JP2003065646A - 電子冷却装置 - Google Patents
電子冷却装置Info
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- JP2003065646A JP2003065646A JP2001292573A JP2001292573A JP2003065646A JP 2003065646 A JP2003065646 A JP 2003065646A JP 2001292573 A JP2001292573 A JP 2001292573A JP 2001292573 A JP2001292573 A JP 2001292573A JP 2003065646 A JP2003065646 A JP 2003065646A
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- fin
- cooling
- cooling device
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
- F25B2321/025—Removal of heat
- F25B2321/0251—Removal of heat by a gas
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ペルチェ素子を利用した保冷庫用の電子冷却
装置において、冷却フィンの結露水は今まで庫内の容器
に貯留させたり、放熱フィン側へ排水し水受皿に貯留し
た上で蒸散させることにより処理していたが、満水時に
は捨てる手間がかかり、また満水検知ができずに放置さ
れ溢れ出た水により装置内部を汚染したり床面を濡らす
恐れがあった。 【解決手段】 冷却フィンの結露水を放熱フィン面に導
き、放熱フィンの熱により蒸散させ、且つ、放熱フィン
の下部に水受皿を設けて蒸散しきれずに滴下した結露水
を受ける。水受皿の水は放熱フィン冷却用に設けたファ
ンからの風により蒸散を促進させ、それでも蒸散しきれ
ずに残った結露水は保冷庫利用者に検知可能な正面側に
廃棄させる。
装置において、冷却フィンの結露水は今まで庫内の容器
に貯留させたり、放熱フィン側へ排水し水受皿に貯留し
た上で蒸散させることにより処理していたが、満水時に
は捨てる手間がかかり、また満水検知ができずに放置さ
れ溢れ出た水により装置内部を汚染したり床面を濡らす
恐れがあった。 【解決手段】 冷却フィンの結露水を放熱フィン面に導
き、放熱フィンの熱により蒸散させ、且つ、放熱フィン
の下部に水受皿を設けて蒸散しきれずに滴下した結露水
を受ける。水受皿の水は放熱フィン冷却用に設けたファ
ンからの風により蒸散を促進させ、それでも蒸散しきれ
ずに残った結露水は保冷庫利用者に検知可能な正面側に
廃棄させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は特にシステムキッ
チンや食品保管庫、食器棚等に据付けた状態で利用する
保冷庫の電子冷却装置の冷却フィンの結露水処理に関す
るものである。
チンや食品保管庫、食器棚等に据付けた状態で利用する
保冷庫の電子冷却装置の冷却フィンの結露水処理に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】 従来よりペルチェ素子を利用した電子
冷却式の保冷庫用の電子冷却装置があるが、これは冷却
フィンに結露した水分は冷蔵庫内の容器に貯留する構造
のものや、特開平７−２６０３１２号公報に示される如
く放熱フィン側へ排水し水受皿に貯留した上で蒸散させ
る構造のものがあるが、いずれも結露水が満水になれば
これを捨てる手間がかかる。あるいは、結露水の容量が
検知できずに蒸散能力をオーバーし水受皿から溢れ出た
場合、気づかずに放置され、冷蔵庫の内部を汚染した
り、冷蔵庫設置床面を濡らしたりすることが考えられ
る。
冷却式の保冷庫用の電子冷却装置があるが、これは冷却
フィンに結露した水分は冷蔵庫内の容器に貯留する構造
のものや、特開平７−２６０３１２号公報に示される如
く放熱フィン側へ排水し水受皿に貯留した上で蒸散させ
る構造のものがあるが、いずれも結露水が満水になれば
これを捨てる手間がかかる。あるいは、結露水の容量が
検知できずに蒸散能力をオーバーし水受皿から溢れ出た
場合、気づかずに放置され、冷蔵庫の内部を汚染した
り、冷蔵庫設置床面を濡らしたりすることが考えられ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 そこで、本発明はこ
のような問題を解決するためになされたものであり、結
露水を捨てる手間がかからず、万一結露水が溢れても検
知可能な構造を有する電子冷却装置を提供するものであ
る。
のような問題を解決するためになされたものであり、結
露水を捨てる手間がかからず、万一結露水が溢れても検
知可能な構造を有する電子冷却装置を提供するものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 請求項１の発明は、断
熱箱内に構成された貯蔵室を冷却するためにペルチェ素
子と前記ペルチェ素子の冷却面に設置された冷却フィン
と前記ペルチェ素子の放熱面に設置された放熱フィンと
前記放熱フィンを空気冷却するための室外放熱ファンと
を備えた冷却装置に前記冷却フィンに結露した水分を水
受容器を介して前記放熱フィン面に導き、且つ、放熱フ
ィンから滴下する水分を受ける水受皿を前記放熱フィン
の下部に設置した構造を備えたことによるものである。
熱箱内に構成された貯蔵室を冷却するためにペルチェ素
子と前記ペルチェ素子の冷却面に設置された冷却フィン
と前記ペルチェ素子の放熱面に設置された放熱フィンと
前記放熱フィンを空気冷却するための室外放熱ファンと
を備えた冷却装置に前記冷却フィンに結露した水分を水
受容器を介して前記放熱フィン面に導き、且つ、放熱フ
ィンから滴下する水分を受ける水受皿を前記放熱フィン
の下部に設置した構造を備えたことによるものである。
【０００５】 請求項２の発明は、前記放熱フィン面に
ローレット又はウィック状の凹凸を設けたことによるも
のである。
ローレット又はウィック状の凹凸を設けたことによるも
のである。
【０００６】 請求項３の発明は、前記放熱フィン面に
親水性の処理を施したことによるものである。
親水性の処理を施したことによるものである。
【０００７】 請求項４の発明は、前記水受皿を放熱フ
ァンの風路内に設置したことによるものである。
ァンの風路内に設置したことによるものである。
【０００８】 請求項５の発明は、前記水受皿を水分の
内容量が利用者に検知可能な容器の構造及び配置とした
こと及び／又は前記水受皿がオーバーフローする場合に
利用者が判別できる位置にオーバーフローさせる導水部
を設けたこと、さらに前記水受皿を取り出し可とした構
造によるものである。
内容量が利用者に検知可能な容器の構造及び配置とした
こと及び／又は前記水受皿がオーバーフローする場合に
利用者が判別できる位置にオーバーフローさせる導水部
を設けたこと、さらに前記水受皿を取り出し可とした構
造によるものである。
【０００９】 請求項６の発明は、前記水受皿に導水路
を設け、前記導水路を介して別の容器に導く構造とした
こと及び／又は前記容器に利用者が判別できる位置にオ
ーバーフローさせる導水部を設けたこと、及び／又は前
記容器を取り出し可とした構造によるものである。
を設け、前記導水路を介して別の容器に導く構造とした
こと及び／又は前記容器に利用者が判別できる位置にオ
ーバーフローさせる導水部を設けたこと、及び／又は前
記容器を取り出し可とした構造によるものである。
【００１０】 請求項７の発明は、前記水受皿に前記導
水路を設け、この導水路を樋状の開放形状とし、前記室
外放熱ファンの風路内に設置したことによるものであ
る。
水路を設け、この導水路を樋状の開放形状とし、前記室
外放熱ファンの風路内に設置したことによるものであ
る。
【００１１】 請求項８の発明は、水受皿上の水分を吸
水・蒸散するための蒸散シートを前記水受皿上に設置
し、及び／又は前記室外放熱ファンの風路内に設置し、
及び／又は前記放熱フィンのフィン面に前記蒸散シート
の端面を櫛形状としてこれを差し込み接触させたことに
よるものである。
水・蒸散するための蒸散シートを前記水受皿上に設置
し、及び／又は前記室外放熱ファンの風路内に設置し、
及び／又は前記放熱フィンのフィン面に前記蒸散シート
の端面を櫛形状としてこれを差し込み接触させたことに
よるものである。
【００１２】 請求項９の発明は前記冷却フィンの冷気
を前記貯蔵室内に循環するための室内冷却ファンを備
え、且つ、利用者が貯蔵室を開放した場合、前記室内冷
却ファンの運転を停止させることによるものである。
を前記貯蔵室内に循環するための室内冷却ファンを備
え、且つ、利用者が貯蔵室を開放した場合、前記室内冷
却ファンの運転を停止させることによるものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】 本発明の一実施例を図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００１４】 図１は本発明の一実施例に係る電子冷却
装置が備えられている、断熱箱で構成された貯蔵室と電
子冷却装置の左側面図である（図２は平面図、図５は蒸
散シート部詳細正面図である）。図１、図２において、
５００は貯蔵室であり、６００は断熱箱である。７００
は断熱扉であり、７１０の断熱扉取っ手によって開閉が
自在にできるものである。１は放熱フィン、２はペルチ
ェ素子、３は熱伝導性のアルミブロック、４は冷却フィ
ン、５は室外放熱ファン、６は室内冷却ファン、７は水
受容器、８は水受皿、９は蒸散シート、１０は冷却フィ
ン４と放熱フィン１を断熱する断熱材である。冷却フィ
ン４に貯蔵室内の湿気が結露し、この結露が水分となっ
て水受容器７を介し、水受容器７の導水管７７を通って
放熱フィン１の面に滴下する。滴下した水分は放熱フィ
ン１の熱によって蒸発され、蒸発しきれずに残り滴下し
た水分は水受皿８に貯留される。水受皿８に貯留された
水分は自然蒸発あるいは、風路１３内の室外放熱ファン
５の風により蒸発するが、蒸発しきれない水分は導水路
１１を介して検知容器１２に導かれる。検知容器１２は
利用者から目視で検知可能であり、ここに貯留した水分
がさらに蒸散しきれずに溢れる場合は、この検知容器１
２に設けられた導水部１２３から利用者が検知可能な前
面側の所に廃棄される。
装置が備えられている、断熱箱で構成された貯蔵室と電
子冷却装置の左側面図である（図２は平面図、図５は蒸
散シート部詳細正面図である）。図１、図２において、
５００は貯蔵室であり、６００は断熱箱である。７００
は断熱扉であり、７１０の断熱扉取っ手によって開閉が
自在にできるものである。１は放熱フィン、２はペルチ
ェ素子、３は熱伝導性のアルミブロック、４は冷却フィ
ン、５は室外放熱ファン、６は室内冷却ファン、７は水
受容器、８は水受皿、９は蒸散シート、１０は冷却フィ
ン４と放熱フィン１を断熱する断熱材である。冷却フィ
ン４に貯蔵室内の湿気が結露し、この結露が水分となっ
て水受容器７を介し、水受容器７の導水管７７を通って
放熱フィン１の面に滴下する。滴下した水分は放熱フィ
ン１の熱によって蒸発され、蒸発しきれずに残り滴下し
た水分は水受皿８に貯留される。水受皿８に貯留された
水分は自然蒸発あるいは、風路１３内の室外放熱ファン
５の風により蒸発するが、蒸発しきれない水分は導水路
１１を介して検知容器１２に導かれる。検知容器１２は
利用者から目視で検知可能であり、ここに貯留した水分
がさらに蒸散しきれずに溢れる場合は、この検知容器１
２に設けられた導水部１２３から利用者が検知可能な前
面側の所に廃棄される。
【００１５】 本発明の実施例として、上下面及び両側
面及び背面がふさがれる構造の保冷庫における実施例を
図３から図４に示す。図３は正面図、図４は平面図であ
る。水受皿８から導水路１１と検知容器１２を介して結
露水を装置外へ直接放出する点を除いては図３、図４の
実施例は図１、図２の実施例と同様の構造である。
面及び背面がふさがれる構造の保冷庫における実施例を
図３から図４に示す。図３は正面図、図４は平面図であ
る。水受皿８から導水路１１と検知容器１２を介して結
露水を装置外へ直接放出する点を除いては図３、図４の
実施例は図１、図２の実施例と同様の構造である。
【００１６】 請求項１の発明によれば、断熱箱６００
で構成された貯蔵室５００内の湿気が冷却フィン４に結
露し、この結露した水分を水受容器７を介して放熱フィ
ン１面に導き、さらに放熱フィン１から滴下する水分を
受ける水受皿８を放熱フィン１の下部に設置することで
ペルチェ素子２から発する熱が放熱フィン１に伝達し、
その熱を利用して放熱フィン１面に導かれた冷却フィン
４の結露水が蒸発し減少する。さらに蒸発せず放熱フィ
ン１から滴下する水分を受ける水受皿８に貯留すること
で自然蒸発あるいは風路１３内の室外放熱ファン５の風
により蒸発させる。
で構成された貯蔵室５００内の湿気が冷却フィン４に結
露し、この結露した水分を水受容器７を介して放熱フィ
ン１面に導き、さらに放熱フィン１から滴下する水分を
受ける水受皿８を放熱フィン１の下部に設置することで
ペルチェ素子２から発する熱が放熱フィン１に伝達し、
その熱を利用して放熱フィン１面に導かれた冷却フィン
４の結露水が蒸発し減少する。さらに蒸発せず放熱フィ
ン１から滴下する水分を受ける水受皿８に貯留すること
で自然蒸発あるいは風路１３内の室外放熱ファン５の風
により蒸発させる。
【００１７】 請求項２の発明によれば、冷却フィン４
の結露水を水受容器７を介して放熱フィン１面に導き、
この面にローレット状あるいはウィック状の凹凸を設け
ることで放熱フィン１の面と結露水が接する面積を多く
取ることができて、結露水の蒸発量を多くすることがで
きる。
の結露水を水受容器７を介して放熱フィン１面に導き、
この面にローレット状あるいはウィック状の凹凸を設け
ることで放熱フィン１の面と結露水が接する面積を多く
取ることができて、結露水の蒸発量を多くすることがで
きる。
【００１８】 請求項３の発明によれば、冷却フィン４
に結露した水分を水受容器７を介して導く放熱フィン１
の面に、親水性の処理を施すことで放熱フィン１面上の
結露水が放熱フィン１面上で広がり、放熱フィン１の熱
を多く受け、結露水の蒸発量を多くすることができる。
に結露した水分を水受容器７を介して導く放熱フィン１
の面に、親水性の処理を施すことで放熱フィン１面上の
結露水が放熱フィン１面上で広がり、放熱フィン１の熱
を多く受け、結露水の蒸発量を多くすることができる。
【００１９】 請求項４の発明によれば、水受皿８を室
外放熱ファン５の風路１３内に設置したことにより水受
皿８内に貯留する水分を室外放熱ファン５の風によって
蒸発を加速させることができる。
外放熱ファン５の風路１３内に設置したことにより水受
皿８内に貯留する水分を室外放熱ファン５の風によって
蒸発を加速させることができる。
【００２０】 請求項５の発明によれば、水受皿８の水
分の容量が利用者に検知可能な容器とすること及び／又
は水分がオーバーフローする場合に利用者が判別できる
位置にオーバーフローさせる導水部１２３を設け、及び
／又は水受皿８を利用者が取出し可能とした構造とする
ことで、水分の蒸発が結露水の発生より少なくオーバー
フローする場合でも利用者が判断し、水受皿８内の水分
を廃棄する。あるいは、冷却装置の運転を抑制する等で
対応可能となる。さらに利用者が気づかずオーバーフロ
ーした場合でも冷却装置内にオーバーフローして装置内
を汚染することなく、オーバーフローの導水部１２３を
介して冷却装置外へ排出することができる。
分の容量が利用者に検知可能な容器とすること及び／又
は水分がオーバーフローする場合に利用者が判別できる
位置にオーバーフローさせる導水部１２３を設け、及び
／又は水受皿８を利用者が取出し可能とした構造とする
ことで、水分の蒸発が結露水の発生より少なくオーバー
フローする場合でも利用者が判断し、水受皿８内の水分
を廃棄する。あるいは、冷却装置の運転を抑制する等で
対応可能となる。さらに利用者が気づかずオーバーフロ
ーした場合でも冷却装置内にオーバーフローして装置内
を汚染することなく、オーバーフローの導水部１２３を
介して冷却装置外へ排出することができる。
【００２１】 請求項６及び７の発明によれば、水受皿
８に導水路１１を設け、オーバーフロー検知可能な検知
容器１２に導く構造としたことで、検知容器１２を利用
者の目視可能な位置まで配置することが可能となる。こ
れによって利用者にオーバーフローを検知させることが
可能となる。さらに導水路１１を樋状の開放形状とし、
室外放熱ファン５の風路内に設置し風にさらすことで、
導水路１１上における水分の蒸発をより促進可能とす
る。
８に導水路１１を設け、オーバーフロー検知可能な検知
容器１２に導く構造としたことで、検知容器１２を利用
者の目視可能な位置まで配置することが可能となる。こ
れによって利用者にオーバーフローを検知させることが
可能となる。さらに導水路１１を樋状の開放形状とし、
室外放熱ファン５の風路内に設置し風にさらすことで、
導水路１１上における水分の蒸発をより促進可能とす
る。
【００２２】 請求項８の発明によれば蒸散シート９を
水受皿８上に設置し、及び／又は室外放熱ファン５の風
路１３内に設置し、及び／又は放熱フィン１のフィン面
上に蒸散シート９の端面を櫛形状９９としてこれを差し
込み放熱フィン１に接触させることで、放熱フィン１上
の水分及び水受皿８内の水分が蒸散シートに吸収され、
拡散し、放熱フィン１の熱及び風路１３内の風によって
さらに蒸発を促進させることができる。
水受皿８上に設置し、及び／又は室外放熱ファン５の風
路１３内に設置し、及び／又は放熱フィン１のフィン面
上に蒸散シート９の端面を櫛形状９９としてこれを差し
込み放熱フィン１に接触させることで、放熱フィン１上
の水分及び水受皿８内の水分が蒸散シートに吸収され、
拡散し、放熱フィン１の熱及び風路１３内の風によって
さらに蒸発を促進させることができる。
【００２３】 請求項９の発明によれば、冷却フィン４
の冷気を貯蔵室５００内に循環するための室内冷却ファ
ン６を備え、且つ、利用者が貯蔵室５００を断熱扉７０
０により開放した場合、室内冷却ファン６の運転を停止
させることで、冷却フィン４の結露水の発生量を抑制す
ることができ、結露水が水受皿８及び検知容器１２から
オーバーフローすることの可能性を小さくすることがで
きる。
の冷気を貯蔵室５００内に循環するための室内冷却ファ
ン６を備え、且つ、利用者が貯蔵室５００を断熱扉７０
０により開放した場合、室内冷却ファン６の運転を停止
させることで、冷却フィン４の結露水の発生量を抑制す
ることができ、結露水が水受皿８及び検知容器１２から
オーバーフローすることの可能性を小さくすることがで
きる。
【図１】本発明の一実施例に係る冷却装置の左側面図
【図２】上記冷却装置の平面図
【図３】本発明の他の一実施例に係る冷却装置の正面図
【図４】上記冷却装置の平面図
【図５】上記冷却装置の蒸散シート部詳細正面図
１ 放熱フィン
２ ペルチェ素子
３ 熱伝導性のアルミブロック
４ 冷却フィン
５ 室外放熱ファン
６ 室内冷却ファン
７ 水受容器
８ 水受皿
９ 蒸散シート
１０ 冷却フィンと放熱フィンを断熱する断熱材
１１ 導水路
１２ 検知容器
１３ 風路
７７ 導水管
１２３ 導水部
５００ 貯蔵室
６００ 断熱箱
７００ 断熱扉
７１０ 断熱扉取っ手
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｆ２５Ｄ 21/14 Ｆ２５Ｄ 21/14 Ｓ
Ｗ
Ｘ
(72)発明者 小島 裕一郎
栃木県宇都宮市富士見町25−19
Ｆターム(参考） 3L045 AA04 BA01 CA02 DA04 EA01
LA01 LA09 NA15 PA04
3L048 AA03 AA06 AA07 AA08 AA09
BA01 BB07 BC02 CA01 CB03
CB05 CB10 CC03 CE06 DA03
DB03 DB04 DC02 FA01 GA02
Claims (9)
- 【請求項１】 下面及び左及び／又は右の側面及び背面
及び／又は上面が利用者に閉ざされた状態に固定して据
付けられる断熱箱で構成された貯蔵室を冷却するための
ペルチェ素子と前記ペルチェ素子の冷却面に設置された
冷却フィンと前記ペルチェ素子の放熱面に設置された放
熱フィンと前記放熱フィンを空気冷却するための室外放
熱ファンとで構成されたペルチェ素子利用の冷却装置に
おいて、前記冷却フィンに結露した水分を水受容器を介
して前記放熱フィン面に導き、且つ、前記放熱フィンか
ら滴下する水分を受ける水受皿を前記放熱フィンの下部
に配置したことを特徴とするペルチェ素子利用の電子冷
却装置。 - 【請求項２】 前記冷却フィンに結露した水分を前記水
受容器を介して導く放熱フィンの面にローレット又はウ
イック状の凹凸を付けたことを特徴とする、請求項１の
電子冷却装置。 - 【請求項３】 前記冷却フィンに結露した水分を前記水
受容器を介して導く前記放熱フィンの面に、親水性の処
理を施したことを特徴とする、請求項１の電子冷却装
置。 - 【請求項４】 前記水受皿を前記室外放熱ファンの風路
内に設置したことを特徴とする、請求項１の電子冷却装
置。 - 【請求項５】 前記水受皿を水分の内容量が利用者に検
知可能な容器の構造及び配置としたこと及び／又は前記
水受皿がオーバーフローする場合に利用者が判別できる
位置にオーバーフローさせる導水部を設けたこと、及び
／又は前記水受皿を取り出し可とした構造を特徴とす
る、請求項１の電子冷却装置。 - 【請求項６】 前記水受皿に導水路を設け、前記導水路
を介して検知容器に導く構造としたこと及び／又は前記
検知容器に利用者が判別できる位置にオーバーフローさ
せる導水部を設けたこと、及び／又は前記検知容器を取
り出し可とした構造を特徴とする、請求項１の電子冷却
装置。 - 【請求項７】 前記水受皿に前記導水路を設け、この導
水路を樋状の開放形状とし、前記室外放熱ファンの風路
内に設置したことを特徴とする、請求項６の電子冷却装
置。 - 【請求項８】 水受皿上の水分を吸水・蒸散するための
蒸散シートを前記水受皿上に設置し、及び／又は前記室
外放熱ファンの風路内に設置し、及び／又は前記放熱フ
ィンのフィン面に前記蒸散シートの端面を櫛形状として
これを差し込み接触させたことを特徴とする、請求項１
の電子冷却装置。 - 【請求項９】 前記冷却フィンの冷気を前記貯蔵室内に
循環するための室内冷却ファンを備え、且つ、利用者が
貯蔵室を開放した場合、前記室内冷却ファンの運転を停
止させることを特徴とした請求項１の電子冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001292573A JP2003065646A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 電子冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001292573A JP2003065646A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 電子冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003065646A true JP2003065646A (ja) | 2003-03-05 |
Family
ID=19114510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001292573A Pending JP2003065646A (ja) | 2001-08-21 | 2001-08-21 | 電子冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003065646A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004113808A1 (en) * | 2003-06-20 | 2004-12-29 | Australasian Sign Company Pty Ltd | An improved packaged beverage refrigerator |
| JP2010117119A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Koichi Nakayama | 車両用おしぼり湿潤機能付き温冷蔵庫 |
| JP2011242102A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-01 | Shibata Kagaku Kk | 冷却装置 |
| KR101319463B1 (ko) | 2012-03-09 | 2013-10-17 | 주식회사 대창 | 냉온장고 장치 |
| US20170122650A1 (en) * | 2014-06-16 | 2017-05-04 | Liebherr-Hausgerate Lienz Gmbh | Cooling And/Or Freezing Device |
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