JP2003067011A - シーケンスプログラムにおける未定義デバイス編集方法 - Google Patents

シーケンスプログラムにおける未定義デバイス編集方法

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JP2003067011A
JP2003067011A JP2001252212A JP2001252212A JP2003067011A JP 2003067011 A JP2003067011 A JP 2003067011A JP 2001252212 A JP2001252212 A JP 2001252212A JP 2001252212 A JP2001252212 A JP 2001252212A JP 2003067011 A JP2003067011 A JP 2003067011A
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program
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Ryuichi Murata
龍一 村田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】シーケンスプログラム中に未定義デバイスが存
在する場合、該未定義デバイスを仮定義付けして編集処
理を続行可能にすることができ、未定義デバイスが存在
する場合、産業機械の動作を禁止することができる。 【解決手段】産業機械を所定動作させるシーケンスプロ
グラムを作業メモリから読み出して編集する際に、作業
メモリからシーケンスプログラムを読み出す際に未定義
デバイスを検索し、未定義デバイスが存在する場合にシ
ーケンスプログラム中の未定義デバイスを仮定義デバイ
スに置換して編集を続行可能にすると共に未定義デバイ
ス警告情報を出力する。作業メモリからシーケンスプロ
グラムの読み出しが終了した際に検出された未定義デバ
イスリスト情報を出力することにより産業機械との関連
が未定義の未定義デバイスを定義デバイスへ修正するこ
とを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、シーケンスプログ
ラムにおいて産業機械との関係が定義付けられていない
未定義デバイス編集方法、詳しくはシーケンスプログラ
ム中でデバイスとして記述されているが被制御対象であ
る産業機械との関連が定義付けられてい内変数(以下、
未定義デバイスという)を、正しく定義付けしてシーケ
ンスプログラムを実行可能に編集するシーケンスプログ
ラムにおける未定義デバイス編集方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】各種産業機械をシーケ
ンス制御するには、マンマシンインターフェース部とプ
ロセスインターフェース部を有したプログラマブルコン
トローラ(以下、PCという)を使用して各動作ステッ
プ毎に入力条件と出力条件とを記述したシーケンスプロ
グラムを作成した後、該シーケンスプログラムに基づい
て産業機械を所定動作させている。
【0003】該シーケンスプログラム中で使用する全て
のデバイスは、産業機械との関係が定義付けられていな
ければならないが、この関連が定義されていない場合に
はコンピュータ上における未定義デバイスのアドレス自
体が存在しないため、該未定義デバイスを含むシーケン
スプログラムでは産業機械を所定動作させることができ
なかった。
【0004】このため、シーケンスプログラムを維持管
理するPCのシステムプログラムは、シーケンスプログ
ラムの読込み時に未定義デバイスを検出すると、該デバ
イスを定義付けるように警告処理し、定義付けが完了す
るまでシーケンスプログラムの編集を禁止していた。
【0005】そしてオペレータは未定義デバイスの存在
が警告されると、シーケンスプログラムの全てをチェッ
クして未定義デバイスの存在箇所を確認した後に未定義
デバイスを定義付けしなければならず、この確認作業に
多大な労力と時間がかかり、シーケンスプログラムの編
集作業効率を著しく低下させると共に作成コストを増大
させていた。
【0006】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたもので、その課題とする処は、シーケ
ンスプログラム中に未定義デバイスが存在する場合、該
未定義デバイスを一時的に仮定義付けして編集処理を続
行可能にすることにより編集作業効率を向上することが
できるシーケンスプログラムにおける未定義デバイス編
集方法を提供することにある。
【0007】又、本発明の他の課題は、シーケンスプロ
グラム中に未定義デバイスが存在しても、上記した仮定
義デバイスにより編集続行を可能にするが、未定義デバ
イスが存在するシーケンスプログラムによる産業機械の
動作を禁止して誤動作を防止することができるシーケン
スプログラムにおける未定義デバイス編集方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、産業機械を所
定動作させるシーケンスプログラムを作業メモリから読
み出して編集する際に、?.作業メモリからシーケンス
プログラムを読み出す際に未定義デバイスを検索し、未
定義デバイスが存在する場合にシーケンスプログラム中
の未定義デバイスを仮定義デバイスに置換して編集を続
行可能にすると共に未定義デバイス警告情報を出力す
る、?.作業メモリからシーケンスプログラムの読み出
しが終了した際に検出された未定義デバイスリスト情報
を出力することにより産業機械との関連が未定義の未定
義デバイスを定義デバイスへ修正することを可能にする
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施形態】以下に実施形態を示す図に従って本
発明を説明する。図1に示すようにPC1はシーケンス
プログラムを作成する際のマンマシンインターフェース
部と、作成したシーケンスプログラムにより産業機械3
を所定動作させるプロセスインターフェース部とから構
成される。
【0010】該PC1は公知のもので、CPU5、プロ
グラムメモリ7、作業メモリ9、制御プログラムメモリ
11、タイマ13、入力部15、出力部17及び設定部
19とから構成される。
【0011】その内、プログラムメモリ7は産業機械3
を各ステップ毎に所定動作させるシーケンスプログラム
を作成したり、本発明に係る未定義デバイスを検索して
編集処理を支援可能にするシステムプログラムデータを
記憶する。作業メモリ9は編集途中のシーケンスプログ
ラムを一時的に記憶する作業領域9aと、各デバイスの
定義情報を記憶するデバイス領域9b及び作成されたシ
ーケンスプログラムに未定義デバイスが存在する場合に
未定義デバイスリスト情報を記憶する未定義デバイスリ
スト領域9c等を有している。
【0012】制御プログラムメモリ11は作成されたシ
ーケンスプログラム中に未定義デバイスがない場合に、
産業機械3を所定動作させるのに必要な実行モジュール
データを記憶する。設定部19はシーケンスプログラム
を作成したり、編集したりする際に、各ステップ毎の入
力条件や出力条件を入力するためのキーボードやスイッ
チ、入力された入出力条件を、例えばラダープログラミ
ング言語で表示するLCD、CRT等の表示装置19
a、表示データを印字するプリンタ等のプログラミング
ツールにより構成される。
【0013】入力部15は設定部19から入力された入
力条件及び出力条件を、また産業機械に設けられた各種
センサからの信号をCPU5に入力させる。又、出力部
17は制御プログラムメモリ11に記憶されたシーケン
スプログラムの実行モジュールデータを産業機械の夫々
の出力部材へ出力して所定動作させる。
【0014】上記したPC1を使用したシーケンスプロ
グラムの作成方法は公知のため、その説明を省略し、ラ
ダープログラム言語により作成されたシーケンスプログ
ラムに未定義デバイスが存在する際の修正支援方法等に
ついて説明する。
【0015】プログラマーは、産業機械の各動作ステッ
プ毎に、産業機械を所定動作させるのに必要な各種検出
器からの信号、タイマ信号等の各種入力条件と、該入力
条件に応答して動作するリレー、モータ、電磁ソレノイ
ド等の出力部材に関する各種出力条件からなるシーケン
スプログラムをラダープログラム形式で作成して作業領
域9aに記憶させる。
【0016】このとき、シーケンスプログラムに使用さ
れている入力条件や出力条件のデバイス(変数)自体、
本来的には産業機械との関係において定義付けられて所
定のアドレスを有していなければならないが、一部には
上記した関係において所定のアドレスを有しない未定義
デバイスが存在する場合がある。
【0017】このため、プログラマーが作業領域9aに
記憶されたシーケンスプログラムを編集するためにシー
ケンスプログラムを、例えば各動作に応じて分割された
構成単位(モジュール)毎に読み出した際、CPU5は
システムプログラムに基づいて開いたモジュール中に未
定義デバイスが存在するか否かを検索する。
【0018】上記説明はシーケンスプログラムをモジュ
ール毎に読み出す際に未定義デバイスを検索するものと
したが、読み出し及び検索処理をモジュール単位ではな
く、全体としてもよいことは勿論である。
【0019】そして読み出されるシーケンスプログラム
中に未定義デバイスが存在する場合には、図2に示すよ
うに表示装置19aに未定義デバイス警告メッセージを
表示させると共にアドレスを持たない未定義デバイス
を、仮アドレスで登録された未定義デバイス識別記号、
例えば記号「UNKNOWN」の仮定義デバイスへ置換する。
なお、未定義デバイスに仮定義される仮定義デバイスの
仮アドレス情報、識別記号情報は予めデバイス領域9b
に記憶されるもので、上記の記号「UNKNOWN」に限定さ
れるものではない。
【0020】なお、上記説明は表示装置19aに未定義
デバイス警告メッセージを表示するものとしたが、該メ
ッセージのほかに警報ブザーを鳴動させたり、警告等を
点灯してプログラマーにシーケンスプログラム中に未定
義デバイスが存在することを警告してもよい。
【0021】また、CPU5はシーケンスプログラムの
モジュール中に未定義デバイスを検出した際に、上記し
た仮定義デバイス「UNKNOWN」に置換された未定義デバ
イスに関する各種情報を未定義デバイスリスト領域9c
に記憶して後述する読み込み処理が終了した際に未定義
デバイスリストを作成して表示させる。
【0022】編集しようとするシーケンスプログラムを
モジュール単位で読込み処理を続行するには図2に示す
「OK」ボタンをクリックすると、図3に示すように表
示装置19aに表示されたラダープログラムの未定義デ
バイスを上記した仮定義デバイス「UNKNOWN」に表示変
えする。
【0023】そしてモジュール単位毎のシーケンスプロ
グラムの読み込みが終了すると、表示装置上に表示され
たラダープログラム画面上に未定義デバイスリスト領域
9cに記憶された未定義デバイスリストを読み出して重
ね表示させる。
【0024】未定義デバイスリスト情報としては、図4
に示すように(1).未定義デバイスとして検索対象にな
ったモジュール名称と検出件数を含む検索処理報告メッ
セージ、(2).未定義デバイスが検出されたモジュール
名称、(3).検出された未定義デバイスの明細で、a.モ
ジュール中において未定義デバイスが出現した順番で開
始数を1とした通し番号、b.未定義デバイスの検索元モ
ジュールの開始行を1として未定義デバイスがある行数
を示す異常ステップ、c.デバイス未定義命令、d.未定義
デバイスの名称である引き数、e.未定義デバイス記号か
らなる。
【0025】尚、図4に示す未定義デバイスリスト画面
においては、表示された未定義デバイスリスト情報を記
憶して保存するための「保存」ボタン、該情報を印刷す
る「印刷」ボタン及び画面を破棄する「キャンセル」ボ
タンが夫々表示される。
【0026】上記したようにシーケンスプログラムの読
込み処理時に未定義デバイスを検索し、未定義デバイス
が検出される毎に未定義デバイス警告メッセージを表示
してプログラマーに警告し、また読み込みが終了した際
には未定義デバイスを仮定義した仮定義デバイスとして
の「UNKNOWN」に置換したラダープログラムを表示する
と共に該ラダープログラム画面上に未定義デバイスリス
トを重ね表示させることにより。プログラマーに対して
シーケンスプログラム中に存在する未定義デバイスを告
知して定義デバイスへの修正を支援する。
【0027】次に、未定義デバイスの修正方法を説明す
る。仮定義デバイス「UNKNOWN」として表示された未定
義デバイスを所定のデバイスに定義付けするには、図4
に示すラダープログラムに重ね表示された未定義デバイ
スリストの画面を消した後に、図5に示すように未定義
デバイスが仮定義デバイス「UNKNOWN」に置換されたラ
ダープログラム画面の下部に表示されたファンクション
バー「書込み」ボタンをクリックした後にカーソルを移
動操作してラダープログラム中の仮定義デバイス「UNKN
OWN」箇所を指定する。これにより該指定箇所の仮定義
デバイス「UNKNOWN」を反転表示させる。
【0028】そして該状態にて「実行キー」を押下する
と、図6に示すようにラダープログラム画面に未定義デ
バイスである仮定義デバイス「UNKNOWN」を定義付けす
るための入力ダイアログボックスを重ね表示させる。
【0029】該入力ダイアログは図7に示すように左側
ボックスに命令選択ウィンドウが、また右側ボックスに
命令の引き数入力ウィンドウが表示される。その内の命
令選択ウィンドウは右側のプルダウンメニューボタンを
クリックすると、入力可能な命令リストが表示され、そ
の内から所望の命令を選択可能になっている。
【0030】今、図5に示す仮定義デバイス「UNKNOW
N」を選択して実行キーをクリックすると、図8に示す
ように入力ダイアログの命令選択ウィンドウに選択され
た命令が、また引き数入力ウィンドウに仮定義デバイス
「UNKNOWN」が夫々表示される。
【0031】そして図9に示すように入力ダイアログ中
の命令選択ウィンドウにおいて修正しようとするラダー
プログラムにおける所望の命令、本例においては「拡
張」を選択した後に引き数入力ウィンドウに表示された
仮定義デバイス「UNKNOWN」を定義付けされた正しい定
義デバイス名称に訂正入力した後に「実行キー」を押下
することによりラダープログラム中の仮定義デバイス
「UNKNOWN」を正しい定義デバイス名及び引き数、本例
にあっては定義デバイス及び「KEY」、引き数「0」に表
示変えして確定させる(図10参照)。
【0032】これにより前画面(図5及び図6)におい
て仮定義デバイス「UNKNOWN」として表示されていた未
定義デバイスを定義デバイス「KEY 0」に修正する。
【0033】上記操作によりラダープログラム中の未定
義デバイスである仮定義デバイス「UNKNOWN」を正して
定義デバイスに変更してラダープログラム中から未定義
デバイスを排除してシーケンスプログラムを編集する。
【0034】上記したようにシーケンスプログラム中の
未定義デバイスである仮定義デバイス「UNKNOWN」を順
に指定した後に入力ダイアログボックスにより正しい定
義デバイスを入力して修正することによりシーケンスプ
ログラム中の未定義デバイスを正しい定義デバイスに変
更して編集を実行する。
【0035】上記した入力ダイアログボックスにより未
定義デバイスを定義デバイスに修正するほかに置換ダイ
アログボックスを使用して複数の未定義デバイスを定義
デバイスに修正することもできる。
【0036】即ち、図11に示すように仮定義デバイス
「UNKNOWN」を含むラダープログラム画面における「編
集」メニュー中の「置換」をクリックすると、図12に
示すようにラダープログラム画面に置換ダイアログボッ
クスを重ね表示させる。
【0037】置換ダイアログボックスは、図13に示す
ように置換元デバイスウィンドウ、置換先デバイスウィ
ンドウを有し、置換元デバイスウィンドウのプルダウン
ボタンをクリックすると、過去に設定された仮定義デバ
イス「UNKNOWN」を含むデバイスの一覧名称を展開さ
せ、その中から所望の置換元デバイス名を選択可能にす
る。デバイスの一覧名称中に置換しようとするデバイス
名称がない場合には該ウィンドウ中に新規のデバイス名
称をキー入力することにより設定する。また、置換先デ
バイスのプルダウンボタンをクリックすると、過去に設
定されたデバイスの一覧名称を展開させ、その中から所
望の置換先デバイス名を選択可能にする。プルダウンメ
ニューに所望のデバイス名称がない場合には、該ウィン
ドウに所望のデバイス名称をキー入力して設定する。
【0038】尚、置換ダイアログボックスには「次を検
索」ボタン、「置換」ボタン、「全てを置換」ボタン、
「キャンセル」ボタンが設けられている。
【0039】今、ラダープログラム中の未定義デバイス
である仮定義デバイス「UNKNOWN」を正しい定義デバイ
ス「KEY」に変更するには、置換ダイアログボックスの
置換元ウィンドウに「UNKNOWN」を、また置換先ウィン
ドウに「KEY」を夫々入力する(図12参照)。
【0040】そしてラダープログラム中の仮定義デバイ
ス「UNKNOWN」を定義デバイス「KEY」へ個別に変更
するには、図14に示すように「置換」ボタンをクリッ
クすると、図13に示すようにラダープログラム中にお
いて最初に検索された仮定義デバイス「UNKNOWN」を定
義デバイス「KEY」に置換して表示させる。
【0041】このとき、画面上においては、図15に示
すように次に検索された仮定義デバイス「UNKNOWN」が
選択される。そして次に選択された仮定義デバイス「UN
KNOWN」を定義デバイス「KEY」へ変更するには「置換」
ボタンを、変更しない場合には「次を検索」ボタンを選
択してクリックすることによりラダープログラム中にお
ける仮定義デバイス「UNKNOWN」を、選択的に定義デバ
イスへ置換処理してシーケンスプログラムの編集を行
う。
【0042】この置換処理においてラダープログラム中
に存在する仮定義デバイス「UNKNOWN」の全てを定義フ
ァイル「KEY」へ一括変更するには、図16に示すよう
に置換ダイアログボックス中の「全てを変換」ボタンを
クリックすると、図17に示すようにラダープログラム
中における仮定義デバイス「UNKNOWN」の全てを自動的
に検出して定義デバイス「KEY」へ一括変更させる。
【0043】上記した方法により未定義デバイスを所望
の正しい定義デバイスへ修正するが、シーケンスプログ
ラムの編集途中、即ち、シーケンスプログラム中に仮定
義デバイス「UNKNOWN」を含む未定義デバイスが存在す
る場合であっても、該シーケンスプログラムを保存する
ことができる。このような場合で次回の編集処理時に
は、上記と同様にシーケンスプログラムの読み込みに伴
って仮定義デバイス「UNKNOWN」を含む未定義デバイス
を検索し、未定義デバイスが検出される毎に未定義デバ
イス警告メッセージを表示してプログラマーに未定義デ
バイスが存在することを警告する。
【0044】上記したようにPC1はシーケンスプログ
ラム中に未定義デバイスが存在した状態でも編集可能に
するために保存できるようになっている。このため、未
定義デバイスが存在したままの状態でシーケンスプログ
ラムを実行モジュールデータに変換して産業機械を動作
させる自体が想定される。この場合にあっては実行モジ
ュール自体、未定義デバイスを含んでいるため、産業機
械を所定動作させることができない。
【0045】このため、本実施形態は、作業領域9aに
記憶されたシーケンスプログラムを産業機械を所定動作
させるための実行モジュールデータに変換する際にPC
1が実行モジュール作成モードに切り換えられると、C
PU5は作業領域9aに記憶されたシーケンスプログラ
ムを読み出す際に未定義デバイスを検索し、読み出され
たシーケンスプログラムに未定義デバイスを検出する
と、図18に示すように表示装置19aに未定義デバイ
ス警告メッセージを表示して読み出されたシーケンスプ
ログラムを実行モジュールデータへ変換する処理を禁止
する。
【0046】これにより未定義デバイスを含むシーケン
スプログラムにより産業機械を動作させるのを禁止して
誤動作を防止する。なお、実行モジュールデータを作成
する際に未定義デバイスが検出されたシーケンスプログ
ラムは、上記した編集処理により未定義デバイスを、所
望の正しい定義デバイスへ変更修正される。
【0047】本実施形態は、シーケンスプログラムの編
集時に未定義デバイスが検出されると、該未定義デバイ
スが存在することを警告する警告メッセージを出力して
プログラマーに警告すると共に未定義デバイスを仮アド
レスを有する仮定義デバイスに置き換えて編集処理の続
行を可能にすることによりシーケンスプログラムの編集
処理を効率的に行うことを可能にする。
【0048】また、未定義デバイスを仮定義デバイスに
置き換えて編集処理の続行を可能にした結果、未定義デ
バイスを含むシーケンスプログラムにより産業機械を動
作させる自体が想定される。これを防止するため、シー
ケンスプログラムを、産業機械を動作させるための実行
モジュールデータに変換する際に未定義デバイスの検索
処理を実行し、未定義デバイスが検出された際には警告
メッセージを出力すると共に実行モジュールデータへの
変換を禁止して未定義デバイスを含むシーケンスプログ
ラムにより産業機械が動作されるのを防止して安全性を
確保することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、シーケンスプログラム中に未
定義デバイスが存在する場合、該未定義デバイスを一時
的に仮定義付けして編集処理を続行可能にすることによ
り編集作業効率を向上することができる。また、シーケ
ンスプログラム中に未定義デバイスが存在しても、上記
した仮定義デバイスにより編集続行を可能にするが、未
定義デバイスが存在するシーケンスプログラムによる産
業機械の動作を禁止して誤動作を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】PCの制御概略を示す電気的ブロック図であ
る。
【図2】未定義デバイス警告メッセージ画面を示す説明
図である。
【図3】仮定義デバイスに置き換えたラダープログラム
の表示画面を示す説明図である。
【図4】未定義デバイスリストの表示画面を示す説明図
である。
【図5】シーケンスプログラムの編集画面を示す説明図
である。
【図6】入力ダイアログ画面を示す説明図である。
【図7】入力ダイアログの説明図である。
【図8】入力ダイアログの選択画面を示す説明図であ
る。
【図9】入力ダイアログの入力状態を示す説明図であ
る。
【図10】シーケンスプログラムの修正確定状態を示す
説明図である。
【図11】シーケンスプログラムの置換編集画面を示す
説明図である。
【図12】置換ダイアログの表示状態を示す説明図であ
る。
【図13】置換ダイアログの説明図である。
【図14】都度置換処理状態を示す説明図である。
【図15】都度置換状態を示す説明図である。
【図16】一括置換処理状態を示す説明図である。
【図17】一括置換状態を示す説明図である。
【図18】実行モジュール作成時における未定義デバイ
ス警告メッセージ画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1−PC、5−CPU、7−プログラムメモリ、9−作
業メモリ、11−制御プログラムメモリ、19−設定部
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月23日(2001.8.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、産業機械を所
定動作させるシーケンスプログラムを作業メモリから読
み出して編集する際に、(1).作業メモリからシーケン
スプログラムを読み出す際に未定義デバイスを検索し、
未定義デバイスが存在する場合にシーケンスプログラム
中の未定義デバイスを仮定義デバイスに置換して編集を
続行可能にすると共に未定義デバイス警告情報を出力す
る、(2).作業メモリからシーケンスプログラムの読み
出しが終了した際に検出された未定義デバイスリスト情
報を出力することにより産業機械との関連が未定義の未
定義デバイスを定義デバイスへ修正することを可能にす
ることを特徴とする。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】産業機械を所定動作させるシーケンスプロ
    グラムを作業メモリから読み出して編集する際に以下の
    処理により産業機械との関連が未定義の未定義デバイス
    を定義デバイスへ修正することを可能にするシーケンス
    プログラムにおける未定義デバイス編集方法。 ?.作業メモリからシーケンスプログラムを読み出す際
    に未定義デバイスを検索し、未定義デバイスが存在する
    場合にシーケンスプログラム中の未定義デバイスを仮定
    義デバイスに置換して編集を続行可能にすると共に未定
    義デバイス警告情報を出力する。 ?.作業メモリからシーケンスプログラムの読み出しが
    終了した際に検出された未定義デバイスリスト情報を出
    力する。
  2. 【請求項2】シーケンスプログラムにおける未定義デバ
    イスの検索はプログラムの構成単位毎に実行する請求項
    1のシーケンスプログラムにおける未定義デバイス編集
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1に以下の処理を付加したシーケン
    スプログラムにおける未定義デバイス編集方法。 ?.表示されたシーケンスプログラム中における未定義
    デバイスを指定する。 ?.指定された未定義デバイスを産業機械との関連が定
    義された定義デバイスに指定する。 ?.シーケンスプログラム中の未定義デバイスを指定さ
    れた定義デバイスに置換処理する。
  4. 【請求項4】シーケンスプログラム中の未定義デバイス
    を指定された定義デバイスに置換処理する際に都度置換
    処理する請求項3のシーケンスプログラムにおける未定
    義デバイス編集方法。
  5. 【請求項5】シーケンスプログラム中の未定義デバイス
    を指定された定義デバイスに置換処理する際に一括置換
    処理する請求項3のシーケンスプログラムにおける未定
    義デバイス編集方法。
  6. 【請求項6】作業メモリに記憶されたシーケンスプログ
    ラム中に未定義デバイスが存在する場合には、該シーケ
    ンスプログラムを産業機械を所定動作させる実行シーケ
    ンスプログラムへの変換を禁止する請求項1又は3のシ
    ーケンスプログラムにおける未定義デバイス編集方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013038541A1 (ja) * 2011-09-15 2013-03-21 三菱電機株式会社 ラダープログラム作成装置

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