JP2002281702A - モータおよびディスクドライブ装置 - Google Patents
モータおよびディスクドライブ装置Info
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Abstract
少を小さくして作動効率の向上が図れるモータおよびデ
ィスクドライブ装置を提供すること。 【解決手段】 マグネット24の第1マグネット部98
のS極92とN極90の境界部94は、軸の方向に関し
て第1スキュー角θを設けて着磁されており、第2マグ
ネット部100のS極92とN極90の境界部94は、
軸の方向に関して第1スキュー角θとは逆向きであり第
1スキュー角θと同じ角度の第2スキュー角θを設けて
着磁されており、第1マグネット部のS極92と第2マ
グネット部のS極92が対応して位置し、第1マグネッ
ト部のN極90と第2マグネット部のN極90が対応し
て位置しており、第1マグネット部の境界部94と第2
マグネット部の境界部94はV字形を形成している。
Description
クや光磁気ディスクのようなディスク状の情報記録媒体
を回転させるためのモータおよびモータを有するディス
クドライブ装置に関するものである。
ドライブ装置により回転する。このディスクドライブ装
置のモータは、ステータと、通電することによりステー
タに対して回転するロータを有している。ロータは、軸
やロータヨーク等を有しており、このロータヨークはリ
ング状の駆動用のマグネットを有している。このマグネ
ットが発生する磁界とステータ側のコイルが発生する磁
界により、ロータはステータに対して回転する。ロータ
はディスク状の情報記録媒体を搭載しており、ディスク
状の情報記録媒体はロータとともに回転する。
のマグネットに対して着磁された着磁パターンの例を示
している。図10は、従来の別のマグネットの着磁パタ
ーンの例を示している。図9(A)に示すのは駆動用の
マグネット1000の平面図であり、図9の(B)はマ
グネット1000の断面図であり、図9の(C)はマグ
ネット1000の底面図である。同様にして図10の
(A)はマグネット1100の平面図であり、図10の
(B)はマグネット1100の断面図でり、図10の
(C)はマグネット1100の底面図である。
向に沿って12分割された状態でN極とS極が交互に着
磁されている。この着磁形式では、N極1010と、S
極1020の境界部1030が、ロータの回転軸(C
L)に沿って平行に形成されている。このようなN極と
S極の着磁パターンは、ストレート着磁パターンと呼ば
れている。各N極1010とS極1020は交互に合計
12極配列されている。図10の着磁パターンの例で
は、N極1110とS極1120はやはり12極交互に
配列されている。N極1110とS極1120の境界部
1130は、マグネット1100の端面1150に対し
て60度の角度で斜めに形成されている。すなわちロー
タの回転軸CLに対して30度傾けて形成されている。
ト着磁パターンを有するマグネット1000に比べて、
図10に示す60度のスキュー着磁パターンを有するマ
グネット1100は、たとえば薄型スピンドルモータ用
のマグネットとして用いる場合に、静的コギングを減少
できるために採用している。図10のマグネット110
0では、60度のスキュー角を有する境界線1130が
ストレート型のスキュー着磁パターンを形成している。
しかし、このような60度のスキュー角の着磁パターン
を有するマグネット1100を用いても、モータの静的
コギングは、約0.2mN・mであり、モータのロータ
の回転時に振動が生じてたとえば光ディスクや光磁気デ
ィスクを回転する際の機械的ノイズのトリガー要因とな
りやすい。またこのような60度のスキュー角の着磁パ
ターンを有するマグネット1100を用いると、コイル
が発生する磁界とマグネット1100が発生する磁界に
おける鎖交磁束(フラックス)の数が約20%減少して
しまい、フラックスロスが生じる。そこで本発明は上記
課題を解消し、静的コギングの値を小さくし、鎖交磁束
の減少を小さくして作動効率の向上が図れるモータおよ
びディスクドライブ装置を提供することを目的としてい
る。
ータと、通電することにより前記ステータに対して回転
するロータを有するモータであり、前記ロータは、被搭
載物を搭載する搭載部と、前記搭載部に固定された軸
と、前記搭載部に設けられたロータヨークと、前記ロー
タヨークの内周面に沿って設けられたリング状の駆動用
のマグネットとを有し、前記ステータは、前記ロータの
前記軸を回転可能に支持する軸受け機構部と、通電する
ことにより磁界を発生して前記マグネットの磁界とによ
り前記ロータを前記ステータに対して前記軸を中心に回
転させるコイルとを有し、前記マグネットは、S極とN
極が交互に円周方向に関して配列されている第1マグネ
ット部と、S極とN極が交互に円周方向に関して配列さ
れている第2マグネット部とで構成されており、前記第
1マグネット部の前記S極と前記N極の境界部は、前記
軸の方向に関して第1スキュー角を設けて着磁されてお
り、前記第2マグネット部の前記S極と前記N極の境界
部は、前記軸の方向に関して前記第1スキュー角とは逆
向きであり前記第1スキュー角と同じ角度の第2スキュ
ー角を設けて着磁されており、前記第1マグネット部の
前記S極と前記第2マグネット部の前記S極が対応して
位置し、前記第1マグネット部の前記N極と前記第2マ
グネット部の前記N極が対応して位置しており、前記第
1マグネット部の前記境界部と前記第2マグネット部の
前記境界部はV字形を形成していることを特徴とするデ
ィスクドライブ装置である。
とN極が交互に円周方向に関して配列されている。第2
マグネット部もS極とN極が交互に円周方向に関して配
列されている。第1マグネット部のS極とN極は、軸の
方向に関して第1スキュー角を設けて着磁されている。
第2マグネット部のS極とN極は、軸の方向に関して第
1スキュー角とは逆向きの第2スキュー角を設けて着磁
されている。第2スキュー角は、第1スキュー角とは逆
向きであるが、第1スキュー角と同じ角度である。第1
マグネット部のS極と第2マグネット部のS極が対応し
て位置しており、第1マグネット部のN極と第2マグネ
ット部のN極が対応して位置している。第1マグネット
部の境界部と第2マグネット部の境界部はV字形であ
る。
有するストレート型の着磁パターンを有するマグネット
に比べて、静的なコギングを約50%削減することがで
きるとともに、駆動用のマグネットの通過する鎖交磁束
の減少を防いで鎖交磁束の通過量を多くすることができ
る。静的コギングを改善することにより、モータあるい
はモータを有するディスクドライブ装置を電子機器に搭
載した場合に、その電子機器のシャーシとの相互作用に
よる振動や機械ノイズの発生を緩和することができる。
タにおいて、前記第1スキュー角と第2スキュー角は4
5度である。請求項2では、第1スキュー角と第2スキ
ュー角がともに45度であると、特に効率よく静的コギ
ングの削減を図り、駆動用のマグネットの鎖交磁束の減
少を減らすことができる。
ことにより前記ステータに対して回転するロータを有す
るモータを備え、前記ロータとともにディスク状の情報
記録媒体を回転するディスクドライブ装置であり、前記
モータの前記ロータは、前記ディスク状の情報記録媒体
を搭載する搭載部と、前記搭載部に固定された軸と、前
記搭載部に設けられたロータヨークと、前記ロータヨー
クの内周面に沿って設けられたリング状の駆動用のマグ
ネットとを有し、前記モータの前記ステータは、前記ロ
ータの前記軸を回転可能に支持する軸受け機構部と、通
電することにより磁界を発生して前記マグネットの磁界
とにより前記ロータを前記ステータに対して前記軸を中
心に回転させるコイルとを有し、前記マグネットは、S
極とN極が交互に円周方向に関して配列されている第1
マグネット部と、S極とN極が交互に円周方向に関して
配列されている第2マグネット部とで構成されており、
前記第1マグネット部の前記S極と前記N極の境界部
は、前記軸の方向に関して第1スキュー角を設けて着磁
されており、前記第2マグネット部の前記S極と前記N
極の境界部は、前記軸の方向に関して前記第1スキュー
角とは逆向きであり前記第1スキュー角と同じ角度の第
2スキュー角を設けて着磁されており、前記第1マグネ
ット部の前記S極と前記第2マグネット部の前記S極が
対応して位置し、前記第1マグネット部の前記N極と前
記第2マグネット部の前記N極が対応して位置してお
り、前記第1マグネット部の前記境界部と前記第2マグ
ネット部の前記境界部はV字形を形成していることを特
徴とするディスクドライブ装置である。
とN極が交互に円周方向に関して配列されている。第2
マグネット部もS極とN極が交互に円周方向に関して配
列されている。第1マグネット部のS極とN極は、軸の
方向に関して第1スキュー角を設けて着磁されている。
第2マグネット部のS極とN極は、軸の方向に関して第
1スキュー角とは逆向きの第2スキュー角を設けて着磁
されている。第2スキュー角は、第1スキュー角とは逆
向きであるが、第1スキュー角と同じ角度である。第1
マグネット部のS極と第2マグネット部のS極が対応し
て位置しており、第1マグネット部のN極と第2マグネ
ット部のN極が対応して位置している。第1マグネット
部の境界部と第2マグネット部の境界部はV字形であ
る。
有するストレート型の着磁パターンを有するマグネット
に比べて、静的なコギングを約50%削減することがで
きるとともに、駆動用のマグネットの通過する鎖交磁束
の減少を防いで鎖交磁束の通過量を多くすることができ
る。静的コギングを改善することにより、モータあるい
はモータを有するディスクドライブ装置を電子機器に搭
載した場合に、その電子機器のシャーシとの相互作用に
よる振動や機械ノイズの発生を緩和することができる。
スクドライブ装置において、前記第1スキュー角と第2
スキュー角は45度である。請求項4では、第1スキュ
ー角と第2スキュー角がともに45度であると、特に効
率よく静的コギングの削減を図り、駆動用のマグネット
の鎖交磁束の減少を減らすことができる。
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
ィスクドライブ装置の例を示している。図1に示すディ
スクドライブ装置1は、モータ10と、光学ピックアッ
プ12を有している。モータ10はロータ14とステー
タ16を有している。ロータ14は、軸20と、ロータ
ヨーク22、駆動用のメインのマグネット24およびタ
ーンテーブル30を有している。ターンテーブル30
は、たとえば真鍮により作られており、図示しないチャ
ッキング用の部材によりディスクDを着脱可能に保持す
る機能を有している。すなわちチャッキング用の部材の
マグネットと、ターンテーブル30のヨーク30Aの間
に生じる磁力により、ディスクDがターンテーブル30
の上に着脱可能に搭載して保持することができる。ある
いは、ターンテーブル30にはヨーク30Aに代えて保
持用のマグネットを配置し、このマグネットがディスク
Dのチャッキング用の部材を磁気的に吸引してディスク
Dをターンテーブル30の上に着脱可能に搭載して保持
することもできる。このターンテーブル30は、被搭載
物であるディスクDを搭載する搭載部である。
であり、たとえばDVD(デジタル多用途ディスク)、
CD(コンパクトディスク、光ディスク)、CD−RO
M(コンパクトディスクを用いた読み出し専用メモ
リ)、光磁気ディスクの一種であるMD(ミニディス
ク)やハードディスクのような磁気ディスク、その他の
種類のディスクであっても勿論構わない。光学ピックア
ップ12は、たとえばディスクDに記憶されている情報
を光学的に読み出す機能を有しており、レーザ光のよう
な光PをディスクDに照射することにより、その戻り光
を受光してディスクDの情報を光学的に読み取ることが
できる。しかし光学ピックアップ12は、このような情
報を読み取るだけではなくディスクDに対して情報を書
き込むような記憶再生機能を有していても勿論構わな
い。
(たとえばSUS420)により作られており、軸20
の上端部にはターンテーブル30がたとえば圧入により
固定されている。ロータ14のロータヨーク22は、ロ
ータケースとも呼ばれておりたとえば鉄板により作られ
ている。駆動用のメインのマグネット24は、円周方向
に沿ってN極とS極が交互に多極着磁されたものであ
り、ロータヨーク22の内周面に対してたとえば接着に
より固定されている。マグネット24はたとえばネオジ
焼結材により作られている。この他に、ターンテーブル
30の下面側、すなわちステータ16に対面する側に
は、ロータストッパ14Aが突出して設けられている。
このロータストッパ14Aはたとえばステンレス鋼によ
り作られている。
る。ステータ16は、概略的にはステータ配線板40、
鉄芯42、コイル44、ハウジング50、軸受けホルダ
ー60、軸受け70を有している。このコイル44に対
してベースともいうステータ配線板40を介して外部か
ら所定の通電パターンにより通電することで、コイル4
4の磁界とロータ14のマグネット24の磁界が相互作
用して、ロータ14が軸20を中心としてステータ16
に対して回転する。ステータ配線板40はハウジング5
0を支持するための支持板(ベース)の一例であり、金
属または通常のプリント基板等を採用することができ
る。メインハウジングとも呼んでいるハウジング50
は、金属、たとえばステンレス鋼により作られている。
円筒状の軸受けホルダー60は、金属、たとえばステン
レス鋼により作られている。円筒状の軸受け70は、メ
タル軸受けやプラスチック軸受けのいずれをも採用する
ことができる。鉄芯42とコイル44は軸受けホルダー
60に固定されている。
0が収容されている。この円筒状の軸受け70は軸受け
ホルダー60の中にたとえば圧入により固定されてい
る。ハウジング50の内底面には、スラスト受け51が
配置されており、軸20の下端部を回転可能に支持して
いる。これにより、軸20は軸受け70とスラスト受け
51により中心軸CLを中心として回転可能である。軸
受けホルダー60の上端部にはハウジングフック部61
が形成されている。このハウジングフック部61は、ロ
ータストッパ14Aとかみ合うことにより、ロータ14
がEとは反対方向に抜け出るのを防止する。
タ10は、いわゆる薄型のスピンドルモータであるが、
このモータ10のロータ14の駆動用のマグネット24
に対する着磁形態を工夫することにより、モータ10に
おける静的コギングや振動を小さくする改善を行ってい
る。
マグネット24の着磁例を示している。図3(A)はマ
グネット24の平面図であり、図3(B)はマグネット
24の断面構造例を示し、図3(C)はマグネット24
の底面図である。マグネット24は、N極90とS極9
2が交互に多極着磁されたリング状のマグネットであ
る。図3(A)と図3(C)に示すように、マグネット
24のN極90とS極92は、境界部94により隣接し
て配置されている。図3(B)に示すように、マグネッ
ト24は、中心軸CLを中心とするリング状の部材であ
るが、このマグネット24の中心線96は、中心軸CL
に対して直交する方向であり、リング状のマグネット2
4の周囲に沿っている。この中心線96を中心として、
マグネット24は第1マグネット部98と第2マグネッ
ト部100を有している。図3(A)では第1マグネッ
ト部98側を示しており、図3(C)では第2マグネッ
ト部100側を示している。第1マグネット部98で
は、N極90とS極92が円周方向に関して交互に配列
されている。同様にして第2マグネット部100におい
ても、N極90とS極92が交互に円周方向に関して配
列されている。
中心軸CLに対して第1スキュー角θ分だけ傾けて形成
されている。同様にして第2マグネット部100の各境
界部94も、第2スキュー角θだけ傾けて形成されてい
る。第1スキュー角θは、最も好ましくは45度であ
り、中心軸CLに対して45度傾いている。これに対し
て第2マグネット部100の第2スキュー角θは、第1
スキュー角θと同じ角度であるが、その第1スキュー角
θとは逆向きの角度で傾いている。従って、第1マグネ
ット部98の境界部94と第2マグネット部100の境
界部94の各組は、中心線96に沿ってV字形を形成し
ている。第1マグネット部98のS極92と第2マグネ
ット部100のS極92は対応した位置にあり、第1マ
グネット部98のN極90と第2マグネット部100の
N極90も対応した位置にある。
は、最も好ましくは45度であるが、たとえば45〜5
0度の角度であってもよい。このように第1マグネット
部98と第2マグネット部100の境界部94に対して
それぞれ第1スキュー角θと第2スキュー角θを設定し
て、これらの第1スキュー角θと第2スキュー角θが中
心線96を中心として左右対称形状になるように、第1
マグネット部98と第2マグネット部100のN極とS
極を着磁することにより、従来用いられている図10に
示す60度のスキュー角を有するストレートタイプの境
界部1130を有する着磁パターンに比べて、特性改善
効果がある。すなわち、たとえば45度のスキュー角の
着磁パターンで図3のようにマグネット24を着磁形成
することにより、従来の60度スキュー角のストレート
タイプの着磁パターンで着磁形成するマグネットに比べ
て、静的コギングは減少できるが、鎖交磁束量はほとん
ど減らない。たとえば図3のような着磁パターンに形成
すると、静的コギングは従来の60度スキュー角の着磁
パターンに比べて、0.2mN・mから0.1mN・m
に改善でき、改善前に比べると約50%静的コギングの
値を減少することができる。このように静的コギングを
減少することにより、モータ10を有するディスクドラ
イブ装置1を電子機器のシャーシに実装した場合に、デ
ィスクドライブ装置1とシャーシとの相互作用による振
動の発生や機械ノイズの発生が緩和できる。
24が発生する磁界と、ステータ16のコイル44が発
生する磁界との鎖交磁束数の減少は、10〜15%程度
であり60度スキュー角のストレートタイプの従来のマ
グネットを用いる場合の鎖交磁束数の減少が20%とな
るのに比べて、鎖交磁束の減少を防止してモータの作動
効率を改善できる。この場合に、図1のロータ14は軸
20を中心としてステータ16に対してたとえば400
0rpmで回転する。
磁パターンを有するマグネット24を着磁形成する着磁
形成方法の一例について説明する。図4(A)は、マグ
ネットの着磁装置200を示す平面図であり、図4
(B)は図4(A)のA−Aにおける着磁装置200の
第1着磁用ヨーク201の断面構造例である。図4
(C)は第1着磁用ヨーク201の底面図である。
マグネット24を示している。着磁装置200は、図5
に示すように第1着磁用ヨーク201と第2着磁用ヨー
ク202と磁性材料たとえば鉄製の鉄部材500を有し
ている。第1着磁用ヨーク201の溝220には、図4
(B)に示す要領で着磁用コイル204が2ターンずつ
巻かれている。この時の着磁用コイル204を巻くため
のスキュー角θはたとえば45度に合わせてある。同様
にして図5に示す第2着磁用ヨーク202の溝224に
も着磁用コイル206が着磁用コイル204と同様の要
領で巻かれる。ただし図5に示すように、第1着磁用ヨ
ーク201のスキュー角θと第2着磁用ヨーク202の
スキュー角θは、同じ角度でたとえば45度であるが、
逆方向である。
磁用ヨーク201と第2着磁用ヨーク202は、図5に
示すように接着剤により貼り付けられる。つまり、第1
着磁用ヨーク201の貼り付け面210と第2着磁用ヨ
ーク202の貼り付け面212が接着剤により貼り付け
られる。この状態では、第1着磁用ヨーク201の着磁
用コイル204と第2着磁用ヨーク202の着磁用コイ
ル206は、貼り付け面210,212に関して左右対
称形状となっており、貼り付け面210,212に沿っ
てV字形を形成している。着磁用コイル204は、第1
着磁用ヨーク201に形成された溝220にはめ込まれ
て配置されている。同様にして第2着磁用ヨーク202
の着磁用コイル206は溝224にはめ込まれて配置さ
れている。図5に示すように着磁用コイル204,20
6は、着磁電源300に接続され、着磁電圧を供給可能
である。
より着磁される着磁方法について説明する。まず着磁装
置200の第1着磁用ヨーク201と第2着磁用ヨーク
202を用意し、この第1着磁用ヨーク201と第2着
磁用ヨーク202の中に、マグネット24を図6(A)
に示すように挿入する。そしてマグネット24の中には
図5に示す円柱状の鉄部材250を図6(B)に示すよ
うに挿入する。
磁用コイル204,206に対して着磁電圧を供給す
る。この時の着磁電圧は、たとえば1200V/600
μFである。このように着磁用コイル204,206を
介して着磁電圧を与えることにより、マグネット24は
図3(A)〜図3(C)に示すような特徴的な45度ス
キュー角を有する着磁パターンで着磁することができ
る。マグネット24の図3(B)の第1マグネット部9
8は図6(B)の第1着磁用ヨーク201で着磁され、
マグネット24の図3(B)の第2マグネット部100
は図6(B)の第2着磁用ヨーク202で着磁される。
この時に、図6(B)に示すように、第1着磁用ヨーク
201と第2着磁用ヨーク202の貼り付け面210,
212と、マグネット24の中心線96が一致するよう
にして、マグネット24が第1着磁用ヨーク201と第
2着磁用ヨーク202の中に配置される。
ット24が、たとえば45度のスキュー角の着磁パター
ンで着磁された後に、このマグネット24は図1のロー
タヨーク22の内周面に対して接着剤により固定され
る。図1のコイル44は、円周方向に沿ってたとえば9
極配列されている。このコイル44に対して所定の通電
パターンで外部から通電することにより、コイル44の
発生する磁界と、マグネット24が発生する磁界が相互
作用することにより、ロータ14は軸20を中心として
ステータ16の軸受けホルダー60に対して中心軸CL
を中心として回転する。つまりディスクDはロータ14
と一体となって回転する。この時にロータ14がE方向
と反対方向に抜け出ようとする場合であっても、ロータ
ストッパ14Aが軸受けホルダー60のハウジングフッ
ク部61に引っ掛かることから、ロータ14がステータ
16から抜け出ることなく、ロータ14はステータ16
に対して安定して回転する。すでに述べたような本発明
の実施の形態のマグネット24の着磁パターンにするこ
とにより、静的コギングの値がたとえば50%削減され
る。静的コギングの値の改善により、機械的な振動や機
械的なノイズの発生が緩和される。従って、ディスクD
の情報を再生する場合やあるいはディスクDに対して情
報を記録する場合に、振動の発生や機械的ノイズの発生
を抑えることができるというメリットがある。図8
(A)は本発明のモータの実施の形態におけるロータの
回転角度に対するトルク変動を示し、図8(B)は従来
のスキュー角なしのモータにおけるロータの回転角度に
対するトルク変動を示している。これによれば、本発明
の実施の形態では明らかにトルク変動が減少しており、
静的コギングが改善している。
8と第2マグネット部100におけるN極とS極の境界
部94がV字形の傾きの形態になっているので、図1の
マグネット24の磁界とコイル44の磁界との鎖交磁束
の減少は、従来の60度スキュー角を有するストレート
型の境界部の着磁パターンが20%であったのに比べて
10〜15%まで下げることができる。このことからモ
ータの動作上の効率を上げることができる。このように
薄型スピンドルモータのようなモータのロータ側のマグ
ネットに対する着磁パターンに工夫をして、マグネット
の着磁パターンを、図3に示すようにマグネット24の
中心線96に対して左右対称のV字形形状にすることに
より、静的コギングや振動成分を減少して、駆動に必要
なマグネットフラックスの磁束密度も約10%程度の減
少に抑えることができる。
角θと第2スキュー角θが、共に45度であるが、45
度〜50度の角度の範囲で設定することができる。もし
第1スキュー角θと第2スキュー角θが45度よりも小
さいと、静コギング(Cogging)の効果が減少す
るので好ましくない。また第1スキュー角θと第2スキ
ュー角θが50度よりも大きいと、投影面積である着磁
パターン面積が減少し、結果的にはマグネットフラック
ス(磁束)が減ることになる。
いる。図7に示す着磁装置2000は、図5の着磁装置
200とは異なり一体構造の着磁用ヨーク2001を有
している。この着磁用ヨーク2001には、V字形の溝
2003が形成されている。この着磁用の溝2003に
は着磁用コイル2005が配置されている。このよう
に、一体構造の着磁用ヨーク2001のV字形の溝20
03に対して着磁用コイル2005をはめ込む形式であ
ると、図7の部分Cに拡大して示すように、V字形の溝
2003に対してコイル2005の形状が追随できず
に、コイル2005の中央部分2007が湾曲状態にな
ってしまう。このようにコイル2005が湾曲状態にな
ってしまうと、図3(B)に示すようなマグネット24
に対して第1スキュー角と第2スキュー角のいずれも頂
点が鋭角となっているV字形の境界部94を着磁形成す
ることができなくなってしまう。このような欠点を解消
するために、図5に示すように、本発明では着磁装置2
00は第1着磁用ヨーク201と第2着磁用ヨーク20
2に分けてあらかじめそれぞれ着磁用コイル204,2
06を巻き付けた後に、第1着磁用ヨーク201の貼り
付け面210と第2着磁用ヨーク202の貼り付け面2
12を貼り付けて一体形成する。これによって、すでに
述べた図7の部分Cに示すようなコイル2005が湾曲
部分2007を形成してしまうという問題が改善できる
というメリットがある。なお、コギング(coggin
g)とは、モータで生ずるトルク変動および速度の周期
的変動であり、ロータの磁極がステータの磁極を通過す
るさいに磁束が急激に変動することによって発生する現
象のことである。従って、磁束が変化する際にロータの
着磁にスキュー角をつければ、磁束の変化が滑らかに移
動することができ、磁気吸引の変化はスキュー角が小さ
くなればなるほど効果がでる。反面、投影面積の減少に
より磁束のロスが多くなり特性が出にくい結果となる。
静的コギングの値を小さくし、鎖交磁束の減少を小さく
して作動効率の向上が図れる。
スクドライブ装置の好ましい実施の形態を示す断面図。
例を示す図。
合の第1着磁用ヨークの例を示す図。
ヨークと、別部材およびマグネットを示す図。
ークの中に挿入された後に、鉄部材がマグネットの中に
挿入された状態を示す図。
クの比較例を示す図。
度に対するトルクの変動の例と、従来のスキュー角がな
いストレートの着磁パターンにおける角度に対するトル
クの変動を示す図。
図。
ンの例を示す図。
4・・・ロータ、16・・・ステータ、24・・・ロー
タのマグネット、30・・・ターンテーブル(搭載
部)、90・・・N極、92・・・S極、94・・・S
極とN極の境界部、96・・・マグネットの中心線、9
8・・・第1マグネット部、100・・・第2マグネッ
ト部、CL・・・中心軸、D・・・ディスク(ディスク
状の情報記録媒体)、θ・・・第1スキュー角と第2ス
キュー角
Claims (4)
- 【請求項1】 ステータと、通電することにより前記ス
テータに対して回転するロータを有するモータであり、 前記ロータは、 被搭載物を搭載する搭載部と、前記搭載部に固定された
軸と、前記搭載部に設けられたロータヨークと、前記ロ
ータヨークの内周面に沿って設けられたリング状の駆動
用のマグネットとを有し、 前記ステータは、 前記ロータの前記軸を回転可能に支持する軸受け機構部
と、通電することにより磁界を発生して前記マグネット
の磁界とにより前記ロータを前記ステータに対して前記
軸を中心に回転させるコイルとを有し、 前記マグネットは、S極とN極が交互に円周方向に関し
て配列されている第1マグネット部と、S極とN極が交
互に円周方向に関して配列されている第2マグネット部
とで構成されており、 前記第1マグネット部の前記S極と前記N極の境界部
は、前記軸の方向に関して第1スキュー角を設けて着磁
されており、前記第2マグネット部の前記S極と前記N
極の境界部は、前記軸の方向に関して前記第1スキュー
角とは逆向きであり前記第1スキュー角と同じ角度の第
2スキュー角を設けて着磁されており、前記第1マグネ
ット部の前記S極と前記第2マグネット部の前記S極が
対応して位置し、前記第1マグネット部の前記N極と前
記第2マグネット部の前記N極が対応して位置してお
り、前記第1マグネット部の前記境界部と前記第2マグ
ネット部の前記境界部はV字形を形成していることを特
徴とするモータ。 - 【請求項2】 前記第1スキュー角と第2スキュー角は
45度である請求項1に記載のモータ。 - 【請求項3】 ステータと、通電することにより前記ス
テータに対して回転するロータを有するモータを備え、
前記ロータとともにディスク状の情報記録媒体を回転す
るディスクドライブ装置であり、 前記モータの前記ロータは、 前記ディスク状の情報記録媒体を搭載する搭載部と、前
記搭載部に固定された軸と、前記搭載部に設けられたロ
ータヨークと、前記ロータヨークの内周面に沿って設け
られたリング状の駆動用のマグネットとを有し、 前記モータの前記ステータは、 前記ロータの前記軸を回転可能に支持する軸受け機構部
と、通電することにより磁界を発生して前記マグネット
の磁界とにより前記ロータを前記ステータに対して前記
軸を中心に回転させるコイルとを有し、 前記マグネットは、S極とN極が交互に円周方向に関し
て配列されている第1マグネット部と、S極とN極が交
互に円周方向に関して配列されている第2マグネット部
とで構成されており、 前記第1マグネット部の前記S極と前記N極の境界部
は、前記軸の方向に関して第1スキュー角を設けて着磁
されており、前記第2マグネット部の前記S極と前記N
極の境界部は、前記軸の方向に関して前記第1スキュー
角とは逆向きであり前記第1スキュー角と同じ角度の第
2スキュー角を設けて着磁されており、前記第1マグネ
ット部の前記S極と前記第2マグネット部の前記S極が
対応して位置し、前記第1マグネット部の前記N極と前
記第2マグネット部の前記N極が対応して位置してお
り、前記第1マグネット部の前記境界部と前記第2マグ
ネット部の前記境界部はV字形を形成していることを特
徴とするディスクドライブ装置。 - 【請求項4】 前記第1スキュー角と第2スキュー角は
45度である請求項3に記載のディスクドライブ装置。
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JP2001078589A JP4797264B2 (ja) | 2001-03-19 | 2001-03-19 | モータおよびディスクドライブ装置 |
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JP4797264B2 JP4797264B2 (ja) | 2011-10-19 |
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- 2001-03-19 JP JP2001078589A patent/JP4797264B2/ja not_active Expired - Fee Related
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