JP2003069669A - 携帯型通信装置 - Google Patents

携帯型通信装置

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JP2003069669A
JP2003069669A JP2001259598A JP2001259598A JP2003069669A JP 2003069669 A JP2003069669 A JP 2003069669A JP 2001259598 A JP2001259598 A JP 2001259598A JP 2001259598 A JP2001259598 A JP 2001259598A JP 2003069669 A JP2003069669 A JP 2003069669A
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mode
power
communication device
portable communication
modes
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JP2001259598A
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Hiroichi Yoshida
広市 吉田
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Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源投入時に、複数の機能の中から所望の機
能を簡単に選択し、起動させることができ、また、必要
とする機能のみを起動させることで省電力化を図ること
のできる携帯型通信装置を提供する。 【解決手段】 携帯型通信装置20は、電源の投入およ
び設定状態に2つ以上のモードがあり、電源を投入する
際に電源スイッチ44を押下することで前記2つ以上の
モードを順次切替える。電源スイッチ44が押下し続け
られると、予め設定された時間毎に前記2つ以上のモー
ドが順次切替わり、電源スイッチ44を離したときに選
択されているモードに電源の投入および設定状態が決定
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機、コー
ドレス電話機、PHS(Personal HandyphoneSystem)
などの携帯型通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話などのように、無線で通信を行
う携帯型通信装置は、コンパクトで持運びが便利である
ため、あらゆる場所で利用することができる。しかしな
がら、たとえば病院にいる場合、飛行機に搭乗している
場合、電車に乗っている場合などのように、無線電波を
発信すると、心臓ペースメーカー、計器などに異常を発
生させるおそれがある状況では、無線電波の発信が規制
されている。
【0003】一方、携帯型通信装置は、半導体を中心と
した技術の進歩により、その機能が複雑化している。た
とえば、電話帳、文章入力、画像入力、ゲーム、音楽聴
取などのように、無線発信を必要としない機能が携帯型
通信装置に装備されるようになってきている。
【0004】しかしながら、上述した無線通信を禁止さ
れている場所では、携帯型通信装置全体の電源を切らな
ければならず、上述したような無線電波の発信を必要と
しない機能を使用することもできないという問題点を有
する。
【0005】従来技術として、特開平11−69412
号公報には、建物の入口などに簡易基地局装置を設置し
て、電源OFF信号を報知する携帯電話システムが開示
されている。このシステムにより、携帯電話の使用禁止
領域で、携帯電話の電源を落とし、また、着信制御を行
わないようにする。また、特開平11−331938号
公報には、電源を入れたままの携帯電話などの不使用で
周囲に迷惑を掛けていないと認識している所有者に、電
源が入ったままであると警告する警告装置および警告方
法が開示されている。この装置および方法により、携帯
電話の電源をOFFにすることができる。
【0006】しかしながら、これらの方法などは、携帯
型通信装置全体の電源を切ってしまうため、上記問題点
は解決されない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】特開平11−2253
78号公報には、キー操作によって、無線電話装置の全
回路を動作させるモード1と、電話帳機能を実現するの
に必要な機能部分のみを動作させるモード2とが択一的
に設定される電話帳機能付き無線電話装置が開示されて
いる。
【0008】また、特開平11−308163号公報に
は、特定の指示が入力された場合に、無線電波発信に関
係する部分である無線部およびベースバンド処理部への
電源供給を停止させる携帯電話端末が開示されている。
【0009】さらに、特開平11−340901号公報
には、電波を送受信する機能を停止させた状態で個人情
報管理機能を動作可能にした個人情報管理機能付き携帯
電話が開示されている。
【0010】これらの装置によれば、キー操作によるモ
ード切替などによって電話帳などの機能のみを動作させ
ることができ、携帯電話などの無線で通信できる装置の
使用が禁止されている場所でも、携帯電話などに内蔵さ
れた電話帳機能を使用できる。
【0011】しかしながら、これらの装置においては、
モードが2つしか存在せず、複数の機能を有する携帯電
話などには適用できない。すなわち、無線電波発信に関
係する部分のみの電源供給を停止した場合、電話帳など
の機能しか使用することができないことになる。また、
特開平11−340901号公報に記載の携帯電話のキ
ー操作は、2つのキーを操作せねばならず、モードの選
択操作が煩わしいという問題を有する。
【0012】これらのことから、電源投入時に、より簡
単に使用者が複数のモードから所望のモードを選択およ
び設定できる携帯型通信装置が望まれている。
【0013】本発明の目的は、電源投入時に、複数のモ
ードの中から所望のモードを簡単に選択することのでき
る携帯型通信装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、無線で通信を
行う携帯型通信装置において、電源の投入および設定状
態に2つ以上のモードがあり、電源を投入すると、前記
2つ以上のモードが順次切替わる電源スイッチを有する
ことを特徴とする携帯型通信装置である。
【0015】好ましくは、前記電源スイッチが押下し続
けられると、予め設定された時間毎に前記2つ以上のモ
ードが順次切替わり、前記電源スイッチを離したときに
選択されているモードに電源の投入および設定状態が決
定される。
【0016】また好ましくは、決定を指示するキーを有
し、前記電源スイッチが押下されると、予め設定された
時間毎に前記2つ以上のモードが順次切替わり、前記決
定を指示するキーが押下されると、そのとき選択されて
いるモードに電源の投入および設定状態が決定される。
【0017】本発明に従えば、電源を投入する際に、2
つ以上のモードを順次切替えることができるので、複数
のモードの中から所望のモードを簡単に選択し、起動さ
せることができる。
【0018】また本発明は、前記2つ以上のモードに
は、無線電波を発信するモードと発信しないモードとが
含まれることを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、前記2つ以上のモードの
うち、無線電波を発信するモードが含まれるので、無線
電波の発信を禁止されている場所で、簡単に無線電波を
発信する機能のみを停止させ、その他の無線電波を発信
しない機能を使用することができる。
【0020】また本発明は、電源を投入した後、1つの
モードで動作中に、さらに電源スイッチを押下すると、
現在動作中のモードから、あるいは、現在動作中のモー
ドの次のモードから順次モードが切替わることを特徴と
する。
【0021】本発明に従えば、電源を投入した後、1つ
のモードで動作中に、さらに電源スイッチを押下するこ
とでモードが切替わるので、現在使用している機能以外
の機能を簡単に起動させることができる。
【0022】また本発明は、前記2つ以上のモードの中
に、携帯型通信装置全体の電源を断するモードが含まれ
ていることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、前記2つ以上のモードの
中に、携帯型通信装置全体の電源を断するモードが含ま
れているので、前記携帯型通信装置に電源断のスイッチ
がない場合でも、電源を断するモードを選択することで
電源を断することができる。
【0024】また本発明は、電源をOFFにするスイッ
チを有し、該スイッチが押下されると、電源投入時とは
逆順にモードが切替わることを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、電源をOFFにするスイ
ッチが押下されると、電源投入時とは逆順にモードが切
替わるので、現在使用しているモードの1つ前のモード
を選択する場合に、電源スイッチを押下することでモー
ドを選択するよりもさらに簡単に所望のモードを選択す
ることができる。
【0026】また本発明は、表示部を有し、前記電源ス
イッチが押下されると、前記表示部および前記表示部を
制御する制御部に電源が投入され、前記2つ以上のモー
ドを表示部に表示して、使用者が表示部を見ながらモー
ドを選択決定できることを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、表示部に前記2つ以上の
モードが表示され、表示部を見ながらモードを選択でき
るので、簡単にかつ間違えることなく確実にモードを選
択できる。
【0028】また本発明は、1つのモードの中に複数の
機能が対応するモードが選択された場合、その複数の機
能が前記表示部に表示され、そのうちの1つの機能ある
いは複数の機能を表示部を見ながら使用者が選択決定で
きることを特徴とする。
【0029】本発明に従えば、1つのモードに複数の機
能が対応する場合、それらを容易に選択することができ
る。
【0030】また本発明は、電源スイッチを押下するこ
とで、携帯型通信装置の全機能を直ちに動作させるよう
な設定が可能であることを特徴とする。
【0031】本発明に従えば、電源スイッチを押下する
ことで、携帯型通信装置の全機能を直ちに動作させるこ
ともできる。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
ある携帯型通信装置20の外観斜視図である。この携帯
型通信装置20としては、携帯電話、PHSなどが挙げ
られ、基地局を通じて、電話、インターネットなどの通
信が可能である。携帯型通信装置20は、装置本体42
とカバー43とからなる。装置本体42は、表示装置2
3、スピーカ25、発信のためのダイヤルキー21、各
種操作や設定を行う操作キー22、機能の切替えを行う
切替スイッチ41、電源スイッチ44、アンテナ28か
らなる。カバー43は、保管時に不用意に各種キーが押
されないよう装置本体42を保護する役割を果たしてい
る。また、そのカバー43にはマイク26が取りつけら
れている。
【0033】図2は、本発明の実施の一形態である携帯
型通信装置20のブロック図である。(a)は、携帯型
通信装置20全体のブロック図であり、(b)は、クロ
ック発生器210を示しており、(c)は、電源部22
0のブロック図である。
【0034】本実施形態の携帯型通信装置20は、電源
の投入および設定状態について3つのモードを有してい
る。たとえばモード1は、電話帳に関する機能が起動さ
れ、それらの機能に関するユニットにのみ電源が投入さ
れるモードである。モード2は、電話帳およびゲームに
関する機能が起動され、それらの機能に関するユニット
にのみ電源が投入されるモードである。モード3は、電
話帳、ゲームおよび通話に関するすべての機能が起動さ
れ、それらの機能に関するユニットに電源が投入される
モードである。このモードの種類に、さらに携帯型通信
装置20全体の電源を断するモードを含めてもよい。
【0035】制御装置24は、ダイヤルキー21、操作
キー22、表示装置23、スピーカ25、マイク26、
チューナ27、記憶装置29、電源215などと接続さ
れている。制御装置24は、操作キー22、ダイヤルキ
ー21などからの信号、携帯型通信装置20の各ユニッ
トからの状態を示す信号、アンテナ28を介しチューナ
27を通じて受信する基地局からの信号などと記憶装置
29a〜29cに記憶されているプログラムとに基づい
て、携帯型通信装置20全体の動作を決定し、各ユニッ
トに指示を与える。また、基地局との通話の設定、開
放、インターネットへの接続、開放手順の制御、受信し
たインターネット情報の解釈、文章や画像の入力データ
の編集などを行う。
【0036】ダイヤルキー21および操作キー22は、
使用者が情報や指示を入力するためのユニットである。
【0037】表示装置23は、制御装置24からの指示
に従い、情報を表示したりガイダンスを行うユニットで
あり、インターネットで送信するために入力した文字や
画像、受信した文字や画像、電話番号、アドレス帳、各
種設定用のメニューの表示などを行う。
【0038】記憶装置29は、記憶装置29a、記憶装
置29bおよび記憶装置29cに分割されている。記憶
装置29が3つに分割されているのは、機能によりデー
タを記憶させる場所や記憶に必要とする容量が異なるか
らであり、設定されたモードによって、記憶装置29a
〜29cのうち、必要とする記憶装置のみに電源を供給
できるようにするためである。
【0039】電源スイッチ44が押下されると、後述す
る図3に示すフローにしたがって、まずモードの選択が
行われる。モード1が選択されたときはモード1の信号
211が、モード2が選択されたときはモード2の信号
212が、モード3が選択されたときはモード3の信号
213が、電源部220、クロック発生器210に出力
される。
【0040】クロック発生器210には、モード1〜3
のうち、選択されたモードの信号211、212および
213のいずれかが入力される。その信号を受け取った
クロック発生器210は、モードにより異なったクロッ
ク周波数を発生し、選択されたモードに対応するユニッ
トにクロック217を出力して、それらのユニットを起
動させる。
【0041】一般に携帯型通信装置には、電源容量の関
係から、ほとんどCMOS(Complementary Metal-Oxid
e Semiconductor)による集積回路が使用されている。
このCMOSは、入力されるクロック周波数により消費
電力が大幅に異なる。このため、制御装置24は、モー
ド毎に必要最低限のクロック周波数で動作されることが
望ましい。したがって、クロック発生器210によって
モード毎に適切なクロック周波数を発生することで、携
帯型通信装置20の省電力化を図っている。
【0042】電源部220は、充電式電池である電源2
15、電源投入部214などからなり、選択されたモー
ドにより電源を供給するユニットを切替える。また、電
源投入部214は、電源投入部214a,214b,2
14cからなる。
【0043】モード1が選択されると、モード1の信号
211が電源投入部用OR回路218に出力される。信
号211が入力された電源投入部用OR回路218は、
電源投入部214aに電源投入の指示の信号を出し、電
源215からモード1に対応するユニットに電源投入部
214aを介して電源216aが供給される。全モード
用電源216aは、すべてのモードで必要とするユニッ
トに電源を供給する部分となる。
【0044】モード2が選択されると、モード2の信号
212が電源投入部用OR回路218,219に出力さ
れる。信号212が入力された前記2つのOR回路21
8,219は、電源投入部214a,214bに電源投
入の指示の信号を出し、電源215からモード2に対応
するユニットに電源投入部214a,214bを介して
電源216a,216bが供給される。モード2,3用
電源216bは、モード2およびモード3で必要とする
ユニットに電源を供給する部分となる。
【0045】モード3が選択されると、モード3の信号
213が電源投入部用OR回路218,219に出力さ
れ、信号213が入力された前記2つのOR回路21
8,219は、電源投入部214a,214bに電源投
入の指示の信号を出力する。また、電源投入部214c
にもモード3の信号213が出力される。そして、電源
215からモード3に対応するユニットに電源投入部2
14a〜214cを介して電源216a〜216cが投
入される。モード3用電源216cは、モード3でのみ
必要とするユニット、つまり通話に関係するユニットに
電源を供給する部分となる。
【0046】図3は、本発明の実施の一形態である携帯
型通信装置20の電源制御方法のフローチャートであ
る。まずステップS11において、電源スイッチ44が
押下されると、ステップS12において、表示装置23
と、表示およびモード選択に関係する部分にのみ電源が
投入される。
【0047】次に、ステップS13において、これまで
携帯型通信装置20が動作中であったか、電源断の状態
であったかを判断し、電源が断であったと判断された場
合はステップS14に進み、動作中であったと判断され
た場合はステップS15に進む。
【0048】ステップS14では、n=1に設定され、
ステップS16へ進む。ここでnは、モードの種類を表
す番号である。また、ステップS15では、nがそれま
で動作していたモード番号に設定され、ステップS16
へ進む。
【0049】ステップS16では、表示装置23に、n
で指定されたモードの機能および内容を表示し、ステッ
プS17に進む。
【0050】ステップS17では、電源スイッチ44が
離されたかどうかを判断する。電源スイッチ44が離さ
れたと判断された場合は、ステップS18に進み、選択
されたモードに対応したクロック周波数およびプログラ
ムを設定するとともに、選択されたモードに対応した電
源を投入し、ステップS113において電源制御を終了
する。
【0051】ステップS17において電源スイッチ44
が離されていないと判断された場合には、ステップS1
9に進み、指定時間を経過したかどうかを判断する。指
定時間を経過していないと判断した場合には、ステップ
S16に戻る。指定時間を経過していると判断した場合
には、ステップS110に進む。
【0052】ステップS110では、nの値を調べ、n
が最大値であるnmaxになっているかどうかを判断す
る。nmaxになっている場合は、ステップS112に進
み、n=1に設定する。nmaxになっていない場合は、
ステップS111に進み、nに1を加えて、n=n+1に
設定し、ステップS16に戻る。
【0053】この電源制御方法では、電源スイッチ44
が押下し続けられ、ステップS17において電源スイッ
チ44が離されたと判断することで、ステップS18に
おいてモードの決定を行っているが、モードを決定する
キーを別途設け、電源スイッチ44が押下されると予め
設定された時間毎にモードが切替わり、モードを決定す
るキーが押されたときにモードが決定されるようにして
もよい。また、モードが順番に表示装置23に表示さ
れ、一巡したら最初のモードに戻るようにしているが、
モードの表示が一巡したら電源を断するようにしてもよ
い。
【0054】また、本実施形態の携帯型通信装置20で
は、電源スイッチ44を押下することで、予め設定され
た時間毎にモードが1→2→…→nの順に切替わるが、
電源をOFFにするスイッチを別途設け、そのスイッチ
を押下することで、n→n−1→…→1の逆順で切替わ
るようなプログラムをさらに組み込んでもよい。この場
合、電源投入時とは逆順でモードが一巡した後、最後に
電源が断される。また、モード決定については、電源を
OFFにするスイッチを離すことでそのとき選択されて
いるモードに決定してもよいし、決定を指示するキーを
押下することでモードを決定するようにしてもよい。
【0055】図4(a)は、モード選択リスト32を表
示している表示装置23の表示画面31である。これ
は、4つのモードを有する場合であり、項目として「1
文書画像入力」、「2 ゲーム」、「3 音楽」、お
よび「4 通話」を有する。電源スイッチ44を押下す
ることで、モード1→モード2→モード3→モード4と
項目が順次切替わる。モード1には「1 文書画像入
力」が、モード2には「1文書画像入力」および「2
ゲーム」が、モード3には「1 文書画像入力」、「2
ゲーム」および「3 音楽」が、モード4には「1
文書画像入力」、「2 ゲーム」、「3 音楽」および
「4 通話」が対応している。このように、モードを切
替えることにより起動可能となる項目が追加されてい
く。
【0056】このとき表示画面31のモード選択リスト
32は、この起動可能となる項目を反転させる、文字の
濃度を濃くする、文字の色を変えるなどして強調し、項
目をわかりやすく表示する。
【0057】モード選択リスト32では、モードを切替
える毎に項目が追加されていくように設定されている
が、1つのモードに1つの項目を対応させ、指定したモ
ードに対応する項目のみを選択するような設定としても
よい。さらに、1つのモードに複数の項目が対応するよ
うに設定してもよい。
【0058】図4(b)は、1つのモードにいくつかの
機能が含まれている場合のモード選択リスト33を表示
している表示装置23の表示画面31である。図4
(b)に示すように、モード1の機能である「文章画像
入力」は、さらに「A文章」入力と「B画像」入力とに
分かれている。また、モード2の機能である「ゲーム」
は、さらに「Aトランプ」、「B囲碁」および「C将
棋」に分かれている。
【0059】たとえばモード2の「ゲーム」の中のさら
に具体的な機能である「Aトランプ」を選択する場合、
項目「ゲーム」が選択されている状態で、図1のジョグ
ダイヤルなどの切替えスイッチ41によって「Aトラン
プ」を選択し、決定する。また、この機能の選択はカー
ソルキーなどを使用して行ってもよい。このような場
合、図3のフローチャートにおけるステップS19の指
定経過時間を通常より長く設定し、項目の中の機能を選
択するための時間を確保する。
【0060】モードの選択の範囲において、上述した範
囲では1つのモード、および1つのモードの中のひとつ
の機能しか選択できないが、複数モード選択できるよう
にしてもよいし、1つのモードの中で複数の機能を選択
できるようにしてもよい。
【0061】また上述したようにモードを選択して起動
させるのではなく、電源スイッチ44を押下すること
で、携帯型通信装置20の全機能を直ちに動作させるよ
うに設定してもよい。
【0062】また本実施形態では、携帯型通信装置とし
て携帯電話またはPHSについて述べたが、これに限ら
ず、たとえばコードレス電話の子機などに適用してもよ
い。
【0063】
【発明の効果】以上より本発明によれば、電源投入時
に、複数の機能の中から必要とする機能のみを簡単に選
択し、起動させることができる携帯型通信装置を提供で
きる。また、必要とする機能のみを起動させるので、省
電力化を図ることのできる携帯型通信装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である携帯型通信装置2
0の外観斜視図である。
【図2】本発明の実施の一形態である携帯型通信装置2
0のブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態である携帯型通信装置2
0の電源制御方法のフローチャートである。
【図4】図4(a)は、モード選択リスト32を表示し
ている表示装置23の表示画面31である。図4(b)
は、1つのモードにいくつかの機能が含まれている場合
のモード選択リスト33を表示している表示装置23の
表示画面31である。
【符号の説明】
20 携帯型通信装置 21 ダイヤルキー 22 操作キー 23 表示装置 24 制御装置 25 スピーカ 26 マイク 27 チューナ 28 アンテナ 29 記憶装置 31 表示画面 32,33 モード選択リスト 41 切換スイッチ 42 装置本体 43 カバー 44 電源スイッチ 210 クロック発生器 211,212,213 信号 214 電源投入部 215 電源 216a 全モード用電源 216b モード2,3用電源 216c モード3用電源 217 クロック 218,219 電源投入部用OR回路 220 電源部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線で通信を行う携帯型通信装置におい
    て、電源の投入および設定状態に2つ以上のモードがあ
    り、電源を投入すると、前記2つ以上のモードが順次切
    替わる電源スイッチを有することを特徴とする携帯型通
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記電源スイッチが押下し続けられる
    と、予め設定された時間毎に前記2つ以上のモードが順
    次切替わり、前記電源スイッチを離したときに選択され
    ているモードに電源の投入および設定状態が決定される
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯型通信装置。
  3. 【請求項3】 決定を指示するキーを有し、前記電源ス
    イッチが押下されると、予め設定された時間毎に前記2
    つ以上のモードが順次切替わり、前記決定を指示するキ
    ーが押下されると、そのとき選択されているモードに電
    源の投入および設定状態が決定されることを特徴とする
    請求項1記載の携帯型通信装置。
  4. 【請求項4】 前記2つ以上のモードには、無線電波を
    発信するモードと発信しないモードとが含まれることを
    特徴とする請求項1記載の携帯型通信装置。
  5. 【請求項5】 電源を投入した後、1つのモードで動作
    中に、さらに電源スイッチを押下すると、現在動作中の
    モードから、あるいは、現在動作中のモードの次のモー
    ドから順次モードが切替わることを特徴とする請求項1
    記載の携帯型通信装置。
  6. 【請求項6】 前記2つ以上のモードの中に、携帯型通
    信装置全体の電源を断するモードが含まれていることを
    特徴とする請求項1記載の携帯型通信装置。
  7. 【請求項7】 電源をOFFにするスイッチを有し、該
    スイッチが押下されると、電源投入時とは逆順にモード
    が切替わることを特徴とする請求項1記載の携帯型通信
    装置。
  8. 【請求項8】 表示部を有し、前記電源スイッチが押下
    されると、前記表示部および前記表示部を制御する制御
    部に電源が投入され、前記2つ以上のモードを表示部に
    表示して、使用者が表示部を見ながらモードを選択決定
    できることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載
    の携帯型通信装置。
  9. 【請求項9】 1つのモードの中に複数の機能が対応す
    るモードが選択された場合、その複数の機能が前記表示
    部に表示され、そのうちの1つの機能あるいは複数の機
    能を表示部を見ながら使用者が選択決定できることを特
    徴とする請求項8記載の携帯型通信装置。
  10. 【請求項10】 電源スイッチを押下することで、携帯
    型通信装置の全機能を直ちに動作させるような設定が可
    能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記
    載の携帯型通信装置。
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