JP2003068750A - バイポーラトランジスタ素子 - Google Patents

バイポーラトランジスタ素子

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JP2003068750A
JP2003068750A JP2001254127A JP2001254127A JP2003068750A JP 2003068750 A JP2003068750 A JP 2003068750A JP 2001254127 A JP2001254127 A JP 2001254127A JP 2001254127 A JP2001254127 A JP 2001254127A JP 2003068750 A JP2003068750 A JP 2003068750A
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Kunihisa Takahashi
邦久 高橋
Morihiro Tanaka
盛博 田中
Hiroshi Toshitsuna
寛史 年綱
Hideaki Negishi
英昭 根岸
Makoto Ueda
誠 上田
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Toko Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラテラル形と縦形の双方のトランジスタの欠
点を克服できるバイポーラトランジスタ素子を提供す
る。 【解決手段】 第1の埋め込み層11と第2の埋め込み
層12が半導体基板SBとエピ層ELの境界の所定範囲
に存在するように、半導体基板SBの上に第1の埋め込
み層11と第2の埋め込み層12を形成し、さらにそれ
ら上にエピ層ELを積層形成する。分離領域13に囲ま
れたN型の島状領域14の中に、エピ層ELの上面から
第2の埋め込み層12まで延びるコレクタ領域16と、
第2の埋め込み層12とコレクタ領域16に囲まれて島
状を呈するベース領域15、17と、内側の窓部分より
ベース電極を取り出せるようにしたリング状で、その外
周がコレクタ領域16とほぼ一定の距離だけ離れている
エミッタ領域18と、を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積回路などに組
み込まれるバイポーラトランジスタの改良された構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年における集積回路は、バイポーラ、
MOS、およびその両者を組み合わせた各プロセス技術
によって製作されている。ここでバイポーラ集積回路を
例に取ってみると、その内部の多くの部分はNPN型ト
ランジスタで構成されている。一部の基本電子回路、例
えばバイアス回路やレベルシフト回路など、について
は、NPN型トランジスタよりもPNP型トランジスタ
で構成する方が効率的なことがある。このため、一般的
なバイポーラ集積回路の内部は、NPN型トランジスタ
とPNP型トランジスタが混在した構成となっている。
【0003】バイポーラ集積回路の標準的な製造プロセ
スでNPN型トランジスタとPNP型トランジスタを同
時に形成しようとした場合、NPN型トランジスタを縦
型、PNP型トランジスタを横(ラテラル)形に形成す
ることが多い。このような場合、ラテラル形のPNP型
トランジスタは、一例として図2に示すような構造とな
っていた。
【0004】P型の半導体基板SBと不純物濃度の薄い
N型のエピタキシャル成長層EL(以下、エピ層と呼
ぶ)の境界付近にN型の埋め込み層21が存在するよう
にして、半導体基板SBとエピ層ELが積層形成されて
いる。エピ層ELの内部には、P型の分離領域22と、
分離領域22に囲まれ、その中に素子が形成される島状
のN型領域23が形成されている。N型領域23の中に
は、所定の面積を有する円形のP型領域24と、一定の
間隔を隔ててP型領域24の全周を囲むリング状のP型
領域25が形成されている。また、N型領域23のP型
領域25から離れた位置には、不純物濃度の高いN型領
域26が形成されている。ここで、P型領域24がトラ
ンジスタのエミッタ(E)を構成する領域、P型領域2
5がコレクタ(C)を構成する領域、島状のN型領域2
3とN型領域26がベース(B)を構成する領域となっ
ている。なおN型領域26はベース電極を接合するため
の領域である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図2のような構成とし
たラテラル形トランジスタには、(縦型の)NPN型ト
ランジスタを形成するためのプロセスの一部を利用して
容易に形成できるという利点がある。しかしその反面、 (a)キャリアの移動が横方向のためエミッタの実行面
積が小さい。 (b)ベースの不純物濃度が低くて均一で、しかもベー
ス幅が広いため周波数特性が悪い。 (c)エミッタ領域4、ベース領域3および分離領域2
(あるいは半導体基板SB)の間に寄生トランジスタが
形成され、トランジスタのエミッタ(E)に無効な電流
が流れてしまう。などといった欠点があった。
【0006】上記したようなラテラル形PNPトランジ
スタの欠点が内部回路の動作・機能に大きな影響を及ぼ
すような場合には、PNP型トランジスタを縦型に形成
することになる。縦形のPNP型トランジスタとして
は、代表的なものとして、サブストレート形、2重拡散
形などが有る。これらの縦形トランジスタにはラテラル
形トランジスタに比べて、コレクタ電流を高くできる、
高周波特性を高くできるといった利点はあるが、概して
飽和電圧VCE(SAT)が高くなるなど、他の面でいくつか
の欠点が存在した。そこで本発明は、ラテラル形と縦形
の双方のトランジスタの欠点を克服できるバイポーラト
ランジスタ素子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、第1導電型の半導体基板の上に所定の導電
型の半導体層を積層形成し、半導体層に不純物を拡散・
注入することによってコレクタ、エミッタ、ベースの各
領域を形成したバイポーラトランジスタ素子において、
半導体基板と半導体層の境界付近に形成された第2導電
型の第1の埋め込み層と、第1の埋め込み層と半導体層
の間に形成された第1導電型の第2の埋め込み層と、第
2の埋め込み層の上に形成された第2導電型のベース領
域と、半導体層の上面から第2の埋め込み層まで形成さ
れ、かつ、ベース領域を囲むように半導体層内に形成さ
れた第1導電型のコレクタ領域と、その領域の外周がコ
レクタ領域とほぼ一定の距離だけ離れるようにベース領
域の内部に形成されたエミッタ領域と、を具備する。な
お、エミッタ領域については、内側に窓部分を持つ枠状
で、なおかつ、窓部分にベース領域の上面が露出するよ
う形成しても良い。
【0008】
【発明の実施の形態】半導体基板とエピ層の境界付近に
第1の埋め込み層が存在し、第1の埋め込み層の上に第
2の埋め込み層が存在する構造となるよう、P型の半導
体基板の所定範囲にN型の第1の埋め込み層とP型の第
2の埋め込み層を形成し、さらにそれらの上(全面)に
不純物濃度の低いN型のエピ層を積層形成する。エピ層
の所定位置に表面から半導体基板までP型不純物を拡散
させてP型の分離領域を形成する。分離領域に囲まれる
ことで島状を呈したN型の島状領域の中に、エピ層の上
面から第2の埋め込み層まで延び、第2の埋め込み層と
共にカップ状を呈するP型のコレクタ領域を形成する。
【0009】第2の埋め込み層とコレクタ領域に囲まれ
て島状を呈した不純物濃度の低いN型領域の内部に、更
に不純物濃度の高いN型領域を形成する。これら不純物
濃度の異なる2つのN型領域、すなわち、第2の埋め込
み層の上に存在し、コレクタ領域により周囲を囲まれた
状態にある2つのN型領域をベース領域とする。ベース
領域を構成する高濃度側のN型領域の中に円形の枠状
(リング状)を呈し、エピ層上面においてその外周がコ
レクタ領域とほぼ一定の距離を隔てたP型のエミッタ領
域を形成する。そして、エミッタ領域に囲まれたベース
領域の上面のほぼ中央に、さらに不純物濃度の高いN型
でベース電極接合用の領域を形成する。
【0010】
【実施例】本発明によるバイポーラトランジスタ素子の
構造を図1に示した。図1において、P型の半導体基板
SBの上に不純物濃度の低いN型のエピ層ELが積層形
成されている。ここで、半導体基板SBとエピ層ELの
境界付近にはN型の第1の埋め込み層11が形成され、
第1の埋め込み層11の上にはさらにP型の第2の埋め
込み層12が形成されている。エピ層ELの中には、エ
ピ層ELの表面から半導体基板SBまで延びるP型の分
離領域13と、半導体基板SBと分離領域13に囲まれ
て島状となったN型領域14が形成されている。ここで
島状のN型領域14の中には、N型領域15の周囲を取
り囲み、エピ層ELの上面から第2の埋め込み層12ま
で形成されたP型領域16が形成されている。なお、P
型領域16は、第2の埋め込み層12と共に、第2の埋
め込み層12を底としたカップの形状を呈している。
【0011】第2の埋め込み層12とP型領域16に囲
まれて島状を呈したN型領域15の中には、N型領域1
5よりも不純物濃度が高いN型領域17が、エピ層EL
の上面から所定の深さまで形成されている。この高濃度
のN型領域17の中にはリング状のP型領域18が形成
され、P型領域18のリング内側の窓部分に露出したN
型領域17の中心付近には不純物濃度が非常に高いN型
領域19が形成されている。ここで、P型領域16がト
ランジスタのコレクタ(C)を構成する領域、P型領域
18がエミッタ(E)を構成する領域、N型領域15と
N型領域17がベース(B)を構成する領域となってい
る。なお高濃度のN型領域19はベース電極を接合する
ための領域である。
【0012】図1に示す各部領域の形状や位置について
補足すると、各領域間の関係は次のようになっている。
ベース領域15、17は第2の埋め込み層12とコレク
タ領域16に取り囲まれて島状を呈し、第2の埋め込み
層12の上に形成された状態となっている。また、エミ
ッタ領域18と高濃度側のベース領域17の境界、高濃
度側のベース領域17と低濃度側のベース領域15の境
界、低濃度側のベース領域15とコレクタ領域16の境
界が夫々エピ層ELの上面においてほぼ同心円を描くよ
う、各領域が形成されている。このため、ウェハあるい
は半導体チップを上から見たとき、エミッタ領域18の
外周とコレクタ領域16内周は、どこの場所においても
ほぼ一定の距離を隔てており、これにより、コレクタ、
エミッタ間には、ほぼ一定の幅のベース領域15、17
が介在した状態となっている。
【0013】このような構成とした場合、第2の埋め込
み層12とコレクタ領域16が実質的にトランジスタの
コレクタを形成する。このため、図1に示す構成を持つ
トランジスタ素子では、コレクタ領域16とエミッタ領
域18との間で横方向のキャリアの移動が生じると同時
に、第2の埋め込み層12とエミッタ領域18との間で
縦方向のキャリアの移動が生じる。つまり、ラテラル形
トランジスタと縦形トランジスタの作用が同時に行われ
る。このため、エミッタの実効面積を広くすることがで
き、トランジスタ素子のコレクタ電流を高くすることも
可能になる。また、このような構成では、ベース領域1
7において不純物濃度が高くなっており、コレクタ、エ
ミッタの間でベース領域(15、17)に濃度勾配が生
じている。この不純物濃度の不均一化と、高濃度領域の
存在によってベース幅を小さく設定できることにより、
高い周波数特性を得ることが可能になる。
【0014】さらに、エミッタ領域18が同じ導電型の
コレクタ領域16と第2の埋め込み層12によって、分
離領域13と半導体基板SBからシールドされている。
このため、エミッタ領域18、分離領域13、半導体基
板SBとの間に寄生トランジスタが形成されず、トラン
ジスタのエミッタ(E)に無効な電流を流れるのを防止
することができる。そして図1の構成では、コレクタ領
域16と第2の埋め込み領域12の不純物濃度を高くす
ることで、エミッタからコレクタへ通じる電流路の電気
抵抗を低くすることができる。この電気抵抗の低減と、
先に述べたエミッタの実効面積が広くなる事により、飽
和電圧VCE(SAT)を低くすることも可能になる。
【0015】ところで、図2に示すような構造のラテラ
ル形トランジスタでは、コレクタ領域25とエミッタ領
域24の間隔によって電流増幅率が変化することが知ら
れている。図1に示す構成のバイポーラトランジスタ素
子も、コレクタ領域16とエミッタ領域18の間隔によ
って電流増幅率が変化する。これを利用すれば、一の半
導体チップ上に電流増幅率の異なる複数のトランジスタ
を同一プロセスで容易に形成することができる。ただ
し、全体的に高い電流増幅率が得られ、しかもコレクタ
電流に対する電流増幅率の変化割合を小さくできる点で
従来のラテラル型トランジスタよりも優れている。な
お、ラテラル形トランジスタでは縦形トランジスタより
もオン電圧を低くでき、当然、図1に示す構成のバイポ
ーラトランジスタ素子もオン電圧を低くすることができ
る。
【0016】以上の本発明の実施例の説明では、エミッ
タ領域18をリング状(換言すると、円形の枠状)に形
成するものとした。しかし、エミッタ領域18の形状は
方形の枠状にしても良く、基本的にその形状に制限は無
い。ただし、エミッタ領域18を図1と異なる形状にし
た場合、予め想定したラテラル形トランジスタの作用を
得ようとするならば、エミッタ領域18とコレクタ領域
16の間の間隔がほぼ一定となるようにコレクタ領域1
6の形状も変更する必要が有る。また、本発明はマルチ
エミッタ形のトランジスタに適用することも可能で、そ
の際にはエミッタ領域18を分割形成すれば良い。ただ
し、エミッタ領域18をどのような形状にしようとも、
ベース抵抗、周波数特性、コレクタ電流、等との関係
上、エミッタ領域18に包囲されたベース領域17の表
面のほぼ中央にベース電極を接合するのが望ましい。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるバ
イポーラトランジスタ素子は、半導体基板とエピ層の境
界付近に第1の埋め込み層と第2の埋め込み層が存在す
るようにして、半導体基板上に第1の埋め込み層、第2
の埋め込み層、エピ層を積層形成する。そして、分離領
域に囲まれることで島状を呈したN型の島状領域の中
に、エピ層の上面から第2の埋め込み層まで延びるコレ
クタ領域と、第2の埋め込み層とコレクタ領域に囲まれ
て島状を呈するベース領域と、その外周がコレクタ領域
とほぼ一定の距離だけ離れているエミッタ領域と、を形
成することを特徴としている。
【0018】このような構成としたバイポーラトランジ
スタでは、ラテラル形トランジスタと縦形トランジスタ
の作用が同時に行われるようになる。その結果、 (1)エミッタの実行面積を広くすることができる。 (2)高い周波数特性を得ることが可能となる。 (3)寄生トランジスタが形成されるのを防ぐことがで
きる。 (4)飽和電圧VCE(SAT)を低くすることも可能とな
る。 そして付帯的に、 (5)電流増幅率の異なる複数のトランジスタを同一プ
ロセスで容易に形成することができ、 (6)オン電圧を低くすることもできる。 従って、ラテラル形と縦形の双方のトランジスタの欠点
を克服できるバイポーラトランジスタ素子を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるバイポーラトランジスタの構成
を示す図。
【図2】 従来におけるラテラル形トランジスタの構成
の一例を示す図。
【符号の説明】
SB:半導体基板 EL:エピタキシャル成長層(半
導体層) 11:第1の埋め込み層 12:第2
の埋め込み層 13:分離層 14:島状領域
15:第1のベース領域(島状の不純物濃度の低
いN型領域) 16:コレクタ領域 17:第2のベース領域(不
純物濃度の高いN型領域) 18:エミッタ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 年綱 寛史 埼玉県鶴ヶ島市大字五味ヶ谷18番地 東光 株式会社埼玉事業所内 (72)発明者 根岸 英昭 埼玉県鶴ヶ島市大字五味ヶ谷18番地 東光 株式会社埼玉事業所内 (72)発明者 上田 誠 埼玉県鶴ヶ島市大字五味ヶ谷18番地 東光 株式会社埼玉事業所内 Fターム(参考) 5F003 AP00 AP04 BB01 BC08 BC90 BE90 BF02 BN01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板の上に所定の導
    電型の半導体層を積層形成し、該半導体層に不純物を拡
    散・注入することにより、コレクタ、エミッタ、ベース
    の各領域を形成したバイポーラトランジスタ素子におい
    て、 該半導体基板と該半導体層の境界付近に形成された第2
    導電型の第1の埋め込み層と、 該第1の埋め込み層と該半導体層の間に形成された第1
    導電型の第2の埋め込み層と、 該第2の埋め込み層の上に形成された第2導電型のベー
    ス領域と、 該半導体層の上面から該第2の埋め込み層まで形成さ
    れ、かつ、該ベース領域を囲むように該半導体層内に形
    成された第1導電型のコレクタ領域と、 該ベース領域の内部に、その領域の外周が該コレクタ領
    域とほぼ一定の距離だけ離れるように形成されたエミッ
    タ領域と、を具備することを特徴とするバイポーラトラ
    ンジスタ素子。
  2. 【請求項2】 第1導電型の半導体基板の上に所定の導
    電型の半導体層を積層形成し、該半導体層に不純物を拡
    散・注入することにより、コレクタ、エミッタ、ベース
    の各領域を形成したバイポーラトランジスタ素子におい
    て、 該半導体基板と該半導体層の境界付近に形成された第2
    導電型の第1の埋め込み層と、 該第1の埋め込み層と該半導体層の間に形成された第1
    導電型の第2の埋め込み層と、 該第2の埋め込み層の上側に島状に形成された第2導電
    型のベース領域と、 該半導体層の上面から該第2の埋め込み層まで形成さ
    れ、かつ、該ベース領域を囲むように該半導体層内に形
    成された第1導電型のコレクタ領域と、 該ベース領域のほぼ中央の表面露出部分を包囲するよう
    に該ベース領域の内部に形成されたエミッタ領域と、を
    具備することを特徴とするバイポーラトランジスタ素
    子。
  3. 【請求項3】 前記ベース領域のほぼ中央の表面露出部
    分に、ベース電極被着用の高濃度領域が形成されている
    ことを特徴とする、請求項2に記載したバイポーラトラ
    ンジスタ素子。
  4. 【請求項4】 第1導電型の半導体基板の上に所定の導
    電型の半導体層を積層形成し、該半導体層に不純物を拡
    散・注入することにより、コレクタ、エミッタ、ベース
    の各領域を形成したバイポーラトランジスタ素子におい
    て、 該半導体基板と該半導体層の境界付近に形成された第2
    導電型の第1の埋め込み層と、 該第1の埋め込み層と該半導体層の間に形成された第1
    導電型の第2の埋め込み層と、 該第2の埋め込み層の上側に島状に形成された第2導電
    型のベース領域と、 該半導体層の上面から該第2の埋め込み層まで形成さ
    れ、かつ、該ベース領域を囲むように該半導体層内に形
    成された第1導電型のコレクタ領域と、 内側に窓部分を持つ枠状に形成され、かつ、該窓部分に
    該ベース領域の上面が露出するよう形成されたエミッタ
    領域と、を具備することを特徴とするバイポーラトラン
    ジスタ素子。
  5. 【請求項5】 前記エミッタ領域の窓の内側に、ベース
    電極被着用の高濃度領域が形成されていることを特徴と
    する、請求項4に記載したバイポーラトランジスタ素
    子。
  6. 【請求項6】 前記ベース領域が、不純物濃度の低い第
    1のベース領域と、該第1のベース領域の中に形成され
    た不純物濃度の高い第2のベース領域を具備することを
    特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載し
    たバイポーラトランジスタ素子。
  7. 【請求項7】 前記第1導電型がP型で、前記第2の導
    電型がN型であることを特徴とする、請求項1から請求
    項6のいずれかに記載したバイポーラトランジスタ素
    子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112007002213B4 (de) * 2006-09-22 2013-12-05 Intel Corporation Symmetrischer bipolarer Flächentransistor und Verfahren zur Herstellung
CN114093937A (zh) * 2021-11-25 2022-02-25 中国电子科技集团公司第二十四研究所 一种双极晶体管及其制备方法

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