JP2003066518A - 電子閃光装置 - Google Patents
電子閃光装置Info
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- JP2003066518A JP2003066518A JP2001256227A JP2001256227A JP2003066518A JP 2003066518 A JP2003066518 A JP 2003066518A JP 2001256227 A JP2001256227 A JP 2001256227A JP 2001256227 A JP2001256227 A JP 2001256227A JP 2003066518 A JP2003066518 A JP 2003066518A
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- Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
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Abstract
どの異常信号による電子閃光装置の破壊を防止すること
を目的とする。 【解決手段】 閃光発光を行う閃光発光回路と、発光開
始信号の入力に応じて閃光発光回路に発光用の電力を供
給し、発光停止信号の入力に応じて閃光発光回路への電
力を遮断する発光制御回路と、異常信号によって閃光発
光回路に電力が供給される事態を、発光制御回路の回路
動作から未然に検出して、閃光発光回路に対する電力供
給を阻止する保護回路とを備えて、電子閃光装置を構成
する。
Description
して閃光発光を行う電子閃光装置に関する。
AR TRANSISTOR)などの駆動素子を発光管と直列に接続
して発光制御を行う電子閃光装置が知られている(例え
ば、特開昭64−17033号公報や特開平4−271
64号公報)。この種の電子閃光装置は、被写体への照
射光量が適正光量となるように、駆動素子をオン/オフ
制御する。
被写体の反射率が高い、カメラ側の撮像感度が高い、
レンズの撮影F値が明るいなどの条件がいくつか重な
ると、発光開始の直後、被写体への照射光量が適正光量
にすぐ到達する。このようなケースでは、駆動素子のオ
ン直後に、駆動素子がオフ動作に転ずる。
ート電圧に応じて、コレクタ電流の最大定格値が定めら
れている。図3は、このようなゲート電圧と最大定格コ
レクタ電流との関係を示す図である。
動素子のゲート電圧が完全に上昇しきらず、オン電圧を
超えた程度の低い電圧を推移する。このような低いゲー
ト電圧では、コレクタ電流の最大定格値は、図3に示す
ように低い値にとどまる。
って発光開始直後の励起状態にあり、管内のインピーダ
ンスは極めて低い状態にある。さらに、この発光開始時
には、発光管の両端に高電圧が印加される。
素子がオフ動作に転ずると、最大定格コレクタ電流が低
い状態にあるにも係わらず、駆動素子に大きなコレクタ
電流が流れる。
クタ電流が最大定格コレクタ電流を一瞬でも越えてしま
うと、駆動素子の特性を損う、駆動素子の寿命を縮
める、駆動素子が破壊されて電子閃光装置が最悪発光
しなくなる、などの不具合が危惧される。
7号公報において、発光開始信号が出力された後の一定
期間は発光停止信号を無効にする手段と、発光停止信号
が出力された後の一定期間は発光開始信号を無効にする
手段とを備えた電子閃光装置を開示している。この従来
考案の構成では、発光開始信号の出力後の一定期間、発
光停止信号が無効にされる。したがって、上述のような
駆動素子が最大定格を越えてしまう事態を確実に回避す
ることが可能になり、駆動素子の破壊等を防止できる。
乾燥した環境下では、静電気が発生する。この静電気に
よる放電パルスが電子閃光装置の回路に万一作用した場
合、発光開始信号の入力なしに駆動素子が導通し、発光
を開始してしまう事態が予想される。
ため、駆動素子のスイッチング動作は安定せず、発光開
始直後に発光停止してしまうことが予想される。この場
合も、駆動素子が最大定格を一瞬越えてしまうおそれが
あり、駆動素子の破壊等が心配される。
光装置の回路内の複数箇所に同時に作用することによ
り、回路上において発光開始シーケンスと発光停止シー
ケンスとが僅かな時間差で発生することも予想される。
このケースにおいても、発光開始直後に発光停止するお
それがあり、駆動素子の破壊等が心配される。
7号公報)では、発光開始信号の入力を契機にして、発
光停止信号を無効にする。そのため、上述のように、静
電気などを契機に(すなわち発光開始信号の入力なし
に)発生する不具合には万全に対処することが難しかっ
た。そこで、本発明は、静電気などの異常信号による電
子閃光装置の破壊を未然に防止することを目的とする。
ため、本発明は下記のように構成される。
閃光発光を行う閃光発光回路と、発光開始信号の入力に
応じて閃光発光回路に発光用の電力を供給し、発光停止
信号の入力に応じて閃光発光回路への電力を遮断する発
光制御回路と、異常信号によって閃光発光回路に電力が
供給される事態を、発光制御回路の回路動作から未然に
検出して、閃光発光回路に対する電力供給を阻止する保
護回路とを備える。
閃光発光を行う閃光発光回路と、発光開始信号の入力に
応じて閃光発光回路に発光用の電力を供給し、発光停止
信号の入力に応じて閃光発光回路への電力を遮断する発
光制御回路と、発光開始信号の入力がない状態において
閃光発光回路に電力が供給される事態を、発光制御回路
の回路動作から未然に検出して、閃光発光回路に対する
電力供給を阻止する保護回路とを備える。
閃光発光を行う閃光発光回路と、発光開始信号の入力に
応じて閃光発光回路に発光用の電力を供給し、発光停止
信号の入力に応じて閃光発光回路への電力を遮断する発
光制御回路と、異常信号によって閃光発光回路に電力が
供給される事態を、発光制御回路の回路動作から検出し
て、閃光発光回路に対する電力遮断を阻止する保護回路
とを備える。
閃光発光を行う閃光発光回路と、発光開始信号の入力に
応じて閃光発光回路に発光用の電力を供給し、発光停止
信号の入力に応じて閃光発光回路への電力を遮断する発
光制御回路と、発光開始信号の入力がない状態において
閃光発光回路に電力が供給される事態を、発光制御回路
の回路動作から検出して、閃光発光回路に対する電力遮
断を阻止する保護回路とを備える。
求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子閃光装置
において、保護回路が、阻止の開始タイミングを高速化
するための高速化対策回路を備えたことを特徴とする。
ける実施の形態を説明する。
求項1,2,5に対応した実施形態である。図1は、電
子閃光装置11の主要回路を示す図である。図1におい
て、電子閃光装置11は、発光制御回路12、閃光発光
回路13および保護回路14を備えて構成される。
Q4、駆動素子IGBT、ツェナーダイオードZD1、
抵抗R1〜R10、およびコンデンサC1から構成され
る。閃光発光回路13は、発光管Xe、ダイオードD
1、抵抗R11、トリガトランスT1、インダクタL
1、およびコンデンサC2〜C3から構成される。保護
回路14は、トランジスタQ11〜Q12、ダイオード
D11、抵抗R21〜R27、およびスピードアップコ
ンデンサCsから構成される。以下、正常時/異常時の
動作に分けて、電子閃光装置11の動作を説明する。
る電子閃光装置11の動作について説明する。カメラな
どから入力される発光開始信号TGは、抵抗R4を介し
てトランジスタQ2をオンさせる。このトランジスタQ
2のオン動作に連動して、トランジスタQ1がオンし、
トランジスタQ1のコレクタには、電源ラインの電圧V
ccHがおおよそ出力される。
TGを抵抗R24を介して検知し、トランジスタQ11
をオンさせる。その結果、トランジスタQ4のベースが
接地され、トランジスタQ4はオフ状態を維持する。こ
の状態で、トランジスタQ1のコレクタ電圧は、オフ状
態のトランジスタQ4に邪魔されることなく、抵抗R6
および抵抗R9を介して駆動素子IGBTのゲートに伝
達される。
ジスタQ1のコレクタ電圧により上昇し、ツェナダイオ
ードZD1のツェナー電圧に制限される。このツェナー
電圧は、駆動素子IGBTがオン状態を安定的に継続す
る上で、最適な電圧値である。このようなゲート電圧に
より駆動素子IGBTがオンすると、コンデンサC2の
充電電圧(VccH)は、ダイオードD1、駆動素子I
GBTおよびインダクタL1からなる閉ループ内を通っ
て放電される。このとき、閉ループ内ではLC共振が生
じる。そのため、ダイオードD1のアノード側は、所定
の共振周期の後に、おおよそ−VccHまで電圧が低下
する。この瞬間、発光管Xeの両端には、VccHの略
2倍の電圧が印加される。
り、コンデンサC3に充電されていた電圧が、トリガト
ランスT1の一次側および駆動素子IGBTを通って放
電される。このとき、トリガトランスT1の二次側に
は、数千ボルトのトリガ電圧が瞬間的に誘起される。こ
のトリガ電圧は、発光管Xeのトリガ端子に印加され、
発光管Xe内のガスを励起する。その結果、管内のイン
ピーダンスが急激に下がる。
では放電現象が開始し、発光管Xeは発光を開始する。
このような発光開始の後、カメラ側または電子閃光装置
11側の調光回路(不図示)は、調光動作を実行する。
この調光回路からは、被写体への照射光量が適正量に達
した時点で、発光停止信号STPが出力される。
してトランジスタQ3をオンさせる。すると、トランジ
スタQ2のベース電圧が接地電位まで低下し、トランジ
スタQ2およびトランジスタQ1は強制的にオフされ
る。また、この発光停止信号STPは、抵抗R22を介
してトランジスタQ12をオンさせる。その結果、トラ
ンジスタQ11のベース電圧が接地電位まで低下し、ト
ランジスタQ11は強制的にオフされる。
状態のトランジスタQ11に邪魔されることなく、ダイ
オードD11およびスピードアップコンデンサCsを介
して、トランジスタQ4のベースに与えられる。その結
果、トランジスタQ4はオンし、駆動素子IGBTのゲ
ート電圧が接地電位まで低下する。したがって、駆動素
子IGBTがオフし、発光管Xeの閃光発光が停止す
る。
TGの入力がない状態で、異常信号によってトランジス
タQ1がオンした場合の回路動作について説明する。オ
ン状態のトランジスタQ1のコレクタには、ほぼVcc
Hの電圧が出力される。
コレクタ電圧は、抵抗R6,R9を介して、駆動素子I
GBTのゲートにそのまま伝達される。その結果、駆動
素子IGBTがオンし、発光ミスが生じてしまう。とこ
ろが、保護回路14は、このトランジスタQ1のコレク
タ電圧上昇を、抵抗R21およびスピードアップコンデ
ンサCsを介して逸早く検知し、トランジスタQ4をオ
ンさせる。このオン動作は、駆動素子IGBTのゲート
がオン電圧まで上昇する前に実行される。その結果、駆
動素子IGBTのゲート電圧は途中から消失動作に転
じ、駆動素子IGBTはオフ状態をそのまま維持する。
したがって、発光ミスが未然に防止される。
たように、第1の実施形態では、保護回路14が、発光
開始信号TGの入力なしに、トランジスタQ1のコレク
タ電圧が上昇する異常事態を検出する。保護回路14
は、この異常事態に対処してトランジスタQ4をオンさ
せる。その結果、駆動素子IGBTのオン動作を防止
し、閃光発光回路13への電力供給を未然に阻止でき
る。したがって、異常信号による不安定動作により駆動
素子IGBTが破壊されるおそれがなくなる。
ミスを防止するので、電子閃光装置11の動作信頼性を
高めることが可能になる。
並列にスピードアップコンデンサCsを設ける。このス
ピードアップコンデンサCsは、トランジスタQ4がオ
ンオフするタイミングを高速化する。したがって、駆動
素子IGBTのゲートがオン電圧に到達するよりも十分
早く、トランジスタQ4をオンさせることが可能にな
る。その結果、異常信号による発光開始の回路シーケン
スに先行して、電子閃光装置11の発光開始を逸早く確
実に阻止することが可能になる。次に、別の実施形態に
ついて説明する。
求項3〜5に対応した実施形態である。図2は、電子閃
光装置31の主要回路を示す図である。図2において、
電子閃光装置31は、発光制御回路12、閃光発光回路
13、および保護回路34を備えて構成される。
回路13については、第1の実施形態と同様の回路構成
である。一方、保護回路34は、トランジスタQ31〜
Q34、ダイオードD31、抵抗R31〜R42、スピ
ードアップコンデンサCr、コンデンサC31から構成
される。
る電子閃光装置31の動作について説明する。カメラな
どから入力される発光開始信号TGは、発光制御回路1
2に入力される。発光制御回路12は、この発光開始信
号TGを契機に、第1の実施形態と同様の回路シーケン
スを実行し、駆動素子IGBTをオンさせる。閃光発光
回路13は、駆動素子IGBTのオン動作により、発光
管Xeの発光を開始する。
にも入力される。この保護回路34では、発光開始信号
TGが、ダイオードD31および抵抗R37を介して、
コンデンサC31に充電される。発光停止信号STPが
正常なタイミングで保護回路34に与えられると、コン
デンサC31の充電電圧を電源として、トランジスタQ
34、Q33が順次にオンする。このとき、トランジス
タQ33のコレクタには、コンデンサC31の充電電圧
がおおよそ出力される。このコレクタ電圧は、抵抗R8
を介してトランジスタQ3をオンさせる。すると、トラ
ンジスタQ2のベース電圧が接地電位まで低下し、トラ
ンジスタQ2およびトランジスタQ1が強制的にオフさ
れる。
は、抵抗R32を介してトランジスタQ32をオンさせ
る。その結果、トランジスタQ31のベース電圧が接地
電位まで低下し、トランジスタQ31は強制的にオフさ
れる。この状態で、トランジスタQ33のコレクタ電圧
は、オフ状態のトランジスタQ31に邪魔されることな
く、抵抗R36を介して、トランジスタQ4のベースに
与えられる。その結果、トランジスタQ4はオンし、駆
動素子IGBTのゲート電圧が接地電位まで低下する。
そのため、駆動素子IGBTがオフし、発光管Xeの閃
光発光が停止する。
のケースに分けて、異常時の動作を説明する。
力がない状態で、発光開始信号TGの入力なしに異常
信号によってトランジスタQ1がオンし、その後に発
光停止信号STPが入力された場合の回路動作について
説明する。この場合、トランジスタQ1のオン動作によ
り、駆動素子IGBTがオンし、発光管Xeは発光を開
始する。
TGの入力が事前になかったため、コンデンサC31は
充電されていない。そのため、発光開始後に発光停止信
号STPが入力されても、トランジスタQ34、Q33
はオンせず、発光停止の回路シーケンスが発生しない。
その結果、ケース1では、発光開始後の発光停止が阻止
され、駆動素子IGBTの破壊が防止される。
が、トランジスタQ1およびトランジスタQ4の順番
に、僅かな時間差で作用するケースについて説明する。
この場合、静電気によるトランジスタQ1のオン動作に
より、駆動素子IGBTがオンし、発光管Xeは発光を
開始する。
STPの入力がないため、トランジスタQ33およびト
ランジスタQ32はオフ状態を維持する。この状態で、
保護回路34は、トランジスタQ1のコレクタ電圧をス
ピードアップコンデンサCrを介して迅速に検知して、
トランジスタQ31をオンさせる。その結果、トランジ
スタQ4のベースは、トランジスタQ31によって速や
かに接地される。
ジスタQ4のベースに作用しても、接地状態のベース電
圧は上昇せず、トランジスタQ4はオフ状態を維持す
る。したがって、発光停止の回路シーケンスは起動せ
ず、発光開始直後の発光停止を確実に阻止することがで
きる。その結果、ケース2においても、駆動素子IGB
Tの破壊等を防止できる。
力直後に、発光停止信号STPが入力される場合の回路
動作について一応説明する。この場合、発光開始信号T
Gによって、トランジスタQ1および駆動素子IGBT
がオンし、発光管Xeは発光を開始する。
TGの入力直後のため、コンデンサC31が十分に充電
されていない。そのため、発光開始の直後に発光停止信
号STPが入力されても、トランジスタQ34、Q33
はオンせず、発光停止の回路シーケンスが起動しない。
その結果、ケース3においても、発光開始直後の発光停
止が阻止され、駆動素子IGBTの破壊が防止される。
たように、第2の実施形態では、保護回路34が、発光
開始信号TGの入力なしに閃光発光回路13に電力が供
給される異常事態を検出する。保護回路34は、この異
常状態に対処して、発光停止動作を阻止する。そのた
め、発光開始信号なしに閃光発光回路が発光を万一開始
した場合、発光は直ちに中断されない。したがって、発
光開始した直後に発光停止が起こるといった状況が回避
され、駆動素子の破壊等を未然に防止することが可能に
なる。
然に防ぐ必要がないので、保護回路34に要求される動
作速度が、第1の実施形態に比べて低くなる。そのた
め、保護回路34の設計が容易になるといった利点もあ
る。さらに、発光開始を未然に防ぐ必要がない点から、
発光開始を防げないようなタイミング的に厳しい状況に
おいても、駆動素子IGBTを確実に保護できるといっ
た利点もある。
タQ1のコレクタと、トランジスタQ31のベースとの
間に、スピードアップコンデンサCrを設ける。このス
ピードアップコンデンサCrは、トランジスタQ31が
オンオフするタイミングを高速化する。したがって、静
電気などによるトランジスタQ4のベース電圧上昇を逸
早く阻止することが可能になる。
は、保護回路が、発光制御回路の回路動作の段階で、異
常信号によって閃光発光回路に電力が供給される異常事
態を検出する。保護回路は、この異常事態に対処して閃
光発光回路に対する電力供給を阻止する。したがって、
異常信号による発光を未然に防止することができる。そ
の結果、異常信号が発生しても発光自体が起こらず、電
子閃光装置の破壊を防止することが可能になる。また、
このような動作では、異常信号による発光ミスを併せて
防止できるので、電子閃光装置の動作信頼性を高めるこ
とも可能になる。
は、保護回路が、発光開始信号の入力なしに閃光発光回
路に電力が供給される異常事態を検出する。保護回路
は、この異常状態に対処して、閃光発光回路に対する電
力供給を阻止する。したがって、発光開始信号の入力が
ないにも係わらず閃光発光回路が発光するといった異常
動作を未然に防止することができる。その結果、発光自
体を未然に防止して、電子閃光装置の破壊を防止するこ
とが可能になる。また、このような動作では、発光開始
信号の入力なしに生じる発光ミスを併せて防止できるの
で、電子閃光装置の動作信頼性を高めることも可能にな
る。
は、保護回路が、発光制御回路の回路動作の段階で、異
常信号によって閃光発光回路に電力が供給される異常事
態を検出する。保護回路は、この異常事態に対処して閃
光発光回路に対する電力遮断を阻止する。そのため、異
常信号により閃光発光回路が発光を万一開始した場合で
も、発光は直ちに中断されない。したがって、異常信号
によって発光開始した直後に発光停止が起こるといった
状況が回避され、電子閃光装置の破壊を適切に防止する
ことが可能になる。また、このような動作では、発光開
始を未然に防ぐ必要がないので、保護回路に要求される
動作速度が一般に低い。そのため、保護回路の設計が容
易になるといった利点もある。さらに、発光開始を防げ
ないようなタイミング的に厳しい状況においても、発光
制御回路を確実に保護できるといった利点もある。
は、保護回路が、発光開始信号の入力なしに閃光発光回
路に電力が供給される異常事態を検出する。保護回路
は、この異常状態に対処して、閃光発光回路に対する電
力遮断を阻止する。そのため、発光開始信号なしに閃光
発光回路が発光を万一開始した場合、発光は直ちに中断
されない。したがって、発光開始した直後に発光停止が
起こるといった状況が回避され、電子閃光装置の破壊を
適切に防止することが可能になる。また、このような動
作では、発光開始を未然に防ぐ必要がないので、保護回
路に要求される動作速度が一般に低い。そのため、保護
回路の設計が容易になるといった利点もある。さらに、
発光開始を防げないようなタイミング的に厳しい状況に
おいても、発光制御回路を確実に保護できるといった利
点もある。
求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子閃光装置
において、保護回路が、阻止の開始タイミングを高速化
するための高速化対策回路を備えたことを特徴とする。
請求項1および請求項2の電子閃光装置では、この高速
化対策回路を備えることにより、異常発生に迅速に対処
して、発光開始を逸早く阻止することが可能になる。ま
た、請求項3および請求項4の電子閃光装置では、この
高速化対策回路を備えることにより、異常発生に迅速に
対処して、発光停止を逸早く阻止することが可能にな
る。したがって、この高速化対策回路により、電子閃光
装置の破壊をより確実に防止することが可能になる。
タ)の最大定格を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 閃光発光を行う閃光発光回路と、 発光開始信号の入力に応じて前記閃光発光回路に発光用
の電力を供給し、発光停止信号の入力に応じて前記閃光
発光回路への電力を遮断する発光制御回路と、 異常信号によって前記閃光発光回路に電力が供給される
事態を、前記発光制御回路の回路動作から未然に検出し
て、前記閃光発光回路に対する電力供給を阻止する保護
回路とを備えたことを特徴とする電子閃光装置。 - 【請求項2】 閃光発光を行う閃光発光回路と、 発光開始信号の入力に応じて前記閃光発光回路に発光用
の電力を供給し、発光停止信号の入力に応じて前記閃光
発光回路への電力を遮断する発光制御回路と、 前記発光開始信号の入力がない状態において前記閃光発
光回路に電力が供給される事態を、前記発光制御回路の
回路動作から未然に検出して、前記閃光発光回路に対す
る電力供給を阻止する保護回路とを備えたことを特徴と
する電子閃光装置。 - 【請求項3】 閃光発光を行う閃光発光回路と、 発光開始信号の入力に応じて前記閃光発光回路に発光用
の電力を供給し、発光停止信号の入力に応じて前記閃光
発光回路への電力を遮断する発光制御回路と、 異常信号によって前記閃光発光回路に電力が供給される
事態を、前記発光制御回路の回路動作から検出して、前
記閃光発光回路に対する電力遮断を阻止する保護回路と
を備えたことを特徴とする電子閃光装置。 - 【請求項4】 閃光発光を行う閃光発光回路と、 発光開始信号の入力に応じて前記閃光発光回路に発光用
の電力を供給し、発光停止信号の入力に応じて前記閃光
発光回路への電力を遮断する発光制御回路と、 前記発光開始信号の入力がない状態において前記閃光発
光回路に電力が供給される事態を、前記発光制御回路の
回路動作から検出して、前記閃光発光回路に対する電力
遮断を阻止する保護回路とを備えたことを特徴とする電
子閃光装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載の電子閃光装置において、 前記保護回路は、前記阻止の開始タイミングを高速化す
るための高速化対策回路を備えたことを特徴とする電子
閃光装置。
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