JP2003069063A - 覆蓋パネル装置 - Google Patents

覆蓋パネル装置

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JP2003069063A
JP2003069063A JP2001257120A JP2001257120A JP2003069063A JP 2003069063 A JP2003069063 A JP 2003069063A JP 2001257120 A JP2001257120 A JP 2001257120A JP 2001257120 A JP2001257120 A JP 2001257120A JP 2003069063 A JP2003069063 A JP 2003069063A
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重俊 大滝
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S20/00Solar heat collectors specially adapted for particular uses or environments
    • F24S20/70Waterborne solar heat collector modules
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の太陽電池セルの使用を可能としてコス
トと耐久性の問題を改善するとともに、処理槽と水面の
段差に対応して、覆蓋パネルの水面からの引き上げを容
易にすることができる覆蓋パネル装置を提供すること。 【解決手段】 フロート1の上面に太陽電池モジュール
2を配設した覆蓋パネル3を、水面に浮かべて覆蓋する
覆蓋パネル装置において、覆蓋パネル3の下に配設した
状態で膨張させることにより、覆蓋パネル3を水面から
所定の引き上げ高さまで持ち上げるエアバッグ12を配
備するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の処理槽や貯
留槽等の水面を覆うために用いられる覆蓋パネル装置に
関し、特に、太陽電池モジュールを組み込むことによ
り、太陽光をエネルギー源として発電を行えるようにし
た覆蓋パネル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、浄水場においては、原水
に凝集剤を添加して凝集・沈澱処理した後、この処理水
を活性炭処理及び砂濾過処理する処理方法が採用されて
おり、これらの処理は、それぞれ専用の処理槽において
行うようにしている。
【0003】ところで、これらの処理を行う処理槽は、
通常、上方を解放したままのものが多く用いられてお
り、このため、大気中の塵埃が処理槽内に侵入したり、
処理槽内に太陽光が直接照射されることによって藻類が
大量に発生することにより、処理水の処理工程に支障が
生じたり、処理水の品質が低下するという問題があり、
さらに、外部からの侵入者や飛来物に対する保安面等の
安全対策の点等においても問題があった。
【0004】一方、従来より、エネルギーの供給システ
ムに関して、石油等の化石燃料の枯渇や環境汚染の問題
が叫ばれ、水力、地熱、太陽光、風力といった再生可能
なエネルギー源を用いたエネルギーの供給システムの開
発が緊急の課題として要請されている。
【0005】そこで、特開平10−173212号公報
に示されるように、フロートの上面に太陽電池モジュー
ルを配設した覆蓋パネルを、水面に浮かべて覆蓋する覆
蓋パネル装置が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、浄水場等の
処理槽では、定期的に濾過砂や沈澱物等を清掃したりメ
ンテナンスすることから、処理槽の水面を開放する必要
がある。このため、上記従来の覆蓋パネル装置では、巻
回収納可能なフロートの上面に、超薄形の太陽電池モジ
ュールを張付けることにより覆蓋パネルを形成し、該覆
蓋パネルを巻き取り装置で巻き取ることにより、覆蓋パ
ネルを処理槽の水面上から引き上げるようにしている。
【0007】しかしながら、この従来の覆蓋パネル装置
では、超薄形の特殊な太陽電池を使用することから、製
品コストが高くなる上に耐久性に問題があり、さらに、
処理槽と水面との間には1m前後の段差があることか
ら、この段差に対応して覆蓋パネルをうまく巻き取れな
いという欠点を有している。
【0008】本発明は、上記従来の覆蓋パネル装置が有
する問題点に鑑み、通常の太陽電池モジュールの使用を
可能としてコストと耐久性の問題を改善するとともに、
処理槽と水面の段差に対応して、覆蓋パネルの水面から
の引き上げを容易にすることができる覆蓋パネル装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明の覆蓋パネル装置は、フロートの上面に
太陽電池モジュールを配設した覆蓋パネルを、水面に浮
かべて覆蓋する覆蓋パネル装置において、前記覆蓋パネ
ルの下に配設した状態で膨張させることにより、覆蓋パ
ネルを水面から所定の引き上げ高さまで持ち上げるエア
バッグを配備するようにしたことを特徴とする。
【0010】この覆蓋パネル装置は、覆蓋パネルの下に
配設した状態で膨張させることにより、覆蓋パネルを水
面から所定の引き上げ高さまで持ち上げるエアバッグを
配備するようにしたことから、処理槽と水面の段差に対
応して、覆蓋パネルの水面からの引き上げや引き下ろし
を容易にするとともに、従来のように覆蓋パネルを巻回
する必要がないことから、通常の太陽電池モジュールの
使用を可能としてコストと耐久性の問題を改善すること
ができる。
【0011】また、本第2発明の覆蓋パネル装置は、フ
ロートの上面に太陽電池モジュールを配設した覆蓋パネ
ルを、水面に浮かべて覆蓋する覆蓋パネル装置におい
て、覆蓋パネルの下で膨張させることにより、水面から
所定の引き上げ高さまで傾斜面を形成するエアバッグを
配備するようにしたことを特徴とする。
【0012】この覆蓋パネル装置は、覆蓋パネルの下で
膨張させることにより、水面から所定の引き上げ高さま
で傾斜面を形成するエアバッグを配備するようにしたこ
とから、処理槽と水面の段差に対応して、覆蓋パネルの
水面からの引き上げや引き下ろしを容易にするととも
に、従来のように覆蓋パネルを巻回する必要がないこと
から、通常の太陽電池モジュールの使用を可能としてコ
ストと耐久性の問題を改善することができる。さらに、
この覆蓋パネル装置では、エアバッグの敷設が処理槽の
壁部近傍だけで済むことから、エアバッグを小さくする
ことができ、これにより、コストの低減を図ることがで
きる。
【0013】この場合において、前記エアバッグと覆蓋
パネルの間に、覆蓋パネルを支持するとともに該覆蓋パ
ネルの移動を案内するフロートカバーを配設することが
できる。
【0014】これにより、エアバッグによる覆蓋パネル
の支持と移動を安定させることができる。
【0015】また、前記覆蓋パネルの下部にガイド溝を
形成するとともに、前記フロートカバーに該ガイド溝に
挿入されるガイドローラを配設することができる。
【0016】これにより、覆蓋パネルの移動を容易に
し、覆蓋パネルの水面からの引き上げや引き下ろしを簡
便に行うことができる。
【0017】さらに、前記覆蓋パネルに、太陽電池モジ
ュールとフロートとの間に配設され、太陽電池モジュー
ルとフロートとの間で膨張することにより該太陽電池モ
ジュールの角度を変えるエアチューブを配設することが
できる。
【0018】これにより、日照角度に対応して、最適な
角度で太陽光エネルギーを吸収することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の覆蓋パネル装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0020】図1〜図4に、本発明の覆蓋パネル装置の
第1実施例を示す。
【0021】この覆蓋パネル装置は、フロート1の上面
に太陽電池モジュール2を配設した覆蓋パネル3を複数
形成し、これら複数の覆蓋パネル3を、各種の処理槽4
や貯留槽等の水面に正方行列状に浮かべて覆蓋する。そ
して、本実施例の覆蓋パネル装置は、前記覆蓋パネル3
の下に配設した状態で膨張させることにより、覆蓋パネ
ル3を水面から所定の引き上げ高さまで持ち上げる大径
長尺チューブ状のエアバッグ5を配備するようにしてい
る。
【0022】この場合において、エアバッグ5には、覆
蓋パネル3を支持するとともに覆蓋パネル3の引き上げ
時の移動を案内するフロートカバー6が配設されてい
る。
【0023】フロートカバー6は、前記チューブ状エア
バッグ5の頂部に載置される水平板部61と、該水平板
部61の両側から斜め下方に延設され、その内面をエア
バッグ5の周面に当接させることにより水平板部61を
水平に支持する1対の支持板部62とを備えている。そ
して、前記覆蓋パネル3の下部には、引き上げ時の移動
方向に複数のガイド溝7が形成されるとともに、フロー
トカバー6には、該ガイド溝7に挿入される複数のガイ
ドローラ8が配設されている。
【0024】そして、エアバッグ5は、フロートカバー
6と共に、通常は陸上に引き上げられた状態で収納され
ており、覆蓋パネル3の引き上げ時に、空気を抜いた状
態で引き上げを行う覆蓋パネル3の下に敷設され、この
敷設後に空気を入れて膨張させるようにする。なお、エ
アバッグ5及びフロートカバー6は、複数列の覆蓋パネ
ル3で順に共用することができる。
【0025】前記複数の覆蓋パネル3は、図3に示すよ
うに、例えば、各々が平面形状で1m×3mの長方形の
ものからなり、縦又は横の一列のものが連結ケーブル9
によって連結されている。これにより、覆蓋パネル3の
引き上げ時に、先頭の覆蓋パネル3を牽引装置(図示省
略)で引き上げることにより後続の覆蓋パネル3を連続
的に引き上げることができる。なお、連結ケーブル9
は、図4に示すように、引き上げた覆蓋パネル3を同方
向に重ねて並べたり積み上げたりするために、所要長く
設けられている。
【0026】また、覆蓋パネル3には、図1に示すよう
に、太陽電池モジュール2の一方の側部とフロート1と
の間に配設され、太陽電池モジュール2とフロート1と
の間で膨張することにより該太陽電池モジュール2の角
度を変えるエアチューブ10が配設されている。このエ
アチューブ10は、連結された一列の覆蓋パネル3にお
いて、処理槽4の対向する端部間に亘って設置されてお
り、一列の覆蓋パネル3の太陽電池モジュール2を同時
に角度変更することができる。これにより、他方の側部
がフロート1に揺動可能に枢着された太陽電池モジュー
ル2の角度を変え、日照角度に対応して、最適な角度で
太陽光エネルギーを吸収することができる。
【0027】一方、エアバッグ5は、図2に示すよう
に、覆蓋パネル3を引き上げる際に、連結された一列の
覆蓋パネル3の下に、処理槽4の対向する端部間に亘っ
て設置され、前記フロートカバー6はチェーン11によ
り連結された複数のものが処理槽4の対向する端部間に
亘り張設されて使用される。エアバッグ5は、空気が抜
かれた状態で覆蓋パネル3の下に配設され、フロートカ
バー6を所定の位置にセットしながら膨張し、図1
(b)に示すように、最終的に前記一列の覆蓋パネル3
を同時に処理槽4の縁部の高さまで持ち上げることがで
きる。この覆蓋パネル3を持ち上げる高さは、水位の変
動によって当然変化するが、エアバッグ5への空気の注
入量を調節することにより、エアバッグ5の膨張の度合
いを調整し、これにより、常に覆蓋パネル3を最適な高
さまで持ち上げるすることができる。
【0028】かくして、本実施例の覆蓋パネル装置は、
覆蓋パネル3の下に配設した状態で膨張させることによ
り、覆蓋パネル3を水面から所定の引き上げ高さまで持
ち上げるエアバッグ5を配備するようにしたことから、
処理槽4と水面の段差に対応して、覆蓋パネル3の水面
からの引き上げや引き下ろしを容易にするとともに、従
来のように覆蓋パネル3を巻回する必要がないことか
ら、通常の太陽電池モジュール2の使用を可能としてコ
ストと耐久性の問題を改善することができる。また、エ
アバッグ5と覆蓋パネル3の間に、覆蓋パネル3を支持
するとともに該覆蓋パネル3の移動を案内するフロート
カバー6を配設したことにより、エアバッグ5による覆
蓋パネル3の支持と移動を安定させることができる。さ
らに、覆蓋パネル3の下部にガイド溝7を形成するとと
もに、前記フロートカバー6に該ガイド溝7に挿入され
るガイドローラ8を配設したことにより、覆蓋パネル3
の移動を容易にし、覆蓋パネル3の水面からの引き上げ
や引き下ろしを簡便に行うことができる。
【0029】次に、図5〜図6に、本発明の覆蓋パネル
装置の第2実施例を示す。この覆蓋パネル装置は、フロ
ート1の上面に太陽電池モジュール2を配設した覆蓋パ
ネル3を複数形成し、これら複数の覆蓋パネル3を、各
種の処理槽4や貯留槽等の水面に正方行列状に浮かべて
覆蓋する。そして、本実施例の覆蓋パネル装置は、一部
の覆蓋パネル3の下で膨張させることにより、水面から
所定の引き上げ高さまで傾斜面を形成する縦断面略三角
形状のエアバッグ12を備えている。エアバッグ12
は、通常は陸上に引き上げられた状態で収納されてお
り、覆蓋パネル3の引き上げ時に、空気を抜いた状態で
覆蓋パネル3の下に敷設され、この敷設後に空気を入れ
て膨張させる。
【0030】また、前記エアバッグ12と覆蓋パネル3
の間には、覆蓋パネル3を支持するとともに該覆蓋パネ
ル3の引き上げ時の移動を案内するフロートカバー6が
配設されている。フロートカバー6は、前記チューブ状
エアバッグ12の頂部に載置される水平板部61と、該
水平板部61の両側から斜め下方に延設され、その内面
をエアバッグ12の周面に当接させることにより水平板
部61を水平に支持する1対の支持板部62とを備えて
いる。そして、前記覆蓋パネル3の下部には、引き上げ
時の移動方向に複数のガイド溝7が形成されるととも
に、フロートカバー6には、該ガイド溝7に挿入される
複数のガイドローラ8が配設されている。
【0031】かくして、本実施例の覆蓋パネル装置は、
覆蓋パネル3の下で膨張させることにより、水面から所
定の引き上げ高さまで傾斜面を形成するエアバッグ12
を配備するようにしたことから、処理槽4と水面の段差
に対応して、覆蓋パネル3の水面からの引き上げや引き
下ろしを容易にするとともに、従来のように覆蓋パネル
3を巻回する必要がないことから、通常の太陽電池モジ
ュール2の使用を可能としてコストと耐久性の問題を改
善することができる。さらに、この覆蓋パネル装置で
は、エアバッグ12の敷設が処理槽4の壁部近傍だけで
済むことから、第1実施例に比較しエアバッグ12を小
さくすることができ、コストの低減を図ることができ
る。また、エアバッグ12と覆蓋パネル3の間に、覆蓋
パネル3を支持するとともに該覆蓋パネル3の移動を案
内するフロートカバー6を配設したことにより、エアバ
ッグ12による覆蓋パネル3の支持と移動を安定させる
ことができる。さらに、覆蓋パネル3の下部にガイド溝
7を形成するとともに、前記フロートカバー6に該ガイ
ド溝7に挿入されるガイドローラ8を配設したことによ
り、覆蓋パネル3の移動を容易にし、覆蓋パネル3の水
面からの引き上げや引き下ろしを簡便に行うことができ
る。
【0032】以上、本発明の覆蓋パネル装置について、
各種の処理槽、貯留槽等を覆うために用いられる覆蓋に
適用した実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実
施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣
旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更するこ
とができる。
【0033】
【発明の効果】本第1発明の覆蓋パネル装置によれば、
覆蓋パネルの下に配設した状態で膨張させることによ
り、覆蓋パネルを水面から所定の引き上げ高さまで持ち
上げるエアバッグを配備するようにしたことから、処理
槽と水面の段差に対応して、覆蓋パネルの水面からの引
き上げや引き下ろしを容易にするとともに、従来のよう
に覆蓋パネルを巻回する必要がないことから、通常の太
陽電池モジュールの使用を可能としてコストと耐久性の
問題を改善することができる。
【0034】また、本第2発明の覆蓋パネル装置によれ
ば、覆蓋パネルの下で膨張させることにより、水面から
所定の引き上げ高さまで傾斜面を形成するエアバッグを
配備するようにしたことから、処理槽と水面の段差に対
応して、覆蓋パネルの水面からの引き上げや引き下ろし
を容易にするとともに、従来のように覆蓋パネルを巻回
する必要がないことから、通常の太陽電池モジュールの
使用を可能としてコストと耐久性の問題を改善すること
ができる。さらに、この覆蓋パネル装置では、エアバッ
グの敷設が処理槽の壁部近傍だけで済むことから、エア
バッグを小さくすることができ、これにより、コストの
低減を図ることができる。
【0035】また、前記エアバッグと覆蓋パネルの間
に、覆蓋パネルを支持するとともに該覆蓋パネルの移動
を案内するフロートカバーを配設することにより、エア
バッグによる覆蓋パネルの支持と移動を安定させること
ができる。
【0036】さらに、前記覆蓋パネルの下部にガイド溝
を形成するとともに、前記フロートカバーに該ガイド溝
に挿入されるガイドローラを配設することにより、覆蓋
パネルの移動を容易にし、覆蓋パネルの水面からの引き
上げや引き下ろしを簡便に行うことができる。
【0037】そして、前記覆蓋パネルに、太陽電池モジ
ュールとフロートとの間に配設され、太陽電池モジュー
ルとフロートとの間で膨張することにより該太陽電池モ
ジュールの角度を変えるエアチューブを配設することに
より、日照角度に対応して、最適な角度で太陽光エネル
ギーを吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の覆蓋パネル装置の第1実施例を示し、
(a)は覆蓋パネルにより処理槽の水面を覆蓋した状態
を示す断面図、(b)は覆蓋パネルを引き上げる際の状
態を示す部分断面図である。
【図2】図1(b)の平面図である。
【図3】図1(a)の平面図である。
【図4】覆蓋パネルを引き上げて収納する状態を示す正
面図である。
【図5】本発明の覆蓋パネル装置の第2実施例を示し、
覆蓋パネルにより処理槽の水面を覆蓋した状態を示す断
面図である。
【図6】覆蓋パネルを引き上げる状態を示し、(a)は
正面図、(b)は平面図、(c)は左側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 フロート 2 太陽電池モジュール 3 覆蓋パネル 4 処理槽 5 エアバッグ 6 フロートカバー 61 水平板部 62 支持板部 7 ガイド溝 8 ガイドローラ 9 連結ケーブル 10 エアチューブ 11 チェーン 12 エアバッグ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロートの上面に太陽電池モジュールを
    配設した覆蓋パネルを、水面に浮かべて覆蓋する覆蓋パ
    ネル装置において、前記覆蓋パネルの下に配設した状態
    で膨張させることにより、覆蓋パネルを水面から所定の
    引き上げ高さまで持ち上げるエアバッグを配備するよう
    にしたことを特徴とする覆蓋パネル装置。
  2. 【請求項2】 フロートの上面に太陽電池モジュールを
    配設した覆蓋パネルを、水面に浮かべて覆蓋する覆蓋パ
    ネル装置において、覆蓋パネルの下で膨張させることに
    より、水面から所定の引き上げ高さまで傾斜面を形成す
    るエアバッグを配備するようにしたことを特徴とする覆
    蓋パネル装置。
  3. 【請求項3】 前記エアバッグと覆蓋パネルの間に、覆
    蓋パネルを支持するとともに該覆蓋パネルの移動を案内
    するフロートカバーを配設したことを特徴とする請求項
    1又は2記載の覆蓋パネル装置。
  4. 【請求項4】 前記覆蓋パネルの下部にガイド溝を形成
    するとともに、前記フロートカバーに該ガイド溝に挿入
    されるガイドローラを配設したことを特徴とする請求項
    3記載の覆蓋パネル装置。
  5. 【請求項5】 前記覆蓋パネルに、太陽電池モジュール
    とフロートとの間に配設され、太陽電池モジュールとフ
    ロートとの間で膨張することにより該太陽電池モジュー
    ルの角度を変えるエアチューブを配設したことを特徴と
    する請求項1、2、3又は4記載の覆蓋パネル装置。
JP2001257120A 2001-08-28 2001-08-28 覆蓋パネル装置 Withdrawn JP2003069063A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100920760B1 (ko) * 2007-10-11 2009-10-07 신춘우 수상설치용 집광장치
KR101526170B1 (ko) * 2013-09-23 2015-06-05 (주)범진산업 태양전지용 회전장치
KR20160096154A (ko) * 2013-12-16 2016-08-12 시엘 에 떼흐 엥떼흐나시오날 광기전 패널용 부유지지장치

Cited By (4)

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