JP2003063759A - エレベータ用巻上装置の据付け方法 - Google Patents
エレベータ用巻上装置の据付け方法Info
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Abstract
方法を提供する。 【解決手段】 ソラセシーブ7を、支持部材10を介し
て機械室の床1に設置する。ソラセシーブ7の周囲に一
対の建屋ビーム2を設置し、その上に一対のマシンビー
ム3を載置する。このマシンビーム3上に巻上機6を有
する巻上機台5を載置する。ソラセシーブ7の上部に設
けた取付部材7bを、巻上機台5の下面に連結し固定す
る。その後、支持部材10を取り除いてソラセシーブ7
を巻上機台5に吊り下げた状態で支持する。
Description
れるエレベータ用巻上装置の据付け方法に係り、特に乗
りかごとつり合いおもりを吊り下げるロープの一方の吊
り下げ位置を巻上機の駆動シーブから逸らせるためにソ
ラセシーブを設けたエレベータ用巻上装置の据付け方法
に関する。
路の最上部に設けられた機械室内に巻上機を設置し、乗
りかごとつり合いおもりを両端に連結したロープを巻上
機の駆動シーブに掛けて、ロープと駆動シーブとの摩擦
力を利用してロープを駆動することにより、乗りかご及
びつり合いおもりを互いに逆方向に昇降させるようにな
っている。
逆方向に昇降する乗りかごとつり合いおもりが相互に接
触しないようにするために所定の間隔を保持して配置さ
れている。このため、巻上機の駆動シーブに掛けられた
ロープは、乗りかご及びつり合いおもりの位置に合わせ
て、両端がそれぞれ乗りかご及びつり合いおもりの重心
を吊るように、一方の端側をソラセシーブにより駆動シ
ーブから逸らせて位置させている。
ーブを備えた巻上装置を示す。機械室の床1に設けら
れ、複数本平行に配置されている建屋ビーム2の上に、
この建屋ビーム2と略直交する向きに、一対のマシンビ
ーム3が間隔をおいて載置されている。マシンビーム3
の上面には、防振ゴム4が取り付けられており、この防
振ゴム4上に、マシンビーム3より若干長さが短く矩形
に構成された巻上機台5が載置されている。この巻上機
台5上に、駆動シーブ6aを有する巻上機6が取付けら
れている。
シンビーム3によって囲まれた空間内に配置され、保持
部材7a及び取付部材7bを介して巻上機台5の下面に
取付けられ、吊り下げられた状態に保持されている。ロ
ープ8は巻上機6の駆動シーブ6a及びソラセシーブ7
に掛けられ、一方の端側に乗りかごが、他方の端側につ
り合いおもりがそれぞれ吊り下げられる。
ーブ7は、図16(a)及び(b)に示すようにして取
付けられる。巻上機6を取付けた巻上機台5を図示しな
いクレーンなどで吊り下げた状態に維持し、矢印9aで
示すようにソラセシーブ7に取付けた取付部材7bを巻
上機台5の下面にボルト,ナットなどの締結手段により
取付け固定する。次いで矢印9bに示すようにマシンビ
ーム3上の防振ゴム4上に巻上機台5を載置し、ボル
ト,ナットなどの締結手段により固定する。
建屋ビーム2とマシンビーム3によって囲まれた空間内
に予め配置しておき、巻上機台5を載置した後、その空
間内でソラセシーブ7を持ち上げ、取付部材7bを巻上
機台5の下面に取付けるようにすることも行われてい
る。
巻上装置の据付けにあたっては、ソラセシーブ7を巻上
機台5の下面に取付ける場合に、クレーンなどで巻上機
台5を吊り上げた状態に長時間維持したり、あるいは、
建屋ビーム2とマシンビーム3によって囲まれた狭い空
間内でソラセシーブ7を持ち上げたりする作業を行って
いる。これらの作業はいずれも不安定で作業性が悪いと
いう問題があり、改善が望まれていた。
もので、重量物を長時間持ち上げる等の状態での作業を
行うことなくソラセシーブの取付けができ、作業性の良
いエレベータ用巻上装置の据付け方法を提供することを
目的とする。
ータ用巻上装置の据付け方法は、機械室の床に設置され
た一対の建屋ビーム上に、この建屋ビームと略直交する
向きに、一対のマシンビームを載置し、このマシンビー
ム上に、巻上機を有する巻上機台を載置するとともに、
取付部材を有するソラセシーブを、前記巻上機台の下面
に前記ソラセシーブの取付部材を連結することにより取
付けるエレベータ用巻上装置の据付け方法において、前
記ソラセシーブを、支持部材を介して前記機械室の床
に、このソラセシーブの取付部材の上面部と前記マシン
ビームの上面部が略揃う高さ位置に設定して設置し、次
いで、前記マシンビーム上に前記巻上機台を載置し、こ
の巻上機台の下面に前記ソラセシーブの取付部材を連結
した後、前記支持部材を取り除いてなることを特徴とす
る。
有する巻上機台の下面にソラセシーブの取付部材を連結
する際に、クレーンなどで巻上機台を長時間吊り上げた
り、建屋ビームとマシンビームによって囲まれた狭い空
間内でソラセシーブを持ち上げたりする作業を行う必要
がない。
据付け方法は、請求項1に記載の発明において、前記支
持部材を前記ソラセシーブの軸方向に直交する側面側に
配置して前記ソラセシーブの取付部材を支持したことを
特徴とする。
の発明の作用に加えて、マシンビーム間の開放された側
面側から、ソラセシーブの取付部材に対する支持部材の
着脱作業を行うことができる。
据付け方法は、請求項2に記載の発明において、前記支
持部材に前記ソラセシーブの取付部材の高さ位置が調整
できる手段を設け、この高さ位置調整手段を介して前記
ソラセシーブの取付部材を支持したことを特徴とする。
の発明の作用に加えて、ソラセシーブの取付部材の高さ
位置を容易に調整して設定することができる。
据付け方法は、機械室の床に設置された一対の建屋ビー
ム上に、この建屋ビームと略直交する向きに、一対のマ
シンビームを載置し、このマシンビーム上に、巻上機を
有する巻上機台を載置するとともに、取付部材を有する
ソラセシーブを、前記巻上機台の下面に前記ソラセシー
ブの取付部材を連結することにより取付けるエレベータ
用巻上装置の据付け方法において、前記ソラセシーブ
を、支持部材を介して前記マシンビームに、このソラセ
シーブの取付部材の上面部と前記マシンビームの上面が
略揃う高さ位置に設定して取付け、次いで、前記マシン
ビーム上に前記巻上機台を載置し、この巻上機台の下面
に前記ソラセシーブの取付部材を連結した後、前記支持
部材を取り除いてなることを特徴とする。
有する巻上機台の下面にソラセシーブの取付部材を固定
する際に、クレーンなどで巻上機台を長時間吊り上げた
り、建屋ビームとマシンビームによって囲まれた狭い空
間内でソラセシーブを持ち上げたりする作業を行う必要
がない。
据付け方法は、請求項4に記載の発明において、前記ソ
ラセシーブを、その取付部材の長手方向の一方端側に寄
せて取付け、前記支持部材を、前記取付部材の長手方向
の他方端側に寄せて取付けたことを特徴とする。
の発明の作用に加えて、ソラセシーブが取付部材の長手
方向に片寄って設けられる場合に、取付部材が片寄った
重心配置にあるにもかかわらず、巻上機台に対する取付
部材の連結作業を容易に行うことができる。
する。図1(a)及び(b)は本発明の第1の実施の形
態によって据付けられた巻上装置の正面図及び側面断面
図、図2(a)及び(b)は第1の実施の形態によって
据付けられる巻上装置を分解して示す正面図及び側面断
面図、図3は第1の実施の形態で使用するソラセシーブ
の支持部材を示す斜視図である。
路最上部の機械室内に設けられ、巻上機6の駆動シーブ
6aに掛けられたロープ8を介して昇降路内の乗りかご
及びつり合いおもりを昇降させる。
セシーブ7を機械室の床1の所定の位置に設置する。ソ
ラセシーブ7は回転軸を回動自在に支持する保持部材7
aと、この保持部材7aから上方に延びて設けられ、取
付部である上面部がソラセシーブ7の最上部よりも上方
の位置に設けられた取付部材7bを有している。このソ
ラセシーブ7を、支持部材10を介して機械室の床1に
設置する。支持部材10は、ソラセシーブ7の回転軸に
沿って平行にソラセシーブ7の両側に設けられ、それぞ
れH型鋼10a,10bを上下2段に積み重ねて連結し
て構成されている。この支持部材10上に、ソラセシー
ブ7の取付部材7bを載置し、取付部材7bの下面部と
支持部材10の上面部をボルト、ナット等の締結手段を
用いて固定する。図3に、ソラセシーブ7を除いて取付
部材7bに対する支持部材10の取付け状態を示してい
る。
ブ7の周囲に、複数本平行に建屋ビーム2を配置する。
この建屋ビーム2の上に、この建屋ビーム2と略直交す
る向きに、一対のマシンビーム3を、間隔をおいて載置
し固定する。これにより、ソラセシーブ7は一対の建屋
ビーム2とマシンビーム3によって囲まれた空間内に配
置される。
を取り付けるが、この防振ゴム4の圧縮量を考慮した寸
法を含むマシンビーム3の上面部の位置と、先に設置し
たソラセシーブ7の取付部材7bの上面部の位置が略揃
うように、支持部材10によるソラセシーブ7の取付部
材7bの高さ位置を設定しておく。
ンビーム3上の防振ゴム4上に、巻上機台5を載置し、
ボルト,ナットなどの締結手段により固定する。この巻
上機台5上には、予め駆動シーブ6aを有する巻上機6
が取付けられている。
防振ゴム4は圧縮され、巻上機台5の下面がソラセシー
ブ7に取付けた取付部材7bの上面部に接近ないしは当
接する状態に位置するようになる。この状態で、巻上機
台5と取付部材7bを直接ボルト,ナットなどの締結手
段により連結する。
持部材10を取り除いてソラセシーブ7が巻上機台5に
吊り下げられた状態に維持することにより、巻上装置の
据付けが完了する。
持部材10を用いて機械室の床1に設置しておき、また
防振ゴム4を含むマシンビーム3の上面部の位置と、ソ
ラセシーブ7の取付部材7bの上面部の位置が略揃うよ
うに高さ位置に設定しておくことにより、その後にソラ
セシーブ7を巻上機台5へ取付ける場合に、直接ソラセ
シーブ7を巻上機台5に取付けることができ、従来のよ
うに巻上機台を吊り上げた状態に長時間維持してソラセ
シーブを取付けたり、あるいは、建屋ビームとマシンビ
ームによって囲まれた狭い空間内でソラセシーブを持ち
上げて取付けたりする作業を行う必要がない。即ち、ソ
ラセシーブ7の取付けに際して作業性が向上し、重量物
を持ち上げるクレーンなどの器材の使用時間が短縮でき
る。
る。図4(a)及び(b)は本発明の第2の実施の形態
によって据付けられた巻上装置の正面図及び側面断面
図、図5(a)及び(b)は第2の実施の形態によって
据付けられる巻上装置を分解して示す正面図及び側面断
面図、図6は第2の実施の形態で使用するソラセシーブ
の支持部材を示す斜視図である。
の形態と異なる点は、ソラセシーブ7を支持する支持部
材10をソラセシーブ7の軸方向に直交する側面側で連
結したところにある。
した2個のH型鋼10a,10bに加えて、その上部に
連結部材10cが設けてあり、一方、ソラセシーブ7の
取付部材7bの長手方向端部にはH型の空間を埋める端
板7b1が溶接により固着されており、この端板10b
1に連結部材10cをボルト,ナット等の締結手段によ
り連結することによってソラセシーブ7を支持するよう
にしたものである。
して機械室の床1に設置した後、建屋ベース2、マシン
ビーム3を順に設置し、防振ゴム4上に巻上機台5を載
置して巻上機台5と取付部材7bを連結した後、支持部
材10を取り除く工程は、第1の実施の形態と同様であ
る。
けに際して、作業が向上し、重量物を持ち上げるクレー
ンなどの器材の使用時間が短縮できる作用に加えて、支
持部材10をソラセシーブ7の軸方向に直交する側面側
で連結することにより、支持部材10の着脱作業が一対
のマシンビーム3間の開放された側面側で行うことがで
き、取付部材7b上方に位置する巻上機台5の影響も受
けないことから、支持部材10の着脱作業性が向上す
る。
る。図7(a)及び(b)は本発明の第3の実施の形態
によって据付けられた巻上装置の正面図及び側面断面
図、図8(a)及び(b)は第3の実施の形態によって
据付けられる巻上装置を分解して示す正面図及び側面断
面図である。本実施の形態において、上述の第2の実施
の形態と異なる点は、支持部材10のH型鋼10bの上
面部における連結部材10cとの連結位置と反対側の位
置に、幅方向に間隔をおいて配置された一対のジャッキ
アップボルトからなる高さ位置調整手段11を設け、こ
の高さ位置調整手段11によりソラセシーブ7の取付部
材7bの上面部の高さ位置を調整できるようにしたもの
である。なお、端板7b1と連結部材10cのボルト貫
通孔は高さ方向に長い長孔で構成してある。
度等を考慮せずにソラセシーブ7を支持部材10により
支持して設置し、巻上機台5をマシンビーム3上に載置
した後に、連結部材10cと端板7b1のボルト、ナッ
トによる締結を緩め、高さ位置調整手段11を用いてソ
ラセシーブ7の取付部材7bの上面部を持ち上げること
により、巻上機台5の下面に容易に当接させて連結する
ことができる。従って本実施の形態によれば、第2の実
施の形態の作用に加え、防振ゴム4を含むマシンビーム
3の上面部の位置と、ソラセシーブ7の取付部材7bの
上面部の位置が略揃うような高さ位置に設定する作業を
容易に行うことができる。
整手段11は、巻上機台5をマシンビーム3上に載置し
た後に使用する場合に限らず、巻上機台5を載置する前
に、防振ゴム4を含むマシンビーム3の上面部の位置
に、ソラセシーブ7の取付部材7bの上面部の位置が略
揃うように高さ位置を調整するようにして使用すること
もできる。
シーブ7を予め設置し、その後、建屋ベース2及びマシ
ンビーム3を設置する工程順で説明したが、建屋ベース
2及びマシンベース3を設置した後、ソラセシーブ7を
設置する工程順であってもよい。
る。図9(a)及び(b)は本発明の第4の実施の形態
によって据付けられた巻上装置の正面図及び側面断面
図、図10(a)及び(b)は第4の実施の形態によっ
て据付けられる巻上装置を分解して示す正面図及び側面
断面図、図11は第4の実施の形態で使用するソラセシ
ーブの支持部材を示す斜視図である。本実施の形態にお
いて、上述の第1の実施の形態と異なる点は、ソラセシ
ーブ7の支持部材20をマシンビーム3に連結してマシ
ンビーム3にソラセシーブ7を支持させたところにあ
る。
を配置し、この建屋ビーム2の上に、この建屋ビーム2
と略直交する向きに、一対のマシンビーム3を、間隔を
おいて載置し固定する。ソラセシーブ7は支持部材20
を介してマシンビーム3に上方から吊り下げて組込み、
連結する。即ち、支持部材20は、ソラセシーブ7の回
転軸に沿って平行にソラセシーブ7の両側に設けられ、
それぞれ長さの長いH型鋼20aと長さの短いH型鋼2
0bを上下2段に積み重ねて連結して構成されている。
図11にソラセシーブ7を除いて取付部材7bに対する
支持部材20の取付け状態を示している。この支持部材
20のうち、長さの長い下側のH型鋼20aがマシンビ
ーム3の下面に連結され、長さの短いH型鋼20bの上
面にソラセシーブ7の取付部材7bが連結される。これ
により、ソラセシーブ7は、建屋ビーム2とマシンビー
ム3によって囲まれた空間内に配置され、支持部材20
を介してマシンビーム3に支持される。
を取り付けるが、この防振ゴム4の圧縮量を考慮した寸
法を含むマシンビーム3の上面部の位置と、ソラセシー
ブ7の取付部材7bの上面部の位置が略揃うように、支
持部材10によるソラセシーブ7の取付部材7bの高さ
位置を設定しておく。
シンビーム3上の防振ゴム4上に、巻上機台5を載置
し、ボルト,ナットなどの締結手段により連結する。巻
上機台5の下面にソラセシーブ7の取付部材7bを連結
した後、支持部材20は取り除かれる。
様に、ソラセシーブ7の取付けに際して、作業性が向上
し、また重量物を持ち上げるクレーンなどの器材の使用
時間が短縮できる他、ソラセシーブ7を上方からマシン
ビーム3間に吊り下げて組込むことができ、上方空間が
空いている状態でソラセシーブ7の組込みができる。
る。図12(a)及び(b)は本発明の第5の実施の形
態によって据付けられた巻上装置の正面図及び側面断面
図、図13(a)及び(b)は第5の実施の形態によっ
て据付けられる巻上装置を分解して示す正面図及び側面
断面図、図14は第5の実施の形態で使用するソラセシ
ーブの支持部材を示す斜視図である。
の形態と異なる点は、ソラセシーブ7を、その取付部材
7bの長手方向の一方端側に寄せて取付け、支持部材2
0を、取付部材7bの長手方向の他方端側に寄せて取付
けたところにある。
ム3、防振ゴム4の順に据付けた後、マシンビーム3の
下面に長さの長いH型鋼20aを取付け、その上に長さ
の短いH型鋼20bを取付ける。取付部材7bの長手方
向の一方端側に寄せてソラセシーブ7を配置した取付部
材7bを、支持部材20上に上方から吊り下げて載せ
る。この場合、取付部材7bの長手方向の他方端側を支
持部材20のH型鋼20b上に位置させ、かつ取付部材
7bの上面部とマシンビーム3の上面部の位置が略揃う
ように組高さ位置を設定しておく。そしてマシンビーム
3の上面の防振ゴム4上に巻上機台5を載置して連結し
固定する。ソラセシーブ7の取付部材20の上面部を巻
上機台5の下面に連結した後、支持部材20を取り外
す。
用に加え、ソラセシーブ7が取付部材7bの長手方向端
部に片寄って配置される構成であっても、ソラセシーブ
7が取付部材7b及び支持部材20を介してマシンビー
ム3と一体に連結されているために、ソラセシーブ7を
巻上機台5に取付けるに際して、ソラセシーブ7が自身
の重みで傾くことがなく、容易にソラセシーブ7を巻上
機台5に連結して取付けることができ、組立作業性を向
上することができる。
ソラセシーブを、支持部材を介して機械室の床またはマ
シンビームに、このソラセシーブの取付部材の上面部と
マシンビームの上面部を略揃えて設置し、次いで、マシ
ンビーム上に巻上機台を載置し、この巻上機台の下面に
ソラセシーブの取付部材を連結した後、支持部材を取り
除くようにしたので、状態での重量物を長時間持ち上げ
るクレーンなどの使用時間が短縮でき、しかも作業性の
良いエレベータ用巻上装置の据付け方法を提供すること
ができる。
付けられた巻上装置の正面図、(b)は(a)の1−1
線に沿う側面断面図である。
れぞれ分解して示す正面図及び側面断面図である。
持部材を示す斜視図である。
付けられた巻上装置の正面図、(b)は(a)の2−2
線に沿う側面断面図である。
れぞれ分解して示す正面図及び側面断面図である。
持部材を示す斜視図である。
付けられた巻上装置の正面図、(b)は(a)の3−3
線に沿う側面断面図である。
れぞれ分解して示す正面図及び側面断面図である。
付けられた巻上装置の正面図、(b)は(a)の4−4
線に沿う側面断面図である。
それぞれ分解して示す正面図及び側面断面図である。
支持部材を示す斜視図である。
据付けられた巻上装置の正面図、(b)は(a)の5−
5線に沿う側面断面図である。
をそれぞれ分解して示す正面図及び側面断面図である。
支持部材を示す斜視図である。
図及び側面図である。
据付け状態に基づいて分解して示す正面図及び側面図で
ある。
4…防振ゴム、5…巻上機台、6…巻上機、6a…駆動
シーブ、7…ソラセシーブ、7a…保持部材、7b…取
付部材、8…ロープ、10,20…支持部材、10a,
10b,20a,20b…H型鋼、10c…連結部材。
Claims (5)
- 【請求項1】 機械室の床に設置された一対の建屋ビー
ム上に、この建屋ビームと略直交する向きに、一対のマ
シンビームを載置し、このマシンビーム上に、巻上機を
有する巻上機台を載置するとともに、取付部材を有する
ソラセシーブを、前記巻上機台の下面に前記ソラセシー
ブの取付部材を連結することにより取付けるエレベータ
用巻上装置の据付け方法において、前記ソラセシーブ
を、支持部材を介して前記機械室の床に、このソラセシ
ーブの取付部材の上面部と前記マシンビームの上面部が
略揃う高さ位置に設定して設置し、次いで、前記マシン
ビーム上に前記巻上機台を載置し、この巻上機台の下面
に前記ソラセシーブの取付部材を連結した後、前記支持
部材を取り除いてなることを特徴とするエレベータ用巻
上装置の据付け方法。 - 【請求項2】 前記支持部材を前記ソラセシーブの軸方
向に直交する側面側に配置して前記ソラセシーブの取付
部材を支持したことを特徴とする請求項1に記載のエレ
ベータ用巻上装置の据付け方法。 - 【請求項3】 前記支持部材に前記ソラセシーブの取付
部材の高さ位置が調整できる手段を設け、この高さ位置
調整手段を介して前記ソラセシーブの取付部材を支持し
たことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ用巻上
装置の据付け方法。 - 【請求項4】 機械室の床に設置された一対の建屋ビー
ム上に、この建屋ビームと略直交する向きに、一対のマ
シンビームを載置し、このマシンビーム上に、巻上機を
有する巻上機台を載置するとともに、取付部材を有する
ソラセシーブを、前記巻上機台の下面に前記ソラセシー
ブの取付部材を連結することにより取付けるエレベータ
用巻上装置の据付け方法において、前記ソラセシーブ
を、支持部材を介して前記マシンビームに、このソラセ
シーブの取付部材の上面部と前記マシンビームの上面部
が略揃う高さ位置に設定して取付け、次いで、前記マシ
ンビーム上に前記巻上機台を載置し、この巻上機台の下
面に前記ソラセシーブの取付部材を連結した後、前記支
持部材を取り除いてなることを特徴とするエレベータ用
巻上装置の据付け方法。 - 【請求項5】 前記ソラセシーブを、その取付部材の長
手方向の一方端側に寄せて取付け、前記支持部材を、前
記取付部材の長手方向の他方端側に寄せて取付けたこと
を特徴とする請求項4に記載のエレベータ用巻上装置の
据付け方法。
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