JPH09298746A - 映像データ送信装置、映像データ受信装置、および、映像データ送信・受信システム - Google Patents

映像データ送信装置、映像データ受信装置、および、映像データ送信・受信システム

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JPH09298746A
JPH09298746A JP10886796A JP10886796A JPH09298746A JP H09298746 A JPH09298746 A JP H09298746A JP 10886796 A JP10886796 A JP 10886796A JP 10886796 A JP10886796 A JP 10886796A JP H09298746 A JPH09298746 A JP H09298746A
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signal
video data
transmission
transmission mode
video signal
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JP10886796A
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Yuichi Kojima
雄一 小島
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要とされる映像信号の画質や、要求される
伝送時間に応じた圧縮率や伝送時間で映像信号を伝送で
きる映像データ送信装置および映像データ受信装置を提
供する。 【解決手段】 映像データ送信装置20において、伝送
モードに応じた圧縮率で映像信号の情報量を圧縮し、伝
送モードに応じて圧縮後の映像信号を直接変調して送信
する、または、記録再生装置204にて一旦記録した後
に記録時と異なるレートで再生し、さらに変調して送信
する。映像データ受信装置において、伝送モードを検出
し、検出された伝送モードに応じて、直接復号または、
一旦記録した後に記録時と異なるレートで再生後に復号
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮符号化された
映像データの伝送に用いる、映像データ送信装置(映像
信号送信機)、映像データ受信装置(映像信号受信
機)、および、これらを組み合わせた映像データ送信・
受信システム(映像データ伝送システム)に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、衛星通信回線を介してニュース
の取材現場から放送局へ映像信号を伝送する映像信号伝
送システムにおいては、映像信号をアナログFM変調し
て撮影時の映像信号そのままの信号速度(実時間速度)
で伝送が行われている。図5に示すように、映像信号送
信装置80は、外部から入力された入力映像信号VIN
をFM変調回路82によりFM変調して中間周波数帯の
変調信号S82とし、周波数変換回路(アップコンバー
タ)84により衛星通信回線に適合する周波数の伝送信
号S84に変換し、電力増幅回路86により電力増幅し
て送信アンテナ88を介して送信する。
【0003】一方、図6に示されるように映像信号受信
装置90は、衛星通信回線から受信アンテナ92を介し
て伝送信号を受け、低雑音増幅回路94により増幅し、
周波数変換回路(ダウンコンバータ)96により中間周
波数帯に変換し、FM復調回路98により復調して元の
入力映像信号VINに対応する出力映像信号VOUTと
して出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した映像信号送信
装置80および映像信号受信装置90は、実時間的に映
像信号の伝送を行うので、例えばニュース取材現場でカ
メラ一体型VTR等を用いて収録した映像を、ニュース
の放映時刻までの編集処理時間を充分に確保するため
に、高速伝送したいという要請に応えることはできな
い。一方、スポーツ実況中継の映像等は、通常、急いで
編集加工を行う必要がないので、このような高速伝送を
行う必要はない。
【0005】本発明の目的は、必要とされる映像信号の
画質や、要求される伝送時間に応じた圧縮率や伝送時間
で映像信号を伝送することができる映像データ送信装置
(映像データ送信機)、映像データ受信装置(映像デー
タ受信機)、および、これら映像データ送信装置と映像
データ受信装置とを組み合わせた映像データ送信・受信
システム(映像データ伝送システム)を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明の映像データ送信装置は、映像信号の伝
送モードを示す制御信号を出力する制御手段と、映像信
号が入力され、制御信号にて示される伝送モードに応じ
た圧縮率で映像信号の情報量を圧縮する圧縮手段と、圧
縮手段にて圧縮処理された映像信号を伝送モードに応じ
て選択的に記録し、該記録された映像信号を所定のレー
トで再生する記録再生手段と、圧縮手段の出力映像信号
または記録再生手段の出力映像信号を制御信号にて示さ
れる伝送モードに応じて選択し、該選択された出力映像
信号を出力する選択手段と、選択手段から供給される出
力映像信号に変調処理を施して送信する送信手段とを有
する。
【0007】また本発明の目的を達成するために、本発
明の映像データ受信装置は、通信回線を介して伝送され
た信号を受信する受信手段と、受信手段にて受信された
信号の伝送モードを検出する検出手段と、受信手段にて
受信された信号を検出手段にて検出された伝送モードに
応じて選択的に記録し、該記録された映像信号を検出さ
れた伝送モードに応じたレートで再生する記録再生手段
と、受信手段の出力信号または記録再生手段の出力信号
を検出された伝送モードに応じて選択し、該選択された
信号を出力する選択手段と、選択手段から出力される信
号に伸長処理を施す伸長手段とを有する。
【0008】さらに本発明の目的を達成するために、本
発明の映像データ送信・受信システム(映像データ伝送
システム)は、映像信号の伝送モードを示す制御信号を
出力する制御手段と、映像信号が入力され、制御信号に
て示される伝送モードに応じた圧縮率で映像信号の情報
量を圧縮する圧縮手段と、圧縮手段にて圧縮処理された
映像信号を伝送モードに応じて選択的に記録し、該記録
された映像信号を所定のレートで再生する記録再生手段
と、圧縮手段の出力映像信号または記録再生手段の出力
映像信号を制御信号にて示される伝送モードに応じて選
択し、該選択された出力映像信号を出力する選択手段
と、選択手段から供給される出力映像信号に変調処理を
施して送信する送信手段と、送信された信号を受信する
受信手段と、受信手段にて受信された信号の伝送モード
を検出する検出手段と、受信手段にて受信された信号を
検出手段にて検出された伝送モードに応じて選択的に記
録し、該記録された映像信号を検出された伝送モードに
応じたレートで再生する記録再生手段と、受信手段の出
力信号または記録再生手段の出力信号を検出された伝送
モードに応じて選択し、該選択された信号を出力する選
択手段と、選択手段から出力される信号に伸長処理を施
す伸長手段とを有する。
【0009】本発明において、映像データ送信・受信シ
ステム(映像データ伝送システム)は、映像データ送信
装置(映像データ送信機)と映像データ受信装置(映像
データ受信機)とを組み合わせて総合的に動作させた全
体的な装置をいう。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、高能率符号化回路を用い
た映像データ送信装置10の構成の一例を示す図であ
る。図2は、図1の映像データ送信装置に対応する映像
データ受信装置12の構成を示す図である。図1に示す
ように、映像データ送信装置10は、高能率符号化装置
102、ディジタル変調回路104、周波数変換回路1
06、電力増幅回路(PA)108および送信アンテナ
110から構成されており、ディジタル形式の入力映像
データVINを高能率符号化して伝送信号を生成し、こ
の伝送信号を衛星通信回線に対して送信する。この高能
率符号化としては、たとえば、動き補償を伴うフレーム
間差分DCT(Discrete Cosine Transformation) 符号
化が用いられ、その具体的な一例としては、MPEG2
(Moving Picture Expert Group 2)符号化が用いられ
る。
【0011】図2に示すように、映像データ受信装置1
2は、受信アンテナ120、低雑音増幅回路(LNA)
122、周波数変換回路124、ディジタル復調回路1
26、復号回路128から構成されている。映像データ
送信装置10が通信衛生115を用いた衛星通信回線を
介して伝送してきた伝送信号を受信し、復号して元の入
力映像データVINに対応する出力映像データVOUT
を生成する。この出力映像データVOUTを映像データ
受信装置12に接続されている映像編集装置あるいは記
録装置等に供給する。
【0012】以下、映像データ送信装置10および映像
データ受信装置12の動作を説明する。映像データ送信
装置10に入力された入力映像データVOUTは、高能
率符号化装置102により高能率符号化され、符号化映
像データS102としてディジタル変調回路104に対
して出力される。ディジタル変調回路104は、符号化
映像データS102をディジタル変調し、中間周波数帯
の変調信号S104として周波数変換回路106に対し
て出力する。このディジタル変調としては、例えば4相
PSK(Quadrature Phase ShiftKeying) が用いられ
る。
【0013】周波数変換回路(アップコンバータ)10
6は、変調信号S104を衛星通信回線に適合した周波
数、例えば12GHz〜14GHzに変換し、伝送信号
S106として電力増幅回路108に対して出力する。
電力増幅回路108は、伝送信号S106を所定の送信
出力まで電力増幅し、送信アンテナ110を介して衛星
通信回線に送信する。映像データ送信装置10が送信し
た伝送信号は、通信衛星115を介して映像データ受信
装置12に伝送される。
【0014】映像データ受信装置12の低雑音増幅回路
122は、受信アンテナ120を介して受けた映像デー
タ送信装置10からの伝送信号を増幅し受信信号S12
2として周波数変換回路124に対して出力する。周波
数変換回路(ダウンコンバータ)124は、受信信号を
中間周波数帯の受信信号S124に変換してディジタル
復調回路126に対して出力する。
【0015】ディジタル復調回路126は、映像データ
送信装置10のディジタル変調回路104に対応する方
法で受信信号S124を復調し、復調信号S126を生
成して復号回路128に対して出力する。復号回路12
8は、復調信号S126を復号し、元の入力映像データ
VINに対応する出力映像データVOUTとして外部の
機器に供給する。以上説明した映像データ送信装置10
と映像データ受信装置12とを用いた映像データ伝送シ
ステムを用いることにより、衛星通信回線を利用して映
像データの伝送を行うことができる。
【0016】図1に示した映像データ送信装置10と、
図2に示した映像データ受信装置12とを統合した、映
像データ送信及び受信システム(または映像データ伝送
システム)においては、放送業務用の高い標本化周波数
の映像データの符号化・復号を行う映像データ送信装置
10の高能率符号化装置102と映像データ受信装置1
2の復号回路128の動作速度の制約から、実際には復
号後に元の映像データの映像と同じ速さの映像を得られ
るデータ速度(実時間的なデータ速度)でしか伝送信号
を伝送できず、例えば取材現場で記録再生装置に収録済
の圧縮映像データを短時間で放送局に伝送したいという
ような要求に応えることは難しい。
【0017】また、映像データ送信装置10と映像デー
タ受信装置12とを用いた映像データ伝送システムにお
いては、高能率符号化の圧縮率は伝送信号の伝送に用い
ることができる衛星通信回線の帯域幅によって定まる。
従って、衛星通信回線の帯域幅に応じた高い圧縮率で、
高圧縮率符号化に向かない映像データを符号化して伝送
した場合には、復号後の映像の品質が劣化する等の問題
が生じる。
【0018】また、復号後の映像データに対して編集加
工を行う場合、編集処理に伴う画質劣化がさらに加わる
ので、復号後に高品質な映像が得られるような方法で撮
影現場から映像データを伝送したいとの要望がある。し
かし、映像データ送信装置10および映像データ受信装
置12を用いた実時間的なデータ速度での映像データの
伝送では、衛星通信回線の帯域の制限からこのような要
望に応えることはできない。以下に示す映像データ送信
装置20と映像データ受信装置22を用いた映像データ
伝送システムは、映像データ送信装置10と映像データ
受信装置12とから構成される映像データ伝送システム
の問題点を解決し、上記要請に応えるためのものであ
る。
【0019】図3に示す映像データ送信装置20の各構
成部分の内、図1に示した映像データ送信装置10の各
構成部分と同一の符号を付したものは同一であり、図4
に示す映像データ受信装置22の各構成部分の内、図2
に示した映像データ受信装置12の各構成部分と同一の
符号を付したものは同一である。
【0020】図3に示すように、映像データ送信装置2
0は高能率符号化装置200、データ選択回路(SE
L)202、データ蓄積装置204、誤り訂正符号付加
回路206、ディジタル変調回路208、制御回路21
0および送信装置14から構成される。送信装置14は
周波数変換回路106、電力増幅回路108および送信
アンテナ110から構成される。この映像データ送信装
置20は、伝送の対象となる入力映像データVINを、
その目的・用途に応じた方法で高能率符号化し、送信信
号を生成して衛星通信回線上に送信する。
【0021】図4に示すように、映像データ受信装置2
2は受信装置16、ディジタル復調回路220、誤り訂
正回路222、データ蓄積装置224、データ選択回路
(SEL)226、復号装置228および制御回路23
0から構成されており、受信装置16は受信アンテナ1
20、低雑音増幅回路122および周波数変換回路12
4から構成され、映像データ送信装置20から衛星通信
回線を介して送られてきた伝送信号を受信し、伝送信号
を、その伝送速度および圧縮率に応じた方法で復調し、
復号して元の入力映像データVINに対応する出力映像
データVOUTを外部の映像編集装置等の機器に提供す
る。
【0022】映像データ送信装置20の高能率符号化装
置200は、入力映像データVINの目的・用途に応じ
た制御回路210の制御信号C200を介した制御に従
って圧縮率を変更して入力映像データVINを圧縮符号
化し、圧縮映像データS200a,S200bとしてそ
れぞれデータ選択回路202およびデータ蓄積装置20
4に対して出力する。この高能率符号化装置200とし
ては、たとえば、動き補償を伴うフレーム間差分DCT
(Discrete Cosine Transformation)符号化回路が用い
られ、その具体的な一例としては、MPEG2符号化回
路が用いられる。
【0023】データ蓄積装置204は、制御信号C20
4を介した制御回路210の制御に従って、高能率符号
化装置200から入力された圧縮映像データS200b
を、例えば光磁気ディスク、ハードディスク等の記録媒
体に記録する。また、データ蓄積装置204は、制御回
路210の制御に従って、記録した映像信号を実時間的
なデータ速度と異なる伝送速度で再生し、データ選択回
路202に対して圧縮映像データS204として出力す
る。
【0024】データ選択回路202は、制御信号C20
2(切り替え信号)を介した制御回路210の制御に従
って、入力された圧縮映像データS200a,S204
のいずれかを選択して誤り訂正符号付加回路206に対
して圧縮映像データS202(選択信号)として出力す
る。具体的には、例えば、データ選択回路202は入力
映像データVINが編集加工の対象とならない場合には
圧縮映像データS200aを選択し、入力映像データV
INが編集加工の対象となる場合には圧縮映像データS
204を選択する。
【0025】誤り訂正符号付加回路206は、制御信号
C206を介した制御回路210の制御に従って、圧縮
映像データS202に対してリードソロモン符号化を行
い、さらに畳込み符号化して伝送信号S206としてデ
ィジタル変調回路208に対して出力する。ディジタル
変調回路208は、制御信号C208を介した制御回路
210の制御に従って、伝送信号S206を、その伝送
速度に応じた変調方法でディジタル変調し、中間周波数
帯の変調信号S208として送信装置14に対して出力
する。このディジタル変調回路としては、例えば、4相
PSK(Quadrature Phase Shift Keying) 回路が用いら
れる。また、伝送速度としては、20Mbpsや、40
Mbpsのレートが選定される。
【0026】送信装置14は、変調信号S208を衛星
通信回線に適合した伝送信号に変換して衛星通信回線上
に送信する。送信装置14から送信された伝送信号は、
通信衛星115によって中継され、映像データ送信装置
20の受信信号となる。映像データ受信装置22の受信
装置16は、衛星通信回線から伝送信号を受信し、受信
信号S124としてディジタル復調回路220に対して
出力する。
【0027】ディジタル復調回路220は、制御信号C
220を介した制御回路230の制御に従って、受信信
号S124を、その伝送速度に応じた方法でディジタル
復調して復調信号S220として誤り訂正回路222に
対して出力する。なお、制御回路230の制御に従わ
ず、ディジタル復調回路220自体が伝送信号の伝送速
度を識別し、識別した伝送速度に応じた復調を行うよう
にすることも可能である。
【0028】誤り訂正回路222は、制御信号C222
を介した制御回路230の制御に従って、復調信号S2
20に対して誤り訂正を行い、映像データ送信装置20
の誤り訂正符号付加回路206に対応する方法で復号
し、圧縮映像データS222としてデータ選択回路22
6およびデータ蓄積装置224に対して出力する。
【0029】データ蓄積装置224は、制御信号C22
4を介した制御回路230の制御に従って、圧縮映像デ
ータS222を記録し、記録した圧縮映像データを、実
時間速度で読み出し、圧縮映像データS224としてデ
ータ選択回路226に対して出力する。
【0030】データ選択回路226は、制御信号C22
6を介した制御回路230の制御に従って、圧縮映像デ
ータS222,224のいずれかを選択し、圧縮映像デ
ータS226として復号装置228に対して出力する。
復号装置228は、圧縮映像データS226の圧縮率に
応じた方法で伸長処理を行い、元の入力映像データVI
Nに対応する出力映像データVOUTを外部に接続され
た機器に供給する。
【0031】以下、映像データ送信装置20及び映像デ
ータ受信装置22の動作を説明する。映像データ送信装
置20は、入力映像データVINの用途・目的に応じ
て、その動作が切り換えられる。映像データ受信装置2
2にて復号後に高品質な映像が要求される場合、例え
ば、復号後の映像データが編集加工の対象とされる場合
の送信動作について、これを第1の送信モードとして以
下に説明する。この第1の送信モードにおいて、制御回
路210の送信モード入力端子211から第1の送信モ
ードを示すデータが入力される。制御回路210は、こ
の第1の送信モードを示すデータが入力されると、高能
率符号化装置200、データ蓄積装置204、データ選
択回路202、誤り訂正符号付加回路206、モードデ
ータ多重回路207及び、ディジタル変調回路208に
対して第1のモードが選択されたことを示す制御データ
を供給する。この制御データが供給されることによっ
て、高能率符号化装置200、データ蓄積装置204、
データ選択回路202、誤り訂正符号付加回路206、
モードデータ多重回路207及び、ディジタル変調回路
208は、各々第1の送信モードにて動作する。
【0032】入力端IN1から入力される入力映像デー
タVINは、高能率符号化装置200によって、圧縮後
の圧縮映像データの量が所定値より多くなるように比較
的低い圧縮率で圧縮符号化される。この高能率符号化装
置200にて圧縮された映像データS200bは、デー
タ蓄積装置204にて一旦記録される。そして、このデ
ータ蓄積装置204は、一旦記録した映像データを、衛
星通信回線の伝送レート、例えば、40Mbpsで再生
出力し、映像データS204として選択回路202に供
給する。このデータ蓄積装置204は、互いにレートの
異なる記録動作と再生動作を同時に実行できるように構
成されている。また、今回伝送しようとする入力映像デ
ータの全てを一旦記録した後に、例えば、40Mbps
で再生出力する構成としてもよい。この場合には、記録
動作と再生動作の切り換えは、制御回路210の制御の
もとで行われる。選択回路202は、データ蓄積装置2
04から供給された映像データS204を選択して、映
像データS202として、後段の誤り訂正符号付加回路
206に供給する。誤り訂正符号付加回路206、ディ
ジタル変調回路208、周波数変換回路106および電
力増幅回路108は上述した処理を施して処理後の映像
データを送信アンテナ110に供給する。
【0033】次に、例えばスポーツの実況中継等、入力
映像データVINをリアルタイムで映像データ受信装置2
2に伝送することが要求される場合、これを第2の送信
モードとして映像データ送信装置20の動作について以
下に説明する。この第2の送信モードにおいて、制御回
路210の送信モード入力端子211から第2の送信モ
ードを示すデータが入力される。制御回路210は、こ
の第2の送信モードを示すデータが入力されると、高能
率符号化装置200、データ蓄積装置204、データ選
択回路202、誤り訂正符号付加回路206、モードデ
ータ多重回路207及び、ディジタル変調回路208に
対して第2のモードが選択されたことを示す制御データ
を供給する。この制御データが供給されることによっ
て、高能率符号化装置200、データ蓄積装置204、
データ選択回路202、誤り訂正符号付加回路206、
モードデータ多重回路207及び、ディジタル変調回路
208は、各々第2の送信モードにて動作する。
【0034】入力端IN1 から入力される入力映像デー
タVINは、高能率符号化装置200によって、圧縮後の
圧縮映像データの量が上述した所定値より少なくなるよ
うにかつ、圧縮後のデータレートが、例えば40Mbp
sとなるような圧縮率で圧縮符号化される。この高能率
符号化装置200にて圧縮された映像データは、データ
蓄積装置204にて蓄積されることなく、直接映像デー
タS200aとして選択回路202に供給される。選択
回路202は、高能率符号化装置200から供給された
映像データS200aを選択して、映像データS202
として、後段の誤り訂正符号付加回路206に供給す
る。誤り訂正符号付加回路206、ディジタル変調回路
208、周波数変換回路106及び、電力増幅回路10
8は上述した処理を施して、処理後の映像データを送信
アンテナ110に供給する。
【0035】次に、予め撮像しVTR等の記録再生装置
に記録されているニュース素材等を実時間よりも短い時
間で映像データ受信装置22に伝送したい場合の送信動
作について、これを第3の送信モードとして以下に説明
する。この第3の送信モードにおいて、制御回路210
の送信モード入力端子211から第3の送信モードを示
すデータが入力される。制御回路210は、この第1の
送信モードを示すデータが入力されると、高能率符号化
装置200、データ蓄積装置204、データ選択回路2
02、誤り訂正符号付加回路206、モードデータ多重
回路207及び、ディジタル変調回路208に対して第
3のモードが選択されたことを示す制御データを供給す
る。この制御データが供給されることによって、高能率
符号化装置200、データ蓄積装置204、データ選択
回路202、誤り訂正符号付加回路206及び、ディジ
タル変調回路208は、各々第3の送信モードにて動作
する。
【0036】入力端IN1 から入力されるニュース素材
等の入力映像データVINは、高能率符号化装置200に
よって、圧縮後の圧縮映像データの量が第2のモードの
ときよりもさらに少なくなるように高い圧縮率で圧縮符
号化される。この高能率符号化装置200にて圧縮され
た映像データS200bは、データ蓄積装置204にて
一旦記録される。そして、このデータ蓄積装置204
は、一旦記録した映像データを衛星通信回線の伝送レー
ト、例えば、40Mbps再生出力し、映像データS2
04として選択回路202に供給する。このデータ蓄積
装置204は、今回伝送しようとする圧縮後の入力映像
データの全てを一旦記録した後に、例えば、40Mbp
sで再生出力するように動作する。この場合には、記録
動作と再生動作の切り換えは、制御回路210の制御の
もとで行われる。選択回路202は、データ蓄積装置2
04から供給された映像データS204を選択して、映
像データS202として、後段の誤り訂正符号付加回路
206に供給する。誤り訂正符号付加回路206、ディ
ジタル変調回路208、周波数変換回路106及び、電
力増幅回路108は上述した処理を施して、処理後の映
像データを送信アンテナ110に供給する。
【0037】尚、上述した送信モードを示すデータは、
モードデータ多重回路207にて映像データの先頭に付
加されて映像データ受信装置22に伝送される。また
は、別の方法として、制御回路210が、上述の衛星通
信回線とは別の回線にて送信モードを示すデータを映像
データ受信装置22に伝送する。または、さらに、別の
方法として、映像データ送信装置20側のオペレータ
が、電話やFAX等マニュアル的に映像データ受信装置
22側のオペレータに知らせるようにしても良い。さら
に、映像データの送信が完了したときには、映像データ
の送信が完了したことを示すフラグデータがモードデー
タ多重回路207にて映像データの後尾に付加されて映
像データ受信装置22に伝送される。
【0038】次に、映像受信装置22の動作について説
明する。映像データ受信装置22は映像データ送信装置
20の送信モードに応じて、その受信モードが切り換え
られる。この受信モードの切り換えは、制御回路230
が、衛星通信回線を介して映像データと共に送られてき
た送信モードを示すデータ、または、別の方法として、
衛星通信回線以外の伝送回線を介して送られてきた送信
モードを示すデータ、または、さらに別の方法として、
制御回路230にマニュアルで入力された送信モードを
示すデータに基づいて、制御信号を生成し、この制御信
号をディジタル復調回路220、誤り訂正符号付加回路
222、データ蓄積装置224、データ選択回路226
及び、復号装置228に供給することにより行われる。
尚、衛星通信回線を介して映像データと共に送信モード
を示すデータが送られてくる場合には、モードデータ分
離回路221にてその送信モードを示すデータが分離さ
れ、制御線C221を介して制御回路230に供給され
る。
【0039】まず、第1の送信モードにて送信された映
像データを受信する場合には、制御回路230が第1の
送信モードであることを検出し、この第1の送信モード
に対応する第1の受信モードを示す制御信号をディジタ
ル復調回路220、誤り訂正符号付加回路222、デー
タ蓄積装置224、データ選択回路226及び、復号装
置228に供給する。次に、受信アンテナ120で受信
された映像データは、低雑音増幅回路122、周波数変
換回路124、ディジタル復調回路220、及び、誤り
訂正回路222にて上述の処理が施される。そして、誤
り訂正回路222にて誤り訂正された映像データS22
2は、40Mbpsのレートでデータ蓄積装置224に
て一旦記録される。そして、このデータ蓄積装置224
にて一旦記録された映像データは、リアルタイムの映像
信号を復号するためのレート、このレートは40Mbp
sよりも大きい、でデータ蓄積装置224から再生出力
され、映像データS224としてデータ選択回路226
に供給される。データ選択回路226は、この映像デー
タS224を選択して後段の復号装置228に映像信号
S226として供給する。復号装置228は、データ選
択回路226から供給された映像データS226を、映
像データ226の圧縮率に応じて伸長処理を行い、元の
入力映像データVINに対応する出力映像データVOUT と
して出力する。この場合に、データ蓄積装置224の記
録動作と再生動作の切り換えは、制御回路230の制御
のもとで行われる。例えば、制御回路230は、モード
データ分離回路221にて映像データの送信が完了した
ことを示すフラグデータが分離され、制御回路230に
供給されたことを検出すると、データ蓄積装置224の
記録動作を再生動作に切り換える。このようにして入力
映像データVINは、高品質な状態で映像データ受信装置
22の出力端から出力映像データVOUT として出力され
る。
【0040】次に、第2の送信モードにて送信された映
像データを受信する場合には、制御回路230が第2の
送信モードであることを検出し、この第2の送信モード
に対応する第2の受信モードを示す制御信号をディジタ
ル復調回路220、誤り訂正符号付加回路222、デー
タ蓄積装置224、データ選択回路226及び、復号装
置228に供給する。次に、受信アンテナ120で受信
された映像データは、低雑音増幅回路122、周波数変
換回路124、ディジタル復調回路220、及び、誤り
訂正回路222にて上述の処理が施される。そして、誤
り訂正回路222にて誤り訂正された映像データS22
2は、40Mbpsのレートでデータ選択回路226に
直接供給される。データ選択回路226は、この映像デ
ータS222を選択して後段の復号装置228に映像信
号S226として供給する。復号装置228は、データ
選択回路226から供給された映像データS226を、
映像データS226の圧縮率に応じて伸長処理を行い、
元の入力映像データVINに対応する出力映像データVOU
T として出力する。このようにして入力映像データVIN
は、リアルタイムで映像データ受信装置22の出力端か
ら出力映像データVOUT として出力される。
【0041】さらに、第3の送信モードにて送信された
映像データを受信する場合には、制御回路230が第3
の送信モードであることを検出し、この第3の送信モー
ドに対応する第1の受信モードを示す制御信号をディジ
タル復調回路220、誤り訂正符号付加回路222、デ
ータ蓄積装置224、データ選択回路226及び、復号
装置228に供給する。次に、受信アンテナ120で受
信された映像データは、低雑音増幅回路122、周波数
変換回路124、ディジタル復調回路220、及び、誤
り訂正回路222にて上述の処理が施される。そして、
誤り訂正回路222にて誤り訂正された映像データS2
22は、40Mbpsのレートでデータ蓄積装置224
にて一旦記録される。そして、このデータ蓄積装置22
4にて一旦記録された映像データは、リアルタイムの映
像信号を復元するためのレート、このレートは40Mb
psよりも小さい、でデータ蓄積装置224から再生出
力され、映像データS224としてデータ選択回路22
6に供給される。データ選択回路226は、この映像デ
ータS224を選択して後段の復号装置228に映像信
号S226として供給する。復号装置228は、データ
選択回路226から供給された映像データS226を、
映像データS226の圧縮率に応じて伸長処理を行い、
元の入力映像データVINに対応する出力映像データV
OUTとして出力する。この場合に、データ蓄積装置22
4 の記録動作と再生動作の切り換えは、制御回路230
の制御のもとで行われる。例えば、制御回路230は、
モードデータ分離回路221にて映像データの送信が完
了したことを示すフラグデータが分離され、制御回路2
30に供給されたことを検出すると、データ蓄積装置2
24の記録動作を再生動作に切り換える。または、デー
タ蓄積装置204として、互いにレートの異なる記録動
作と再生動作を同時に実行できるような構成の装置を用
いても良い。このようにして入力映像データVINは、
リアルタイムよりも短い時間で映像データ送信装置20
から映像データ受信装置22に伝送することができる。
【0042】尚、映像データ送信装置20から映像デー
タ受信装置22への伝送レートは40Mbpsに限ら
ず、20Mbsとしても良い。また、これらのレートを
選択的に用いるようにしても良い。
【0043】以上述べたように、映像データ送信装置2
0および映像データ受信装置22を用いた本発明に係る
映像データ伝送システムによれば、実時間速度で映像デ
ータを伝送する場合に、映像データ送信装置20の各構
成部分を適切に設定することにより、映像データを映像
データ送信装置20および映像データ受信装置22の内
部遅延と通信回線上の伝送遅延の和の時間差のみで伝送
することが可能となる。
【0044】また、実時間ではない非実時間速度で映像
データを伝送する場合は、一旦、データ蓄積装置に圧縮
後の映像データを順次、記録し、記録されたデータを非
実時間伝送速度で再生して伝送信号を生成することによ
り、例えば映像データ受信装置22側に衛星通信回線等
の伝送路の伝送容量に適合した伝送速度で任意の圧縮率
で符号化した映像データの送信を行なうことが可能であ
る。また、映像データ受信装置22で、復調後の受信信
号を一旦、データ蓄積装置に記録してから記録時と異な
るレートで再生することにより、元の入力映像データと
同じ速さの出力映像データVOUTを得ることが可能で
あり、この結果、高速伝送等の非実時間速度伝送が可能
となる。
【0045】また、例えば本発明に係る映像データ伝送
システムを放送業務用の映像データの伝送に用いた場
合、既に収録済で放送局における編集加工を急ぐ必要が
あるニュース素材映像の映像データ等の伝送を、比較的
短時間で行なうことができる。従って、これらの機能
を、入力映像データVINの用途・目的に応じて切り替
えて使用することにより、結果として中継映像と編集加
工した映像の組合せを多用するニュース映像の利便性
を、従来より大幅に向上させることができる。
【0046】また、本発明に係る映像データ伝送システ
ムを通信衛星の中継器を介した伝送に使用すると、伝送
を行なう時点で使用可能な中継器の周波数帯域幅に合わ
せた伝送速度で映像データを伝送することができるの
で、伝送に用いることができる周波数帯域を効率的に利
用することができる。
【0047】また、本発明に係る映像データ伝送システ
ムによれば、編集加工を前提としない中継映像の復号画
像品質に比べて、編集加工によって画質が劣化する可能
性が高い素材映像の復号画像品質が高くなるように伝送
することができ、結果として放送段階における中継映像
と編集加工映像の映像品質の均質化することができる。
【0048】なお、本発明に係る映像データ伝送システ
ムは、衛星通信回線の他に、地上波通信回線あるいは有
線回線等を用いた映像データの伝送に用いることができ
る。また、本発明に係る映像データ伝送システムは、映
像データの伝送の他に、高能率符号化装置102および
復号装置228を変更して圧縮符号化されるデータの一
般の伝送に用いることができる。
【0049】また、本発明の映像データ伝送システムの
各構成要素は、置換が可能である限り、ハードウェア的
に構成されるか、ソフトウェア的に構成されるかを問わ
ない。本発明の映像データ送信装置、映像データ受信装
置およびこれらを用いた映像データ伝送システムは、上
述した各実施例に示した他、例えばここに示した変形例
のように、種々の構成をとることができる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る映像デ
ータ送信装置、映像データ受信装置およびこれらを用い
た映像データ送信・受信システム(映像データ伝送シス
テム)によれば、例えば緊急性が高いニュース素材映像
の伝送に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0051】また、本発明に係る映像データ送信装置、
映像データ受信装置およびこれらを用いた映像データ送
信・受信システム(映像データ伝送システム)によれ
ば、使用者が映像信号の用途と目的に応じて好適な伝送
方法で映像信号を伝送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の、高能率符号化を用いた映像デ
ータ送信装置の一例を示すブロック図である。
【図2】図2は本発明の、復号器を用いた映像データ受
信装置の一例を示すブロック図である。
【図3】図3は本発明の映像データ送信装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図4】図4は本発明の映像データ受信装置の一実施例
を示すブロック図である。
【図5】図5は従来の映像信号送信装置の一例を示すブ
ロック図である。
【図6】図6は従来の映像信号受信装置の一例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10,20・・映像データ送信装置 106・・周波数変換回路 200・・高能率符号化装置 202・・選択回路 204・・データ蓄積装置 206・・誤り訂正符号付加回路 207・・モードデータ多重化回路 208・・ディジタル変調装置 210・・電力増幅回路 12,22・・映像データ受信装置 124・・周波数変換回路 220・・ディジタル復調装置 221・・モードデータ分離回路 222・・誤り訂正装置 224・・データ蓄積装置 226・・選択回路 228・・復号装置 230・・制御回路 14・・送信装置 16・・受信装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号の伝送モードを示す制御信号を出
    力する制御手段、 上記映像信号が入力され、上記制御信号にて示される上
    記伝送モードに応じた圧縮率で上記映像信号の情報量を
    圧縮する圧縮手段、 上記圧縮手段にて圧縮処理された上記映像信号を上記伝
    送モードに応じて選択的に記録し、該記録された映像信
    号を所定のレートで再生する記録再生手段、 上記圧縮手段の出力映像信号または上記記録再生手段の
    出力映像信号を上記制御信号にて示される上記伝送モー
    ドに応じて選択し、該選択された出力映像信号を出力す
    る選択手段、および、 上記選択手段から供給される上記出力映像信号に変調処
    理を施して送信する送信手段を具備する映像データ送信
    装置。
  2. 【請求項2】上記伝送モードは、高画質伝送のための第
    1のモードとリアルタイム伝送のための第2のモードと
    短時間伝送のための第3のモードの中から選択される、
    請求項1記載の映像データ送信装置。
  3. 【請求項3】上記圧縮手段は、上記伝送モードとして上
    記第2のモードが選択されたときに上記送信手段の伝送
    レートに応じた第1の圧縮率で上記映像信号の情報量を
    圧縮し、上記伝送モードとして上記第1のモードが選択
    されたときに上記第1の圧縮率より低圧縮率の第2の圧
    縮率で上記映像信号の情報量を圧縮し、上記伝送モード
    として上記第3のモードが選択されたときに上記第1の
    圧縮率より高圧縮率の第3の圧縮率で上記映像信号の情
    報量を圧縮する、請求項2記載の映像データ送信装置。
  4. 【請求項4】上記選択手段は、上記伝送モードとして上
    記第2のモードが選択されたときに上記圧縮手段の出力
    映像信号を選択し、上記伝送モードとして上記第1のモ
    ードまたは上記第3のモードが選択されたときに上記記
    録再生手段の出力映像信号を選択する、請求項3記載の
    映像データ送信装置。
  5. 【請求項5】上記記録再生手段の出力映像信号のレート
    は上記伝送手段の伝送レートに等しい、請求項1記載の
    映像データ送信装置。
  6. 【請求項6】上記送信手段は、上記伝送モードを示すデ
    ータを上記選択手段から供給される上記出力映像信号に
    付加する付加手段を有する、請求項1記載の映像データ
    送信装置。
  7. 【請求項7】上記送信手段は、上記選択手段から供給さ
    れる上記出力映像信号に誤り訂正符号を付加する誤り訂
    正符号付加手段を有する、請求項6記載の映像データ送
    信装置。
  8. 【請求項8】通信回線を介して伝送された信号を受信す
    る受信手段、 上記受信手段にて受信された信号の伝送モードを検出す
    る検出手段、 上記受信手段にて受信された上記信号を上記検出手段に
    て検出された上記伝送モードに応じて選択的に記録し、
    該記録された映像信号を上記検出された伝送モードに応
    じたレートで再生する記録再生手段、 上記受信手段の出力信号または上記記録再生手段の出力
    信号を上記検出された伝送モードに応じて選択し、該選
    択された信号を出力する選択手段、および、 上記選択手段から出力される信号に伸長処理を施す伸長
    手段を具備する映像データ受信装置。
  9. 【請求項9】上記検出手段は、上記受信手段にて受信さ
    れた信号から上記伝送モードを示すデータを抽出する抽
    出手段を有する、請求項8記載の映像データ受信装置。
  10. 【請求項10】上記選択手段は、上記伝送モードとして
    上記第2のモードが検出されたときに上記受信手段の出
    力信号を選択し、上記伝送モードとして上記第1のモー
    ドまたは上記第3のモードが検出されたときに上記記録
    再生手段の出力信号を選択する、請求項9記載の映像デ
    ータ受信装置。
  11. 【請求項11】上記記録再生手段は上記受信された信号
    を上記通信回線の伝送レートに応じたレートで記録し、
    上記伝送モードに応じたレートで上記信号を再生する、
    請求項10記載の映像データ受信装置。
  12. 【請求項12】映像信号の伝送モードを示す制御信号を
    出力する制御手段、 上記映像信号が入力され、上記制御信号にて示される上
    記伝送モードに応じた圧縮率で上記映像信号の情報量を
    圧縮する圧縮手段、 上記圧縮手段にて圧縮処理された上記映像信号を上記伝
    送モードに応じて選択的に記録し、該記録された映像信
    号を所定のレートで再生する記録再生手段、 上記圧縮手段の出力映像信号または上記記録再生手段の
    出力映像信号を上記制御信号にて示される上記伝送モー
    ドに応じて選択し、該選択された出力映像信号を出力す
    る選択手段、 上記選択手段から供給される上記出力映像信号に変調処
    理を施して送信する送信手段、 上記受信手段にて受信された信号の伝送モードを検出す
    る検出手段、 上記受信手段にて受信された上記信号を上記検出手段に
    て検出された上記伝送モードに応じて選択的に記録し、
    該記録された映像信号を上記検出された伝送モードに応
    じたレートで再生する記録再生手段、 上記受信手段の出力信号または上記記録再生手段の出力
    信号を上記検出された伝送モードに応じて選択し、該選
    択された信号を出力する選択手段、および、 上記選択手段から出力される信号に伸長処理を施す伸長
    手段を具備する映像データ送信・受信システム。
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