JP2003068000A - ディスク状記録媒体の支持装置および情報記録再生装置 - Google Patents

ディスク状記録媒体の支持装置および情報記録再生装置

Info

Publication number
JP2003068000A
JP2003068000A JP2001256908A JP2001256908A JP2003068000A JP 2003068000 A JP2003068000 A JP 2003068000A JP 2001256908 A JP2001256908 A JP 2001256908A JP 2001256908 A JP2001256908 A JP 2001256908A JP 2003068000 A JP2003068000 A JP 2003068000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
ring
turntable
shaped
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001256908A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kayama
俊 香山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001256908A priority Critical patent/JP2003068000A/ja
Publication of JP2003068000A publication Critical patent/JP2003068000A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/022Positioning or locking of single discs
    • G11B17/028Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation
    • G11B17/0287Positioning or locking of single discs of discs rotating during transducing operation by permanent connections, e.g. screws, rivets

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定シャフトに対する加工が不要でありネジ
を用いる必要もなく、小型化および薄型化が図れ、しか
も回転時のバランスを取ることもできるディスク状記録
媒体の支持装置および情報記録再生装置を提供するこ
と。 【解決手段】 ディスク状記録媒体DをロータRのター
ンテーブル50に支持する支持装置200であり、ター
ンテーブル50の外周部に形成されディスク状記録媒体
Dの内周部分を受ける受け部51と、ターンテーブル5
0の外周部に形成された取付凹部210と、取付凹部2
10にはめ込むことでディスク状記録媒体Dの内周部分
を受け部51との間で挟み込んで支持するリング状の固
定具220を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスクの
ようなディスク状記録媒体の支持装置およびその支持装
置を有する情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報記録再生装置として、例えばハード
ディスク装置は、その用途が拡大し、大型の記録装置や
デスクトップ型のパーソナルコンピュータ用記録装置の
他に、例えば、ノート型のパーソナルコンピュータやこ
れより小さいサイズの携帯用の端末機等の電子機器に使
用されるようになっている。最近においては、PC(P
ersonal Computer)カード寸法と称さ
れるIC(Integrated Circuit)メ
モリカードやカード型のモデム程度の大きさを有するP
Cカード型のハードディスク装置が用いられ、このPC
カード型のハードディスク装置は、必要に応じて使用者
がノート型のパーソナルコンピュータや携帯用の端末機
のPCカードスロットに抜き差しして使用される。
【0003】このようなハードディスク装置は、ハード
ディスクドライブ装置とも呼ばれており、特開2001
−43659号公報や、特開2001−43660号公
報に開示されている。従来のハードディスク装置では、
モータの固定シャフトに対してタップを形成して、その
タップに対してチャック(メディアクランパ)をネジ止
めする構成である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このために、固定シャ
フトにタップを形成する必要があるために、固定シャフ
トを軸方向に長くしなければならず、ハードディスクを
回転するためのスピンドルモータの軸方向の寸法が大き
くなってしまい、ハードディスク装置の小型化や薄型化
が困難である。しかも、固定シャフトのタップに対して
チャックをネジを用いて固定する必要があり、ネジは非
常に小さく組立作業が困難である。
【0005】また最近のハードディスクの高容量化や低
騒音および低振動化のためには、このようにチャックを
用いてハードディスクを固定したロータにおいては、そ
のロータの回転バランスを取ることが必要不可欠となっ
ている。そこで本発明は上記課題を解消し、固定シャフ
トに対する加工が不要でありネジを用いる必要もなく、
小型化および薄型化が図れ、しかも回転時のバランスを
取ることもできるディスク状記録媒体の支持装置および
情報記録再生装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ディ
スク状記録媒体をロータのターンテーブルに支持する支
持装置であり、前記ターンテーブルの外周部に形成され
前記ディスク状記録媒体の内周部分を受ける受け部と、
前記ターンテーブルの外周部に形成された取付凹部と、
前記取付凹部にはめ込むことで前記ディスク状記録媒体
の内周部分を前記受け部との間で挟み込んで支持するリ
ング状の固定具と、を備えることを特徴とするディスク
状記録媒体の支持装置である。
【0007】請求項1では、受け部はターンテーブルの
外周部に形成され、ディスク状記録媒体の内周部分を受
けるものである。取付凹部は、ターンテーブルの外周部
に形成されている。リング状の固定具は、取付凹部には
め込むことでディスク状記録媒体の内周部分をターンテ
ーブルの受け部との間で挟み込んで支持するものであ
る。これにより、リング状の固定具を取付凹部にはめ込
むだけで、ディスク状記録媒体の内周部分は、このリン
グ状の固定具とターンテーブルの受け部との間で挟み込
んで確実に支持することができる。これにより従来と異
なり固定シャフトにタップを形成する必要がなくスピン
ドルモータの固定シャフトの軸方向の長さを長くする必
要がなく、スピンドルモータの軸方向の小型化および薄
型化を図ることができる。しかも、ディスク状記録媒体
は、リング状の固定具を取付凹部にはめ込むだけで簡単
にかつ確実に支持することができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のディ
スク状記録媒体の支持装置において、前記リング状の固
定具は、スリット部を有する。請求項2では、リング状
の固定具にスリット部を形成することにより、このスリ
ット部によりリング状の固定具をやや開いた状態で、取
付凹部にはめ込むことができ、リング状の固定具の取付
作業性が上がる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1に記載のディ
スク状記録媒体の支持装置において、前記リング状の固
定具と複数の穴を有するリング部材が一体的に固定され
ている。請求項3では、リング状の固定具は、複数の穴
を有するリング部材と一体的に固定されている。
【0010】請求項4の発明は、請求項3に記載のディ
スク状記録媒体の支持装置において、前記リング部材の
穴には、前記ターンテーブルの回転時のバランスを取る
ための球体が圧入される。請求項4では、リング部材の
穴には、ターンテーブルの回転時にバランスを取るため
の球体が圧入できるようになっている。これによりター
ンテーブルが回転する時のバランスを取ることができ
る。
【0011】請求項5の発明は、請求項1に記載のディ
スク状記録媒体の支持装置において、複数の穴を有する
リング部材が、前記リング状の固定具とは別体の部材と
して前記ターンテーブルに固定されている。請求項5で
は、複数の穴を有するリング部材が、リング状の固定具
とは別体の部材としてターンテーブルに固定されてい
る。
【0012】請求項6の発明は、請求項5に記載のディ
スク状記録媒体の支持装置において、前記リング部材の
穴には、前記ターンテーブルの回転時のバランスを取る
ための球体が圧入される。請求項6では、リング部材の
穴にはターンテーブルの回転時のバランスを取るための
球体が圧入できるので、ターンテーブルの回転時のバラ
ンスを取ることができる。
【0013】請求項7の発明は、ディスク状記録媒体を
ロータのターンテーブルに支持する支持装置を有する情
報記録再生装置であり、前記ターンテーブルの外周部に
形成され前記ディスク状記録媒体の内周部分を受ける受
け部と、前記ターンテーブルの外周部に形成された取付
凹部と、前記取付凹部にはめ込むことで前記ディスク状
記録媒体の内周部分を前記受け部との間で挟み込んで支
持するリング状の固定具と、を備えることを特徴とする
情報記録再生装置である。
【0014】請求項7では、受け部はターンテーブルの
外周部に形成され、ディスク状記録媒体の内周部分を受
けるものである。取付凹部は、ターンテーブルの外周部
に形成されている。リング状の固定具は、取付凹部には
め込むことでディスク状記録媒体の内周部分をターンテ
ーブルの受け部との間で挟み込んで支持するものであ
る。これにより、リング状の固定具を取付凹部にはめ込
むだけで、ディスク状記録媒体の内周部分は、このリン
グ状の固定具とターンテーブルの受け部との間で挟み込
んで確実に支持することができる。これにより従来と異
なり固定シャフトにタップを設ける必要がなくスピンド
ルモータの固定シャフトの軸方向の長さを長くする必要
がなく、スピンドルモータの軸方向の小型化および薄型
化を図ることができる。しかも、ディスク状記録媒体
は、リング状の固定具を取付凹部にはめ込むだけで簡単
にかつ確実に支持することができる。
【0015】請求項8の発明は、請求項7に記載の情報
記録再生装置において、前記リング状の固定具は、スリ
ット部を有する。請求項8では、リング状の固定具にス
リット部を形成することにより、このスリット部により
リング状の固定具をやや開いた状態で、取付凹部にはめ
込むことができ、リング状の固定具の取付作業性が上が
る。
【0016】請求項9の発明は、請求項7に記載の情報
記録再生装置において、前記リング状の固定具と複数の
穴を有するリング部材が一体的に固定されている。請求
項9では、リング状の固定具は、複数の穴を有するリン
グ部材と一体的に固定されている。
【0017】請求項10の発明は、請求項9に記載の情
報記録再生装置において、前記リング部材の穴には、前
記ターンテーブルの回転時のバランスを取るための球体
が圧入される。請求項10では、リング部材の穴には、
ターンテーブルの回転時にバランスを取るための球体が
圧入できるようになっている。これによりターンテーブ
ルが回転する時のバランスを取ることができる。
【0018】請求項11の発明は、請求項7に記載の情
報記録再生装置において、複数の穴を有するリング部材
が、前記リング状の固定具とは別体の部材として前記タ
ーンテーブルに固定されている。請求項11では、複数
の穴を有するリング部材が、リング状の固定具とは別体
の部材としてターンテーブルに固定されている。
【0019】請求項12の発明は、請求項11に記載の
情報記録再生装置において、前記リング部材の穴には、
前記ターンテーブルの回転時のバランスを取るための球
体が圧入される。請求項12では、リング部材の穴には
ターンテーブルの回転時のバランスを取るための球体が
圧入できるので、ターンテーブルの回転時のバランスを
取ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0021】図1は、本発明のディスク状記録媒体の支
持装置を有する情報記録再生装置の内部を示す平面図で
ある。図2と図3は図1の情報記録再生装置の分解斜視
図である。図4は、図1〜図3に示す情報記録再生装置
の断面構造例である。図1〜図4に示す情報記録再生装
置は、一例としてハードディスクドライブ装置である。
このハードディスクドライブ装置1は、ディスク状記録
媒体Dに対して磁気的に情報を記録したり、あるいはす
でにディスク状記録媒体Dに記録されている情報を磁気
的に再生する機能を有している。このハードディスクド
ライブ装置1は、たとえば電子機器の一例であるいわゆ
るノート型パーソナルコンピュータのPCカードスロッ
トに装着して使用するものであり、非常に小型でかつ薄
型化の装置である。
【0022】ハードディスクドライブ装置1は、図2と
図3に示すように概略的には筐体(外筐ともいう)2、
ディスク状記録媒体D、スピンドルモータ3、回動型ア
クチュエータ4等を有している。筐体2は、第1部材
(上筐体ともいう)10と、第2部材(下筐体ともい
う)12を有している。第1部材10と第2部材12
は、たとえば図4に示すように内部に空間11を有して
いる。この空間11の中には、スピンドルモータ3やデ
ィスク状記録媒体D、回動型アクチュエータ4等が収容
されている。第1部材10と第2部材12は、スピンド
ルモータ3の磁気回路を構成するために透磁性材料、た
とえば珪素鋼板や鉄板等により作られている。ディスク
状記録媒体Dは、図4に示すようにスピンドルモータ3
のロータR側に固定されており、ロータRはディスク状
記録媒体Dを連続回転させる。
【0023】図1に示すように、回動型アクチュエータ
4は、2つのサスペンション20、ボイスコイル22、
2つの磁気ヘッド24等を有している。サスペンション
20の基部26は、軸28に取り付けられている。この
軸28は第2部材12の内面に対して回転可能に支持さ
れている。図3に示すボイスコイル22と図3に示すマ
グネット29,30との間に生じる電磁力により、回動
型アクチュエータの磁気ヘッド24は、図1と図2のF
方向に揺動可能であり、磁気ヘッド24,24が回転す
るディスク状記録媒体Dの任意のトラックに対して位置
決めすることで磁気的に情報信号の記録を行ったりある
いはすでに記録された情報を磁気的に再生することがで
きる。磁気ヘッド24は、たとえばGMR(ジャイアン
ト磁気抵抗効果素子)等を採用することができる。
【0024】図1に示すハードディスクドライブ装置1
では、図4に示す筐体2の第1部材10が第2部材12
から取り除かれた状態を示しており、内部のディスク状
記録媒体Dや回動型アクチュエータ4等が露出してい
る。第2部材12の端部には、コンピュータ等に対して
電気的に接続するための接続端子35が設けられてい
る。図1に示すように回路基板37が、ディスク状記録
媒体Dを避ける位置であって、図4に示す空間11の中
に配置されている。この回路基板37には、システムL
SI(大規模集積回路)39やIC(集積回路)等の一
般の電子部品等が配置されている。
【0025】次に、スピンドルモータ3の構造について
説明する。スピンドルモータ3は、図4に示すように、
筐体2の中に配置されており、特にスピンドルモータ3
のステータSは第2部材12の内面に固定されている。
図4に示すようにスピンドルモータ3は、ロータRとス
テータSを有している。図5は、図4のスピンドルモー
タ3の断面構造例を示している。まずスピンドルモータ
3のロータRの構造について説明する。ロータRは、概
略的には、ターンテーブル50、ディスク状記録媒体の
支持装置200、リング状の第1マグネット60、リン
グ状の第2マグネット62、第2スリーブ64を有して
いる。
【0026】ロータRは、ステータSの固定シャフト6
6に対して回転軸CLを中心として後で説明する軸受け
90を介在させて回転可能になっている。ターンテーブ
ル50は、たとえばステンレス鋼、一例としてSUS4
30Fにより作られている。このターンテーブル50は
全周にわたってディスク状記録媒体Dを固定するための
ハブ51を有している。このハブ51は、ターンテーブ
ル50の周囲に沿ってほぼ断面L字形に形成されてい
る。
【0027】ターンテーブル50は中央部に円形の穴5
0Hを有している。ターンテーブル50はロータヨーク
とも呼んでおり、図5の断面で見てほぼU字形あるいは
カップ形になっている。ターンテーブル50は穴50H
の近くにリブ50Rが全周に亘って形成されている。ロ
ータRをステータSに対して駆動するための第1マグネ
ット60と第2マグネット62は、ターンテーブル50
の内側の空間50S内に対面して位置している。
【0028】図6は第1マグネット60と第2マグネッ
ト62の着磁例を示している。第1マグネット60は、
たとえばS極とN極が交互に合計8極円周方向に沿って
形成されている。同様にして第2マグネット62は、円
周方向に沿ってS極とN極が合計8極形成されている。
第1マグネット60がS極である場合には、このS極に
対面する第2マグネット62の部分には、N極が形成さ
れている。また第1マグネット60のN極に対面して第
2マグネット62のS極が対面している。リング状の第
1マグネット60の直径は、リング状の第2マグネット
62の直径よりも小さく設定されている。
【0029】図5に示すように第1マグネット60と、
第2マグネット62の間には、ステータS側のコイル6
8とコア70が位置している。このようにして第1マグ
ネット60と第2マグネット62は、面対向配置であ
り、しかもコイル68とコア70を挟んでコイル68に
対してもそれぞれ面対向に配置されている。第1マグネ
ット60と第2マグネット62は、たとえばラバーマグ
ネット、プラスチックマグネットあるいは焼結磁性体マ
グネットであってもよい。用いる磁性体としては、フェ
ライト、ネオジマグネットもしくはサマコバ等を採用す
ることができる。
【0030】図6に示すように第1マグネット60と第
2マグネット62は、中心軸(回転軸)CLを中心とし
て同心円状に配置されている。内側の第1マグネット6
0は、第2スリーブ64のスリーブ部分64Aとスリー
ブ部分64Bに対して挟まれるように固定されている。
この場合に第1マグネット60は圧入や接着等により第
2スリーブ64に一体化して固定することができる。こ
れに対して、第2マグネット62は、ハブ51の内側の
段部51Aのところにたとえば接着あるいは圧入等によ
り固定されている。
【0031】図5の第2スリーブ64はスリーブ部分6
4Aとスリーブ部分64Bを有している。これらのスリ
ーブ部分64A、スリーブ部分64Bは、たとえばステ
ンレス鋼、一例としてSUS440Cにより作られてい
る。スリーブ部分64A,64Bは、第1マグネット6
0の外周面と上面と下面を固定している。しかもスリー
ブ部分64Aの部位64Cは、ターンテーブル50のリ
ブ50Rの内側にたとえば圧入や接着により固定されて
いる。スリーブ部分64Aの部位64Cは中心軸CLに
沿って上方向に突出している。スリーブ部分64Bの部
位64Dは中心軸CLに平行に下方に突出している。
【0032】図5に示すターンテーブルのハブ51に
は、ディスク状記録媒体Dがディスク状記録媒体の支持
装置200を用いて外れないように固定されている。こ
のディスク状記録媒体の支持装置200については、後
で説明する。
【0033】次に、図5のスピンドルモータ3のステー
タSの構造について説明する。図5においてステータS
は、概略的には固定シャフト66、コイル68、コア7
0、第1スリーブ72、第1フランジ74、第2フラン
ジ76、ステータ板80を有している。ステータ板80
は、図4に示す筐体2の第2部材12の一部を構成して
おり一体的に固定されている。ステータ板80は、たと
えば鉄板やケイ素鋼板により作られている。
【0034】コア70はケイ素鋼板を複数枚重ねて形成
されており、コイル68はこのコア70に所定回数巻か
れている。コイル68は、上述したように第1マグネッ
ト60と第2マグネット62の間において所定の隙間を
おいて面対向する位置に配置されている。図7はコア7
0と第1マグネット60および第2マグネット62を示
す平面図である。図8は、第1マグネット60と第2マ
グネット62およびコア70とコイル68を示している
平面図である。コイル68とコア70は、中心軸CLを
中心として円周上に等しい角度ごとに6スロット配置さ
れている。
【0035】図5に示すコア70は、筐体2の第2部材
12の取付部86に対して固定されている。つまりコア
70は第2部材12側に一体的に固定されている。ステ
ータ板80と第2部材12は、鉄板やケイ素鋼板やその
他の金属でもよくあるいは樹脂であっても構わない。
【0036】固定シャフト66は、円筒状の部材であり
上端部にはフランジ部66Aが形成されている。固定シ
ャフト66はたとえばステンレス鋼、一例としてSUS
303により作られている。第1スリーブ72は円筒状
の部材であり、たとえばステンレス鋼、SUS440C
により作られている。第1スリーブ72の内周面は固定
シャフト66の外周面に対してたとえば圧入により固定
されている。
【0037】第1フランジ74と第2フランジ76はそ
れぞれリング状の部材であり、第1フランジ74の穴7
4Aには固定シャフト66の外周面がたとえば圧入によ
り固定されている。同様にして第2フランジ76の穴7
6Aにも固定シャフト66の外周面がたとえば圧入によ
り固定されている。第1フランジ74は固定シャフト6
6のフランジ66Aの内面に密着している。第2フラン
ジ76は、固定シャフト66の下端部に位置しており、
第2フランジ76の突部はステータ板80の穴に対して
圧入により固定されている。
【0038】次に、図5に示す軸受け90について説明
する。この軸受け90は、ロータRをステータSの固定
シャフト66を中心として回転できるようにするために
設けられている。軸受け90は、図9においてより拡大
して示している。軸受け90は、ステータS側の第1ス
リーブ72、第1フランジ74および第2フランジ76
の組立ユニットと、ロータR側の第2スリーブ64のユ
ニットにより構成されている。
【0039】図9において、第1スリーブ72の外周面
92と第1フランジ74の内周面94および第2フラン
ジ76の内周面96には、それぞれヘリングボーン溝1
10と120が形成されている。ヘリングボーン溝11
0は、第1スリーブ72の外周面92に形成されてい
る。ヘリングボーン溝120は、第1フランジ74の内
周面94と第2フランジ76の内周面96にそれぞれ形
成されている。
【0040】図10(A)は第1スリーブ72の外周面
92に形成されたヘリングボーン溝110の例を示して
いる。図10(B)は、第1フランジ74と第2フラン
ジ76の内面94,96に形成されたヘリングボーン溝
120の例を示している。図10(A)におけるヘリン
グボーン溝110は、R方向に掘って形成された溝であ
り、図10(B)におけるヘリングボーン溝120は、
スラスト方向にそって形成された溝である。
【0041】図9の第1スリーブ72の外周面92と第
1フランジ74と第2フランジ76の内周面94,96
の範囲において、潤滑用のオイルが充填されている。こ
れにより、ロータRがステータSに対して回転する場合
には、第2スリーブ64のスリーブ部分64A,64B
が、中心軸CLを中心として回転することにより、スリ
ーブ部分64A,64Bは、ステータS側の第1スリー
ブ72と第1フランジ74および第2フランジ76に対
してヘリングボーン溝を用いて動圧を発生させることが
できる。すなわち軸受け90は、動圧流体軸受け構造に
なっている。第1スリーブ72と第2スリーブ64およ
び第1フランジ74と第2フランジ76は、たとえば真
鍮、ステンレス鋼あるいは鉄鋼系の焼結メタル等で作る
ことができる。
【0042】ところで、外周面92と内周面94,96
にオイルが充填されているので、ロータRがステータS
に対して回転する時に、このオイルOILがこの軸受け
90の間から外部に飛散してディスク状記録媒体側に付
着するのを防がなければならない。この対策として、図
9に示すようにオイル飛散防止部140が設けられてい
る。このオイル飛散防止部140は、スリーブ部分64
Aの部位64Cとスリーブ部分64Bの部位64Dの内
周面に設けられている。オイル飛散防止部140はたと
えばフッ素コーティング等を用いることができる。これ
によって、ロータRが回転する時に、第1フランジ74
とターンテーブル50の間と第2フランジ76とターン
テーブル50の間から漏れ出そうとするオイルOIL
は、図9に示すようにこのフッ素コーティング等のよう
なオイル飛散防止部140により弾かれて、オイルOI
Lは第1フランジ74の外周面と部位64Cの間からは
外部に飛散しないようにする。同様にして第2フランジ
76の外周面と部位64Dの間からもオイルOILは外
部に飛散しないようになっている。このことから、軸受
け90の中からはオイルは外部に飛散せずに、ディスク
状記録媒体D等に対してオイルが付着するようなトラブ
ルを完全に防ぐことができる。
【0043】図5に示すように、各コイル68は、通電
部100に対して電気的に接続されており、通電部10
0は、所定の通電パターンで各コイル68に対して電流
を供給することにより、コイル68が発生する磁界と、
第1マグネット60と第2マグネット62の間で発生す
る磁界の相互作用により、ロータRとともにディスク状
記録媒体Dが固定シャフト66を中心として連続回転す
る。この場合に、図1に示す回動型アクチュエータ4が
揺動することにより、サスペンション20の磁気ヘッド
24がディスク状記録媒体Dの一方の面と他方の面に対
してたとえば接触しない状態で、磁気的に情報の記録を
行ったりあるいは磁気的に情報の再生を行うことができ
る。しかしこれに限らず、磁気ヘッド24が、ディスク
状記録媒体Dの一方の面と他方の面にそれぞれ接触しな
がら磁気的に情報を記録したりあるいは磁気的に再生を
行うようにしても勿論構わない。
【0044】図11は、図5のディスク状記録媒体の支
持装置200の構造を詳しく示している。ディスク状記
録媒体の支持装置200は、ディスク状記録媒体Dをロ
ータのターンテーブル50のハブ51に対して支持して
固定する装置である。ディスク状記録媒体の支持装置2
00は、受け部としてのハブ51、取付凹部210、リ
ング状の固定具220およびさらに好ましくはリング部
材230を有している。ハブ51は、ターンテーブル5
0の外周部に形成され、ディスク状記録媒体Dの内周部
分201を受けるための部分であり、たとえば断面L字
形に形成されている。取付凹部210は、ターンテーブ
ル50の外周部に全周に亘って形成された部分である。
【0045】リング状の固定具220は、図12に示す
ようにはめ込み部221とフランジ部222を有してい
る。はめ込み部221は、フランジ部222に対して9
0度より大きい所定の角度θだけ内側に傾けて形成され
ている。はめ込み部221の途中には、たとえば1つま
たは2つ以上のスリット部224が形成されている。は
め込み部221は、リング状に形成されているが、はめ
込み部221は、図11に示すようにターンテーブル5
0の取付凹部210に対して全周に亘ってはめ込んで固
定できるようになっている。
【0046】スリット部224は、このはめ込み部22
1が取付凹部210に対してはめ込んで取り付ける場合
に、上手くはめ込み部221を一時的に広げることがで
きるようにするために形成されている。これによって、
リング状の固定具220のはめ込み部221は、図11
の取付凹部210に対して装着する時に簡単に装着で
き、組立作業性が上る。
【0047】図13に示すフランジ部の底面223は、
ディスク状記録媒体Dの内周部分201の上面側に対し
て密着して配置される。リング状の固定具220のはめ
込み部221が取付凹部210にはめ込まれることによ
り、フランジ部222の下面223は、ディスク状記録
媒体Dをハブ51の上面225との間でディスク状記録
媒体Dの内周部分201を支持して固定することができ
る。リング状の固定具220は、弾性変形可能な金属と
して、たとえばSUS(ステンレス鋼)、リン青銅、ベ
リリウム銅、銅などを用いたり、プラスチックとしては
POM(ポリアセタール)、PBT(ポリブチレンテレ
フタレート)、PA(ポリアミド)、LCP(液晶ポリ
マー)、ABS(アクリロニトリルブタジエンスチレ
ン)、PC(ポリカーボネート)などを用いることがで
きる。
【0048】リング状の固定具220を取り付ける際に
は、ターンテーブル50に対して図11のT方向からは
め込むことにより、はめ込み部221が取付凹部210
にはまり込むとともに、フランジ部222の下面223
がディスク状記録媒体Dの上面に密着できる。リング部
材230は、プラスチック、たとえばPOM、PBT、
PA、LCP、ABS、PCなどにより作られている。
リング部材230は、リング状の固定具220のフラン
ジ部222の上面に対してたとえば接着により固定され
ている。つまりリング部材230とリング状の固定具2
20は一体化して固定されたものである。
【0049】図12はこのリング部材230の形状例を
示している。リング部材230は、内周部分の凸部23
1と、複数の穴233を有している。これらの穴233
は、端面に円周方向に沿って等間隔をおいて複数個形成
されている。各穴233には、回転バランスを取るため
のたとえば鋼球250を任意にはめ込んで固定すること
ができる。鋼球250が穴233にはめ込んで固定され
た状態は、図14に示している。鋼球250は、図12
に示す穴233の任意の穴にはめ込むことにより、図5
に示すロータRがステータSに対して連続回転する時の
回転バランスを取ることができる。鋼球250は、穴2
33に対してたとえば圧入または接着により固定するこ
とができる。任意の穴233に対して鋼球250を取り
付けることにより、ロータRがステータSに対して回転
する時の回転バランスを上手く取ることができるので、
スピンドルモータ3の回転時の低騒音化および低振動化
を実現することができる。
【0050】なお図13に示すスリット部234の数は
1つまたは2つあるいは3つ以上であっても勿論構わな
い。図11に示すリング部材230とリング状の固定具
220との固定は、接着もしくは熱溶着あるいは機械的
なカシメもしくは一体成形等によって一体化することが
できる。
【0051】図15は、本発明のディスク状記録媒体の
支持装置の別の実施の形態を示している。図15に示す
ディスク状記録媒体の支持装置200の構造は、図11
に示すディスク状記録媒体の支持装置200の構造とや
や異なる。このディスク状記録媒体の支持装置200
は、リング状の固定具220とリング部材230が、樹
脂により一体成形されている点が図11の実施の形態と
異なる。このように支持装置200を樹脂のみで一体成
形により作ることにより、部品点数を減らしコストダウ
ンを図ることができる。リング状の固定具220のはめ
込み部221は、ターンテーブル50の取付凹部210
に対してはめ込みにより取り付けられている。
【0052】フランジ部222は、ディスク状記録媒体
Dの内周部分201の上面223に対して密着してお
り、フランジ部222の内面223とハブ51の上面2
25の間に、ディスク状記録媒体Dの内周部分201が
支持して固定されている。リング部材230は、穴23
3を有しており、任意の穴233には、鋼球250が圧
入や接着により固定することができる。この鋼球250
が任意の位置の穴233にはめ込むことにより、ロータ
Rの回転時の回転バランスを良好にすることができる。
【0053】図15の実施の形態において、ディスク状
記録媒体Dの内周部分201とフランジ部222との間
の摩擦力を上げるために、フランジ部222とディスク
状記録媒体Dの内周部分201の間にラバー等の滑り止
め部材を介在させても勿論構わない。
【0054】図16は、本発明のさらに別の実施の形態
を示している。図16の実施の形態では、リング状の固
定具220とリング部材230が別体となっている点が
図15および図11の実施の形態とは異なる。図16の
ディスク状記録媒体の支持装置200は、別体となって
いるリング状の固定具220とリング部材230を有し
ている。リング状の固定具220とリング部材230は
共に上述したような樹脂で作ってもよいし、リング状の
固定具220のみを上述したような金属で作っても勿論
構わない。
【0055】リング状の固定具220ははめ込み部22
1とフランジ部222を有している。はめ込み部221
はターンテーブル50の取付凹部210にはめ込まれて
いる。フランジ部222はディスク状記録媒体Dの内周
部分201の上面223に密着して押し付けられてい
る。リング部材230はターンテーブル50の上面側の
凹部260に接着またははめ込みにより固定されてい
る。このリング部材230には所定角度毎に穴233が
形成されており、任意の穴に対して鋼球250を圧入や
接着により取り付けることにより、ロータの回転時のバ
ランスを取ることができる。
【0056】上述した本発明の実施の形態では、次のよ
うな特徴を有している。リング状の固定具を用いること
により、リング状の固定具220はディスク状記録媒体
Dをターンテーブル50のハブ51に対してはめ込み動
作だけで簡単にかつ確実に固定することができる。本発
明の実施の形態では、従来のように固定シャフトに対し
てタップを形成してチャックをネジ止めする必要がない
ので、小さなネジの取付作業等が不要となる。しかも、
リング状の固定具220は単純にリング状の固定具22
0のはめ込み部221をターンテーブル50の取付凹部
210に対してワンタッチではめ込むだけで済むので、
ディスク状記録媒体Dをターンテーブル50のハブ51
に対して支持して固定する作業が極めて容易である。従
来のように固定シャフトに対してタップを形成してハー
ドディスクのチャックをネジ止めする方式を採用してい
ないので、図5に示すスピンドルモータ3の軸方向の小
型化および薄型化を図ることができる。
【0057】本発明の実施の形態のリング部材230を
用いることにより、ロータの回転時のバランスを取るた
めの鋼球を取り付けることで、ロータRの回転時の低騒
音化および低振動化を図ることができる。本発明の実施
の形態ではスピンドルモータの低騒音化および低振動化
を図ることができるので、ディスク状記録媒体Dにおけ
る高密度磁気記録化すなわち高容量化が図れる。なぜな
らば、メカニカルな高精度化につながり、ディスクのト
ラック密度をアップできるためである。
【0058】たとえば図5を参照すると、特に特徴的な
のは、回転駆動用に用いる第1マグネット60と第2マ
グネット62が、中心軸CLを中心として同心円状に間
隔をおいて配置されていることである。すなわち、第1
マグネット60と第2マグネット62は、中心軸CLに
対して直交する方向に関して間隔をおいて配列されてい
る。つまり第1マグネット60と第2マグネット62
は、中心軸CLに沿って積み重ねて配置されている訳で
はない。従って、第1マグネット60と第2マグネット
62を配置しても、中心軸CLに沿った方向のスピンド
ルモータ3の長さLは極力小さくすることができる。
【0059】このように複数の第1マグネット60と第
2マグネット62を、挟むようにして間隔をおいて面対
向させることにより、1つのマグネットをコイルに対し
て面対向して配置する従来のものに比べて、たとえば回
転時のトルクは約1.2〜2.0倍向上させることがで
きる。従って、ロータRの回転時の回転トルクをより高
くすることができる。つまりスピンドルモータ3の中心
軸CL方向に関する小型化および薄型化を図ったとして
も、高い回転トルクを発生するスピンドルモータ3を得
ることができる。逆に、高い回転トルクを発生すること
ができるので、従来の構造のモータで同じ回転トルクを
発生させる場合に比べて、消費電力を低くすることがで
きる。
【0060】また軸受け90は、従来のボールベアリン
グ形式のものではなく、中心軸CLに関して長さLを極
力小さくすることができるとともに、コストダウンが図
れる。つまり軸受け90は、第1スリーブ72と第2ス
リーブ64および第1フランジ74と第2フランジ76
を用いていわゆる動圧発生型のメタル軸受け構造にして
いるので、ボールを用いる必要がなく、構造の簡素化お
よび小型化を図ることができるのである。
【0061】このように積もったスピンドルモータ3の
長さLを小さくすることができ、ディスク状記録媒体D
の一方の面と他方の面に対して情報を記録したりあるい
は記録された情報を再生するのにこのスピンドルモータ
3を使用することは最適である。このようにディスク状
記録媒体Dの両面に対して記録再生を行うことができる
ので、高密度な磁気記録が可能であり、記録容量をアッ
プすることができる。またディスク状記録媒体Dの非周
期振れの低減を図ることができる。すなわち、従来のベ
アリング方式ではボールの大きさにバラツキがあるため
に、非周期ぶれは限界があったが、この動圧軸受方式で
は、ロータがシャフトに対しオイルに浮いて回転するた
めに、非周期ぶれは一桁良くなる。また第1マグネット
60と第2マグネット62を用いていて、上述したよう
に回転トルクを高めることができるので、低騒音化が図
れる。すなわち、2個のマグネットの対向する極どうし
(例えばS極に対しN極)が引き合う為に磁界が直交
し、磁気バランスが改善される為である。また軸受け9
0はボールベアリングを用いておらず動圧発生型のメタ
ル軸受け構造を採用しているので、外部からの衝撃に対
して耐衝撃性を向上することができる。
【0062】ところで本発明のスピンドルモータおよび
情報記録再生装置は、上述した実施の形態に限定される
ものではない。情報記録再生装置は、図示の実施の形態
ではハードディスクドライブ装置であるが、これに限ら
ず光ディスク装置あるいは光磁気ディスク装置であって
も勿論構わない。従ってこの場合にはディスク状記録媒
体Dは、ハードディスクではなく、光ディスク、あるい
は光磁気ディスクである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
固定シャフトに対する加工が不要でありネジを用いる必
要もなく、小型化および薄型化が図れ、しかも回転時の
バランスを取ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク状記録媒体の支持装置を有す
る情報記録再生装置の一例であるハードディスクの内部
を示す平面図。
【図2】図1のハードディスクの分解斜視図。
【図3】図2のハードディスクドライブ装置をさらに分
解した図。
【図4】図1〜図3のハードディスクドライブの断面構
造例を示す図。
【図5】図4に示すスピンドルモータの断面構造例を示
す図。
【図6】第1マグネットと第2マグネットを示す斜視
図。
【図7】第1マグネットと第2マグネットおよびコアを
示す平面図。
【図8】第1マグネットと第2マグネットおよびコアと
コイルを示す平面図。
【図9】図8のスピンドルモータの中心部分をより拡大
して示す断面図。
【図10】第1スリーブと第1および第2フランジのヘ
リングボーン溝の例を示す斜視図。
【図11】本発明のディスク状記録媒体の支持装置の好
ましい実施の形態を示す断面図。
【図12】図11のディスク状記録媒体の支持装置のリ
ング状の固定具を示す斜視図。
【図13】ディスク状記録媒体の支持装置のリング部材
を示す斜視図。
【図14】リング部材の穴に対して鋼球がはめ込まれた
状態を示す図。
【図15】本発明のディスク状記録媒体の支持装置の別
の実施の形態を示す断面図。
【図16】本発明のディスク状記録媒体の支持装置のさ
らに別の実施の形態を示す断面図。
【符号の説明】
1・・・ハードディスクドライブ装置(情報記録再生装
置の一例)、2・・・筐体、3・・・スピンドルモー
タ、10・・・第1部材、12・・・第2部材、50・
・・ターンテーブル、51・・・ハブ(受け部)、60
・・・第1マグネット、62・・・第2マグネット、6
4・・・第2スリーブ、66・・・固定シャフト、68
・・・コイル、70・・・コア、72・・・第1スリー
ブ、74・・・第1フランジ、76・・・第2フラン
ジ、80・・・ステータ板、110,120・・・ヘリ
ングボーン溝、140・・・オイル飛散防止部、200
・・・ディスク状記録媒体の支持装置、210・・・取
付凹部、220・・・リング状の固定具、230・・・
リング部材、250・・・鋼球、D・・・ディスク状記
録媒体、R・・・ロータ、S・・・ステータ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体をロータのターンテ
    ーブルに支持する支持装置であり、 前記ターンテーブルの外周部に形成され前記ディスク状
    記録媒体の内周部分を受ける受け部と、 前記ターンテーブルの外周部に形成された取付凹部と、 前記取付凹部にはめ込むことで前記ディスク状記録媒体
    の内周部分を前記受け部との間で挟み込んで支持するリ
    ング状の固定具と、 を備えることを特徴とするディスク状記録媒体の支持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記リング状の固定具は、スリット部を
    有する請求項1に記載のディスク状記録媒体の支持装
    置。
  3. 【請求項3】 前記リング状の固定具と複数の穴を有す
    るリング部材が一体的に固定されている請求項1に記載
    のディスク状記録媒体の支持装置。
  4. 【請求項4】 前記リング部材の穴には、前記ターンテ
    ーブルの回転時のバランスを取るための球体が圧入され
    る請求項3に記載のディスク状記録媒体の支持装置。
  5. 【請求項5】 複数の穴を有するリング部材が、前記リ
    ング状の固定具とは別体の部材として前記ターンテーブ
    ルに固定されている請求項1に記載のディスク状記録媒
    体の支持装置。
  6. 【請求項6】 前記リング部材の穴には、前記ターンテ
    ーブルの回転時のバランスを取るための球体が圧入され
    る請求項5に記載のディスク状記録媒体の支持装置。
  7. 【請求項7】 ディスク状記録媒体をロータのターンテ
    ーブルに支持する支持装置を有する情報記録再生装置で
    あり、 前記ターンテーブルの外周部に形成され前記ディスク状
    記録媒体の内周部分を受ける受け部と、 前記ターンテーブルの外周部に形成された取付凹部と、 前記取付凹部にはめ込むことで前記ディスク状記録媒体
    の内周部分を前記受け部との間で挟み込んで支持するリ
    ング状の固定具と、を備えることを特徴とする情報記録
    再生装置。
  8. 【請求項8】 前記リング状の固定具は、スリット部を
    有する請求項7に記載の情報記録再生装置。
  9. 【請求項9】 前記リング状の固定具と複数の穴を有す
    るリング部材が一体的に固定されている請求項7に記載
    の情報記録再生装置。
  10. 【請求項10】 前記リング部材の穴には、前記ターン
    テーブルの回転時のバランスを取るための球体が圧入さ
    れる請求項9に記載の情報記録再生装置。
  11. 【請求項11】 複数の穴を有するリング部材が、前記
    リング状の固定具とは別体の部材として前記ターンテー
    ブルに固定されている請求項7に記載の情報記録再生装
    置。
  12. 【請求項12】 前記リング部材の穴には、前記ターン
    テーブルの回転時のバランスを取るための球体が圧入さ
    れる請求項11に記載の情報記録再生装置。
JP2001256908A 2001-08-27 2001-08-27 ディスク状記録媒体の支持装置および情報記録再生装置 Withdrawn JP2003068000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001256908A JP2003068000A (ja) 2001-08-27 2001-08-27 ディスク状記録媒体の支持装置および情報記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001256908A JP2003068000A (ja) 2001-08-27 2001-08-27 ディスク状記録媒体の支持装置および情報記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003068000A true JP2003068000A (ja) 2003-03-07

Family

ID=19084662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001256908A Withdrawn JP2003068000A (ja) 2001-08-27 2001-08-27 ディスク状記録媒体の支持装置および情報記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003068000A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009019757A1 (ja) * 2007-08-06 2009-02-12 Fujitsu Limited 記憶装置
JP2013246842A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Samsung Electromechanics Japan Advanced Technology Co Ltd ディスク駆動装置
WO2022104521A1 (zh) * 2020-11-17 2022-05-27 杭州育锦科技有限公司 一种计算机硬盘用偏转自动纠正延长使用寿命的辅助设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009019757A1 (ja) * 2007-08-06 2009-02-12 Fujitsu Limited 記憶装置
JPWO2009019757A1 (ja) * 2007-08-06 2010-10-28 東芝ストレージデバイス株式会社 記憶装置
JP2013246842A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Samsung Electromechanics Japan Advanced Technology Co Ltd ディスク駆動装置
WO2022104521A1 (zh) * 2020-11-17 2022-05-27 杭州育锦科技有限公司 一种计算机硬盘用偏转自动纠正延长使用寿命的辅助设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3661853B2 (ja) スピンドルモータおよびスピンドルモータを有する情報記録再生装置
JP3925155B2 (ja) 軸受けユニットおよび軸受けユニットを有するモータ
US6316856B1 (en) Motor for rotating a disk-shaped information recording medium in a disk drive apparatus
JP2000306319A (ja) スピンドルモータとそれを用いた磁気ディスク装置
JP2008252968A (ja) 流体軸受装置およびそれを備えたスピンドルモータ、ディスク駆動装置およびその製造方法
US6801388B2 (en) Spindle motor and data recording/reproducing apparatus with dynamic-pressure fluid bearing supporting shaft and ball bearing support rotor
JP2003314534A (ja) 軸受けユニット、軸受けユニットを有するモータおよび電子機器
US8837078B2 (en) Rotating body for fluid dynamic bearing capable of being thinned and being improved in rotational accuracy and method of producing the rotating body for fluid dynamic bearing
JP2003068000A (ja) ディスク状記録媒体の支持装置および情報記録再生装置
JP2005155685A (ja) スピンドルモータ及びこれを用いた情報記録再生装置
JP2005045876A (ja) スピンドルモータ及びこれを用いた情報記録再生装置
JP2003314537A (ja) 軸受けユニット、軸受けユニットを有するモータおよび電子機器
JP2000235766A (ja) スピンドルモータとそれを用いたディスク装置
JP3862144B2 (ja) ディスク駆動用モータ
JP3736468B2 (ja) 軸受けユニット、軸受けユニットを有するモータおよび電子機器
JP2004028174A (ja) 軸受けユニットおよび軸受けユニットを有するモータ
JP2002281702A (ja) モータおよびディスクドライブ装置
WO2004084381A1 (ja) モータおよび記録媒体駆動装置
JP4113441B2 (ja) ディスクドライブ装置及びディスクカートリッジ
JP2009153310A (ja) スピンドルモータと、それを用いた情報装置およびスピンドルモータの製造方法
JP2007068281A (ja) モータ及びそれを備えたディスク装置
JP2003125553A (ja) スピンドルモータおよび情報記録再生装置
JP2003143802A (ja) モータおよび情報記録再生装置
JP2004139689A (ja) モータおよびモータを有する情報記録再生装置
JP2000257632A (ja) ディスク駆動装置の軸受け構造

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20081104