JPH0964892A - Ａｔｍセルの無線伝送システム - Google Patents
Ａｔｍセルの無線伝送システムInfo
- Publication number
- JPH0964892A JPH0964892A JP7240527A JP24052795A JPH0964892A JP H0964892 A JPH0964892 A JP H0964892A JP 7240527 A JP7240527 A JP 7240527A JP 24052795 A JP24052795 A JP 24052795A JP H0964892 A JPH0964892 A JP H0964892A
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- JP
- Japan
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- atm
- cell
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- circuit
- cells
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ＡＴＭ通信において符号誤りが発生する場合
でもセル遅延ゆらぎが増大することを防止する。 【解決手段】 送信側ではセルの入力された時刻をセル
毎に付加し、受信側ではこの時刻情報に基づいて送信側
で入力されるＡＴＭセルストリームと時間的な相対間隔
が同一のＡＴＭセルストリームを再現する。
でもセル遅延ゆらぎが増大することを防止する。 【解決手段】 送信側ではセルの入力された時刻をセル
毎に付加し、受信側ではこの時刻情報に基づいて送信側
で入力されるＡＴＭセルストリームと時間的な相対間隔
が同一のＡＴＭセルストリームを再現する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はＡＴＭセルの無線伝
送システムに関し、特に、受信側で、送信側のＡＴＭセ
ルストリームと時間的な相対間隔が同一のＡＴＭセルス
トリームを再現するＡＴＭセルの無線伝送システムに関
する。
送システムに関し、特に、受信側で、送信側のＡＴＭセ
ルストリームと時間的な相対間隔が同一のＡＴＭセルス
トリームを再現するＡＴＭセルの無線伝送システムに関
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＡＴＭ伝送路として、光ファイバ
だけでなく、無線伝送路を用いてＡＴＭセル伝送を実現
する高速無線通信システムが注目されている。しかしな
がら、無線通信システムでは周波数資源が限られている
ことから、光ファイバと同じ伝送速度を提供することが
困難な場合があり、この場合には速度変換を行う必要が
ある。本発明は、ＡＴＭセル発生装置−無線端末及び無
線基地局−ＡＴＭ網とのインタフェース速度と、無線端
末−無線基地局とのインタフェース速度が異なる場合、
または、ＡＴＭセル発生装置もしくはＡＴＭ網側から発
生するＡＴＭ情報セル速度と無線区間での割り当てられ
た情報速度が異なる場合、有意な情報セルのみを抽出し
て、これを無線通信システムを用いて伝送することによ
り周波数利用効率の向上を図ることを可能とする技術に
関するものである。
だけでなく、無線伝送路を用いてＡＴＭセル伝送を実現
する高速無線通信システムが注目されている。しかしな
がら、無線通信システムでは周波数資源が限られている
ことから、光ファイバと同じ伝送速度を提供することが
困難な場合があり、この場合には速度変換を行う必要が
ある。本発明は、ＡＴＭセル発生装置−無線端末及び無
線基地局−ＡＴＭ網とのインタフェース速度と、無線端
末−無線基地局とのインタフェース速度が異なる場合、
または、ＡＴＭセル発生装置もしくはＡＴＭ網側から発
生するＡＴＭ情報セル速度と無線区間での割り当てられ
た情報速度が異なる場合、有意な情報セルのみを抽出し
て、これを無線通信システムを用いて伝送することによ
り周波数利用効率の向上を図ることを可能とする技術に
関するものである。
【０００３】ここで、無線端末あるいは無線基地局の受
信側において、送信側で入力されたセルストリームの相
対的時間間隔を持つセルストリームを再現する必要があ
る場合には、セル遅延ゆらぎを一定値以下に抑える必要
がある。
信側において、送信側で入力されたセルストリームの相
対的時間間隔を持つセルストリームを再現する必要があ
る場合には、セル遅延ゆらぎを一定値以下に抑える必要
がある。
【０００４】従来の技術における構成図を図５に示す。
また、無線区間におけるマルチアクセス方式として、Ｔ
ＤＭＡ方式を用いてＡＴＭセルの伝送を行う無線通信シ
ステムの場合の無線信号伝送フォーマットの例を図６に
示す。送信側では、基準タイミングの発生回路５０によ
り作成される、ある単位時間内に伝送するセル数をカウ
ントし、各バーストのプリアンブルの後ろにセル数情報
収容部を設け、ある単位時間内の伝送するセル数の情報
を伝送する。受信側では、各バーストのプリアンブルの
後ろに付加されたセル数情報収容部のセル数の情報に基
づいて、基準タイミング発生回路６０により作成される
送信側と同じ単位時間内において、受信セルを均等間隔
で出力することによりセルストリームを再現していた。
これは一般にリーキーバケットと呼ばれる方式であり、
リーキーバケット方式を使用するにはセル数情報が必要
であるので、セル数情報収容部により、セル数を受信側
に送信する。
また、無線区間におけるマルチアクセス方式として、Ｔ
ＤＭＡ方式を用いてＡＴＭセルの伝送を行う無線通信シ
ステムの場合の無線信号伝送フォーマットの例を図６に
示す。送信側では、基準タイミングの発生回路５０によ
り作成される、ある単位時間内に伝送するセル数をカウ
ントし、各バーストのプリアンブルの後ろにセル数情報
収容部を設け、ある単位時間内の伝送するセル数の情報
を伝送する。受信側では、各バーストのプリアンブルの
後ろに付加されたセル数情報収容部のセル数の情報に基
づいて、基準タイミング発生回路６０により作成される
送信側と同じ単位時間内において、受信セルを均等間隔
で出力することによりセルストリームを再現していた。
これは一般にリーキーバケットと呼ばれる方式であり、
リーキーバケット方式を使用するにはセル数情報が必要
であるので、セル数情報収容部により、セル数を受信側
に送信する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】無線通信システムにお
いては、無線伝送区間においてフェージングなどの影響
を受け伝送路品質が低下した場合、符号誤りが発生す
る。このため、従来の技術においては、ある単位時間内
に伝送するセル数をカウントし、各バーストのプリアン
ブルの後ろにセル数情報収容部を設け、ある単位時間内
の伝送するセル数の情報を伝送する方法を用いているた
め、セル数情報収容部に符号誤りが発生すると、受信側
では、単位時間内のセルストリームの再現ができなくな
る。これは、情報フィールドに複数のＡＴＭセルが収容
された場合には、セル数が不明となるため、ＡＴＭセル
の間隔を算出できなくなるためである。したがって、セ
ル数情報収容部の情報に基づかずセルストリームを再現
した場合、または、誤った情報をそのまま用いてセルス
トリームを再現した場合には大きなセル遅延ゆらぎが発
生する。
いては、無線伝送区間においてフェージングなどの影響
を受け伝送路品質が低下した場合、符号誤りが発生す
る。このため、従来の技術においては、ある単位時間内
に伝送するセル数をカウントし、各バーストのプリアン
ブルの後ろにセル数情報収容部を設け、ある単位時間内
の伝送するセル数の情報を伝送する方法を用いているた
め、セル数情報収容部に符号誤りが発生すると、受信側
では、単位時間内のセルストリームの再現ができなくな
る。これは、情報フィールドに複数のＡＴＭセルが収容
された場合には、セル数が不明となるため、ＡＴＭセル
の間隔を算出できなくなるためである。したがって、セ
ル数情報収容部の情報に基づかずセルストリームを再現
した場合、または、誤った情報をそのまま用いてセルス
トリームを再現した場合には大きなセル遅延ゆらぎが発
生する。
【０００６】本発明は、伝送するセル毎にセルの入力時
間情報を示すタイムスタンプを付加することを特徴とし
ており、ＡＴＭ通信において、伝送路品質が低下し符号
誤りが発生する場合においても、セル遅延ゆらぎの増大
を防ぐことを目的としている。
間情報を示すタイムスタンプを付加することを特徴とし
ており、ＡＴＭ通信において、伝送路品質が低下し符号
誤りが発生する場合においても、セル遅延ゆらぎの増大
を防ぐことを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明では、送信側にお
いて一定周期で基準タイミングを発生させる基準タイミ
ング発生回路と、該基準タイミング発生回路により発生
される基準タイミングを基準として該ＡＴＭ情報セルの
入力された時刻を測定する時間測定回路とを持ち、該時
間測定回路で測定されたＡＴＭ情報セルの入力時間情報
を前記の抽出されたＡＴＭ情報セル毎に付加してＡＴＭ
情報セルと共に送信し、受信側においてセルストリーム
を再現する際、各ＡＴＭ情報セルに付加された入力時間
情報を検出してＡＴＭセルの時間的な相対間隔を持つセ
ルストリームを再現する。従って、１つのＡＴＭセルに
付加されたセル入力時間情報が失われても、時間的な相
対間隔を保ち、誤りのある無線伝送路においてもセル遅
延ゆらぎを少なくすることを可能とするものである。
いて一定周期で基準タイミングを発生させる基準タイミ
ング発生回路と、該基準タイミング発生回路により発生
される基準タイミングを基準として該ＡＴＭ情報セルの
入力された時刻を測定する時間測定回路とを持ち、該時
間測定回路で測定されたＡＴＭ情報セルの入力時間情報
を前記の抽出されたＡＴＭ情報セル毎に付加してＡＴＭ
情報セルと共に送信し、受信側においてセルストリーム
を再現する際、各ＡＴＭ情報セルに付加された入力時間
情報を検出してＡＴＭセルの時間的な相対間隔を持つセ
ルストリームを再現する。従って、１つのＡＴＭセルに
付加されたセル入力時間情報が失われても、時間的な相
対間隔を保ち、誤りのある無線伝送路においてもセル遅
延ゆらぎを少なくすることを可能とするものである。
【０００８】本発明は、伝送するＡＴＭ情報セル毎にセ
ルの入力された時間情報（以下タイムスタンプと呼ぶ）
を付加して無線区間を伝送することを特徴としており、
受信側においては各セル毎に到着時間を再現できるた
め、誤りの影響をタイムスタンプの誤ったセルのみに抑
えることができる。その結果、受信側において再生され
るセルストリームのセル遅延ゆらぎを、符号誤りがある
場合においても小さくすることができる。
ルの入力された時間情報（以下タイムスタンプと呼ぶ）
を付加して無線区間を伝送することを特徴としており、
受信側においては各セル毎に到着時間を再現できるた
め、誤りの影響をタイムスタンプの誤ったセルのみに抑
えることができる。その結果、受信側において再生され
るセルストリームのセル遅延ゆらぎを、符号誤りがある
場合においても小さくすることができる。
【０００９】送信側では、基準タイミング発生回路より
発生される一定周期の基準タイミングを基準として、時
間測定回路において測定されるＡＴＭ情報セルの入力時
間情報を符号化し、符号化された時間情報をＡＴＭセル
毎にタイムスタンプとして付加し、ＡＴＭセルと共に伝
送する。受信側では、ＡＴＭセル毎に付加されたタイム
スタンプ情報より、送信側において当該ＡＴＭセルの入
力時間を知ることができるから、セルストリームに再現
することができる。
発生される一定周期の基準タイミングを基準として、時
間測定回路において測定されるＡＴＭ情報セルの入力時
間情報を符号化し、符号化された時間情報をＡＴＭセル
毎にタイムスタンプとして付加し、ＡＴＭセルと共に伝
送する。受信側では、ＡＴＭセル毎に付加されたタイム
スタンプ情報より、送信側において当該ＡＴＭセルの入
力時間を知ることができるから、セルストリームに再現
することができる。
【００１０】無線伝送路の品質が低下し符号誤りが発生
する場合、伝送するセル毎にセルの入力時間情報を符号
化したタイムスタンプを付加してあるので、セル遅延ゆ
らぎに対する符号誤りの影響を符号誤りのあったセルだ
けに限定することができる。
する場合、伝送するセル毎にセルの入力時間情報を符号
化したタイムスタンプを付加してあるので、セル遅延ゆ
らぎに対する符号誤りの影響を符号誤りのあったセルだ
けに限定することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は本発明の基本構成を示す図
である。図１（ａ）は送信側の構成を示しており、入力
ＡＴＭセルストリームから、ＡＴＭセル分離回路１０に
おいて、入力されるＡＴＭセルよりＡＴＭ空セルを除去
し、有意な情報を持つＡＴＭ情報セルのみを抽出する。
このＡＴＭ情報セルが入力された時間を、基準タイミン
グ発生回路１２において発生される一定周期の基準タイ
ミングを基準として該ＡＴＭ情報セルの入力された時刻
を時間測定回路１４において測定する。該時間測定回路
１４で測定されたＡＴＭ情報セルの入力時間情報は各Ａ
ＴＭ情報セル毎に付加してＡＴＭ情報セルと共に送信さ
れる。この時、無線伝送速度を一定に保つ必要があるた
め、ＡＴＭ情報セルがなければダミーセル挿入回路１６
によりダミーセルが挿入される。こうして、無線伝送速
度に変換されてＡＴＭセルストリームが無線区間を伝送
される。
である。図１（ａ）は送信側の構成を示しており、入力
ＡＴＭセルストリームから、ＡＴＭセル分離回路１０に
おいて、入力されるＡＴＭセルよりＡＴＭ空セルを除去
し、有意な情報を持つＡＴＭ情報セルのみを抽出する。
このＡＴＭ情報セルが入力された時間を、基準タイミン
グ発生回路１２において発生される一定周期の基準タイ
ミングを基準として該ＡＴＭ情報セルの入力された時刻
を時間測定回路１４において測定する。該時間測定回路
１４で測定されたＡＴＭ情報セルの入力時間情報は各Ａ
ＴＭ情報セル毎に付加してＡＴＭ情報セルと共に送信さ
れる。この時、無線伝送速度を一定に保つ必要があるた
め、ＡＴＭ情報セルがなければダミーセル挿入回路１６
によりダミーセルが挿入される。こうして、無線伝送速
度に変換されてＡＴＭセルストリームが無線区間を伝送
される。
【００１２】一方、受信側においては、無線区間で伝送
されるＡＴＭセルストリームから、再度有意な情報を持
つＡＴＭ情報セルのみをＡＴＭセル分離回路２０におい
て抽出する。時間情報検出回路２４において抽出された
ＡＴＭ情報セルに付加された時間情報が検出されると共
に、ＡＴＭ情報セルはバッファ回路２２に蓄積される。
基準タイミング発生回路３０において発生される送信側
と同一の一定周期の基準タイミングを基準として、受信
されたＡＴＭ情報セルに付加された当該時間情報に基づ
いてＡＴＭ情報セルが出力回路２８から出力される。な
お、ＡＴＭ情報セルがない場合には出力ＡＴＭセルスト
リームのインタフェース速度を一定に保つためにダミー
セル挿入回路２６から該出力回路にダミーセルが挿入さ
れる。
されるＡＴＭセルストリームから、再度有意な情報を持
つＡＴＭ情報セルのみをＡＴＭセル分離回路２０におい
て抽出する。時間情報検出回路２４において抽出された
ＡＴＭ情報セルに付加された時間情報が検出されると共
に、ＡＴＭ情報セルはバッファ回路２２に蓄積される。
基準タイミング発生回路３０において発生される送信側
と同一の一定周期の基準タイミングを基準として、受信
されたＡＴＭ情報セルに付加された当該時間情報に基づ
いてＡＴＭ情報セルが出力回路２８から出力される。な
お、ＡＴＭ情報セルがない場合には出力ＡＴＭセルスト
リームのインタフェース速度を一定に保つためにダミー
セル挿入回路２６から該出力回路にダミーセルが挿入さ
れる。
【００１３】図２は本発明による入力ＡＴＭセルストリ
ームのインタフェース速度から無線伝送速度への変換、
ならびに無線伝送速度から出力ＡＴＭセルストリームの
インタフェース速度への変換の動作を説明するための図
であって、送信側では前記基準タイミング発生回路が発
生する一定周期Ｔの基準タイミングを時間基準として、
ＡＴＭセルの入力時刻、Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 、Ｔ4 を測定
している。この時間情報、すなわちタイムスタンプはデ
ータとして各ＡＴＭセルと共に無線区間を伝送される。
受信側ではこのデータを元に、入力されたＡＴＭセルの
バッファからの出力タイミングを、基準タイミングに対
する相対時間として知ることができるから、受信側にお
いてセルストリームを再現する際、送信側におけるＡＴ
Ｍセルの時間的な相対間隔をもつセルストリームを再現
することができることが理解される。
ームのインタフェース速度から無線伝送速度への変換、
ならびに無線伝送速度から出力ＡＴＭセルストリームの
インタフェース速度への変換の動作を説明するための図
であって、送信側では前記基準タイミング発生回路が発
生する一定周期Ｔの基準タイミングを時間基準として、
ＡＴＭセルの入力時刻、Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 、Ｔ4 を測定
している。この時間情報、すなわちタイムスタンプはデ
ータとして各ＡＴＭセルと共に無線区間を伝送される。
受信側ではこのデータを元に、入力されたＡＴＭセルの
バッファからの出力タイミングを、基準タイミングに対
する相対時間として知ることができるから、受信側にお
いてセルストリームを再現する際、送信側におけるＡＴ
Ｍセルの時間的な相対間隔をもつセルストリームを再現
することができることが理解される。
【００１４】次に本発明において、無線区間において符
号誤りのため受信側にてセルが欠落した場合の動作につ
いて説明する。図３はこれを説明するための図であっ
て、送信側では前記基準タイミング発生回路が発生する
一定周期Ｔの基準タイミングを時間基準として、ＡＴＭ
セルの入力時刻、Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 、Ｔ4 を測定し、こ
のタイムスタンプをデータとして各ＡＴＭセルと共に伝
送する。無線区間において誤りが発生し、Ｔ2 のタイム
スタンプを持つＡＴＭセルが欠落した場合を考える。こ
の場合、本発明によれば、各ＡＴＭセルにタイムスタン
プが付加されているため、受信側においてセルストリー
ムを再現する際、受信側ではＴ2 のタイムスタンプを持
つＡＴＭセルが欠落するのみで、これはダミーセル（空
セル）に置き換えられてしまうので、他のセルのタイミ
ングには全く影響を与えないことが理解される。
号誤りのため受信側にてセルが欠落した場合の動作につ
いて説明する。図３はこれを説明するための図であっ
て、送信側では前記基準タイミング発生回路が発生する
一定周期Ｔの基準タイミングを時間基準として、ＡＴＭ
セルの入力時刻、Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 、Ｔ4 を測定し、こ
のタイムスタンプをデータとして各ＡＴＭセルと共に伝
送する。無線区間において誤りが発生し、Ｔ2 のタイム
スタンプを持つＡＴＭセルが欠落した場合を考える。こ
の場合、本発明によれば、各ＡＴＭセルにタイムスタン
プが付加されているため、受信側においてセルストリー
ムを再現する際、受信側ではＴ2 のタイムスタンプを持
つＡＴＭセルが欠落するのみで、これはダミーセル（空
セル）に置き換えられてしまうので、他のセルのタイミ
ングには全く影響を与えないことが理解される。
【００１５】以上のように、本発明によれば受信側にお
いては各セル毎に到着時間を再現できるため、誤りの影
響をタイムスタンプの誤ったセルのみに抑えることがで
きるので、受信側において再生されるセルストリームの
セル遅延ゆらぎを、符号誤りがある場合においても小さ
くすることができる。
いては各セル毎に到着時間を再現できるため、誤りの影
響をタイムスタンプの誤ったセルのみに抑えることがで
きるので、受信側において再生されるセルストリームの
セル遅延ゆらぎを、符号誤りがある場合においても小さ
くすることができる。
【００１６】ＡＴＭ情報セルの入力時刻であるタイムス
タンプの符号化の方法には種々の方法が考えられる。最
も正確な符号化方法としては、基準タイミングの周期Ｔ
を入力ＡＴＭセルストリームのインタフェース速度のク
ロックでカウントし、そのカウント値をタイムスタンプ
として情報ＡＴＭセルに付加し送信するものである。こ
の場合、タイムスタンプの情報量は多くなるが、セル遅
延ゆらぎは最も小さくすることができる。この他に、少
々の遅延ゆらぎを許容することを前提として、カウンタ
値の下位ビットを切り捨てて、例えばバイト単位のカウ
ント値をタイムスタンプとして情報ＡＴＭセルに付加し
送信する。これにより、タイムスタンプの伝送情報量を
削減することができる。また、セル数のカウント値をタ
イムスタンプとして情報ＡＴＭセルに付加し送信する方
法も考えられる。この場合はさらにセル遅延ゆらぎが大
きくなるが、タイムスタンプの伝送情報量をさらに削減
することができる。
タンプの符号化の方法には種々の方法が考えられる。最
も正確な符号化方法としては、基準タイミングの周期Ｔ
を入力ＡＴＭセルストリームのインタフェース速度のク
ロックでカウントし、そのカウント値をタイムスタンプ
として情報ＡＴＭセルに付加し送信するものである。こ
の場合、タイムスタンプの情報量は多くなるが、セル遅
延ゆらぎは最も小さくすることができる。この他に、少
々の遅延ゆらぎを許容することを前提として、カウンタ
値の下位ビットを切り捨てて、例えばバイト単位のカウ
ント値をタイムスタンプとして情報ＡＴＭセルに付加し
送信する。これにより、タイムスタンプの伝送情報量を
削減することができる。また、セル数のカウント値をタ
イムスタンプとして情報ＡＴＭセルに付加し送信する方
法も考えられる。この場合はさらにセル遅延ゆらぎが大
きくなるが、タイムスタンプの伝送情報量をさらに削減
することができる。
【００１７】以上は、タイムスタンプの精度の違いによ
るものであり、本発明に含まれることは明らかである。
るものであり、本発明に含まれることは明らかである。
【００１８】図４は入力ＡＴＭセルストリーム、および
出力ＡＴＭセルストリームがフレーム化されている場合
の、本発明による入力ＡＴＭセルストリームのインタフ
ェース速度から無線伝送速度への変換、ならびに無線伝
送速度から出力ＡＴＭセルストリームのインタフェース
速度への変換の動作を説明するための図である。この場
合には、基準タイミング発生回路が発生する一定周期Ｔ
の基準タイミングとして、入力ＡＴＭセルストリームに
おけるフレームタイミングを用いることができる。この
時、送信側ではフレーム番号と、そのフレーム内におけ
るＡＴＭセルの入力時刻、Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 、Ｔ4 を測
定し、この時間情報をフレ−ム番号と共にタイムスタン
プのデータとして各ＡＴＭセルと共に無線区間を伝送さ
れる。受信側では、出力ＡＴＭセルストリームにおける
フレームタイミングを基準タイミングとして用いること
ができる。受信側ではタイムスタンプのデータを元に、
このフレームタイミングを基準タイミングとして、入力
されたＡＴＭセルのバッファからの出力タイミングをフ
レーム番号とＴ1 、Ｔ2 、Ｔ3 、Ｔ4 より知ることがで
きるから、受信側において、送信側でのＡＴＭセルの時
間的な相対間隔をもつセルストリームを再現することが
できることが理解される。
出力ＡＴＭセルストリームがフレーム化されている場合
の、本発明による入力ＡＴＭセルストリームのインタフ
ェース速度から無線伝送速度への変換、ならびに無線伝
送速度から出力ＡＴＭセルストリームのインタフェース
速度への変換の動作を説明するための図である。この場
合には、基準タイミング発生回路が発生する一定周期Ｔ
の基準タイミングとして、入力ＡＴＭセルストリームに
おけるフレームタイミングを用いることができる。この
時、送信側ではフレーム番号と、そのフレーム内におけ
るＡＴＭセルの入力時刻、Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 、Ｔ4 を測
定し、この時間情報をフレ−ム番号と共にタイムスタン
プのデータとして各ＡＴＭセルと共に無線区間を伝送さ
れる。受信側では、出力ＡＴＭセルストリームにおける
フレームタイミングを基準タイミングとして用いること
ができる。受信側ではタイムスタンプのデータを元に、
このフレームタイミングを基準タイミングとして、入力
されたＡＴＭセルのバッファからの出力タイミングをフ
レーム番号とＴ1 、Ｔ2 、Ｔ3 、Ｔ4 より知ることがで
きるから、受信側において、送信側でのＡＴＭセルの時
間的な相対間隔をもつセルストリームを再現することが
できることが理解される。
【００１９】図４の例と図２での例との差異はタイムス
タンプの符号化方法の違いによるものであり、図４の例
も本発明に含まれることは明らかである。もちろん、入
力時刻としては、タイムスタンプの精度の違いは生じる
が、ビット数、バイト数、セル数等のカウント値を用い
ることができる。
タンプの符号化方法の違いによるものであり、図４の例
も本発明に含まれることは明らかである。もちろん、入
力時刻としては、タイムスタンプの精度の違いは生じる
が、ビット数、バイト数、セル数等のカウント値を用い
ることができる。
【００２０】また、ＳＤＨフレームを用いる場合、フレ
ーム番号として、行列番号を使用することもできるの
は、タイムスタンプにおけるフレーム番号の符号化方法
の違いだけであるので、本発明に含まれることは明らか
である。
ーム番号として、行列番号を使用することもできるの
は、タイムスタンプにおけるフレーム番号の符号化方法
の違いだけであるので、本発明に含まれることは明らか
である。
【図１】本発明の基本構成の説明図である。
【図２】本発明の動作の説明図である。
【図３】本発明の動作の説明図である。
【図４】本発明の動作の説明図である。
【図５】従来の技術の説明図である。
【図６】従来の技術の説明図である。
１０ ＡＴＭセル分離回路 １２ 基準タイミング発生回路 １４ 時間測定回路 １６ ダミーセル挿入回路 １８ 合成回路 ２０ ＡＴＭセル分離回路 ２２ バッファ回路 ２４ 時間情報検出回路 ２６ ダミーセル挿入回路 ２８ 出力回路 ３０ 基準タイミング発生回路
Claims (1)
- 【請求項１】 送信側における無線信号伝送速度と入力
ＡＴＭ（非同期転送モード）セルストリームとのインタ
フェース速度が異なり、または、受信側における無線信
号伝送速度と出力ＡＴＭセルストリームとのインタフェ
ース速度が異なる、ＡＴＭセルを伝達する無線通信シス
テムにおいて、 送信側においては、 入力されるＡＴＭセルよりＡＴＭ空セルを除去し、有意
な情報を持つＡＴＭ情報セルのみを抽出するＡＴＭセル
分離回路と、 一定周期で基準タイミングを発生させる基準タイミング
発生回路と、 該基準タイミング発生回路により発生される基準タイミ
ングを基準として該ＡＴＭ情報セルの入力された時刻を
測定する時間測定回路と、 無線伝送速度を一定に保つためにダミーセルを挿入する
ダミーセル挿入回路と、 該時間測定回路で測定されたＡＴＭ情報セルの入力時間
情報を前記の抽出されたＡＴＭ情報セル毎に付加したＡ
ＴＭ情報セルを前記ダミーセルと共に送信する合成回路
とを具備し、 受信側においては、 有意な情報を持つＡＴＭ情報セルのみを抽出し、ダミー
セルを除去するＡＴＭセル分離回路と、 抽出されたＡＴＭ情報セルに付加された時間情報を検出
する時間情報検出回路と、 時間情報を除去したＡＴＭ情報セルを蓄積するバッファ
回路と、 送信側と同一の一定周期の基準タイミングを再生する基
準タイミング発生回路と、 該基準タイミング発生回路により発生される基準タイミ
ングを基準として、受信されたＡＴＭ情報セルに付加さ
れた当該時間情報に基づいてＡＴＭ情報セルを出力させ
る出力回路と、 出力ＡＴＭセルストリームのインタフェース速度を一定
に保つために該出力回路においてダミーセルを挿入する
ダミーセル挿入回路とを具備し、 送信側で入力されるＡＴＭセルストリームと時間的な相
対間隔が同一のＡＴＭセルストリームを受信側において
再現することを特徴とするＡＴＭセルの無線伝送システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7240527A JPH0964892A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | Ａｔｍセルの無線伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7240527A JPH0964892A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | Ａｔｍセルの無線伝送システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964892A true JPH0964892A (ja) | 1997-03-07 |
Family
ID=17060863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7240527A Pending JPH0964892A (ja) | 1995-08-28 | 1995-08-28 | Ａｔｍセルの無線伝送システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0964892A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003069971A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蓄積型データ放送システム |
| USRE38619E1 (en) | 1995-10-16 | 2004-10-12 | General Instrument Corporation | Method and apparatus for supporting TDMA operating over hybrid fiber coaxial (HFC) or other channels |
-
1995
- 1995-08-28 JP JP7240527A patent/JPH0964892A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE38619E1 (en) | 1995-10-16 | 2004-10-12 | General Instrument Corporation | Method and apparatus for supporting TDMA operating over hybrid fiber coaxial (HFC) or other channels |
| JP2003069971A (ja) * | 2001-08-23 | 2003-03-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 蓄積型データ放送システム |
| JP4680444B2 (ja) * | 2001-08-23 | 2011-05-11 | パナソニック株式会社 | 蓄積型データ放送システム |
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| A02 | Decision of refusal |
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