JP2003065129A - 電磁弁の制御方法および制御装置 - Google Patents

電磁弁の制御方法および制御装置

Info

Publication number
JP2003065129A
JP2003065129A JP2002236897A JP2002236897A JP2003065129A JP 2003065129 A JP2003065129 A JP 2003065129A JP 2002236897 A JP2002236897 A JP 2002236897A JP 2002236897 A JP2002236897 A JP 2002236897A JP 2003065129 A JP2003065129 A JP 2003065129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solenoid valve
time
phase
valve
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002236897A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4727897B2 (ja
Inventor
Karin Widler
ヴィドラー カリン
Bernhard Mader
マーダー ベルンハルト
Harald Schueler
シューラー ハラルト
Felix Landhaeuser
ラントホイサー フェリックス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JP2003065129A publication Critical patent/JP2003065129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4727897B2 publication Critical patent/JP4727897B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0675Electromagnet aspects, e.g. electric supply therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D2041/2017Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils using means for creating a boost current or using reference switching
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/20Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
    • F02D2041/202Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils characterised by the control of the circuit
    • F02D2041/2031Control of the current by means of delays or monostable multivibrators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/14Introducing closed-loop corrections
    • F02D41/1438Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor
    • F02D41/1477Introducing closed-loop corrections using means for determining characteristics of the combustion gases; Sensors therefor characterised by the regulation circuit or part of it,(e.g. comparator, PI regulator, output)
    • F02D41/1482Integrator, i.e. variable slope
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M51/00Fuel-injection apparatus characterised by being operated electrically
    • F02M51/06Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle
    • F02M51/061Injectors peculiar thereto with means directly operating the valve needle using electromagnetic operating means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁弁の製造公差および寿命による摩耗の作
用を補償する。 【解決手段】 駆動制御時間と、電磁弁が動作位置に存
在する時間との関係を線形化するために、および/また
は電磁弁が動作位置に存在する所定の時間を調整するた
めに、吸着フェーズの長さを変化する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、静止位置および動
作位置を有する電磁弁、とりわけ燃料噴射装置のインジ
ェクタ電磁弁の駆動制御方法に関する。このような電磁
弁は、吸着フェーズ中に少なくとも迅速に動作位置に達
するために高い吸着電流を使用することができるように
構成されている。一方、保持フェーズで動作位置に保持
するためには比較的低い保持電流で十分である。さらに
本発明は、静止状態および動作状態を有する少なくとも
1つの電磁弁、とりわけ燃料噴射装置のインジェクタ電
磁弁と、電磁弁制御装置とを有する装置に関するもので
ある。この電磁弁制御装置は、少なくとも1つの電磁弁
に吸着フェーズ中に、高い吸着電流を供給し、保持フェ
ーズ中に比較的に低い保持電流を供給する。 【0002】 【従来の技術】圧力形成と噴射とが分離された燃料噴射
装置は公知である。噴射圧力は機関回転数と噴射量に依
存しないで形成され、燃料リザーバ内に噴射のために準
備される。噴射時点と噴射量は電子制御装置において計
算され、インジェクタないし噴射ユニットにより各機関
気筒において制御電磁弁を介して変換される。 【0003】本発明は例えばこの種の電磁弁の制御と関
連して使用することができる。インジェクタ電磁弁は通
常、静止状態で閉鎖される電磁弁とすることができる。
しかし本発明はこの種の静止状態で閉鎖される電磁弁に
制限されるものではなく、静止状態で解放される電磁弁
と関連して使用することもできる。電磁弁が静止状態で
開放されるか閉鎖されるかには関係なく、静止状態とは
電磁弁に通電しない時の電磁弁の位置であると理解され
たい。相応に動作位置とは、電磁弁が通電される時の電
磁弁の位置である。 【0004】静止位置と動作位置を有する電磁弁、とり
わけ燃料噴射装置のインジェクタ電磁弁を駆動制御する
ための公知の方法では、様々な問題が発生する。これに
ついて以下、図1,3,4に基づいて説明する。 【0005】図1は、公知の制御方法の電流プロフィー
ルを示す。ここでは制御電流i(t)が時間tの上にプ
ロットされている。種々異なる遮断時点が相応の点によ
り示されている。制御持続時間はt=0で開始し、それ
ぞれの遮断時点で終了する。図1から、制御持続時間の
区分B0の間に急峻の電流上昇が惹起され、これに高電
流フェーズが時間区部B1の間、続くことが分かる。急
峻な電流上昇および引き続く高電流フェーズは共に吸着
フェーズと称され、電磁弁を急速にスイッチオンするた
めに用いられる。すなわち、静止位置から動作位置へ急
速に変化するために用いられる。電磁弁のスイッチオン
の後、電流を時間区分B3での保持フェーズの間、低減
することができ、とりわけ損失電力を低減することがで
きる。高電流フェーズB1と保持フェーズB3との間に
ここでは移行フェーズB2が発生する。この移行フェー
ズでは電流が高い吸着電流から低い保持電流に低下す
る。図1には、所属の電流経過を有する種々異なる遮断
時点A1からA7が示されている。ここで電磁弁は、電
流がほぼゼロになって初めて、静止位置へ復帰する。吸
着フェーズB1から遮断時には、この状態へは初期電流
が比較的高いため、保持フェーズB3からの遮断時より
も遅れて到達することとなる。このことにより、弁が動
作位置に留まる時間が不所望に延長されることになる。
移行フェーズB2からの遮断時には、この移行フェーズ
B2にあるすべての遮断時点A3からA5に対して同じ
電流経過が生じる。すなわち、電磁弁が動作位置にある
時間は、制御持続時間が変化しても変化しない。この2
つの作用のため公知の制御方法では、制御持続時間と、
電磁弁が動作位置に留まる時間との間に非線形の関係が
生じる。 【0006】別の問題は、燃料噴射装置のインジェクタ
電磁弁の駆動制御時に発生する。これについて以下、図
3と図4に基づいて説明する。 【0007】図3は、噴射された燃料量QEを電磁弁の
制御持続時間ADに依存して示す。この電磁弁はこの場
合、静止位置で閉鎖される電磁弁である。制御持続時間
の所定の領域に対して、噴射される量QEは一定に留ま
り、最小量が噴射される。これは平坦部Pにより示され
ている。この平坦部Pが、例えば製造公差または駆動制
御軸の摩耗によってシフトしても、噴射される量は以前
に設定された動作点APに対しては一定である。しかし
図3に示した平坦部Pは例えば製造公差または摩耗のた
め、図4に示すように高さがさらに変化することがあ
る。この場合、噴射される量が所定の動作点APに対し
て理想量から偏差する。動作点APを僅かにシフトする
ことにより噴射される量を補正することは、ここでは不
可能である。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
技術による上記問題点を解決することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】この課題は本発明によ
り、制御持続時間と、電磁弁が動作位置に存在する時間
との関係を線形化し、および/または電磁弁が動作位置
に存在する前もって決められた時間を調整するために、
吸着フェーズの長さを変化させることにより解決され
る。このことにより前記問題点が解決される。とりわけ
各制御持続時間に、電磁弁が動作位置に存在する時間を
異なって割り当てることができ、燃料噴射装置と関連し
て、前もって決められた弁開放時間を介して噴射可能最
小燃料量を高めることができる。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の方法では有利には第1の
制御モードが設けられる。この第1の制御モードでは吸
着フェーズの長さが次のように選択される。すなわちす
べての弁遮断時点が保持フェーズになるように選択され
る。この場合、常に同じ電流レベルから遮断されるの
で、制御持続時間と電磁弁が動作位置に存在する時間と
の間に線形の関係が得られる。第1の動作モードですべ
ての弁遮断時点が保持フェーズとなることを保証するた
めには、保持フェースが強要されるように吸着フェーズ
を場合により短縮しなければならない。 【0011】本発明の方法では有利には、電磁弁が動作
位置にあるべき時間が比較的に長い場合に第1の制御モ
ードを使用する。燃料噴射装置と関連して、この種の比
較的長い弁開放持続時間はとりわけ燃料主噴射に使用さ
れる。主噴射により内燃機関の出力動作に対するエネル
ギーがもたらされる。従って主噴射は実質的に内燃機関
のトルク形成を行う。広い領域でトルク経過を変更でき
るようにするため、噴射される燃料量は弁開放持続時間
を介し、相応に大きな領域内で変化される。 【0012】本発明の方法では有利には、すべての弁遮
断時点が吸着フェーズにあるように吸着フェーズの長さ
が選択される第2の制御モードが使用される。この場合
も、駆動制御時間と、電磁弁が動作位置にある時間との
間で線形の関係が達成される。 【0013】この第2の制御モードは有利には、電磁弁
が動作位置にあるべき時間が比較的短い場合に使用され
る。電磁弁の切替要素は加速フェーズの後、大きな衝撃
を以てストッパに衝突する。そしてここで運動方向がエ
ラスティックな取り付け面によって反転される。遮断過
程はスイッチオンの際に吸収された衝撃を利用すること
により短縮できる。燃料噴射装置および静止位置で閉鎖
される電磁弁と関連して、この作用を最小噴射量を形成
するために利用することができる。これは例えば前記の
予噴射の際に発生する。この種の予噴射の際には、燃
料、とりわけディーゼル燃料の最小量がシリンダにもた
らされる。そしてこの最小燃料量は燃焼室の予条件に作
用し、燃焼効率を改善することができ、とりわけ次の効
果が達成される:圧縮圧が予反応ないし部分的燃焼によ
り容易に上昇し、これにより主噴射の着火遅延が短縮さ
れ、燃焼圧上昇および燃焼圧ピークが減少される。この
ことにより滑らかな燃焼が生じる。この作用は燃焼ノイ
ズ、燃料消費および多くの場合で排気ガスを減少させ
る。 【0014】本発明の方法では有利には、吸着フェーズ
の長さが、積分値 【0015】 【数3】 【0016】が前もって定められた値をとるように選択
される第3の制御モードが使用される。ここでtは時
間、i(t)は弁制御電流、t0は弁スイッチオン時
点、そしてt1は弁電流i(t)が電磁弁の遮断後に再
び値ゼロをとる時点である。前記の積分値ないし電流プ
ロフィールの下の面積は電磁弁のスイッチオン時に吸収
される、電磁弁中の切替要素の衝撃に対する尺度であ
る。ここでは吸着フェーズの長さを短縮すると積分値が
小さくなり、電磁弁のスイッチオン時にその切替要素に
より吸収される衝撃が減少することによって、電磁弁が
動作位置に存在する最小化可能時間が拡大する。このよ
うに吸着フェーズを電流プロフィールで変化することに
より、例えば燃料噴射装置のインジェクタを非常に僅か
な燃料噴射量を以て動作時点で理想量に補正することが
できる。これにより製造公差および/または寿命による
摩耗を補償することができる。製造パラメータは、最小
可能燃料量が補正されない場合に常に理想量より小さい
か、または同じであるように適合される。このようにす
ればすべてのインジェクタを理想量の方向に補正するこ
とができる。 【0017】本発明の方法では有利には、吸着フェーズ
の長さないし持続時間と保持フェーズTの長さな
いし持続時間を次の計算規則に従って定める第4の制御
モードが使用される: T=TAD−Tmin ただし T>TAmaxの場合、T:=TAmax
そしてT:=TAD−TAmax<TAminの場合、T:=TAmin、 TAmin<T<TAmaxの場合、T:=T
Hmin、 ここでTADは全体の駆動制御時間、THminは前も
って設定された保持フェーズの最小持続時間、T
Amaxは前もって設定された吸着フェーズの最大持続
時間、TAminは前もって設定された吸着フェーズの
最小持続時間である。第4の制御モードは、所定の場合
に設けられた例外を除いて常に保持フェーズが生じる基
本思想に基づくものである。保持フェーズの最小持続時
間THminはこの関連から、弁電流が吸着レベルから
保持レベルに降下する時間と同じ大きさに選択すると有
利である。このことにより、電磁弁が動作位置の直前に
存在すべき場合、吸着フェーズが電磁弁を確実に操作す
るために不必要に短縮されないことが保証される。電磁
弁が動作位置の直前に存在すべき場合には、常に1つの
保持フェーズが設けられ、冒頭の述べた平坦部が回避さ
れる。電磁弁が動作位置に存在する時間が吸着フェーズ
より長ければ、保持フェーズは通常、スイッチオンまた
はスイッチオフされない。このことによりアルゴリズム
に、ジャンプの原因となる激しい切換過程が存在しな
い。 【0018】とりわけ第4の動作モードとの関連で本発
明の方法では、TAmaxが吸着フェーズの最大持続時
間である。この最大持続時間を上回ると、電磁弁の動作
位置に迅速に到達することができない。 【0019】さらにこれと関連して、TAminは吸着
フェーズの最小持続時間であり、これを下回ると電磁弁
はもはや確実に動作位置に切り替わらない。 【0020】とりわけ第4の制御モードと関連して本発
明の方法では、T<TAminの場合に、保持フェー
ズをゼロに短縮する。この場合が、前記の第4の制御モ
ードに関連して説明した例外である。とりわけ電磁弁が
動作位置に存在する時間を非常に短くするためには、出
きるだけ長い吸着フェーズを利用することが必要であ
る。短い保持フェーズをゼロにまで短縮するこの例外
は、駆動制御時間の全体を吸着電流フェーズに対して使
用することができるという利点がある。このことは所定
の場合には、燃料噴射装置で出きるだけ小さな噴射量を
達成するのに有利である。 【0021】前記説明した4つの異なる制御モードは当
業者によって場合により適切に組み合わせることができ
る。 【0022】本発明の方法を実施するのに適する各装置
は所属の請求項の保護範囲である。 【0023】本発明の装置は、従来技術に従い、電磁弁
制御装置が吸着フェーズの長さを変化させ、これにより
駆動制御時間と、少なくとも1つの電磁弁が動作位置に
存在する時間との間に線形関係が達成されるようにする
ことを基礎とする。本発明の装置によっても、冒頭に述
べた従来技術の問題点が解決される。とりわけ本発明の
装置により、各駆動制御時間に、電磁弁が動作位置に存
在する時間が異なるように割り当てられ、燃料噴射装置
および静止位置で閉鎖される電磁弁と関連して、前もっ
て定めた弁開放持続時間ないし吸着フェーズと保持フェ
ーズとの比を介して、最小可能噴射燃料量を変化するこ
とができる。 【0024】本発明の装置ではさらに有利には、電磁弁
制御装置が第1の動作モードを有し、この第1の動作モ
ードでは吸着フェーズの長さが、すべての弁遮断時点が
保持フェーズになるように選択される。本発明の方法と
同じようにこの場合、常に同じ電流レベルから遮断され
る。これにより駆動制御時間と電磁弁が動作位置に存在
する時間との間に線形関係が得られる。第1の動作モー
ドですべての弁遮断時点が保持フェーズ中となることを
保証するためには、吸着フェーズをここでも場合によ
り、保持フェーズが強要されるように短縮しなければな
らない。 【0025】この関連から本発明の装置では有利には、
少なくとも1つの電磁弁が動作位置に存在すべき時間が
比較的長い場合に第1の動作モードが使用される。燃料
噴射装置および静止位置で閉鎖される電磁弁と関連し
て、このような電磁弁が動作位置に存在する比較的長い
時間を、本発明の方法と同じように燃料主噴射に使用す
ることができる。主噴射により、すでに述べたように内
燃機関の出力動作に対するエネルギーがもたらされる。
従って主噴射は実質的に内燃機関のトルク形成を引き受
ける。トルク経過を広い領域で変化できるようにするた
め、噴射される燃料量は弁開放持続時間を介して相応に
大きな領域内で変化される。これも本発明の方法と関連
してすでに説明した。 【0026】本発明の装置でもさらに、電磁弁制御装置
が第2の動作モードを有し、この第2の動作モードでは
吸着フェーズの長さが、すべての弁遮断時点が吸着フェ
ーズになるように選択される。本発明の方法と同じよう
にこれによって、駆動制御時間と電磁弁が動作位置に存
在する時間との間で線形関係を得ることができる。 【0027】これと関連して有利には、少なくとも1つ
の電磁弁が動作位置に存在すべき時間が比較的短い場合
に第2の制御モードが使用される。少なくとも1つの電
磁弁が動作位置に存在する時間が極端に短い場合には、
駆動制御時間が電磁弁の可動部材の立ち上がり時間より
も短いことがあり得る。電磁弁の切替要素は過食フェー
ズ後に大きな衝撃を以てストッパに衝突し、ここで運動
方向がエラスティックな取り付け面によって反転され
る。遮断過程は、スイッチオン時に吸収された衝撃を利
用することにより短縮することができる。燃料噴射装置
および静止位置で閉鎖される電磁弁と関連して、この作
用を最小噴射量を得るために利用することができる。こ
の最小噴射量は例えば予噴射の際に発生する。この種の
予噴射では、少量の燃料、とりわけディーゼル燃料がシ
リンダにもたらされ、このとき少量の燃料が燃焼室の予
条件に作用し、燃焼効率を改善することができる。また
さらに次の効果が達成される:圧縮圧が予反応ないし部
分的燃焼によって容易に上昇される。これにより主噴射
の着火遅延が減少され、燃焼圧上昇と燃焼圧ピークが低
減される。これにより滑らかな燃焼が得られる。この作
用によって、燃焼ノイズ、燃料消費が減少し、多くの場
合排気ガスも減少する。このことはすでに本発明の方法
と関連して説明した。 【0028】付加的にまたは択一的に本発明の装置でも
有利には、電磁弁制御装置が第3の動作モードを有し、
この第3の動作モードでは吸着フェーズの長さが次のよ
うに選択される。すなわち、積分値 【0029】 【数4】 【0030】前もって定めた値を有するように選択され
る。ここでtは時間、i(t)は弁制御電流、t0は弁
スイッチオン時点、そしてt1は弁電流i(t)が少な
くとも1つの電磁弁の遮断後に再び値ゼロを有する時点
を表す。本発明の方法と同じようにここでも次の関係が
当てはまる。前記の積分値ないし電流プロフィールの下
方の面積は、電磁弁がスイッチオンされるときに電磁弁
の切替要素により吸収される衝撃に対する尺度である。
ここでは吸着フェーズの長さが短縮されると積分値も小
さくなり、電磁弁のスイッチオン時にその切替要素によ
り吸収される衝撃も減少することによって、電磁弁が動
作位置に存在する最小可能時間を拡大することができ
る。このように吸着フェーズを電流プロフィールで変化
することにより、燃料噴射装置のインジェクタ(通常は
静止位置で閉鎖される電磁弁が使用される)を非常に小
さな燃料噴射量を以て動作時点で理想量に補正すること
ができる。これにより製造公差および/または寿命によ
る摩耗を補償することができる。製造パラメータが、最
小可能燃料量が補正しない場合で常に理想量よりも少な
いかまたは同じであるように適合されれば、すべてのイ
ンジェクタを理想量に向かって補正することができる。 【0031】 【実施例】本発明はこれに制限されるものではないが、
以下の実施例の説明を静止位置で閉鎖される1つまたは
複数の電磁弁に基づいて行う。すなわちそれぞれ電磁弁
が動作位置にある時間は弁開放持続時間に相応する。 【0032】図2は本発明の方法により、吸着フェーズ
の長さが、すべての弁遮断時点が保持フェーズ中になる
ように選択した場合の電流プロフィールを示す。図2に
よれば、弁遮断時点A8,A9,およびA10が領域B
4にあり、この領域では強制的な短い保持フェーズ後に
遮断される。遮断時点A11とA12は領域B5にあ
り、この領域では持続時間の上昇する保持フェーズから
遮断される。電流は吸着フェーズの長さの相応の変化に
よって常に保持フェーズから遮断されるから、駆動制御
時間の終了から電流がゼロ点に達するまでの間の時間は
すべての駆動制御時間に対して一定であり、かつ小さ
い。電流プロフィールにおける遮断エッジの急峻度がば
らつく場合でも、領域B4では図1の表示に対して、弁
開放持続時間に及ぼされる影響が少ない。さらに駆動制
御時間の変化は、図2に示した電流プロフィールにおい
て常に弁開放持続時間の変化をもたらす。すなわち駆動
制御時間と弁開放持続時間との関係は、駆動制御時間の
全領域で線形である。吸着フェーズの長さは所定の駆動
制御時間において図1と比較すると、有利には僅かに短
縮される。吸着フェーズの長さが電磁弁の機械的上昇時
間よりも格段に長いことは有利である。一定の高い磁力
は電磁弁にある可動部材のチャタリングを減少させ、こ
の部材が電磁弁の短い駆動制御時間の後の遮断時に、所
定の位置を取るようにする。このようにして短い弁開放
持続時間であっても、チャタリングフェーズの領域で良
好な反復精度が得られる。図2による電流プロフィール
は有利には比較的に長い弁開放持続時間に対して使用さ
れる。この主噴射は例えば燃料噴射装置と関連して、す
でに述べた主噴射に対して必要である。 【0033】最小燃料量(これはすでに述べたように予
噴射に対して必要である)を噴射するために、有利には
図1の遮断時点A1,A2およびA3により得られる電
流プロフィールを使用する。この場合、もっぱら吸着フ
ェーズから遮断され、保持フェーズは中止される。 【0034】図5は本発明の方法により、電流経過につ
いての積分値が吸着フェーズの長さの変化により可変で
あり、これにより最小燃料噴射量が補正される場合の電
流プロフィールを示す。図5によれば、所定の動作点A
Pに対して積分値 【0035】 【数5】 【0036】が所定の値に調整される。ここでtは時
間、i(t)は弁制御電流、t0は弁スイッチオン時
点、そしてt1は弁電流i(t)が電磁弁の遮断後に再
び値ゼロをとる時点を表す。この積分値は、電磁弁がス
イッチオンされたときに吸収される衝撃に対する尺度で
ある。電磁弁の遮断過程はすでに述べたように、スイッ
チオン時に吸収された衝撃を利用することにより短縮で
きる。 【0037】図6は、図5の電流プロフィールによって
達成された、噴射される燃料量と電磁弁の駆動制御時間
との関係を示す。ここで第1の平坦部P1は図5の吸着
フェーズの第1の終点E1に配属され、第2の平坦部P
2は図5の吸着フェーズの第2の終点E2に、第3の平
坦部P3は第3の終点E3に配属される。図5と図6を
比較すると、積分値 【0038】 【数6】 【0039】の減少は、平坦部の高さの上昇につながる
ことが分かる。すなわち噴射される燃料量QEが増大す
る。平坦部の上昇はここで、挿入される保持フェーズの
持続時間と共に増大する。このとき補正された平坦部P
2とP3の水平方向シフトは動作点での駆動制御時間の
適合を必要とする。 【0040】図7から図10に基づいて以下、第4の制
御モードが使用される実施例を説明する。 【0041】図7の電流経過は、比較的に高い電流がイ
ンジェクタに導かれ、これにより急速な開放を可能にし
た吸着フェーズTからなる。引き続く保持フェーズT
では、電流が低下され、損失電力が制限される。電磁
弁の全体駆動制御時間はここではTADにより示されて
いる。 【0042】図8は、吸着フェーズの最大持続時間T
Amaxおよび吸着フェーズの最小持続時間TAmin
の定義を示す。最大持続時間を上回ると、電磁弁が急速
に開放しなくなる。また最小持続時間を下回ると、電磁
弁が確実に開放しなくなる。図8にはさらに、図1の領
域B2に相応する時間TSLが示されている。すなわち
噴射が時間TSLの間に終了すべき場合には電流経過は
変化しない。第4の制御モードに関連して図8は、T
>TAmaxである場合を示している。この場合、T
=TAmaxかつT=TAD−TAmaxが成り立
つ。ここでTは吸着フェーズの長さ、Tは保持フェ
ーズの長さ、TADは全体駆動制御時間の長さ、T
Hminは保持フェーズの所定の最小持続時間、T
Amaxは吸着フェーズの所定の最大持続時間である。 【0043】第4の制御モードと関連して、図9は、T
Amin<T<TAmaxである場合を示している。
すなわちT=THminがセットされる。 【0044】第4の制御ノードと関連して図10は、T
<TAminである場合を示す。この場合はT=T
Aminがセットされる。最小可能噴射量を達成するた
めには、非常に短い噴射の際に出きるだけ長い吸着フェ
ーズを利用することが必要である。全体持続時間が限界
のTAminである噴射の際には、図10に関連して短
い保持フェーズTHminをさらにゼロまで短縮するこ
とができる。このことはすでに述べたようにいくつかの
有利な例外であり、保持フェーズが生ぜず、これにより
全体駆動制御時間が確実に吸着電流フェーズに対して使
用される。 【0045】図11は、本発明の装置の実施例を示す。
この装置は電磁弁制御装置100を有し、この電磁弁制
御装置は本発明の方法を実施するのに適する。図示の実
施例は4気筒内燃機関と関連して使用される。ここで各
電磁弁200,201,202,203には図示しない
噴射弁が配属され、各噴射弁には図示しない内燃機関の
気筒が配属される。電磁弁200〜203の第1の端子
はそれぞれスイッチ手段115とダイオード110を介
して電圧供給部105と接続されている。ダイオード1
10は、そのアノードがプラス極とそのカソードがスイ
ッチ手段115と接続されるように配置されている。ス
イッチ手段115は有利には電界効果トランジスタであ
る。電磁弁200〜203の第2の端子はそれぞれ第2
のスイッチ手段120,121,122,123を介し
て抵抗手段125と接続されている。スイッチ手段12
0〜123はローサイドスイッチと、スイッチ手段11
5はハイサイドスイッチと称される。抵抗手段125の
第2の端子は電圧供給部の第2の端子と接続されてい
る。各電磁弁200〜203にはそれぞれ1つのダイオ
ード130,131,132,133が配属されてい
る。ダイオードのアノード端子はそれぞれ電磁弁とロー
サイドスイッチとの間の接続点に接続されている。カソ
ード端子はコンデンサ145並びに別のスイッチ手段1
40と接続されている。スイッチ手段140の第2の端
子は負荷100〜103の第1端子と接続されている。
スイッチ手段140も同様に有利には電界効果トランジ
スタである。このスイッチ手段140はブースタスイッ
チとも称される。コンデンサ145の第2端子も同様に
供給電圧部105の第2端子と接続されている。ハイサ
イドスイッチ115には制御ユニット160により制御
信号AHが印加される。スイッチ手段120には制御ユ
ニット160から制御信号AL1が、スイッチ手段12
1には制御信号AL2が、スイッチ手段122には制御
信号AL3が、スイッチ手段123には制御信号AL4
が、スイッチ手段140には制御信号ACが印加され
る。電圧供給部105の第2端子と、スイッチ手段11
5と電磁弁200〜203の第1端子との間の接続点と
の間にはダイオード150が接続されている。ここでダ
イオードのアノードは電圧供給部105の第2端子と接
続されている。抵抗125によって電磁弁を流れる電流
を検出することができる。ここで電流測定は、スイッチ
手段120から123の1つが閉成されているときにだ
け電流測定抵抗125を介して可能である。電流をロー
サイドスイッチが開放されているときにも検出できるよ
うにするため、電流測定抵抗を別の個所にも配置するこ
とができる。例えばコンデンサ145の第2端子を電流
測定手段125とスイッチ手段120〜123との間の
接続点と接続することができる。この場合、電流測定が
ローサイドスイッチが阻止されている場合でも可能であ
る。さらに電流測定手段を電圧供給部とハイサイドスイ
ッチとの間、ないしはハイサイドスイッチと負荷との間
に配置することもできる。制御ユニット160の適切な
プログラミングによって本発明の電流プロフィールを実
現することができる。 【0046】本発明の実施例の説明は本発明の理解のた
めのものであり、本発明を制限するものではない。本発
明の枠内で種々の変更および変形が可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】静止位置で閉鎖される電磁弁を制御するために
使用される、公知の方法での電流プロフィールを示す図
である。 【図2】吸着フェーズの長さが、すべての弁遮断時点が
保持フェーズにあるように選択した場合の、本発明の方
法により電流プロフィールである。 【図3】従来技術による、噴射された燃料量と電磁弁の
駆動制御時間との関係を示す図である。 【図4】製造公差または摩耗により、噴射される燃料量
が電磁弁の駆動制御時間に依存して偏差する様子を示す
図である。 【図5】電流経過についての積分値を吸着フェーズの長
さの変化により変化させ、最小燃料噴射量を補正する場
合の本発明の方法による電流プロフィールである。 【図6】図5の電流プロフィールにより達成される、噴
射される燃料量と電磁弁の駆動制御時間との関係を示す
図である。 【図7】第4の制御モードを説明するための公知の電流
プロフィールである。 【図8】所定の駆動制御時間が設定された最大駆動制御
時間よりも大きい場合の第4の制御モードを説明するた
めの電流プロフィールの図である。 【図9】吸着フェーズが所定の最小吸着フェーズよりも
大きく、かつ所定の最大吸着フェーズよりも小さい場合
の第4の制御モードを説明するための電流プロフィール
の図である。 【図10】吸着フェーズが所定の最小吸着フェーズより
も小さい場合の第4の制御モードを説明するための電流
プロフィールの図である。 【図11】本発明の装置の実施例のブロック回路図であ
る。 【符号の説明】 100 電磁弁制御装置 200〜203 電磁弁
フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト マーダー ドイツ連邦共和国 ケルネン ヒンデンブ ルクシュトラーセ 3 (72)発明者 ハラルト シューラー ドイツ連邦共和国 バックナング ブリア ントシュトラーセ 7 (72)発明者 フェリックス ラントホイサー ドイツ連邦共和国 ノッツィンゲン リス トシュトラーセ 21 Fターム(参考) 3G301 JA15 JA17 LB01 LB11 LC02 LC10 MA11 MA18 NA04 NA07 NA09 ND45 NE19 NE23 PG02Z

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 静止位置および動作位置を有する電磁
    弁、とりわけ燃料噴射装置のインジェクタ電磁弁の制御
    方法であって、 該電磁弁は、少なくとも急速に動作位置に達するため、
    吸着フェーズ中に高い吸着電流が使用され、一方、動作
    位置に保持するため保持フェーズでは比較的に低い保持
    電流で十分である形式の制御方法において、 駆動制御時間と、電磁弁が動作位置に存在する時間との
    関係を線形化するために、および/または電磁弁が動作
    位置に存在する所定の時間を調整するために、吸着フェ
    ーズの長さを変化する、ことを特徴とする制御方法。 【請求項2 】 吸着フェーズの長さを、すべての弁遮
    断時点(A8,A9,A10,A11,A12)が保持
    フェーズになるように選択する第1の制御モードが設け
    られている、請求項1記載の方法。 【請求項3】 電磁弁が動作位置に存在すべき時間が比
    較的長い場合に、第1の制御モードを使用する、請求項
    1または2記載の方法。 【請求項4】 吸着フェーズの長さを、すべての弁遮断
    時点(A1,A2,A3)が吸着フェーズになるように
    選択する第2の制御モードが設けられている、請求項1
    から3までのいずれか1項記載の方法。 【請求項5】 電磁弁が動作位置に存在すべき時間が比
    較的短い場合に第2の動作モードを使用する、請求項1
    から4までのいずれか1項記載の方法。 【請求項6】 吸着フェーズの長さを、積分値 【数1】 が所定の値をとるように選択する第3の制御モードが設
    けられており、 ここでtは時間、i(t)は弁制御電流、t0は弁スイ
    ッチオン時点、そしてt1は弁電流i(t)が電磁弁の
    遮断後に再び値ゼロを取る時点である、請求項1から5
    までのいずれか1項記載の方法。 【請求項7】 吸着フェーズTの長さないし持続時間
    と、保持フェーズT の長さないし持続時間を次の計算
    規則に従って定める第4の制御モードが設けられてお
    り: T=TAD−Tmin ただし T>TAmaxの場合、T:=TAmax
    そしてT:=TAD−TAmax<TAminの場合、T:=TAmin、 TAmin<T<TAmaxの場合、T:=T
    Hmin、 ここでTADは全体の駆動制御時間、THminは前も
    って設定された保持フェーズの最小持続時間、T
    Amaxは前もって設定された吸着フェーズの最大持続
    時間、TAminは前もって設定された吸着フェーズの
    最小持続時間である、請求項1から6までのいずれか1
    項記載の方法。 【請求項8】 前記TAmaxは吸着フェーズの最大持
    続時間であり、これを上回ると電磁弁の動作位置へ迅速
    に到達しない、請求項1から7までのいずれか1項記載
    の方法。 【請求項9】 前記TAminは吸着フェーズの最小持
    続時間であり、これを下回ると電磁弁が動作位置へ確実
    に変化しない、請求項1から8までのいずれか1項記載
    の方法。 【請求項10】 T<TAminの場合、保持フェー
    ズTをゼロに短縮する、請求項1から9までのいずれ
    か1項記載の方法。 【請求項11】 請求項1から10までのいずれか1項
    記載の方法を実施するための装置。 【請求項12】 静止位置と動作位置を有する電磁弁
    (200,201,202,203)、とりわけ燃料噴
    射装置のインジェクタ電磁弁と、電磁弁制御装置(10
    0)とを有する装置であって、 前記電磁弁制御装置は、少なくとも1つの電磁弁(20
    0,201,202,203)に吸着フェーズ中に高い
    吸着電流を、保持フェーズ中に比較的に低い保持電流を
    供給するために設けられている形式の装置において、 電磁弁制御装置(100)は吸着フェーズの長さを変化
    させ、これにより駆動制御時間と、少なくとも1つの電
    磁弁(200,201,202,203)が動作位置に
    存在する時間との関係を線形化し、および/または少な
    くとも1つの電磁弁(200,201,202,20
    3)が動作位置に存在する所定の時間を達成する、こと
    を特徴とする装置。 【請求項13】 電磁弁制御装置(100)は第1の制
    御モードを有し、 該第1の制御モードでは、吸着フェーズの長さが、すべ
    ての弁遮断時点(A8,A9,A10,A11,A1
    2)が保持フェーズになるように選択される、請求項1
    2記載の装置。 【請求項14】 少なくとも1つの電磁弁(200,2
    01,202,203)が動作位置に存在すべき時間が
    比較的長い場合に、第1の動作モードが使用される、請
    求項12または13記載の装置。 【請求項15】 電磁弁制御装置(100)は第2の制
    御モードを有し、 該第2の制御モードでは、吸着フェーズの長さが、すべ
    ての弁遮断時点(A1,A2,A3)が吸着フェーズに
    なるように選択されている、請求項12から14までの
    いずれか1項記載の装置。 【請求項16】 少なくとも1つの電磁弁(200,2
    01,202,203)が動作位置に存在すべき時間が
    比較的短い場合に、第2の制御モードが使用される、請
    求項12から15までのいずれか1項記載の装置。 【請求項17】 電磁弁制御装置(100)は第3の制
    御モードを有しており、 該第3の制御モードでは、吸着フェーズの長さが、積分
    値 【数2】 が所定の値を取るように選択され、 ここでtは時間、i(t)は弁制御電流、t0は弁スイ
    ッチオン時点、そしてt1は弁電流i(t)が少なくと
    も1つの電磁弁(200,201,202,203)の
    遮断後に再び値ゼロを取る時点である、請求項12から
    16までのいずれか1項記載の装置。 【請求項18】 電磁弁制御装置(100)は第4の制
    御モードを有し、 該第4の制御モードでは、吸着フェーズTの長さない
    し持続時間と、保持フェーズTの長さないし持続時間
    とが次の計算規則に従って定められ: T=TAD−Tmin ただし T>TAmaxの場合、T:=TAmax
    そしてT:=TAD−TAmax<TAminの場合、T:=TAmin、 TAmin<T<TAmaxの場合、T:=T
    Hmin、 ここでTADは全体の駆動制御時間、THminは前も
    って設定された保持フェーズの最小持続時間、T
    Amaxは前もって設定された吸着フェーズの最大持続
    時間、TAminは前もって設定された吸着フェーズの
    最小持続時間である、請求項12から17までのいずれ
    か1項記載の装置。 【請求項19】 前記TAmaxは吸着フェーズの最大
    持続時間であり、これを上回ると少なくとも1つの電磁
    弁(200,201,202,203)の動作位置へ迅
    速に到達しない、請求項12から18までのいずれか1
    項記載の装置。 【請求項20】 前記TAminは吸着フェーズの最小
    持続時間であり、これを下回ると少なくとも1つの電磁
    弁(200,201,202,203)が動作位置へ確
    実に変化しない、請求項12から19までのいずれか1
    項記載の方法。 【請求項21】 T<TAminの場合、保持フェー
    ズTがゼロに短縮される、請求項12から20までの
    いずれか1項記載の装置。
JP2002236897A 2001-08-16 2002-08-15 電磁弁の制御方法および制御装置 Expired - Fee Related JP4727897B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2001140157 DE10140157B4 (de) 2001-08-16 2001-08-16 Verfahren und Vorrichtung zum Ansteuern eines Magnetventils
DE10140157.4 2001-08-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003065129A true JP2003065129A (ja) 2003-03-05
JP4727897B2 JP4727897B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=7695597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002236897A Expired - Fee Related JP4727897B2 (ja) 2001-08-16 2002-08-15 電磁弁の制御方法および制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4727897B2 (ja)
DE (1) DE10140157B4 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2077383A2 (en) 2008-01-07 2009-07-08 Hitachi Ltd. Fuel injection control apparatus for internal combustion engine
EP2317102A2 (en) 2009-10-30 2011-05-04 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Control apparatus for internal combustion engine
CN103946523A (zh) * 2011-11-23 2014-07-23 罗伯特·博世有限公司 用于控制磁阀的方法以及计算机程序和控制和/或调节装置
CN112789436A (zh) * 2018-09-28 2021-05-11 帝肯贸易股份公司 使用电磁阀分配或抽吸液体体积的方法以及相应的分配器/移液装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009003977B3 (de) * 2009-01-07 2010-07-29 Continental Automotive Gmbh Steuern des Stromflusses durch einen Spulenantrieb eines Ventils unter Verwendung eines Stromintegrals

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10022953A1 (de) * 2000-05-11 2001-11-15 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung der Kraftstoffeinspritzung

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2077383A2 (en) 2008-01-07 2009-07-08 Hitachi Ltd. Fuel injection control apparatus for internal combustion engine
JP2009162114A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Hitachi Ltd 内燃機関の燃料噴射制御装置
US7778765B2 (en) 2008-01-07 2010-08-17 Hitachi, Ltd. Fuel injection control apparatus for internal combustion engine
CN102345519A (zh) * 2008-01-07 2012-02-08 株式会社日立制作所 内燃机的燃料喷射控制装置
EP2317102A2 (en) 2009-10-30 2011-05-04 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Control apparatus for internal combustion engine
JP2011094562A (ja) * 2009-10-30 2011-05-12 Hitachi Automotive Systems Ltd 内燃機関の燃料噴射制御装置
US8280613B2 (en) 2009-10-30 2012-10-02 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Control apparatus for internal combustion engine
CN103946523A (zh) * 2011-11-23 2014-07-23 罗伯特·博世有限公司 用于控制磁阀的方法以及计算机程序和控制和/或调节装置
KR20140094567A (ko) * 2011-11-23 2014-07-30 로베르트 보쉬 게엠베하 분사 밸브의 제어 방법 및 장치
KR101972192B1 (ko) * 2011-11-23 2019-04-24 로베르트 보쉬 게엠베하 분사 밸브의 제어 방법 및 장치
CN112789436A (zh) * 2018-09-28 2021-05-11 帝肯贸易股份公司 使用电磁阀分配或抽吸液体体积的方法以及相应的分配器/移液装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE10140157B4 (de) 2010-07-22
JP4727897B2 (ja) 2011-07-20
DE10140157A1 (de) 2003-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10634083B2 (en) Drive device for fuel injection device
US9970376B2 (en) Fuel injection controller and fuel injection system
JP6400825B2 (ja) 燃料噴射装置の駆動装置
US9890729B2 (en) Fuel injection control unit
US11193442B2 (en) Fuel injection control device
JP2010255444A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置及び方法
JP6520814B2 (ja) 燃料噴射制御装置
JP2007534879A (ja) 量制御のためのソレノイドバルブの作動方法
US20170335787A1 (en) Fuel Injection Valve Control Device
WO2018135219A1 (ja) 燃料噴射装置の駆動装置
JP6457908B2 (ja) 制御装置及び燃料噴射システム
US6659072B2 (en) Method and device for monitoring an interval between two injection operations
JP6384358B2 (ja) 燃料噴射弁駆動装置
JP2001173468A (ja) 内燃機関の電磁バルブ装置の制御方法
JP2003065129A (ja) 電磁弁の制御方法および制御装置
CN113167185B (zh) 燃料喷射控制装置
JP2015172346A (ja) 制御装置
JP2013137028A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置及び方法
JP6575333B2 (ja) 燃料噴射制御装置
JPH11229937A (ja) 電磁弁の切換時点の検出のための方法及び装置
JP7338363B2 (ja) 内燃機関用点火装置
JP2004278411A (ja) 内燃機関用電磁弁の駆動装置
JP2003113733A (ja) 電磁弁の駆動方法および電磁弁の駆動装置
CN114729615B (zh) 燃料喷射控制装置
JP7155688B2 (ja) 燃料噴射制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080424

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080717

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080723

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080820

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080825

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080924

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090313

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090420

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20090612

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100222

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100225

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20101101

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20101108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees