JPH01281344A - 除湿装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は空間内の水分を取り除く装置の改良に関し、
特にはペルテイエ素子を用いた除湿装置に関する。

（発明の背景） 室内空間あるいは容器空間のような空間を除湿すること
は良く知られている。ある態様では、これは空気から引
き出された水分を凝縮して適当な場所に集めることによ
って実現される。除湿についての多くの実用性があるの
で、顧客や商事上ならびに工業上の適用のために除湿空
間等における改良の必要性か存し、この発明はこのニー
ズを満たすことを目的とするものである。

（発明の４１！要） この発明は閉鎖され除湿される空間を規定する構成を有
する除湿ｇ、置を目的とするものである。

説明のために、そのような構成の一例として、開くこと
ができそして開口を備えた壁部を有する箱形状のものを
示すことができる。

ペルテイエ素子の形で表わされるヒートポンプは、前記
壁の開口中に広がり、該空間の内側に位置する第一表面
と該空間の外側に位置する第二表面とを有している。前
記両表面の間に熱エネルギーのポンピングを引き起すペ
ルテイエ素子に電圧か加えられると、前記第一表面が冷
たくなるとともに前記第二表面か熱くなる。第二表面は
ヒートシンクを通じて空気中にその熱エネルギーを放散
する。第一表面か冷たくなると、該第一表面上に水分の
凝縮を生ずる。該水分はその内側表面に沿って降下する
。

この装置は、該装置の内側表面の下端近傍に導水芯（ウ
ィック）を備えている。この導水芯は壁を通過して延び
ていて、該導水芯の内側に接触した水分が該導水芯に吸
収され、該導水芯なったって除湿空間外側へ流れ出すこ
とができるようになっている。

除湿が完全になされたときには、再度除湿が必要となる
ときまでペルテイエ素子に対する電気を停止することが
できる。さらに、除湿がある一定間隔でなされるように
、周期的に電気を加えることもできる。

この発明の他の例では、ペルテイエ素子全体か閉鎖空間
の中に置かれ、該空間の除湿のために作動することがで
きる。この適用例としては減ぜられるべき内部湿気を有
する冷蔵庫である。

（発明が解決しようとする課ｊ！り この発明の主たる目的は、ペルテイエ素子を導水芯とと
もに用いた改良された除湿装置を提供することにある。

ここでは、水分の凝縮が該素子の冷接点で生ずるように
なワているとともに、該水分がある場所から他の位置、
例えばその空間内側から外側へ流れ出すために導水芯に
吸収されることができるようになっている。

この発明の他の目的は、この発明の説明のために添付さ
れた図面に対してなされる以下の明細３の詳細な説明に
従ワて明らかになるだろう。

（実施例） 添付図面において、第１図はハウジング内部を除湿する
ためのヒートポンプを有する箱状ハウジングの斜視図、
第２図はそのヒートポンプと導水芯の一部拡大正面図で
あって、ヒートポンプはハウジングの側面中に設けられ
たペルテイエ素子の形で表わされている。第３図はこの
発明のハウジングおよびヒートポンプの一部拡大縦断面
図、第４図はこの発明を実現するために好ましく用いら
れる代表的なペルテイエ素子の概略図である８この発明
の除湿？ｔこの一例が符号ｌＯによって概略的に示され
ており、これは空間区分手段１例えば常態では閉鎖され
ている中空の内部または空間１３を有するハウジング１
２を含む、このハウジングは空間１３への出入のための
開口部を有する。この開口部は第１図に示されたような
蓋１４で覆われた」二部開口部とすることができる。ハ
ウジング１２の代表的な例としては、除湿されるべき内
部空間を有するパンやクラッカーを収容するためのそれ
である。このハウジングは第１図に図示された以外の他
の形をとることができ、そしてあらゆる適した材料１例
えば木材、金属、プラスチックから構成されることがで
きる。

ペルテイエ稟子１６によって表わされたヒートポンプ１
６はハウジングの内部を除湿するために該ハウジング１
２と結合される。説明のために。

素子１６はハウジングにおけるーの側壁１８に付着され
ている。そして、該側壁１Ｂは、素子１６が第３図のよ
うに広がる開口２０を有している。

ペルテイエ素子１６は内側表面２４および外側表面２６
を有するボデー２２を含む０表面２４および２６は典型
的な正方形で、第１図および第２図に示されたように、
１つの角を下端部に向けて設置されている。内側表面２
４はこの素子の常時冷却面であり、外側表面２６は該素
子の常時加熱もしくは熱い表面である。シール層２８は
壁１８とポデー２２との結合部をシールするため、ｓ９
１８と素子本体２２との同に設けられる。このシール材
料は適宜の材料によることができる。導線２９および３
１は素子１６を直ｍ（ＤＣ）’ｉｔ源と結合する。

ヒートシンク３３は１例えばアルミプレートよりなり、
シリコン材のような保温性のグリース層３５によって熱
交換部における外側表面２６に非固定的に取り付けられ
ている。ヒートシンクは空気中へ熱エネルギーを放出す
る。コールドシンク３７は、例えばアルミニウムプレー
トよりなり、保温性のあるグリース層３９によって素子
１６の表面２４に結合されている。コールドシンク３７
は素子１６の水分収集能力を増大させる。

適宜の芯材料よりなる導水芯（ウィック）３０は第３図
のようにハウジング１２を通過して延びている０表面２
４における凝縮により蓄積した水分は導水芯へ降下し、
空間１３の外側へ向かつて進んでいく、導水芯は２空間
１３の外側でヒートシンクの熱か該導水芯の水分を蒸発
させることがてきるように、該ヒートシンク３３と接触
させることかできる。

代表的なペルテイエ素子が第４図に示される。

これはｒｃＰｌ、　０−１２７　０５ＬＪ　　（Ｍｅｌ
ｃｏｒＭａｔｅｒｉａｌｓ　　Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ　
　Ｐｒｏｄｕｃｔｓ、Ｃｏｒｐ、製造、　　　９９４　
５ｐｒｕｃｅ　　５ｔｒｅｅｔ、Ｔｒｅｎｔｏｎ、Ｎ、
Ｊ、０８６４８　　Ｕ、Ｓ、＾、）として知られたタイ
プのものである。

ペルテイエ素子は、主にビスマス・テルル化合物の半導
体からなる２つのエレメントから構成され、電子の過剰
（Ｎタイプ）と欠乏（Ｐタイプ）を引き起すようにドー
ピングされている。冷接点で吸収された熱は回路と多く
のカップルを通過する搬送電流に比例した割合で熱接点
にポンピングされる。単一のカップルが第４図に図示さ
れる。

使用に際しては、ペルテイエ素子１６は適宜の方法でハ
ウジング１２の側面１Ｂ、特にはそこに設けられた孔部
２０（第３図）に固定される。導水芯３０はハウジング
の内部から外へ延びるように適所に取付けられる。導！
！２９と３１に直流の電圧を加えることにより素子１６
はヒートポンプとして作動する。そして、その結果、熱
をハウジング１２の内側から表面２４、さらに素子１６
の本体２２を通って、空気中へのエネルギーとしてヒー
トシンク３３を通じて放射される外側表面２６へと流動
せしめる。

素子１６の表面２４は近接した空気をその露点まで冷却
し、その結果類冷却表面において内部空気中の水分の來
結を引き起こす、この水分は集合し水滴を形成し、その
後十分な水がたまると１重力かその水を前記表面２４か
ら、またはもし用いられているのであればコールドシン
ク３７の外表面から流下せしめる。その水滴が前記表面
２４またはコールドシンク３７から流れ落ちた後、該水
滴は導水芯材に吸収される。

導水芯は１次いで、その水分を芯の長さ方向に３）って
ハウジング外側へ運び、そこで該水分はペルテイエ素子
１６の熱い表面２６に取り付けられたヒートシンク３３
の熱によって空気中に蒸発される。

この発明の他の実施例では、ペルテイエ稟子１６はその
全体が除湿されるべき空間を有する構造内におかれる０
例えば、閉鎖された冷蔵庫やキャビネットの中では、ペ
ルテイエ素子はその冷却表面２４をその熱表面２６より
低い温度で作動させることができる。このような異った
温度が１周囲の温度かもしくはその近辺に保たれた熱表
面と、１　’Ｃかもしくはその近辺に理想的に保たれた
冷却表面との間に存在するときには、冷蔵庫またはキャ
ビネットの水分はその冷却表面２４に集まり。

そして適宜の方法で集められる。ペルテイエ素子は冷蔵
庫またはキャビネットの棚の１つに支持され、素子１６
の導線２９と３１は適宜の方法で冷蔵庫またはキャビネ
ットから導かれる。

次に、この発明の構成およびその実施例を総括的に列記
する。

（１）除湿される空間を区画する手段と９前記空間区画
手段に結合され、第一表面と第二表面を有し、該第一表
面から第二表面へ熱をポンピングする機能を有するヒー
トポンプ手段と。

前記第一表面において水分を吸収しかつ該水分を集水部
へ導く手段 とからなることを特徴とする除湿装置。

（２）前記項（１）において、前記水分吸収導入手段が
導水芯を含むものである除湿装置。

（３）前記用（１）おいて、前記水分吸収導入手段が侵
い水分吸収芯を含み、該芯は前記第一表面に近接した一
端と該第一表面から離れた他端を有するものである除湿
装置。

（４）前記用（３）において、前記第一表面が低い端部
を有し前記導水芯が該低端部に位置するものである除湿
装置。

（５）前記用（３）において、前記導水芯が該第一表面
から第二表面に向かりてほぼ水平に延設されたものであ
る除湿装置。

（６）前記用（５）において、前記第二表面への熱交換
部においてヒートシンクを含み、前記導水芯は該ヒート
シンクまで伸ばされかつ結合されているものである除湿
１Ｌ （７）前記用（１）において、前記ヒートポンプ装置が
ベルティエ素子である除湿装置。

（８）前記用（１）において、前記空間区画手段が開口
部を有する壁を含み、前記装置が該開口中に広がってい
る除湿装置。

（９）＃駆引（１）において、前記第二面への熱交換関
係においてヒートシンクを含む除湿装置。

（１０）前記用（９）において、前記ヒートシンクと前
記第二表面との間に保温性のあるグリース層を含む除湿
＊ａ。

（１１）前記用（１）において、前記第一表面との熱交
換部においてコールドシンクを含む除湿装置。

（１２）前記用（１１）において、前記コールドシンク
と前記第一表面との間に保温性のあるグリース層を含む
除湿装置。

（＋３）＃駆引（１）において、前記第一表面が前記空
間内側に、前記第二表面が前記空間外部に位置する除湿
装置。

（１４）前記用（１）において、前記第一表面および第
二表面が前記空間内に位置する除湿装置。

（１５）除湿されるべき内部空間を有し、かつ開口部を
備えた壁部な有する閉鎖されたハウジングと。

前記ハウジングの壁部に取り付けられ、前記開口部中に
広がり、空間内側に位置する第一表面と空間外側に位置
する第二表面とを有し、該第一表面から第二表面への熱
ポンピング作用を有するペルテイエ素子と、 前記第一表面の下端近傍に位置し該第一表面から第二表
面に向かりてほぼ水平に延設されていて前記第一表面の
水分を吸収しかつ該水分を第二表面に近接した区域に導
く導水芯と からなる除湿装Ｗ。

（１６）空間に関する相対的な位置関係で一対の表面を
用意し、 一面か冷却され他面が熱せられるように、一方の表面か
ら他方の表面へ熱エネルギーをポンピングさせ。

水滴を前記一方の表面に凝結させ、 前記第一表面の水分を集め該水分を集水部へ導く。

ことよりなる空間の除湿方法。

（１７）前記用（１６）において、前記第一表面が空間
内側に位置し第二表面が空間外側に位置するものである
除湿方法 （１８）前記用（１６）において、前記両面が空間内側
に位置するものである除湿方法。

（１９）前記用（１６）において、前記集水段階が水分
を集め外水分をあらかじめ定められた通路にそって流れ
るようにした除湿方法。

【図面の簡単な説明】

第１図はハウジング内部を除湿するためのヒートポンプ
を有する箱状ハウジングの斜視図、第２図はそのヒート
ポンプと導水芯の一部拡大正面図。 第３図はこの発明のハウジングおよびヒートポンプの一
部拡大縦断面図、第４図はこの発明を実現するために好
ましく用いられる代表的なベルテイ工素子の概略図であ
る。 、２≧　　　１　　　　二ニ ー　２　： 竺　３ す、　４　、；

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、除湿される空間を区画する手段と、 前記空間区画手段に結合され、第一表面と第二表面を有
   し、該第一表面から第二表面へ熱をポンピングする機能
   を有するヒートポンプ手段と、前記第一表面において水
   分を吸収しかつ該水分を集水部へ導く手段 とからなることを特徴とする除湿装置。 ２、除湿されるべき内部空間を有し、かつ開口部を備え
   た壁部を有する閉鎖されたハウジングと、前記ハウジン
   グの壁部に取り付けられ、前記開口部中に広がり、空間
   内側に位置する第一表面と空間外側に位置する第二表面
   とを有し、該第一表面から第二表面への熱ポンピング作
   用を有するペルテイエ素子と、 前記第一表面の下端近傍に位置し該第一表面から第二表
   面に向かってほぼ水平に延設されていて前記第一表面の
   水分を吸収しかつ該水分を第二表面に近接した区域に導
   く導水芯とからなる除湿装置。