JP2003069067A - 薄膜太陽電池及び集光反射素子 - Google Patents

薄膜太陽電池及び集光反射素子

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JP2003069067A
JP2003069067A JP2001256171A JP2001256171A JP2003069067A JP 2003069067 A JP2003069067 A JP 2003069067A JP 2001256171 A JP2001256171 A JP 2001256171A JP 2001256171 A JP2001256171 A JP 2001256171A JP 2003069067 A JP2003069067 A JP 2003069067A
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light
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thin film
thin
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Junji Hirokane
順司 広兼
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Sharp Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面反射光があっても、光電変換層に入射さ
れる光量を減少させないようにして、光利用効率を高め
て、発電効率を高くすることができる薄膜太陽電池及び
集光反射素子を提供すること。 【解決手段】 入射光12は、集光反射素子100の集
光レンズ群11によって、反射層9の光透過孔群10に
集光される。そして、上記反射層9の光透過孔9から入
射した光は、透明基板8を通り、さらに、薄膜太陽電池
素子100に入射面から入射して、薄膜太陽電池素子1
00の反射層2と集光反射素子200の反射層9との間
で多重反射される。従って、上記光電変換層4,5に照
射される光量が増大して、発電効率が高くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜太陽電池及び
集光反射素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、薄膜太陽電池としては、PN接合
による光電変換を行う薄膜多結晶Si太陽電池や、PI
N接合による光電変換を行う非晶質Si太陽電池があ
る。
【0003】上記薄膜多結晶Si太陽電池は、図13に
示すように、支持体を兼ねた基板131上に、光反射効
果を有する電極金属層132、一つの伝導型の不純物を
高濃度にドーピングした多結晶Si薄膜半導体層13
3、上記多結晶Si薄膜半導体層133と同じ伝導型の
不純物をわずかにドーピングした多結晶Si薄膜半導体
層134、上記多結晶Si薄膜半導体層133,134
と反対の伝導型の不純物を高濃度にドーピングした多結
晶Si薄膜半導体層135、電流を取り出すための集電
電極136、及び、効率的に光を取り込むための反射防
止層137から構成されている。上記不純物を高濃度に
ドーピングした多結晶Si薄膜半導体層133は、上記
電極金属層132と、不純物をわずかにドーピングした
多結晶Si薄膜半導体層134との電気的接続を良好に
する役目をする。
【0004】また、上記非晶質Si太陽電池は、図14
に示すように、支持体を兼ねた基板141上に、光反射
効果を有する電極金属層142、n型不純物がドーピン
グされた非晶質半導体からなるn層143、非晶質半導
体からなり真性半導体であるi層144、p型不純物が
ドーピングされた非晶質半導体からなるp層145、電
流を取り出すための集電電極146、及び、効率的に光
を取り込むための反射防止層147から構成されてい
る。
【0005】また、発電効率を上げるため、図13に示
す多結晶半導体で構成したPN接合と、図14に示す非
晶質半導体で構成したPIN接合とを積層したタンデム
構造薄膜太陽電池が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図13及び図14に示
す薄膜太陽電池においては、表面反射を極力抑えること
を目的として、光入射面に反射防止層137,147を
設けているが、表面反射を完全に零とすることは困難で
ある。また、上記反射防止層137,147は、一般
に、波長依存性を有しており、設計波長中心から光波長
がずれることにより、表面反射が増大してしまうという
問題がある。比較的広い波長の光を光電変換に利用する
タンデム構造薄膜太陽電池においては、その悪影響は、
さらに大きなものとなる。また、電流を取り出すため、
光入射側に設けられた集電電極136,146は、確実
に発電効率の低下をもたらすこととなる。
【0007】さらに、光を吸収して電荷を発生させ、発
電を行う多結晶Si半導体層134は、入射した光を吸
収するために十分な膜厚が必要であるが、あまり厚くな
ると、電荷の走行距離が増大し、外部に取り出すことの
できる電流が減少する。また、多結晶Si半導体層の膜
厚増加は、製造時間の増加、及び、材料使用量の増加に
つながり、コスト低減が困難となる。
【0008】そこで、本発明の課題は、表面反射光があ
っても、光電変換層に入射される光量を減少させないよ
うにして、光利用効率を高めて、発電効率を高くするこ
とができる薄膜太陽電池及び集光反射素子を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の薄膜太陽電池は、光電変換層を有する薄膜
太陽電池素子と、透明基板上に、光透過孔群を有する反
射層と、上記光透過孔群に入射光を集光する集光レンズ
群とを順次設けた集光反射素子とを備え、上記薄膜太陽
電池素子の光入射面に、上記集光反射素子の透明基板側
が対向させられて、上記薄膜太陽電池素子に集光反射素
子が取り付けられていることを特徴としている。
【0010】上記構成によれば、入射光は、上記集光反
射素子の集光レンズ群によって、反射層の光透過孔群の
各光透過孔に集光される。そして、上記反射層の光透過
孔から入射した光は、上記透明基板を通り、さらに、上
記薄膜太陽電池素子に入射面から入射して、上記薄膜太
陽電池素子の光電変換層と上記集光反射素子の反射層と
の間で多重反射される。従って、上記光電変換層に照射
される光量が増大して、発電効率が高くなる。なお、薄
膜太陽電池素子に、反射層を設けて、この反射層と入射
面との間に光電変換層を配置するようにすれば、太陽電
池素子の反射層と集光反射素子の反射層との間の多重反
射で、一層光を有効に利用して発電効率を高めることが
できる。
【0011】1実施の形態では、上記集光反射素子の光
透過孔が円形状ピンホールであり、かつ、上記集光レン
ズが半球状集光レンズである。
【0012】上記実施の形態によれば、上記半球状集光
レンズによって、入射光が、効率良く、上記円形状ピン
ホールに集光される。従って、発電効率を高くすること
ができる。
【0013】また、1実施の形態では、上記集光反射素
子の光透過孔が直線状スリットであり、かつ、上記集光
レンズがシリンドリカル状集光レンズである。
【0014】上記実施の形態によれば、上記シリンドリ
カル状集光レンズによって、入射光が、効率良く、上記
直線状スリットに集光される。従って、発電効率を高く
することができる。
【0015】また、1実施の形態では、上記集光レンズ
が紫外線硬化樹脂により形成されている。
【0016】上記実施の形態によれば、上記集光レンズ
が紫外線硬化樹脂からなるので、2P法(光重合法:Ph
oto Polymerization)等の簡略な方法で集光レンズ群を
一括形成することが可能となり、薄膜太陽電池の低コス
ト化を実現することができる。
【0017】また、1実施の形態では、上記薄膜太陽電
池素子と上記集光反射素子とが、スペーサーを介して機
械的に固定されている。
【0018】上記実施の形態によれば、上記薄膜太陽電
池素子に上記集光反射素子を簡単に取り付けることがで
きる。また、上記薄膜太陽電池素子と上記集光反射素子
とを簡単に分離して、それらの交換等をすることができ
る。また、上記薄膜太陽電池素子を上記集光反射素子で
保護して、薄膜太陽電池の信頼性を向上することができ
る。
【0019】また、1実施の形態では、上記薄膜太陽電
池素子と上記集光反射素子とが、接着剤により固定され
ている。
【0020】上記実施の形態によれば、上記薄膜太陽電
池素子に上記集光反射素子を簡単にかつ強固に固定でき
て、耐環境性に優れた信頼性の高い薄膜太陽電池を得る
ことができる。
【0021】本発明の集光反射素子は、透明基板上に、
光透過孔群を有する反射層と、上記光透過孔群に入射光
を集光する集光レンズ群とを順次設けてなることを特徴
としている。
【0022】上記構成の集光反射素子を、従来の反射層
を有する薄膜太陽電池に取り付けると、本発明の薄膜太
陽電池を構成することが可能で、従来の薄膜太陽電池の
発電効率を容易に改善することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の薄膜太陽電池を図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0024】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の薄膜太陽電池の断面概略図を示しており、図2
は、上記薄膜太陽電池を光入射側から見た平面図を示し
ている。
【0025】上記薄膜太陽電池は、薄膜太陽電池素子1
00と集光反射素子200とからなる。
【0026】上記薄膜太陽電池素子100は、支持体を
兼ねた基板1上に、反射層の一例としての光反射効果を
有する電極金属層2、一つの伝導型の不純物を高濃度に
ドーピングした多結晶Si薄膜半導体層3、上記多結晶
Si薄膜半導体層3と同じ型の不純物をわずかにドーピ
ングした多結晶Si薄膜半導体層4、上記多結晶Si薄
膜半導体層3,4と反対の伝導型の不純物を高濃度にド
ーピングした多結晶Si薄膜半導体層5、電流を取り出
すための集電電極6、及び、効率的に光を取り込むため
の反射防止層7からなる。
【0027】上記多結晶Si薄膜半導体層4,5は、光
電変換層の一例である。また、上記不純物を高濃度にド
ーピングした多結晶Si薄膜半導体層3は、上記電極金
属層2と、不純物をわずかにドーピングした多結晶Si
薄膜半導体層4との電気的接続を良好にする。
【0028】一方、上記集光反射素子200は、透明基
板8上に、透過孔群の一例としての円形状ピンホール群
10を有する反射層9と、円形状ピンホール群10に入
射光12を集光する半球状集光レンズ群11とを順次形
成してなる。
【0029】上記各半球状集光レンズ11の中心は、上
記反射層9の円形状ピンホール10の中心と略重なるよ
うにして、この半球状集光レンズ11によって、入射光
が、反射層9の円形状ピンホール10に効率良く集光さ
れるようにしている。
【0030】上記半球状集光レンズ群11は、図1,2
に示すように、集光反射素子200への入射光12をで
きるだけ多く取り込むことが可能となるように、透明基
板8上に最密状態で配列している。すなわち、横方向に
並んだ複数の半球状集光レンズ11からなる行は、隣り
合う上下の行で、半球状集光レンズ11の配列ピッチは
半ピッチずらせて、各1つの半球状集光レンズ11の周
りに6個の半球状集光レンズ11が接するようにしてい
る。
【0031】上記構成の薄膜太陽電池に太陽光等の光が
照射されると、図1に示すように、入射光12は、集光
反射素子200の半球状集光レンズ群11により、反射
層9上に形成された円形状ピンホール群10へと集光さ
れて、透明基板8を通過した後、薄膜太陽電池素子10
0へと入射する。上記薄膜太陽電池素子100に入射し
た光は、反射防止層7、多結晶Si薄膜半導体層5,
4,3を透過し、反射層としての電極金属層2により反
射されて、再度、多結晶Si薄膜半導体層5,4,3を
通過する。これにより、光電変換層としての多結晶Si
薄膜半導体層5,4における光吸収効率が高められてい
る。
【0032】上記薄膜太陽電池は、反射防止層7、集電
電極6、及び、多結晶Si薄膜半導体層5の表面で反射
された光が、反射層9により反射され、再度、多結晶S
i薄膜半導体層5,4,3を通過する。このように、円
形状ピンホール群10から入射した光が、反射層9と薄
膜太陽電池素子100の反射層2との間で多重反射する
ことにより、さらに高い光吸収効率が実現される。ま
た、このように、円形状ピンホール群10から入射した
光が多重反射するから、多結晶Si薄膜半導体層4,5
を薄くした場合においても、入射した光が十分に吸収さ
れ、かつ、電荷の走行距離が短くなって、外部に取り出
すことが可能な電流を大きくすることができる。
【0033】また、上記集光反射素子200は、図1,
2に示すように、半球状集光レンズ群11を透明基板8
上に最密状態となるように配列しているので、発電効率
を高めることができる。図1,2において、半球状集光
レンズ群11が存在しない領域13においては、入射光
12が反射層9により反射されて、発電に寄与しない。
しかし、この集光反射素子200では、半球状集光レン
ズ群11を透明基板8上に最密状態となるように配列し
ているので、入射光12が反射層9により反射される領
域13が狭くなって、発電効率の高い薄膜太陽電池素を
実現することができる。もっとも、発電効率が低くなる
が、半球状集光レンズ群11を縦横に同じ位相で整然と
配列することも可能である。
【0034】図1においては、薄膜太陽電池素子100
として、図13に示すような多結晶Si半導体層を用い
た場合について説明を行っているが、図14に示すよう
な非晶質Si半導体層を用いた薄膜太陽電池素子、ある
いは、多結晶Si半導体層と非晶質Si半導体層との両
方を用いたタンデム構造の薄膜太陽電池素子の場合にお
いても、同様な多重反射を実現して、光吸収効率を高め
ることができる。
【0035】次に、図3から図9を参照して、図1に示
す薄膜太陽電池の反射集光素子の製造方法を説明する。
【0036】まず、図3に示すように、透明ガラス基板
8上に、膜厚100nmのAl0. 95Ti0.05から
なる反射層9をスパッタリングにより形成した。本実施
の形態1においては、基板としてガラスを採用したが、
ポリカーボネート樹脂等の透明樹脂基板を用いることに
より、低コスト化を実現することも可能である。このよ
うに、上記反射層9としてAlTiスパッタ膜を用いた
が、反射率の高い金属膜であれば良く、AlTi以外
に、Al、Ag、Au、Ti等の金属膜、及び、それら
の金属で構成される合金膜を用いることができる。ま
た、上記反射層9の膜厚は、光がほぼ完全に反射される
40nm以上であることが望ましい。しかし、上記反射
層9が厚くなり過ぎると、成膜時間の増加や材料コスト
の増加を招くため、150nm以下であることが望まし
い。
【0037】次に、図4に示すように、フォトプロセス
により、円形状ピンホール群10に対応する領域15の
フォトレジストが除去されたフォトレジストパターン1
4を反射層9上に形成した。このフォトレジストパター
ン14における円形状ピンホール群10に対応する領域
15の直径は0.5mmであった。ここでは、フォトプ
ロセスによりフォトレジストパターン14を形成した
が、スクリーン印刷技術を用いて、フォトレジストパタ
ーン14に対応する樹脂パターンを形成することによ
り、低コスト化を実現することが可能である。
【0038】次に、図5に示すように、上記フォトレジ
ストパターン14をマスクとして、希硝酸を用いて、反
射層9のウエットエッチングを行い、円形状ピンホール
群10を形成した。
【0039】次に、図6に示すように、透明ガラス基板
8を侵食しないアセトン溶剤を用いて、フォトレジスト
パターン14を除去して、透明ガラス基板8上に、円形
状ピンホール群10を有する反射層9を作成した。
【0040】次に、図7に示すように、半球状集光レン
ズ群11に対応した窪み16が形成された透明ガラスス
タンパ17に未硬化状態の紫外線硬化樹脂18を満た
し、半球状集光レンズ群11の各半球状集光レンズ11
の中心位置と各円形状ピンホール10の中心位置とが一
致するように、半球状集光レンズ群11と透明ガラスス
タンパ17とを位置合わせする。その後、図8に示すよ
うに、透明ガラススタンパ17と透明ガラス基板8とを
密着させ、透明ガラススタンパ17越しに紫外線硬化樹
脂18に紫外線光19を照射して、紫外線硬化樹脂18
を硬化した後、その紫外線硬化樹脂18(半球状集光レ
ンズ群11)かれ透明ガラススタンパ17を剥離するこ
とにより、図9に示すように、半球状集光レンズ群11
と、円形状ピンホール群10を有する反射層9とを有す
る集光反射素子200が完成する。ここで作製した実施
の形態1の半球状集光レンズ群11の直径は10mmで
あった。
【0041】一方、図1に示す薄膜太陽電池素子100
は、従来と同様な方法により、次のようにして、作製し
た。すなわち、支持体を兼ねたステンレス基板1上に、
反射層の一例としての光反射効果を有する膜厚100n
mのAl0.95Ti0.05電極金属層2をスパッタリ
ングにより形成した後、電極金属層2と多結晶Si薄膜
半導体層4との電気的接触を良好にするために設けた一
つの伝導型の不純物を高濃度にドーピングした多結晶S
i薄膜半導体層3、多結晶Si薄膜半導体層3と同じ型
の不純物をわずかにドーピングした多結晶Si薄膜半導
体層4、多結晶Si薄膜半導体層3、4と反対の伝導型
の不純物を高濃度にドーピングした多結晶Si薄膜半導
体層5をプラズマCVD(化学的気相成長)装置により
順次形成した。
【0042】より詳しくは、上記多結晶Si薄膜半導体
層3は、基板温度250℃の条件で、SiHガス、H
ガス、PHガスの混合比を最適化した混合ガスをC
VD装置に導入し、ガス圧20Paとして、100Wの
高周波電力を投入することにより形成した。電極金属層
2上には、Pが高濃度にドープされた膜厚30nmの多
結晶Si薄膜半導体膜3を堆積した。
【0043】次に、上記多結晶Si薄膜半導体層4は、
基板温度550℃の条件で、SiH ガス、Hガス、
PHガスの混合比を最適化した混合ガスをCVD装置
に導入し、ガス圧50Paとして、350Wの高周波電
力を投入することにより形成した。上記多結晶Si薄膜
半導体層3上には、Pがわずかにドーピングされた膜厚
40nmの多結晶Si薄膜半導体層4を堆積した。
【0044】上記多結晶Si薄膜半導体膜4は、光を吸
収し、電荷を発生させ、発電を行う層であり、十分に光
を吸収させるため、通常その厚さを1000nm以上5
0000nm以下に設定されるが、本実施の形態1にお
いては、円形状ピンホール10から入射光が多重反射す
るため、多結晶Si薄膜半導体層4を薄くすることが可
能であり、その膜厚を100nm以上2000nm以下
にすることが望ましい。
【0045】次に、上記多結晶Si薄膜半導体層4上
に、Bがドーピングされた膜厚15nmのp型の多結晶
Si薄膜半導体膜5を堆積した。上記多結晶Si薄膜半
導体層5は、基板温度350℃の条件で、SiH
ス、Hガス、BFガスの混合比を最適化した混合ガ
スをCVD装置に導入し、ガス圧50Paとして、10
0Wの高周波電力を投入することにより形成した。
【0046】次に、PN接合を形成する上記多結晶Si
薄膜半導体層4,5を有する基板1を、図示しないスパ
ッタリング装置に取り付け、マスクを基板1の半導体層
側表面に装着した状態で、AlTi合金ターゲットを用
いて膜厚100nmのAl .95Ti0.05からなる
幅0.1mm、間隔5mmのくし型集電電極6を形成し
た。
【0047】次に、Inターゲットを用い、酸素
雰囲気中で反応性スパッタリングを行うことにより、多
結晶Si薄膜半導体膜5及びくし型集電電極6上に、膜
厚65nmの反射防止層7を形成した。
【0048】以上のようにして作製した集光反射素子2
00と薄膜太陽電池素子100とを、図10に示すよう
に、弾性を有するウレタン系樹脂製スペーサー20を介
して、固定金具21により機械的に固定し、実施の形態
1の薄膜太陽電池を完成した。
【0049】また、上記薄膜太陽電池素子100におい
て、多結晶Si薄膜半導体膜4を、膜厚が従来と同じ1
0000nmである多結晶Si薄膜半導体膜(図示せ
ず)に置き換えた比較用薄膜太陽電池を作製した。
【0050】上記実施の形態1の薄膜太陽電池と比較用
薄膜太陽電池とに対して、AM1.5シミュレーターで
100mW/cmの光を照射し、I−V特性を測定し
たところ、実施の形態1の薄膜太陽電池は、比較用薄膜
太陽電池に比べて、開放電圧が15%程度小さく、短絡
電流が50%程度大きくなっていることが確認された。
従って、実施の形態1の薄膜太陽電池は、従来例と同じ
比較用薄膜太陽電池に比べて、光電変換効率が28%程
度高くなっていることが分った。
【0051】本実施の形態1においては、多結晶Si薄
膜半導体層4,5からなる光電変換層が一組のみ形成さ
れた薄膜太陽電池について記載しているが、本発明にお
いては、多重反射により光の利用効率が改善されている
ため、多結晶Si薄膜半導体層4,5を薄くすることが
可能である。従って、これらの多結晶Si薄膜半導体層
4,5からなる光電変換層を複数組積み重ねタンデム構
造とすることにより、さらに開放電圧を向上させること
が可能である。
【0052】(実施の形態2)実施の形態2の薄膜太陽
電池は、図11に示すように、実施の形態1において作
製した集光反射素子200と薄膜太陽電池素子100と
を、アクリル系透明接着剤23により張り合わせてい
る。
【0053】このような構成とすることにより、耐環境
性を改善することができる。
【0054】実施の形態1及び実施の形態2の薄膜太陽
電池に対して、雰囲気温度80℃、湿度80%で2ヶ月
の環境試験を行ったところ、実施の形態1の薄膜太陽電
池においては、ウレタン系樹脂製スペーサー20の部分
から、高湿度の大気が、集光反射素子200と薄膜太陽
電池素子100との間に侵入し、薄膜太陽電池素子10
0の腐食が始まり、発電効率が20%低下した。これに
対して、アクリル系透明接着剤23により張り合わせた
実施の形態2の薄膜太陽電池は、外観上の変化も発電効
率の低下も起こらず、耐環境性に優れていることを確認
した。
【0055】(実施の形態3)図12に実施の形態3の
薄膜太陽電池の斜視断面図を示す。本実施の形態3の薄
膜太陽電池は、薄膜太陽電池素子100と集光反射素子
300とからなる。上記薄膜太陽電池素子100は、実
施の形態1の薄膜太陽電池素子100と全く同じ構造を
有し、集光反射素子300のみが実施の形態1の集光反
射素子200と異なる。
【0056】上記実施の形態1においては、集光反射素
子200が、透明基板8と、この透明基板8上に形成さ
れた円形状ピンホール群10を有する反射層9と、この
円形状ピンホール群10に入射光12を集光すべく配列
された半球状集光レンズ群11とで構成されていたが、
実施の形態3の集光反射素子300は、透明基板8と、
この透明基板8上に形成された直線状に配列された光透
過スリット群25を有する反射層24と、この光透過ス
リット群25に入射光12を集光すべく配列された集光
シリンドリカルレンズ群26とで構成されている。
【0057】この場合も、実施の形態1と同様に、光透
過スリット群25から入射した光が、薄膜太陽電池素子
100と反射層24との間で多重反射されることによ
り、多結晶Si薄膜半導体層4における光利用効率が高
くなり、発電効率を高くすることができる。
【0058】上記集光反射素子300は、図3から図9
に示す実施の形態1のプロセスと同様にして作製され
る。そして、この集光反射素子300と、上記薄膜太陽
電池素子100とをアクリル系透明接着剤(図示せず)
により張り合わせ、実施の形態3の薄膜太陽電池を作製
した。上記実施の形態3の薄膜太陽電池と比較用薄膜太
陽電池に対して、AM1.5シミュレーターで100m
W/cmの光を照射し、I−V特性を測定したとこ
ろ、実施の形態3の薄膜太陽電池は、従来例と同じ比較
用薄膜太陽電池に比べて、開放電圧が16%程度小さ
く、短絡電流が45%程度大きくなっていることが確認
された。
【0059】従って、実施の形態3の薄膜太陽電池は、
従来の薄膜太陽電池に比べて、光電変換効率が22%程
度高くなっていることが分った。
【0060】上記実施の形態1,2,3の集光反射素子
200,300は、従来の薄膜太陽電池と簡単に組み合
わせて使用することができて、従来の薄膜太陽電池の発
電効率を改善することができる。
【0061】
【発明の効果】以上より明らかなように、本発明の薄膜
太陽電池によれば、集光反射素子の集光レンズ群によっ
て集光されて、反射層の光透過孔群から入射した光は、
薄膜太陽電池素子の光電変換層と集光反射素子の反射層
との間で多重反射されて、光電変換層を繰り返し照射す
るので、薄膜太陽電池素子に表面反射があっても、上記
光電変換層に照射される光量が増大して、発電効率が高
くなる。
【0062】1実施の形態では、上記集光反射素子の光
透過孔が円形状ピンホールであり、かつ、上記集光レン
ズが半球状集光レンズであるので、入射光が、効率良
く、上記円形状ピンホールに集光させられ、従って、発
電効率を高くすることができる。
【0063】また、1実施の形態では、上記集光反射素
子の光透過孔が直線状スリットであり、かつ、上記集光
レンズがシリンドリカル状集光レンズであるので、入射
光が、効率良く、上記直線状スリットに集光され、従っ
て、発電効率を高くすることができる。
【0064】また、1実施の形態では、上記集光レンズ
が紫外線硬化樹脂からなるので、2P法(光重合法:Ph
oto Polymerization)等の簡略な方法で集光レンズ群を
一括形成することが可能となり、薄膜太陽電池の低コス
ト化を実現することができる。
【0065】また、1実施の形態では、上記薄膜太陽電
池素子と上記集光反射素子とが、スペーサーを介して機
械的に固定されているので、上記薄膜太陽電池素子に上
記集光反射素子を簡単に取り付けることができる。ま
た、上記薄膜太陽電池素子と上記集光反射素子とを簡単
に分離して、それらの交換等をすることができる。ま
た、上記薄膜太陽電池素子を上記集光反射素子で保護し
て、薄膜太陽電池の信頼性を向上することができる。
【0066】また、1実施の形態では、上記薄膜太陽電
池素子と上記集光反射素子とが、接着剤により固定され
ているので、上記薄膜太陽電池素子に上記集光反射素子
を簡単にかつ強固に固定できて、耐環境性に優れて信頼
性の高い薄膜太陽電池を得ることができる。
【0067】本発明の集光反射素子は、透明基板上に、
光透過孔群を有する反射層と、上記光透過孔群に入射光
を集光する集光レンズ群とを順次設けているので、従来
の反射層を有する薄膜太陽電池に取り付けると、従来の
薄膜太陽電池の発電効率を容易に改善することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の薄膜太陽電池の断面
図である。
【図2】 上記実施の形態1の薄膜太陽電池の平面図で
ある。
【図3】 上記実施の形態1の薄膜太陽電池の集光反射
素子の製造方法を示す図である。
【図4】 上記実施の形態1の薄膜太陽電池の集光反射
素子の製造方法を示す図である。
【図5】 上記実施の形態1の薄膜太陽電池の集光反射
素子の製造方法を示す図である。
【図6】 上記実施の形態1の薄膜太陽電池の集光反射
素子の製造方法を示す図である。
【図7】 上記実施の形態1の薄膜太陽電池の集光反射
素子の製造方法を示す図である。
【図8】 上記実施の形態1の薄膜太陽電池の集光反射
素子の製造方法を示す図である。
【図9】 上記実施の形態1の薄膜太陽電池の集光反射
素子の製造方法を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態1の薄膜太陽電池の断
面図である。
【図11】 本発明の実施の形態2の薄膜太陽電池の断
面図である。
【図12】 本発明の実施の形態3の薄膜太陽電池の断
面斜視図である。
【図13】 従来の薄膜太陽電池の断面図である。
【図14】 従来の薄膜太陽電池の断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 電極金属層 3,4,5 多結晶Si半導体層 6 集電電極 7 反射防止層 8 透明基板 9,24 反射層 10 円形状ピンホール 11 半球状集光レンズ 12 入射光 17 透明ガラススタンパ 18 紫外線硬化樹脂 19 紫外線光 20 スペーサー 21 固定金具 23 透明接着剤 25 直線状光透過スリット 26 集光シリンドリカルレンズ 100 薄膜太陽電池素子 200,300 集光反射素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換層を有する薄膜太陽電池素子
    と、 透明基板上に、光透過孔群を有する反射層と、上記光透
    過孔群に入射光を集光する集光レンズ群とを順次設けた
    集光反射素子とを備え、 上記薄膜太陽電池素子の光入射面に、上記集光反射素子
    の透明基板側が対向させられて、上記薄膜太陽電池素子
    に集光反射素子が取り付けられていることを特徴とする
    薄膜太陽電池。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の薄膜太陽電池におい
    て、 上記集光反射素子の光透過孔が円形状ピンホールであ
    り、かつ、上記集光レンズが半球状集光レンズであるこ
    とを特徴とする薄膜太陽電池。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の薄膜太陽電池におい
    て、 上記集光反射素子の光透過孔が直線状スリットであり、
    かつ、上記集光レンズがシリンドリカル状集光レンズで
    あることを特徴とする薄膜太陽電池。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つに記載の
    薄膜太陽電池において、 上記集光レンズが紫外線硬化樹脂により形成されている
    ことを特徴とする薄膜太陽電池。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    薄膜太陽電池において、 上記薄膜太陽電池素子と上記集光反射素子とが、スペー
    サーを介して機械的に固定されていることを特長とする
    薄膜太陽電池。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の
    薄膜太陽電池において、 上記薄膜太陽電池素子と上記集光反射素子とが、接着剤
    により固定されていることを特徴とする薄膜太陽電池。
  7. 【請求項7】 透明基板上に、光透過孔群を有する反射
    層と、上記光透過孔群に入射光を集光する集光レンズ群
    とを順次設けてなることを特徴とする集光反射素子。
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