスポートストリームTSOに
おいては、タイプスタンプ付パーシャルトランスストリ
ームTSSTのタイムスタンプStとパケットとの和を
2つ以外のパケットで構成してもよい。例えば、ヌルデ
ータ領域NLを設けずに、連続するパケットのデータ領
域DAに、順番にタイプスタンプ付パーシャルトランス
ストリームTSSTのタイムスタンプStとパケットデ
ータを格納するようにしてもよい。
【0076】このように、本発明においては、トランス
ポートストリームTSのパケットの再生時刻を示すタイ
ムスタンプStを付与して、当該トランスポートストリ
ームTSを再エンコードしたトランスポートストリーム
TSOが当該トランスポートストリームTSの再生速度
と異なる速度で送信される。受信装置側では、ランスポ
ートストリームTSOを受信された速度で蓄積した後
に、トランスポートストリームTSの正しい再生速度で
再生できる。また、AVデータをパーシャルトランスポ
ートストリームとして、ファイル形式のデータと同じフ
ォーマットに変換しておくことによって、受信装置側で
もAVデータをファイルとして蓄積管理できる。
【0077】なお、パケットデータ中にIピクチャ、P
ピクチャ、およびBピクチャの何れかが含まれる場合、
送信機側でタイムスタンプStの一部にピクチャ情報を
付与する。結果、受信機側でAV再生する場合には、パ
ケットデータをデータ蓄積器114から読み出して、A
Vデコーダ120に転送し、再生タイミング制御器11
6がパケット毎のタイムスタンプStに付与されている
ピクチャ情報から、特定のピクチャがふくまれるパケッ
トだけをフィルタリングしてAVデコーダに転送するこ
とによって、特殊再生が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる蓄積型データ放送
システムに用いられるデータ送信装置の構成を模式的に
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる蓄積型データ放送
システムに用いられるデータ受信装置の構成を模式的に
示すブロック図である。
【図3】図1に示すリフォーマッタにおけるトランスポ
ートストリームの再フォーマット処理の説明図である。
【図4】従来の蓄積型データ放送システムに用いられる
データ送信装置の構成を模式的に示すブロック図であ
る。
【図5】従来の蓄積型データ放送システムに用いられる
データ受信装置の構成を模式的に示すブロック図であ
る。
【図6】図5に示すPIDフィルタ、パーシャル処理
器、タイムスタンプ付与器、および再生タイミング制御
器の動作の説明図である。
【符号の説明】 TMR、TMc データ送信装置 RFM ストリームリフォーマッタ 2 パーシャル処理器 4 タイムスタンプ付与器 6 データエンコーダ 8 データエンコーダ 10 ビデオエンコーダ 12 オーディオエンコーダ 14 トランスポートストリーム多重器 16 スクランブラ 18 変調器 20 送信器 RVR、RVc データ受信装置 102 チューナ 104 復調器 106 デスクランブラ 108 PIDフィルタ 110 パーシャル処理器 112 タイムスタンプ付与器 113 パーシャルトランスポートストリーム再構成器 114 データ蓄積器 116 再生タイミング制御器 118 PIDフィルタ 120 AVデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 H04N 5/92 H (72)発明者 北村 朋彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA20 GA07 GA10 GB17 GB37 5C063 AA20 AB03 AB05 AC01 AC05 AC10 5C064 BA01 BA07 BB05 BB10 BC16 BC25 BD08 BD09 BD16 5K028 BB06 CC02 EE05 KK01 KK12 KK32 LL12 RR02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つ以上のコンテンツを形成
    する、所定のサイズを有するパケットデータを複数個含
    む第1のトランスポートストリームを当該コンテンツを
    再生する第1の伝送速度と異なる第2の伝送速度で送信
    し、当該送信された第2のトランスポートストリームか
    ら当該コンテンツを形成する複数のパケットデータを抽
    出して蓄積する蓄積型データ放送サービスシステムであ
    って、 前記コンテンツを形成する複数のパケットデータのそれ
    ぞれに前記第1の伝送速度で再生する際の再生時刻情報
    を付与して第2のトランスポートストリームを生成して
    送信する送信機と、 前記送信された第2のトランスポートストリームを受信
    して、前記再生時刻情報に基づいて、前記第2のトラン
    スポートストリームを再生する受信機とを備える蓄積型
    データ放送サービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記送信機は、 前記第1のトランスポートストリームのパケットのそれ
    ぞれに、前記時刻情報を付与して、第3のトランスポー
    トストリームを生成する時刻情報付与手段と、前記第3
    のトランスポートストリームをフォーマットして、前記
    所定のサイズのパケットから構成される前記第2のトラ
    ンスポートストリームを生成するトランスポートストリ
    ーム再フォーマット手段とをさらに備える、請求項1に
    記載の蓄積型データ放送サービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記トランスポートストリーム再フォー
    マット手段は、前記第3のトランスポートストリームの
    前記時刻情報と当該時刻情報とが付与されたパケットデ
    ータとを、前記第2のトランスポートストリームのパケ
    ットデータのデータ領域に格納させるデータエンコード
    手段をさらに備える、請求項2に記載の蓄積型データ放
    送サービスシステム。
  4. 【請求項4】 前記トランスポートストリームのパケッ
    トデータ中に、Iピクチャ、Pピクチャ、およびBピク
    チャの少なくとも1つが含まれる場合、当該パケットデ
    ータ毎に付与される前記再生時刻情報にはピクチャ情報
    が付与されることを特徴とする、請求項1、請求項2、
    および請求項3に記載の蓄積型データ放送サービスシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記ピクチャ情報から、予め指定された
    ピクチャだけを含むパケットデータをフィルタリングす
    るピクチャフィルタ手段をさらに備え、当該フィルタリ
    ングされたパケットデータがAVデコーダに転送される
    ことを特徴とする、請求項4に記載の蓄積型データ放送
    サービスシステム。
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